JPH05505836A - 放射線硬化可能な液状配合物 - Google Patents

放射線硬化可能な液状配合物

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JPH05505836A JP91505873A JP50587391A JPH05505836A JP H05505836 A JPH05505836 A JP H05505836A JP 91505873 A JP91505873 A JP 91505873A JP 50587391 A JP50587391 A JP 50587391A JP H05505836 A JPH05505836 A JP H05505836A
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クラジェフスキー,ジョン ジェイ.
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デーエスエム ナムローゼ フェンノートシャップ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 放射線硬化可能な液状配合物 本発明は、放射線硬化可能なモノエチレン系不飽和液状非水性配合物に関する。
このような配合物は、米国特許第4575330号明細書の記載から公知である 。米国特許第4575330号明細書には、放射線硬化可能な液状のエチレン系 不飽和物質の重なった層をかかる物質の溜めの表面で固化させて共有結合で架橋 されている熱硬化性ポリマーに変えるために、コンピューター制御された放射線 を使用して複雑な形状の三次元的物体を光学的に二次加工することが開示されて いる。
このような光学的に二次加工された物体をインベストメント鋳造のための原型と して利用する試みは、不成功に終わった。それというのも、熱硬化性樹脂の原型 は、加熱した際に溶融せず、熱により膨張する代わりに、原型を十分に加熱し鋳 型から取り出すことができる以前に、原型をインベストメント鋳造する耐火性物 質が亀裂または歪みを生じるからである。この材料から製造された原型は、不溶 性であり、したがって溶剤によって除去されることはできない。
それ故、米国特許第4575330号明細書に記載されたような配合物の欠点は 、このような配合物をインベストメント鋳造に使用することができないことにあ る。
本発明の目的は、従来技術水準の配合物の欠点を克服することにある。
このことは、本発明によれば、配合物がモノエチレン性不飽和酸群の少なくとも 一部が金属イオン形成成分によって中和されているようなモノエチレン系不飽和 酸を有するイオノマー組成物を含有することによって達成される。
本明細書中で種々の文法的形で使用される「配合物」の用語は、放射線硬化可能 なモノエチレン系不飽和液状非水性配合物に帰因する。
本明細書中で種々の文法的形で使用される「イオノマー組成物」の用語は、イオ ノマーを形成させることができる組成物を定義する。
イオノマーは、非架橋重合体骨絡端に結合したイオン性官能側基を有する重合体 であり、かつ非イオン性骨格成分と酸側基を有するイオン化可能な単量体とを共 重合させ、次に酸基を中和し、イオノマーを形成させることによって製造するこ とができる。このことは、例えばバズイン(Bazuin)他、−Modifi cation ofPolymer Properties Through  Ion Incorporation−。
Ind、 Eng、 Chem、 Prod、 Res、 Dev、、 198 1 、第20巻、NO,2、第271〜286頁、特に第272頁に記載されて いる。また、ランドバーブ(Lundberg)、”■onic Polyme rs”、Encyclopedia of PolymerScience a nd Engineering、第8巻(1987)、第393〜423頁、特 に第395〜400頁およびリーズ(Rees) 、 ”Cross−1ink ing、 Reversible−、Encyclopedia of Pol ymer 5cience and Engineering、第4巻、第39 5〜417頁、特に第396頁を参照のこと。中和は、共重合後に行なわれる。
それというのも、中和されていない酸は、中和されている酸よりも極めて容易に 共重合するからである。Lundberg、上掲書、第397頁参照。
イオン性官能基のイオンは、互いに凝集し、イオノマー間で強いイオン結合を形 成し、このイオン結合により架橋された熱硬化性重合体と通常関連する特性を有 するイオノマーを生じる。イオン結合は、溶剤および/または熱に晒されながら 分解し、イオノマーに非架橋熱可塑性重合体と通常関連する特性を生じさせる。
また、イオノマーは、共有結合と一緒になって架橋することもできる。バズイン (Bazuin)他、ランドバーブ(Lundberg)およびリーズ(Ree s)の上掲書には、イオノマーについてより詳細に記載されている。
この公知のイオノマーは、固体であり、かつ例えば光学的二次加工のような用途 に利用することができず、この場合には、放射線への露光下に重合を可能にする 自由に流れる液体が必要とされる。
また、このイオノマーは、例えば光学的二次加工のような用途に利用することが できず、この場合には、迅速な共重合が必要とされ、かつ中和は共重合後には実 施することができない。
本発明による配合物は、前記欠点を有しない。
インベストメント鋳造法により、鋳物を鋳造する鋳型を生じるための廃棄可能な 原型を使用して寸法的に正確な鋳物が製造される。この原型は、通常、熱軟化可 能な原型材料、例えばろうを第二原型中に射出することによって作製される。こ の原型は、材料の固化後にダイから除去される。次に、耐火性物質、例えば水性 セラミックスラリ−は、原型の周囲に付着され、原型をインベストメント鋳造す ることになる。鋳型は、インベストメント鋳造された原型を、耐火性物質をも融 合することができる高めた温度で溶融しかつ除去することによって作製される。
原型を除去することにより、耐火性物質によって定義されたキャビティを生じ、 このキャビティ中に溶融金属は導入される。金属が冷却された後、鋳型は破壊さ れ、鋳物が離型される。
インベストメント鋳造法は、Casting Kaiser^luminium 、 5econd Edition、 Kaiser Aluminium &  ChemicaI 5ales、 Tnc、、 0akland、 CA 9 4604.1965.第243〜247頁および第495〜509頁により詳細 に記載されている。
インベストメント鋳造法は、数少な(鋳物が望まれる場合には非実際的であり、 かつ数多くの鋳物が望まれる場合には、費用がかかり得る。それというのも、第 二原型の作製には、時間と費用が必要であるからである。
