JPH05507112A - 誘導体化されたアガロース生成物およびその製法 - Google Patents

誘導体化されたアガロース生成物およびその製法

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JPH05507112A JP91511239A JP51123991A JPH05507112A JP H05507112 A JPH05507112 A JP H05507112A JP 91511239 A JP91511239 A JP 91511239A JP 51123991 A JP51123991 A JP 51123991A JP H05507112 A JPH05507112 A JP H05507112A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 誘導体化されたアガロース生成物およびその製法〔技術分野〕 本発明はアガロースおよび(または)誘導体化アガロースの分画により得られる 化合物ならびにその製法に関する。
天然または人造であれ、はとんどの重合体性物質は現実には混合物である。いく つかの混合物は、分子量のみが変る点で、比較的簡単である場合がある。その他 のものは化学的に変り得る。第一のタイプの混合物の例には、多くの合成材料例 えばポリエチレンまたはポリスチレンが包含される。
第二のタイプは広義には天然重合体例えば多糖類で代表される。多糖類の構成を 分析、理解するために、多糖類の分画の手段を見い出す必要がある。
それは、新たに見い出された物質の化学的分析は物質が現実に2種以上の化学的 本体からなる、すなわち純粋でないときはほとんど有用ではないからである。分 画されている陸生植物多糖類の例はでんぷん(アミロースおよびアミロペクチン )、アイレス(Iles)マンナン(グルコマンナンおよびアミロース類似のグ ルカン)およびいなごまめゴム(マンナン骨格上のガラクトースの多少の程度の 置換体)である。同様に、海草〔海草、海藻(macroalgae))から得 られる多糖類もまた分画されている。例えば、アルギン(D−マンヌロン酸に富 んだおよびL−グルロン酸に富んだフラクション)、カラゲニン(に−およびλ −)および寒天(アガロースおよびアガロペクチン)である。
分画に用いる方法は多糖類の性状に基づいて変る。それ故、あるものは、熱水お よび冷水双方に可溶であり、そして熱水にのみ可能であるものと混合しているこ とかわかったときは、後者のものは混合物の熱溶液を冷却することにより分離す ることができる。褐藻類からのラミナリンはこのようにして有枝鎖の形態および 非有枝鎖の形態に分割することができる。時には、帯電多糖類は特定の陽イオン に対して異なった親和性を存する。それで、に−カラゲニンはナトリウム塩の存 在下での異なった溶解度によりλ−カラゲニンから分離することができる。帯電 多糖類と非帯電多糖類との分離は、反対の帯電分子を用いて選択沈殿により、そ して寒天の場合は少な(ともポリエチレングリコールを包含する相分離技術によ り達成される。
これらの最後の3種の分画技術は、特許文献、すなわち、スタンチオ)(Sta ncioff)D、J、、「セレクテイブ・エクストラクション・才ブ・ヒドロ コロイド・フラクションズ・フロ・シーブランツJ (Selective E xtraction of Hydrocolloid Fractions  from 5eaP1ants)、米国特許第3.176.003号、1965 年3月30日付:ブレセン(Blethen)J、rメソド・フォア・ザ・セパ レーション・才ブ・アガロペクチン−7oム・アガロースJ (Method  for the 5eparation of Agaropectin fr om Agarose)、米国特許第3,281.409号、1966年lO月 25日付、およびボルソン(Po15on)A、「フラクショネーション・オブ ・ミクスチュアズ・才ブ・アガロース・アンド・アガロペクチンJ (Frac tionation of Mixtures of Agaroseand  Agaropectin)、英国特許第1,023,179号、1966年10 月25日付にそれぞれ開示されている。
寒天の分画はまたダクワース(D u c k、wo r t h)およびヤフ エ(Yaphe)、泉により、そして更に近年にはこれら研究者が開発した技術 を用いてその他大勢の人々により広く研究されている。これらの分画方法は主と して種々のフラクションの全般的な関係を研究する手段として設計されていた。
これらが用いた技術はイオン交換クロマトグラフィーの技術であった。これらの 研究の結果、ダクワースおよびヤフエは寒天は2種の別の重合体、アガロースお よびアガロペクチンからなるものではなく、高度にサルフェート化1.非ピルベ ート化乃至中程度にサルフェート化およびピルベート化乃至事実非帯電の荷電密 度の範囲の分子の連続体であると結論した。彼らはこの研究の結果としてアガロ ースを「最低の荷電含量を存し、それ故最大のゲル化能力を有する寒天中の分子 の錯体のフラクション」と再定義し、そしてこのフラクションを単離する方法に ついて特許を取得した(米国特許第3.753,972号、1973年8月21 日付)。
本質的には、この方法は寒天をまず室温で希塩類水溶液で洗浄して高度にサルフ ェート化された分子を除去し、次に30〜50°Cで最も濃密にピルベート化さ れた分子を除去することからなっている。次に、洗浄した寒天をポリエチレング リコール沈殿、そして再溶解後にこの中間体をその次のイオン交換クロマトグラ フィーによる処理で精製した。生成物は実質的に検出可能なピルベートを含有し ていずに、約0.05重量%以下のサルフェト含量を有していると言われていた 。
市販のアガロースの分析により、はとんどのタイプは約0.2%のピルベートを 含有し、そしてサルフェト除去の技術が改善されたのでサルフェートレベルが初 期のアガロース調製でみられた0、5%の範囲から約0゜1〜0. 2%に低下 したことがわかった。しかし、例えばある種のアガロース誘導体の製造で使用さ れているようなアルカリによる広汎な処理〔ガイスレイ(Guiseley)K 、B、、「モディファイド・アガロース・アンド・エイガー・アンド・メソド・ 才ブ・メイキング・セイムJ (Modified Agarose and  Agar and Method of Making Same)、米国特許 第3,956.273号、1976年5月11日付〕により、サルフェートが更 に除去される結果となり、それで例えばFMC・コーポレーシヨン(FMCCo rp。
rat 1on) 、oツクランド(Rockland)、メイン(Maine )により商標名ジ−プラーク(SeaPlaque)およびシーブレブ(Sea Prep)で販売されているヒドロキシエチルアガロースのような誘導体は一般 に約0.02〜0.08%サルフェートを含有している。
