JPH05506365A - Hla dqベータdnaタイピング - Google Patents

Hla dqベータdnaタイピング

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JPH05506365A JP92502885A JP50288592A JPH05506365A JP H05506365 A JPH05506365 A JP H05506365A JP 92502885 A JP92502885 A JP 92502885A JP 50288592 A JP50288592 A JP 50288592A JP H05506365 A JPH05506365 A JP H05506365A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 HLA DQベータDNAタイピング 中の出願番号第632i80号の部分継続出願であり、前記出願は1989年8 月15日出願の同時継続中の出願番号第491.210号の部分継続出願であり 、前記出願は1986年8月22日出願の現在は放棄された出願番号第899. 3444の継続出願であり、前記出願は1986年3月13日出願の現在は放棄 された出願番号第839.331号の部分継続出願であって、それぞれをここに 参考として組入れる。
この発明は、個体のHLA DQB (DQベータまたはDQB)ゲッタイブを 決定するための方法および組成物に関するものである。好適な実施態様において 、本発明は、米国特許第4.683.202号、4.683,195号および4 ,965.188号に開示され、特許請求の範囲に記載された遺伝子増幅方法に 関連する。本発明の方法およびプローブは、クラスII HLA DQBI遺伝 子の多形性対立遺伝子の検出に特に関連する。特に、特定のHLA DQBI対 立遺伝子の存在または不在は、インツユリン−依存性真性糖尿病(IDDM)の 発症し易さの指標として機能する。従って本発明は、分子生物学、診断医学、法 医学の分野に関連する。
関連技術の記述 ヒトの主組織適合性複合体のクラス11位置は、Bリンパ球細胞、活性化Tリン パ球細胞、マクロファージ、樹状細胞上で発現されるHLA D細胞表面糖蛋白 質をコードする。個々にDR,DQ、DPと称されるこれらの蛋白質は、アルフ ァおよび高度に多形性のベータサブユニットからなる異種二量体であり、TIH 胞に対する抗原の提示について応答性である。高度に多形的なベータサブユニッ トにおける変異性は、T細胞レセプタおよび抗原ペプチド断片と相互作用するも のと考えられているアミノ末端細胞外領域に局在する。CD4リンパ球細胞のT 細胞レセプタによるHLAm蛋白質/ペプチド断片複合体の認識は、T細胞の活 性化に導< (Babbitら、1985、Nature 317 : 359 −361 ;Buusら、1987.5cience 235 : I 353 −1358 : Guilletら、1987.5cience 235 :  865−870 ; #よび5ette ら、1987、Nature 328  : 395−399参照)。クラスf[HLA蛋白質をコードする遺伝子は、 ヒトの第6染色体の短腕部に位置している。これらの遺伝子は、多形性が定義さ れるほとんどの配列が第2のエクソンに局在化して高度に多形性である。HLA D領域の構造、配列および多形性は、ここに参考とじて組入れるTrowsda leらの、1985、[mmunol、 Rev、85:5−43に記述されて いる。
HLA D領域遺伝子産物の多形性は、一般に、血清学的タイピング試薬により 、また同型接合のタイピング細胞(HTC)への応答においてT細胞増殖が培養 にて測定される混合リンパ球培養(MLC)反応によって定義される。HLA  DQB1位置の多形性は、DQω1.2.3および4 (WHO命名委員会、1 990)の特異性を定義する血清学的タイピング試薬を使用して検出されている 。特異性DQω1は、最近血清学的サブタイプDQω5および6に細分化され、 またDQω3は、DQω7.8および9に細分化されている。しかしながら、慣 用のタイピングでは、DQω1.DQω2およびDQω3特異性しか識別できな い。
細胞的(Odumら、1987、Ti5sue Antigens 29 :1 01−109参照)、生化学的(Lotteauら、1987、Im+++un ogenetics 25 : 403−407参照)、および制限断片及多形 性(RF L P 、 Hyldig −N1elsenら、1987、Pro c、 Natl、 Acad、 Scr、 USA 84 : 1644−16 48、および米国特許第4,582,788号参照)の分析は、HLA領域の多 形性の程度か、示されている血清学的および免疫学的方法より更に拡張されるで あろうことを示している。該RFLP方法は、7種のDQ特異性の同定に有用で ある。
しかしながら、RFLP技術は、ある限界を育している。変異配列を保持する対 立遺伝子は、変異ヌクレオチドが分析に使用される制限酵素の認識部位内にある 場合、あるいは多形的制限部位が特定のコード配列変異を伴う非平衡の連結中に ある場合にのみ同定可能である。更に、RFLP分析は、単にコード配列変異が 存在する証拠を与えるのみであって、該変異の正確な性質についての情報を与え るものではない。更にはこの方法は、労力がかかり、また大量の高分子量DNA を必要とする。この後者の要求は、ゲノムDNAの分解を生じる条件に置かれて いた試料を排除することになる。
ある種の医学的応用、特には臓器移植の分野において、正確なりQタイピングは 重要であろう。また、タイピングは、疾患感受性の分子的基礎の研究にも有用で ある。
特に、DQB 1およびDQAIの特定の対立遺伝子は、インシュリン−依存性 真性糖尿病へのかかり易さの指標として機能する( I D DMSToddら 、1987、Nature。
329 : 559−604 ;Hornら、1988、Proc、 Natl 、 Acad、 Sci、 USA 85 : 6012−6016 ;および Toddら、1989、Nature 338:587)。
ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)の開発は、複雑なゲノムDNAの分析および操 作を容易にした。PCR工程は、極めて複雑な核酸混合物から出発して特定の核 酸配列を増幅することを可能とした。この工程は、ここに参考として組入れる米 国特許第4.683195号、第4.683.202号、第4,889,818 号および第4.965.188号、ならびにヨーロッパ特許発行番号第237. 362号および第258.017号により完全に記述されている。
PCR工程は、個体のクラス[I HLA DNAのタイピングをも容易にした 。科学者らは、オリゴヌクレオチドプローブを設計し、これらのプローブを興味 ある配列の増幅に使用することによって、ゲノムDNAのDRB位置の多形性第 2エクソンを研究した。5charfらの1988、Hum、Immunol、 22 : 61−69の ”5equenceanalysisofthe H LA DRB and HLA DQ B 1oci from three  Pemphigus valgaris patients”を参照。HLA  DPタイピングのPCHに基づく方法は、1989年5月4日出願の同時係属中 の出願番号第347.506号に、またHLA DRタイピングは1990年1 2月6日出願の出願番号第623.098号に記述されており、これらをここに 参考として組入れる。
プライマが、制限酵素認識配列を含む場合には、増幅DNAを直接に配列決定ベ クター中にクローン化することができ、また増幅生成物のヌクレオチド配列を容 易に決定することができる。5harfらの1986.5cience233: 1076−1078による “Direct cloningand 5equ ence analysis of enzymatically ampli Nedgenomic 5equence”と題された文献参照0該増幅DNA は、配列−特異的オリゴヌクレオチド(SSO)プローブを使用する検出方法に よっても研究され得る。5aiki らの、1986、Nature 324  : 163−166による ”Analysis of enZymatica llyamplifiedbeta−globinand HLA DQa D NAwith alle−specific oligonucleotide  probes ” と題される文献参照。この研究は、試料核酸に対するプロ ーブハイブリダイゼーションを検出するためのド・ノドプロット技術も記述して いる。
