JPH05506699A - 抄紙機のための接近流れシステムを安定化しそして簡単化する方法と装置 - Google Patents
抄紙機のための接近流れシステムを安定化しそして簡単化する方法と装置Info
- Publication number
- JPH05506699A JPH05506699A JP91513185A JP51318591A JPH05506699A JP H05506699 A JPH05506699 A JP H05506699A JP 91513185 A JP91513185 A JP 91513185A JP 51318591 A JP51318591 A JP 51318591A JP H05506699 A JPH05506699 A JP H05506699A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slurry
- water
- pipe system
- pipe
- flow device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21D—TREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
- D21D5/00—Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
- D21D5/26—De-aeration of paper stock
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D19/00—Degasification of liquids
- B01D19/0042—Degasification of liquids modifying the liquid flow
- B01D19/0052—Degasification of liquids modifying the liquid flow in rotating vessels, vessels containing movable parts or in which centrifugal movement is caused
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Paper (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
- Knitting Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
抄紙機のための接近流れシステムを安定化しそして簡単化する方法と装置
本発明は抄紙機のすき網上にバルブを堆積する前のバルブの処理に関する。より
正確には、本発明は抄紙機のだめの接近流れ(approach flow)を
安定化する方法および装置に関する。
紙はバルブの水性懸濁物をすき網上に薄層の形式で分配しそして次ぎに紙生産の
第1の段階として水を除去することによって抄紙機上で生産される。バルブ懸濁
物が好き網上に堆積される前に、空気または気体および不純物はバルブから除去
される。均一の紙を生産するため、水性懸濁物のスプレー中のバルブの量は精密
に且つ連続的に調整される。
気体は主として三つの形式で、即ち、小さい泡、溶解されたまたは化学的に結合
された気体の形式でバルブ懸濁液中に存在する。
化学的に結合された気体または溶解された気体はバルブおよび紙製造工程におい
てめったに問題をひき起こさないか、もし条件が変化しそして泡が形成し始める
ならば問題をひき起こし得る。
繊維懸濁液中の気泡は繊維間の液体中の遊離泡としてまたは繊維に付着した結合
泡として存在し得る。結合および遊離泡はともに紙製造過程において問題をひき
起こす。遊離泡はそれらが過度に大きい量で存在するときはバルブおよび紙製造
工程におし【て特別の問題をひき起こす。これら問題は泡問題、工程の不安定、
減少された脱気などを含む。
本発明の方法は過度の量の遊離空気泡によってひき起こされる問題が無くされる
ように遊離空気泡の大部分の分離および除去に関する。
全気体除去は一般的に他の一タイプの気体除去、いわゆる機械的気体分離、によ
って達成される。この方法によれば、すべての遊離および結合気体部か除去され
る。
さらに、溶解された気体の一部分も除去される。このタイプの気体除去はすき網
上のピンホールおよびその他の問題の発生を防止するために抄紙機成形セクショ
ンの直ぐ前で行われる。(1978年)9月19日−21日、タッピ技術会議に
おいてに、D、クルツによって説明されたこの方法は高い費用がかかりそして繊
維懸濁液が高速で真空タンク内の金属面上に射出される時大量の泡を生じさせる
。
指摘されたように、バルブおよび紙産業における伝統的な脱気装置は著しく大き
い空間を要求し従って多くの費用がかかり、そして分離された気体は大量に生じ
、それらの回収および運搬は困難である。最も通常の脱気装置は大きい直径を有
するタンクであってその内部で気体含有液体中の気体が除去のためタンクの液面
まで上昇することを許されるものである。脱気のため十分な時間が与えられるこ
とを確実にするために、大きいバルブプラントにおけるそのようなタンクの直径
は10−20m、高さは5−6mてあり得る。従って、この種の脱気タンクのた
めの投資費用は高くそしてそれからの気体の回収は困難であることは当業者には
