JPH05505808A - 創傷の治癒を促進するためへの銅(2)含有化合物の使用 - Google Patents

創傷の治癒を促進するためへの銅(2)含有化合物の使用

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JPH05505808A
JPH05505808A JP91506664A JP50666491A JPH05505808A JP H05505808 A JPH05505808 A JP H05505808A JP 91506664 A JP91506664 A JP 91506664A JP 50666491 A JP50666491 A JP 50666491A JP H05505808 A JPH05505808 A JP H05505808A
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ピッカート,ローレン アール.
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 創傷の治癒を促進するためへの銅(If)含有化合物の使用技術分野 本発明は、活性治療物質としての銅(If)含有化合物の組成物の使用、たとえ ば温血動物における創傷の治癒を促進するためへのそれらの使用、及びより特定 には、温血動物の損傷又は手術の後、創傷治癒の速度を促進するためへのM4( n)化合物の全身性使用に関する。
発明の背景 ヒト及び他の温血動物における創傷治癒及び組織修復はしばしば不適切であり又 は許容できないほど遅い。これは特に、ある慢性的疾病、たとえば老人における 糖尿病及び癌吃者において事実である。
慢性の非治癒性創傷は、感染、苦痛、長期の入院及び費用のかがる治療を伴う重 大な医療問題を創造する。
創傷治癒は、次の相又は出来事を包含するひじょうに複雑な工程である。第1相 は、創傷を浄化し、そして治癒応答を開始するために適切な型の白血球細胞の補 充を包含する。身体は創傷部中への血液の流れを封じ、そして“好中球”と呼ば れる白血球細胞型が、細菌を殺害し、そして一般的な炎症を誘発するために創傷 中に毒性分子(たとえば超酸化物アニオン)を分泌する。
第2相は、顆粒化組織(コラーゲン及び他の材料の自由マトリックスにおける繊 維芽細胞、マクロファージ及び新規血管の混合物)の形成及び炎症応答の抑制を 包含する。これは、マクロファージ、単球及び他の白血球細胞が組織残骸を清浄 し、そして続くマスト細胞及び繊維芽細胞のための路を開口するために浸入し、 そして毛状内皮細胞を埃馨するために血管形成誘導因子を分泌する場合に生しる 。創傷部分中に構造タンパク質コラーゲン及びグリコサミノグリカンを分泌する 繊維芽細胞の高い増殖が存在する。皮膚表面創傷の再表皮化はまた、第2相の初 期で開始するであろう。
第3及び最終相は、新規結合組織成分の改造及び形成及び創傷の密閉を包含する 。
温血動物における治癒工程を助けるであろう材料及び方法を開発するために種々 のアプローチが行なわれて来た。慢性創傷及び皮膚潰瘍の処置のための1つのア プローチは、創傷部分へのタンパク質増殖因子の局部的な適用である(G、L、 Brownなど、、LJJエムjlよ。
mニア6〜79.1989)。他の方法は、血管作動性ペプチドの局部的適用( P、A、Janssen、 J、Am、Acad、Dermatol、+ 21  : 85〜90.1989)及びマクロファージ活性化剤、たとえばテトラク ロロ10酸素の全身性投与(R,A、Hatzなど、 、Plast、 and  l?econst、 Sur 、+ 84 : 953〜959+1989) を包含する。さらに、あるペプチド及びペプチド誘導m(IT)複合体が、創傷 の部位に局部的に又は注射により適用される場合、動物における創傷治癒を促進 することが知られている(アメリカ特許第4.665,054号、第4,760 .051号、第4.810,693号及び第4.877.770号)。
しかしながら、これらの化合物は創傷治癒に陽性の結果を示しているかのようで あるが、温血動物における創傷の治癒を促進する組成物及び方法のための必要性 が当業界においてまだ存在する。
発明の要約 手短に言及すれば、本発明は、活性治療’l!71質として使用するための組成 物を開示する。さらに、本発明の組成物は温血動物における創傷治癒を促進する ために使用され得、そしてそのような使用のための薬剤の製造に使用され得る。
組成物は、医薬的に許容できるキャリヤー又は希釈剤と共に銅(■)(すなわち Cu”°)含有化合物を含む。本発明はまた、w4(It)化合物を含む組成物 の治療的有効量の全身性投与のための方法を開示する。その方法は特に、温血動 物における創傷又は手術の後、創傷治癒の速度を促進するために存用である。
本発明の組成物の投与は、動物への銅(n)の全身性投与をもたらすであろうい づれかの態様で達成され得る。たとえば、そのような投与は、注射(筋肉内、静 脈内、皮下又は皮膚内)、経口、鼻腔内、又は半開適用による。典型的には、本 発明の組成物は、経口、鼻腔内又は半開投与適用のために銅(n)化合物の持効 性開放のために配合される、注射のための種々の形での溶液又は医薬製剤に銅( n)含有化合物を含む。組成物又は医薬製剤のバランスは、不活性の生理学的に 許容できるキャリヤーを含んで成る。好ましくは、このキャリヤーは、fi(n )化合物の有効性と相互作用しない。
本発明の化合物は、全身性適用により′A(n)を開放することができる銅(n )化合物を含む、そのような化合物は、天然に存在する@7譬、たとえばアミノ 酸、たとえばグリシン、アラニン、バリン、リジン、ヒスチジン、アルギニン、 トリプトファン、フェニルアラニン、セリン、ロイシン、イソロイシン、プロリ ンスはいづれか他の天然に存在するアミノ酸により複合体化された銅(ff)を 含む。
天然に存在するアミノ酸の他に、多くの他の物質、たとえばアミノ酸誘導体、た とえば3−メチル−ヒスチジン、及び有機化合物、たとえばシトレートが、銅( II)に同様にして複合体化され得る。好ましくは、本発明の銅(II)複合体 は、全身性投与の後、銅(■)が温血動物の身体において結合部位と交換され得 るような態様で銅(n)を結合する。たとえば、ウシ血清アルブミン(BSA) の銅のための結合部位で生しる。
本発明の化合物はまた、銅(11)と複合体化される複数のアミノ酸又はアミノ 酸誘導体の組合せ、たとえば天然に存在するジペプチドβ−アラニル−ヒスチジ ン(すなわちカルノシン)を含む。本発明の化合物はまた、たとえばグリシル− グリジン、グリシル−グリシル−グリジン、アラニル−(3−メチル)−ヒスチ ジン、ヒスチジル−バリン、バリル−ヒスチジン、グリシル−セリン、ロイシル −グリシン、フェニルアラニン−グリシン、アルギニン−リシル−グリシン、ヒ スチジル−セリン、リシル−アラニン及びチロシル−リシンにより複合体化され る銅(II)を含む。
さらにもう1つの態様において、本発明の化合物は、銅(II)の塩、たとえば 硫酸銅(■)、酢酸w4(II)、及び塩化銅(If)を包含する。
さらに、本発明の化合物はまた、次の一般式A〜■の銅:ペプチド又は銅ペプチ ド誘導体複合体を包含する:A: 〔グリツルーし一ヒスチジルーし一すシンー R〕 :銅(II)[式中、Rは1〜18個の炭素原子を含むアミノアルキル成 分であり、又はL−トリプトファン、(グリシル)、−L−)リブトファン(こ こでy=1〜4)、L−プロリル−χ、−L−フェニルアラニルーX2又はX、 −L−フェニルアラニル=χ2 (ここでXl及びX2はL−バリン、L−アラ ニン及びグリシンから選択され、そしてxl及びXzは両者ともし一バリンでは ない)、(Xz)、、−L−トリプトファン(ここでX3は−CH,−又は−C H(OH)−成分であり、そしてn = 4〜20 )又は−(X、)、、(こ こでX4は天然に存在する炭水化物、たとえばグルコース、マンノース、ガラク トース、グルコサミン又はガラクトサミンであり、そしてn=1〜5)である] B: 〔グリシル−RI RZ R:+):銅(I[)〔式中、R,はL−ヒス チジル、L−(3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒスチジル(ここで Wは1〜12個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の炭素原子を含む アリール成分である)から成る群から選択され; R2は−NHCH((CH2)−NH3”)Co (ここでn=5〜10)であ り;そしてR3は−NH2,1〜18個の炭素原子を含むアミノアルキル成分、 又はL−トリプトファン、(グリシル)アーム−トリプトファン(ここでy=1 〜4)、L−プロリル−Xl−L−フェニルアラニル−x2又はX、−L−フェ ニルアラニル−Xt (ここでX、及びχ2はL−バリン、L−アラニン及びグ リシンから成る群から選択され、そしてXl及びχ2は両者ともL−バリンでは ない)、(Xz)−t、)リブトファン(ここでX、は−CH,−又は−CH( OH)−成分であり、そしてn = 4〜20 )又は−(X、)、、(ここで X、は天然に存在する炭水化物、たとえばグルコース、マンノース、ガラクトー ス、グルコサミン又はガラクトサミンであり、そしてn=1〜5)である] ; C:〔グリシル−RI R1R3) :銅(II)〔式中、R1はL−(3−W )−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒスチジル(ここでWは1〜12個の炭素 原子を含むアルキル成分又は6〜12個の炭素原子を含むアリール成分である) から成る群から選択され; R2はL−リシルであり;そして R3は−NH2,1〜18個の炭素原子を含むアミノアルキル成分、又はり、− )リブトファン、(グリシル)、−L−)リブトファン(ここでy−1〜4)、 L−プロリル−X、−L−フェニルアラニル−Xz又はX、−L−フェニルアラ ニル−Xz (ここでXI及びX2はL−バリン、L−アラニン及びグリシンか ら成る群から選択され、そしてX、及びX2は両者ともし一バリンではない)、 (X、)、−L−トリプトファン(ここでX3は−CH2−又は−CH(CH) −成分であり、そしてn = 4〜20 )又は−(X4)、l(ここでX4は 天然に存在する炭水化物、たとえばグルコース、マンノース、ガラクトース、グ ルコサミン又はガラクトサミンであり、そしてn=1〜5)である〕 ; DECグリシル−R,−R2−R3):銅(I[)〔式中、R1はL−ヒスチジ ル、L−(3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒスチジル(ここでWは 1〜12個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の炭素原子を含む了り −ル成分である)から成る群から選択され; R2は塩基性アミノ酸、たとえばアルギニン、塩基性アミン成分、たとえばカダ ベリン、スペルミン又はスペルミジン、又は変性された塩基性アミノ酸、たとえ ばカプロラクトンであり;そしてR3は水素、−NH,,1〜18個の炭素原子 を含むアルキル成分、6〜12個の炭素原子を含むアリール成分、1〜18個の 炭素原子を含むアルコキシ成分、6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成 分、1〜18個の炭素原子を含むアミノアルキル成分又はL−)リブトフ7ン、 (グリシル)、−L−トリプトファン(ここでy=1〜4)、L−プロリル−X 、−L−フェニルアラニル−X2又はX、−L−フェニルアラニル−XI (こ こでxI及びX2はL−バリン、L−アラニン及びグリシンから成る群から選択 される)、(X+1)、−L−)リブトファン(ここでX、は−CH2−又は− CH(OH)−成分であり、そしてn=5〜10)又は−(X、)。
