JPH05506806A - トラッキングガイドワイヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 トラッキングガイドワイヤ 技　術　分　野 本発明は一般には患部を追跡（トラッキング）するガイドワイヤに関し、より詳 細には閉鎖部を貫通するガイドワイヤに関する。このガイドワイヤは、その全長 にわたって存している管腔部を備え、この管腔部内にはスタイレットを差し込む ことが出来る。またこのガイドワイヤは、アーチ状の先端部とすぐ基部端側のワ イヤの直径よりも大きい直径を備えた末端部分を有している。

背　景　技　術 ある好ましくない健康状態の処置において血管内への侵入は一般的な措置である 。かかる侵入は、末端部分が体のある部分に至りその後必要な処置を施すことが 期待されているガイドワイヤの血管内への侵入をも含むものである。しかし、し ばしば、血管が完全に又はほぼ完全に閉鎖されていることが有り、このような場 合には、初めにその閉鎖部を取り除くための別の処置を施さないと、ガイドワイ ヤを目的の部分まで進めることは実質的に不可能となっている。

このため、本発明の主目的は、全長にわたり伸びている管腔部と、血管閉鎖部に 侵入出来る末端部分と、を有するガイドワイヤを提供することである。本発明の 別の目的は、末端部分の先端部がアーチ状をなし、かつ末端部分の直径が基部側 に隣接するワイヤの直径よりも大きいガイドワイヤを提供することである。更に 別の目的は、ガイドワイヤ構造を強化するためスタイレットがガイドワイヤ管腔 部の長さ方向に取りはづし可能に差し込まれるガイドワイヤ装置を提供すること である。これら及びその他の目的は下記の記載から明確となろう。

発　明　の　開　示 本発明は血管内の閉鎖部に侵入するために血管内に配置するガイドワイヤである 。このガイドワイヤは全長にわたって同心円状態に配！された管腔部を備えた可 撓性のワイヤから成る。このワイヤは、その基部端に前記管腔部に対して開口し ているハブを有している。またその末端部には末端部分が設けである。この末端 部分は、アーチ状の先端部と基部端側ワイヤの直径よりも大きい直径とを有して いる。更にこの発明はガイドワイヤ装置を提供する。このガイドワイヤ装置は、 ガイドワイヤと、はぼワイヤの全長にわたり該ワイヤの管腔部内に取り出し自在 に差し込んであるほぼワイヤの長さと同様の長さの可撓性のスタイμ・ソトと、 から成っている。このようなスタイレットの位置付けはガイドワイヤに対しより 大きい剛性と構造とを与えている。

血管内の閉鎖部に侵入するためには、閉鎖された血管内にガイドワイヤ又はガイ ドワイヤ装置を差し込み、閉鎖部の基部壁へ対して末端部分のアーチ状先端部を 位置付ける。かかる位置付は後、十分な時間をかけてガイドワイヤ又はガイドワ イヤ装置へ点付は作用を加える。こうして閉鎖部へ対する繰り返し衝撃により閉 鎖部への侵入が可能となる。一旦、ガイドワイヤ又はガイドワイヤ装置の末端部 が閉鎖部へ侵入し、そしてガイドワイヤ装置の場合にはスタイμ・ソトカ拐１き 抜かれた後に、造影剤を管腔部内へ注入し、血管内でのガイドワイヤの位置を確 認することが出来る。

図面の簡単な説明 本発明の好ましい実施例は下記の添付図面に記しである。

図１は、ガイドワイヤの側方立面図である。

図２は、ガイドワイヤ装置の一部破断の側方立面図である。

図３は、スタイレットの側方立面図である。

図４は、ガイドワイヤの末端部分の第２実施例を示す側方立面図である。

図５は、ガイドワイヤの末端部分の第３実施例を示す側方立面図である。

発明を実施するための方法 図１にはガイドワイヤ１０が示しである。このガイドワイヤ１０は、ある長さの ワイヤであってその全長にわたり伸長している同心円をなす管腔部１４を有する 可撓性のワイヤ１２と、該管腔部１４へ対して開放している基部端ノ１ブ１８と 、を含んでいる。ワイヤ１２の反対端には末端部分２０があり、該末端部分は、 アーチ状の先端部２２を有し、またその直径は該末端部分２０のすぐ基部側のワ イヤ１２の直径よりも大きくなっている。このガイドワイヤ１０は公知のメタル コアから構成されることが出来、望ましくはメタルコイルで構成される。

図２は、図１に示すようなガイドワイヤ１０と、ワイヤ１２の管腔部１４内に配 置される図３に示すような可撓性スタイレット３２と、から成るガイドワイヤ組 立体３０を示す。このスタイレット３２はほぼワイヤ１２と同様の長さを有して おり、更にハブ１８の内壁３６に適合する形状を備えた基部端部材３４を有して いる。ハブ１８は管腔部１４内にスタイレット３２をしっかり保持しかつ要求さ れた際スタイレット３２を引き抜けるような開放特性を備えている公知のルア（ Ｌｕｅｒ）鎖錠ねじのような固定手段又は鎖錠手段を備えている。スタイレット ３２は金属又はポリマーコア、好ましくは金属で構成することが可能である。