これらのものはまた方法が有効にピルベートを除去しないので約0. 2%のピ ルベートを含有している。
本発明の方法では、水性媒質中あるいは小量の水を含むC,−C,ポリオール中 のアガロースあるいは誘導体化アガロースの溶液を形成させる。
第一の沈殿(以下フラクションA)は水溶液を極性溶媒と接触させることにより 、あるいはポリオール溶液を冷却することにより形成され、このフラクションA は以下に詳記する特性を有している。溶液から沈殿を除去し、そして次に上澄液 を任意に水性塩溶液で処理して第二の沈殿(以下フラクションB)を形成させる ことができ、このものはフラクションAとは著しく異なっていることか見い出さ れた。
アガロース出発物質が非誘導体化されている場合の更に他の態様において、フラ クションAおよび(または)Bを次に誘導体化する。
第1図は、先行技術のアガロースおよび本発明のフラクションB誘導体化アガロ ース生成物で得られた数値を比較するためにDNAフラグメントの塩基対に対し て、フラグメント遅延(Fragment Retardation)(Rf) をプロットしている曲線である。
第2図は、本発明および先行技術についてゲル強度対ゲル化温度を示す曲線であ る。
実際の実施例以外、あるいは他に指示のある場合以外、本文で使用される成分の 量、パラメーターあるいは反応条件を示す全ての数字はいずれの場合も用語[約 」で加減されるものと理解すべきである。
本発明の方法は広義には次のプロセス工程を包含するものである・A、 (a) 水性媒質中または(b)水1〜15重量%を含有するC、−C,ポリオール中の 誘導体化アガロースの溶液を形成させ、B、 上記溶液を、溶液が(a)を包含 するときは、例えばC,−C。
アルカノールまたはアセトンである水混和性極性溶媒と接触させるか、あるいは 、溶液が(b)を包含しているときは、溶液を冷却してフラクションAを包含す る沈殿を形成させ; C6溶液からフラクションA沈殿を単離し、そして、任意に、 D、 残りの上澄溶液をフラクションBを包含する沈殿を生成させる沈殿誘起に 有効な量で存在する水性塩溶液と接触させる。
非誘導体化アガロースを出発物質として用いる場合、フラクションAおよび(ま たは)フラクションBを次に例えば米国特許第3. 956. 273号に記載 されたような既知の方法で誘導体化する。
工程Aは好ましくは、水性媒質を使用する場合、出発アガロースまたは誘導体化 アガロースを蒸留水にスラリー化し、そして、伝導率測定か塩含量がNaC1と して塩のl0mM以下、更に好ましくは4mM以下、そして最も好ましくは経済 上実施可能なほどの低いレベル例えばNaC1として2mMまたはそれ以下に相 当するレベルに低減したことを示すまで、くりかえして濾過し、そして必要に応 じて再懸濁することによって実施される。塩含量は理想的には0.003〜0. 4mMの範囲にある。次に、得られた懸濁液を加熱して誘導体化アガロースまた はアガロースを溶解する(例えば沸騰まで)。次に、得られた溶液を、好ましく は50〜75°Cの範囲の温度に、冷却する。pHは好まし、<は0〜80の範 囲にあり、更に好ましくは7.0〜・7.4の範囲、そして最も好ましくは7. 2である。
pHか所望の範囲内にないときは、pHをアルカリまたは酸例えばNaOHまた は酢酸の添加により所望の範囲内に調節することができる。
工程Aを水1〜20重量%、好ましくは1〜15重量%含有するC1−C,ポリ オールを用いて実施する場合、アガロースまたは誘導体化アガロースを溶液が得 られるまで加熱してポリオールに溶解する。プロピレングリコールは好適な02  Csポリオールである。
誘導体化アガロースはアルキル化、アルケニル化、アシル化またはヒドロキシア ルキル化アガロースであってよ(、ここでアルキル、アルケニルおよびアシル基 は1〜4個の炭素原子を含有し、またヒドロキシアルキル基は2〜4個の炭素原 子を含有するモノヒドロキシアルキル基または3〜4個の炭素原子を含有するジ ヒドロキシアルキル基である。このような誘導体化アガロースはその製法も含め て既知である。上で検討した米国特許第3,956.273号を参照。例えば、 ジヒドロキシプロピルアガロースはアガロースを1−クロロ−2,3−ジヒドロ キシプロパンと反応させることにより製造できる。いずれの源からの誘導体化ア ガロースも本発明の実施化に使用することができるが、アガロースがゲリジウム (9旦工よるいはこれらの任意の混合物から得られる誘導体化アガロースが好ま しい。
また、本文で使用するのに好ましい誘導体化アガロースはC,−C,ヒドロキシ アルキル化アガロース、C,−C,アルキル化アガロース、グリオキザルアガロ ースあるいはジヒドロキシプロピルアガロースである。最も好ましいのはヒドロ キシエチル化アガロースおよびメチル化アガロースである。
工程へで使用する場合の非誘導体化もしくは天然アガロースは任意の源から得る ことかできるが、ゲリジウムまたはブチロクラシア海草種あるいはグラシラリア とこれらとの任意の混合物からのアガロースか好ましい。
工程Bにおいて、工程Aで得られた溶液が水性である場合、このものを水混和性 極性溶媒例えばC+ C4アルカノールまたはアセトン、好ましくはイソプロピ ルアルコール(好ましくは、例えば40°Cに加熱)と接触させて沈殿を形成さ せる。第一の方法の工程Bで得られる沈殿(フラクションB)を極性溶媒あるい はその水溶液で洗いすすぎし、そして乾燥する。
工程Aからの水溶液に加える極性溶媒の量は限定的ではない。一般に、工程Aで 使用される誘導体化または非誘導体化アガロースの重量の10〜50重量%の範 囲で沈殿を生成するのに十分な量が好ましい。例えば、工程Aからの溶液の2〜 3倍容量の極性溶媒か極めて適している。
極性溶媒を水溶液に加えるのか、その逆よりもむしろ好ましい。連続かくはんし ながら、極性溶媒を水溶液の表面下に加えるのか最も好ましい。
後者の方法は、出発物質とは関係なく、最も望ましい特性を有する生成物を生じ ることがわかった。
工程Aでの溶液かポリオール溶液である場合、次に加熱溶液を例えば室温に冷却 して工程B沈殿を形成させる。冷却速度に限定はないが、ゆっくりと冷却あるい は急速な冷却の場合若干異なった生成物が得られることかある。
工程Cで、フラクションAは任意の適当な技術例えば濾過またはデカントにより 残留溶液から単離できる。
誘導体化アガロースを初めに処理することにより、また分画後の対応する誘導体 化により共に得られるフラクショ゛/A生成物は相互に全く類似している。これ らのものは20〜32°Cの範囲のゲル化温度;1.0重量%の濃度で50〜9 00 g/cm”の範囲のゲル強度、而してゲル強度はゲル化温度が上記範囲内 で増加するにつれて上記範囲内で増大する。
004未満の電気浸透値:60°CO,IM NaCl中1. 5%濃度で測定 して12mPa、sを超えるブルックフィールド粘度;および0゜07重量%未 満のピルベート含量を特徴とする。