第二原型の作製は、時間を消費し、かつ高価である。それというのも、原型およ び第二原型の寸法は、原型の収縮または鋳物の収縮および切削加工を補償するた めの試みおよび錯誤によって定められなければならないからである。従って、種 々の寸法を有する数組の第二原型を準備しなければならない。
また、鋳物は容易に変形することができない。それというのも、鋳物の僅かな変 形でさえも、第二原型の変形または新しい第二原型を必要とするからである。
インベストメント鋳造法の付加的な問題は、比較的大型の鋳物を作製することが できないことにある。それというのも、鋳物を作製する場合の正確さは、鋳物の 寸法が増大するにつれて減少していくからである。
米国特許第4844144号明細書には、ポリエチレン系不飽和物質および不活 性の熱可塑性物質の双方を包含する組成物から得られた光学的に二次加工された 原型を利用することによるインベストメント鋳造法が開示されている。しかし、 米国特許第4844144号明細書には、本明細書中で教示されているような本 発明によるイオノマー組成物またはインベストメント鋳造法のための原型の作製 への該配合物の使用は、開示されてもいないし、示唆されてもいない。米国特許 第4844144号明細書は、参考のために本明細書中に記載されている。
光学的二次加工によって作製された。本発明による原型のもう1つの目的は、公 知技術水準のインベストメント鋳造法の欠点、殊に第二原型の必要性を排除する ことにある。また、インベストメント鋳造法に使用される光学的に二次加工され た原型を作製するために利用される配合物の欠点を克服することを目的とする更 に、配合物は、放射線への露光下にモノエチレン系不飽和酸のエチレン系不飽和 基と共重合する少なくとも1つのモノエチレン系不飽和単量体またはオリゴマー を包含することができる。
また、本発明は、イオノマー組成物および放射線硬化開始剤を有する配合物に向 けられている。
配合物は、米国特許第4575330号明細書の光学的二次加工方法を利用する 寸法的に正確な物体/原型の製造のような用途に使用することができ、ならびに 放射線への露光下に重合する液状イオノマー組成物を必要とするコーティングに 使用することができる。
コーティングは、ガラス、金属、木材、プラスチック、ゴム、紙、コンクリート 、繊維および類似物のような支持体に塗布することができる。
配合物は、本発明によるインベストメント鋳造法の場合に原型として利用するこ とができる物体を作製するだめに利用することができる。
また、本発明は、配合物の硬化により生じる放射線硬化した物質に向けられてい る。この硬化した物質は、イオノマー組成物を利用しない配合物と比較して改善 された変換率、改善された生型強度および減少された歪みを示す。放射線量が一 定のレベルに維持されている場合には、硬化速度は、改善され、放射線は効率的 に使用される。この硬化した物質は、吸着物質ではイオノマー組成物を重合する ことによって得られたイオノマーは、非架橋重合体骨格およびイオン性官能側基 を有し、この場合イオンは、互いに凝集し、イオノマーを互いに可逆的に架橋す る強いイオン結合を生じ、硬化した物質に構造的に剛性を与える。イオン結合は 、溶剤および/または熱に晒されながら分解し、硬化した物質およびこれから得 られた原型を弱体化する。イオノマーは、共有結合によって殆んど架橋されてい ないか、または全く架橋されていないのが好ましい。
米国特許第4167464号明細書には、重合前に中和されたカルボキシレート 基を有するアクリル酸、炭素原子数10〜30のアルキル基を有する高級アクリ ル酸エステル単量体、炭素原子数1〜8を有するアルキル基を有する低級アクリ ル酸エステルおよび光開始剤を包含する、水性単量体混合物から得られたUV光 重合された共重合体が開示されている。
欧州特許出願公開第0047009号明細書には、重合前に中和されたカルボキ シレート基の大きい百分率を有するアクリル酸およびα−オレフィン、スチレン または置換スチレンの単量体混合物から得られた共重合体が開示されている。単 量体混合物は、水性分散液である。米国特許第4167464号明細書および欧 州特許出願公開第0047009号明細書に記載の単量体混合物から得られた被 膜および繊維は、例えば廃棄可能な不織布製品に使用される。それというのも、 被膜および繊維は、水および体液の高い吸収度を有するからである。このことは 、光学的繊維およびコーティングを含めて本発明の多数の用途にとって望ましい ことではない。
更に、本発明は、本発明による配合物の硬化方法に関する。
本発明による配合物は、放射線の硬化量に晒すことによって硬化され、イオノマ ーを生じる。イオノマーのイオン性官能基は、互いに凝集し、イオノマーをイオ ン的に結合しかつ可逆的に架橋する。不可逆的な共有結合による架橋は存在しな い方が好ましい。それというのも、有利にモノエチレン性不飽和物質のみが利用 されるからである。共有結合による架橋を生じるポリエチレン性不飽和物質は、 配合物中に存在することができる。しかし、共有結合の架橋変は、原型をインベ ストメント鋳造法で利用することができる程度に原型を弱体化させることができ るものでなければならない。
種々の文法的形で使用される“硬化量”の用語は、配合物を自由に流れる液体状 態から少なくとも半固体の状態へ変換するのに十分な架橋を生じる放射線量のこ とに一致する。
硬化に適当な放射線は、有利に紫外線、可視光線またはこれら双方の形の化学線 および電子線を包含するまた、本発明は、1つの配合物を本発明により耐火性材 料に使用することにより作製された物体をインベストメント鋳造することによっ て原型から鋳型を作製するインベストメント鋳造法を包含する。原型は、有利に 光学的二次加工を利用することにより配合物から作製される。原型は、有利に原 型を弱体化するのに十分な時間の間、溶剤に晒し、次いで高めた温度に晒すこと によって鋳型に亀裂を生じるかまたは鋳型を歪めることなしに鋳型から取り出さ れる。
上記のように溶剤に晒した後、原型は、常用の物質から作製された光学的に二次 加工された原型が受ける熱膨張を受けず、したがって鋳型に亀裂を生じないし、 歪みも生じない。本発明によるインベストメント鋳造法は、第二原型を作製する ための必要性を排除し、このことにより、時間および費用の余裕を生じる。本発 明によるインベストメント鋳造法は、数少なく鋳物が望まれる場合であっても責 用的に有効である。それというのも、第二原型は必要であり、かつ鋳物の変形は 光学的二次加工法で利用されたコンピューターを再プログラミングすることによ って容易に行なわれるからである。また、大型の原型は光学的二次加工を利用す ることにより正確に作製することができるので、本発明によるインベストメント 鋳造法を利用することにより、比較的大型の鋳物を製造することができる。
本明細書中で重合体を記載するために種々の文法的形で使用されている“イオノ マー′の用語は、有利に非架橋重合体骨格およびイオン性官能側基を有するイオ ン化重合体のことに一致する。また、イオノマーは、金属カルボン酸塩として記 載することもできる。