本発明は、新規な方法および試薬を提供することによって、効率的で情報が充分 なりQBI DNAタイピング方法に対する必要事項を満足するものである。こ れらの方法および試薬は、本方法によってタイピングされ、かつ同定され得る従 来知られていなかったDQB 1対立遺伝子の発見を導いた。
本タイピング系は、mRNAから合成されるcDNAのタイピング(型別)、お よび組織、形質転換系、疾患状態、および細胞株のDQBI対立遺伝子の発現に 関するタイピングおよび研究のために使用され得る。腫瘍細胞のようなりQ抗原 を発現しないか、あるいは異常な血清学的活性を示す細胞は、容易にタイピング され得る。更には通常のものではない供給源、例えば考古学的DNAまたは記録 保存用試料等も、DNA試料が分解され、あるいは分析のために極微量のみが利 用可能である場合にもタイピングされ得る。
PCRは、標的DNA断片を百万倍以上に増幅することが゛でき、また本発明の 系はPCR生成核酸を使用することができるため、放射標識プローブを必要とせ ず、西洋ワサビパーオキシダーゼ(HRP)等の非放射標識に共有的に結合され た非同位体SSOが、検出のために充分な感度を与える。特異的に結合するHR P−標識プローブは、発色性染料または化学発光基質による単純なドツトプロッ ト形式で、数分間程度で検出可能である。
発明の要約 本発明は、増幅および検出方法、全体および局所−特異的増幅プライマ、および 非同位体SSOプローブを提供し、これと同時に血清学的方法では識別できない ものを含めてHLA DQBI対立遺伝子のタイピングのための迅速、簡単かつ 正確な系を提供するものである。
−側面において、本発明は試料中の核酸のDQB 1梨を決定する方法を提供す るもので、この方法は、(a)DQBI遺伝子第2エクソンの配列を増幅し、( b)いずれかの増幅核酸を、プローブが正確に相補的な配列に対してのみハイブ リッドし、該増幅核酸に安定して結合が維持される条件で、オリゴヌクレオチド プローブの組とハイブリッドさせ、および(C)増幅の生起の育無を測定するこ とを含んでなる。
別の側面において、本発明は本方法で使用するためのオリゴヌクレオチドプライ マを提供する。該プライマは、DQB 1遺伝子の対立遺伝子のすべてに対して 特異的であり得、この場合、該プライマはDQB2 (DXB)またはDPB  1およびDRB遺伝子等の密接に関連する対立遺伝子を増幅しない。該プライマ は、特定遺伝子の対立遺伝子のある群について特異的であり得る。
また別の側面において、本発明は、試料中のDQB 1対立遺伝子の存在を検出 し、また型を決定するためのオリゴヌクレオチドプローブを提供する。該プロー ブは、放射性または非放射性標識により標識され、あるいは固体支持体に固定さ れ、またその両方もあり得る。
最後の側面において、本発明は本発明を実施するためのキットを提供するもので ある。このようなキットは、本発明のオリゴヌクレオチドプローブの1種以上を 含む。
場合により、キットは更に増幅用試薬を更に含み得る。
選択される増幅方法がPCRである場合、そのような試薬はオリゴヌクレオチド プライマを含むが、ある種のキット形態においては熱安定性ポリメラーゼおよび /またはデオキシリボヌクレオシドトリホスフェートも実際上有用である。
図面の簡単な記述 図1は、例2に記述されるDQB 1およびDQB2の同時増幅の分析を示す。
図2は、例4に記述される非放射性HLA DQBIタイピング系の結果を示す 。
本発明の詳細な記述 本発明は、HLA DQBIタイピング系およびDQB1対立遺対立遺伝子分起 用特異的オリゴヌクレオチドプローブ(SSO)を提供する。本発明は、正確な タイピングを容易にする新規なプライマをも提供する。本発明は、cDNAテン プレートを含む種々の供給源からの同型接合試料の型別に使用でき、また血清学 的方法によっては識別不能な対立遺伝子変異体の検出に使用することができる。
このタイピング系は、遂行が簡単かつ迅速なドツトプロット形式を使用し、数分 間で検出可能な信号を生成し、また組織のタイピングならびに個体の同定および 疾患感受性の測定に有用であることが示されるであろう。該方法は、従来報告さ れていないDQBI対立遺伝子の同定に有用である。
好ましい実施態様において、本発明は、試料中に存在する15種のHLA DQ BI対立遺伝子のいずれかを識別する方法を提供する。この方法において、16 種のSSOおよび1組のプライマ対のみが必要とされる。これらの組成物および 方法は、120種の起こり得るDQBlゲッタイブのうち117種の分析を可能 とする。好ましくは、該SSOは西洋ワサビ接合−5SO(HRP−3SO)で ある。
母集団中のDQB位置の多様性およびこれらの位置の多数の対立遺伝子は、特定 のDQB位置および試料中の核酸が由来する対立遺伝子の同定方法を困難なもの とする。本発明は、この測定に高い特異性を与え、従って試料が採取された特定 の個体を同定するために使用され得る。この識別能力は、本発明の応用を、法医 学の分野へと導く。
PCRlまたは他の増幅方法は、極めて少量のDNA(または分解されたDNA )を増幅するために使用することかてきるため、本発明は、頬のスワブ、1本の 毛髪、更には保存された古代の試料由来のDNA等の通常ではない供給源由来の HLA DQBIをタイピングするために使用でき、従って例えば初期ヒト科等 の前史時代の供給源由来の対立遺伝子の分析を可能とする。
本発明に先行して、ヒトDQBI対立遺伝子の配列分析は、15種の異なるアミ ノ酸配列を同定している(Erlichら、1991SDjabetes 40  (4) : 478−48 I 、Bugawan ら、l991、Itnt nunogenetrcs 33:163−170、Hornら、1988、P roc、 Natl。
Acad、Sci、 USA 85 : 6012−6016 HSchaf  ら、1989、Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 USA 86  : 6215−62]、9.およびFronekら、1988、Am、J。
Med、85 (Suppl 6A) : 42−44) 、 PCR増幅は、 霊長目におけるDQB多形性の系統発生的分析をも可能としくGyllenst en およびEr1ich 、 I 989、Proc、 Natl、 Aca d、 Sci、 USA 86 : 9486−9990)、4種の主な対立遺 伝子的系統または型、すなわちDQβ1a(DQω5に対応) 、 DQ13  l b (DQω6に対応)、DQβ2、DQβ3およびDQβ4を明らかにし た。これらの対立遺伝子型は、積分化に先行し、かつヒト科の系統を発生した先 祖の種においても存在していた。現在知られている15種のヒトDQB+対立遺 伝子は、これらの古代の系統または対立遺伝子型の内で、より最近になって多様 化が生じたものと思われる( Gyllensten およびEr1jch 、  1990、Proc、 Natl、Acad、 Sci、υSA 87:18 35−1839)。
DQB 1位置の対立遺伝子配列の多様性は、現在まで検出可能な血清学的特異 性の数(n=7)よりもかなり多い(15種の対立遺伝子)。特に、血清学的に はDQω1ならびにサブタイプDQω5およびDQBとしてタイピングされる9 種の異なるDQB 1が存在する。血清学的に検出できない多形性が、生物学的 特徴に深く関連することもあり得る。例えばDQB I ’0503 (Asp −57)および’0501 (Val −57)および60502 (5er− 57)は、1残基のみが異なり、そしてDQBI ”0503以外のDQω5と しての型が、尋常性天庖癒について高い危険性を与えるが、その他の対立遺伝子 では異なる( 5charfらの1988、前出文献)。本発明の簡単、迅速か つ正確なりQBI多形性のタイピング方法は、疾患感受性、組織移植、個体の同 定、および人類学的遺伝学の領域で育用であろう。
本発明の研究面の能力は、直接的臨床的応用を不明確にすることはない。MHC の遺伝子および遺伝子産物は、個体の免疫学的状態において中心的役割を演じ、 また特にMHC遺伝子産物は、疾患耐性および感受性に関連する。本発明は、試 料中のMHCDQBI遺伝子生成物の測定を可能とするため、本発明は、医学、 特に診断方法の分野にも応用を存する。
