JPH05506925A - イムノアッセイのための口内収集 - Google Patents

イムノアッセイのための口内収集

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イムノアッセイのための口内収集 技術分野 本発明は免疫学的試験の分野に関する。特に、免疫グロの免疫系は身体の一般免 疫系と相互作用するのみでなく、抗原−抗体応答に対しそれ自体の集中化中心を 有する。口腔内にはリンパ腺および口内リンパ様集合が見出される。口外リンパ 腺は口の粘膜、歯ぐきおよび歯の排液に含まれる。しかし、口内リンパ様組織の 機能はほとんど解明されていない。
口外リンパ腺は口、口蓋、頬、唇、歯肉、および歯髄の表面に位置するリンパ毛 細管の微細網状組織を含む。
毛細管は舌の筋肉および他の構造内の深い網状組織に由来する一層大きいリンパ 管に接続する。抗原は毛細管を通して直接口のリンパ管組織中に入ることができ 、または食細胞によりそこに輸送される。網状組織の内側に入ると、抗原は先位 応答を誘発できる。
一般に4つの異なる組織集合体が口内リンパ様組織に含まれる:(a)扁桃、( b1分散粘膜下リすパ様集合体、(C)唾液腺リンパ様組織、および(dl歯肉 リンパ様組織。
扁桃(口蓋および舌)は一般にリンパ球および形質法のキャップ内に含まれるT −細胞およびB−細胞を主として産生ずる。抗原は代表的には別個の上皮領域を 通して扁桃に入ることができ、そこで抗原はT−細胞およびB−細胞と接触して 免疫応答を刺激することができる。
扁桃が形成される抗原の主なタイプはIgGで、次いで順番にIgA、IgM、 IgDおよびIgEであることが分かる。
分散粘膜上組織のリンパ様細胞は広く研究されていない。これらの細胞は組織学 的に扁桃組織と同じである。
大部の唾液腺(真下、下顎、および舌下)および小部の唾液腺の双方はリンパ球 および形質法を有することが分った。大部分の形質法はIgAおよびいくらかの IgGまたはIgMを分泌する。唾液腺で合成されるIgAは二量体構造を育す る。このタイプのIgAは分泌1gA (s IgA)を意味し、唾液の主な免 疫グロブリン成分である。
T−細胞およびB−細胞の双方は歯肉リンパ様組織に見出される。臨床的に正常 な歯肉組織を有する被験者では、T−細胞が主体を占める。歯肉炎発病中のよう な感染期間中はB−m胞が主体であることが分かった。
形質法も歯肉リンパ様組織に見出される。これらの細胞群は一般に血管近くに位 置し、主としてIgGを産生ずる。程度は低いが、IgAおよびIgMも製造さ れる。
Brandtzaegらは歯肉組織から分泌された免疫グロブリンは血液に見出 される免疫グロブリンと直接15!、!することを示した。
血液と唾液の免疫グロブリン間の関連および唾液に持前のsIgAの存在のため 、抗原−抗体試験は唾液について行なわれ、病気に対するスクリーニングの用具 としてこれらの試験の値を評価した。
唾液腺から唾液の収集は分泌容量の低いこと、腺の多様の解剖学的分散、および 液が比較的高粘性であることから複雑である。大部分の収集技術は毛細管の使用 、ミクロピペット中への吸収、パラフィン上での咀しやくまたはポリプロピレン シリンジ中への吸引を含む。しかしこれらの方法は、唾液の粘度のためにこれら の技術による気泡を含まない物質の回収が困難となるので制限されたものとなる 。他の収集方法は試料中の気泡量を排除し、または少なくとも低減することが示 唆された。これらの方法のうちにはスポンジまたは浸透性膜の柔軟な詰めものに より口内の唾液を直接吸収させて収集することを含む。吸収後、吸収材料を遠心 分離し、または圧搾することにより吸収材料から唾液を分離できる。しかし、吸 収は一般に吸収材料として綿、ナイロンまたはポリエステルを使用することによ り達成される。これらの材料はタン白を非特異的に結合して望ましくない免疫グ ロブリンの低回収量を生ずることができる。
背景技術 唾液検体の試験は広くは開発されていない。収集についての問題の他に、既知方 法により収集した試料は代表的には血清に見出される免疫グロブリンを約0.O 1〜0.1%含有する。唾液の免疫グロブリン含量が低いため、患者の病気に対 するスクリーニングには一層正確な抗原−抗体検定方法を使用することが必要で あった。
Parry らはrRational Programme for Scre eningTravellers for Antibodies to He patitis A Virus」 、議し、一層正確なIgG−捕獲ラジオイ ムノアッセイ(GACRIA)試験が正確さの低い方法で起こりつる誤った指示 を避けるために好ましいことが分った。勿論、一層正確な試験方法は通例試験結 果を得るために追加の時間および費用を必要とする。
発明の開示 唾液の抗原−抗体分析に固有の問題を排除し、または大巾に低減するために、本 発明はイムノアッセイへの使用に対し非常に望ましい仕方で口腔から免疫グロブ リンを収集する方法を供する。この方法は高張溶液を使用することにより達成で きる。この方法は高張溶液により処理した口腔免疫グロブリン収集パッドを口腔 内に入れ、免疫学的試験に対し十分量の口腔免疫グロブリンを吸収させることに 関する。パッドの使用により予期した以上の免疫グロブリン収量が得られ、病気 に対するスクリーニングの用具として基本的抗原−抗体試験技術に加えることが できる。
