JPH05506724A - コンタクトレンズ - Google Patents

コンタクトレンズ

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JPH05506724A JP90515199A JP51519990A JPH05506724A JP H05506724 A JPH05506724 A JP H05506724A JP 90515199 A JP90515199 A JP 90515199A JP 51519990 A JP51519990 A JP 51519990A JP H05506724 A JPH05506724 A JP H05506724A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ユノ久グΣし2ス この発明はコンタクトレンズ、そして特にコンタクトレンズのガス透気性を増加 させる方法に関する。
ポリメチルメタクリレートのような素材でできているハードコンタクトレンズに は耐用寿命、生物学的融和性、強度、耐火層、着用性および、点対点結像をある 程度まで遮断する能力という長所があるが、結果的に角膜表面に酸素を欠乏させ るという欠点を持っている.これは、浮腫(角膜厚化)や他の望ましくない影響 を引き起こす原因となる。
ヒドロゲルのような素材でできているソフトコンタクトレンズには酸素透気性お よび快適さという長所があるが、代わりに、蛋白質や他の付着物の蓄積の影響を 受けやすく、細心の注意をもって、清潔で無菌状態に保つ必要がある。
本発明は、任意のコンタクトレンズ材料の酸素透気性を増強することにより、こ れらの利点を適切に組合せることを提案するものである。
浮腫を防ぐために、大きな涙流が発生するのに十分な大きさの孔によってコンタ クトレンズに穿孔し、それによって、眼球表面へ十分な溶かされた酸素を送るこ とが、米国特許3833786において、提案されている.これを一貫して行な うことは、費用もかかり困難であるし、また、コンタクトレンズの知覚される明 瞭さを減じることもある.様々な技術がコンタクトレンズの穿孔についていまま でに提案されている.ある方法(米国特許3227855)では、スパークを用 いて、局部的燃焼によりレンズに小孔が穿孔される.また他の特許(前記の米国 特許3833788及び米国特許3971910)には、レーザーに基づく方法 が記載されている.記載されているレーザーは、孔を作り出すために、燃焼によ りレンズに穿孔する集中ビームが使われる、co”タイプのものである。
穿孔それ自身は、レンズを通って流れる涙のための通路を提供し、それによって 新鮮な酸素を含んだ涙を角膜に提供するためのものであるという根拠からこれら の特許は始まっている。従って、大径が通常200ミクロン以上の、少数(通常 10未″a)の孔を持つレンズに対して、はとんどの実験が行なわれてきた。W ichter16およびKrejciは、中心部(すなわち光学的にもっとも不 利な位置)にだけの穿孔を薦めている(International Eyec are、1985年9月、P、315)、Hill&Leightonは、1. 0mmの孔からも25ミクロンはどの小さな孔からも、(孔の真下においてさえ も)角膜に対して何の利益も結果として生じないという結論を下している(Op  t ome t r yof American Journal And  Archives ofAmerican Academy of Optom etry、1967年6月、p、365)、これら後者の孔は37mm2の密度 で、スパーク生成された。従って、コンタクトレンズを穿孔する、特に小さな孔 で穿孔するという概念を放棄しなければならないすべての根拠がここににある。
本発明の1つの局面によれば、レンズ体の一面から他面に向かって、レンズ体を 貫通するかあるいはレンズ体の厚さの中途まで達する少なくとも2000の孔が ある。そしてこれらの孔は5000以上あることが望ましく、104以上である 方がより望ましく、おそら<5X10’孔以上、さらには5X10’孔以上のよ うに5X10’以上であることがもっとも望ましい。