得られる好ましいフラクションA生成物は、ゲル化温度が27〜30′Cの範囲 にあり、かつゲル強度が200〜550g/cm”の範囲にある生成物である。
所定のゲル化温度に対するフラクションAのゲル強度は常に同一ゲル化温度で誘 導体化アガロース出発物質よりも大である。更に、既知のゲル化温度の誘導体化 アガロースは20〜32°Cゲル化温度範囲で4O乃至500未満のゲル強度を 有し、これらは本発明のフラクションA生成物の強度よりも著しく低いゲル強度 である。(第2図参照)。
上記フラクションA生成物に加えて、上記フラクションA生成物とは著しく異な った特性を有する初めにあるいは次に誘導体化された第二のアガロース生成物も 所望により得られる。
本発明の方法の工程りにおいて、水性塩好ましくは塩化ナトリウム溶液の沈殿形 成有効量を工程Cで得られた溶液に加えると、第二の沈殿(フラクションB)が 形成される。この工程を実施するにはまた、更に容易に濾過可能な沈殿を形成さ せるために、水性塩溶液と共にC,−C,アルカノールまたはアセトンの量を加 えるのが非常に好ましい。アルカノールまたはアセトンの添加量は限定的なもの ではない。しかし、一般には、工程Cからの溶液の量の半分乃至2倍の量の使用 が好都合である。
誘導体化されたままの、あるいは次に出発物質に基づいて誘導体化されるフラク ションBは、0.3〜0.4%ピルベートを含有し、かつ0.07〜0.11の 電気浸透(EEO)値を有している。フラクションB生成物のゲル強度は相当す るフラクションB生成物のゲル強度よりも著しく低い。フラクションB生成物は 、実施例4Bに記載した試験に従ってゲル125mmを超える脆性(もろさ)値 を有する。フラクションB生成物の濁度はゲル5cmを通して測定して1%で1 00NTV未満である。
本発明の方法では、分子サイズに従ってアガロースの単純分画よりも一層複雑な 結果が得られる。その理由は、得られた2種の生成物フラクションが著しく異な ったゲル強度、ピルベート%および電気浸透値を有するからである。特許性に関 する制限を伴うことなく、分画の可能なメカニズムは、分子量に基づくものであ り、かつ低MWフラクションは一致してピルビン酸の形態で高いレベルの酸性基 を有するものである。このメカニズムは更に、塩はよりイオン性のフラクション の共沈殿を促進するので、塩の実際の不存在下で分画工程を実施するのが望まし いことにより支持されるものである。
本発明で得られる生成物(フラクションAおよびB)は水中で安定なゲルを形成 し、そしてアガロース媒質が通常使用される数多くの電気泳動もしくは拡散操作 のいずれでも、また周知のプロトコールに従って使用することかできる。例えば 、電気泳動に加えて、アガロースは等電点電気泳動、クロマトグラフィー分離、 ならびに分離、検定、支持、形質転換(培養、クリーニング、クローニング等) または生物学的材料の処理のためのその他のプロセスに育用である。
フラクションAのピルベート含量が低減されているために、この生成物は極めて 低い電気浸透(E E O)値を有している。溶媒および水和陽イオンの逆流が 電気泳動を受ける全ての材料に対して効用を有している。中性分子は逆に掃引さ れ(Mh極方向に)、−力場イオンは加速され、そして陰イオンは遅延される。
遅延および逆移動はある種の適用例例えば向流電気泳動に有利なことがある。そ れはプロセスの成功はある種の成分の逆流移動に左右されるからである。しかし 、一般には、これはDNA分子の分離に利点をもたらすものではないが、むしろ プロセスを単に減速させ、電気泳動操業時間を更に長くさせる。PFGEにおけ る如く、操業に多くの時間または多(の日数さえも要する場合、低い方のEEO が有利なことは立証された事実である〔例えば、ライ(La i) E、 、ピ レン(B i r r en) B、 W、 、クラーク(C1ark)S、M 、、シモン(Simon)M、1.、およびホック(Hook)L、、(198 9年)、ビオテクニクス(BioTechniques)、7巻、37−42頁 を参照〕。
次に実施例を掲げて本発明を具体的に説明する。
実施例 電気浸透(EEO)とは電気泳動中電極方向への水性ゲルを経由する流体の浮動 と開示することができる。電気的に中性あるいはほぼ中性の分子が電気泳動され る試料に存在する場合に浮動が生じ、そしてゲル媒質が帯電する。アガロースが 媒質である場合、陰イオン性残渣例えばピルベート(そしておそらくはエステル サルフェート)が存在し、そしてゲルに正味の負電荷を付与する。ゲルそれ自体 は陽極に移動し得ないが、そのまわりの水球か結合陰イオンと会合した水和陽イ オンにより陰極の方に吸引もしくはねじられる。結果として、試料中の中性分子 が水により陰極の方に徐々に引きよせられる。
EEOは相対移動度(−m、)として数字で表わされ、そして0.05M、pH 8,6バルビタール緩衝剤中アガロースの1重量%溶液を調製することにより測 定される。この溶液3mlを清浄な顕微鏡スライドに注加し、そして室温でゲル 化させる。皮下注射器に連結した直角としたNo。
13注射針を用いて、ゲルの中心部から単一の孔を吸引する。0.05M。
pH8,6バルビタ一ル緩衝剤中10mg/mlデキストラン500 〔ファル マシア(Pharmac 1a))および2mg/ml結晶性(4×)ヒトアル ブミンからなる標準試験液を調製する。小孔スポイトを用いて、吸引された孔を ほぼ満たすのに十分な溶液を加える。次に、これらのスライドを紙灯心を用いて 電気泳動のための位置におく。一定の電圧設定を用いて10ボルト/cm(75 ボルト)の電位をかける。
電気泳動を3時間続け、次にスライドを除く。目測は2段階で行われる。
スライドをまず15分間変性(3A)エタノールに入れ、その後にデキストラン の位置を原点について測定することができる(OD=原点からのデキストランへ の距離、中心−中心)。測定後、スライドを50m1水酢酸中0.5gアミドブ ラックから調製し、次にエタノールで500m1とした蛋白質染色溶液に移す。
15分後、スライドを1:1酢酸(5%):エタノール溶液で洗って過剰の染色 液を除去する。、1時間で十分であるが、アルブミン位置は通常15分後に測定 することができる。スポットの中心から原点の中心への距離を測定する(OA= 原点からアルブミンへの距離)。電気浸透の程度(−m、)は次の式を用いて算 出できる。
−m、= (OD10A十〇D) 本文記載のゲル強度(「破断強度」としても知られている)はフォスター(Fo ster)等の米国特許第3,342,612号に記載された操作および装置を 用いることにより、そしてプランジャーを16.83cm/分の定速で前進させ る自動駆動装置を設けることにより測定することができる。ゲル化は溶液を水浴 中2時間10’Cに冷却することにより試験のために達成される。次に、ゲルを 水浴から除去し、そして面積1cm”を有するサーキュラ−プランジャーを用い てゲル強度を測定する。