(ここでX4は天然に存在する炭水化物、たとえばグルコース、マンノース、ガ ラクトース、グルコサミン又はガラクトサミンであり、そしてn=1〜5)であ る] ; E:(RI Rz−グリシン−R3〕:銅(II)〔式中、R8はL−リシル又 は−NHCH((CH2)、NH,”)CO−(ここでn=5〜10)であり; R2はL−ヒスチジル、L−(3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒス チジル(ここでWは1〜12個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の 炭素原子を含むアリール成分である)から成る群から選択され; R3は水素、−NH2,1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜12個 の炭素原子を含むアリール成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成分、 6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成分、1〜18個の炭素原子を含む アミノアルキル成分又はL−トリプトファン、(グリシル)、−L−)リプトフ ァン(ここでy=t〜4)、L−プロリル−X、−L−フェニルアラニル−Xt 又はXI L−フェニルアラニル−XZ (ここでXI及びX2はL−バリン、 L−アラニン及びグリシンから成る群から選択される)、(X3)、 −L−1 −IJプ)7y 7 CココT:Xs ハCHz −又ハ−CH(OH)−成分 であり、そしてn = 4〜20 )又は−(X、)。
(ここでX4は天然に存在する炭水化物、たとえばグルコース、マンノース、ガ ラクトース、グルコサミン又はガラクトサミンであり、そしてn=1〜5)であ る〕 ; F : [RI Rz R−R4):銅(It)〔式中、R3はL−リシル又は −NHCH((CHり、lNH,”)GO−(ここでn=5〜10)であり; R2はL−ヒスチジル、L−(3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒス チジル(ここでWは1〜12個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の 炭素原子を含むアリール成分である)から成る群から選択され; R3は塩基性アミノ酸、たとえばアルギニン、アミノ成分、たとえばカダベリン 、スペルミン又はスペルミジン、又は変性された塩基性アミノ酸、たとえばカプ ロラクトンであり;そしてR4は水素、−NH,,1〜18個の炭素原子を含む アルキル成分、6〜12個の炭素原子を含むアリール成分、1〜18個の炭素原 子を含むアルコキシ成分、6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成分、1 〜18個の炭素原子を含むアミノアルキル成分又はL−1リプトフアン、(グリ シル)、−L−トリプトファン(ここでy=1〜4)、L−ブoリル−Xl L  7x−)Lt7ラニルーXz又はXI L−フェニルアラニル−Xl (ここ でxl及びXlはL−バリン、L−アラニン及びグリシンから成る群から選択さ れる)、(X、)、、−L−)リブトファン(ここでX、は−CHz−又は−C H(OH)−成分であり、そしてn = 4〜20 )又は−(X、)。
(ここでX4は天然に存在する炭水化物、たとえばグルコース、マンノース、ガ ラクトース、グルコサミン又はガラクトサミンであり、そしてn=1〜5)であ る] ; G:CR,−グリツルーR2R:l):銅(U)〔式中、R,はL−ヒスチジル 、L−(3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒスチジル(ここでWは1 〜12個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の炭素原子を含むアリー ル成分である)から成る群から選択され; R2はL−リシル−N HCH((CR2)、 NH3゛) CO(ここでn= 5〜10)又は塩基性アミノ酸、たとえばアルギニン、アミノ成分、たとえばカ ダベリン、スペルミン又はスペルミジン、又は変性された塩基性アミノ酸、たと えばカプロラクトンであり;そして R1は水素、−NH,,1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜12個 の炭素原子を含むアリール成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成分、 6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成分、1〜18個の炭素原子を含む アミノアルキル成分又はL−トリプトファン、(グリシル)、−L−)リプトフ ァン(ここでy=t〜4)、L−プロリル−X、−L−フェニルアラニル−χ2 又はX、−L−フェニルアラニル−Xl (ここでXl及びx2はL−バリン、 L−アラニン及びグリシンから成る群から選択される)、(X:+)、−L−) リブトファン(ここでX3は−CH,−又は−CH(OH)−成分であり、そし てn=4〜20)又は−(X、)、l(ここでX4は天然に存在する炭水化物、 たとえばグルコース、マンノース、ガラクトース、グルコサミン又はガラクトサ ミンであり、そしてn=1〜5)である〕 ; H:(L−アラニル−RI R1R3) :銅(II)R8はL−ヒスチジル、 L−(3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒスチジル(ここでWは1〜 12個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の炭素原子を含むアリール 成分である)から成る群から選択され; R2はL−リシル又は−NHCH((CHz)、1NH3”)CO−(ここでn =5〜10)であり;そしてR3は−NH2,1〜18個の炭素原子を含むアミ ノアルキル成分、又はL−)リブトファン、(グリシル)、−L−トリプトファ ン(ここでy−t〜4)、L−プロリル−X、−L−フェニルアラニル−Xz又 はX、−L−フェニルアラニル−XS (ここでXI及びXlはL−バリン、L −アラニン及びグリシンから成る群から選択され、そしてX、及びXlは両者と もし一バリンではない)、(Xい、−L−)リブトファン(ここでX3は−CH 2−又は−CH(OH)−成分であり、そしてn=4〜20)又は−(X4)、 l(ここでχ4は天然に存在する炭水化物、たとえばグルコース、マンノース、 ガラクトース、グルコサミン又はガラクトサミンであり、そしてn=1〜5)で ある〕 ; ■= 〔グリシル−R3R2R3):銅(II)0式中、R1はL−リシル又は −NHCH((CH2)、、NH,”)CO−(ここでn=5〜10)であり; RtはL−ヒスチジル、L−(3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒス チジル(ここでWは1〜12個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の 炭素原子を含むアリール成分である)から成る群から選択され; R3は水素、−NH,,1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜12個 の炭素原子を含む了り−ル成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成分、 6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成分、1〜18個の炭素原子を含む アミノアルキル成分又はL−)リプトファン、(グリシル)、−L−トリプトフ ァン(ここでy=x〜4)、L−プロリル−X、−L−フェニルアラニル−Xl 又はX、−L−フェニルアラニル−XZ (ここでXl及びXlはL−バリン、 L−アラニン及びグリシンから成る群から選択される)、(Xff)、1−L− )リプトファン(ここでX、は−G Hz−又は−CH(OH)−成分であり、 そしてn=4〜2011又は−(X、)、。
(ここでX4は天然に存在する炭水化物、たとえばグルコース、マンノース、ガ ラクトース、グルコサミン又はガラクトサミンであり、そしてn=1〜5)であ る)。
本発明のもう1つの態様においては、逼加のキレート剤が三元金属:ベブチド: キレート化剤複合体を形成するために銅:ペプチド複合体に添加され得る。適切 なキレート化剤は、イミダゾール及びイミダゾール含有化合物、たとえばヒスチ ジン、及び硫黄含有アミノ酸、たとえばンステイン及びメチオニンを含む。
本発明の方法は、本発明の銅(II)含有化合物を含む組成物の治療的に有効な 量の温血動物への全身性投与を包含する。銅(II)化合物のいづれか医薬的に 許容できる形が、本発明の方法に使用され得る。その方法は、創傷治癒の促進を もたらす、治療量のi (n)の投与をもたらす。
本発明の他の観点は、次の詳細な記載に基づいて明白になるであろう。
発明の詳細な記載 本発明は、温血動物における創傷、損傷、手術による切開及び他の硬質又は軟質 組織欠損の治癒を促進する組成物を開示する。本発明はまた、本発明の銅(I[ )化合物を含む組成物又は医薬製剤の全身性投与による創傷の治癒の一般的な増 強又は促進のだめの方法も開示する。
銅(II)化合物含有組成物は、不活性成分と共に液体、又は経口、鼻腔性、半 開又は非経口投与のために銅(n)化合物及び適切な不活性成分又は医薬製剤の 徐放性形を含んで成る医薬製剤であり得る。
これらの医薬製剤は、当業界において良く知られている方法に従って調製され得 る。
本発明の組成物の投与は、動物への銅(If)の全身性投与をもたらすであろう いづれかのDf、!で達成され得る。たとえば、そのような投与は、注射(筋肉 内、静脈内、皮下又は皮膚内)、経口、鼻腔内又は半開適用による。典型的には 、本発明の組成物は、注射のために種々の形のために溶液、又は経口、鼻腔又は 半開投与適用のために銅(n)化合物の持効性のために配合される医薬製剤に銅 (II)含有化合物を含む。組成物又は医薬製剤のバランスは、不活性な生理学 的に許容できるキャリヤーを含んで成る。好ましくは、このキャリヤーはm(I I)化合物の有効性と相互作用しない。
本発明の銅(II)含有化合物は、動物を通しての治癒を促進し、そして損傷を 与えられた又は病変組織に直接的に投与される必要はない。むしろ、内部創傷に おける創傷治癒の促進が、銅(n)含有化合物の全身性投与により達成される。
多くの創傷は、治癒剤の局部的適用により適切に処理されるには深過ぎ又は不規 則である。骨修復の内部手術の後に残る創傷に治癒剤を投与することは難がしい 。
全身性投与は、本発明の銅(II)含有化合物の血管ネットワークを通しての創 傷部位への輸送を可能にし、従って細胞及びMi織への銅(II)化合物の自然 な開放を可能にする。
本発明の化合物は、全身性投与により銅(II)を解放することができる銅(U )化合物を含む。そのような化合物は、天然に存在する物質、たとえばアミノ酸 、たとえばグリシン、アラニン、バリン、リシン、ヒスチジン、アルギニン、ト リプトファン、フェニルアラニン、セリン、ロイシン、イソロイシン、プロリン スはいづれが他の天然に存在するアミノ酸と共に複合体化される胴(II)を含 む。
天然に存在するアミノ酸の他に、多くの他の物質、たとえばアミノ酸誘導体、た とえば3−メチル−ヒスチジン及び有機化合物、たとえばントレートが、同様に 銅(II)に複合体化され得る。好ましくは、本発明の銅(II)複合体は、全 身性投与の後、銅(11)が温血動物の身体における結合部位、たとえばBSA の銅のための結合部位により交換され得るような態様で&1i(II)を結合す ることができる。
本発明の化合物はまた、w4(IT)により複合体化される複数のア[ミノ酸又 はアミノ酸誘導体、たとえば天然に存在するジペプチドβ−アラニル−ヒスチジ ン(すなわちカルノシン)の組合せを含む。
本発明の化合物はまた、たとえばグリシル−グリシン、グリンルーグリシルーグ リジン、アラニル−(3−メチル)−ヒスチジン、ヒスチジル−バリン、ハリル ーヒスチジン、グリシル−セリン、ロイシル−グリシン、フェニルアラニン−グ リシン、アルギニン−リシル−グリシン、ヒスチジル−セリン、リシル−アラニ ン及びチロシル−リシンにより複合体化された銅(I[)も含む。
さらにもう1つの態様において、本発明の化合物は、銅(II)の塩、たとえば 硫酸銅(■)、酢酸銅(ff)及び塩化銅(11)を含む。
さらにもう1つの態様において、本発明の化合物は、上記A−1の一般式の複合 体を含む。たとえば、弐Fにおいて、R1がL−リシルであり、R2がL−ヒス チジルであり、R1がアルギニンであり、R4がn−オクチルアルコキシ成分で あり、そして金属が銅(II)である場合、銅(#):ペプチド複合体の構造は 次の通りである: 同様に、R4が式−NH(CHz)z CH3の3個の炭素原子を含むアミノア ルキル成分である場合、金属:ペプチド複合体は次の構造を有する: 本発明のキラルアミノ酸は、L形として企画された。しかしながら、そのアミノ 酸のD形がL形の置換体として利用され得ることを、当業者は容易に理解するで あろう。
本発明の化合物はまた、銅(n)による複合体化されるペニシラミン、エチレン ジアミンテトラ酢酸、デスセロキサミン及び他の銅(n)キレート化剤を含むこ とが当業者に理解されるであろう。