本発明の別の局面によれば、コンタクトレンズには、レンズ体の一面から他面に 向かって、レンズ体を貫通するかあるいはレンズ体の厚さの中途まで達する孔が あり、その直径は150μm(たとえば、100μm未満、望ましくは50μm 1より望ましくは30μm未満、理想的には10μm未満)、その面積は、たと えば50XIO−’mm”未満、望ましくは20 X 10−1′mm2未満、 場合によっては10X10−’mm”未満、もし可能であれば2X10−!′m m2未満である。あるいは、この孔は様々なこれらのサイズのものである。孔が 小さければ小さいほど、レンズ着用者にとっておそらくより快適なものになると 考えられる。その孔は、レンズ体の一方の面から他方の面へ貫通している。孔は 盲目孔であってもよいし、2つのレンズ面を相互につなぐものであってもよい、 あるいは、これらの各々のうちののいくつかがあってもよい、もし盲孔が、レン ズ体の凸面あるいは凹面、もしくはその各々のうちのいくつかから発する場合1 、凹面の表面から発するほうが望ましいが、それによって角膜より敏感であると いうことが判明したまぶた神経は悪化せず、レンズ体の外観に対する危険はない 、また、付着物は孔に留まらない、むしろ、これらの孔が2000以上あって、 かっ/又は、少なくとも1平方mm当たり100個の孔が、レンズの全面あるい は複数部分もしくは一つの部分にあることが望ましい。
この発明の別の局面によれば、コンタクトレンズは、望ましくは本質的に一様に 関係する指定された面積にわたって、望ましくは他の領域は本質的に無孔の状態 でレンズ体の片側の全面積、あるいは、レンズ体の周辺部の全面積、あるいはレ ンズ体の中心部の全面積の、望ましくは少なくとも10%、より望ましくは少な くとも15%、最も望ましくは少なくとも20%、場合によっては少なくとも2 5%、一般的には少なくとも30%、願わしくは少なくとも35%、そして適切 には少なくとも40%、最少でも5%を占めるに十分な数の孔(それは一部ある いは全部盲孔であってもよい)を有している。レンズ体周辺部分は、直径5−1 1(たとえば7−7−9)の中央部の外側部分であると考えられる。そして、そ の中央部の内部には、孔はほとんどない(たとえば1平方mm当たり全部で0. 7.0.6あるいは0.)かまったく無孔であることが望ましい。
この発明の多様な局面のなかの若干あるいは全てを組合せてもよい。
これらの孔は、その多く、幾つか、あるいは全てを1度に、エキシマ−レーザー によって、都合よく機械穿孔される。もしレンズ周辺部が機械で作成されるなら ば、これは扇形で行われてもよい、これは、各扇形の孔軸(つまりレーザ一方向 )を、各扇形の中心部でレンズ体表面に対して正常位置により近接して接近させ 、孔による光学的干渉を減少させ、酸素輸送の距離を最小限にすることができる という長所を持っている1着用者および観察者の両方はレンズにこれらの孔があ るという事実に気づくことができない6部分穿孔による孔は、パルス型レーザー であるエキシマ−レーザーによって理想的に作成される。各パルスが、材料の一 定量すなわち一定の深さを取り去る。典型的には、120のパルスが、0.1m m厚のコンタクトレンズを貫通穿孔するのに必要とされる。レンズ体は、50, 70.80.90.100および120のパルスを使用して部分的に穿孔され、 それによって、レンズ体の厚さに対して42%、58%、67%、75%、83 %および100%の孔が作成される。
レンズ体表面に渡って部分穿孔された孔の深さをレンズ体の厚さに比例して変更 する(例えば、レーザーマスクに連結された虹彩機構を使用して)ことが有益で あろう、これによって、酸素伝達がより多く一様に分配され、必然的に角膜の健 康改善につながるであろう、二者択一的に、(盲)孔は、その点および同じ深さ の全ての点において、レンズ厚に比例してより広くすることができよう、さらに 孔密度(孔/mm2)は酸素供給を等しくすることを支援するためにレンズ厚に 従って変更することができる。