実施例1 予め本文に記載の如く脱塩しておいたヒドロキシエチル化アガロース〔ジ−プラ ーク(SeaPlaque)アガロース〕20gを蒸留水11に、まず電子オー ブンで加熱し次に混合物をホットプレートで沸騰させることにより、溶解した。
溶液を水浴で54℃に冷却し、該温度に維持し、この間に54°Cに加熱した共 沸イソプロピルアルコール(aze、IPA)21?をアガロースゾルの表面下 に加えた。混合物を連続してかくはんした。添加完了後(2分)、形成した沈殿 (フラクションA)をU、S。
シーブ・シリーズ(Sieve 5eries>No、120シーブ(ASTM −E 11−78)を用いて篩別し、そして60重重量%PAで2回洗浄した。
次に、液体を2M NaC150rnlを含むaze、IPAO別の11に加え て第二の沈殿(フラクションB)を形成せしめた。混合物を室温に冷却し、そし て沈殿が沈降した後に、この沈殿を篩別した。このものを次に希IPAで洗って 塩を除去した。2種のフラクションを分析し、出発物質と比較した。結果を次の 表に示す。
出発物質 フラクションA フラクションBゲル強度、g/cm” 200 4 70 103103EEO1−,080,030,09ゲル化温度”C29,5 28,527,5溶融温度’C63,568,062,0実施例2 他のバッチのヒドロキシエチル化誘導体化アガロースを実施例1と同じ実験規模 で同じ操作で処理して操作の普遍さを実証した。結果を以下の表に示す。データ が得られたいずれのケースでも、Aフラクションの粘度およびゲル強度はBフラ クションよりも著しく高いことがわかる。また、ピルベート(pyruvate )およびEEOはBフラクションではより高いものであった。Aフラクションの ゲル化および溶融温度はBフラクションよりも高いものであった。これらのフラ クションは出発(未分画)物質とは異なっていることもわかる。
ゲル強度 %ピルベート EEOtg tm 粘度出発物質 200 0.24 1 0.08 29.5 62.5 9.25フラクシヨンA 413 0.0 48 0.03 29.5 66.5 14.0フラクシヨンB 115 0. 336 0.11 28.5 62.0 5.25出発物質 236 0.24 5 0.08 29.0 62.5 8.25フラクシヨンA 327 0.0 58 0.03 29.0 64.ONAフラクションB 103 NA O, 1028,562,0NA出発物質 244 0.265 0.08 29.5  63.0 8.0フラクシヨンA 420 0.058 0.03 28.5  68.0 13.35フラクシヨンB 103 0.381 0.10 28 .0 62.5 5.20出発物質 333 0.259 0.09 30.0  64.0 7.25フラクシヨンA 490 0.059 0.03 29. 0 72.0 +2.3フラクシヨンB 150 0.391 0.11 28 .0 64.0 4.8実施例3 ヒドロキシエチル化アガロースの分別を、ジャケット付タンク中水50ガロン( 210!りに溶解したヒドロキシエチル化アガロース5kgを用いて、パイロッ トプラントでスケール・アップした。溶液を1fiO’F(71℃)に冷却し、 そしてそのpHを8.0に調節した。1.05°F(41℃)に予熱したイソプ ロピルアルコール(80重量%)を最終容量が205ガロン(2151>となる まで表面下のかくはん水溶液中にポンプ輸送した。この点での温度は120°F (48°C)であり、そして最終アルコール力価は66%であった。混合物を温 度が110°F(43°C)となるまでジャケットを通して冷水をポンプ輸送し て冷却した。沈殿を沈降させ、次に第二フラクションを、当初の沈殿からの上澄 アルコールを105°F(40,5°C)の塩化ナトリウム7ポンドを含有する 80%IPAの追加100ガロン(105f)中にポンプ輸送することにより、 採取した。採取した多糖の縮収率は87%であり、AとBとのフラクション間で 5:4に分れた。分析上、物質は基本的には実験室調製試料と同じであった。
鷺傅厚 肛とユ 嬰九 1呈 1匹 潤匡出発物質 227 0.173 0. 06 29.0 65.0 7.25フラクシヨンA 510 0.060 0 .02 31.0 70.0 15.25フラクシヨンB 117 0.289  0.10 29.0 62.5 4.65実施例4A 改良された低ゲル化温度/低溶融温度(LGT)アガロース(フラクションA生 成物)のより高いゲル強度により、パルス場ゲル電気泳動(PFGE)(米国特 許第4,483,452号、コロンビア大学)と組み合せて使用される技術での 実在する生成物にまさる利点を提供する。この技術は、裸の高分子量例えば染色 体、DNAを含有するゲルのブロックの調製を包含し、そして細胞をLGTアガ ロースの溶液と混合する工程、混合物を冷却してゲル化させ、かくして細胞をゲ ル内に埋封する工程、およびゲルを細胞壁を溶去するか、DNAに有害な作用を 及ぼさない酵素で処理する工程を包括している(米国特許第4,695,548 号および同第4゜861.448号、コロンビア大学)。この埋封技術なしでは 、DNAはとり扱いにより十分なせん断を受けるであろうし、特にマイクロピペ ットを用いて電気泳動のためにゲルを移動させるとき、研究者にとって有用では ないより小さいフラグメントに破砕することとなろう。DNAを含有するゲルプ ラグをスライスし、そして小片をパルス場ゲルのウェルに挿入し、低ゲル化温度 (LGT)アガロースの1滴で適切に密封し、そして適切な長さの時間電気泳動 させる。ゲルプラグのとり扱いはそれて操作の臨界的工程である。高分子量DN A例えば酵母染色体DNAあるいは重合化より小さいNDA分子例えばλ−ファ ージ(「λラダー」)を含有するゲルプラグを分子量マーカーとして働かせるた めに製造する場合、鋳型からのプラグの除去、および酵素処理および洗浄を包含 するその後の工程により、この目的のためにデザインされた生成物〔インサート (InCert)アガロース、FMC−ビオプロダクツ(BioProduct s)製、ロックラント(Rockland)、MEO4841、米国〕を使用す る場合高い磨砕速度か得られる。しかし、本発明の新規な低ゲル化温度アガロー スをかかるゲルプラグの調製に使用した場合、より高い濃度を使用する必要なし に、付加強度が得られた。この濃度は、高い目のゲル濃度は試薬およびDNAの 拡散性に対して不利な効果を有するので、望ましいものではない。付加強度によ り、拒絶速度を低下させることによってプラグの製造コストの低減が提供される 。