本発明に使用する高張溶液は添加物を含み、さらに唾液免疫グロブリン含量に最 適収量を供することもできる。
これらの添加物は正確なpHを維持する化合物、口腔免疫グロブリンを保持する 化合物、または微生物の発育を抑止する化合物を含むことができる。これらの化 合物の組み合せは、試験用検体の調製に最少の操作のみですむ唾液検体の収集を 供する。
本発明は試験に対し免疫グロブリン以外の物質を収集するために使用できること も分った。実際に、本発明は約176(コチニン)から約950.000 (I gM)の範囲の分子量を有する物質の収集に使用して好結果を得た。本発明を使 用して収集しつる分子の大きさには制限がない。分子が毛細管壁および他の口腔 組織を通過できる場合、本発明を使用して収集できる。
図面の簡単な記載 図1aは本発明のパッドおよびパッドホルダーの側面図である。
図1bは第1図のパッドおよびパッドホルダーの上部平面図である。
図2は本発明の1態様によるパッド取り出し装置の上部図である。
図3はパッド貯蔵容器の1!!様の側面図である。
図4はパッドを図3の容器に入れる方法および貯蔵方法を示す流れ図である。
図5はパッドを貯蔵する容器の別の態様の縦断面図である。
図6は示したパッドおよびホルダーを有する図5の態様の縦断面図である。
図7は第3態様による容器の縦断面図である。
図8は図7の容器に対する栓の縦断面図である。
図9は図7の容器および図8の栓の一部を示す拡大した縦断断片図である。そし て、 図10は図8の栓の一部の拡大した立面断片図である。
発明の実施様式 本発明は免疫学的試験に対し口腔免疫グロブリンおよび試験に対する他の物質の 収集に関する。処理パッドは高濃度の免疫グロブリンまたは他の物質を育する桝 体の収集に使用する。口腔からの高量の免疫グロブリンは1−につき50μg以 上の総Ig濃度であると考えられる。
検体は病気またはある異物の存在に対し患者をスクリーニングする用具として使 用できる基本的試験技術により処理できる。
本発明を使用して好結果で収集された代表的分子は:被分析物 分子量 グルコース 180 テオフイリン 180 コカイン 303 ベータ2−ミクログロブリン 11.818B型肝炎表面抗原 24.000 ベ一ターヒト絨毛ゴナドトロピン 37.900[gG−−ヒトの抗体 150 .000全rgG (特定されない抗原) TV−1 A型肝炎 B型肝炎 麻疹(ミーズルズ) 梅毒非トレポネーマ抗原 IgA−−ヒトの抗体 160.000全[gA (特定されない抗原) rgM−−ヒトの抗体 950.000全[gM (特定されない抗原) A型肝炎 B型肝炎 である。
本発明のパッドに使用する溶液は高張溶液であることが好ましい。水のような非 高張溶液は使用できるが、このような溶液を使用する場合分泌唾液からの産生免 疫グロブリン濃度は急速に下姉することが分った。しかし、高張溶液の使用によ り口腔内の他の基原(これらの基原は完全に解明されていない)から免疫グロブ リンは恒常的に産生される。高張溶液を使用することにより蒸留水を使用する場 合より8〜16倍多い免疫グロブリンの増加量を得ることができる。
高張溶液は血液に見られるものより高いイオン強度を存する塩溶液である。一般 に、本発明高張溶液の調製に使用する塩は約1.5〜約5重量%、好ましくは3 .5重量%の量で含む。
高張溶液の調製に使用できる塩はアルカリ金属化合物およびアルカリ土類金属化 合物を含む。好ましい塩は、塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸マグネシウム 、塩化マグネシウムおよび塩化カルシウムを含む。塩化ナトリウムは最も毒性が 低く、最も安価でかつ最も呈味性であることが分かる。
本発明高張溶液は唾液分泌を刺激する化合物または成分を含むこともできる。唾 液分泌を刺激しつる化合物は酸味を示すことが分かる。これらの化合物は弱有機 酸を含む。弱有機酸のうち好ましい酸はクエン酸、アスコルビン酸および酢酸で ある。クエン酸およびアスコルビン酸を約0.05〜0.5重量%の濃度で使用 することが好ましい。酢酸に対する好ましい範囲は約0.5〜3.0重量%であ る。
収集検体の分解を最少にするため、本発明高張溶液は保存料を含むことができる 。これらの保存料は抗体分子の分解の原因となりうるタン自分解酵素活性を阻害 するために作用できる。保存料として意図する化合物は抗菌剤、抗かび剤、静菌 剤、静かび剤、および酵素阻害剤を、含む。好ましい態様では、安息香酸、ソル ビン酸またはその塩は抗かび剤として使用される。静菌剤として、高濃度の塩お よび低pHで高張溶液を保持しつる化合物が意図される。これらの塩はチメロサ ル(またはメルチオレート)、フェニル酢酸水銀、フェニル硝酸水銀およびアジ 化ナトリウムを含む。他の好ましい保存料は薬剤およびうがい剤に一般に使用さ れる保存料を含む。エチルアルコールおよびクロルヘキシジングルコネートはそ の例である。別の種類の好ましい抗菌剤は局所殺菌剤として、またはうがい剤に 使用できる洗浄剤である。ベンズアルコニウムクロリドはその例である。これら の保存料を約0、O1〜約0.2重量%の範囲で使用することが好ましい。