エキシマ−レーザーは、マスクを通して照射され、マスク照射後のレーザービー ムがレンズ体上に合焦されることが望ましい。このようにして、マスク(これは レーザー出力の大きさに機械的に耐えなければならないが)を、レンズ体に比較 して相対的に強くまた防レーザー的なものにすることができる。レンズと接触し た状態で、従って、必然的にずっと小さい状態で使用される場合、マスクはそれ ほど永続性のあるものではないかもしれない。
レンズ体は、(この作業の間)放射線吸収担体(たとえばポリプロピレン球)上 にマウントされることが望ましい、担体が放射線を反射するようなものであると 、完成された孔を通過したレーザー放射線が担体を四散させ、レンズ体に対して 手当たり次第に損傷を与えることがある。欧州特許広報387513Aには、エ キシマ−レーザー穿孔システムへ提示するために理想的に適合させた、コンタク トレンズをポリプロピレン鋳型上に落とし保持する製造方法が記載されている。
生産速度のためにも孔テーパーの入射を縮小するためにも、高出力レーザーが好 まれる。(レーザー人口孔サイズ:レーザー出口孔サイズ)比率(これは理想的 には1に平行面孔)であるべきである)はレンズ厚とともに増加するものである が、レーザー出力が増加するにつれて、この比率は、次第に非常に小さくなる。
例えば、4 J / c m 2のレーザーフルエンスを使用した場合、直径2 2ミクロンの入口孔を450ミクロンの厚さのレンズ体を貫通して穿孔する時、 テーパーして10ミクロンの出口孔になる。上述の「マスク後合焦」技術を使用 することによすより正確な平行面孔を産み出し、また孔を形成するレーザー加工 時間の短縮という利点を持つ、レーザーの増加出力を利用することが可能になる 。レーザー波長はレンズ材料に従って選択される、最も一般的に使用される材料 に対するものとしては、1l80−230nの波長、望ましくは1l85−20 0nの波長が適切なものであるということが判明した。
コンタクトレンズは、着用者の臨床的必要条件に従って、正常に作成されるもの であれば素材は任意であるが、有利な材料はヒドロキシエチルメタクリレートで ある。この素材は、ある程度の強度と耐久性に、一定程度の柔軟性と固有の酸素 透気性を組合せる0本発明に従って孔を作成することは、レンズ体の強度および 耐久性に食い込むことになるが、逆説的に言えば、コンタクトレンズが十分に脆 弱な場合、使い捨てコンタクトレンズを洗浄し再使用しようとする医学的に不健 全な行為を着用者に思いとどまらせるという点で利点である。
毛管引力のために、これらの孔を通る涙流体の大きな流れが、実際的な巨的にも 関らず、妨げられるということは自明のこととして仮定されている。しかしこれ らの孔は、レンズ体表面の非常に大きな面積を累積的に占めているので、涙流体 の中への溶解による空気中からの酸素供給、および、孔中にできる涙流体の静止 円柱を通って眼球表面まで達する溶液中拡散による空気中からの酸素供給は十分 過ぎるものである。盲孔は、酸素が横断しなければならないレンズの貫通距離を 減少させることによって、酸素の輸送に寄与する。
レンズ体の両面を相互に連結させる孔の場合には、レンズ体を含む、レンズ体材 料の他の特性にもかかわらず、本発明によれば酸素透気性がコンタクトレンズに 付加される。
そのようなレンズは、微小穿孔された特徴を持つものであってもよい。
本発明を、今から例によって説明する。
用いられたコンタクトレンズは、ポリメチルメタクリレート及び他のシリコンア クリレートを材料とする様々なもので、ヒドロキシエチルメタクリレート(水分 38%)、直径9mmのもの、またより高い含水性材料(ヒドロゲル)からなる もので、ヒドロゲルが直径、標準14mmのものだった。ヒドロゲルレンズはキ セロゲル状態および水化状態の両状態で穿孔された。入口地点で直径50ミクロ ン、離れたところで】00μmの孔が5ヘルツでλ=193nmおよび20ns のパルス幅のエキシマ−レーザーによって穿孔された。レンズ(加工片)でのフ ルエンス(フラックスス時間)は550mJ/cm”であった、これらの孔の出 口直径は25ミクロンだった。
