JPH05506Y2 - - Google Patents

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JPH05506Y2
JPH05506Y2 JP5769187U JP5769187U JPH05506Y2 JP H05506 Y2 JPH05506 Y2 JP H05506Y2 JP 5769187 U JP5769187 U JP 5769187U JP 5769187 U JP5769187 U JP 5769187U JP H05506 Y2 JPH05506 Y2 JP H05506Y2
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scaffold
unit
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scaffolding
frames
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、作業用足場、たとえば原子力発電所
におけるキヤスクの搬出、搬入作業用として好適
な開閉式作業足場に関するものである。
従来の技術 従来建築現場その他における作業用足場とし
て、パイプ組立方式の足場が用いられ、必要に応
じて組立ておよび分解されている。特にキヤスク
の除染作業用足場は、一種類のキヤスクに専用の
足場が使用されており、キヤスクの種類が変わる
ごとに足場全体を組替えていた。
考案が解決しようとする問題点 従来、作業用足場として上記のごとくパイプ組
立方式の足場を必要の都度、組立ておよび分解を
行なつており、たとえばキヤスクの除染作業のよ
うに一年間に数回定期的に行なわれる作業の場合
においても同様であり、しかもキヤスクの種類が
変るごとに組替えているわけで、その分解、組立
に多大の時間と労力を要していた。さらにキヤス
クの周囲を取囲んで足場が組立てられた状態か
ら、キヤスクを搬出入する場合、少なくともその
搬出入に必要な箇所の足場部分を分解および組立
てを行なう必要があり、同様に時間と労力を要し
ていた。またパイプ組立構造であるため、高所作
業中揺れることがあつた。
本考案は、上記のごとき問題点を解決するもの
であり、ユニツト足場枠体を組合わせ、開閉自在
の部分を設けて、物体の搬出入を容易に行ないう
るようにした開閉式作業足場を提供することを目
的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するために本考案の開閉式
作業足場は、形鋼で形成したユニツト足場枠体の
複数個を、多辺形状に、かつ多段に配列して組立
て、前記多辺形の少なくとも一辺に対応するユニ
ツト足場枠体の組立体を一体または二分割された
可動足場とするとともに、他辺のユニツト足場枠
体の組立体を固定足場とし、前記可動足場の一端
側または両端側を、隣接する固定足場に回転継手
部を介して垂直軸心回りに回動自在に連結すると
ともに、可動足場の底部に車輪を設けて片開き状
または両開き状に開閉自在に構成し、可動足場の
遊端側とこれに隣接する足場とを連結固定する着
脱自在な固定具を設け、床上に前記車輪の走行用
のレールを敷設したことを特徴とするものであ
る。
作 用 本考案においては、上記ごとく、形鋼を組立て
たユニツト足場枠体を所定の多辺形状に、かつ多
段に配列し、その少なくとも一辺に対応するユニ
ツト足場枠体を、底部に車輪を設けて床上に敷設
したレール上を走行しうるようにして、片開きま
たは両開き状に開閉容易な可動足場としたので、
その可動足場の開閉により作業足場における物体
の搬出入を極めて容易に行なうことができ、また
作業足場の組立てが極めて容易であり、パイプ組
立方式足場に比べて高所作業での安定性が高い。
実施例 本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本考案の実施例のキヤスク除染用作業
足場の平面図であり、第2図は第1図の−線
矢視方向の側面図、第3図は第1図の−線矢
視方向の側面図である。第1図〜第3図におい
て、1はキヤスクで、2はキヤスク1の周囲に設
置した作業足場である。この作業足場2は、溝形
鋼および山形鋼等の形鋼を適宜組合せて直方体状
に形成したユニツト足場枠体3,4が、四辺形
ABCDに組立られて形成されている。すなわち
四辺形に形成された作業足場2の辺Aに可動足場
5が設けられ、この可動足場5は下段にユニツト
足場枠体3aを、上段にユニツト足場枠体4aを
それぞれ配置して連結され、その外面側枠柱5a
と、四辺形ABCDの辺Bに隣接して立設した固
定支持枠体6の枠柱6aとの間に設けた回転継手
部7a,7bにより回動自在に軸支されており、
底部には車輪8(本実施例では3個)が取付けら
れている。床面Fには、前記可動足場5の車輪8
が走行しうるよう円弧状のレール9が脚部10を
介して敷設されており、可動足場5を回転継手部
7a,7bを軸に回動させる際に、車輪8がレー
ル9上を走行するので床面Fの状態いかんにかか
わらず円滑に行なうことができる。前記四辺形
ABCDの辺B,C,Dは、固定足場11であり、
各辺ともそれぞれ下段にユニツト足場枠体3b,
3c,3dが底部に脚部12を設けて配設され、
その上にユニツト足場枠体4b,4c,4dが載
置され、上下、左右の各ユニツト足場枠体同士が
連結されて組立てられている。上記の各ユニツト
足場枠体間の連結は、ボルト締めにより行なえば
よいが、可動足場5の正面と固定足場11の側面
との間はセツトプレート13を用いて行なう。な
お前記固定支持枠体6の底部にも、固定足場5と
同様の脚部12が設けられてる。レール9の脚部
10および固定足場11の脚部12は、第4図お
よび第5図に示すごとく、高さが調節自在の構造
10a,12aを有し、しかも球面軸受10b,
12bが用いられ、また脚部10,12の底部と
床面Fの間にはゴムシート14が挿入されてお
り、それらによつて床面Fの高低、傾斜に応じて
調節して作業足場2を水平に設置することができ
る。また作業足場2の各ユニツト足場枠体3の上
面、すなわち2階2a、各ユニツト足場枠体4の
中間部、すなわち3階2b、および上面すなわち
4階2cには所望の形状の足場15が敷設され、