本発明では、高張溶液の塩を含有するパッドは口腔から唾液および粘膜分泌物を 吸収するために使用される。
パッドは口腔中に有効に収納できる吸収剤材料から製造される。プラスチックま たはセルロースのような炭化水物材料は吸収剤材料として使用できるが、厚い吸 収剤綿紙は好ましい。厚い吸収剤綿紙の例はNew Hampshire。
Keene、 5chlejcher and 5chuell製造の製品#3 00である。パッドはフオームまたはスポンジは使用できるが、フオームまたは スポンジ形でないことが好ましい。
パッドは任意の既知手段により高張溶液を含浸する。
本発明の高張溶液は、溶液の塩がパッド中に、およびパッド上に吸着できるよう にパッドを高張溶液中に浸漬し、パッドを溶液から取り出し、パッドを乾燥する ことによりパッドに適用できる。代表的にはパッドを高張溶液中に浸漬して、約 1−の溶液を吸収する。別法では、高張溶液は十分量、好ましくは約1rId! を吸収するまでパッド上に噴霧できる。過剰の液は振って除き、次いでパッドは 50℃の送風、対流オーブンに2時間入れる。乾燥後、本発明の高張溶液の塩を 含む特別処理のパッドが形成される。保存料としてベンズアルコニウムクロリド 、アセチルピリジニウムクロリドまたはクロルヘキシジングルコネートなどの塩 をパッドの調製に使用することは好ましい。
パッドを製造する大部分の材料は非特異的にタン白を結合できる。いくらかの免 疫グロブリンがパッドに結合できることは望ましくない、妨害剤を使用してパッ ドにタン白が結合するのを防止することが好ましい。非特異的結合は、血液がそ れ自体妨害剤(すなわち、ヒトの血清アルブミン)を含有するので、血液試料の 収集では通常問題ではない。
口腔検体の収集で非特異的結合を低減するために、妨害剤はパッドに添加する高 張溶液に添加できる。妨害剤は一般に可溶性タン白であり、これは固体表面に別 のタン白が非特異的結合することを防止するために使用される。妨害剤として添 加できる化合物はアルブミンおよびゼラチンを含むが、任意の水溶性、非毒性タ ン白は抗体分子に悪影響のない限り妨害剤として使用できる。牛のゼラチンを使 用することが好ましい。一般に、妨害剤は本発明の高張溶液に約0.01〜0. 2重量%の濃度で添加できる。次に高張溶液容量は上記のようにパ・ノド中に添 加される。
パッドの調製に使用する好ましい溶液は次の組成を有塩化ナトリウム 3.0% 安息香酸ナトリウム 0.1% ソルビン酸カリウム 0.1% 牛ゼラチン 0.1% 蒸留水 pHを約6.5に上げるために0.IN水酸化ナトリウムを添加 口腔から物質を収集するために、パッドはホルダーをダーは図1aおよび1bに 示す。パッドホルダーlはゼ端に溝2を有する中空のプラスチック棒である。/ <ラド3は溝に挿入し、ホルダーは口腔中に、好ましくは下部来の分泌物、およ び粘膜下リンパ様組織および唾液腺リンパ様組織由来の分泌物の吸収に宥和であ る。歯ぐきおよび頬間で約10秒パッドを前後に摩擦し、次いで約2分パッドを その位置に保持して検体を収集することが好ましい。
検体の収集後、免疫試験を行ないつるまでパッドは容器に貯蔵する。1つのタイ プの容器は図3に示す。容器4は容器の外側部分として遠心管3を有し、容器の 内側部分は遠心管中に取り付けた内管6を有することが望ましい。パッドは内管 中に入れ、ここで内容物は管キャップ7により守られる。
パッドを内管に入れるために、パッド取り出し装置を使用する。装置は図2およ び図4に示す。パッド取り出し装置8はパッドホルダー1を挿入できる開口10 を有するディスク9であることが好ましい。
パッドは内管に挿入でき、図4に示す方法で免疫試験前の貯蔵に対し調製できる 。管キャップ7は容器4からはずし、パッド3およびホルダーは内管6中に挿入 する。
次にパッドホルダーはパッド取り出し装置の開口を通して挿入し、ホルダーは開 口を通して引張りパッドをはずす。パッドを内管に収めると、保存料溶液を添加 する。
これらの保存料溶液は抗体分子の分解の原因となりうることができる酵素活性を 阻害するために作用することができ、または抗菌剤として機能することができる 。
抗菌剤として内管に使用するための化合物は抗菌剤、抗かび剤、静菌剤、静かび 剤、および酵素阻害剤を含む。
抗菌剤として、クロルヘキシジングルコネートまたはチメロサルを使用すること が好ましい。
内管に使用する保存料溶液は本発明の高張溶液中に添加できる保存料の1種また は組み合せを含有てきる。一般に、保存料は微生物感染を限定し、パッドに吸収 された免疫グロブリンに存寄でない濃度で含まれる。
内管に使用する保存料溶液は、遠心分離中パッドから抗体の回収を改良する洗浄 剤も含有できる。ツイーン20(ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート )は抗体が固体表面に非特異的結合することも防止できるので好ましい洗浄剤で ある。約0.01〜0.2%クロルヘキシジングルコネートおよび0.2〜0. 7%ツイーン20を含む組み合せを使用することか好ましい。約0.1%クロル ヘキシジングルコネートおよび0.5%ツイーン20を含む組み合わせはもっと も好ましい。