アガロースゲルを包括するいくつかの適用例例えば蛋白質または低分子量DNA の電気泳動のためには、分子量のより大きい化合物の分離に使用するよりも高い 濃度でゲルを調製することが必要である。アガロースか低濃度で極めて高い粘度 を有していな(とも、濃度が増大するにつれて、粘度は急速に上昇する。この理 由から、アガロースにとってはアガロースのLGTタイプを包含するほとんどの 製品で普通にみられるよりもなお低い粘度を有するのが有利である。かかる製品 は、米国特許第3. 956. 273号のもとで製造され、FMC・バイオブ ラダクツにより商標名ヌシープ(NuSfeve)アガロースで市販されている 。低粘度ゲル化材料は典型的には同一材料のより高い粘度の試料のゲルよりもも ろいゲルを形成する。これにより、比較的低い方の濃度で高粘度の材料から作ら れているゲルよりも高いゲル強度を有していたとしても、低粘度材料のゲルをと り扱うのが一層難しくなる。本文に記載した方法で得られた第二フラクション( 「BJフラクション)はそのもろさを伴うことなくヌシーブアガロースの属性の 多くを有している。これらのゲルのもろさを定量する努力jこおいて、次の試験 が考案された。すなわち、3mm厚のゲルを巾12.6cmおよび長さ19.7 ’cmを有する標準電気泳動ゲルトレーに流延した。
ゲルが室温で1時間ゲル化された後、ゲルの外側cmを各側からトリミングして メニスカスによって生じたより厚い部分を除去した。次に、ゲルをガイドとして 透明なプラスチック乎定規を用いてトレー上で25.4mm巾の細長片に注意深 く切断しt−0細長片を1つづつゆっくりとトレーの端で引き外した。トレーは 実験作業台±2.3cmで水平に保持されていた。
張出しゲルの重量により、そのもろさに基づいて、ある点で破断せしめた。
破断フラグメントの長さを測定し、そして各供試試料について4数僅の平均値を めた。次の表から、本発明の改良生成物の増大された凝集強度が実証される。
12439 79 2−第3のバッチ 19712836 46 2−第4のバ ッチ 19712989 91.5 3 173.5実施例5 rB」フラクションの低い目の粘度のために、現存する生成物、ジ−プラーク・ アガロースで好都合に製造され得るよりも高い濃度でゲルを製造することができ る。これを具体的に説明するに、実施例1の方法に従って4%溶液をジ−プラー ク・アガロースから、またBフラクションから製造した。粘度測定は、ブルック フィールド(Brookf ie ld)シンクロ−レフトリック(Synch ro−1ectr ic)粘度計、モデルLVTを用いて60rpmで2種の溶 液について行った。粘度は未分画材料については153mPa、s、またBフラ クションについては僅か44゜3mPa、sであった。これは低い目の分子量D NAフラグメントの分離に必要とされるような高濃度でゲルを流延させるときに 著しい改善である。
実施例6 誘導体化アガロース例えばヒドロキシエチルアガロース(あるいはアガロースの 第二フラクションのヒドロキシエチル化による)から得られるフラクションBの 他の利点は、電気泳動中高分子を締止する能力の増大にある。ジ−プラーク・ア ガロースは、それを製造する未誘導体化アガロースよりも高分子を分離する能力 がより大きいことが示されている〔セルウユル(Server)P、アレン(A X men)J、L、 、およびハイニス(Hayes)s、J。、エレクトロ フオレシス(Electroph。
resis)、1983年、4巻、232−36頁)。前述したシリーズ・アガ ロースがジ−プラーク・アガロースに関連があるとしても、未誘導体化アガロー スにすぎない。それで、これらのアガロースを締止能力の順に配列すると、次の シリーズが形成される:未誘導体化アガロース、ジ−プラーク、分画ジ−プラー クのBフラクション。この増大した締止能力は、シリーズ・アガロース4〜9% および実施例1の方法で得られたジ−プラーク・アガロースのBフラクションの 4〜9%の範囲の種々の濃度で一連のゲルを操作することにより実証された。標 準NDAマーカーセットをこれらのゲル中でマーカー色素ブロモフェノールブル ーと共に電気泳動させ、そしてフラグメントと色素との泳動距離を、各レーンで の色素フロントをマークし、そしてDNAをエチジウムブロマイドで染色した後 のゲルの写真で測定した。
第1図に示しまた以下のデータに基づいたRf対log塩基対(4%ゲル)のプ ロットから、分画した材料(フラクションB)はシリーズ・アガロースよりもD NAフラグメントの遅延をより大きくさせることが立証している。これが分画し た試料のより高いEEOで生じる加工品ではないことか、実際の移動距離よりも むしろRfをプロットすることにより立証される。その理由は、いずれのEEO 効果もまたブロモフェノール・ブルーマーカー色素で発現されるからである。曲 線の直線部分はフラクションBについて70〜350塩基対およびシリーズ・ア ガロースについて120〜600塩基対の範囲にあると推定された。このことは 更にフラクションB材料での締止の度合かより大きいことを示している。その理 由は、その最も有用な範囲か低分子サイズであるからである。
! 1353 0.55 0.25 0.164 0.0572 1078 0 .77 0.35 0.209 0.0803 872 0.90 0.45  0.269 0.1034 603 1.25 0.75 0.373 0.1 725 310 2.00 1.35 0.597 0.3106 276 2 .15 1.45 、 0.642 0.3337 234 2.35 1.6 5 0.701 0.3798 194 2.55 1.85 0.761 0 .4259 118 3.05 2.45 0.910 0.56310 72  3.45 3.00 1.030 0.690この実験の過程で、分画アガロ ース(フラクションB)の別の利点か明らかになった。すなわち、ゲルはその相 対シリーズゲルよりも外観が更に明瞭であった。この利点は、分離された物質の 目視が増進される。この観察は、シリーズ・アガロースおよび実施例4BのBフ ラクションの1%ゲルの5cmを経る濁度を測定することにより数量化された。
方法は、濁度の標準曲線を400ONTUフルマシン(Fo rma z i  n)濁度標準の系列希釈から調製する標準方法であり、供試試料の濁度を曲線か らめた。
結果は以下の通りであった。
12439 132 2−第3のバッチ 7212836 158 2−第4の バッチ 78改良された製品は同じような現在の市販製品よりも透明なゲルを形 成していることが容易にわかる。
実施例7 実施例1に記載の如くヒドロキシエチル化アガロースを分画する能力はヒドロキ シエチル基の作用ではないことが次の実験かられかる。ゲリジウム(Ge 1  id i um)海藻寒天から誘導された天然のアガロース20gを2%溶液と するのに十分な水に溶解した。pHを7.0〜7.5に調節した。この溶液を約 54℃に冷却し、そして同じく54℃に加熱したaZe、IPAの21!を加え た(表面下に)。沈殿したアガロース(フラクションA)をNo、120篩に流 出させることによりアルコールから分離した。ここで約42〜45℃のアルコー ルを、塩化ナトリウム0. 1モルを溶解したaze、IPAの他のllに滴加 した。第二の沈殿(フラクションB)か形成し、そして−夜沈降さぜた。両方の フラクションを60%IPAで洗いすすぎし、絞り出しし、そして実験室サンプ ルミルでU、S。