4階2cには手摺16が着脱自在に設置されてい
る。さらに各階の足場板15は、所望の形状の補
助足場板17(たとえば本実施例味の4階では4
隅に三角状のもの)う着脱自在に取付けることが
でき、この補助足場板17の形状大きさ等を種々
選択して交換することにより、キヤスク1のあら
ゆる種類のものに対応することができる。固定足
場11の辺c側には、階段18が着脱自在に設置
されている。19は固定足場11の辺B側の、辺
Cとのコーナ付近2,3および4階に取付けた道
具置場である。また可動足場5の正面の固定足場
11側の端部5bと固定足場11との間には、前
記セツトプレート13による連結のほかに、2階
および4階の外面に第6図に例示するような固定
用金具20a,20bを設け、可動足場5の開閉
作業時の仮固定に使用する。
上記のごとく構成した作業足場は、ユニツト足
場枠体3,4を用いて容易に組立てることがで
き、たとえばあらかじめ組立てて、適宜取付けら
れている吊り金具(図示せず)を利用してクレー
ン等により吊上げて所定位置に移動させ、徐々に
降下させて床面Fの状況に応じて各脚部10,1
2を調整して着床させ、各脚部に均等に荷重が作
用するようにして、水平に設置する。作業足場2
で囲まれたキヤスク1の外部への搬出、あるいは
外部から搬入の際は、可動足場5と固定足場11
間のセツトプレート13による連結および固定金
具20による固定を解除して、可動足場5を開け
ばよい。可動足場5の開閉は、底部に車輪8が取
付けられて、床面Fに設けたレール9上を走行す
るように構成されているので、極めて容易に、円
滑に行なうことができ、従来の搬出入側足場がそ
の都度分解、組立てられていたのに比べて、時間
と労力を大幅に節減することができる。また上部
のごとく、補助足場板17を活用することによ
り、あらゆる種類のキヤスクに使用でき、従来の
ように各キヤスクごとに組立て、分解を行なつて
いたのに比べ、同じく時間と労力が大幅に節減さ
れる。さらに高低調節自在でかつ球面軸受を有す
る脚部10,12を介して設置されるので、床面
Fの高低、傾斜などの状態に応じて調整すること
ができ、容易に水平性と安定性が実現でき、また
形鋼を用いた構造で在るので、従来のパイプ構造
に比べ、大幅に強度が増大し、安全性が高められ
る。
なお、可動足場は上記実施例では片開きとした
が、両開きとしてもよく、また複数箇所に設けて
もよい。
考案の効果 以上のように、本考案によれば、形鋼で形成し
たユニツト足場枠体の複数個を多辺形状に、かつ
多段に配列し、その少なくとも一辺に対応するユ
ニツト足場枠体を、底部に車輪を設けて床上に敷
設したレール上を走行しうるようにして、片開き
または両開き状に容易に開閉できる可動足場とし
たので、その可動足場の開閉により物体の搬出入
を容易に行なうことができ、従来搬出入の都度、
その箇所の足場を分解、組立てを行なつていたの
に比べて、大幅に時間と労力が削減され、しかも
組立てが容易であり、広汎な用途に使用でき、高
強度で極めて安定性、安全性が高い、などの格別
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のキヤスク除染用作
業足場の平面図、第2図は第1図の−線矢視
方向の側面図、第3図は第1図の−線矢視方
向の側面図、第4図は第1図の−線切断断面
図、第5図は固定足場底部の脚部を示しイは縦断
面図、ロは側面図、第6図は固定用金具の一例の
要部を示し、イは正面図、ロはイの−線切断
断面図である。 1……キヤスク、2……作業足場、3,3a,
3b,3c,3d……ユニツト足場枠体、4,4
a,4b,4c,4d……ユニツト足場枠体、5
……可動足場、6……固定支持枠体、7a,7b
……回転継手部、8……車輪、9……レール、1
0,12……脚部、11……固定足場、13……
セツトプレート、20a,20b……固定用金
具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 形鋼で形成したユニツト足場枠体の複数個を、
    多辺形状に、かつ多段に配列して組立て、前記多
    辺形の少なくとも一辺に対応するユニツト足場枠
    体の組立体を一体または二分割された可動足場と
    するとともに、他辺のユニツト足場枠体の組立体
    を固定足場とし、前記可動足場の一端側または両
    側を、隣接する固定足場に回転継手部を介して垂
    直軸心回りに回動自在に連結するとともに、可動
    足場の底部に車輪を設けて片開き状または両開き
    状に開閉自在に構成し、可動足場の遊端側とこれ
    に隣接する足場とを連結固定する着脱自在な固定
    具を設け、床上に前記車輪の走行用のレールを敷
    設したことを特徴とする開閉式作業足場。
JP5769187U 1987-04-16 1987-04-16 Expired - Lifetime JPH05506Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5769187U JPH05506Y2 (ja) 1987-04-16 1987-04-16

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JP5769187U JPH05506Y2 (ja) 1987-04-16 1987-04-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63165040U JPS63165040U (ja) 1988-10-27
JPH05506Y2 true JPH05506Y2 (ja) 1993-01-08

Family

ID=30887632

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5769187U Expired - Lifetime JPH05506Y2 (ja) 1987-04-16 1987-04-16

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JPS63165040U (ja) 1988-10-27

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