前述のように、ワイヤ１２の末端部分２０はアーチ状の先端部２２を有し、かつ そのすぐ基部のワイヤ１２の直径よりも大きい直径を有している。図１．２．４ および５には末端部分２０の形状が限定的な例ではなく例示されている。特に図 １及び２はやじりの形状４０を示している。図４は長楕円形状４２を示している 。図５は涙形状４４を示している。勿論ここに示したちの以外の形状も、閉鎖部 への物理的侵入を強化するためのアーチ状先端部が設けである限り、使用するこ とが出来る。種々の形状の先端部がＥＤＭ機械加工及び研磨加工を含むことが出 来る製造方法によって完成されている。

操作時においては、ガイドワイヤ１０、特にその末端部分２０及びアーチ状先端 部２２が、血管内の閉鎖部へ侵入する作用をする。使用者はこのガイドワイヤ１ ０を血管内に差し込み閉鎖部の基部壁へ対しアーチ状の先端部２２を位置付ける 。一旦位置付けたのち、使用者はガイドワイヤ１０による点付は作動によって、 末端部分２０により該閉鎖部へ衝突作用を繰り返す。この作動は、該末端部分２ ０が閉鎖部の全長にわたって侵入するまで十分な時間をかけて行われる。これに よりカイトワイヤ１０又はその他の装置が該閉鎖部を介して連続して移動出来る ようにする。もし閉鎖部が、カイトワイヤ１０のみの侵入を許さないほどの抵抗 を示す場合には管腔部１４にスタイレット３２を差し込みそこにロックする。こ の差し込まれたスタイレット３２はガイドワイヤ１０に強固な剛性及び構造をも たらし、これにより、点付は作動の際に閉鎖部に対してより一層攻撃的な突き当 て作用を提供することが出来、こうして該ガイドワイヤの侵入を可能とする。カ イトワイヤ１０の末端部分２０が一旦狭窄部を貫通すれば、スタイレット３２は 管腔部１４から取り外すことが出来、代わりに該管腔部１４内に造影剤が注入さ れ、こうして末端部分２０の本当の位置を確認出来るのである。

本発明の図示した好ましい実施例について詳細に述べたが、この発明の概念はこ れ以外の種々の方法にて実施出来、公知の方法によって限定される場合を除き、 添付の請求項に含まれる種々の構成を含むものである。

要　約　書 血管内の閉鎖部に侵入するため該血管内に配置されるガイドワイヤ及びガイドワ イヤ装置である。このガイドワイヤは、同心状に設けられた管腔部を全長にわた って有している可撓性のワイヤと、アーチ状の先端部及びすぐ基部側にあるワイ ヤの直径よりも大きい直径を有する末端部分と、を有している。ガイドワイヤ装 置は該可撓性のワイヤとほぼ同じ長さを有しワイヤの管腔部内に配置される、可 撓性のスタイレットを備えたガイドワイヤから成る。使用時には末端部分が血管 内の閉鎖部へ対して位置付けられ、その後、煮付は作用を行い、閉鎖部への侵入 が起こるまで該末端部分が閉鎖部へ衝撃を加える。

国際調査報告 ｌｓｒＮｔｍｗＩＡ１＋ｄ。９．　ρＣＴ／ｕｓ　９１１０３５０９国際調査報 告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）　血管内の閉鎖部に侵入するため該血管内に配置されるガイドワイヤ装置１ ０であって、 ａ）同心状に設けられた管腔部１４を全長にわたって有している可撓性のワイヤ １２であって、該管腔部１４に対して開口している基部端ハブ１８と、アーチ状 の先端部２２及び基部側にあるワイヤ１２の直径よりも大きい直径を有する末端 部分２０と、を有しているワイヤ１２と、ｂ）ワイヤ１２とほぼ同じ長さを有し 更にハブ１８の内壁３６に適合する形状の基部端部材３４を有している可撓性の スタイレット３２であって、ワイヤ１２の管腔部１４の直径よりも小さい直径を 有しかつほぼ該管腔部１４の全長にわたって該管腔部１４内に取り外し可能に差 し込まれてあるスタイレット３２と、から成っているガイドワイヤ装置１０。 ２）　更に少なくとも前記ハブ１８の部分内に、スタイレット３２の基部端部材 ３４を開放自在に固定するための固定手段をワイヤ１２の基部端ハブ１８の開口 に有している請求項１のガイドワイヤ装置１０。 ３）　ワイヤ１２の末端部分２０がやじり形状４０をしている請求項２のガイド ワイヤ装置１０． ４）　ワイヤ１２の末端部分２０が長楕円形の形状４２をしている請求項２のガ イドワイヤ装置１０。 ５）　ワイヤ１２の末端部分２０が涙の形状４４をしている請求項２のガイドワ イヤ装置１０。 ６）　ワイヤ１２の末端部分２０がやじり形状４０をしている請求項１のガイド ワイヤ装置１０。 ７）　ワイヤ１２の末端部分２０が長楕円形の形状４２をしている請求項１のガ イドワイヤ装置１０。 ８）　ワイヤ１２の末端部分２０が涙の形状４４をしている請求項１のガイドワ イヤ装置１０。