明らかであろう。
言及されたように、バルブおよび紙の生産においては、いかなる存在する気体ま
たは空気も工程および製品およびバルブまたは繊維懸濁物のボンピングに影響を
及ぼす重大な諸欠点を生じさせる。これら諸欠点の最も重要なものは・
−空気によって発生された泡から生じる諸問題;−過多の空気から生じる最終製
品における増加された毛管現象およびピンホール;
−導管、弁およびスクリーンなどにおける不安定性;−増加されたポンプキャビ
テーション:−脱水の諸問題。
−繊維の凝集ニ
ー すき網による減少された成形可能性。
この発明の目的は上に列挙された諸問題の厳しさを無くするまたは減らすことで
ある。
諸口全体に亙って同一参照符号か同様の要素を示す諸国面において:
第1図は先行技術による接近流れ(approach flow)および白水循
環装置の概略図である:
第2図は本発明による接近流れおよび白水循環装置の概略図である:
第3図は本発明において使用する脱気装置のための好ましい制御回路の概略図で
ある。
本明細書(請求の範囲を含む)全体に亙って使用されるとき、用語“気体”は、
それらが遊離した、結合された、または溶解したものであるか否かにかかわらず
、単なる一例として空気を含むあらゆるそして全ての気体を包含することが意図
され;そして表現“脱気ポンプまたは“脱ガスポンプは、ポンプを通過する作業
液体から気体(上に定義されたごときそれ)を分離し得る遠心ポンプであって、
インペラの上流のまたは前の区域からインペラの下流のまたは後の区域まで分離
された気体を運搬するための気体流路を有し、そして前記ポンプがさらにポンプ
からの前記分離された気体の除去を可能に・するベントを有するものを意味する
ことが意図される。好適な脱気ポンプの例は、本発明の被譲渡者、A、アールシ
ュトルム社、によって脱ガスMC[商用名コポンブとして販売されるポンプと、
エアセップ(AIR3EP) [商用芯コ脱ガスを装備されて商用者アールスタ
ー(AHLSTAR)を以て前記被譲渡者によって販売される他の一つのポンプ
である。また、ここて用いにれる場合、用語“液体”は従来定義されるごとき液
体を含むのみならず、液体のように流れるまたは液体のように脱気ポンプを通じ
て流れさせられるスラリおよび懸濁物をも含むことが意図される。
第1図は抄紙機のだめの、短循環システムとも呼ばれる、通常の先行技術による
接近流れ(approach flow)および白水循環システムを説明する。
詳細に第1図を参照すると、タンクlは紙を生産するためのバルブスラリを収容
する。タンク1の出口に結合されたポンプ6はレベルチェスト2、サージドラム
2、坪量弁または調整弁3、流体体積ゲージ4および軟度レベルゲージ5を通じ
てバルブをタンクlから白水循環内に送入する。レベルチェスト20目的はバル
ブの流れが可能なかぎり一定であるように調整弁3のために一定のインプット圧
力を保証することである。これはバルブスラリまたは懸濁液中のバルブ繊維の変
化する量に起因する紙の厚さの変化を回避するため重要である。バルブスラリを
排出するための説明された先行技術システムは原則的には良好であるが、タンク
l内のバルブスラリか変化する量の空気を含む場合は不正確である。従って、調
整弁3の前のスラリの柱状体の重量は変化しそして抄紙機へ流れるバルブ量に変
化を生じさせるであろう。本発明の一目的は空気によって生じるこの問題を無く
することである。
抄紙機のための白水循環システムという表現は抄紙機の成形セクションにおいて
バルブスラリから分離された水が再循環されて、その軟度が3−5%である接近
するバルブスラリをそれがすき網■2上にヘッドボックスIlによって堆積され
るときの通常の軟度である0、5−1.0%の間の軟度に希釈するのに利用され
るシステムを意味する。第1図において、接近するバルブは秤量弁3を経てファ
ンポンプ7内へ流れ、そこからそれはセーブオールトレー13からの水と一緒に
遠心クリーナ8、脱気装置9、ヘッドボックス装入ポンプ10およびスクリーン
14を経てヘットボックス11内ヘボンブで送られ、そこからバルブスラリは薄
層噴射流れの形式ですき網12上に分配される。すき網から、水はしばしば重力
または吸引力または両方によって、上に説明されたように戻るため、すき網12
を通過してセーブオールトレー13内へ流れる。
空気がバルブスラリまたは水または両方に混入するとき、それは上に説明された
白水循環システムに対する様様の問題を生じさせる。もし空気がヘッドボックス
IIに達するならば、空気泡は噴射流れがすき網上に分配されるとき噴射流れの
なかに空所を生じさせ、その結果、形成されろ紙匹に穴ができる。これを避ける
ため、白水循環システムは通常は大きな真空タンクである特別の脱気装置9てあ
ってその内部で白水中に同伴された空気が装置9内の負圧によって分離されるも
のを設置され得る。
すき網12からセーブオールトレー13内に流れる水は相当大きな量の空気を捕
捉しそしてかくしてポンプ7の作用を不規則にする。水の空気含量を減らすため
トレー13は大きく設計され、それにより空気はセーブオールトレー13内の水
の表面まで上昇することを許され、そこにおいて空気は大気中へ逃げる。しかし
、空気の一部分はセーブオールトレーの水のなかに同伴されたままであり、それ
によりしばしば白水循環システムの機能不全を生じさせる。
本発明の他の一目的は空気によって生じさせられる白水循環のこれら諸問題を無
くするとともに、大きなセーブオールトレーを不必要にすることである。