シーブ・シリーズ(U、S、5ieve 5eries)No。20篩を通して 粉砕する前に空気循環炉で55°Cで乾燥した。異なったバッチのアガロースを 出発物質として、実験を更に2回くりかえした。結果を次の表に示す。
出発物質 フラクションA フラクションBゲル強度、g/cm雪 1266  1900 520EEO,−m、 0.10 0.04 0.17ゲル強度、g /cm! 1320 1800 560EEO1−mrO,100,040,1 6ゲル強度、g/cm” 1426 1800 580EEO1−mr O,1 00,040,17ここで、ゲル強度がより高く、またより低い材料への分画が なされ、また電気浸透特性が分割されたことが明確にわかった。
実施例8 この方法もまたスケール・アップし得ることを実証するために、パイロット・プ ラントでマルチ・キログラム・バッチでくりかえした。いくつかの代表的な結果 を次の表に示す。
出発物質 フラクションA フラクションBゲル強度、g/cm” 1.400  2006 587EEO1−mrO,100,040,17粘度、mPa、s ” 12.9 20.0 7.9ゲル強度、g/cm″ 1400 2080  NAEEO,−m、 0.10 0.04 NA粘度、mPa、s” 12.9  28.25 NAゲル強度、g/cm” 1344 2083 NAEEO, −m、 0.10 0.04 NA粘度、mPa、s” !5.65 20.0  NA本ULアダプターを備えたブルックフィールド(Brookf 1eld ) L V T粘度計を用いて60℃でO,IM NaCl中1.5%で測定し た粘度実施例9 誘導体化アガロースを分画することにより製造される如く分画されたアガロース を誘導体化することにより分析上および機能上告せて同一の物質が形成されるこ とを実証するために、次の実験を行った。
A、 先の実施例8で最初に列挙した操業の低電気浸透性アガロースから製造し た超低電気浸透性フラクション(フラクションA)を次の如く処理した: アガロース30gおよび蒸留水575m1を混合し、そして電子オーブン中沸騰 するまで加熱した。次に混合物を溶液が完成するまでかくはんしながら沸騰水浴 中に保持し、次に14M水酸化ナトリウム中4.4M水素化ホウ素ナトリウムの 市販溶液Cモートン・チオコル(Morton Thjokol)からのヴエン ビュア(Venpure)6mlを加え、次いですぐに以下の表に指示したとお りの12M水酸化ナトリウム溶液(生成物A、CおよびE)を異なった量で加え た。異なったレベルで使用して置換度を変化させた試薬2−クロロエタノール( CLETOH)の分解により生じる異なった量の酸性度とするのに異なった量か 必要とされ、それにより塩基の正味の濃度は約0,4〜0.5Mに保持された。
約2〜4倍量の水で希釈した後、試薬を滴加した。反応混合物を試薬添加完了後 約1時間かくはんしておき、次に約1100mlに希釈しそして3M酢酸で中和 した。次に、これらを、繊維の形!!!(以下本文では凝塊と称する)で沈殿し た生成物を採取するために、共沸イソプロピルアルコール(87,7重量%)の 2容量(すなわち、約2400m1)にかくはんしなから加えた。凝塊をU、S 、シーブ・シリーズNo、120ステンレス鋼スクリーンで圧縮し、そして圧縮 凝塊に留保されているアルコールの概算重量の5〜6倍で2度洗浄した。すき間 の液体の重量は凝塊を秤量し、そして30g、すなわち100%採取率か仮定さ れる値を差引くことにより見積りした。生成物を一夜55℃の空気循環炉で乾燥 し、次に大気中に放置して水分との平衡を確立した。次に、生成物を秤量し、実 験室ミルでU、S、 シーブ・シリーズNo、20篩を通して粉砕し、そして試 験した。
B、 先の実施例8で最初に列挙した分画からのフラクションB材料を用いて同 様の実験を行って、生成物B、DおよびFを得た。
二組の生成物の基本試薬の量および分析を次の表に提示する。
二五 ACEBDF mL12MNaOH31,034,2527,2531,034,2531,0 mLcLETOt(12,118,789,0812,118,759,06正 味Mアルカリ 0.5 0.4 0.5 0.5 0.4 0.5ゲル温度 2 6.5° 22.5° 29.0’ 27.0’ 210’ 29.5゜溶融温 度 62.0° 56.0° 67.0’ 59.5° <53° 62゜o0 0ゲル度 207 82 390 90 46 124EEOO,040,03 0,060,100,080,07%ピルベー) 0.07 NA NA O, 336NA NA生成物EおよびFを製造するのに使用したクロロエタノールの レベルは所望の置換度を生じ、そしてこれらの生成物はそれぞれ分画されたヒト 七キエチル化アガロースのAおよびBフラクションに匹敵し得る。
実施例IO 実施例9で用いたのと同じ分画アガロース30.0gおよび蒸留水575m1の 分散液を電子オーブンで沸騰するまで加熱し、次に沸騰水浴に移し、そこで総加 熱時間が約30分となるまでかくはんしながら保持した。
次に、これを83゛Cに冷却し、そして4.4 M N a B H4/ 14  M NaOH溶液4.0mlを加え、次いで約14分後に12M NaOHの 35.8mlを加え、総アルカリ度を503mg当量((4)(18,4)+( 35,8)(12))とした。かくはん機で生じた渦の上においた滴下ロートに ジメチル硫酸17.3ml (183mg当量)を注加した。滴加には12分よ り多少短い時間を要し、また溶液の温度は添加を通じて85℃であった。添加開 始後2時間、蒸留水400m1を加え、次いで3M酢酸約106rnlを加えて 中和をした。次に、急速かくはんしながら、混合物を予め42℃に加温しておい た共沸イソプロピルアルコール/2400m1に注加して凝固プロセスの過程で のゲル化を防止した。凝塊を排水し、U、 S、スタンダード・シーブ・シリー ズNo、120篩でプレスし、次に60%イソプロピルアルコールの見積り残留 液重量の5倍で2回洗浄した。乾燥し、そして空気中で平衡化した後、採取した 生成物は重量27゜68gであった。このものをNo、208を通過し得るサイ ズに粉砕し、そして関心のある特徴のある特性について分析した:1%ゲル強度  = 627g/cm宜 1、 5%ゲル温度 =29.0℃ 1、 5%溶溶融度 =69.5℃ これらの特性は分画ヒドロキシエチルアガロースで得られる特性と同様であり、 そして材料を更に試験して作用上匹敵し得ることを実証した。
実施例11 この実施例では、ヒドロキシプロピルアガロースを製造した。アガロースの溶解 は実施例10の如くであった。添加総アルカリは314mg当量であり、使用し た総プロピレンオキサイドは739mg当量(50ml)であった。しかし、加 水分解でアルカリを消費しないので、過剰のアルカリを必要としなかった。添加 時間は49分であり、そして添加開始から希釈および中和・\の経過時間の合計 は2時間であった。凝固およびその他の採取工程はメチル誘導体について記載し たとおりであった。収量は30゜1gであった。ゲル強度は216 g/cm”  、ゲル温度は27.5°C1また溶融温度は67.0℃であった。
