JPH0550583U - テープカセットの表示シート保持装置 - Google Patents

テープカセットの表示シート保持装置

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JPH0550583U
JPH0550583U JP2711891U JP2711891U JPH0550583U JP H0550583 U JPH0550583 U JP H0550583U JP 2711891 U JP2711891 U JP 2711891U JP 2711891 U JP2711891 U JP 2711891U JP H0550583 U JPH0550583 U JP H0550583U
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JP
Japan
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display sheet
tape cassette
case
holding device
sheet holding
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2711891U
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English (en)
Inventor
狩 英 孝 井
葉 一 夫 稲
島 健 志 中
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープカセットのケース上に表示シートを装
着自在としたテープカセットの表示シート保持装置。 【構成】 テープカセットのハブ孔が開設されていない
側のケース上にカバーを装着脱自在とし、このカバーに
より表示シートを保持させ、あるいはケースのスリット
に表示シートを保持させるようにしたテープカセットの
表示シート保持装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、テープカセットにおけるテープの記録内容などを表示するインデ ックスカードなどの表示シートを、ケース上に装着自在としたテープカセットの 表示シート保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、たとえばDAT(デジタル・オーディオ・テープレコーダ)テープや、 ビデオテープのようにテープを巻装したハブをテープカセットの外側から適宜の 駆動手段によって回動させるための該駆動手段を受容するハブ孔が片側にのみ開 設された形式のテープカセットCにおいては、内装されたテープTへの記録内容 を表示するインデックスカードIなどの表示シートは、図8に一例を示すように テープカセットCのケースHの表面を覆うような形状のインデックスカードIを 用意し、テープカセットCと共にこのインデックスカードIを収納ケース(図示 略)内に格納して、搬送あるいは販売に供するものであり、これを購入したエン ドユーザは、必要に応じてテープTの記録に関するデータなどをインデックスカ ードI上に標記し、テープカセットCと共に不可分的に利用するものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記の従来品にあってもテープTの記録内容を、表示シート上に記載すること は勿論のこと可能であった。
【0004】 しかしながら、インデックスカードIは、テープカセットCと別体であるため に都度、その取扱いが面倒であり、しかもインデックスカードIが他のカードと 混同されあるいは、インデックスカードIのみが紛失するおそれがあり、ユーザ からはハンドリングの容易で、安全性の高いものの提供が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】 この考案は、前記のような従来品における未解決の課題を解決しうるものを提 供するもので、その解決手段としての特徴点は、テープカセットのハブ孔が開設 されていない側のケース上に表示シートを装着自在に構成した点にある。
【0006】
【作 用】
前記の如き解決手段を講じたものであるから、記録内容を標記した表示シート は、テープカセット内に装着してこれと一体的に取り扱うことができ、しかもこ のシートは手指などによって汚損されることなく安全に保持できるばかりでなく 、必要に応じてはケースから取り外して交換あるいは再記入などに供しうるもの である。
【0007】
【実 施 例】
次に、この考案の内容を、その実施例を示す図面に基づいて具体的に説明する 。