本発明は、DQB l蛋白質生成物を含まないDNAタイピング試料について好 適である。DNAタイピングをmRNAから合成されたcDNAの増幅により行 なうことができるため、本方法は、種々の細胞または組織由来のHLADQB  1の発現の研究を促進し、またHLA DQBIの発現と、形質転換、自己免疫 、または他の症状との関連性の有無を決定するために使用することができる。
別の側面において、本発明はIDDMへの感受性の測定方法に関連する。IDD Mは慢性の自己免疫疾患で、グルコース代謝の116が、インシュリンを産生す るランゲルハンス島のベータ細胞の免疫的破壊のために機能不全となる(ε1s enbarth、l 986、N、 Engl、 J、 Med。
314:1360−1368)。IDDMは、他の多くの自己免疫疾患に加えて 、HLA クラスU抗原の血清学的に定義された対立遺伝子と関連付けられてい る(Svejgaard ら、1983.1mmuno1. Rev、70 :  193−218、およびTiwai とTeraSakiの、HLA and  DiseaseAssociations (1985、Springer、  New York、 NY) )。
母集団の研究において、血清学的型HLA−DR3およびDR4は、正の、また DR2は負の関連をIDDMに対して育している。更に、影響される同胞対(s jbl ingpairs)に共有されるHLAハブロタイブのパターンCTo mpsonおよびBodmer 、84−93頁、纒、HLA andDise ase 、 Dausset and Svejgaard 、 Copenh agen。
Munksgaard、1977 ) 、および家族における疾患とHLAの結 合についての分析は、IDDM感受性における第6染色体上のHLA領域の位置 を示唆している。今日において、希少DR21DDM患者で同定された異常DR 2ハブロタイブは、糖尿病に耐性を与える通常のDR2ハブロタイブとは、HL A DRBIおよびDQB1位置の両者について異なっている( Toddら、 1987、Nature 329 : 599−604 :Harnら、198 8、Proc、 Natl、 Acad、 Sci、υSA 85:6012− 6016:およびEr1ichら、1990、Diabetes 39 : 9 6−103)。
本発明は、TDDM耐性におけるDQB 1位置の役割を認識する方法を提供す る。例5は、本方法の異常IDDM家系のDQBI遺伝子の第2エクソンの特徴 付けに対する応用を記述している。この例は、DRIおよびDR2ハブロタイブ の分析も記述している(ここに参考として取入れるEr1ichらの、1991  、 Diabetes 40(4):478−481参照)。この家系におい ては、母方の異常DPIと父方の異常DR2ハブロタイブとを受け継いだ3人の すべての同胞はIDDMを有し、これら2種のハブロタイブの組合せが、この家 系に見られる糖尿病の高い浸透度に関連することを示している。
本方法および組成物の応用は、疾患感受性因子の理解を進める手段を提供する。
更に、この系の識別能力は、高精度のHLA DQBI適合が、拒絶または移植 片対宿主疾患の危険性を最小化するために臨界的である潜在的移植提供者のタイ ピングに育用であろう。Po1lakらのl 983、 J、C11n、1mm uno1. 3 : 3 4 1 − 3 5 1 の”Mixed lymp hocyte reaction for 1ndividuals with phenotypic 1dentity for 5pecific HLA  B、 DRdeterminants : The role of lin kage disequiljbriumand of 5pecific D Rand other C1ass IIdeterminants“と題され る関連文献参照。疾患感受性の研究は、DQβ対立遺伝子における単一ヌクレオ チドの差異が医学的に有意なものであることを示している。
5charfらの、1989、Proc、 Natl、 Acad、Sci、  USA86:6215−6219の、“5pecific HL ADQβ a nd HLA DRβ1 alleies confersusceptibi lity to Pemphigus vu1garis’ と題される関連文 献参照。
上記の利点に加えて、本発明は、また従来未知であったDQB I対立遺伝子の 同定方法、および関連プライマ、プローブ、ならびに任意のDQB 1対立遺伝 子の同定方法を提供する。このタイピング系を使用するSSOプローブハイブリ ダイゼーションの異常パターンは、例5に示されるように新規な対立遺伝子を同 定する。
本発明は、正確なタイピングを容易にする核酸分節増幅用の多くのDQBプライ マを提供する。これらのプライマは、下記表1に示されている。
」−↓ GH29SEQ ID NO+70 5’−GAGCTGCAGGTAGTTG TGTCTGCACACDB86 SEQ [ONO:41 5’−CTGCA GGGTCGTGCGGAGCTCCAACTGUG71 SEQ ID NO ニア2 5’−GCTGCAGTCTCCTCTGCAGGATCCCGCDB 379 SEQ [ONOニア7 5’−GAGCTGCAGCTCGTAGT TGTGTCTGCA15種のDQBI対立遺伝子およびDQB2 (DXB) 位置対立遺伝子のヌクレオチドおよびアミノ酸配列は、配列リストセクションに 与えられる。各対立遺伝子のヌクレオチドおよびアミノ酸配列の識別子は、以下 に与えられる。下記表2および4は、同等な配列情報を、アミノ酸配列で定義さ れる15種のHLA DQBI対立遺伝子のいくつかは、静かな多形性に基づく サブタイプを存している。例えば、2種類の異なるDQB1″″0503 (従 来DQβ1.3)のヌクレオチド配列(57位のAspコドンについてGAC対 G A T ; 5charfら、1989、前出文献参照)および2種類のD QB 1”0301(38位のAlaコドンについてGCG対0CA)が同定さ れている。これらのサブタイプは、本方法において開示されているプローブによ り検出される。更に、2種類のDQBI ”0303ヌクレオチド配列が報告さ れている(“Nomenclature for factors of th eHLA system ” 1990、[mmunogenetics 33  : 301−309)。
対立遺伝子 ヌクレオチド配列 アミノ酸配列DQB 1.I SEQ [D’ NO・I SEQ ID NO:2DQB 1.2 SEQ [ONO:3 S EQ [D NO:4DQ81.3 SEQ [D NO:5 SEQ ID  NO:6DQB 1.4 SEQ [DNOニア SEQ ID NO:8DQ B 1.5 SEQ ID NO:9 SEQ [D NO:10DQB 1. 6 SEQ rD NO=11 SEQ tD NO:12DQB 1.7 S EQ 10 NO:13 SEQ [D NO:14DQB 1.8 SEQ  [ONO:15 SEQ 10 NO:16DQB 1.9 SEQ 10 N O:17 SEQ 10 NO:l8DQB 2 SEQ rD NO:19  SEQ [D NO:20DQB 3.2 SEQ ID NO:21 SEQ  rD NO:22DQB 3.3 SEQ 10 NO:23 SEQ [D  NO:24DQB 3.1 SEQ [ONO:25 SEQ [D NO: 26DQB 4.I SEQ [ONO:27 SEQ [D NO:28DQ 84.2 SEQ ID NO:29 SEQ rD NO:30DXB SE Q [D NO:31 SEQ [ONO:32表2は、15種のDQBI対立 遺伝子のアミノ酸配列の整列およびDQB2 (DXB)位置の配列を示す。D QBI ”0302対立遺伝子は、1文字コードで記された共有配列を与える。
配列の相同性は、破線により示され、また文字は多形的残基を示している。プラ イマアニール化の位置が、示されたコードされるアミノ酸に相対的に、各プライ マについて示されている。各対立遺伝子の血清学的DQω型も知られている場合 には示されている。命名されていない対立遺伝子および壓は、 “?″で示され ている。