w4(II)を結合するキレート化剤の能力は典型的には、“log K”結合 又は安定性定数として表わされる(Martellなど、 、The Dete r−mination and Use of 5tabilit Con5t ant、 V、C,H,Publishers Inc+New York、  N、Y、、 1988 ;引用により本明細書に組込まれる)。好ましくは、本 発明の銅(II)含有化合物は、生理学的pKで銅(If)のためのEDTAの 結合定数よりも低い銅(IF)のためのlog K結合定数を有する。EDTA に等しいか又はそれよりも高い結合定数を有するキレート化剤は銅(n)を堅く 結合し、そして従って、温血動物の身体において結合部位と銅とを交換しないで あろう。
本発明のペプチドは、溶液化学技法又は固相技法のいづれかにより合成され得る 。その一般的な方法は、所望するペプチド配列を構築するために保護されたアミ ノ酸の段階的付加を包含する。そのような方法論は当業者に良く知られている。
本発明の複合体の代表的合成は、下記例に示される。
たとえば1:1.2:1又はそれ以上(たとえば3:l)のモル比のペプチド又 はアミノ酸zi(II)が、本発明内で用いられる。
好ましくは、ペプチド又はアミノ酸:銅(II)のモル比は、2:1である。
本発明のもう1つの態様において、キレート化剤は、三元の銅(II) :ヘプ チド:キレート他剤複合体を形成するためにw4(II):ペプチド複合体に付 加され得る。適切なキレート化剤は、イミダゾール又はイミダゾール含有化合物 、たとえばヒスチジン及び硫黄含有アミノ酸、たとえばシスティン又はメチオニ ンを包含する。従って、w4(U)+ペプチド複合体がグリシル−し−ヒスチジ ル−し−リジン:6M(II)である場合、ヒスチジンは、三元複合体、グリシ ル−し−ヒスチジル−し−リシン:銅(n) :ヒスチジンを得るために付加さ れる。しかしながら、三元複合体を形成するためには、w4(■):ペプチド: キレート他剤のモル比が考慮されるべきである。
たとえば、ペプチド:銅(II)のモル比が2:1である場合、銅(■):ペプ チド複合体へのキレート化剤の付加は、可能ではないが、ペプチドによる部位独 占により困難である。しかしながら、1:1近くのペプチド:1ii(n)のモ ル比を維持することによって、キレート化剤は、三元複合体を形成するために容 易に付加され得る。
好ましくは、ペプチド:銅(■):キレート化剤のモル比は1:1:1である。
本発明の組成物又は医薬製剤は、経口又は非経口通用のために適切な不活性成分 (すなわち医薬的に許容できるキャリヤー)を含むことができる。希釈剤又はキ ャリヤーは、沼(U)含有化合物の有効性をf意に滅しないようにそれと相互作 用すべきでない。
経口又は半開適用のために組成物を封入するための方法は(たとえば硬質ゼラチ ンの複膜による)は当業界において良く知られているCBakerなど1、並追 n月ed Re圏姪l立=旺1皿亘ゴ」k■■釦肌困、 John Wiley  and 5ons、1986 ;引用により本明細書に組込まれる)、非経口 投与、たとえば静脈内、皮下又は筋肉内注射のための適切な医薬的に許容できる キャリヤーは、殺菌水、生理食塩水、殺菌食塩水(0,911g/+wlのベン ジルアルコールを含む食塩水)及びリン酸塩緩衝化食塩水を包含する。
本発明の組成物は、経口又は鼻腔内投与により、半開により、又は静脈、皮下、 筋肉内又は皮膚内のいづれかによる注射により投与され得る。
組成物又は医薬製剤のバランスは、不活性で生理学的に許容できるキャリヤーを 含んで成る。このキャリヤーは、活性成分と相互作用すべきでなく又は銅(If )化合物の有効性を減じるべきでない。
適切なキャリヤーは、水、生理食塩水、殺菌食塩水(0,9mg/mlのベンジ ルアルコールを含む食塩水)及びリン酸塩緩衝化食塩水を包含するが、但しこれ だけには限定されない。
本発明の組成物又は医薬製剤の有効用量は、約0.01〜20mgの銅(II) 含有化合物/kg体重である。必要とされる用量は、処理されるべき特定の状態 、その状態の重度、及び処理期間に従って異なるであろう。
次の例は、例示目的であって、本発明を制限するものではない。
斑 次の例を要約すると、例1〜9は、本発明の代表的な銅(11)含有化合物の合 成を示し;例10〜17は本発明の代表的な銅(n)含有化合物による創傷治癒 の刺激を例示する。
特に、例1はm(n)のペプチド複合体の調製を例示する。例2はグリシル−し −ヒスチジル−し−リシンn−オクチルエステル銅(11)の合成を例示する。
例3は、グリシル−し−ヒスチジル−し−リシンn−オクチルアミドの合成を例 示する。例4はグリシル−L−ヒスチジル−し−リンルーL−バリルーL−フェ ニルアラニルーL−バリンの合成を例示する。例5は、L−アラニル−L−ヒス チジル−し−リジンの合成を例示する。例6は、L−リシル−L−ヒスチジル− し−グリシンの合成を例示する。例7はL−リシル−し−ヒスチジル−L−グリ シル−し−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリンの合成を例示する。例8 は、グリシル−し−ヒスチジル−し−カプロラクタムの合成を例示する。例9は 、L−ヒスチジルーグリンルーし一リジンの合成を例示する。
例10は、グリシル−し−ヒスチジル−し−リシン:1(n)の筋肉内(1,M 、)注射による創傷治癒の刺激を示す。例11は、グリンルーL−ヒスチジル− し一すシン:銅(II)の1.M、注射による、治癒弱体化ラットにおける創傷 治癒の刺激を示す。例12は、グリシル−し−ヒスチジル−し−リシル−し−バ リル−L−フェニルアラニル−L−バリン:銅(I[)の1.M、注射による創 傷治癒の刺激を示す。例13は、銅(II)化合物の10M、注射による、治癒 弱体化ラットにおける創傷治癒の刺激を示す。例14は、グリシル−L−ヒスチ ジル−し−リシン:m(n)の1.M、注射によるマウスの創傷治癒の刺激を示 す0例15は、グリシル−L−ヒスチジル−し−リシン:1(II)の1.M、 注射によるブタの創傷治癒の刺激を示す。例16は、グリシル−L−ヒスチジル −L−リシン[(I[)の疎水性及びアルブミン結合誘導体による創傷治癒の刺 激を示す。例17は、グリシル−し−ヒスチジル−し−リシン:銅(n)の配列 変化による治癒の刺激を示す。
化Y立1■遅 次の例に使用される化学物質及びペプチド中間体は、多くの供給者から購入され 得る:Sigma Chemical So、+ St、Louis、 Mis souri;Pen1nsula Laboratories、 San Ca rlos、Ca1ifornia; Aldrich Chemi−cal C ompany、Milwaukee、Wisconsin; Vega Bio chemicals、Tucson。
Ar1zona; Pierce Chemical Co、、Rockfor d、l1linois; ResearchBiochamicals、C1e veland、0hio; Van Waters and Rogers、5 outhSan Francisco、 Ca1ifornia;及びB、IC hH,IIC,、”fOrrance、 Ca1ifo−■ :ペプチド 人  のU 本発明の銅(n):ペプチド複合体を、蒸留水にペプチドを溶解し、精製された 塩化銅(n)を添加し、そして次にその/8?4のI)Hを調節することにより 合成することができる。たとえば、ペプチド:銅(Il)のモル比が1:1,2 :I又はそれ以上(たとえば3:1)であるグリンルーし一ヒスチジルーL−リ シン(GHL”)の銅(n)複合体を、蒸留水にGHLの一定量を溶解しくたと えば50mg/ml)、そして所望するモル量の精製された塩化銅(I[)を添 加することによって調製することができる。次に、その得られたペプチド溶液の p)Iを、水酸化ナトリウム溶液の添加により約7.0に調整する。他方、塩化 銅(Il)以外の&1i(Il)の塩、たとえば酢酸銅(I[)又は硫酸銅(I l)が利用され得る。
■−I グリシル−し−ヒスチジル−し−リシンオクチルエステル= (■)■金戒 N”−ヘンシルオキシカルボニルーし一リジン、n−オフタール、ベンゼン、及 びP−トルエンスルホン酸−水和物の混合物を、Dean−5tark トラッ プを用いて一晩、還流し、水を除去した。冷却の後、無水エチルエーテルを添加 した。次に、その溶液を0°Cで一晩、沈殿せしめた。沈殿固形物の一部を、炭 酸カリウム溶液50m1及びジクロロメタン50m1に添加した。抽出の後、層 を分離し、そして有機相を水及びブラインにより洗浄し、次に無水硫酸マグネシ ウム上で乾燥せしめた。濾過、蒸発及びフラッシェ力ラムクロマトグラフィーに よる精製は、n−オクチルN”−ヘンシルオキシカルボニル−し−リンネートを 付与した。
生成物をテトラヒドロフランに溶解し、そしてN′″−t−ブチルオキシカルボ ニル−N i @−ヘンゼンオキシカルボニルーし一ヒスチジン、イソブチルク ロロホルメート及びN−メチルモルホリンと共に混合した。蒸発の後、水及び酢 酸エチルを添加した。その生成物を有機相中に抽出し、それを無水硫酸マグネシ ウム上で乾燥せしめた。濾過、蒸発及びフラッシェ力ラムクロマトグラフィーに よる精製は、n−オクチナルN” −t−ブチルオキシカルボニル=N 1 m =ヘンシルオキシカルボニル−し−ヒスチジル−N” −ベンジルオキシカルボ ニル−し−リンネートを付与した。
その生成物を、ジクロロメタン中、50%トリフルオロ酢酸に30分間、溶解し 、次に蒸発せしめ、n−オクチルN i II−ベンジルオキシカルボニル−し −ヒスチジル−No−ベンジルオキシカルボニル−L−リンネートを形成した。
これをテトラヒドロフランに溶解し、そしてイソブチルクロロホルメート、N− メチルモルホリン及びベンジルオキシカルボニルグリシンを添加し、n−オクチ ルベンジルオキシカルボニルグリシン−N″−ベンジルオキシカルボニル−し− ヒスチジル−N’−ベンジルオキシカルボニル−し−リシヌートを形成した。こ れを、氷酢酸に溶解し、そして10%Pd−C触媒の存在下で一晩水素化した。
得られたグリシル−し−ヒスチジル−し−リシンのn−オクチルエステルを、水 を溶解し、そして等モルの酢酸銅(I[)と共に混合することによって銅(II )複合体に転換した。そのpHを、水酸化ナトリウムにより中性に上げた。その 溶液を、3°Cで1時間、20.000Cgで遠心分離し、不溶性物質を除去し た。上清溶液を凍結乾燥し、グリシル−L−ヒスチジル−し−リシンn−オクチ ルエステル:銅(If)を得た。
■−ニ グリシル−し一ヒスチジ四ニューリンンN−オクチルア士]iテトラヒドロフラ ン中、N” −t−ブチルオキシカルボニル−Ne−ベンジルオキシカルボニル −し−リジンの溶液を、−15’CでN−メチル−モルホリン、イソブチルクロ ロホルメート及びオクチルアミンにより処理した0次に、その得られる十分に保 護されたオクチルアミドを、室温でジクロロメタン中、50%トリフルオロ酢酸 により処理し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液により中和し、そして酢酸エチル 中に抽出した。蒸発は、ブロック解除されたりシンアミドを与え、これを−15 °Cで、無水テトラヒドロフラン中、N1−1−ブチルオキシカルボニル−N゛ −−ベンジルオキシカルボニル−L−ヒスチジン、N−メチルモルホリン、及び イソブチルクロロホルメートから調製された溶液に添加した。
上記で形成された十分に保護されたジペプチドを、室温でジクロロメタン中、5 0%トリフルオロ酢酸により処理し、続いて飽和炭酸水素カリウム水溶液により 中和することによってブロック解除した。酢酸エチル中への抽出及び蒸発は、一 部ブロック解除されたジペプチドを与え、これを、−15°Cで、無水テトラヒ ドロフラン中、ベンジルオキシカルボニルグリシン、N−メチルモルホリン及び イソブチルクロロホルメートから調製された溶液に添加した。その得られる保護 されたトリペプチドを、木酢酸中、炭素上10%パラジウムの存在下で水素によ る処理によりブロック解除した。濾過及び凍結乾燥は、そのトリアセテート塩と してグリシル−し−ヒスチジル−し−リシンn−オクチルアミドを与えた。
五−↓ グリシル−し−ヒスチジル−し−リシル−し−ハリルーし一フェニルアーニルー L−バ1ンの人。