保存料溶液を内管に添加後、管キャップは容器中に挿入して内容物を密封する。
免疫試験を開始できるまで数日間この方法でパッドを貯蔵できる。
パッド収集システムを使用する口腔検体の収集および分析を簡易化するために、 キットを供することができる。
キットはその後免疫試験を行なう口腔検体を収集し、調製するために使用する処 理パッドおよび器具の組み合せを含むことができる。キットの好ましい1態様は 処理パッド3およびパッドホルダー1.内管6も、外管5およびキャップ7を有 する容器4:パッド取り出し装置8:および貯蔵保存料11を含む。
本発明による使用に対し修正した先行技術のアセンブリを図5に示す。米国特許 第4,774.962号明細書に開示された容器11は、下方にテーパーをつけ たレース14を育し、そこに遠心分離により固形物質が蓄積するテーパーをつけ た下端または基部13を有する遠心管12;その上端に外側に放射上に突出する 環状フランジ16および円筒形上部部分17を有する上部管または容器15:お よびプラグまたは栓18を含む。米国特許第4,774,962号明細書が教示 するように、円筒形部分17および栓18は遠心管12の外側部分と同じ寸法お よび形状を育し、従ってこれらは遠心管の外部表面とフラッシュし、そしてこの 特徴は本発明の実施に重要ではないが、アセンブリは均一外観を表わす。容器1 5の底部の床19には完全なアセンブリを遠心分離する場合、容器15から遠心 管工2に液体を流す開口がある。
容器15はポリエチレン、ガラスなどの任意の適当な材料から製造する。同様に 、栓18は当業者に周知のポリエチレンのような任意の適当な材料から製造する 。
図5の容器IIと米国特許第4.774,962号明細書のアセンブリとは2つ の主要な相違点がある。第一に、先行技術アセンブリは十分な唾液を吸弓[する まで使用者か咀しやくする円筒形の咀しゃくしつる吸収剤弾性ボディを含有する 。本発明は唾液を吸収するために使用者が咀しやくするボディを使用しないが、 しかしボディか高張溶液を含浸し、本発明に従って使用するならば、その寸法お よび形状により問題を生じはするものの、ボディは本発明の範囲内に入る。
第二に、開口20に取りはずしてきるプラグ21がある。プラグはワックス、プ ラスチックなどのような任意の適当な材料から製造できる。適当量の保存料溶液 22を容器15に入れる。保存料溶液22は同じ任意成分を存し、図1〜4に引 用記載したものと同じである。
この態様では、ホルダーl上のパッド3は上記のように使用する。パッド3は使 用者の口から取り出した後、栓18は容器15からはずし、パッドを容器15内 に入れる。ホルダー1は容器15の口の外側の点で折り取り、容器から上方に突 出させる。次に栓18を元に戻す。栓18は中空であるので、図6に示すように 中で延びるホルダー1の折り取り端により容器15をしっかり密封する。ホルダ ー1は適当な位置に刻み目をつけて容易に折り取れるようにすることが好ましい 。パッド3は容器15に挿入すると、少なくとも1部の保存料溶液22を吸収す る。
パッド3は試験を開始できるまで容器15に貯蔵する。
実験室で、安全、適切な栓18を有する容器15を逆さにし、ワックスまたは池 の適当な材料のシール21を除き、容器15は遠心管12に入れる。完全なアセ ンブリ11は次に遠心分離し、それによって保存料溶液、唾液などを含むすべて の液体を開口20を通して遠心管12に取り出す。次に試験は既知技術を使用し て行なう。
第1態様によるように、第2態様のパッド収集システムを使用して口腔検体の収 集および分析を簡易化するために、キットを供することができる。キットは分析 に対する処理パッドおよび口腔検体の収集および調製に使用する器具の組み合せ を含むことができる。キットの好ましいl態様は処理パッド3およびパッドホル ダー1;栓18および貯蔵保存料22を有する容器15を含む。任意には、遠心 管!2は含むことができる。
面別の好ましい態様では、ワックスシールの代りに脆いニップルを育する管か供 される。図7は外側に突出する環状リムまたはビード24を形成する開放上端お よび床25を形成する下端を有する数字23により一般的に示す小びんを示す。
壁26は上端から床25に僅かにテーパーをつけることが好ましい。ニップル2 7は床25から下方に延びる。床25の内側の中心に好ましくは「vJ型のくぼ み28がある。くぼみ28はニップル27の基端を弱化させ、それによって十分 な圧が適用される場合ニップルは折り取られる。床25は好ましくは外側から中 心に角度αの僅かな傾斜を有する。角度αは約5°であることが好ましい。容器 23はポリエチレン、ガラスなどのような任意の適当な材料から製造できる。
好ましい材料はポリカーボネートプラスチックである。