表2 HL A I) Q B 1アミノ酸配列の整列表2に示されるプライマGH2 8およびGH29は、すべてのHLA DQB対立遺伝子の増幅に使用された(  Hornら、1988、前出文献参照)。しかしながら、このプライマ対はD QBI遺伝子の第2エクソン全体を増幅するものではなく、従っていくつかの多 形性領域の検出が妨げられた。更に、このプライマ対は、DQB2対立遺伝子を 同時に増幅した。本発明は、DQBI対立遺伝子を増幅するが、連結する偽遺伝 子であるDQB2は増幅しない“DQB 1特異的″PCRプライマを提供する ものである。また、本発明は、“群特異的”プライマを提供する。例えば、群特 異的プライマ対DBI30/DB86は、DQB I°02、DQBl”03お よびDQBl”04対立遺伝子を増幅する。群特異的プライマ対DB + 30 /UG71は、DQBl”05およびDQBl”06対立遺伝子を増幅する。
該DQBI特異的プライマ対DB130/DBI31およびDB 130/GH 29は、DQB 1に特異的であってDB2を増幅しない。プライマDB l  30は、DQB2と合致しない4個の塩基対を有している。プライマDB131 は、プライマの3′末端から2番目の位置にDQB2と合致しない1個の塩基対 を含み、更にプライマの3′末端から3番目の位置に、DQBIおよびDQB2 の両者に対して合致しない塩基対を含む。プライマ対DB130/DB131に よる増幅は、アミノ酸78−90をコードする第2エクソンの多形的配列の分析 を可能とする。この領域は、プライマ対DB 130/GH29を用いて増幅さ れる配列の外側にある。しかしながら、プライマ対DB130/DB131は、 DQB1.4(DQB 1” 0601)を効率的に増幅できず、一方、プライ マ対DB 130/GH29は、DQBl”0601を含めてすべてのDQBI 対立遺伝子を効率的に増幅する。
プライマ対DB 130/GH29は、DQBl”04のコドン78における静 かな多形性GTG対GTAが、DQBl”04対立遺伝子にハイブリッドさせた 場合に、プライマの3′末端から3ヌクレオチド離れて不一致を生じるにもかか わらず、DQB 1対立遺伝子のすべてを効率的に増幅する。すべての対立遺伝 子の効率的増幅を確実なものとするために、アニール温度を低下させる、すなわ ち55℃とすることもできる。
増幅に続いて、タイピングのためにSSOプローブが使用される。対照プローブ は、DQB lの増幅が起きたか否かを測定するために使用した。DQBI “ ALL“プローブUG86は、DQB2またはDQBI”0401にはハイブリ ッドしない。本発明の16種のプローブは、15種のDQBI対立遺伝子を識別 する。表r[rは、これら16種のプローブの各々の配列、対立遺伝子特異性な らびにハイブリダイゼーションおよび洗浄の条件を示す。
表3 各プローブは、0.5%SDSおよび5SPEを上記表3に示される濃度および 温度において含むハイブリダイゼーション溶液(例えば、DB80のためのハイ ブリダイゼーション溶液は0.5XSSPEを含む)と共に使用した。洗浄は、 O,lX5SPEと0.1%SDSを含む溶液中で、上記表3に示す温度におい て10分間行なった。
プローブDB114およびDBII5は、57位のAspコドンについての静か な多形性、GAC(DQBl、3.1)対G A T (D Q B 1.3. 2) (Scharfら、1989、Proc。
Natl、 Acad、 Sci、 USA86 : 6215−6219)を 識別した。プローブDB51もまた、38位のAlaコドンについての静かな多 形性、GCG (DQB3.1.2)対GCA (DQB3.1.1)を検出し 、これは同型接合1.7または1.8の固体を、1.7または1.8異型接合の 個体から識別するために有用である。
SSOと称される本発明の配列特異的オリゴヌクレオチドプローブは、本方法に おいて適切なハイブリダイゼーションおよび洗浄の条件下で使用した場合に、極 めて特異的に単一ヌクレオチド多形性を識別し得る。本発明のSSoは、RFL P法で使用されるプローブとは異なって、対立遺伝子が異なることのみならず、 対立遺伝子のどこがどのように異なるかを検出するために使用できる。
HLA DQB1位置の広範囲の対立遺伝子の多様性は、他のクラスIIベータ 遺伝子と同様に主として第2工クソンに局在化している。一般に、第2エクソン 配列多形性のパターンは、種々の異なる対立遺伝子に見出される多形性分節の特 定の変異体を伴ってパッチワーク様である。原理的には、異なる対立遺伝子間で 共育されるそのようなエピトープは、共通の祖先、遺伝子変換、または収れん進 化を反映するであろう。オリゴヌクレオチドタイピングの目的では、この多形性 のパッチワークパターンは、多くの対立遺伝子が単一のオリゴヌクレオチドプロ ーブに対するハイブリダイゼーションによっては同定できず、代わりに、プロー ブのパネルとのハイブリダイゼーションの固有のパターンによって同定されるこ とを意味する。
表4は、HLA DQBI対立遺伝子およびDQB2(DBX)位置のヌクレオ チド配列の整列を示す。局所的DQBI対立遺伝子の命名は、左側に示され、右 側は公的なWHOHLAの命名を示す。プローブのハイブリダイゼーション部位 も表中に示され、アステリスク(1)は、プローブ配列が非コード鎖と同等であ ることを示す。DQBI” 0302対立遺伝子のヌクレオチド配列が示され、 他の対立遺伝子についてはDQBl”0302と異なるもののみが示され、また −は配列の同等性を示す。
表4 HLA DQBIヌクレオチド配列 表4−続き タイピングに使用された16p1のSSOプローブ中の8種は、コドン53−5 7近傍の最も変化し易い領域に位置している。他の8種のプローブは、表4に示 したように第2エクソンの他の5個の多形性領域に位置している。一般的に、個 体試料のDQB lゲッタイブは、これらの16種のプローブのハイブリダイゼ ーションパターンから推量される。表5は、どのような固存のプローブハイブリ ダイゼーションパターンが各DQBI対立遺伝子に対応するか示している。
発明プローブのHRP−3SOは、示されるハイブリダイゼーションおよび洗浄 条件下で極めて特異的である。
同型接合3.1試料を異型接合3.1.3.3試料から識別すべきプローブD8 158は、3.2対立遺伝子に対してわずかに交差ハイブリッドする。下記の例 は、既知の同室接合および異型接合細胞株の非放射活性タイピングのためのこれ らのプローブの使用を例示するものである。表5に示された16種のプローブの 組は、以下の異型接合性ゲッタイブ:1.5.1.7 :1.5+ 1.8 、 および1.6゜1.8型の3組については区別しない。これらのゲッタイブを識 別するには更にプローブが必要である。
本発明のHRP−3SOは、使用が容易でかつ検出可能な信号が迅速に生成され る(典型的には1−10分間)発色性または化学発光性基質を使用する検出方法 を可能とする。該HRP−3SOは、4°Cにて保存された場合には、活性の検 出可能な損失を生ずることなく2年間以上安定である。 PCRProtoco ls : A Guide t。
Methods and Application (Innis、 Ge1f and、 5ninskyおよびWhite alSAcademic Pre ss、 Inc、 San Diego)中の、Levenson およびCh angによる “Nonjsotopicalllabeled proves  and primers”と題される文献参照0放射標識プローブを使用でき るが、本発明の重要な利点である優れた感度のため、必要ではない。検出のため のドツトプロット様式は、多数の試料の迅速なタイピングを可能とし、またHL A DQBIの対立遺伝子の頻度の測定に任用であろう。最近開発されたP C R/S S ODQヘータタイピングの別法は、固定化ドツトプロット様式であ る。ここに参考として取入れる5aiki らの1989、Proc、 Nat l、 Acad、 Sci、 USA 86 : 6230−6234の+Ge netic analysis of ampHf:ed DNAwith r tntnabrlized 5equence−specific oIigo nucleotideprobes”と題される文献、および1989年11月 30日出願の同時係属中の出願番号第347,495号を参照。
この方法においては、SSOプローブがフィルタに固定され(増幅DNAではな く)、−従って“逆ドツトプロット”と称される。
逆ドツトプロット法は、分析されるべき単一試料の、固定化プローブの列を含む 膜との単一のハイブリダイゼーションを許容する。慣用のドツトプロット様式は 、試料の数が使用するプローブの数を越える場合(例えば患者対対照または遺伝 研究の母集団)に育用である。逆ドットブaット様式は、臨床、診断および法医 学分析等のプローブより少ない数の試料の場合に育用である。