本発明のもう一つの目的は白水を循環させるための手順と装置とを簡単にすると
ともにプラントのための建設費用を減らすため空気と気体とによって発生される
諸問題を無くすることである。
これら諸目的は、初めに言及された方法および機構であってそれらの特徴が以下
において示されるものによって達成された。本発明は気体および空気の諸問題は
、脱気および/または脱ガスポンプであってそれらによって気体を伴わないまた
は本質的に気体を伴わないボンピングおよびバルブ流れが得られるものによって
空気/または気体を除去することによって回避され得るという新規且つ基本的な
概念に基つく。本発明の一好適実施例によれば、脱気ポンプはバルブスラリから
気体を分離しそして前記気体をポンプインペラと、前記インペラの前からインペ
ラ背板を通ってインペラの後の位置まで延びる通路であってそれから気体が好ま
しくは負圧給源、例えば排気ポンプ、に接続されるベントによって排出されるも
のとの前において中心に集め得る遠心ポンプである。そのようなポンプの一例は
そのエアセップ(A[RSEP) [商用名]特徴が本願被譲渡者から商業的に
入手され得るアールスター(AHLSTAR) [商用名]ポンプ、または“浮
遊分離の方法と装置”に対するFI904003に基づいてJ エロネン外によ
って本願と同時に出願されたPCT特許特許第4図に図示されるポンプであるか
、これらに代えてその他のポンプも使用され得る。ある用法においては、ポンプ
の吸引側におけるインプット圧力は何ら排気ポンプを必要とすることなしに分離
気体を放出するのに十分高くそして気体はインプット圧力の結果として脱気遠心
ポンプのベントから外へ流れる。本願の被譲渡者、A アールシュドロム社、か
ら商業的に入手され得る他の好適な−ポンプは、いわゆる脱ガスMC[商用名]
ポンプであり、これは気体または空気含有物質がポンピングされるときまず第1
にポンプキャビテーションを無くするように設計されているから本発明の諸目的
を達成するために使用され得る。
本発明および前記脱ガスポンプによって得られる諸利点は以下において第2図を
参照していっそう精密に説明される。
現在好ましいとされる実施例の概略図であり、従って本発明を実施するための様
々の構造、システムおよび方法の典型である第2図を参照すると、接近流れ装置
はすき網12を含む成形セクションをも有する抄紙機のヘッドボックス11ヘバ
ルブスラリまたは紙料を供給するための手段を存する。ここに示されるバルブス
ラリ供給手段はパイプシステム20によってヘッドボックス11に接続されるタ
ンクlである。
第2図によれば、第1の脱気ポンプ16はここてはバルブタンク1として示され
るバルブスラリを供給する手段の出口側においてパイプシステム20のバイブス
ラリ管に接続される。ポンプ16はバルブスラリをレベルチェスト2内へ転送し
、そこからパルプスラリは坪量弁3を通ってパイプシステム20の一部分を構成
する白水循環システム内に流れる。ポンプ16による脱気の結果として、坪量弁
3の直ぐ先頭に位置するパルプスラリの柱状体の比重は一定であり、従って一定
の流れが白水循環のために得られる。また、弁3は一定の少量の空気がバルブス
ラリ中に同伴されたままであることの結果としてより規則的に作動する。
白水循環においてすき網を通過する水はより精密に以下説明される1本または2
本の枝管によって再循環されるように集められる。
吸引箱15か水を集めるために成形セクションのすき網12の下に配置される。
そのように集められた水は空気を含有する。空気を含有する水は吸引箱15から
枝管21を通して脱気ポンプ構成の第2の脱気ポンプ17へ送られる。ヘットボ
ックスを離れ去るときのバルブスラリの好適な軟度は約1%である:即ち、パル
プ繊維筋トンにつき水99トンか存在する。すき網12上に成形された紙匹は、
吸引箱15による脱水後、約5%の軟度を有する:即ち、バルブ毎トンにつき水
19トンが存在する。か(して、ヘッドボックス11によってすき網12上に供
給されるスラリ毎1001−ンにつき水均80トン1 か枝管21およびポンプ
17を通過する。紙匹がすき網12上の成形セクション全体を横切る時点には、
紙匹の軟度は約10%である:即ち、集水トレー19内にバルブ繊維筋トンにつ
き水約10トンが集められる。この水は、すき網洗いスプレーからの水のごとき
、その他の水I と−緒に第3の脱気ポンプI8によって枝管22を通じてボン
ピングされる。このようにして、注目に値する諸利点が得られる:即ち、
−すき網12上の紙匹から除去される水を集めるための伝統的な大きなセーブオ
ールトレー13(第1図・ 参照)が無くされるニ
ー 在来の大きなセーブオール(第1図におけるセーブオール13のごときもの
)に集められた水から空気をそのような大きなセーブオールの大きな表面を通じ
て周囲大気へ逃がすことによって分離する必要が無い:1− 脱気ポンプ17お
よび18の排出側における枝管21および22内の水は本質的に空気を含まない
;そして−脱気ポンプ17の吸引作用は、必要とされるときは、すき網12の下
の吸引箱15内に吸引作用を付与するためにも使用され得、そして脱気ポンプ1
8は、必要とされるときは、集水トレー19から水を吸い出すために使用され得
る。
バ/lブ繊維および水は脱気ポンプ17および18によってクリーナ8およびス
クリーン14を通じてヘットボックスll内に送り戻される。クリーナ8とスク
リーン14との間には追加のポンプを置く必要は無いか、望まれるとき、特に本