【0008】 図1および図2は、この考案の第1の実施例を示すものであって、テープカセ ットT1 のケース1において、ハブ孔が開設されていない側に外周に堤部11を 残すようにして中央部を略全域に亘って凹入状となし、表示シート20の受容部 12を形成し、該受容部12内に図2に示すような表示シート20を挿入自在と したものであり、その外側に透視カバー30を覆せ、このカバー30を軽く押し 込むようにして受容部12内に嵌入させると、このカバー30の外周に設けた係 止突子31が堤部11に凹設した係合溝13に係合し、結果的にはこのカバー3 0で表示シート20を被覆させた状態でケース1上にこれを挾着できるものであ る。
【0009】 したがって、表示シート20は他物に接触して汚損され、もしくは損傷される おそれがないものであり、このカバー30が透視しうるものであるから、表示シ ート20上の標記事項は外部から容易に視認しうるものである。
【0010】 また、この表示シート20に、再記入もしくはこれを交換するなどの必要性が 生じた際には、堤部11に凹設した爪掛部14を利用して透視カバー30をケー ス1から取り外して表示シート20を取り出しうるものである。
【0011】 なお、この実施例においては、表示シート20は単葉の長方形状のものを採用 したが、その外形状はたとえば、長円形,まゆ形,台形,その他任意の形状とす ることができ、その表示領域も、一部透視状にすることも可能であり、更には、 複葉状もしくは多重折畳状にすることも容易に設計しうるものであり、要はこの 受容部12内に装填できる大きさのものであれば足りるものである。
【0012】 また、透視カバー30については、部分的に半透明状もしくは透孔を開設する など、デザイン上の興味をそそるようなものを採用することが可能であって、表 示シート20が損傷されないように保持できればその目的を果たしうるものであ る。
【0013】 更に、ケース1については、少なくともその一部を透視可能な構成とすれば、 テープの巻装状態が容易に視認しうるものであることは言うまでもないことと言 える。
【0014】 なお図中、40はリッドであって、ローディング係合溝50に装填手段(図示 略)を係合させてテープレコーダ内に装填し、記録もしくは再生処理に供する際 にあっては、図1で矢印で示す方向に枢着部60を支点として旋回され、テープ を露出させ、磁気ヘッドに対面させうるものである。
【0015】 次に、図3乃至図5に示すこの考案の第2および第3の実施例について説明す る。
【0016】 各実施例のいずれもハブ孔が開設されていない側のテープカセットT2,T3 の ケース1A,1B上の受容部12A,12B上に表示シート20A,20Bを担 持させ透視カバー30A,30Bによって表示シート20A,20Bを着脱自在 に挾着させるものである点では共通しているが、図3および図4に示す第2実施 例にあっては、ケース1A上の長手方向沿いの両縁部に平行状に堤部11Aを突 設する一方で、長手方向に直交する両縁部には、段付部15Aを形成し、更に、 この段付部15Aの底部に係合長溝16Aを凹設する一方で、表示シート20A を挾持するカバー30A両縁のL形部32Aの内端に内向き突条33Aを設け、 該突条33Aを、前記した係合長溝16Aに係脱自在に構成されたものである。
【0017】 また、図5に示す第3実施例は、スライド形式に透視カバー30Bがケース1 Bに着脱自在に構成されたものであって、略扁平直方体状の前記ケース1Bの3 辺沿いに段付部15Bを形成し、その長手方向に直交する2辺部の段付部15B にも第2実施例と同様の係合長溝16Bを設けると共に、カバー30Bにも同様 の内向き突条33Bを設けたものである。
【0018】 なお、この第2、第3実施例における符号14A,14Bは、いずれも第1実 施例と同様にカバー30A,30Bを取り外す際に利用される爪掛部を示すもの である。
【0019】 次に、この第2および第3実施例の作用について述べる。
【0020】 即ち、第2実施例のものにあっては、表示シート20Aをケース1Aの受容部 12A上に担持させ、透視カバー30Aをその上から覆わせ、軽く押し下げるこ とにより、係合長溝16Aに内向き突条33Aが係止してこのカバー30Aがケ ース1A上に固定され、表示シート20Aを挾持しうるものであり、第3実施例 のものでは、受容部12B上の表示シート20Bにこのカバー30Bをスライド 形式にてケース30Bに係着させて表示シート20Bを保持しうるものである。
【0021】 また、各カバー30A,30Bは上記と逆の手順で操作することによって容易 にケース1A,1Bから離脱させ、表示シート20A,20Bを取り出しうるも のである点は、第1実施例のものと異なるところは存しない。
【0022】 また、この第2,第3実施例における係合長溝16A,16Bと、内向き突条 33A,33Bとを互換させ、たとえばケース1A,1B側に突部を、透視カバ ー30A,30B側に凹部を設けるように構成しても、同様の結果を招くもので あり、この考案の設計思想の範囲内のものであることは言うまでもないことであ る。