本明細書中で種々の文法的形で使用されている“イオン性官能基”の用語は、1 つまたはそれ以上の電子を失なうかまたは得る1つまたはそれ以上の原子を有す ることを示す。
代表的なエチレン系不飽和酸は、次のものを包含する カルボン酸、例えばアク リル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、エライジン酸およ びイタコン酸:エチレン性不飽和アルコールで部分的にエステル化された飽和酸 :カルポキンアルキルアクリレート:カルボキシアルキルメタクリレート、ヒド ロキシアルキルアクリレートまたはメタクリレートの化合物および無水物、例え ば無水スクシン酸、無水マレイン酸および無水フタル酸:ならびに類似物。エチ レン系不飽和アルコールでエステル化されている飽和酸の例は、蓚酸、スクシン 酸、アジピン酸および類似物を包含する。適当なエチレン系不飽和アルコールは 、アリルアルコール、クロチルアルコールおよび類似物を包含する。また、酸の 混合物を利用することもできる。上記酸のアルキル基は、有利にC工〜c4アル キル基である。
酸は、(メト)アクリレートであるのが好ましい。
カルボキシアルキル(メト)アクリレートは、有利に01〜C4アルキル基を有 し、かつカルボキシメチルアクリレート、カルボキシエチルアクリレート、カル ボキシブチルアクリレートおよび類似物によって代表される。
無水物と反応されるヒドロキシアルキル(メト)アクリレートは、有利に01〜 C4アルキル基を有し、かつヒドロキシメチルメタクリレート、ヒドロキシプロ ピルアクリレート、ヒドロキシブチルアクリレートおよび類似物によって代表さ れる。代表的な無水物は、無水スクシン酸、無水マレイン酸、無水フタル酸およ び類似物である。
酸の数平均分子量は、有利に約50〜約600ダルトン、より有利に約70〜約 300ダルトンである。
種々の文法的形で使用されている゛ダルトン”の用語は、炭素−12の十二分の −である原子質量のことに一致する。
金属イオン形成成分は、少なくとも1つの金属イオンを生じる。イオンは、有利 に一価、二価または三価である。金属イオンの代表例は、周期律表の第1a族、 第rb族、第11a族、第rib族、第111a族、第1Va族、第vb族およ び第VIM族の元素のものである。好ましい金属イオンは、ナトリウム、リチウ ム、バリウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛およびアルミニウムである。
好ましい金属イオン形成成分は、金属水酸化物、金属炭酸塩水酸化物、金属酢酸 塩、類似物およびその混合物である。この金属イオン形成成分の代表例は、水酸 化マグネシウム、水酸化亜鉛、炭酸カルシウム、酢酸ナトリウムおよび酢酸バリ ウムである。好ましくは、金属イオン形成成分は、金属水酸化物である。
金属イオン形成成分および利用される量は、エチレン系不飽和酸の酸基の望まし い百分率での中和を達成するために選択される。酸基の百分率での中和が高すぎ る場合には、イオン性官能基のイオンは、強いイオン結合を形成することは不可 能であり、したがって凝集体を形成しない。理論的に結合されることが望ましく ない場合には、明らかに凝集体の形成によりエチレン性不飽和金属カルボキシレ ート部分塩の重合が増大することは確実である。百分率での中和が高すぎる場合 には、硬化した物質は脆くなる。従って、金属イオン形成成分は、酸基の百分率 を中和するのに十分な量で存在し、百分率での中和により、凝集体の形成は回避 されない。
好ましくは、酸基約2〜約80%、より好ましくは、酸基約5〜約65%が中和 されている。最も好ましくは、酸基約10〜約50%が中和されている。
中和は、酸と金属イオン形成成分とを環境温度および圧力下、即ち約り0℃〜約 30℃の温度および約1気圧の大気圧下で混合することによって達成することが できる。好ましくは、溶剤は、配合物の他の物質と反応される。代表的な溶剤は 、ビニルピロリドン、ビニルカプロラクタムおよび類似物を包含する。
酸のエチレン系不飽和結合と共重合する他の物質の代表例は、モノエチレン系不 飽和単量体およびモノエチレン系不飽和オリゴマーである。好ましくは、配合物 は、単量体またはオリゴマーの少なくとも1つを含有する。
単量体およびオリゴマーは、金属イオン形成成分によって中和されつる酸基を有 することができる。中和されている配合物中での酸基の百分率は、先に討論され ている。
単量体の数平均分子量は、有利に約50〜約500ダルトン、より有利に約10 0〜約300ダルトンである。
オリゴマーの数平均分子量は、有利に約200〜約2000ダルトン、より有利 に約300〜約1000ダルトンである。
更に、配合物は、エチレン系不飽和酸と区別されかつエチレン系不飽和酸と混合 することができる数多くの非水性で共重合可能な放射線硬化可能な液状物質を有 することができる。放射線硬化可能な液状物質の代表例は、モノエチレン系およ びポリエチレン系の不飽和単量体およびオリゴマー、ポリ(メト)アクリレート 共重合可能および架橋可能な成分[(メト)アクリレート成分]、アリルオリゴ マー、類似物およびその混合物である。
種々の文法的形の“(メト)アクリレート成分”の用語は、(メト)アクリレー トならびに(メト)アクリレートと同様の放射線重合機構を有する単量体および 重合体を包含する。
代表的なモノエチレン系およびポリエチレン系の不飽和単量体およびオリゴマー は、エチレン系不飽和カルボン酸、ビニル化合物、好ましくはスチレン以外のも のおよび置換スチレンのエステル、類似物およびその混合物を包含する。これら の単量体およびオリゴマーの代表例は、アルキルアクリレート、フェノキシアル キルアクリレート、フェノキンアルキルメタクリレート、マレエート、フマレー ト、ビニルカプロラクタム、ビニルピロリドン、モノアクリレートオリゴマー、 例えばシクロヘキサノール1モルと、トーン(Tone)M−1001モル(U nion Carbide社、 New York、NYから商業的に入手可能 なアクリル酸のヒドロキシ官能性カプロラクトンエステル)およびイソホロンジ イソノアネート1モルとの反応生成物、類似物およびその混合物である。上記ア ルキル基は、低級アルキル基、有利に1〜4個の炭素原子を有するアルキル基で ある。
(メト)アクリレート成分は、単量体およびオリゴマーを含有することができ、 有利に樹脂の性質を有し、かつオリゴマー単位1伺当たり平均で(メト)アクリ レート基少なくとも約1.2個、より有利に少なくとも約2.0個を含有する。
(メト)アクリレート成分は、流動可能な粘度を有し、かつ利用される条件で安 定である。