発明による装置が何らのレベルまたは配管変更を行うことなしに既存のプラント
に改装配置されるとき、は加圧ポンプが配置され得る。また、クリーナ8の後に
続く伝統的なそしてしばしば使用される脱気装置(第1図におけるデキュレータ
9のごときもの)は必要てないが、第2図のシステムによって得られる脱気度を
さらに改善するために脱気が望まれるときは、それが追加され得る。
言うまでもなく、第2図の本発明を実施するその他の代替システムは当業者には
容易に明らかに理解されるであろう。本発明は第2図による構成に限定されない
。従って、例えば、ポンプ18の吐出側は、第2図において破線を以て示される
ように、タンクIに直接接続され得そして紙料は弁3からポンプ17の吸込側へ
導かれ得る。
また、バルブスラリのための排出システムから第1図および第2図にともに示さ
れるサージドラム2を完全に除去し、それにより紙料ポンプ16は、接続が第2
図において実線または点線で示されるごときものであるか否かによって、本質的
に気体を有しないスラリをタンク1のごときバルブスラリ供給手段から直接にポ
ンプ17またはポンプ18のとちらかの吸込側へ供給することも本発明の範囲内
に入る。しかし、ポンプ16における好適なスラリの流れおよび調整などによっ
て、パイプシステム20の白水循環内への十分に安定化された装入を保証するこ
とが重要になる。
本発明による方法およびシステム(または装置)の重要な一利点は、抄紙機のた
めのシステムが簡単化されそして第1図によって例示されるごとき先行技術シス
テムよりも小さい垂直範囲の空間を占め得、それにより建設費用を削減する。第
1図の大きなセーブオールトレー13は不必要になりそして第1図の大きく且つ
使いにくく配置された脱気装置9もまた不必要になる。従って、装置費用および
建設費用をともに著しく減らすことが可能になる。
第3図に示されるように、本発明の装置および方法において使用される脱気ポン
プは好ましくはモータ31およびポンプ内の流路32を有する遠心ポンプ30か
ら成り、流路32は外排気管34に接続されそして弁36を介して例えばよく知
られているナツシュ(NASH) [商用名コポンブであり得る吸込または真空
ポンプ38に接続される。図面はさらに吸込ポンプ30によって発生される減圧
を制御するための制御弁36.40を概略的に図示する。遠心ポンプ30は、知
られているように、吸込口42および圧力口44を有する。吸込ダクト46が吸
込口に取付けられる。ダクト46は弁40によって繊維懸濁液のための入口管4
8に接続される。制御回路はさらに吸込ダクト48および割織ユニット52に接
続された圧力センサ50を有し、制御ユニットは弁40の作動を制御するように
弁に接続されている。
運転時、繊維懸濁液はポンプ30によって入口管48から弁40を通じて吸込ダ
クト40内に引入れられる。
流れは減圧が吸込ダクト内においてそしてポンプの吸込口42内において発生さ
れそれにより繊維懸濁液からの気体の分離を促進するように弁40によって絞ら
れる。
従って、流れはその沸騰を避けるに至らないように可能なかぎり絞られる。圧力
センサ50および制御ユニット52は懸濁液が減圧によって沸騰するのを防止す
るのに十分なくらい高く吸込ダクト内の圧力を維持する。このようにして、イン
ペラの前で懸濁液から分離される気体の量は可能なかぎり大きくそして分離され
た気体は在来の経路を通して遠心ポンプから排出される。かくして、遠心ポンプ
30は圧力口44を通じて懸濁液をポンピングしそして懸濁液の気体含量は入口
管48内の懸濁液のそれより相当小さい。制御ユニット54および圧力センサ5
6もまたポンプインペラの前で発生される空気泡と吐出管58内の圧力との間の
圧力差を制御し以て所望し以上のごとく、本発明の好適実施例に適用される本発
明の基本的な新規の諸特徴か示されそして説明されそして指摘されたか、開示さ
れた発明の形式および細部に関し様々の省略および代用および変更が本発明の精
神および範囲から逸脱することなしに当業者によって為され得ることか理解され
るであろう。従って、本発明は別添請求の範囲によって表されるようにのみ制限
さるへきである。
i
手続補正書
要 約 書
バルブスラリ貯蔵タンク(1)と抄紙機の成形セクションのすき網(12)との
間においてバルブスラリを流れさせる接近流れ装置は、スラリの流れを可能にす
るため貯蔵タンク(1)から成形セクションヘスラリを運搬するためのパイプシ
ステム(20)とニスラリを流れさせるためそしてスラリから気体を除去するた
めそして除去された気体をパイプシステム(20)の外側の場所へ排出するため
パイプシステム(20)の間に配置された脱気遠心ポンプ(16)とを有する。
請求の範囲