グリシル−し−ヒスチジル−し−リンルーL−ハリルーL−フェニルアラニル− L−バリンを、α窒素のためのし一プチルオキシ力ルボニル保護基、側鎖保護の だめのヘンシルオキシカルボニル基及びカンブリングのための混合された無水物 法を用いて、標準の溶液相方法により合成した。手短に言えば、L−バリンヘン シルエステルP−トルエンスルホネートを、カップリング剤としてイソブチルク ロロホルメート及びN−メチルモルホリンを用いてt−ブチルオキシカルボニル −し−フェニルアラニンにより結合した(20°Cで2時間、次に周囲温度で1 時間)。次に、ジペプチドのも一ブチルオキシカルボニル保i基を、室温で30 分間、ジクロロメタン中、30%トリフルオロ酢酸により除去した。ブロックさ れたアミノ酸(t−ブチルオキシカルボニル−L−バリン、N” −t−ブチル オキシカルボニル−Nl′−ベンジルオキシカルボニル−し−リジン、N” − t−ブチルオキシカルボニル−N + 11−ベンジルオキシカルボニル−し− ヒスチジン、ベンジルオキシカルボニルグリシン)を、連続的に添加し、そして t−ブチルオキシカルボニル保護基を除去し、所望するペプチドを得た。最終ペ プチドを、10%Pd−C触媒の存在下で、酢酸中、水素ガスを用いて5日間、 完全に保護解除した。最終ペプチドを、水から凍結乾燥せしめ、トリーアセテー ト塩を得た。
[ L−アラニル−し−ヒスチジル−し−リジンのムN”−ヘンシルオキシカルボニ ル−し−リシンヘンシルエステル塩酸塩をテトラヒドロフラン(THF)に懸濁 し、そしてTHF中、イソブチルクロロホルメート及びN−メチルモルホリン( 2当量)を用いて、N”−t−ブチルオキシカルボニル−N i m−ヘンシル オキシカルボニル−し−ヒスチジンにより結合せしめた。−20°Cで2時間及 び周囲温度でさらに2時間後、その反応を、2Nの水性炭酸水素カリウムと共に 急冷した。その生成物を酢酸エチル中に抽出し、IMの水性クエン酸により洗浄 し、そして飽和炭酸水素ナトリウムにより洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウ ム上で乾燥せしめた。濾過及び蒸発は、ヘンシルN” t−ブチルオキシカルボ ニルN i 11−ベンジルオキシカルボニル−し−ヒスチジル−N@−ヘンシ ルオキシカルボニル−し−リンネートを与えた。
生成物を、ジクロロメタン中、30%トリフルオロ酢酸に30分間、溶解し、次 に蒸発し、ヘンシルN i 1m−ベンジルオキシカルボニル−し−ヒスチジル −N” −ヘンシルオキシカルボニル−し−リンネートを形成した。これをテト ラヒドロフランに溶解し、そしてイソブチルクロロホルメート、N−メチル−モ ルホリン及びペンジルオキシ力ルポニルアラニンを添加し、ベンジルベンジルオ キシカルボニルアラニル−N i 11−ヘンシルオキシカルボニル−し−ヒス チジル−No−ベンジルオキシカルボニル−し−リンネートを形成した。
次に、この生成物を酢酸に溶解し、そして10%Pd−C触媒の存在下で一晩、 水素化した。得られたアラニル−し−ヒスチジル−し−リジンを、水から数回、 凍結乾燥せしめ、ジアセテート塩として所望するトリペプチドを得た。
貫り−1 N” −t−ブチルオキシカルボニル−N i II−ヘンシルオキシカルボニ ル−し−ヒスチジンを、テトラヒドロフラン(THF)に溶解し、そして1当量 のN−メチルモルホリンにより中和した。次に、それを、イソブチルクロロホル メート及びN−メチルモルホリンを用いてヘンシルグリシ名−トP−)ルエンス ルホネート塩により結合した。−20°Cで2時間及び周囲温度でさらに2時間 後、その反応を、2Nの水性炭酸水素カリウムと共に急冷した。その生成物を酢 酸エチル中に抽出し、1Mの水性クエン酸及び飽和炭酸水素ナトリウムにより洗 浄した。有機相を無水硫酸ナトリウム上で乾燥せしめた。濾過及び蒸発は、ベン ジルN& t−ブチルオキシカルボニル−N″′−ヘンシルオキシカルボニル− し−ヒスチジル−グリシネートを与えた。
この生成物を無水メタノール性塩化水素(0’Cで飽和された)に5分間溶解し 、続いて、減圧下で溶媒を除去し、ベンジルN”−ヘンシルオキシカルボニル− し−ヒスチジル−グリシネートを形成した。これを、テトラヒドロフランに?容 解し、そしてイソフ゛チルりロロホルメート、N−メチルモルホリン及びN”、 N” −ジベンジルオキシカルボニル−し一リジンを添加し、ベンジルN” 、 N’−ジヘンジルオキシ力ルポニルーL−リシル−N i 11−ベンジルオキ シカルボニル−L−ヒスチジル−グリシネートを形成した(−20°Cで3時間 、周囲温度で1時間)。この生成物を、メタノール/酢酸、1 : 1 (V/ V)に溶解し、そして10%Pd−C触媒の存在下で一晩水素化した。得られた し一リシルーし一ヒスチジルーし一グリシンを水から数回、凍結乾燥せしめ、次 にC−18逆相カラム上での液体クロマトグラフィーにより精製し、泡立った白 色固体とじて所望するトリペプチドトリアセテート塩を得た。
エニルアーニルーし一バリンツム L−リシル−し−ヒスチジル−グリシル−し−バリル−L−フェニルアラニル− L−バリンを、α窒素のためのむ一プチルオキシカルボニル保護基、側鎖保護の ためのヘンシルオキシカルボニルlびカップリングのための混合された無水物法 を用いて、標準の溶液相方法により合成した。手短に言えば、L−バリンヘンシ ルエステルP−トルエンスルホネートを、カップリング剤としてイソブチルクロ ロホルメート及びN−メチルモルホリンを用いても一ブチルオキシカルボニルー し一フェニルアラニンにより結合した(20’Cで2時間、次に周囲温度で1時 間)。次に、ジペプチドのむ一ブチルオキシカルボニル保護基を、室温で30分 間、ジクロロメタン中、30%トリフルオロ酢酸により除去した。ブロックされ たアミノ酸(t−ブチルオキシカルボニル−し−バリン、L−ブチルオキシカル ボニルグリシン、N” −t−ブチルオキシカルボニル−N i m−ヘンシル オキシカルボニル−し−ヒスチジン、N”、N″−ジヘンジルオキシカルボニル ーし一リジンを、連続的に添加し、そして1−ブチルオキシカルボニル保護基を 除去し、所望するペプチドを得た。
最終ペプチドを、10%Pd−C触媒の存在下で、氷酢酸中、水素ガスを用いて 5日間、完全に保護解除した。最終ペプチドを水から凍結乾燥せしめ、そしてC −18逆相カラム上での液体クロマトグラフィーにより精製し、数グラムの量で 所望するヘキサペプチドを生成した。
上記の系統的合成は、最少の精製を伴って高い純度で所望するペプチドを数グラ ムの量で供給することにおいて、いくつかの固相法よりも好都合であることがわ かった。
±−主 グリシル−し−ヒスチジル−し−カブローフ ムのムL (−) −3−アミノ −e−カプロラクタムをテトラヒドロフラン(THF)に溶解し、次にTHF中 、イソブチルクロロホルメート及びN−メチルモルホリンを用いて、N” −t −ブチルオキシカルボニル−N″′−ヘンシルオキシカルボニル−し−ヒスチジ ンにより結合せしめた。−20°Cで2時間及び周囲温度でさらに2時間後、そ の反応を2Nの水性炭酸水素カリウムと共に急冷した。その生成物を酢酸エチル 中に抽出し、IMの水性クエン酸及び飽和炭酸水素ナトリウムにより洗浄した。
有機相を無水硫酸ナトリウム上で乾燥せしめた。濾過及び蒸発は、N” −t− ブチルオキシカルボニル−N i @−ベンジルオキシカルボニルーし一ヒスチ ジルーし一カプロラクタムを与えた。
上記保護されたジペプチドを、ジクロロメタン中、30%トリフルオロ酢酸に3 0分間溶解し、次に蒸発し、Nl@−ヘンシルオキシカルボニル−し−ヒスチジ ル−カプロラクタムを形成した0次に、これをテトラヒドロフランに溶解し、そ してイソブチルクロロホルメート、N−メチルモルホリン及びベンジルオキシカ ルボニルグリシンを添加し、ヘンシルオキシカルボニルグリシル−N i Il +−ベンジルオキシカルボニル−し−ヒスチジル−カプロラクタムを形成した。
この生成物を酢酸エチルから1度、再結晶化し、次に酢酸に溶解し、そして10 %Pd−C触媒の存在下で一晩水素化した。得られたグリシル−し−ヒスチジル −し−カプロラクタムを水から数度、凍結乾燥せしめ、次にC−18逆相カラム 上での液体クロマトグラフィーにより精製し、ジアセテート塩として所望するト リペプチドを得た。
貫り一よ L−ヒスチジル−グリシル−し−リジンのムN@−ベンジルオキシカルボニル− し−リシンヘンシルエステル塩酸塩を、テトラヒドロフラン(THF)に溶解し 、次にTHF中、イソブチルクロロホルメート及びN−メチルモルホリンを用い て、N” −4−ブチルオキシカルボニル−グリシンにより結合せしめた。
=20°Cで2時間及び周囲温度でさらに2時間後、その反応を2Nの水性炭酸 水素カリウムと共に急冷した。その生成物を酢酸エチル中に抽出し、IMの水性 クエン酸及び飽和炭酸水素ナトリウムにより洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリ ウム上で乾燥せしめた。濾過及び蒸発は、ヘンシルN” −t−ブチルオキシカ ルボニル−グリシル−N′!−ヘンシルオキシカルボニル−L−リンネートを与 えた。
上記生成物を、ジクロロメタン中、30%トリフルオロ酢酸に30分間溶解し、 次に蕉発し、ヘンシルグリツルーN” −ベンジルオキシカルボニル−し−リン ネートを形成した。次に、これをテトラヒドロフランに溶解し、そしてイソブチ ルクロロホルメート、N−メチルモルホリン及びN”−ベンジルオキシカルボニ ル−N”6−ヘンシルオキシカルボニル−し−ヒスチジンを添加し、ベンジルN ”−ヘンシルオキシカルボニル−N”−ヘンシルオキシカルボニル−し−ヒスチ ジル−グリシル−N”−ベンジルオキシカルボニル−し−リン第一トを形成した 。この生成物を酢酸に溶解し、そして10%Pd−C触媒の存在下で一晩水素化 した。得られたし一ヒスチジルーグリシルーし一リジンを水から数度、凍結乾燥 せしめ、ジアセテート塩として所望するトリペプチドを得た。
側ニーL1 グリシル−ヒスチジル−リシン: ■)の[、M、注・による1■遣原■皿l ランドにおけるステンレス鋼創傷チャンバーの皮下移植が、開放腔創傷の治癒の ためのモデルを提供する。多くの場合、このモデルは、多くのタイプの創傷及び 手術欠陥に見出される顆粒化組織の形成において初期出来事を模倣する。これら のチャンバーの移植は、創傷治癒−フィブリン血餅形成、白血球細胞の浸潤、コ ラーゲン合成及び新規血管形成に包含される一連の相に影響を及ぼす一連の応答 を引き起こす。
アッセイは、ラットの背部の中心線の個々の側上に2つのステンレス鋼チャンバ ー(テフロン末端ギャップを有するIX2.5cmの円柱状312SS、20メ ツシユ)の移植を包含する。チャンバーの封入を可能にするために1週間後、動 物に本発明の銅(n)化合物を含む溶液を注射した。対照は、同し体積の食塩水 により注射されたチャンバーからなる。注射は、5,7.8,12,13.15 ゜19日目で行なった。チャンバーは、15及び29日目で除去した。
チャンバーを凍結乾燥せしめ、そして内部含有物を生化学的分析のために除いた 。試験される生化学的パラメーターは、合計乾量、タンパク質含有量、脈管形成 (アルカリホスファターゼ活性)及びコラーゲン含有量(酸加水分解後のヒドロ キシプロリンの含有量)を包含する。有意な上昇は、試験されたすべての生化学 的パラメーターに見出された。
タンパク質は、対照としてウシ血清アルブミン(BSA)を用いてLowryの 方法(J、Biol、Chem、、 193 : 265〜275.1951) により決定された。脈管形成は、基質としてP−ニトロフェニルホスフェートを 用いてアルカリホスファターゼの量を測定することによって決定した(G、Ly lesなど、 、Biochem、Phars、33:2569〜2574.1 984)。
コラーゲン含flは、酸加水分解及びヒドロキシプロリン、すなわちコラーゲン に対して特異的なアミノ酸についての比色ア7・セイ(1,Bergman、  Cl1n、Chen、Acta、 27し347〜349.1970)により決 定された。
合計タンパク譬は、チャンバー当たりのa+gタンパク譬(BSAに対して)と して表わされる。脈管形成は、チャンバー−当たりのアルカリホスファターゼ( AP)単位として表わされ、ここで1単位−405nsでの1.0の吸光度の1 分当たりでの上昇を引き起こすホモノ不一トの量。ヒドロキシプロリン(HP、 コラーゲン含有量)は、チャンバー当たりのμgHPとして表わされる。
チャンバーの封入の後、ラットに、10曙g/mlのグリシル−L−ヒスチジル −し−リジン:i([)(2:1のモル比)を含む塩溶液又は塩ン容液のいづれ かQ、1mlを1.Mj王射した。チヤツク<−を収穫し、そして顆粒化組織形 成の生化学的パラメーターを、上記のようにして試験した。この化合物のi8M 、注射は、第1表に要約されるように、ラットにおける生化学的治癒パラメータ ーを有意に上昇せしめた。