樹脂状(メト)アクリレート成分は、エポキシ官能性樹脂のポリ(メト)アクリ レートであることができる。このポリ(メト)アクリレートは、重合体単位1個 当たり平均で約2個またはそれ以上の(メト)アクリレート基を有する。このポ リ(メト)アクリレートは、エポン(Epon) 8’l 8(Shell C hemicals社、 New+York、 NYから商業的に入手できるビス フェノールAのジグリンジルエーテルであるエポキシ官能性樹脂)のジエステル である、Radcure 5pecialties社から入手できる商品エベク リル(Ebecryl) 3700によって例示される。エベクリル(Ebec ryl) 3700の数平均分子量は、約500ダルトンであり、エポン(Ep on)828の数平均分子量は、約390ダルトンである。
また、ジアクリレート変性されたポリウレタン、殊にポリエステル含有骨格を有 するものは、樹脂状(メト)アクリレート成分として有用である。代表例は、ヒ ドロキシ官能性ポリエステル、殊に1分子当たり平均で約2〜約5個のヒドロキ シ基を有するものと、モノアクリレートモノイソシアネートとのウレタン反応生 成物であるアクリレートでキャップされたポリウレタンである。このアクリレー トでキャップされたポリウレタンは、トリメチロールプロパンとカプロラクトン とを反応させ、引続きこの反応生成物を2−ヒドロキシエチルアクリレート1モ ルとイソホロンジイソシアネート1モルとの反応生成物3モル当量と反応させる ことによって得られる、約600ダルトンの数平均分子量を有するポリエステル によって説明される。最終生成物は、ポリウレタントリアクリレートである。
ウレタン形成反応は、一般に約60℃でジブチル錫ジラウレート約1重量%の存 在下に実施される。本明細書中で有用である、ポリエステルを基礎とするポリア クリレート変性された商業的なポリウレタンは、Thi。
kol Chemical Corp社、 Trenton、 NJから入手で きるウビタン(Uvithane) 893である。ウビタン(Uvithan e) 893中のポリエステルは、約5未満の酸価にポリエステル化された、ア ジピン酸と約1.2モル当量のエチレングリコールとのポリエステルである。こ のポリエステルは、上記の記載のようにポリアクリレート変性ポリウレタンに変 換され、これは、室温で半固体であり、かつ樹脂100グラム当たりエチレン系 不飽和基的0.15〜約0.175の平均不飽和当量を有する。
ポリエステル処理の場合、ポリエステル1グラムを中和するのに必要とされる塩 基のミリグラム数として定義される酸価は、反応の進行を監視するために使用さ れる。酸価は低ければ低いほど、反応はさらに進行される。
トリアクリレート、例えばGPTAの商標の下でRadcure 5pecia lties社から商業的に入手できるグリセリルプロポキシトリアクリレートも 適当である。
(メト)アクリレート成分として適当であるポリアクリレート変性ポリウレタン は、約40℃の温度で4時間反応された、イソホロンジイソシアネート1モルと 、2−ヒドロキシエチルアクリレート1モルと、ジブチル錫ジラウレート約1重 量%との反応生成物であり、その後に約60℃の温度で約2時間商業的ヒドロキ シ末端官能性カプロラクトンポリエステル1モルと反応される。適当なカプロラ クトンポリエステルは、約60℃の温度で4時間反応された、カプロラクトン2 モルとエチレングリコール1モルとの反応生成物である。適当な商業的カプロラ クトンポリエステルは、約345ダルトンの数平均分子量を有する、トーン(T one) M −100の商標の下でUnion Carbide Corp。
社、 Danbury、 CTから入手できる。
(メト)アクリレート成分は、(メト)アクリレートと同様に放射線重合機構を 有する液状N−ビニル単量体と混合することができる。
本明細書中で種々の文法的形で・使用されている“N−ビニル単量体”の用語に は、ビニル基に隣接して1個の窒素原子を有する単量体が記載されている。
代表的なN−ビニル単量体は、N−ビニルピロリドンおよびN−ビニルカプロラ クタムを包含し、この場合にはN−ビニルピロリドンが好ましい。
樹脂状(メト)アクリレート成分は、有利に液状モノ (メト)アクリレート、 液状ポリ (メト)アクリレートまたはその混合物を有することができるエチレ ン系不飽和液体である反応性溶剤に溶解することができる。より有利に、反応性 溶剤は、エチレン性不飽和液状ポリ(メト)アクリレートを包含する。液状トリ (メト)アクリレート、例えばトリメチロールプロパントリアクリレートおよび ジ(メト)アクリレート、例えば1.6−ヘキサンシオールジ(メト)アクリレ ートが適当である。また、液状テトラ(メト)アクリレート、例えばペンタエリ トリトールテトラアクリレートも有用である。別の代表的な液状ポリ(メト)ア クリレートは、5artoaer社、 1estchester、PAから商業 的に入手できる、1分子当たり平均で2Hの酸化プロピレン単位2個を有しかつ 約330ダルトンの数平均分子量を有するネオペンチルグリコールポリプロポキ シレートのジアクリレートであるサルトマー(5artoaer)C9003で ある。
この液状反応性溶剤は、有利にそれぞれ約4:1〜約1:4の重量比のモノエチ レン系およびポリエチレン系の不飽和物質の混合物である。
また、非反応性希釈剤は、粘度を調節するために配合物中に存在することができ る。非反応性希釈剤の代表例は、アクリロイド(Acryloid) B 44  (Rohs &Haas Inc、社、 Ph1ladelphia、 PA から商業的に入手できるブチルアクリレート/メチルメタクリレート共重合体) および類似物である。
種々の文法的形の“非反応性希釈剤”の用語は、モノエチレン性不飽和酸、単量 体およびオリゴマーを溶解することができる希釈剤のことである。
また、配合物の粘度は、エチレン性不飽和物質に関連して非反応性である不活性 希釈剤を利用することにより調節することができる。代表的な不活性希釈剤は、 n−ヘキサノールまたはブタノールである。
(メト)アクリレート成分は、有利に放射線硬化可能な液状物質の全重量に対し て約15〜約80重量%、より有利に約40〜約70重量%の範囲内の量で存在 する。
液状反応性溶剤は、有利に放射線硬化可能な液状物質の全重量に対して約20〜 約85重量%、より有利に約30〜約60重量%の範囲内の量で存在する。
場合によるN−ビニル単量体は、利用される場合に、同量の(メト)アクリレー ト成分の代替物となり、かつ放射線硬化可能な液状物質の全重量に対して約5〜 約40重量%の範囲内の量で存在する。
非反応性希釈剤は、利用される場合に、同量の(メト)アクリレート成分の代替 物となり、かつ放射線硬化可能な液状物質の全重量に対して約50重量%までの 量で存在する。