平成5年 5月13日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.パルプスラリ貯蔵タンクと抄紙機の成形セクションのすき網との間でパルプ スラリを流れさせるための接近流れ装置において、前記装置が: 前記スラリの流れを可能にするため前記スラリを前記貯蔵タンク(1)から前記 成形セクションへ運搬するためのパイプシステム(20);および 前記スラリを流れさせるため前記パイプシステム(20)の間に配置された脱気 遠心ポンプ(16)であって、前記スラリから気体を除去する手段および前記除 去された気体を前記パイプシステム(20)の外側の場所へ排出する手段を有す るもの を有することを特徴とする接近流れ装置。 2.水性パルプスラリを供給手段から抄紙機の成形セクションのすき網へ供給す るための接近流れ装置において、前記装置が; 前記パルプスラリを前記すき網(12)上に堆積させるためのヘッドボックス( 11); 前記スラリを前記供給手段から前記ヘッドボックス(11)へ導くためのパイプ システム(20);前記スラリを前記供給手段から前記ヘッドボックス(11) ヘポンプで送るため前記パイプシステム(20)の間に配置された脱気遠心ポン プ(16)であって前記スラリから気体を除去する手段および前記除去された気 体を前記パイプシステム(20)の外側の場所へ排出する手段を有するもの;お よび 前記成形セクションの前記すき網(12)上の前記スラリから排出された水を集 める手段(15,19)を有し、 前記パイプシステム(20)が前記集める手段(15,19)によって集められ た前記水を前記ヘッドボックス(11)の上流の前記パイプシステム(20)へ 運搬するための管(21,22)を有する ことを特徴とする接近流れ装置。 3.請求の範囲第2項の接近流れ装置において、さらに、前記集められた水を前 記パイプシステム(20)ヘポンプで送るため前記管(21,22)の間に配置 された第2の脱気遠心ポンプ(17,18)であって、前記集められた水から気 体を除去する手段および前記集められた気体を前記パイプシステム(20)の外 側の場所へ排出する手段を含むものを有することを特徴とする接近流れ装置。 4.請求の範囲第3項の接近流れ装置において、前記スラリから排出された水を 集めるための前記手段が:前記すき網(12)上の前記スラリから水を除去する ため前記すき網(12)の一部分の下に位置する吸引箱(15);および 前記すき網(12)上の前記スラリから除去されたさらなる水を集めるため前記 すき網(12)の下に位置する集水器(19) を有することを特徴とする接近流れ装置。 5.請求の範囲第4項の接近流れ装置において、前記管が集められた水を前記吸 引箱(15)から前記ヘッドボックス(11)の上流の前記パイプシステム(2 0)へ運搬する一つの枝管(21)と、集められた水を前記集水器(19)から 前記ヘッドボックス(11)の上流の前記パイプシステム(20)へ運搬するた めの他の一つの枝管(22)とを含むことと:前記第2の脱気遠心ポンプ(17 ,18)が前記集められた水を前記パイプシステム(20)ヘポンプで送るため 前記管(21,22)の間に配置され、前記第2の脱気遠心ポンプ(17,18 )が前記集められた水から気体を除去する手段と、前記除去された気体を前記バ イブシステム(20)の外側の場所へ排出する手段とを有することとを特徴とす る接近流れ装置。 6.請求の範囲第4項の接近流れ装置において、前記管が集められた水を前記吸 引箱(15)から前記ヘッドボックス(11)の上流の前記パイプシステム(2 0)へ運搬する一つの枝管(21)と、集められた水を前記集水器(19)から 前記ヘッドボックス(11)の上流の前記パイプシステム(20)へ運搬するた めの他の一つの枝管(22)とを含むことと、前記第2の脱気遠心ポンプ(17 )が前記集められた水を前記吸引箱(15)から前記ヘッドボックス(11)の 上流の前記パイプシステム(20)ヘポンプで送るため前記管の前記一つの枝管 (21)の間に配置され;そしてさらに前記集水器(19)によって集められた 水を前記ヘッドボックス(11)の上流の前記パイプシステム(20)ヘポンプ で送るため前記管(22)の前記他の一つの枝管(22)の間に配置された第3 の脱気遠心ポンプ(18)を有し、前記第3の脱気遠心ポンプ(18)が前記集 められた水から気体を除去する手段と、前記除去された気体を前記パイプシステ ム(20)の外側の場所へ排出する手段とを有することとを特徴とする接近流れ 装置。 7.請求の範囲第6項の接近流れ装置において、前記第2の脱気ポンプ(17) がさらに前記吸引箱(11)内に負圧を生じさせる手段を有することを特徴とす る接近流れ装置。 8.請求の範囲第4項の接近流れ装置において、さらに前記ヘッドボックス(1 1)の上流の前記パイプシステム(20)に遠心クリーナ(8)とスクリーン( 14)とを有することを特徴とする接近流れ装置。 9.請求の範囲第6項の接近流れ装置において、さらに前記ヘッドボックス(1 1)の上流の前記パイプシステム(20)に遠心クリーナ(8)とスクリーン( 14)とを有することを特徴とする接近流れ装置。 10.抄紙機へパルプスラリを供給するための接近流れシステムを安定化する方 法において、前記システムの間に配置された脱気ポンプによって前記接近流れシ ステムにおいて前記スラリをポンプで送ることによって前記パルプスラリから気 体を除去する過程を有することを特徴とする接近流れシステムを安定化する方法 。 11.抄紙機のヘッドボックスへ水性パルプスラリを供給するための接近流れシ ステムを安定化する方法であって、前記抄紙機の成形セクションのすき網上に前 記スラリを堆積させそして前記すき網を通過させることによって前記スラリから 分離された水を前記ヘッドボックスへ戻すための方法において、前記システムの 間に配置された脱気ポンプによって前記分離された水を前記ヘッドポックスヘポ ンプで送ることによって前記分離された水のなかの気体を除去する過程を有する ことを特徴とする接近流れシステムを安定化する方法。 12.