第1表 ラットにおける創傷治癒に対する1、M、GHL−Cuの効果第1表の7王: GHL : Cu−グリシル−L−ヒスチジル−し−リシン:銅(I[)(2+ 1のモル比の複合体) ■−上土 グリシル−ヒスチジル−リジン: HのT、M、γ゛・による治工」イ ラント における1 戸・の1 ラントのグループは、例10に記載されるようにして移植された創傷チャンバー を存した。チャンバーの移植後、続いてう7)に、コルチゾンアセテート(10 mgの1.M、毎日、Cortone Acetate。
Merck)を注射し、治癒応答を損傷せしめた。チャンバーの封入の後、ラッ トに、110l1/mlのグリシル−し−ヒスチジル−し−リシン:銅(II) (2:1のモル比)を含む食塩溶液又は食塩水のいづれか0、 1mlを1.  M 注射した(コルチゾン注射の反対側の足に)。
チャンバーを収穫し、そして顆粒化組織形成の生化学的パラメーターを、例10 に記載されるようにして試験した。
コルチゾン処理された動物におけるグリシル−し−ヒスチジル−L−リシン:銅 (n)の1.M、注射は、対照動物に見出されるレベルに比べて試験された生化 学的パラメーターのすべてのレベルを高めた。さらに、GHL−Cuによる1、  M、処理は、正常な動物に見出されるレベルに比べて治癒損傷動物において治 癒応答を高めた。この実験の結果は第2表に示される。
第2表 治壓損傷を受シナだラットにおける創傷治壓に対する1、M。
GHL−Cuの効果 食塩水 −20土1211±8187土101 0.5土0.3GHL:Cu  1.0 35±1325±9366±74 1.5=1.6第2表の注: GHL : Cu=グリシル−し−ヒスチジル−し−リシン:銅(It)(2: 1のモル比の複合体) ン: ■)の1.M、注・による1 汁、の「ラントのグループは、例10に記 載されるようにして移植された創傷チャンバーを有した。チャンバーの移植後、 続いてラットに、コルチソ゛ンアセテート(10mgの1.M、毎日、Cort one Acetate。
Merck)を注射し、治癒応答を損傷せしめた。チャンバーの封入の後、ラッ トに、19■g / m Iのグリシル−し−ヒスチジル−し−リシル−バリル −フェニルアラニル−バリン:lq (II)を含む食塩溶液又は食塩水のいづ れか0.1mlをI、M、注射した(コルチゾン注射の反対側の足に)。チャン バーを収穫し、そして顆粒化組織形成の生化学的パラメーターを、例10に記載 されるようにして試験した。
コルチゾン処理された動物におけるグリシル−し−ヒスチジル−し−リンルーバ リル−フェニルアラニル−バリン:銅(U)のI。
M、注射は、試験された生化学的パラメーターのすべてのレベルを高めた。この 実験の結果は第3表に示される。
第3表 コルチゾン処理されたラントにおける創傷治癒に対する全身性GHLVFV−C uの効果 第3表の注: GHL : Cu−グリシル−し−ヒスチジル−し−リシン:銅(II)(2: 1のモル比の複合体) GHLVFV : Cu=グリシル−し−ヒスチジル−し−リシル−し−ハリル ーし一フェニルアラニルーL−バリン:銅(II)(2:1のモル比の複合体) 五−1主 人 の1.M、? ・による7ム・、 番たラントにおζる■1曵鳳■見撤 ラットのグループは、例10に記載されるようにして移植された創傷チャンバー を有した。チャンバーの移植後、続いてう・ントに、コルチソ゛ンアセテート( 10I1gのI、M、毎日、Cortone Acetate。
Merck)を注射し、治癒応答を損傷せしめた。チャンバーの封入の後、ラン ドに、第4表に特定される用量で、列挙される銅(I[)化合物又は食塩水のい づれか091m1をI、M、注射した(コルチゾン注射の反対側の足に)。チヤ ツク\−を収穫し、そして顆粒化m織形成の生化学的パラメーターを、例10に 記載されるようにして試験した。
コルチゾン処理された動物へのそれらの化合物の1.M、注射は、食塩水を注射 された動物に見出される対照レベルよりもコラーゲン(顆粒化組織の主成分)蓄 積のレベルを高めた。
第4表 治癒損傷を受けたラットにおける創傷治癒に対する銅化合物の効果 食塩水 502±145 G(:、G : Cu O,3B29±210Cu S 0. 0.2 976 !=343CARN : Cu O,3832±174G ITRATE :  Cu O,5976±343第4表の注: GGG : Cu=グリシル−グリシル−グリシン:銅(II)(2:1のモル 比の複合体) CuS○4=硫酸銅溶液 CARN:Cu−カルノシン:4M(II)(2:1のモル比の複合体) G ITRATE : Cu=シトレート:iM(II)(2:tのモル比の複 合体) 注・による1 γム・の!1激 銅(If)含有化合物のマウスにおける創傷治癒を促進する能力が、十分な厚さ の欠陥モデルに示される。新環境への順応に続いて、マウスを1. P、ベント ハルビクールにより麻酔をかけ、そして手術のために用意した。毛を背部の中央 の広い領域からむしった。15■の直径の円を有するインクスタンプを用いて、 続く十分な厚さの切開のために皮膚に印を付ける。組織を、筋肉層下の筋膜まで 切開する。切開に続いて、血止を、洗浄を通して及び殺菌ガーゼバンドの使用に より達成する。
マウスは、血止めの後、すなわち第08目的に、GHL−Cuの最初の1.M、 処理を受けた。注射は、O,1mlの体積中、GHL−Cu O,Imgから成 った。対照として使用されるマウスは、食塩水の注射を受けた。注射は、1.2 ,3,6,7,8,9.10及び13日目に反復された。
残る創傷表面積を、1.7.10及び14日目に測定する。最終比較を14日目 に行なう。下記第5表は、得られたGHL−Cuの1、M、注射が14日目で約 り5%小さな残る創傷サイズであることを示す。
第5表 ■、M、注射の後、マウスにおけるGHL−Cuの創傷治癒活性 食塩水 1.78±2.56 GHL:Cu O,42±0.60 第5表の注二 GHL : Cu−グリンルーし一ヒスチジルーし一すンン:銅(II)(2: 1のモル比の複合体) ヨー15 グリシルーヒスチジルーリシン: ■ の1. M、注・によるブタにおしるl  汁・Jの1 GHL−Cuの全身性適用は、ブタにおける顆粒化の形成を高める。生後、約8 週日の約29〜31ポンドの2匹の家畜用ブタを、ケタミン(KetaIlin e) (30ng/kg)及びロムパム(Rompum) (5mg/kg)に より麻酔をかけた。約2.0X2.0cmの一連の十分な厚さの皮膚欠陥を、個 々のブタの背部上に創造し、そしてガーゼ及び接着剤テープにより包帯をした。
1匹のブタを殺菌した食塩水のr。
M、注射により処理し、そして他をGHL−Cu (30mg/ml)の溶液に より処理した。個々のブタは、0,1,2.5,6,7.8゜9.12及び13 日目に食塩水又はGHL−Cu溶液のいづれか1.0伺1の注射を受けた。
パンチ生検サンプルを、7日目及び12日目に治癒創傷の中央から採取し、そし て顆粒化組織及び例10に記載される生化学的パラメーターについて分析した。
その結果は、GHL−Cu処理されたブタからの生検において重量、コラーゲン 含有量、及び脈管形成の有意な上昇が存在することを示す。この実験からのデー タは、下記第6表に要約される。さらに、視覚試験は、GHL−Cu処理された ブタにおける顆粒化組織が、食塩水により処理された動物についての皮膚以下の レベルに比較して、囲りの皮膚のレベル以上に上昇せしめられたことを示した。
第6表 ブタにおける創傷治癒に対する1、M、GHL−Cuの効果食塩水 −121± 7628±182 0.4±0.IGHL : Cu 30 148+11 8 55±20 2.2±1.2第6表の注: GHL : Cu−グリシル−し−ヒスチジル−L−リシン:銅(n)(2:1 のモル比の複合体) 五−1旦 GHL−Cuの疎 びアルフ゛ミン ム沃 によるンム・、の1′ラツトのグル ープは、例10に記載されるようにして移植された創傷チャンバーを有した。チ ャンバーの封入の後、試験されるべき化合物を、ラントの皮膚及び創傷チャンバ ー中に直接的に注射した(特定された用量で0.2m1)。対照は食塩水の注射 を受けた。チャンバーを収穫し、そして顆粒組織形成の生化学的パラメーターを 、例10に記載されているようにして試験した。
第7表に示されるように、疎水性成分の添加によるGHL−Cuの変性は、ラッ トにおける治癒パラメーターを刺激する。
第7表 創傷治癒に対するGHL−Cuの疎水性誘導体の効果A : 食塩水 −85±3047±20 335±132 5.3±3.6GHLW: Cu 3.1 94±1439±8 15(+8±128 7.7:!:1.6 B= 食塩水 −75±1149±9703±244 4.5±1.0第7表の注: (、HLW:Cu−グリシル−し−ヒスチジル−し−リシル−し−トリブトファ ン:&l1i(It)(2:1のモル比の複合体)GHL−オクチルエステル:  Cu=グリンリンL−ヒスチジル−L−リシンオクチルエステル:銅(II) (2:Iのモル比の複合体) GHL−オクチルアミド:Cu−グリシル−L−ヒスチジル−し−リシンオクチ ルアミド:銅(n)(2:1のモル比の複合体) 奥−土ユ GHL−Cuの配置 ・ による11トノ1ラットのグループは、例1Oに記載 されるようにして移植された創傷チャンバーを存した。チャンバーの封入の後、 化合物を、ラットの皮膚及び創傷チャンバー中に直接的に注射した(特定された 用量で0. 2m1)。対照は食塩水の注射を受けた。チャンバーを収穫し、そ して顆粒組織形成の生化学的パラメーターを、例10に記載されているようにし て試験した。結果は、第8表に要約される。
第8表 創傷治癒に対するGHL−Cuの配列変性の効果A : 食塩水 −75±1149土9703±244 4.5立1.0GHCap:C u 2.0 98±1360±11 1699±365 10.7±3.IAH L:Cu 2.0 74±2246±14 1565±320 1.0.2±6 .5HGL:Cu 2.0 104±1358±9 2025±456 10. 4±3.98: 食塩水 −85土3047±20 335±132 5.3±3.6第8表の注 : G (3−Me)HL :Cu−グリシル−し−(3−メチル)ヒスチジル−し −リシン:lA (Iり(2: 1のモル比の複合体)GHCアプロラクタム:  Cu=グリシル−L−ヒスチジル−カプロラクタム:銅(n)(2:1のモル 比の複合体)前述から、本発明の特定の態様が例示目的のために記載されて来た が、種々の変性が本発明の範囲内で行なわれ得る。従って、本発明は、請求の範 囲を除いて、制限されない。
要約書 活性治療物質として使用するための、温血動物における創傷の治癒を促進するた めの及び温血動物における創傷治癒の促進のためへの薬物の製造に使用するため の銅(II)含有化合物の組成物が開示される。本発明の方法は、損傷又は手術 の後、創傷治癒の速度を促進するために銅(ff)の全身性投与を包含する。H 4(ff)含有化合物は、アミノ酸及びペプチドを有する銅(II)複合体及び 銅(II)塩を包含する。
国際調査報告 1nlu+1當軸〉峙^””””’”pcT/IIく;Q+107117R国際 調査報告

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.下記複合体: R1:銅(II) 〔式中、R1は天然に存在するアミノ酸又はその誘導体である〕を含んで成る、 活性治療物質として使用するための組成物。
  2. 2.下記複合体: R1:銅(II) 〔式中、R1は天然に存在するアミノ酸又はその誘導体である〕を含んで成る、 温血動物における創傷治癒の促進に使用するための組成物。
  3. 3.下記複合体: R1:銅(II) 〔式中、R1は天然に存在するアミノ酸又はその誘導体である〕を含んで成る、 温血動物における創傷治癒の促進のための薬剤の製造のためへの組成物の使用。
  4. 4.下記複合体: R1−R2:銅(II) 〔式中、R1及びR2は天然に存在するアミノ酸又はその誘導体である〕を含ん で成る、活性治療物質として使用するための組成物。
  5. 5.下記複合体: R1−R2:銅(II) 〔式中、R1及びR2は天然に存在するアミノ酸又はその誘導体である〕を含ん で成る、温血動物における創傷治癒の促進に使用するための組成物。
  6. 6.下記複合体: R1−R2:銅(II) 〔式中、R1及びR2は天然に存在するアミノ酸又はその誘導体である〕を含ん で成る、温血動物における創傷治癒の促進のための薬剤の製造のためへの組成物 の使用。
  7. 7.下記複合体: グリシノレーグリシル−グリシン:銅(II)を含んで成る、活性治療物質とし て使用するための組成物。
  8. 8.下記複合体: グリシル−グリシル−グリシン:銅(II)を含んで成る、温血動物における創 傷治癒の促進に使用するための組成物。