放射線硬化可能な液状物質として利用することができる代表的なアリルオリゴマ ーは、次のものである・アリルエステル、例えばジアリルマレエートおよびジア リルフタレート、アリルエーテル、例えばトリメチロールプロパンジアリルエー テル:アリルウレタン、例えばアリルアルコール2モルとトルエンジイソシアネ ート1モルとの反応生成物:アリルカルボネート、例えばビスアリルジグリコー ルカルボネート:複素環式アリルオリゴマー樹脂、例えばトリアリルシアヌレー トおよびトリアリルイソシアヌレート:ならびにポリエポキシド化合物のアリル アミンアダクトおよびジアリルアミンアダクト、例えばビスフェノールAのジグ リンジルエーテルのアリルまたはジアリルアミンアダクト。アリル樹脂の他の代 表例は、溶剤メチルエチルケトン中の末端アリル不飽和ポリエステル樹脂 ポリ ライト” (Polylite”) 13−831 、但し、これもRe1ch hold Chemicals社の商品である、65重量%を含有する溶液であ るRe1chhold Chemicals社の商品APU6007である。
また、配合物は、化学線エネルギーのような放射線に晒しながら配合物の硬化を 開始させる常用の光開始剤をも包含する。放射線硬化開始剤は、有利に化学線と 一緒に利用され、好ましくは電子線と一緒には利用されない。
この光開始剤は、通常ケトン系、しばしば芳香族、例えばベンゾフェノンである 。ダロクル(Darocur)1173は、2−ヒドロキシ−2−メチル−1− フェニル−プロパン−1−オンを活性成分として含有する、E M Chemi cals社からの商業的に入手できるベンジルケタールを基礎とする例示的な光 開始剤である。適当なアリールケトン光開始剤は、ヒドロキシシクロへキシルフ ェニルケトンを活性成分として含有しかつC1ba Geigy Corp、社 から商業的に入手できるイルガキュア(Irgacure) l 84である。
更に、代表的な開始剤は次のものを包含する:カンファーキノンとアミンとの混 合物:光還元性染料:光還元性染料とアミンとの混合物;ケトン系光開始剤;お よびケトン系光開始剤と、光還元性染料と、アミンとの混合物。
かンファーキノンとアミンとの組合せ物は、可視光線に対して敏感な公知の開始 剤である。
カンファーキノンは、Aldrich Chemical Co、’lnc。
社、 l1ilvaukee、 Il、USAから商業的に入手できる。
アミンは、有利に第三アミン、より有利にアルキル、シクロアルキルまたはアル カノール第三アミン、またはその混合物である。好ましい第三アミンは、アルキ ル基、シクロアルキル基またはアルカノール基中に約5〜約40個の炭素原子を 有する。本明細書中で有用である第三アミンの例は、トリエチルアミン、トリブ チルアミン、ジメチルエタノールアミン、メチルジェタノールアミン、トリエタ ノールアミン、ジメチルベンジルアミン、トリオクチルアミン、エチルジェタノ ールアミン、ジドデシルジエチレンジアミンおよびジメチルジエチレンジアミン である。
カンファーキノン対アミンの重量比は、有利に約2:1〜約8=5の範囲内にあ る。
本明細書中で使用するのに適当な光還元性染料は、有利に光還元性フタレイン染 料である。代表的な染料は、フルオレセイン(fluorescein) (C A 232 l−07−05)+2’、4’、5’、7’−テトラブロモフルオ レセイン、二ナトリウム塩、例えば^ldrfchChemical Co、I nc、社、1lilvaukee、Wl、USAから商業的に入手できるエオシ ン、およびテトラヨードフルオレセイン、例えばエリトロシン(erythro sin) 、但し、これもAldrich Chevical Co、 Inc 、社から商業的に入手できる、およびリボフラビン、但し、これもAldric h Chemical Co、 Inc、社から商業的に入手できる、である。
他のハロゲン変性されたフルオレセイン染料、例えばジブロモ−、ジクロロ−、 ショート−またはテトラクロロフルオレセインも本発明に使用するのに適当であ る。
染料との混合物に適当な代表的なアミンは、上記に記載されている。
光還元性染料対アミンの重量比は、有利に約1=10〜約1:5の範囲内にある 。
ケトン系光開始剤は、化学線エネルギー、例えば紫外線または近紫外線および可 視光線の範囲内の光への露光下に重合を開始させるのに有効である。ケトン系光 開始剤の代表例は、ダロクル(ひarocur)1173.2−ヒドロキシ−2 −メチル−1−フェニル−プロパン−1−オンを活性成分として含有する、EM Chemicals社からの商業的に入手できるベンジルケタールを基礎とする 例示的な光開始剤である。また、代表例は、ヒドロキシシクロへキシルフェニル ケトンを活性成分として含有する、C1ba Geigy Corp社、^rd sley、NY、 USAから商業的に入手できるアリールケトン光開始剤、イ ルガキュア(Irgacure) 184である。更に、代表例は、ジメトキシ フェニルアセトフェノンを活性成分として含有するイルガキュア(Irgacu re)651、但し、これもC1ba Geigy Corp社から入手できる 、である。
ケトン系光開始剤との混合物で利用することができる代表的な光還元性染料およ びアミンは、上記に記載されている。
光還元性染料と、アミンと、ケトン系光開始剤との重量比は、有利に約1+5: 10〜約2.5 : 5 : 4の範囲内にある。
イオノマー組成物と場合による放射線硬化開始剤との重量比は、有利に約500  : 1〜約9.1の範囲内にある。
本明細書中で種々の文法的形で使用されている“化学線エネルギー”の用語は、 イオノマー組成物中での化学的変化を生じうる光線の型を定義するものである。
有利に、光線は、紫外線または近紫外線および可視光線の範囲内の波長を有し、 例えばこの場合光は、約200〜約600ナノメートル(nm)の波長を有する 。
紫外線の適当な源は、350ミクロンの直径に焦点調節された325nmの波長 で15ミリワツトの出力を有するヘリウム−カドミウムレーザー、例えばリコエ ックス(Loconix)型424ONレーザーである。
可視光線に適当な源は、488〜514nmの出力を有するアルゴンイオンレー ザ−である。典型的に少な(とも半固体状態への硬化は、約0.5〜約1.5ジ ユ一ル/平方センチメートル(J/cm2)の線量で達成することができる。
本明細書中で使用するのに適当な電子線は、EnergyScience社から 商業的に入手できるCB−150Lab Unitによって発生させることがで きる。
典型的に少な(とも半固体状態への硬化は、−平方センチメートル当たり約1〜 約10メガラドの線量で達成することができる。
イオノマー組成物と放射線硬化可能な液状物質との重量比は、有利に1:50〜 約3:1、より有利に約1:10〜約2・1の範囲内にある。