請求の範囲第11項の方法において、前記すき網の下に位置する吸引箱に よって前記すき網上の前記スラリから水を分離し、そして前記脱気ポンプの作用 によって前記吸引箱内に負圧状態を生じさせる過程を有することを特徴とする方 法。 13.パルプスラリを供給する手段と抄紙機の成形セクションのすき網との間で パルプスラリを流れさせるための接近流れ装置において、前記供給手段から前記 ヘッドポックスヘスラリを導くためのパイプシステムと、前記パイプシステム内 で前記パルプスラリから気体を除去する手段とを有し、前記気体を除去する手段 がスラリを前記ヘッドボックスヘポンプで送るため前記パイプシステムの間に配 置された少なくとも一つの脱気遠心ポンプから成り、前記脱気遠心ポンプが前記 スラリから気体を除去する手段を有し、そして前記除去された気体を前記パイプ システムの外側の場所へ排出する手段を有することを特徴とする接近流れ装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FI904006A FI87247C (fi) | 1990-08-14 | 1990-08-14 | Matningsarrangemang och -foerfarande foer en pappersmaskin foer behandling av en fibermassastroem |
FI904006 | 1990-08-14 | ||
PCT/FI1991/000250 WO1992003613A1 (en) | 1990-08-14 | 1991-08-13 | Method and apparatus for stabilizing and simplifying an approach flow system for a paper-making machine |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05506699A true JPH05506699A (ja) | 1993-09-30 |
Family
ID=8530921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP91513185A Pending JPH05506699A (ja) | 1990-08-14 | 1991-08-13 | 抄紙機のための接近流れシステムを安定化しそして簡単化する方法と装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0543866B1 (ja) |
JP (1) | JPH05506699A (ja) |
AT (1) | ATE129762T1 (ja) |
CA (1) | CA2089078C (ja) |
DE (1) | DE69114295T2 (ja) |
FI (1) | FI87247C (ja) |
WO (1) | WO1992003613A1 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI89728C (fi) * | 1992-05-19 | 1993-11-10 | Pom Dev Oy Ab | Foerfarande och anlaeggning foer cirkulation av processvattnet i en pappersmaskin |
FI97332B (fi) * | 1993-12-23 | 1996-08-30 | Pom Technology Oy Ab | Laite ja menetelmä kaasun ja nesteen muodostaman seoksen pumppaamiseksi ja erottamiseksi |
FI111873B (sv) | 1999-06-03 | 2003-09-30 | Pom Technology Oy Ab | Gasavskiljande centrifugal anordning, förfarande för att pumpa och avgasa en fluid samt förfarande för tillverkning av papper eller kartong |
FI19991793A (fi) * | 1999-08-23 | 2001-02-24 | Andritz Ahlstrom Oy | Menetelmä paperikoneen tai vastaavan lähestymisjärjestelmän toiminnan ohjaamiseksi |
FI111967B (fi) * | 2002-05-02 | 2003-10-15 | Metso Paper Inc | Prosessijärjestely paperikoneen lyhyessä kierrossa |
FI20031164A (fi) * | 2003-07-09 | 2005-01-10 | Sulzer Pumpen Ag | Menetelmä ja laitteisto massan käsittelemiseksi |
DE10337944A1 (de) * | 2003-08-19 | 2005-03-17 | Voith Paper Patent Gmbh | Verfahren zur Zuführung einer Faserstoffsuspension zu einem Stoffauflauf |