ここに開示されるプローブのパネルは、現在知られている15種のDQB l対 立遺伝子の識別のみならず、プローブハイブリダイゼーションの新たなパターン により明らかにされる新たな対立遺伝子の検出も可能である。
新規なりQB 1対立遺伝子1.9は、最初はIDDM患者および彼の母親から の試料におけるSSOプローブハイブリダイゼーションの異常パターンにより同 定され、次いでこれらの試料由来のPCR生成物のクローニングおよび配列決定 により確認された(例5参照)。この対立遺伝子は、第2エクソン配列のほとん どを、DQB +”0502と共通に、また第3の高変異性領域をDQBl 0 04と共通にして、 ”組換え2対立遺伝子のように見える。
本発明は、HLA DQBIタイピング用キットとして商業化に適している。こ のキットは、DQB 1対立遺伝子タイピング用のプローブを含む。このような キットは、PCRまたは他の増幅手段のための試薬を含んでもよく、このような 試薬は、オリゴヌクレオチドプライマ、熱安定性DNAポリメラーゼ、およびヌ クレオシドトリホスフェートを含む。
以下の例は、本発明の例示的実施tI!様を示す。例は、本発明が、好適な実施 態様において、異なる供給源に由来する種々の試料について、簡単、迅速かつ正 確なりQBlタイピングが可能なHLA DQBIタイピングのための非同位体 的PCR/SSO系を提供することが示HLA DQB増幅条件の至適化 ヒトゲノムDNA、0.5−1.0μgを、ここに参考として取入れる5aik t らの、1988.5cience 239 :489−491中の”Pri mer−Directed EnzymaticAmplificatIon  of DNA with a Ther+nostable DNA Poly merase ’と題される文献、および5charfら、198B、J(11 111,rtnmunol、 22 : 61−69、および5charfら、 1989 、 Proc、Natl、Acad、Sci、ロSA 86:621 5−6219に記述されているように増幅した。試料DNAは、細胞株LGZお よびLUVから回収され、2.5単位のTaqポリメラーゼを含むlOoμlの 反応物中で増幅された。各プライマの組および1gC1t濃度に対して3種類の 異なる温度プロフィールのPCRを評価した。すべての増幅反応は、PECIサ ーマルサイクラ−(Perkin f!Imer Cetus fnstrum ents、 Norwalk。
CT)およびTaqポリメラーゼを使用して行なった。
試料は、35サイクルで増幅された。3段階PCRプロフィールは、94℃で1 分間のDNAの変性、55℃で30秒間のプライマのアニール化、および72℃ で30秒間のTaqポリメラーゼによるプライマの伸長を含む。
2段階PCRプロフィールは、94℃で1分間のDNAの変性、および、60゛ Cまたは65°Cのいずれかで40秒間のプライマのアニール化および伸長を含 んだ。負の対照(DNA無し)を、汚染の検査のために常に含めた。
3μmの増幅生成物を、3%ヌシーブ(Nusieve)、1%アガロースゲル に、増幅効率を監視するために負荷した。
プライマGH28、GH29、DB130およびDB360℃のアニール化およ び伸長工程によって増幅された試料が、他の試料の背景をほとんど、または全く 伴わずにより特異的な生成物を与え、またすべての場合において、1.5mMの MgC1tを含む反応緩衝溶液が、2.5 mMのMgC15を含む反応緩衝溶 液よりも高い特異性および効率的増幅を与えた。
例2 DQBIおよびDQB2の同時増幅 例1に記述したプライマ対および反応条件が、DQBlおよびDQB2を同時増 幅するか否か測定するために、同じ反応をLUY細胞株由来のDNAを用いて反 復した。
増幅後、増幅DNAの小部分を変性させ、一連のナイロンフィルタに適用した。
次いで、これらのドツトプロットを次のようにDQB2およびDQBI “AL L”プローブとハイブリダイズさせた。各フィルタを、ハイブリダイゼーション 緩衝溶液中で、標識プローブのひとつと共にインキュベートした。各SSOプロ ーブは、非同位体的検出のために西洋ワサビパーオキシダーゼ(HRP)に共有 的に接合されている。
ドツトプロットを調製するために、各増幅DNA試料の約5μlを、0.4 M  NaOHおよび25mM EDTAを含む変性溶液の95μlと混合し、得ら れた混合物をドツトプロットマニホルド(Biorad、 Richmond、  CA)を用いてあらかじめ湿らせた(水または2XSSPE)ナイロンフィル タ(Bio Dyne B、 Pa1l Corp、、Glen Cover。
NY、またはGenatran 45. Plasco;Woburn、 MA ) l、−適用した。2つ−組みの膜を調製した。DNAは、5tratali nker” (Stratagene、 La Jolla、 CA) UVラ イトボックスにより50 mJ/ cm”の線量で紫外線照射することによりナ イロンフィルタ上に固定した。
膜へをハイブリダイゼーション緩衝溶液中でDQB 2プローブGH63(SE Q ID No、71;5’−CTCGATGCTCCGCCCCAG−3’  )と共に、また膜BをHRP−標識DQ81 ″ALL’プローブUG86(S EQ rD No、74;5’−TACTGGAACAGCCAGAAGGA− 3’ ) と共にインキュベートした。ハイブリダイゼーションを3XSSPE 、0.5%SDS中で50°Cにて30分間行なわせ、次いで0、lX5SPE 、0.1%SDSを用いて42°C水浴中で10分間洗浄した。プローブUG8 6は、DQB2またはDQB 1 °0401対立遺伝子とはハイブリッドしな い。プローブGH63(非コード配列)は、DQB 2のみとハイブリッドする 。
ハイブリッドしたプローブの存在は、化学発光性基質(E CL ; Amer sham、 ArliArlln Heights rL)により、あるいは発 色染料基質TMB (3,3’、5.5’−テトラメチルベンジジン(Fluk a ; Ronkonkoma、 NY)により検出され、TMBは過酸化水素 の存在下、HRPによって青色沈殿に変換される。すべてのインキュベーション は室温にて、中程度の攪拌による。化学発光検出については、厳密な洗浄が行な われ、また、膜はl×ダルベフコPBS中でインキュベートされ、次いでECL 検出キット中に1分間置き、X−線フィルムに1−5分間露光させた。
TMBを用いた検出のため、膜を緩衝溶液C(100mMクエン酸ナトリウム、 pH5)中で5分間すすぎ、次いで0.1 mg/mlのTMB (保存はエタ ノール中2mg/ml)および0.00015%H2O2を含む緩衝溶液Cにて 2−10分間インキュベートする。反応を、膜を0.01X緩衝溶液Cですすぐ ことにより停止させ、次いで膜を記録のために写真撮影した。HRP−標識オリ ゴヌクレオチド(7)TMBi:基づく検出用の試薬は、Perkin−εIm er Cetus instrumentsから商業的に入手可能であり、それ らの使用の詳細のプロトコールは、Ampli Type D Q a DNA  ’ryping Kit中の挿入物として入手可能であり、これをここに参考 として組入れる。
図1に示されるように、ドツトプロットの結果は、プライマGH28およびGH 29を用いて増幅された試料1および2は、両プローブにハイブリッドし、両部 位がほぼ同程度増幅されたことを示唆している。DB 130およびDB131 を用いて3種の異なるアニール化温度で増幅された試料は、DQB2プローブに ハイブリッドせず、一方、GH28およびDB131、またはDBI30および GH29を用いて増幅された試料は、DQB2プローブと極めてわずかにハイブ リッドした。
例1および2のPCR増幅およびドツトプロットの結果は、DBI 30/DB I 31プライマ対が、DQB 1に特異的であり、DQB2を増幅しないこと を示しており、従ってこれが一般のDQタイピングに好ましい対であることを示 している。更なる試験において、同型接合タイピング細胞(HTC)株由来のD NA試料が、例1に記載されたようにして増幅された。興味深いことに、DQB 1.4 (DQBI ”0601)対立遺伝子は、DB130/DBI31プラ イマによる増幅が65°Cにおいてはなされず、しかしながら、アニール化温度 が60”Cまたは55°Cまで下げられると、若干非効率的ではあるが該対立遺 伝子は増幅される。プライマ対DB 130/GH29は、すべての公知のDQ B 1対立遺伝子を、GH29プライマのハイブリダイゼーション領域のコドン 78における静かな多形性(GTG対GTA)に帰因する不一致にもかかわらず 、特異的かつ効率的に増幅した。