光還元性線量を含有する配合物の場合に利用されるイオノマー組成物の最適量は 、対照の配合物の百分率での変換率と比較して液体から固体への百分率での変換 率の増大を生じる量である。百分率での変換率は、以下の例2に記載された一定 の線量試験によって定められる。この最適な量は、イオノマー組成物を製造する ために利用される酸の当量に依存し、かつ酸の当量の変化に対する直接的な割合 を変化させる。例えば、イオノマー組成物がカルボキシエチルアクリレート92 重量部(約144当量)および水酸化マグネシウム8重1部から製造される場合 には、最適量は、有利に配合物に対して約25重量%まで、より有利に約10重 量%までであり、この場合配合物の残分は、開始剤および放射線硬化材料である 。
モノエチレン性不飽和酸は、有利に配合物中のエチレン系不飽和結合含有物質の 全重量に対して約2〜約50重量%、より有利に約10〜約30重量%の範囲内 の量で存在する。
モノエチレン系不飽和単量体またはモノエチレン系不飽和オリゴマーの少なくと も1つは、有利に配合物中に存在するエチレン系不飽和結合含有物質の全重量に 対して約40〜約98重量%、より有利に約70〜約90重量%の範囲内の量で 存在する。
非反応性希釈剤は、配合物中に存在するエチレン系不飽和結合含有物質の全重量 に対して約5〜約50重量%、有利に約10〜約40重量%の範囲内の量で存在 することができる。
光開始剤は、有利に配合物の全重量に対して約0゜1〜約10重量%、より有利 に約1.0〜約6重量%の範囲内の量で存在する。
配合物の粘度は、有利に約300〜約2000センチポアズ(cp)である。
物体または原型は、米国特許第4575330号明細書に開示されたような光学 的二次加工方法で本発明による配合物を利用することにより製造することができ る。この方法の場合、液状配合物の溜めの表面は、放射線への露光によって硬化 され、原型の横断面を生じる。次に、硬化された部分は、付加的な液状配合物の 体賀でインベストメント鋳造されている。付加的な配合物の体買の実質的な部分 は、過剰の厚さの流動層から少ない厚さのれんそくてきな流動層へ減少され、か つ放射線への露光によって硬化され、その後に原型の横断面を生じ、この原型は 、先の横断面に付着する。硬化した部分をインベストメント鋳造しかつ次いで放 射線へ露光して硬化を生じさせる工程は、望ましい原型が作製されるまで繰り返 される。
原型を溜めから除去した場合には、この原型は、少なくとも適当な生型強度を有 し、かつ次いで化学線エネルギーへさらに晒すことによって常法で後硬化させる ことができる。また、原型は、熱的に後硬化させることができる。フリーラジカ ル重合触媒は、低い温度でいっそう迅速または効果的に熱硬化させるために利用 することができる。
本明細書中で種々の文法的形で使用されている“適当な生型強度”の用語は、原 型が後硬化よりも先に寸法的な正確さを維持するのに十分な強度を有することを 示す。
また、本発明は、上記の記載のように、インベストメント鋳造法に向けられてお り、この場合原型は、耐火性材料中でインベストメント鋳造される。次に、イン ベストメント鋳造された原型は、溶剤中に置かれ、かつ維持され、イオノマー間 のイオン結合の分解によって原型は弱体化される。好ましい溶剤は、高級極性溶 剤、例えばアンモニア水溶液ならびにメチルエチルケトンおよびイソプロピルア ルコールのような他の溶剤を含有するアンモニア水溶液である。好ましい溶剤溶 液は、28%のアンモニア水溶液の約三分の−、メチルエチルケトンの約三分の −およびイソプロピルアルコールの約三分の−を含有する。
原型を弱体化するのに十分な時間は、利用される配合物、原型の寸法、耐火性材 料の厚さ、利用される溶剤およびインベストメント鋳造された原型を溶剤中に維 持する際の温度に依存する。
次に、弱体化されたインベストメント鋳造された原型は、耐火性材料によって定 義されたキャビティから除去され、鋳型を生じる。除去は、弱体化された原型を 耐火性材料の開口を通して排出することによって達成することができる。また、 除去は、弱体化されたインベストメント鋳造された原型を高めた温度に晒し、任 意の残りのイオン結合を分解しおよび/または非架橋重合体骨格を分解するかま たは破壊することによって行なうことができ、この場合には、原型の任意の残分 は、耐火性材料の開口を通して除去される。原型の弱体化は、鋳型に亀裂も歪み も生じさせることもなしに熱硬化性重合体骨格の任意の熱膨張を起こさせること ができる。弱体化されたインベストメント鋳造された原型が晒される温度は、有 利に約50〜約400℃、より有利に約100〜約200℃である。原型が除去 された後、鋳型は、耐火性材料を融合させるために常法通り焼成させることがで きる。
配合物は、場合によっては有利に低分子量オリゴマーである不活性の熱可塑性材 料と混合させることができる。この混合物は、米国特許第4844144号明細 書に記載されているようなインベストメント鋳造法に利用することができる。代 表的な熱可塑性材料は、米国特許第4844144号明細書に詳細に開示されて いる。利用する場合には、熱可塑性材料は、有利に金属カルボキシレート部分塩 または配合物の全重量に対して約5〜約50重量%、より有利に約15〜約35 重量%の範囲内の量で存在する。
本発明による配合物は、光学的二次加工方法、例えば米国特許第4575330 号明細書に開示された方法に利用することができる。
配合物は、製品を製造するために、支持体、例えばガラス、金属、木材、プラス チック、ゴム、紙、コンクリート、繊維および類似物、例えば塗膜、カバーおよ び類似物に塗布することができる。
次の例は、本発明の1つの例示として記載されたものであり、これによって本発 明は、限定されるものでイオノマー組成物を、Radcure 5pecial ties社から商業的に入手できるカルボキシエチルアクリレート92重量部と 、Aldrich Chemica1社、 1lilvaukee、 Wisc onsinから商業的に入手できる水酸化マグネシウム8重量部とを環境条件下 で混合することによって得た。
混合を実質的な均一性が達成されるまで連続させた。
カルボキシエチルアクリレートの酸基40%を中和した。
fl12: 対照配合物と、5R−9003含有配合物と、放射線硬化可能な液状配合物との 比較 塩基性樹脂配合物を、Radcure 5pecialties社から商業的に 入手できるエベクリル(Ebecryl) 370045重量部と、GAF社か ら商業的に入手できるN−ビニルビロリドン40重量部と、GPTAの商標でR adcure 5pecialties社から商業的に入手できるグリセリルプ ロポキントリアクリレート15重量部とを混合することによって得た。塩基性樹 脂のアリコートは、イオノマー組成物または5R−9003と混合されていない 対照配合物として役立った。
5R−9003は、非イオン性ではあるが例1の金属カルボキシレート部分塩と 同様の構造、粘度およびアクリレート当量を有する、5artoIer社から商 業的に入手できるネオペンチルグリコールプロポキシジアクリレートである。5 R−9003は、比較例で具体的に表わされる。