【0023】 更には、第3実施例の変形例として、透視カバー30Bをケース1Bの長手方 向沿いにスライドさせて着脱させる形式のものも同様な効果を奏しうるものであ るが、図示してのその説明をすることは省略する。
【0024】 また、図6には、第4の実施例が示されているが、この実施例のものは、テー プカセットT4 のケース1Cに透視カバー30Cが片開き状に蝶着70Cされて おり、表示シート(図示略)を受容部12C上に挾着させうるものであり、符号 31Cは係止突子31Cであり、ケース1Cに設けた係合溝(図示省略)に係脱 自在となしたものである。
【0025】 更には図7には、第5の実施例が示されているが、この実施例は、テープカセ ットT5 のケース1Dのハブ孔が開設されていない側に細いスリット80Dを設 け、当該スリット80D内に表示シート20Dを挿着脱自在となしたものであっ て、表示シート20Dの交換が容易なものである点は、他の実施例のものと共通 しているものである。
【0026】 なお、以上例示した第2乃至第4実施例のものにあっても透視カバー30A〜 30Cを少なくとも部分的に透視状となし、また、表示シート20A〜20Dに ついては、第1実施例と同様な変形シートを採用できるものであることは、詳し く説明を加えるまでもないことであるからその記述は割愛する。
【0027】
【考案の効果】
この考案は、以上、いくつかの実施例によって説明した通りの内容のものであ って、その達成しうる効果としては、第1に表示シートがケース上に一体的に取 り付けられていて取り扱いが容易であり、表示シートの紛失のおそれがなくて安 全であり、第2には表示シートの装着脱が容易である点にあるものであって、ケ ース内のテープへの記録内容の表示が容易に確認できる優れたものを得ることが できたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるテープカセットの第1実施例の
斜視図。
【図2】第2実施例の分解斜視図。
【図3】第2実施例の分解斜視図。
【図4】図3のケースにおける〓−〓断面図。
【図5】第3実施例の分解斜視図。
【図6】第4実施例の斜視図。
【図7】第5実施例の一部切断側面図。
【図8】従来例の斜視図。
【符号の説明】
1 〜T5 テープカセット 1,1A〜1D ケース 20,20A,20B,20D 表示シート 30,30A,30B,30C 透視カバー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月26日
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図6】
【図7】
【図8】
【図5】

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープカセットにおけるケースのハブ孔
    が開設されていない側に、インデックスカードなどの表
    示シートを着脱自在に装着したテープカセットの表示シ
    ート保持装置。
  2. 【請求項2】 テープカセットにおけるケースのハブ孔
    が開設されていない側に、インデックスカードなどの表
    示シートを担持させ、ケースに着脱自在としたカバーに
    より前記の表示シートをケース上に固設するようにした
    テープカセットの表示シート保持装置。
  3. 【請求項3】 カバーをケースに挿着自在とした請求項
    2記載のテープカセットの表示シート保持装置。
  4. 【請求項4】 カバーをケースに冠着自在とした請求項
    2記載のテープカセットの表示シート保持装置。
  5. 【請求項5】 カバーをケースにスライド状に装着自在
    とした請求項2記載のテープカセットの表示シート保持
    装置。
  6. 【請求項6】 カバーをケースに蝶着してなる請求項2
    のテープカセットの表示シート保持装置。
  7. 【請求項7】 テープカセットにおけるケースのハブ孔
    が開設されていない側のケースに設けたスリット内に、
    インデックスカードなどの表示シートを挿着自在とした
    テープカセットの表示シート保持装置。
  8. 【請求項8】 カバーが少なくともその一部分において
    透視可能であるよう構成した請求項1乃至7記載のテー
    プカセットの表示シート保持装置。
  9. 【請求項9】 表示シートが少なくともその一部分にお
    いて透視可能であるように構成した請求項1乃至8記載
    のテープカセットの表示シート保持装置。
  10. 【請求項10】表示シートが単葉もしくは複葉であり、
    折畳自在とされた請求項1乃至7または9記載のテープ
    カセットの表示シート保持装置。
JP2711891U 1991-03-29 1991-03-29 テープカセットの表示シート保持装置 Withdrawn JPH0550583U (ja)

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