DQBI ’0402対立遺伝子は、DB 130およびDB131を用いた増 幅により決定したように、GH29の3′末端から3個のヌクレオシドが不一致 であった(A−A)、にもかかわらず、HTCs ARC,OLNおよびR3H 由来のDQBI ”0402対立遺伝子ならびに同じコドン78 (GTA)を 存する異型接合試料は、プライマ対DB 130/GH29によって増幅し、前 記不一致が増幅を妨げないことを示している。しかして、該プライマ対DB 1 30/GH29は、一定のDQBlタイピングのために好適な、必須の“位置特 異性”および“対立遺伝子範囲″を存している。
既に配列決定されている同型接合および異型接合細胞株を、HLA DQBIタ イピングのための16種のプローブ系の好適さを示すために使用した。10種の 異なる細胞株由来のゲノムDNAを、前述したようにプライマDB130および GH29、またはプライマDB130およびDB131を用いて、次の温度プロ フィールにて35サイクルで増幅した794℃にてテンプレート変性を1分間お よび55℃または60°Cにてプライマのアニールおよび伸長を40秒間。5μ IのRCR増幅生成物を、増幅に続いて膜上にスポットした。充分な増幅DNA および変性溶液を、I6の複製膜を作るために調製した。一般に、増幅DNAが 限定的である場合、膜は0゜5%亜硫酸ナトリウム中、室温にて10−20分分 間上うして脱色され、ハイブリッドプローブは、該紙片を70℃にて0.I X 5SPE、0.1%SDS中で1時間インキュベートすることにより除去される 。膜は、次いで再度ハイブリダイズされ得る。
膜は、表3に記載された16種のHRP−標識プローブのそれぞれに、30分− 1時間で、ハイブリダイゼーション溶液mlあたり1.5ρmole使用してハ イブリッドされた。表3は、各プローブについて、配列、ハイブリダイゼーショ ンおよび洗浄条件を示す。図2は、既知の同型接合および異型接合細胞株に対す るDQBIタイピングの結果を示している。この図中、プローブの名称およびプ ローブ領域にコードされるアミノ酸配列を右側に示し、試料名を上に記しである 。
HRP−標識プローブはいずれも、ここで使用されるハイブリダイゼーションお よび洗浄条件下、DB158プローブを除いて高度に特異的であり、同型接合3 .1試料を異型接合3.L3.3試料から区別する。このプローブは、3.2対 立遺伝子とわずかに交差ハイブリッドする。
表6は、10種の異なる試料に対するプローブの反応性に基づいたDQB 1ゲ ツタイブの付与を示し、ここで2種の試料は異型接合細胞株である。局部指示( localdesignation)は、プローブ特異性を示すために使用した 。
HLA委員会の命名は、右側に示した。コンピュータアルゴリズムは、与えられ た試料について得られたプローブハイブリダイゼーションパターンを入力するこ とによってDQB lゲッタイブを与えるように設計されている。
このようなプログラムは、120の可能なゲッタイブ中、わずか3種のみがこの プローブのパネルによって解析されないことを計算した。このプローブのパネル により解析されなかった3種のゲッタイブは、異型接合ゲッタイブ、1.5.  ’1.7.1.5.1.8 ;および1.6,1.8である。
例5 新たなHLA DQBI対立遺伝子の同定2人のHLAが同じ同胞(sibli ngs) (DRI/DR2)がIDDMを育しく Eisenbarthら、 1985、Dia−betes Care8 : 477−480) 、第3( やはりDRI/DR2)が最近IDDMを発症したかなり異常な家系が同定され た。この家系において3人の同胞は母系DR1および父系DR2ハブロタイブを 共通して育し、すべてがIDDMならびに島抗体を育する。この衝撃的パターン は、これら2種のハブロタイブがあらかじめIDDMの傾向をもつことを示唆し ている。この家系における感受性の対立遺伝子を同定するために、2種のあらか じめ傾向をもったハブロタイブのDQBI、DRBIおよびDRB5位置の多形 的第2エクソンの配列を決定した(Erlichら、1991 、 Diabe tes前出文献参照)。
同胞および両親からのゲノムDNA試料を得た。ポリメラーゼ連鎖反応増幅およ びHLA DQA1位置のオリゴヌクレオチドタイピングは、PECIにより販 売されているAmpli Type” D Q a D N Aタイピングキッ ト用の指示マニュアルに記載されているように行なった。
100μ1(7)反応物は、標準PCR塩、200μM(7)各dNTP 、1  μgのゲノムDNAおよび2,5単位のTaqポリメラーゼ(P E CI、  Norwalk、 CT、 Ampli Taq” DNAポリメラーゼ)を 含み、35サイクルについて:95°Cで1分間の変性、55°Cで30秒間の アニソール化、および72°Cで45秒間の伸長がプログラムされたPEClサ ーマルサイクラ−で反応を行なった。
PCR生成物を、次いでBam旧およびPst E制限エンドヌクレアーゼ(B oehringer−Mannheim )で消化し、フェノール:クロロホル ム抽出で精製し、そしてCentri−con 30 (Amicon)で透析 し、T4DNAリガーゼによりM13a+plB中に連結した。得られた連結D NAによってE、coli D G 98を形質転換し、該形質転換体をプラー ク調製に使用し、これを適切な位置のためにニックトランスレーションされたc DNAプローブを用いてプローブにかけた。正のプラークをD098のプレート に感染させるために使用し、融合プレートを翌朝Lurja培地(5ml)中に て靜かに振とうしつつ抽出した。テンプレートDNAを興味ある各クローンにつ いてm製し、次いで配列決定した。多重PCR、クローニング、および配列決定 反応を、新規配列の確認のために行ない、人工的ハイブリッドを生じる可能性が ある取込みの失敗が起こらず、シャフリングのミスプライム(Saiki ら、 1988.5cience 239 : 487−491)が含まれていないこ とを確認した。DNA配列決定は、ジデオキシ鎖停止方法(Sangerら、1 977、Proc、 Natl、 Acad、 Sci。
USA 74:5463−5467)で行なった。DQBIDNA配列は、オリ ゴヌクレオチドタイピングにより確認した。
DRI/DR2同胞、母親および父親からのDNA試料を、DQアルファ、DQ B 1およびDRB位置のPCR増幅によって分析し、増幅DNAをM13クロ ーニングにより特徴付けし、そしてジデオキシ鎖停止配列決定し、またSSOプ ローブを用いたドツトプロットハイブリダイゼーションで特徴付けた(Erlj chおよびBugawan、1 9 3−2 9 8 頁、 P CRTech nology : Pr1nciplesand Applications  for DNA Amplification 。
Erlich編、1989.5tockton Press、 New Yor k ;および5aiki、1986の前出文献)。
この家系の血清学およびDNAタイピングは以下に示DRB+ ”1501 B All、8w35.DR4DQAI′″0301. DQBI ’0301 ゜DI?B “04− CA26.8w49.DRI DQAI ”0102. DQBI ”0504 ゜DRBIoolol D A25,818.DR2DQAI°0102. DQBI ”0602゜D RBI ”1501 母親 C/D IDDM雄同胞 A/C IDDM雄同胞 A/C IDDM雄同胞 A/C 非IDDM雄同胞 B/D 非IDDM雌同胞 A/D 非IDDM雌同胞 B/C IDDM同胞中のDR2ハブロタイブは、はとんどのCaucasian D  R2ハブロタイブに共通する通常のDRB1対立遺伝子(Dw2または’150 1)を含んでいた(WHO命名委員会、1990、Immunogenics  31 :131−140、ならびにMarshおよびBodmerSl 989 、Immunol、 Today 10 : 305−312) oこのハブロ タイブは、典型的には母方のDR2ハブロタイブと同様に、DQAl対立遺伝子 1.2または”0102、およびDQBI対立遺伝子1.5または”0602を 含んでいる。しかしながら、この家族においては、父方のDR2ハブロタイブは 、DQAI対立遺伝子4.2または10401およびDQB l対立遺伝子4. 2または”0402を含んでいる。このDQAIおよびDQB 1対立遺伝子の 組合せは、通常コーカサス人におけるDR8ハブロタイブ上にのみ見出され、極 めて希である(く4%)。DR】ハブロタイブのDRBI対立遺伝子は、通常の DR1配列”0101も含む。DRIハブロタイブは典型的にはDQA1対立遺 伝子’0101およびDQB1対立遺伝子”Q 501を含む。しかしながら、 このDRIハブロタイブは、DQAI対立遺伝子”0102および新規で先に報 告かないDQB 1対立遺伝子である以前DQβ1105新と称されたものを含 み、これはDQBI”0502と”0402対立遺伝子の間の“組換え“と思わ れる。このDQBl 005新対立遺伝子は、表2および4に示すようにDQB  1 ”0504 (DIQBl、9)と改称されている。