例1または5R−9003のイオノマー組成物の種々の量は、塩基性樹脂のアリ コートと混合され、放射線硬化可能な液状配合物または5R−9003含有配合 物をそれぞれ生じる。例1の百分率でのイオノマー組成物および塩基性樹脂との 比較に利用されるSR−9003は、以下のm1表および第1I表に記載されて いる。
これら3つの配合物のアリコートを、エリトロシン染料0.4重量%およびPe nnwalt社から商業的に入手できるエチルジェタノールアミン2重量%を利 用することにより488〜514 nmの出力を有するアルゴンイオンレーザ− からの可視光線による硬化のためにフォトセンシタイズした。重量%は、配合物 の全重量に対するものである。対照および放射線硬化可能な液状配合物のアリコ ートを、EM Industries社から商業的に入手できるダロクル(Da rocut) 11734重量%を使用することにより325nmの出力を有す るヘリウム−カドミウムレーザーからの紫外線による硬化のためにフォトセンシ タイズした。
配合物のフォトセンシタイズしたアリコートを、一定の線量で厚さおよび百分率 での変換率に関して試験し、かつ一定の厚さで相対的線量および百分率での変換 率に関して試験した。試験結果は、以下の第1表および第【1表に記載されてい る。
第1表 可視光線レーザーにより硬化した配合物2.1 0,0 22.5 74 10 0 622.2 3.5 18.5 84 120 752.3 7,0 16 .5 85 140 762.4 14,0 13.5 82 200 752 .5 28,0 12.0 72 200 672.6 0,0 21.0 7 3 2.7 3,5 21.0 73 2.87.0 20.0 73 2.9 14,0 19.5 71 2.10 28.0 17.5 62 1、例1のイオノマー組成物 2、5artos+er社がら商業的に入手可能NO,2,1および2.6は、 対照配合物である。
第1I表 紫外線レーザーにより硬化した配合物 0.0 19.0 64 100 683.5 20.566 67 66 例1のイオノマー組成物 一定の線量の試験は、それぞれの組成物の溜めの表面を放射線の一定線量に晒す ことを包含する。更に、硬化した層の厚さは、顕微鏡的に測定され、かつミル( ■il)で表わされる。百分率での変換を、硬化した材料の試料を溜めから取り 出し、かつ付着した液状配合物を除去するために試料を拭うことによって測定し た。次′に、試料を初期重量を得るために重量を計測し、その後に環境温度で1 20分間メチルエチルケトン(MEK)洛中に入れた。この時間の終結時に、試 料をMEK浴から取り出し、乾燥し、かつ最終的重量を得るために再び重量を計 測した。百分率での変換率を、試料の最終的重量の差を試料の初期重量で割り、 次にこの商を100倍することによって計算した。より高い百分率の変換率は、 固体に対する液状組成物の増大した変換率を示す。
一定の厚さの試験は、20ミル(■il)の厚さを達成するのに十分な量で対照 配合物の溜めの表面を放射線に露光することからなる。この放射線の量は、Xで 示された。イオノマー組成物または5R−9003含有配合物の溜めの表面を、 同じ厚さを達成するのに十分な量で放射線に露光した。この放射線の量は、Yで 示された。相対的線量をYをXで割り、次にこの商を100倍することによって 計算した。
可視光線レーザーによる硬化に関する一定の線量の試験についての試験結果は、 利用されるイオノマー組酸物の百分率が最適量にまで増大する場合に百分率での 変換率も対照配合物と比較して増大することを示す。この最適量が過剰である場 合には、百分率での変換率は、対照の配合物と比較して減少する。これとは異な り、利用される5R−9003の量が増大する場合には、百分率での変換率は、 一定のままであるかまたは不所望にも減少する。従って、百分率での変換率の増 大は、5R−9003を利用することでは全く達成されない。
現在、一定の厚さの試験に関する相対的線量は、イオノマー組成物の含量が増大 するにつれて増加するものと思われている。それというのも、イオノマー組成物 の極性は、染料の吸収特性を変化させるからである。しかし、百分率での変換率 は、さらに改善されている。
UV線レーザーによる硬化に関する一定の線量試験は、放射線硬化可能な配合物 について、厚さおよび百分率での変換が対照の配合物と比較して大きいことを示 す。一定の線量での厚さの増大は、放射線のより有効な使用を示す。百分率での 変換率の増大は、生型強度の増大を示す。
UV線レーザーによる硬化に関しての一定の厚さの試験は、相対的線量が減少し 、利用される金属カルボキルレート部分塩の重量%が増大する場合に百分率での 変換率がほぼ一定のままであることを示す。一定の厚さを得るのに必要とされる 線量の減少により、硬化速度の上昇が示される。一定のレベルで百分率での変換 率を維持することにより、生型強度は一定のままであり、したがって生型強度は 犠牲にならずに硬化速度を上昇させることを示す。
例3:イオノマー組成物の製造 4つのアクリレートイオノマー組成物を、希薄なビニルピロリドンと金属水酸化 物とを混合し、引続き実質的に均一なアクリレートイオノマー組成物が生成され るまで、Radcure 5pecialties社から商業的に入手できるカ ルボキシエチルアクリレートを混合することによって得た。アクリレートイオノ マー組成物を製造するための処方は、以下の第1II表に記載されている。
第1II表 アクリレートイオノマー組成物 重量部 イオノマー ABCD 組成物: カルボキシエチル アクリレート 69.3 68.0 65.0 70.0ビニル ピロリドン 25,0 25.0 25.0 25.0水酸化 マグネシウム’ 5.7 − − − 水酸化 カルシウム’ −7,0−− 炭酸亜鉛 水酸化物’ −−10,0− 水酸化アルミニウム 水和物’ −−−5,0 ” Aldrtch Chemical Co社から商業的に入手可能例4:対 照配合物と放射線硬化可能な液状配合物との比較 例2の塩基性樹脂のアリコートを、エリトロシン染料およびエチルジェタノール アミンを有するフォトセンシタイザ−ならびに対照配合物を得るためのSR−’ 9003または放射線硬化可能な液状配合物を得るための例3のイオノマー組成 物と混合した。配合物の処方は、以下の第1V表に記載されている。それぞれの 組成物は、10重量部の温間のカルボキンエチルアクリレートまたは5R−90 03を得るために処方された。
第1V表 配合物 重量部 成分 配合物・ EFGH1 塩基性樹脂1 90.0 g5,6 85,3 84,6 85.7エチルジエ タノールアミン 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0エリトロンン染料  0.4 0.4 0.4 0.4 0.4SR−9003” 10.0 − −  − −イオノマー組成物A3 − 14.4 − − −イオノマー組成物B a −−14,7−−イオノマー組成物C3−−−15,4−イオノマー組成物 D3− − − − 14.31 例2の塩基性樹脂 ” 5artoser社から商業的に入手可能3 例3のアクリレートイオノマ ー組成物。