他の実験においては、孔は出口で80.50.20および15ミクロンであった 。
これらの孔は、穿孔用に当てられた表面積の34%でクラスターで穿孔された。
それぞれ170の孔からなる4つのクラスターは各々、孔に与えられた面積の約 23%でテストエリア内にグループ化された。(34%と23%の間の差は、ク ラスター間のマージンが原因であると考えられる)、他のレンズでは、孔中心は 行列(それ自身58μ離れているが)をなし100μm離れて、行列を横切る横 断方向の距離で孔間隔がZooltmになるように食い違い配置されていた。他 の実験では、25ミクロンの入口直径の孔が射影技術を使用して、穿孔された。
これらの孔の出口直径は薄い断面(150ミクロン未満)の20ミクロンから厚 い断面(150ミクロン以上)の1−2ミクロンまでと異なった。テーパーする ことにより、次の2つの逆効果を引き起こすので、テーパー付きの孔が理想的で ある。第1にテーパーれた孔は、レンズの光学的性賀を悪化させる傾向(テーパ ーされた角度が増す程ますますその傾向がある)があり、第2に、エントリ一孔 が大きいほど、孔密度を制限する。
コンタクトレンズは0.05mm、0.10mm%0.15mm及び0゜20m mの厚さだった。1つのレンズ体は0.05から0.50mmの厚さにテーパー された。
使用されたエキシマ−レーザーは、紫外線を通じていくつかの一定の波長で作動 するガスレーザーをパルスにした。レージングは、高圧ガス中で発生するパルス 化された電気放電の結果として発生する。一般に使用される3成分ガス混合物は 、ネオンのようなバッファガス、及び、アルゴン、クリプトンあるいはキセノン のようなより小量の希ガス、並びに塩化水素またはフッ素のような微量のハロゲ ンドナーでほとんど構成される。希ガスとハロゲンの組合せが出力波長を決定し 、最も強力な3つのエキシマ−レーザーは193nmのアルゴンフルオライド( ArF)、248nmのクリプトンフルオライド(KrF)、および308nm のキセノン塩化物(XeC1)である、エキシマ−レーザーはパルスモードでの み作動し、パルス持続時間は、典型的なもので、約10ナノ秒、またパルス当た り出力エネルギーは200〜300ミリジユールである。これは紫外線出力とハ イビークパワーのユニークな組合せであり、除去処理によって材料を取り除くこ とができる。この非熱機構は、他のタイプのレーザー材料処理で一般に連想され る、溶融と気化のような熱処理と著しく異なる。エキシマ−レーザーを用いるこ とにより、非常に高い精密さで、また事実上コンタクトレンズの周辺部に変質部 を作らずに材料を削除することができる。
それは、ぴったりと合焦されたスポットが加工片に渡って走査され、一度に1つ の孔しか穿孔されないという結果になる、他のタイプの工業用レーザー加工とは 区別されるものである。エキシマ−レーザーは、広い帯域のビームモードで最も 有効に利用される。したがって、コンタクトレンズの複雑なパターンの孔は、ビ ームあるいは加工片の復雑な運動によってではなく、マスク描画によって定義さ れる。
マスクがエキシマ−レーザービームを遮断し、エキシマレーザ−はコンタクトレ ンズよりずっと幅広く、平行に、そして描画されたフォーマットでその進路を進 む、その後だけ、それは、極小穿孔されるコンタクトレンズ上に縮小サイズ像に なってレンズあるいは他の光学系によって合焦される。この縮小作用によって、 マスク上では不可能な11II細さの許容範囲を課さずに、製品における大きな 精度を考慮することができる。
歪曲した表面に穿孔する場合に、考慮に入れられる重要な要因はこのレーザーシ ステムの焦点深度である。これは穿孔面積の大きさを制限する、もう一つの要因 である。50ミクロンの孔が、6X縮小倍率(つまり、300ミクロン孔のマス クを眉いてンを持つこのレーザーシステムでコンタクトレンズに穿孔された。こ のシステムの胤へ深度は300ミクロンだった。