9%水を含有するプロピレングリコールを用いてアガロースを分画する以外は実 施例7の方法をくりかえした。91%プロピレングリコール中のアガロースの溶 液を約130℃から室温に冷却I7、この間に沈殿が形成した。この沈殿を液相 から分離し、6o%IPAで洗い、乾燥し、そして粉・ 砕すると低いビルベー ) (pyruva te)含量および出発未分画アガロースよりも低いEEO (0,05対0.10)、および僅かに高いゲル強度(1394g/am”対1 314g/cmJを有する材料か得られた。この分画材料30gを実施例9に用 いたのと同一のレベルの2−クロロエタノール、生成物E、を用いてヒドロキシ エチル化した。その理由は、これによりほぼ正しい置換度が提供されたからであ る。特性はこの新規生成物について予測した範囲内にあった。すなわち、現在入 手可能な低ゲル化(低溶融)温度よりも高いゲル強度および低EEOを有してい た。それらはそれぞれ370g/cm”および0.02であった。ゲル化および 溶融温度はそれぞれ28.0°Cおよび63.5℃であった。
実施例13 分画された誘導体化アガロースと誘導体化分画アガロースとの類似性を更に具体 的に説明するために、実施例8に記載の分画されたアガロースの混合物を用いて パイロットプラント操業を行った。分画したアガロース26kgを生蒸気の注入 により濾過水85ガロン(357j7)に溶解した。
190°F(86℃)の温度に達した後、蒸気注入速度を低下させ、そして混合 物を更に半時間沸点以下に保持した。市販の14M水酸化ナトリウム溶液中の4 .4M水素化ホウ素ナトリウム1500ml (モートン・チオコールからのヴ エンピュア)を加える前に、温度を180″F(82”C)に低下させ、そして 混合物を20分M180’F(82°のに保持した。水酸化ナトリウム44ポン ド(20kg)を冷源過水10ガロン(42f)に溶解し、そしてアガロース溶 液に加えた。溶液の容量を次に水を加えて135ガロン(5671)に調整した 。約3時間かけて、エチレンオキサイド11.5ボンド(5kg)を反応混合物 中に吹き込み、そして添加完了時3M酢酸33ガロン(139A’)を加えてp Hを7.0に低下させる前に更に30分間かくはんを続けた。次に、ヒドロキシ エチル化アガロースを100〜110°F(約40℃)に予熱した80%IPA の4容量中に沈殿させることにより採取した。混合物をく80°F(26°C) に冷却し、そして振動スクリーンを用いて液体から分離した。これをアルコール 200ガロン(840f)部分量・・・3×10%および2×80%・・・で5 回洗い、絞り、細断し、乾燥しそして粉砕した。次の表では、本生成物の分析値 と実施例3の予めヒドロキシエチル化アガロースの分画生成物の分析値とを比較 する。
実施例30分画ヒドロキシエチル化生成物=SPQ−A;実施例I3のヒドロキ シエチル化分画生成物=HE−XLE ;市販の標準ヒドロキシエチル化アガロ ース=SPQ。
5PQ−A HE−XLE 旦旦9 %水分 3.59 6.64 8.73%灰分 0.13 0.23 0.33 %サルフェート 0.04 0.05 0.031%ゲル強度(g/cm’)  510 510 227EEO(−m、 ) 0. 02 0. 02 0.  06ゲル化温度、’C31,030,029,0溶融塩度、”C70,068, 565,0%ピルベート 0.060 − 0.173本発明の生成物のより高 いゲル強度およびより低いEEO(最初の二つのカラム)は三番目のカラムに示 す市販標準生成物、ジ−プラーク・アガロースとの比較により容易に明らかとな る。
フラグメント遅延(Rf) ゲル強度、 g/ad 要 約 書 誘導体化されたアガロース生成物およびその製造方法。本発明の方法は、A、  水性媒質中または水1〜15重量%を含有するC、−C,ポリオール中の誘導体 化アガロースの溶液を形成させ、B、 上記溶液を、溶液が水性であるときは、 C+ C−アルカノールまたはアセトンである水混和性溶媒と接触させるか、あ るいは、溶液かC*−C,ポリオールを包含しているときは、溶液を冷却して第 一の誘導体化アガロース生成物を包含する沈殿を形成させ、C9溶液から沈殿を 単離し、 そして、任意に、 D、 工程Cで得られた溶液を水性塩溶液と第二の誘導体化アガロース生成物を 包含する沈殿させるのに十分な量で接触させる工程により、あるいは A、 水性媒質中またはC,−C,ポリオール中のアガロースの溶液を形成させ 、 B、 上記溶液を上記工程Bの如く接触させて沈殿を形成させ、C0溶液から沈 殿を単離し、そして り、 沈殿を誘導体化剤と反応させて第一の誘導体化アガロース生成物を生成さ ぜ、 そして、任意に、 E、 工程Cから得られる溶液を水性塩溶液の量と第二の沈殿を生成するのに十 分な量で接触させ、そして F、 沈殿を誘導体化剤と反応させて第二の誘導体化アガロース生成物を生成さ せる 工程により実施される。
閃竪謹審IIQ牛 −m−−1−一”” k PCT/US91103978

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.20〜32℃の範囲のゲル化温度;1.0重量%の濃度で50〜900g/ cm2の範囲のゲル強度、而してゲル強度はゲル化温度が上記範囲内で増加する につれて上記範囲内で増大する:0.04未満の電気浸透値;60℃0.1MN aCl中1.5%濃度で測定して12mPa.sを越えるブルックフィールド粘 度:および0.07重量%未満のピルベート含量を特徴とするアガロース生成物 。
  2. 2.ゲル化温度が27〜30℃の範囲であり、そしてゲル強度が200〜500 の範囲であることを特徴とする請求項1のアガロース生成物。
  3. 3.C2−C3ヒドロキシアルキル化アガロース、C1−C3アルキル化アガロ ース、グリオキザルアガロースあるいはジヒドロキシプロピルアガロースである ことを特徴とする請求項1の誘導体化アガロース生成物。
  4. 4.ヒドロキシエチル化アガロースであることを特徴とする請求項1の誘導体化 アガロース生成物。
  5. 5.メチル化アガロースであることを特徴とする請求項1の誘導体化アガロース 生成物。
  6. 6.先行請求項のいずれかの誘導体化アガロース生成物の水中のゲル化溶液であ ることを特徴とする水性ゲル。
  7. 7.20〜32℃の範囲のゲル化温度;1.0重量%の濃度で50〜900g/ cm2の範囲のゲル強度、而してゲル強度はゲル化温度が上記範囲内で増加する につれて上記範囲内で増大する;0.04未満の電気浸透値;60℃0.1MN aCl中1.5%濃度で測定して12mPa.sを越えるブルックフィールド粘 度;および0.07重量%未満のピルベート含量を包含する誘導体化アガロース 生成物の製法において、A.水性媒質中または水1〜15重量%を含有するC2 −C5ポリオール中の誘導体化アガロースの溶液を形成させ、B.上記溶液を、 溶液が水性であるときは、C1−C4アルカノールまたはアセトンである水混和 性溶媒と接触させるか、あるいは、溶液がC2−C5ポリオールを包含している ときは、溶液を冷却して第一の誘導体化アガロース生成物を包含する沈殿を形成 させ、C.溶液から沈殿を単離し、 そして、任意に、 D.工程Cで得られた溶液を水性塩溶液と第二の誘導体化アガロース生成物を包 含する沈殿させるのに十分な量で接触させる工程を特徴とする誘導体化アガロー ス生成物の製法。