図8は容器23に使用する栓を示す。栓29は中空であり、その上端か閉鎖する 上部シャンク部分30、外側に放射状に延びて容器から栓29を取りはずしする グリップを供される環状フランジ32を規定する頂部31を含む。上部シャンク 部分30の直径は容器23のビード24のものとほとんど同じである。上部シャ ンク部分30はその下端の環状くびれ33で終る。下部シャンク部分34はくび れ33から下方に延びる。 。
複数の環状ビード35,36および37は下部シャンク部分34上に形成される 。図IOから分かるように、最下部ビード35はそれぞれ角度の異る上部および 下部フェース38および39により示され、好ましい角度は矢印40および41 により示される。上部フェース38は好ましくは水平から約110°の角度にあ り、一方下部レース39は好ましくは垂直から約45°の角度にある。下部フェ ース39はビード35の頂点から栓29の内壁42に下方に、内側にテーパーを つける。中間ビード36は異なる角度、好ましくはビード35の上部および下部 フェース38および40と同じ角度でその上部および下部フェースにより示され る。しかし、上部ビード37は形状か異なる。上部ビード37は上部直線フェー ス43、実質的に垂直の中間直線フェース44、および下部直線フェース45を 含む。上部フェース43は図1Oの矢印(数字により示さず)により示すように 水平から約70’の角度にあることが好ましい。かどは上部フェース43および 中間フェース44に接続し、中間フェース44および下部フェース45は弓形で ある。
図9は拡大図で、図7の環46内の容器23の上部部分を示し、栓29は容器2 3の口部に挿入する。ビード外端の栓29の外径は容器23の内径より僅かに大 きい。
栓29はポリエチレンからM造することが好ましいが、適当な弾性材料から製造 できる。栓29を容器23の口部に挿入する場合、ビード35,36および37 は栓の直径か僅かに大きいため図9に示すように僅かに平らになる。これは確実 なシールを供する。さらに、栓の構造により、栓の挿入および脱栓は通常のよう に行ない、各ビードは個個に容器の壁とかみ合いまたは離れ、それによって栓の 使用を通じて調整を供する。
使用する場合、容器23は容器15と本質的に同じように使用する。容器23は 少量の保存料溶液を供され、栓29によりシールされる。パッド3の使用後、栓 29は容器23からはずし、パッド3を容器23に挿入し、ホルダー1は折り取 り、次いで栓29は元に戻す。実験室では、適切に栓29をした容器23は逆さ にし、脆いニブプル27はくぼみ28により形成される弱い区域で折り取り、く ぼみ28の開口を残す。遠心管12は容器23上につなぎ、必要な試験を行なう 。
他の態様によるように、容器23は含浸パッド3およびホルダー1と共にキット 形で販売できる。
次側は本発明の高張溶液の可動性および本発明溶液を添加するパッドの可動性を 示す。
例 I HIV抗体に対するELISA試験データ血清、口腔リンスおよび口腔パッド 溶離物の比較 1990年2月28日提出の親出願番号第486.415号および1989年9 月21日提出の祖父出願番号第410,401号(これら両方とも参照により本 明細書中に取り込まれる)に開示の口腔リンス溶液を、pHを約6,0に調整し たことを除いて調製した。パッドは本発明の好ましいパッド調製溶液を使用して 調製した。15個の個体(12個血清反応陽性、3個血清反応陰性)を血清、口 腔免疫グロブリン由来のリンスおよび口腔免疫グロブリン由来のパッドの特定抗 体量を比較した。市販ELISA試験はHIV抗体の検出に使用した。この試験 方法はAIDSウィルスに対し抗体の相対的力価を示す。大部分の場合、パッド ではリンスより高い抗体濃度が得られることを結果は示す。
結果(0,D、値) 結果(0,D、値) 0 陽性血液試験結果は0.226より大きい数字で反応を確認する。
例 2 0腔免疫グロブリン安定性の比較 保存料の有無により37°Cで貯蔵したパッドパッドは本発明の好ましいパッド 調製溶液を使用して調製した。HIV陽性個人ではパッドを蒸留水溶液中に貯蔵 した場合、および保存料溶液中に貯蔵した場合について、パッドの免疫グロブリ ンの安定性を比較するため試験を行なった。個人では下部類および歯ぐき間の各 側面に1個ずつ2個のパッドを日中に入れて試験した。1個のパッドはゼラチン 妨害剤により処理した。もう1つのパッドは本発明の好ましいパッド調製溶液に より処理した。個人の口からパッドを取り出した後、ゼラチン処理パッドに収集 した物質は0.3%ツイーン2oの0.5−溶液により溶離した。好ましいパッ ド調製溶液により処理したパッド中に収集した物質は0.2%クロルヘキシジン グルコネートおよび0.3%ツイーン2゜の0. 5mt’溶液により溶離した 。各パッドからの抽出物は5試料に分割した。各パッドからの試料の1つは直ち に凍結し、時間rOJ検体と表示する。他の試料は37℃で貯蔵し、1,3.7 および14日G、:ELISA試験を行なった。下記結果は保存料溶液を使用す る場合、口腔免疫ゲロブリンの保存性が改良されることを示す。