AT414244B (de) | 2004-05-13 | 2006-10-15 | Andritz Ag Maschf | Verfahren und vorrichtung zur vermischung von stoffströmen |
DE102004051327B4 (de) | 2004-10-21 | 2007-09-27 | Voith Patent Gmbh | Verfahren zur Entgasung und Zuführung einer Faserstoffsuspension zu einem Stoffauflauf sowie Entgasungsvorrichtung |
FI119559B (fi) * | 2007-06-01 | 2008-12-31 | Upm Kymmene Corp | Menetelmä massan käsittelemiseksi |
SE535003C2 (sv) * | 2010-05-10 | 2012-03-13 | Metso Paper Inc | Anordning för avgasningskontroll |
FI20115882A0 (fi) * | 2011-09-08 | 2011-09-08 | Teknologian Tutkimuskeskus Vtt Oy | Menetelmä kuitulangan valmistamiseksi |
WO2017154084A1 (ja) | 2016-03-08 | 2017-09-14 | 三菱電機株式会社 | 軸封装置付き回転電機 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS577208A (en) * | 1980-04-07 | 1982-01-14 | Ahlstroem Oy | Device and method of separating gas from fiber suspension |
JPH02112495A (ja) * | 1988-02-26 | 1990-04-25 | A Ahlstroem Oy | 空気またはガスを含む液体または繊維懸濁液の製造工程を改善する方法及び装置 |
JPH02259183A (ja) * | 1989-01-31 | 1990-10-19 | Mas Fab Andritz Ag | 材料―ガス混合物の処理方法、その装置及びプラント |
JPH02269887A (ja) * | 1989-03-29 | 1990-11-05 | Kamyr Ab | 繊維状セルロース材料の懸濁物を流動化、脱ガス及びポンプ送出する装置 |
JPH02286897A (ja) * | 1989-04-27 | 1990-11-27 | A Ahlstroem Oy | 遠心ポンプ |
JPH0326305A (ja) * | 1989-06-21 | 1991-02-04 | E & M Lamort Sa | 液体の脱気方法及びその装置 |
-
1990
- 1990-08-14 FI FI904006A patent/FI87247C/fi active IP Right Grant
-
1991
- 1991-08-13 JP JP91513185A patent/JPH05506699A/ja active Pending
- 1991-08-13 AT AT91914426T patent/ATE129762T1/de not_active IP Right Cessation
- 1991-08-13 EP EP91914426A patent/EP0543866B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-08-13 DE DE69114295T patent/DE69114295T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1991-08-13 WO PCT/FI1991/000250 patent/WO1992003613A1/en active IP Right Grant
- 1991-08-13 CA CA002089078A patent/CA2089078C/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS577208A (en) * | 1980-04-07 | 1982-01-14 | Ahlstroem Oy | Device and method of separating gas from fiber suspension |
JPH02112495A (ja) * | 1988-02-26 | 1990-04-25 | A Ahlstroem Oy | 空気またはガスを含む液体または繊維懸濁液の製造工程を改善する方法及び装置 |
JPH02259183A (ja) * | 1989-01-31 | 1990-10-19 | Mas Fab Andritz Ag | 材料―ガス混合物の処理方法、その装置及びプラント |
JPH02269887A (ja) * | 1989-03-29 | 1990-11-05 | Kamyr Ab | 繊維状セルロース材料の懸濁物を流動化、脱ガス及びポンプ送出する装置 |
JPH02286897A (ja) * | 1989-04-27 | 1990-11-27 | A Ahlstroem Oy | 遠心ポンプ |