  8. 8.工程Aで使用される誘導体化アガロースがC2−C3ヒドロキシアルキル化 アガロース、C1−C3アルキル化アガロース、グリオキザルアガロースまたは ジヒドロキシプロピルアガロースであることを特徴とする請求項7の方法。
  9. 9.誘導体化アガロース生成物がヒドロキシエチル化アガロースであることを特 徴とする請求項8の方法。
  10. 10.誘導体化アガロース生成物がメチル化アガロースであることを特徴とする 請求項8の方法。
  11. 11.工程Aで水性媒質が6.0〜8.0のpHを有することを特徴とする請求 項7の方法。
  12. 12.工程Aで水性媒質が7.0〜7.4のpHを有することを特徴とする請求 項11の方法。
  13. 13.pHが7.2であることを特徴とする請求項11の方法。
  14. 14.工程Aで水性媒質が10mM未満の塩含量を有することを特徴とする請求 項7の方法。
  15. 15.塩含量が4mM未満であることを特徴とする請求項14の方法。
  16. 16.工程Aで塩含量0.003〜0.4mMの範囲にあることを特徴とする請 求項14の方法。
  17. 17.工程Aで使用される誘導体化アガロースが、ゲリジウム(Gelidiu m)またはプテロクラジア(Pterocladia)海草種、ゲリジウムおよ び(または)プテロクラジアとグラシラリア(Gracilaria)との混合 物から、あるいはこれらの混合物からのアガロースを誘導体化することによって 得られることを特徴とする請求項7の方法。
  18. 18.工程Bで溶媒がイソプロピルアルコールであることを特徴とする請求項7 の方法。
  19. 19.工程AでC2−C5ポリオールがプロピレングリコールであることを特徴 とする請求項7の方法。
  20. 20.工程Bで溶媒を水溶液に加えることを特徴とする請求項7の方法。
  21. 21.溶媒を、溶液をかくはんしながら、溶液の表面下に加えることを特徴とす る請求項20の方法。
  22. 22.工程Dで水性塩溶液が水性塩化ナトリウムであることを特徴とする請求項 7の方法。
  23. 23.工程DでC1−C4アルコールまたはアセトンも溶液に加えることを特徴 とする請求項7の方法。
  24. 24.請求項7の方法によって製造される第二の誘導体化アガロース生成物。
  25. 25.20〜32℃の範囲のゲル化温度;1.0重量%の濃度で50〜900g /cm2の範囲のゲル強度、而してゲル強度はゲル化温度が上記範囲内で増加す るにつれて上記範囲内で増大する;0.04未満の電気浸透値;60℃0.1M NaCl中1.5%濃度で測定して12mPa.sを越えるブルックフィールド 粘度;および0.07重量%未満のピルベート含量を包含する誘導体化アガロー ス生成物の製法において、A.水性媒質中の誘導体化アガロアースの溶液を形成 させ、B.水混和性溶媒を上記溶液の表面下に溶液をかくはんしながら加えて沈 殿を形成させ、而して溶媒がC1−C4アルカノールまたはアセトンであり、そ して C.溶液から沈殿を単離し、而して沈殿が上記特性を有する誘導体化アガロース 生成物である 工程を特徴とする誘導体化アガロース生成物の方法。
  26. 26.工程Aで使用される誘導体化アガロースが、ゲリジウム(Gelidiu m)またはプテロクラジア(Pterocladia)海草種、ゲリジウムおよ び(または)プテロクラジアとグラシラリア(Gracilaria)との混合 物から、あるいはこれらの混合物からのアガロースを誘導体化することによって 得られ、而して誘導体化アガロースがC2−C3ヒドロキシアルキル化アガロー ス、C1−C3アルキル化アガロース、グリオキザルアガロースまたはジヒドロ キシプロピルアガロースであることを特徴とする請求項25の方法。
  27. 27.20〜32℃の範囲のゲル化温度;1.0重量%の濃度で50〜900g /cm2の範囲のゲル強度、而してゲル強度はゲル化温度が上記範囲内で増加す るにつれて上記範囲内で増大する;0.04未満の電気浸透値;60℃0.1M NaCl中1.5%濃度で測定して12mPa.sを越えるブルックフィールド 粘度;および0.07量量%未満のピルベート(pyruvate)含量を包含 する誘導体化アガロース生成物の製法において、 A.水性媒質中またはC2−C5ポリオール中のアガロースの溶液を形成させ、 B.上記溶液を上記工程Bの如く接触させて沈殿を形成させ、C.溶液から沈殿 を単離し、そして D.沈殿を誘導体化剤と反応させて第一の誘導体化アガロース生成物を生成させ 、 そして、任意に、 E.工程Cから得られる溶液を水性塩溶液の量と第二の沈殿を生成するのに十分 な量で接触させ、そして F.沈殿を誘導体化剤と反応させて第二の誘導体化アガロース生成物を生成させ る 工程を特徴とする誘導体化アガロース生成物の製法。
  28. 28.誘導体化アガロースがC2−C3ヒドロキシアルキル化アガロース、C1 −C3アルキル化アガロース、グリオキザルアガロースまたはジヒドロキシプロ ピルアガロースであることを特徴とする請求項27の方法。
  29. 29.誘導体化アガロース生成物がヒドロキシエチル化アガロースまたはメチル 化アガロースであることを特徴とする請求項28の方法。
  30. 30.工程Aで水性媒質が6.0〜8.0のpHを有し、かつ10mM未満の塩 含量を有することを特徴とする請求項27の方法。
  31. 31.塩含量が4mM未満であることを特徴とする請求項30の方法。
  32. 32.工程Aで使用される誘導体化アガロースが、ゲリジウム(Gelidiu m)またはプテロクラジア(Pterocladia)海草種、ゲリジウムおよ び(または)プテロクラジアとグラシラリア(Gracilaria)との混合 物から、あるいはこれらの混合物からのアガロースを誘導体化することによって 得られることを特徴とする請求項27の方法。
  33. 33.工程Bで溶媒がイソプロピルアルコールであることを特徴とする請求項2 7の方法。
  34. 34.溶媒を溶液をかくはんしながら溶液の表面に加えることを特徴とする請求 項27の方法。
  35. 35.工程EでC1−C4アルコールまたはアセトンも溶液に加えることを特徴 とする請求項27の方法。
  36. 36.請求項27の方法により製造される第二の誘導体化アガロース生成物。
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