  9. 9.下記複合体: グリシル−グリシル−グリシン:銅(II)を含んで成る、温血動物における創 傷治癒の促進のための薬剤の製造のためへの組成物の使用。
  10. 10.下記複合体: 〔グリシル−L−ヒスチジル−L−リシン−R〕:銅(II)〔式中、Rは1〜 18個の炭素原子を含むアミノアルキル成分であり、又はL−トリプトファン、 (グリシル)y−L−トリプトファン(ここでy=1〜4)、L−プロリル−X 1−L−フェニルアラニル−X2又はX1−L−フェニルアラニル−X2(ここ でX1及びX2はL−バリン、L−アラニン及びグリシンから選択され、そして X1及びX2は両者ともL−バリンではない)、(X3)n−L−トリプトファ ン(ここでX3は−CH2−又は−CH(OH)−成分であり、そしてn=4〜 20)又は−(X4)n(ここでX4は天然に存在する炭水化物、たとえばグル コース、マンノース、ガラクトース、グルコサミン又はガラクトサミンであり、 そしてn=1〜5〕である〕を含んで成る、活性治療物質として使用するための 組成物。
  11. 11.下記複合体: 〔グリシル−L−ヒスチジル−L−リシン−R〕:銅(II)〔式中、Rは1〜 18個の炭素原子を含むアミノアルキル成分であり、又はL−トリプトファン、 (グリシル)y−L−トリプトファン(ここでy=1〜4)、L−プロリル−X 1−L−フェニルアラニル−X2又はX1−L−フェニルアラニル−X2(ここ でX1及びX2はL−バリン、L−アラニン及びグリシンから選択され、そして X1及びX2は両者ともL−バリンではない)、(X3)n−L−トリプトファ ン(ここでX3は−CH2−又は−CH(OH)−成分であり、そしてn=4〜 20)又は−(X4)n(ここでX4は天然に存在する炭水化物、たとえばグル コース、マンノース、ガラクトース、グルコサミン又はガラクトサミンであり、 そしてn=1〜5)である〕を含んで成る、温血動物における創傷治癒の促進に 使用するための組成物。
  12. 12.下記複合体: 〔グリシル−L−ヒスチジル−L−リシン−R〕:銅(II)〔式中、Rは1〜 18個の炭素原子を含むアミノアルキル成分であり、又はL−トリプトファン、 (グリシル)y−L−トリプトファン(ここでy=1〜4)、L−プロリル−X 1−L−フェニルアラニル−X2又はX1−L−フェニルアラニル−X2(ここ でX1及びX2はL−バリン、L−アラニン及びグリシンから選択され、そして X1及びXzは両者ともL−バリンではない)、(X3)n−L−トリプトファ ン(ここでX3は−CH2−又は−CH(OH)−成分であり、そしてn=4〜 20)又は−(X4)n(ここでX4は天然に存在する炭水化物、たとえばグル コース、マンノース、ガラクトース、グルコサミン又はガラクトサミンであり、 そしてn=1〜5)である〕を含んで成る、温血動物における創傷治癒の促進の ための薬剤の製造のためへの組成物の使用。
  13. 13.下記複合体: 〔グリシル−R1−R2−R3〕:銅(II)〔式中、R1はL−ヒスチジル、 L−(3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒスチジル(ここでWは1〜 12個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の炭素原子を含むアリール 成分である)から成る群から選択され; R2は−NHCH((CH2)nNH3+)CO−(ここでn=5〜10)であ り;そしてR3は−NH2、1〜18個の炭素原子を含むアミノアルキル成分、 又はL−トリプトファン、(グリシル)y−L−トリプトファン(ここでy=1 〜4)、L−プロリル−X1−L−フェニルアラニル−X2又はX1−L−フェ ニルアラニル−X2(ここでX1及びX2はL−バリン、L−アラニン及びグリ シンから成る群から選択され、そしてX1及びX2は両者ともL−バリンではな い)、(X3)n−L−トリプトファン(ここでX3は−CH2−又は−CH( OH)−成分であり、そしてn=4〜20)又は−(X4)n(ここでX4は天 然に存在する炭水化物、たとえばグルコ−ス、マンノ−ス、ガラクト−ス、グル コサミン又はガラクトサミンであり、そしてn=1〜5)である〕を含んで成る 、活性治療物質として使用するための組成物。
  14. 14.下記複合体: 〔グリシル−R1−R2−R3〕:銅(II)〔式中、R1はL−ヒスチジル、 L−(3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒスチジル(ここでWは1〜 12個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の炭素原子を含むアリール 成分である)から成る群から選択され; R2は−NHCH((CH2)nNH3+)CO−(ここでn=5〜10)であ り;そしてR3は−NH2、1〜18個の炭素原子を含むアミノアルキル成分、 又はL−トリプトファン、(グリシル)y−L−トリプトファン(ここでy=1 〜4)、L−プロリル−X1−L−フェニルアラニル−X2又はX1−L−フェ ニルアラニル−X2(ここでX1及びX2はL−バリン、L−アラニン及びグリ シンから成る群から選択され、そしてX1及びX2は両者ともL−バリンではな い)、(X3)n−L−トリプトファン(ここでX3は−CH2−又は−CH( OH)−成分であり、そしてn=4〜20)又は−(X4)n(ここでX4は天 然に存在する炭水化物、たとえばグルコ−ス、マンノ−ス、ガラクトース、グル コサミン又はガラクトサミンであり、そしてn=1〜5)である〕を含んで成る 、温血動物における創傷治癒の促進に使用するための組成物。
  15. 15.下記複合体: 〔グリシル−R1−R2−R3〕:銅(II)〔式中、R1はL−ヒスチジル、 L−(3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒスチジル(ここでWは1〜 12個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の炭素原子を含むアリール 成分である)から成る群から選択され; R2は−NHCH((CH2)nNH3+)CO−(ここでn=5〜10)であ り;そしてR3は−NH2、1〜18個の炭素原子を含むアミノアルキル成分、 又はL−トリプトファン、(グリシル)y−L−トリプトファン(ここでy=1 〜4)、L−プロリル−X1−L−フェニルアラニル−X2又はX1−L−フェ ニルアラニル−X2(ここでX1及びX2はL−バリン、L−アラニン及びグリ シンから成る群から選択され、そしてX1及びX2は両者ともL−バリンではな い)、(X3)n−L−トリプトファン(ここでX3は−CH2−又は−CH( OH)−成分であり、そしてn=4〜20)又は−(X4)n(ここでX4は天 然に存在する炭水化物、たとえばグルコース、マンノース、ガラクトース、グル コサミン又はガラクトサミンであり、そしてn=1〜5)である〕を含んで成る 、温血動物における創傷治癒の促進のための薬剤の製造のためへの組成物の使用 。
  16. 16.下記複合体: 〔グリシル−R1−R2−R3〕:銅(II)〔式中、R1はL−(3−W)− ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒスチジル(ここでWは1〜12個の炭素原子 を含むアルキル成分又は6〜12個の炭素原子を含むアリール成分である)から 成る群から選択され; R2はL−リシルであり;そして R3は−NH2、1〜18個の炭素原子を含むアミノアルキル成分、又はL−ト リプトファン、(グリシル)y−L−トリプトファン(ここでy=1〜4)、L −プロリル−X1−L−フェニルアラニル−X2又はX1−L−フェニルアラニ ル−X2(ここでX1及びX2はL−バリン、L−アラニン及びグリシンから成 る群から選択され、そしてX1及びX2は両者ともL−バリンではない)、(X 3)n−L−トリプトファン(ここでX3は−CH2−又は−CH(OH)−成 分であり、そしてn=4〜20)又は−(X4)n(ここでX4は天然に存在す る炭水化物、たとえばグルコース、マンノース、ガラクトース、グルコサミン又 はガラクトサミンであり、そしてn=1〜5)である〕を含んで成る、活性治療 物質として使用するための組成物。
  17. 17.下記複合体: 〔グリシル−R1−R2−R3〕;銅(II)〔式中、R1はし−(3−W)− ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒスチジル(ここでWは1〜12個の炭素原子 を含むアルキル成分又は6〜12個の炭素原子を含むアリール成分である)から 成る群から選択され; R2はL−リシルであり;そして R3は−NH2、1〜18個の炭素原子を含むアミノアルキル成分、又はL−ト リプトファン、(グリシル)y−L−トリプトファン(ここでy=1〜4)、L −プロリル−X1−L−フェニルアラニル−X2又はX1−L−フェニルアラニ ル−X2(ここでX1及びX2はし−バリン、L−アラニン及びグリシンから成 る群から選択され、そしてX1及びX2は両者ともL−バリンではない)、(X 3)n−L−トリプトファン(ここでX3は−CH2−又は−CH(OH)−成 分であり、そしてn=4〜20)又は−(X4)n(ここでX4は天然に存在す る炭水化物、たとえばグルコ−ス、マンノース、ガラクトース、グルコサミン又 はガラクトサミンであり、そしてn=1〜5)である〕を含んで成る、温血動物 における創傷治癒の促進に使用するための組成物。
  18. 18.下記複合体: 〔グリシル−R1−R2−R3〕:銅(II)〔式中、R1はL−(3−W)− ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒスチジル(ここでWは1〜12個の炭素原子 を含むアルキル成分又は6〜12個の炭素原子を含むアリール成分である)から 成る群から選択され; R2はL−リシルであり;そして R3は−NH2、1〜18個の炭素原子を含むアミノアルキル成分、又はL−ト リプトファン、(グリシル)y−L−トリプトファン(ここでy=1〜4)、L −プロリル−X1−L−フェニルアラニル−X2又はX1−L−フェニルアラニ ル−X2(ここでX1及びX2はL−バリン、L−アラニン及びグリシンから成 る群から選択され、そしてX1及びX2は両者ともL−バリンではない)、(X 3)n−L−トリプトファン(ここでX3は−CH2−又は−CH(OH)−成 分であり、そしてn=4〜20)又は−(X4)n(ここでX4は天然に存在す る炭水化物、たとえばグルコ−ス、マンノース、ガラクトース、グルコサミン又 はガラクトサミンであり、そしてn=1〜5)である〕を含んで成る、温血動物 における創傷治癒の促進のための薬剤の製造のためへの組成物の使用。
  19. 19.下記複合体: 〔グリシル−R1−R2−R3〕:銅(II)〔式中、R1はL−ヒスチジル、 L−(3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒスチジル(ここでWは1〜 12個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の炭素原子を含むアリール 成分である)から成る群から選択され; R2は塩基性アミノ酸、塩基性アミノ成分、又は変性された塩基性アミノ酸であ り;そして R3は水素、−NH2、1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜12個 の炭素原子を含むアリール成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成分、 6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成分、1〜18個の炭素原子を含む アミノアルキル成分又はL−トリプトファン、(グリシル)y−L−トリプトフ ァン(ここでy=1〜4)、L−プロリル−X1−L−フェニルアラニル−X2 又はX1−L−フェニルアラニル−X2(ここでX1及びX2はL−バリン、L −アラニン及びグリシンから成る群から選択される)、(X3)n−L−トリプ トファン(ここでX3は−CH2−又は−CH(OH)−成分であり、そしてn =4〜20)又は−(X4)n(ここでX4は天然に存在する炭水化物、たとえ ばグルコース、マンノース、ガラクトース、グルコサミン又はガラクトサミンで あり、そしてn=1〜5)である〕を含んで成る、活性治療物質として使用する ための組成物。