この結果から、すべての孔が焦点にある被穿孔ゾーンの理論的な最大直径は、2 .17mmであるということが推定できる。このことから焦点面が水平であると 仮定される。事実、この目標物によって見られるように、焦点面が凸面であると いうことは知られる。これは、凸レンズ上の穿孔ゾーンの有効径を明白に縮小す る。
穿孔ゾーン直径を最大限にするのに取り得る2つの可能な方法がある。
a)レンズの凹面側に穿孔する。
b)光学的要素を使用して、焦点面の形を変形する。
これら両方は実際的な提案である。
孔の間の間隔(すなわちピッチ)はレンズ体に渡って一定であってもよいし、二 者択一的に、レンズ厚さに比例して変更してもよい、この方法は、酸素伝達性の より多くの一様分布を引き起こし、従って、角膜の健康改善になろう、レンズの 横断面厚さが、デザインによって、相当に変り、最も厚い部分が中央部分に位置 するので、これは、大きな負の屈折率を持つレンズにおいては特に重要である。
実際的な目的(レンズの適切な機械的なコヒーレンスを保証するような)のため には、その最外側のリム(周縁部から、0.5mmあるいは1mmまで)は、穿 孔されない。
コンタクトレンズの厚さの中途まで達するように穿孔することには、臨床上の利 点があるかもしれない0例えば、示唆されたこともあるが、穿孔されたコンタク トレンズの不快の主要な原因が孔の縁上を摩擦するまぶたである場合、レンズを 凹面側からレンズ体の中途まで穿孔し、凸面側を穿孔しない状態にしておけば、 これを回避することができるであろう、この利益は、各極小穿孔部の底部で薄膜 を無傷のままにしておくことによって生じるかもしれない酸素伝達性の減少が起 こらないようなバランスのとれたものでなければならない、この中途穿孔レンズ は、薬剤を予め装填されていれば、目の角膜への、あるいは、角膜を介しての律 速され少しずつ溶けだす薬剤の量として理想的である。凸面側から中途穿孔した コンタクトレンズを使用して、まぶたを相応に治療することができであろう。
−2ジオプトリー、直径14mm、中央部厚さ0.06mm、および凹面部カー ブ半径L4mmのヒドロキシエチルメタグリレートレンズ(水分38%の)が、 ポリプロピレン珠玉にマウントされた。これは非常に典型的なコンタクトレンズ である。
IJ/cm”の出力で、5ヘルツのパルスを発生するエキシマ−レーザーが、レ ンズの扇形部まで、×6の“縮小倍率′までマスクを通して合焦された。120 のパルスがレンズ体を貫通するのに必要とされ、50170,80,90.10 0.120および150のパルスを用いてサンプルが作られた。穿孔されている レンズに投影されるとき、マスクには24°の扇形部(直径8mmの中央部およ びレンズ体の約0.5mmの最外側部のリムを穿孔しない状態で)があり、その 扇形部には孔が扇形面積の半分を占めるように、一定の間隔で配置された直径2 5μmの円形孔が含まれ、これによって、扇形部たり約600個の孔が生じた。
レンズ体は、等間隔に配置された10個の扇形に穿孔するために順番にインデッ クスを付けられた。もちろん、15個の扇形でも提供できたであろうが、実際上 、14乃至15個の扇形がレンズ生産においては望ましいであろう。
孔が直径6μmの類似のレンズならば、レンズの最も光学的に重要な中央部を侵 食せずに、このように穿孔して、100万個赴もの孔を提供することが可能であ ろう、しかしながら、上述の如く、その中央部にもある程度の孔密度(全部で約 0.6mm” )を受け入れることは可能である。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8)