37°Cで貯蔵 保存料含有検体 保存料を含まないした日数 EL[SA O ,0,検体ELrSA O,0゜0 1.91 1.70 1 1.87 1.61 3 171 1.17 7 1.70 1.02 14 1.52 0.67 例 3 血液、唾液およびパッドからの試料のグルコース量の相関 パッドは本発明の好ましいパッド調製溶液を使用して調製した。血液、唾液およ び本発明の好ましい態様による高張溶液含浸パッドのグルコース量を比較するた め10人の個人について試験を行なった。好ましいパッド調製溶液により処理し たパッドに収集した物質は0.2%クロルヘキシジングルコネートおよび0.3 %ツイーン20の0.5d溶液により溶離した。すべてのグルコース試験はSi gma Glucose (HK 20 ) Quantitative。
Enzyo+atic (Hexokinase) Kitにより製造者の指示 に従って行なった。下記の結果は、本発明のパッドを使用してグルコースが有意 に回収されることを示し、すべての場合唾液のみから回収されるものより大きい 。
唾液試料 パッド試料 2、 84.5 4.3 13.8 6.13、124.6 15.1 2.2  5.94、 89.2 15.1 16.4 5.45、 98.8 6.0  11.2 8.86、 94.0 23.3 32.3 2.97、122. 0 6.0 17.7 6.98゜ 84.5 16.0 18.5 4.69 、238.8 9.5 15.5 9.010、121.1 363.0 45 0.4 −−−−溶液含浸パッドのテオフィリン量を比較するため20人の個人 について試験を行なった。好ましいパッド調製溶液により処理したパッド中に収 集した物質は0.2%クロルヘキシジングルコネートおよび0.3%ツイーン2 0の0.5d溶液により溶離した。テオフィリン量はイリン試験器(カタログ番 号35228)により製造者の指示に従って測定した。
テオフィリン相関−一血清対パッド からの溶離物 パッドから溶離した 血清テオフィリン テオフィリン 13 16.6 8.6 16 19.5 10.1 17 20、4 8.夏 18 24.5 11.4 上記結果は本発明パッドを使用してテオフィリンが存意に回収されることを示す 。
例 5 本発明のパッドにより口腔から収集した多数の被分析物は「ドツトプロット」シ ステムにより測定した。このシステムでは、パッドからの溶離物の21d試料( およびこの溶離物の連続稀釈液)ニトロセルロース細長片上に点在させる。各片 の乾燥および遮断後、片は試験被分析物に対し特異的ヤギまたはウサギ抗体の希 釈溶液とインキュベートする。洗浄後、片はヤギまたはウサギ−次抗体に対しペ ルオキシダーゼ砲台型抗体とインキュベートする。ペルオキシダーゼ基質ジアミ ノベンジデン(dab>との次のインキュベーションにより試料が当該被分析物 を含む場合、パッド溶離物の始めの点の場所に暗褐色点が現れる。総IgG、[ gAおよびfgMの場合、バッド溶離物は左上に点在し、これは次に乾燥および 遮断される。次にヒトの当該抗体種類に特異的のペルオキシダーゼ抱合ヤギ抗体 とインキュベートする。上記のように、点はdabとインキュベーシヨンするこ とにより発色する。
これらのシステムを使用して、正常な被験者から得たバッド溶離物で次の物質を 検出した: ベーター2−ミクログロブリン 全ヒトIgG(特定されない抗原) セルロブラスミン 全ヒトIgA(特定されない抗原) 全ヒトIgM(特定されない抗原) 例 6 A型肝炎(IgM)唾液研究 パッドは本発明の好ましいパッド調製溶液を使用して調製した。唾液および本発 明の好ましい態様による高張溶液含浸パッドのA型肝炎レベルを比較するために 2群の個体について試験した。好ましいパッド調製溶液により処理したパッド中 に収集した物質は0.2%タロルヘキシジングルコネートおよび0.3%ツイー ン20の0.5−溶液により溶離した。ELISA試験を使用し、光学的密度を 読みとった。結果は次の通りである:パッド溶離物 被験者 唾液コード O,D、 判定 1 0、97 陽性 2 1.02 陽性 3 0.9 陽性 4 1.1 陽性 5 1.02 陽性 6 1.1 陽性 7 0、58 陽性 8 1、02 陽性 91゜13 陽性 10 1.1 陽性 11 1.32 陽性 被験者工〜Ifに対するカットオフ値は0.190〜0.171であった(Ab bott試験)。
バッド溶離物 2316 0、741 lll1性 583 0、833 陽性 392 0.81 陽性 1297 0、752 陽性 2723 0、626 陽性 11790.606 陽性 822 0、862 陽性 2232 0.861 陽性 2169 0、917 陽性 4583 0、901 陽性 3287 0、92 陽性 1108 0.788 陽性 803 0、399 陽性 2321 0、987 陽性 3852 1、05 陽性 2502 0、789 陽性 2927 1、 O5陽性 4435 0、259 陽性 1822 0、812 陽性 3652 0、986 陽性 4056 0、31 陽性 2433 0、947 陽性 1877 0、953 陽性 第2群の被験者に対するカットオフ値は0.148〜0.177であった(Ab bott試験)。
例 7 A型肝炎(全抗体) 唾液の時間的研究 A型肝炎に対する全抗体試験を上記例と同じノくラドおよび手順を使用して行な った。結果は下表に示す。