  20. 20.下記複合体: 〔グリシル−R1−R2−R3〕:銅(II)〔式中、R1はL−ヒスチジル、 L−(3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒスチジル(ここでWは1〜 12個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の炭素原子を含むアリール 成分である)から成る群から選択され; R2は塩基性アミノ酸、塩基性アミノ成分、又は変性された塩基性アミノ酸であ り;そして R3は水素、−NH2、1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜12個 の炭素原子を含むアリール成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成分、 6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成分、1〜18個の炭素原子を含む アミノアルキル成分又はL−トリプトファン、(グリシル)y−L−トリプトフ ァン(ここでy=1〜4)、L−プロリル−X1−L−フェニルアラニル−X2 又はX1−L−フェニルアラニル−X2(ここでX1及びX2はL−バリン、L −アラニン及びグリシンから成る群から選択される)、(X3)n−L−トリプ トファン(ここでX3は−CH2−又は−CH(OH)−成分であり、そしてn =4〜20)又は−(X4)n(ここでX4は天然に存在する炭水化物、たとえ ばグルコース、マンノース、ガラクトース、グルコサミン又はガラクトサミンで あり、そしてn=1〜5)である〕を含んで成る、温血動物における創傷治癒の 促進に使用するための組成物。
  21. 21.下記複合た体: 〔グリシル−R1−R2−R3〕:銅(II)〔式中、R1はL−ヒスチジル、 L−(3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒスチジル(ここでWは1〜 12個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の炭素原子を含むアリール 成分である)から成る群から選択され; R2は塩基性アミノ酸、塩基性アミノ成分、又は変性された塩基性アミノ酸であ り;そして R3は水素、−NH2、1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜12個 の炭素原子を含むアリール成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成分、 6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成分、1〜18個の炭素原子を含む アミノアルキル成分又はL−トリプトファン、(グリシル)y−L−トリプトフ ァン(ここでy=1〜4)、L−プロリル−X1−L−フェニルアラニル−X2 又はX1−L−フェニルアラニル−X2(ここでX1及びX2はL−バリン、L −アラニン及びグリシンから成る群から選択される)、(X3)n−L−トリプ トファン(ここでX3は−CH2−又は−CH(OH)−成分であり、そしてn =4〜20)又は−(X4)n(ここでX4は天然に存在する炭水化物、たとえ ばグルコース、マンノース、ガラクトース、グルコサミン又はガラクトサミンで あり、そしてn=1〜5)である〕を含んで成る、温血動物における創傷治癒の 促進のための薬剤の製造のためへの組成物の使用。
  22. 22.下記複合体: 〔R1−R2−グリシン−R3〕:銅(II)〔式中、R1はL−リシル又は− NHCH((CH2)nNH3+)CO−(ここでn=5〜10)であり; R2はL−ヒスチジル、L−(3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒス チジル(ここでWは1〜12個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の 炭素原子を含むアリール成分である)から成る群から選択され; R3は水素、−NH2、1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜12個 の炭素原子を含むアリール成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成分、 6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成分、1〜18個の炭素原子を含む アミノアルキル成分又はL−トリプトファン、(グリシル)y−L−トリプトフ ァン(ここでy=1〜4)、L−プロリル−X1−L−フェニルアラニル−X2 又はX1−L−フェニルアラニル−X2(ここでX1及びX2はL−バリン、L −アラニン及びグリシンから成る群から選択される)、(X3)n−L−トリプ トファン(ここでX3は−CH2−又は−CH(OH)−成分であり、そしてn =4〜20)又は−(X4)n(ここでX4は天然に存在する炭水化物、たとえ ばグルコース、マンノース、ガラクトース、グルコサミン又はガラクトサミンで あり、そしてn=1〜5)である〕を含んで成る、活性治療物質として使用する ための組成物。
  23. 23.下記複合体: 〔R1−R2−グリシン−R3〕:銅(II)〔式中、R1はL−リシル又は− NHCH((CH2)nNH3+)CO−(ここでn=5〜10)であり; R2はL−ヒスチジル、L−(3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒス チジル(ここでWは1〜12個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の 炭素原子を含むアリール成分である)から成る群から選択され; R3は水素、−NH2、1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜12個 の炭素原子を含むアリール成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成分、 6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成分、1〜18個の炭素原子を含む アミノアルキル成分又はL−トリプトファン、(グリシル)y−L−トリプトフ ァン(ここでy=1〜4)、L−プロリル−X1−L−フェニルアラニル−X2 又はX1−L−フェニルアラニル−X2(ここでX1及びX2はL−バリン、L −アラニン及びグリシンから成る群から選択される)、(X3)n−L−トリプ トファン(ここでX3は−CH2−又は−CH(OH)−成分であり、そしてn =4〜20)又は−(X4)n(ここでX4は天然に存在する炭水化物、たとえ ばグルコース、マンノース、ガラクトース、グルコサミン又はガラクトサミンで あり、そしてn=1〜5)である〕を含んで成る、温血動物における創傷治癒の 促進に使用するための組成物。
  24. 24.下記複合体: 〔R1−R2−グリシン−R3〕:銅(II)〔式中、R1はL−リシル又は− NHCH((CH2)nNH3+)CO−(ここでn=5〜10)であり; R2はL−ヒスチジル、L−(3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒス チジル(ここでWは1〜12個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の 炭素原子を含むアリール成分である)から成る群から選択され; R3は水素、−NH2、1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜12個 の炭素原子を含むアリール成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成分、 6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成分、1〜18個の炭素原子を含む アミノアルキル成分又はL−トリプトファン、(グリシル)y−L−トリプトフ ァン(ここでy=1〜4)、L−プロリル−X1−L−フェニルアラニル−X2 又はX1−L−フェニルアラニル−X2(ここでX1及びX2はL−バリン、L −アラニン及びグリシンから成る群から選択される)、(X3)n−L−トリプ トファン(ここでX3は−CH2−又は−CH(OH)−成分であり、そしてn =4〜20)又は−(X4)n(ここでX4は天然に存在する炭水化物、たとえ ばグルコース、マンノース、ガラクトース、グルコサミン又はガラクトサミンで あり、そしてn=1〜5である〕を含んで成る、温血動物における創傷治癒の促 進のための薬剤の製造のためへの組成物の使用。
  25. 25.下記複合体: 〔R1−R2−R3−R4〕:銅(II)〔式中、R1はL−リシル又は−NH CH((CH2)nNH3+)CO−(ここでn=5〜10)であり; R2はL−ヒスチジル、L−(3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒス チジル(ここでWは1〜12個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の 炭素原子を含むアリール成分である)から成る群から選択され; R3は塩基性アミノ酸、アミノ成分、又は変性された塩基性アミノ酸であり;そ して R4は水素、−NH2、1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜12個 の炭素原子を含むアリール成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成分、 6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成分、1〜18個の炭素原子を含む アミノアルキル成分又はL−トリプトファン、(グリシル)y−L−トリプトフ ァン(ここでy=1〜4)、L−プロリル−X1−L−フェニルアラニル−X2 又はX1−L−フェニルアラニル−X2(ここでX1及びX2はL−バリン、L −アラニン及びグリシンから成る群から選択される)、(X3)n−L−トリプ トファン(ここでX3は−CH2−又は−CH(OH)−成分であり、そしてn =4〜20)又は−(X4)n(ここでX4は天然に存在する炭水化物、たとえ ばグルコース、マンノース、ガラクトース、グルコサミン又はガラクトサミンで あり、そしてn=1〜5)である〕を含んで成る、活性治療物質として使用する ための組成物。
  26. 26.下記複合体: 〔R1−R2−R3−R4〕:銅(II)〔式中、R1はL−リシル又は−NH CH((CH2)nNH3+)CO−(ここでn=5〜10)であり; R2はL−ヒスチジル、L−(3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒス チジル(ここでWは1〜12個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の 炭素原子を含むアリール成分である)から成る群から選択され; R3は塩基性アミノ酸、アミノ成分、又は変性された塩基性アミノ酸であり;そ して R4は水素、−NH2、1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜12個 の炭素原子を含むアリール成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成分、 6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成分、1〜18個の炭素原子を含む アミノアルキル成分又はL−トリプトファン、(グリシル)y−L−トリプトフ ァン(ここでy=1〜4)、L−プロリル−X1−L−フェニルアラニル−X2 又はX1−L−フェニルアラニル−X2(ここでX1及びX2はL−バリン、L −アラニン及びグリシンから成る群から選択される)、(X3)n−L−トリプ トファン(ここでX3は−CH2−又は−CH(OH)−成分であり、そしてn =4〜20)又は−(X4)n(ここでX4は天然に存在する炭水化物、たとえ ばグルコース、マンノース、ガラクトース、グルコサミン又はガラクトサミンで あり、そしてn=1〜5)である〕を含んで成る、温血動物における創傷治癒の 促進に使用するための組成物。