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. コンタクトレンズにおいて、レンズ体の一面から他面にむかってレンズ体 を貫通するかあるいはレンズ体の厚さの中途まで達するように設けられた多数の 孔を有し、前記孔の数は、レンズ体の全部あるいは周縁部あるいは中心部の面積 の少なくとも5%に相当するものであることを特徴とするコンタクトレンズ。
  2. 2. 前記孔の数が、前記面積の少なくとも10%に相当するものであることを 特徴とする請求の範囲第1項に記載のコンタクトレンズ。
  3. 3. 前記孔の数が、前記面積の少なくとも15%に相当するものであることを 特徴とする請求の範囲第2項に記載のコンタクトレンズ。
  4. 4. 前記孔の数が、前記面積の少なくとも20%に相当するものであることを 特徴とする請求の範囲第3項に記載のコンタクトレンズ。
  5. 5. 前記孔の数が、前記面積の少なくとも25%に相当するものであることを 特徴とする請求の範囲第4項に記載のコンタクトレンズ。
  6. 6. 前記孔の数が、前記面積の少なくとも30%に相当するものであることを 特徴とする請求の範囲第4項に記載のコンタクトレンズ。
  7. 7. 前記孔の数が、前記面積の少なくとも36%に相当するものであることを 特徴とする請求の範囲第4項に記載のコンタクトレンズ。
  8. 8. 前記孔の数が、前記面積の少なくとも40%に相当するものであることを 特徴とする請求の範囲第4項に記載のコンタクトレンズ。
  9. 9. 前記孔の直径が150μm未満であることを特徴とする上記請求の範囲の いずれかに記載のコンタクトレンズ。
  10. 10.コンタクトレンズにおいて、レンズ体の一面から他面にむかってレンx体 を貫通するかあるいはレンズ体の厚さの中途まで達するように設けられた複数の 孔を有し、前記孔の直径が150μm未満であることを特徴とするコンタクトレ ンズ。
  11. 11.前記孔の直径が100μm未満であることを特徴とする請求の範囲第9項 および第10項のいずれかに記載のコンタクトレンズ。
  12. 12.前記孔の直径が50μm未満であることを特徴とする請求の範囲第11項 に記載のコンタクトレンズ。
  13. 13.前記孔の直径が30μm未満であることを特徴とする請求の範囲第12項 に記載のコンタクトレンズ。
  14. 14.前記孔の直径が10μm未満であることを特徴とする請求の範囲第13項 に記載のコンタクトレンズ。
  15. 15.前記孔の各々の面積が50×10−5mm2未満であることを特徴とする 上記請求の範囲のいずれ一かに記載のコンタクトレンズ。
  16. 16.前記孔の各々の面積が20×10−5mm未満であることを特徴とする請 求の範囲第15項に記載のコンタクトレンズ。
  17. 17.前記孔の各々の面積が10×10−5mm2未満であることを特徴とする 請求の範囲第16項に記載のコンタクトレンズ。
  18. 18.前記孔の各々の面積が5×10−6mm2未満であることを特徴とする請 求の範囲第17項に記載のコンタクトレンズ。
  19. 19.前記孔の各々の面積が2×10−5mm2未満であることを特徴とする請 求の範囲第18項に記載のコンタクトレンズ。
  20. 20.前記孔の寸法が多様に異なっていることを特徴とする請求の範囲第9項乃 至第19項のいずれかに記載のコンタクトレンズ。
  21. 21.前記孔の数が少なくとも2000であることを特徴とする前記請求の範囲 各項のいずれかに記載のコンタクトレンズ。
  22. 22.コンタクトレンズにおいて、レンズ体の一面から他面にむかってレンズ体 を貫通するかあるいはレンズ体の厚さの中途まで達するように設けられた少なく とも2000個の孔を有していることを特徴とするコンタクトレンズ。
  23. 23.前記孔の数が5000以上であることを特徴とする請求の範囲第21項お よび第22項のいずれかに記載のコンタクトレンズ。
  24. 24.前記孔の数が104以上であることを特徴とする請求の範囲第23項に記 載のコンタクトレンズ。
  25. 25.前記孔の数が5×104以上であることを特徴とする請求の範囲第24項 に記載のコンタクトレンズ。