この解釈は、最も高いIDDM感受性か、2種の傾向を含んだハブロタイブの存 在と関連するという前提と一致する。通常のDR2ハブロタイブと共に異常なり RIハブロタイブを保育する母親(55才)は、ランゲルハンス島細胞抗体(I CA)を存するが、IDDMを有しておらず、正常の第1相インシュリン分泌を 予想的評価では維持していた。
DR2、Dw2ハブロタイブは、強度の負の関連を1DDMについて存し、従っ て″保護的”であるものと考えられ、一方DRIハブロタイブは、IDDMと弱 い関連を有する(Thompson、1988、Ann、 Rev、 Gene t。
22:3l−50)。HLA クラスI【ハブロタイブのDQおよびDR領領域 間で非平衡である強い連結があり、これらのハブロタイブ疾患が特定のクラス[ 1対立遺伝子に関連すると考えることは困難であった。高度にあらかじめ傾向が 与えられたハブロタイブのDQBIおよびDRBI対立遺伝子の異常な組合せを 存するものの分析は、上述した家系に観察されるように、傾向が与えられた対立 遺伝子の仮の同定を可能にする。DR2ハブロタイブにおいては、DQBl ” 0402対立遺伝子は、DRB1対立遺伝子(”1501)が“保護的”DR2 ,Dw2ハブロタイブと同じであることから感受性に関連付けられる。従って、 このハブロタイブに関連する “保護″に応答可能であると思われるものは、D R2,Dw2ハブロタイブ上の通常のDQBI対立遺伝子”0602である。該 DQB ]対立遺伝子は、異常DR2ハブロタイブ上に見出されるものであるが 、コーカサス人のDR8ハブロタイブに見出されるDQBI ”0402対立遺 伝子と同じである。DRBは、IDDMと弱い関連をもつ(Thompsonの 前出文献)。類似するDQB l対立遺伝子”0401が、日本人のDR4ハブ ロタイブに見出され、これはIDDMi、:正の関連をもつが(Aparico ら、1988、[m+nunogenetics 28 :240−246)、 L/かじながらこの母集団では、DQAI °0301対立遺伝子と連結してい る。
HLAクラス[[配列の多形性およびIDDMの研究は、DQBl鎖の57位の アミノ酸残基の電荷との一般的な相関を明らかにした(Morel ら、198 8、Proc、 Natl。
Acad、 Sci、 USA 85:8111−8115)、最近の研究では 、57位のAspの存在自体が“保護的“であると報告されている。DR2ハブ ロタイブ上に見出されたDQB I °0402対立遺伝子は、57位にAsp 残基を存していることから、例5に記述された結果は、Asp 57が完全に保 護であるとはいえないことを示している。
研究された4種のDR2+IDDM患者に見出される6個のDR2ハブロタイブ のうち、5人の患者は表7に示すようにAsp57を有している。
2 DQBl”0602 ASP DR2/DR−I DQBl”0502 S BRDR2/DR32DQBl”0603 ASP DR2/DR−I DQB 1°0402 ASP DR2/DRIわずかに2人の患者がDQBI ”06 02対立遺伝子を存し、これはコーカサス人DR2ハブロタイブの90%以上に おいて期待されるものである。多分、DQB 1鎖の57位の単一の残基ではな く、むしろ対立遺伝子DQB1”0602の全体として耐性が与えられるのであ ろう。
ここに記述した方法は、新たなりQB 1対立遺伝子、DQ/31 ”05新( DQB1.9およびDQBI ”0504とも称され、異常DRIハブロタイブ 上に見出された)の同定を導いた。患者に観察されるDRB 1対立遺伝子(“ OI 01)は、対照DRIハブロタイブ上に典型的に見出されるものであるこ とから、この対立遺伝子は、IDDM感受性の付与についても応答可能であり得 る。この新規なりQB l対立遺伝子は、以前にDR2+IDDM患者において 同定されていた希少なりQBI対立遺伝子(”0502) (Horn、198 8、前出文献およびEr1ichら、1990、Diabetes 39 :  96−103)と同様に57位にSerを存する。該新規対立遺伝子は、”05 02および°0402対立遺伝子の複雑な“組換え”であると思われ、この配列 は、DQBI ”0402分節のDQBI ”0502対立遺伝子枠への挿入に よる、コドン58と74との閘あたりの推定の組換え部位を伴う遺伝子転換によ り生成したものと思われる。
HLAクラスII分子の構造モデルによると、ペプチド結合溝は、β−ヒダ状シ ートと2個のα−へリックスにより形成され、しかしてこの新規な対立遺伝子に おいては、α−へリックスをコードする分節は”0402と共通であり、一方D QBI鎖の残る部分はDQBI ”0502対立遺伝子に類似している。
例6 DQB lタイピング−逆ドツトプロット形式発明のこの実施態様において、D QB 1プローブは、膜に固定され、増幅された標的DNAが、膜結合プローブ とハイブリッドされる。タイピングプローブの組は、各プローブが組の他のすべ てのプローブと同じ温度および同じ塩濃度(および同じ洗浄条件ではハイブリッ ドが維持される)において特異的に標的配列にハイブリッドするように設計され る。増幅に使用されるPCRプライマは、P CRProtocol (199 0、Academic Press、San Diego CA)に記述されて いるようにビオチン化され、しかして膜結合プローブにハイブリッドする任意の 増幅DNAが、容易に検出され得る。
一実施態様において、検出は、ストレプトアビジン(SA)−接合西洋ワサビパ ーオキシダーゼを、膜結合プローブにハイブリッドした増幅DNAと反応させる ことにより行なわれる。しかしてHRPは、SA−ビオチン相互作用を介して増 幅DNAに結合され、例えばテトラメチルベンジジンの酸化等の着色化合物の生 成等(米国特許第4,789,630号参照)、周知の種々の手段によって信号 発生のために使用し得る。
プローブは、いずれの手段により膜に固定されてもよいが、好適な方法は13− 25ヌクレオチド長のオリゴヌクレオチドプローブを、より長い配列のポリ−d Tによりテーリングすることを含む。得られたポリーdTテイルは、プローブを 膜に共存的に結合させる膜上のアミン基と反応させ得る。この反応は、UV照射 により促進される。
ターミナルデオキシリボヌクレオチジルトランスフェラーゼ(TdT 、 Ra tljff Biochen+1cals ;下記の反応のためには、約120 単位/μl、すなわち100100p/μlの濃度であろう)が、プローブ上に ポリーdTテイルを生成するために使用され得るが、商業的に利用可能なりNA 合成装置にてテイル化プローブを合成することもできる。テイル化プローブを作 成するためにDNA合成装置を使用する場合には、テイルをプローブの5′末端 に置いて、望ましからぬ非成熟鎖の終止がテイル領域のはじめに起こらないよう にすべきである。
TdT反応は、1xTdT塩、20090101のオリゴヌクレオチド、800 μM dTT 、および60単位のTdTを含む100μlの体積で行なわれる 。l0XTdT塩は、1,000mMK−カコジレート、10DIM COCl 2.2mM ジチオスレイトール、250mM トリス−CI、pi(7,6で あり、RoychoudhuryおよびWuの、Meth、Enzymol、6 5 :43−62により記述されているように調製される。8mM dTTPの IOX保存溶液を便利のためにwRil[することもできる( NaOHにてp H7に中和)。
該TdT反応は、37°Cにて2時間で行なわれ、次いで100μmのI Om M EDTA、 pH8の添加により停止される。テイル化オリゴヌクレオチド の最終濃度は、1μM(lpmol/μl)であり、ホモポリマーチイルの長さ は、約400残基である。テイル長は、オリゴヌクレオチドに対するdTTPの モル比を調節することにより変化させ得る。テイル化プローブは、使用まで一2 0℃で保存され得る。