B型肝炎コア抗原(HBcAg)に対するIgG抗体 B型肝炎コア抗原に対するIgG抗体はこれの醸受入の0raQuickアツセ イを使用してパッドにより収集した唾液試料で検出した。0raQuickアツ セイはEI、I SAタイプのアッセイであり、組み換えB型肝炎コア抗原およ びヒトIgG抗体に対し特異的のヤギ抗体を使用する。陰性対照標準は「+」〜 r+十十Jの範囲の強さを育する呈色を示した。陰性対照標準は無色(r−」) であった。
麻疹1gGに対する可能性研究 麻疹1gGに対する測定用試料の収集に本発明パッドを使用する可能性研究を行 なつた。Pharmacia I g GELISAキットを試験に使用した。
キット対照標準 0.D、 492 高陽性 1.395 低陽性 0.958 低陽性 0.948 陰性対照 0.060 陰性対照 0.044 背景 0.050 14試料のうち14が陽性、100%相関カットオフ計算値=陰性の平均x2= 0.t04 (0,052x2バツド試料の梅毒非トレポネーマ抗体に対する抗 体の検出 S、 F、 General Ho5pitalからの試料のうちBeeton −DickinsonからのRPRカードテストで血清を試験することにより陽 性試料を確認した。ELISAタイプの膜アッセイ(「迅速アッセイ」)は[m mobilon膜上にスポットしたカルディオリビンホスファチジルコリン−コ レステロール混合物を使用して行なった。次いで遮断し、(1)血清または唾液 試料に暴露し、(2)洗浄し、(3)ヒトの抗体1gGに対するペルオキシダー ゼ抱合−ヤギ抗体に暴露し、(4)洗浄し、(5) T M B発色原に暴露し た。結果は次の通りであった: パッド唾液中のβ−E(CG量 HCG濃度0 m団/− 陰性対照: 妊娠中の患者: ” Abottのβ−HCG 15 / 15 Enzyme rmmuno− assayキットを使用して測定した。ポイント−トウーポイント(Pa1nt −to−Paint)定量法に従った。
本発明の多数の態様が開示されるが、これらの態様は限定されないと解すべきで ある。例えば、本発明の高張溶液中に多くの成分が添加できる。開示成分は口腔 検体の免疫グロブリン濃度の増加したものを得ることができる特定例を表わす。
勿論、いかなる成分リストもすべてを尽くすことはできないし、別法では意図す る発明の範囲内で予言できる。
FIG、 1a FIG、 Ib FIG、 2 FIG、 4 FIG、5 FIG、6 FIG、 9 FIG、 IO 要 約 書 免疫試験および他の試験に対し口腔から免疫グロブリンおよび他の被分析物を収 集する方法および装置。装置は高濃度の免疫グロブリンおよび他の被分析物を有 する検体を収集するために使用する処理吸収剤パッドである。
検体は基本的免疫試験技術に処することかでき、病気に対し患者をスクリーニン グする用具として使用できる。
試験キットも供される。
mI!g復審輻牛 国際調査報告

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.次の工程: (a)高濃度の物質を回収するのに有効な濃度の高張溶液の塩を含浸させた吸収 剤パッドを口腔中に挿入し、(b)口腔からパッドを取り出し、そして(c)分 析試験に対しパッドから収集物質をその後取り出すためにパッドを保存すること 、 を含む、口腔から試験用物質を収集する方法。
  2. 2.高張溶液はアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩を含む、請求項1記載 の方法。
  3. 3.パッドは口腔から取り出すと容器に貯蔵する、請求項1記載の方法。
  4. 4.容器は取りはずしできる栓によりシールされた開口上端および容器の内部と 外部を連絡する開口を有する下端を含み、この開口はパッドの貯蔵中選択的にシ ールされ、次の試験に対し収集物質を取り出すためにシールをあける、請求項3 記載の方法。
  5. 5.開口は取りはずしできるワックスシールにより選択的にシールする、請求項 4記載の方法。
  6. 6.開口は取りはずしできる弾性シールにより選択的にシールする、請求項4記 載の方法。
  7. 7.開口は脆いニップルにより選択的にシールする、請求項4記載の方法。
  8. 8.容器は保存料溶液を含む、請求項3記載の方法。
  9. 9.保存料溶液はクロルヘキサジングルコネートを含む、請求項8記載の方法。
  10. 10.高張溶液は唾液分泌刺激剤を含む、請求項1記載の方法。
  11. 11.物質は約176〜約950,000の分子量を有する按分析物である、請 求項1記載の方法。
  12. 12.被分析物はコチニン、グルコース、テオフイリン、コカイン、ベータ2− ミクログロブリン、B型肝炎表面抗原、ベーターヒトの絨毛ゴナドトロピン、お よび免疫グロブリン、およびその混合物から成る群から選択する、請求項11記 載の方法。
  13. 13.物質は免疫グロブリンである、請求項12記載の方法。
  14. 14.免疫グロブリンはIgG、IgAおよびIgMから成る群から選択する、 請求項13記載の方法。