配合物を一平方センチメートル当たり約1ジユールの線量で488〜514nm の可視光線の波長の出力を有するアルゴンイオンレーザ−を利用することにより 硬化させた。これらの配合物の百分率での変換率は、箪v表に記載されている。
第V表 百分率での変換率の試験の結果 配合物 百分率での変換率 G 66.8 百分率での変換率は、上記の例2に記載された方法により測定された。
百分率での変換率の試験の結果は、放射線硬化可能な液状配合物が5R−900 3含有の対照配合物と比較して百分率での変換率の実質的な改善を示すことを指 摘している。
例5:放射線硬化可能なモノエチレン系不飽和液状配合物 本発明のインベストメント鋳造法に使用するのに適当な原型は、以下の第V1表 に開示された本発明による配合物を利用することにより光学的に二次加工された 。
第V1表 放射線硬化可能なモノエチレン系不飽和液状配合物重量部 成分 ABCDEF メタクリル酸 −−−−−14 カルボキシルエチル アクリレート20 20 20 20 20 −水酸化 マグネシウム 1.8 3.2 − 1.6 1.6 i、c+水酸化 カルシウム − −2,0−−− DSO4259−1181404040−−−アクリロイド B442 − − − 20 − 20ビニル ピロリドン 40 40 40 50 50 50カプロラクタム − −−1 0−− (darocure)1173’ 5 5 5 5 5 51 シクロヘキサノ ール1モルと、トーン(Tone)M−1001モル(IJnion Carb ide Carp、社、 NewYork、 NYから商業的に入手できるアク リル酸のヒドロキシ官能性カプロラクトンエステル)と、イソホロンジイソシア ネート1モルとの反応生成物である、 DeSoto、 Inc、社、Des  Plaines、 ILから商業的に入手できるモノアクリレートオリゴマー。
2Rohm & Haas Co、社、Ph1ladelphia、リレート/ メチルメタクリレート。
” EI Chemicals社から商業的に入手できるベンジルケタールを基 礎とする光開始剤。
全ての配合物は、紫外線レーザー放射線に対して良好な反応性を有し、原型は、 配合物の溜めから取り出した場合に適当な卓越した生型強度を示した。後硬化し た原型は、硬質であり、かつ非粘着性であった。
配合物りから得られた原型を、28%のアンモニア水溶液の三分の−、メチルエ チルケトンの三分の−およびイソプロピルアルコールの三分の−の溶液中に24 時間入れ、原型がその形状を消失する点までの原型の弱体化を生じた。
誓約書 本発明は、放射線硬化可能なモノエチレン系不飽和液状水性配合物に関し、この 場合この配合物は、モノエチレン系不飽和酸を有するイオノマー組成物を有し、 その際、この不飽和酸の酸基の一部は、金属イオン形成成分によって中和されて いる。また、配合物から得られた1つの原型を利用するインベストメント鋳造法 も開示されている。
国際調査報告

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.放射線硬化可能なモノエチレン系不飽和液状水性配合物において、モノエチ レン性不飽和酸群の少なくとも一部が金属イオン形成成分によって中和されてい るようなモノエチレン系不飽和酸を有するイオノマー組成物を含有することを特 徴とする、放射線硬化可能なモノエチレン系不飽和液状水性配合物。
  2. 2.モノエチレン系不飽和酸がカルボン酸である、請求項1記載の配合物。
  3. 3.金属イオン形成成分が配合物中の酸基約2〜約80%を中和するのに十分な 量で存在する、請求項1または2に記載の配合物。
  4. 4.金属イオン形成成分が配合物中の酸基約5〜約65%を中和するのに十分な 量で存在する、請求項3記載の配合物。
  5. 5.金属イオン形成成分が配合物中の酸基約10〜約50%を中和するのに十分 な量で存在する、請求項3記載の配合物。
  6. 6.金属イオン形成成分が金属水酸化物、金属炭酸塩、金属酢酸塩およびその混 合物よりなる群から選択されている、請求項1から4までのいずれか1項に記載 の配合物。
  7. 7.金属イオン形成成分が金属水酸化物である、請求項6記載の配合物。
  8. 8.さらに放射線硬化開始剤を有する、請求項1から7までのいずれか1項に記 載の配合物。
  9. 9.さらにモノエチレン系不飽和酸と共重合するモノエチレン系不飽和モノマー またはモノエチレン系不飽和オリゴマーの少なくとも1つを有する放射線硬化液 状物質を含有する、請求項1から8までのいずれか1項に記載の配合物。
  10. 10.イオノマー組成物と放射線硬化波状物質との重量比が約1:50〜3:1 である、請求項9記載の配合物。
  11. 11.イオノマー組成物と放射線硬化液状物質との重量比が約1:10〜約2: 1である、請求項10記載の配合物。
  12. 12.1)エチレン系不飽和酸をエチレン不飽和結合含有物質に対して2〜50 重量%、 2)モノエチレン系不飽和モノマーまたはモノエチレン系不飽和オリゴマーをエ チレン不飽和結合含有物質に対して40〜98重量%および 3)非反応性希釈剤をエチレン不飽和結合含有物質に対して5〜50重量%含有 する、請求項10記載の配合物。
  13. 13.1)エチレン系不飽和酸をエチレン不飽和結合含有物質に対して10〜3 0重量%、 2)モノエチレン系不飽和モノマーまたはモノエチレン系不飽和オリゴマーをエ チレン不飽和結合含有物質に対して70〜90重量%および 3)非反応性希釈剤をエチレン不飽和結合含有物質に対して10〜40重量%含 有する、請求項12記載の配合物。
  14. 14.物体を製造する方法において、請求項1から13までのいずれか1項に記 載の配合物を硬化させることを特徴とする、物体の製造法。
  15. 15.配合物を光学的二次加工方法により硬化させ、1つの原型を生じさせる、 請求項14記載の方法。
  16. 16.1つの原型から鋳型を作製する方法において、請求項15の記載により得 られた物体をインベストメント鋳造して耐火性物質に変えることを特徴とする、 鋳型の製造法。
  17. 17.原型を溶剤に晒し、原型を弱体化させる、請求項16記載の方法。
  18. 18.さらに弱体化されたインベストメント鋳造された原型を、さらに原型を分 解するのに効果的な時間の間、高めた温度に晒す、請求項17記載の方法。
  19. 19.請求項16から18までのいずれか1項の記載により製造された鋳型を用 いて得られた鋳物。
  20. 20.本明細書中および/または例中に全体的または部分的に記載されたような 配合物、物体、鋳物および/または部品。
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