  26. 26.前記孔の数が105以上であることを特徴とする請求の範囲第25項に記 載のコンタクトレンズ。
  27. 27.前記孔の数が5×106以上であることを特徴とする請求の範囲第26項 に記載のコンタクトレンズ。
  28. 28.前記孔の数が106以上であることを特徴とする請求の範囲第27項に記 載のコンタクトレンズ。
  29. 29.レンズ体の少なくとも一部に渡ってすくなくとも1平方ミリメートルあた り100個の孔が存在していることを特徴とする前記請求の範囲各項のいずれか に記載のコンタクトレンズ。
  30. 30.全部の孔がレンズ体をその一面から他面に貫通していることを特徴とする 前記請求の範囲各項のいずれかに記載のコンタクトレンズ。
  31. 31.前記孔のうちいくつかがレンズ体をその一面から他面に貫通しておりいく つかがレンズ体の一面から他面にむかってレンズ体の厚さのの中途まで達するよ うに設けられていることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第29項のいずれか に記載のコンタクトレンズ。
  32. 32.全部の孔がレンズ体の厚さの中途まで達するように設けられていることを 特徴とする請求の範囲第1項乃至第29項のいずれかに記載のコンタクトレンズ 。
  33. 33.レンズ体の厚さの中途まで達するように設けられている前記孔の全部がレ ンズ体の一方の面から発していることを特徴とする請求の範囲第31項および第 32項のいずれかに記載のコンタクトレンズ。
  34. 34.前記レンズ体の前記一方の面が凹面であることを特徴とする請求の範囲第 33項に記載のコンタクトレンズ。
  35. 35.レンズ体の厚さの中途まで達するように設けられている前記孔のうちいく つかがレンズ体の一方の面から発し、いくつかがレンズ体の他方の面から発して いることを特徴とする請求の範囲第31項および第32項のいずれかに記載のコ ンタクトレンズ。
  36. 36.前記孔がレンズ体の全面積にわたって設けられていることを特徴とする前 記請求の範囲各項のいずれかに記載のコンタクトレンズ。
  37. 37.前記孔がレンズ体の周縁部にわたって設けられていることを特徴とする請 求の範囲第1項乃至第35項のいずれかに記載のコンタクトレンズ。
  38. 38.レンズ体の周縁部以外の部分には実質的に孔が設けられていないことを特 徴とする請求の範囲第37項に記載のコンタクトレンズ。
  39. 39.前記孔がレンズ体の特定の部分に均一に分散して設けられていることを特 徴とする請求の範囲第36項、第37項および第38項のいずれかに記載のコン タクトレンズ。
  40. 40.前記孔がエキサイマレーザを用いて形成されたものであることを特徴とす る前記請求の範囲各項のいずれかに記載のコンタクトレンズ。
  41. 41.前記孔がレンズ体の一扇形部分に一度に穿孔されたものであることを特徴 とする前記請求の範囲各項のいずれかに記載のコンタクトレンズ。
  42. 42.前記エキサイマレーザがマスクをとうして照射され、マスク通過後にレン ズ体上に合焦されるを請求の範囲第40項お上び第41項のいずれかに記載のコ ンタクトレンズ。
  43. 43.ポイメチルメタクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレートあるいはヒ ドロゲルからできていることを特徴とする前記請求の範囲各項のいずれかに記載 のコンタクトレンズ。
  44. 44.前記孔が薬剤を収容していることを特徴とする前記請求の範囲各項のいず れかに記載のコンタクトレンズ。
JP2515199A 1989-11-09 1990-11-06 コンタクトレンズ Expired - Lifetime JP2837950B2 (ja)

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