  15. 15.免疫グロブリンはHIV−1、A型肝炎、B型肝炎、麻疹および梅毒非− トレポネーマ抗原から成る群の少なくとも1つのメンバーに対する抗体である、 請求項14記載の方法。
  16. 16.高張溶液は妨害剤を含む、請求項13記載の方法。
  17. 17.妨害剤はアルブミンまたはゼラチンである、請求項16記載の方法。
  18. 18.分析は免疫試験による、請求項1記載の方法。
  19. 19.免疫試験はELISA試験である、請求項18記載の方法。
  20. 20.高濃度の物質を回収するためパッドに有効濃度の高張溶液の塩を含浸させ た吸収剤材料を含む、試験用に口腔から物質を収集するためのパッド。
  21. 21.高張溶液の塩は (a)パッドを高張溶液中に浸漬し、そして(blパッドを乾燥する、 ことによりパッド中に含浸させ、 (c)この場合、高張溶液は高濃度の物質を回収するためパッドにその塩の有効 濃度を供するのに有効な濃度である、 請求項20記載のパッド。
  22. 22.高張溶液の塩は (a)高張溶液をパッドに噴霧し、そして(b)パッドを乾燥する、 ことによりパッド中に含浸させ、 (c)この場合、高張溶液は高濃度の物質を回収するためパッドにその塩の有効 濃度を供するのに有効な濃度である、 請求項20記載のパッド。
  23. 23.高張溶液はアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩を含む、請求項20 記載の口腔免疫グロブリン収集パッド。
  24. 24.パッドは炭水化物材料から作られる、請求項20記載の口腔免疫グロブリ ン収集パッド。
  25. 25.物質は免疫グロブリンである、請求項20記載のパッド。
  26. 26.さらに妨害剤を含む、請求項25記載の口腔免疫グロブリン収集パッド。
  27. 27.妨害剤はアルブミンまたはゼラチンである、請求項26記載のパッド。
  28. 28.パッドは炭水化物材料から作られる、請求項25記載のパッド。
  29. 29.高張溶液はアルカリ金属塩またはアルカリ上類金属塩を含む、請求項25 記載のパッド。
  30. 30.高張溶液は保存料を含む、請求項25記載のパッド。
  31. 31.保存料はクロルヘキサジングルコネートを含む、請求項30記載のパッド 。
  32. 32.高張溶液は唾液分泌刺激剤を含む、請求項25記載のパッド。
  33. 33.取りはずしできる栓によりシールするのに適応した開口上端および容器の 内部と外部を連絡する開口を有する下端を含み、開口は物質の貯蔵中選択的にシ ールし、次の試験に対し収集物質を取り出すためにシールをあける、連続試験に 対し収集した物質の貯蔵容器。
  34. 34.開口は取りはずしできるワックスシールにより選択的にシールする、請求 項33記載の容器。
  35. 35.開口は取りはずしできる弾性シールにより選択的にシールする、請求項3 3記載の容器。
  36. 36.開口は脆いニップルにより選択的にシールする、請求項33記載の容器。
  37. 37.パッドは口腔から取り出した後容器に貯蔵し、容器は取りはずしできる栓 によりシールされた開口上端および容器の内部と外部を連絡する開口を有する下 端を含み、開口はパッドの貯蔵中取りはずしできるシールを有する、高張溶液の 塩を含浸させた吸収剤パッドに口腔から収集した物質を試験するため回収する方 法において、溶媒またはその稀釈液により容器内に物質を溶離し、シールをはず し、遠心管に容器を入れて容器の下端が遠心管内でアセンブリを形成するように し、アセンブリを遠心分離し、それによって物質を含有する溶媒または稀釈液を 遠心管中に取り出すことを含む、上記回収方法。
  38. 38.シールは取りはずしできるワックスシールである、請求項37記載の方法 。
  39. 39.シールは取りはずしできる弾性シールである、請求項37記載の方法。
  40. 40.シールは脆いニップルである、請求項37記載の方法。
  41. 41.高張溶液により処理したパッド、およびパッドを貯蔵する容器を含み、容 器は取りはずしできる栓によりシールするのに適応した開口上端および容器の内 部と外部を連絡する開口を有する下端を含み、開口は物質の貯蔵中選択的にシー ルし、次の試験に対し収集物質を取り出すためにシールをあける、口腔から連続 試験のために物質を収集し、貯蔵するキット。
  42. 42.さらに取りはずしできる栓を含む、請求項41記載のキット。
  43. 43.開口は取りはずしできるワックスシールにより選択的にシールする、請求 項41記載のキット。
  44. 44.開口は取りはずしできる弾性シールにより選択的にシールする、請求項4 1記載のキット。
  45. 45.開口は脆いニップルにより選択的にシールする、請求項41記載のキット 。
  46. 46.容器は保存料溶液を含む、請求項41記載のキット。
  47. 47.保存料溶液はクロルヘキサジングルコネートを含む、請求項46記載のキ ット。
  48. 48.高張溶液は唾液分泌刺激剤を含む、請求項41記載のキット。
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