JPH0326305A (ja) * | 1989-06-21 | 1991-02-04 | E & M Lamort Sa | 液体の脱気方法及びその装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FI904006A0 (fi) | 1990-08-14 |
FI87247B (fi) | 1992-08-31 |
FI904006A (fi) | 1992-02-15 |
FI87247C (fi) | 1992-12-10 |
EP0543866B1 (en) | 1995-11-02 |
CA2089078C (en) | 1998-01-20 |
DE69114295D1 (de) | 1995-12-07 |
CA2089078A1 (en) | 1992-02-15 |
ATE129762T1 (de) | 1995-11-15 |
WO1992003613A1 (en) | 1992-03-05 |
DE69114295T2 (de) | 1996-04-25 |
EP0543866A1 (en) | 1993-06-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2142700B1 (en) | A method for removing gas in connection with a paper or board machine | |
JPH05506699A (ja) | 抄紙機のための接近流れシステムを安定化しそして簡単化する方法と装置 | |
US5567278A (en) | Process and apparatus for circulating backwater in a papermaking machine | |
US7807020B2 (en) | Method for degassing and supplying a fibrous suspension to a headbox or a filter device and degassing device | |
US3432036A (en) | Conditioning papermaking stock | |
FI103676B (fi) | Paperi- tai kartonkikoneen lyhyen kierron prosessijärjestely | |
CA2089077C (en) | System for simultaneously degassing and pumping a liquid | |
KR100480874B1 (ko) | 가스제거용기 | |
FI75007C (fi) | Inmatning av flytande massa, ur vilken luft av avlaegsnad. | |
JPH03505846A (ja) | 繊維懸濁液から軽い物質を除去する方法及び装置 | |
US4378978A (en) | Degassing of liquid mixtures | |
US3720315A (en) | Stabilizing papermaking system cleaner operation | |
US6869504B2 (en) | Apparatus for passing stock into a headbox of a paper machine or equivalent | |
US3801436A (en) | Fibrous web forming machine with white water recirculating arrangement | |
US3190792A (en) | Cylinder type paper making machine | |
US3513971A (en) | Continuous method for degasifying and cleaning aqueous suspensions of fibrous materials | |
US5227058A (en) | Apparatus for removing liquid from the thickeners, filters, and washers | |
KR19990067424A (ko) | 오염된 펄프 부유물 처리를 위한 방법 및 설비 | |
WO2001081675A1 (en) | A process and an apparatus for forming a web | |
JP4982684B2 (ja) | 吸引要素における方法と装置 | |
FI102302B (fi) | Menetelmä ja laite laatuominaisuuksiltaan parannetun selluloosamassan valmistamiseksi | |
FI87538B (fi) | Foerfarande och anordning foer avlaegsnande av vaetska fraon faellningsanordningar, filterapparater, tvaettare och dylika | |
JP2002523642A (ja) | 紙パルプを前処理する方法および装置 | |
WO1999054543A1 (en) | Flotation module for pressurized deinking |