2種類の型のナイロン膜が、逆ドツトプロット形式には好適であり; Biod yne ”ナイロン膜、0.45ミクロンの孔径、Pa1l製、およびBiot rans”ナイロン膜、0.45ミクロンの孔径、ICN製である。プローブは 、BioRad製のBio−Dot 7M ドツトプロット装置によって極めて 便利に膜上にスポットされ得る。各プローブは、膜上(こ固有の離散的位置にス ポットされる。ド・ントブロ・ソト装置にかける前に、各テイル化プローブの約 5〜lOピコモルが、60−100μlのTE緩衝溶液とあら力)しめ混合され る。ドツトプロット後、膜を吸取り紙上(こ短時装置いて過剰な液体を除(。
次いで、膜をStratagene製の5tratalinker”*のUV光 箱(light box )中に置き、50−60ミリジュールの照射に曝して テイル化プローブをナイロン膜に固定する。簡単にすすいで()1イブリダイゼ ーシヨン溶液中で約15分間)未結合プローブを除いた後、該膜はビオチン化P CR生成物とのハイブリダイゼーシヨンの準備力(整う。2分の1〜1ピコモル (典型的な100μIPCR混合物の4分の1〜2分の1)のPCR生成物を、 各プローブパネルにハイブリダイゼーションのために加える。約50μlのスト レプトアビジン−西洋ワサビノぐ−オキシダーゼ(SA−HRP、PEClから 商業的に入手可能、Ampli Type” D Q a D N A Typ ing Kitの指示マニュアル参照)の接合体を、この時点で便宜上加えても よいが、別途5A−HRPインキュベーションおよび洗浄を室温にて、厳密な洗 浄後に行なった場合には、より良い信号が得られるであろう。
ハイブリダイゼーションは、典型的には50℃にて30分間、水浴中にて行なわ れ、ハイブリダイゼーション緩衝溶液は、0,5%SDSおよび3×〜5XSS PE、最も普通には4×を含んでなる。厳密な洗浄は、水浴中にて、0.1%S DSおよびlX5SPEからなる洗浄溶液を用いて50℃にて15分間で行なわ れる。l XPBSを用いる室温での30分間の後洗浄は、信号の質を向上させ る。
逆ドツトプロット法において使用するテイル化プローブのハイブリッド領域は、 以下に示される。Xはイノシンである。標的配列、1文字のアミノ酸コード、お よび各プローブの対立遺伝子特異性も示されている。
DEH95EQrDNO:5B TRHIY ACCAOACACATCTA丁 AACて:G 1.1−1.3,16,1.76非コード鎖からの配列を示す 55° ・ ・ 55° ・ ・ ・ ・ ・ B−UG86 60° ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・65° ・ ・ 拳  ・ ・ ・ ) FIG、1 浄書(内容に変更なし) 要 約 書 HLA DQBI遺伝子の第2エクソンの特定の核酸配列を増幅するためのプラ イマ、および増幅されたDNAに含まれる多形性配列を同定するためのプローブ が、種々の供給源からの試料のタイピングのため、および血清学的方法では識別 不能な対立遺伝子変異体の検出に使用され得る。このHLA DQBIタイピン グ系は、その遂行が簡単かつ迅速であるドツトプロット形式で使用することがで き、数分間で検出可能な信号を生じ、また組織タイピング、個体の同定、および 疾患にかかり易い個体の同定に使用することかできる。
手続ネm正書(賎) 1−事件の表示 HLA DQベータDNAタイピング エフ、ホフマン − ラ ロシュ アーゲー4、代理人 6、補正により増加する請求項の数 7−補正の対象 明細書、請求の範囲及び要約書翻訳文 国際調査報告 5rT/IIぐQ+1n61QLPCT/US 9110979 6

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)DQBI遺伝子第2エクソン配列を増幅し;(b)いずれかの増幅核 酸を、プローブが正確に相補的な配列に対してのみハイブリッドし、該増幅核酸 に安定して結合が維持される条件で、オリゴヌクレオチドプローブの絹とハイブ リッドさせ;および(c)増幅の生起の有無を測定する ことを含んでなる試料中の核酸のDQBI型の決定方法。
  2. 2.前記増幅工程がPCRにより行なわれる請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 3.前記PCR工程が、オリゴヌクレオチドプライマの対による増幅を含み、か つ前記プライマの少なくともひとつが、DB86、DB130、DB131、G H28、GH29およびUG71からなる群から選択される請求の範囲第2項に 記載の方法。
  4. 4.前記オリゴヌクレオチドプローブの組が、DB51、DB53、DB54、 DB55、DB69、DB78、DB79、DB80、DB105、DB107 、DB110、DB114、DB115、DB158、DB162およびUG8 2からなる群から選択される2種類以上のプローブを含んでなる請求の範囲第1 項に記載の方法。
  5. 5.前記プローブが標識される請求の範囲第4項に記載の方法。
  6. 6.前記オリゴヌクレオチドプローブの組が、DB51、DB53、DB54、 DB55、DB69、DB78、DB79、DB80、DB105、DB107 、DB110、DB114、DB115、DB158、DB162およびUG8 2である請求の範囲第5項に記載の方法。
  7. 7.前記プローブの組が固体支持体上に固定化され、かつ異なる各プローブが、 前記固体支持体上に識別できる離散的配置をもって局在する請求の範囲第1項に 記載の方法。
  8. 8.前記プローブの組が、DB55、DB69、DB158、DB175、DB 185、DB191、DB198、DB200、DB201、DB203、DB 239、DB241、DB254、DB258、DB265、DB266、DB 267、DB268、DB269、DB270およびDB272からなる群から 選択される2種類以上の構成体を含んでなる請求の範囲第7項に記載の方法。
  9. 9.前記プローブの組が、DB55、DB69、DB158、DB175、DB 185、DB191、DB198、DB200、DB201、DB203、DB 239、DB241、DB254、DB258、DB265、DB266、DB 267、DB268、DB269、DB270、およびDB272である請求の 範囲第8項に記載の方法。
  10. 10.GH28、GH29、DB86、DB130、DB131およびUG71 からなる群から選択されるオリゴヌクレオチドプライマ。
  11. 11.DB5l、DB53、DB54、DB55、DB69、DB78、DB7 9、DB80、DB105、DB107、DB110、DB114、DB115 、DB158、DB162およびUG82からなる群から選択されるオリゴヌク レオチドプローブ。
  12. 12.オリゴヌクレオチドプローブの組を含み、前記組が請求の範囲第11項に 記載のプローブを含んでなるDQBI DNAダイビング用キット。
  13. 13.オリゴヌクレオチドプライマの対を更に含む請求の範囲第12項に記載の キット。
  14. 14.熱安定性DNAポリメラーゼを更に含む請求の範囲第13項に記載のキッ ト。
  15. 15.1種類以上のデオキシリボヌクレオシド5′−トリホスフェートを更に含 む請求の範囲第14項に記載のキット。
  16. 16.DB55、DB69、DB158、DB175、DB185、DB191 、DB198、DB200、DB201、DB203、DB239、DB241 、DB254、DB258、DB265、DB266、DB267、DB268 、DB269、DB270およびDB272からなる群から選択されるオリゴヌ クレオチドプローブ。
  17. 17.オリゴヌクレオチドプローブの組を含み、前記組が請求の範囲第16項に 記載のプローブを含んでなるDQBI DNAダイビング用キット。
  18. 18.オリゴヌクレオチドプライマの対を更に含む請求の範囲第17項に記載の キット。
  19. 19.熱安定性DNAポリメラーゼを更に含む請求の範囲第18項に記載のキッ ト。
  20. 20.1種類以上のデオキシリボヌクレオシド5′−トリホスフェートを更に含 む請求の範囲第19項に記載のキット。
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