  27. 27.下記複合体: 〔R1−R2−R3−R4〕:銅(II)〔式中、R1はL−リシル又は−NH CH((CH2)nNH3+)CO−(ここでn=5〜10)であり; R2はL−ヒスチジル、L−(3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒス チジル(ここでWは1〜12個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の 炭素原子を含むアリール成分である)から成る群から選択され; R3は塩基性アミノ酸、アミノ成分、又は変性された塩基性アミノ酸であり;そ して R4は水素、−NH2、1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜12個 の炭素原子を含むアリール成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成分、 6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成分、1〜18個の炭素原子を含む アミノアルキル成分又はL−トリプトファン、(グリシル)y−L−トリプトフ ァン(ここでy=1〜4)、L−プロリル−X1−L−フェニルアラニル−X2 又はX1−L−フェニルアラニル−X2(ここでX1及びX2はL−バリン、L −アラニン及びグリシンから成る群から選択される)、(X3)n−L−トリプ トファン(ここでX3は−CH2−又は−CH(OH)−成分であり、そしてn =4〜20)又は−(X4)n(ここでX4は天然に存在する炭水化物、たとえ ばグルコース、マンノース、ガラクトース、グルコサミン又はガラクトサミンで あり、そしてn=1〜5)である〕を含んで成る、温血動物における創傷治癒の 促進のための薬剤の製造のためへの組成物の使用。
  28. 28.下記複合体: 〔R1−グリシル−R2−R3〕:銅(II)〔式中、R1はL−ヒスチジル、 L−(3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒスチジル(ここでWは1〜 12個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の炭素原子を含むアリール 成分である)から成る群から選択され; R2はL−リシル−NHCH((CH2)nNH3+)CO−(ここでn=5〜 10)又は塩基性アミノ酸、アミノ成分、又は変性された塩基性アミノ酸であり ;そして R3は水素、−NH2、1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜12個 の炭素原子を含むアリール成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成分、 6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成分、1〜18個の炭素原子を含む アミノアルキル成分又はL−トリプトファン、(グリシル)y−L−トリプトフ ァン(ここでy=1〜4)、L−プロリル−X1−L−フェニルアラニル−X2 又はX1−L−フェニルアラニル−X2(ここでX1及びX2はL−バリン、L −アラニン及びグリシンから成る群から選択される)、(X3)n−L−トリプ トファン(ここでX3は−CH2−又は−CH(OH)−成分であり、そしてn =4〜20)又は−(X4)n(ここでX4は天然に存在する炭水化物、たとえ ばグルコース、マンノース、ガラクトース、グルコサミン又はガラクトサミンで あり、そしてn=1〜5)である〕を含んで成る、活性治療物質として使用する ための組成物。
  29. 29.下記複合体: 〔R1−グリシル−R2−R3〕:銅(II)〔式中、R1はL−ヒスチジル、 L−(3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒスチジル(ここでWは1〜 12個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の炭素原子を含むアリール 成分である)から成る群から選択され; R2はL−リシル−NHCH((CH2)nNH3+)CO−(ここでn=5〜 10)又は塩基性アミノ酸、アミノ成分、又は変性された塩基性アミノ酸であり ;そして R3は水素、−NH2、1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜12個 の炭素原子を含むアリール成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成分、 6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成分、1〜18個の炭素原子を含む アミノアルキル成分又はL−トリプトファン、(グリシル)y−L−トリプトフ ァン(ここでy=1〜4)、L−プロリル−X1−L−フェニルアラニル−X2 又はX1−L−フェニルアラニル−X2(ここでX1及びX2はL−バリン、L −アラニン及びグリシンから成る群から選択される)、(X3)n−L−トリプ トファン(ここでX3は−CH2−又は−CH(OH)−成分であり、そしてn =4〜20)又は−(X4)n(ここでX4は天然に存在する炭水化物、たとえ ばグルコース、マンノース、ガラクトース、グルコサミン又はガラクトサミンで あり、そしてn=1〜5)である〕を含んで成る、温血動物における創傷治癒の 促進に使用するための組成物。
  30. 30.下記複合体: 〔R1−グリシル−R2−R3〕:銅(II)〔式中、R1はL−ヒスチジル、 L−(3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒスチジル(ここでWは1〜 12個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の炭素原子を含むアリール 成分である)から成る群から選択され; R2はL−リシル−NHCH((CH2)nNH3+)CO−(ここでn=5〜 10)又は塩基性アミノ酸、アミノ成分、又は変性された塩基性アミノ酸であり ;そして R3は水素、−NH2、1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜12個 の炭素原子を含むアリール成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成分、 6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成分、1〜18個の炭素原子を含む アミノアルキル成分又はL−トリプトファン、(グリシル)y−L−トリプトフ ァン(ここでy=1〜4)、L−プロリル−X1−L−フェニルアラニル−X2 又はX1−L−フェニルアラニル−X2(ここでX1及びX2はL−バリン、L −アラニン及びグリシンから成る群から選択される)、(X3)n−L−トリプ トファン(ここでX3は−CH2−又は−CH(OH)−成分であり、そしてn =4〜20)又は−(X4)n(ここでX4は天然に存在する炭水化物、たとえ ばグルコ−ス、マンノース、ガラクトース、グルコサミン又はガラクトサミンで あり、そしてn=1〜5)である〕を含んで成る、温血動物における創傷治癒の 促進のための薬剤の製造のためへの組成物の使用。
  31. 31.下記複合体: 〔L−アラニル−R1−R2−R3〕:銅(II)R1はL−ヒスチジル、L− (3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒスチジル(ここでWは1〜12 個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の炭素原子を含むアリール成分 である)から成る群から選択され; R2はL−リシル又は−NHCH(〔CH2)nNH3+)CO−(ここでn= 5〜10)であり;そしてR3は−NH2、1〜18個の炭素原子を含むアミノ アルキル成分、又はL−トリプトファン、(グリシル)y−L−トリプトファン (ここでy=1〜4)、L−プロリル−X1−L−フェニルアラニル−X2又は X1−L−フェニルアラニル−X2(ここでX1及びX2はL−バリン、L−ア ラニン及びグリシンから成る群から選択され、そしてX1及びX2は両者ともL −バリンではない)、(X3)n−L−トリプトファン(ここでX3は−CH2 −又は−CH(OH)−成分であり、そしてn=4〜20)又は−(X4)n( ここでX4は天然に存在する炭水化物、たとえばグルコース、マンノース、ガラ クトース、グルコサミン又はガラクトサミンであり、そしてn=1〜5)である 〕を含んで成る、活性治療物質として使用するための組成物。
  32. 32.下記複合体: 〔L−アラニル−R1−R2−R3〕:銅(II)R1はL−ヒスチジル、L− (3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒスチジル(ここでWは1〜12 個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の炭素原子を含むアリール成分 である)から成る群から選択され; R2はL−リシル又は−NHCH((CH2)nNH3+)CO−(ここでn= 5〜10)であり;そしてR3は−NH2、1〜18個の炭素原子を含むアミノ アルキル成分、又はL−トリプトファン、(グリシル)y−L−トリプトファン (ここでy=1〜4)、L−プロリル−X1−L−フェニルアラニル−X2又は X1−L−フェニルアラニル−X2(ここでX1及びX2はL−バリン、L−ア ラニン及びグリシンから成る群から選択され、そしてX1及びX2は両者ともL −バリンではない)、(X3)n−L−トリプトファン(ここでX3は−CH2 −又は−CH(OH)−成分であり、そしてn=4〜20)又は−(X4)n( ここでX4は天然に存在する炭水化物、たとえばグルコース、マンノース、ガラ クトース、グルコサミン又はガラクトサミンであり、そしてn=1〜5)である 〕を含んで成る、温血動物における創傷治癒の促進に使用するための組成物。
  33. 33.下記複合体: 〔L−アラニル−R1−R2−R3〕:銅(II)R1はL−ヒスチジル、L− (3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒスチジル(ここでWは1〜12 個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の炭素原子を含むアリール成分 である)から成る群から選択され; R2はL−リシル又は−NHCH((CH2)nNH3+)CO−(ここでn= 5〜10)であり;そしてR3は−NH2、1〜18個の炭素原子を含むアミノ アルキル成分、又はL−トリプトファン、(グリシル)y−L−トリプトファン (ここでy=1〜4)、L−プロリル−X1−L−フェニルアラニル−X2又は X1−L−フェニルアラニル−X2(ここでX1及びX2はL−バリン、L−ア ラニン及びグリシンから成る群から選択され、そしてX1及びX2は両者ともL −バリンではない)、(X3)n−L−トリプトファン(ここでX3は−CH2 −又は−CH(OH)−成分であり、そしてn=4〜20)又は−(X4)n( ここでX4は天然に存在する炭水化物、たとえばグルコース、マンノース、ガラ クトース、グルコサミン又はガラクトサミンであり、そしてn=1〜5)である 〕を含んで成る、温血動物における創傷治癒の促進のための薬剤の製造のためへ の組成物の使用。
  34. 34.下記複合体: 〔グリシル−R1−R2−R3〕:銅(II)〔式中、R1はL−リシル又は− NHCH((CH2)nNH3+)CO−(ここでn=5〜10)であり; R2はL−ヒスチジル、L−(3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒス チジル(ここでWは1〜12個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の 炭素原子を含むアリール成分である)から成る群から選択され; R3は水素、−NH2、1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜12個 の炭素原子を含むアリール成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成分、 6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成分、1〜18個の炭素原子を含む アミノアルキル成分又はL−トリプトファン、(グリシル)y−L−トリプトフ ァン(ここでy=1〜4)、L−プロリル−X1−L−フェニルアラニル−X2 又はX1−L−フェニルアラニル−X2(ここでX1及びX2はし−バリン、L −アラニン及びグリシンから成る群から選択される)、(X3)n−L−トリプ トファン(ここでX3は−CH2−又は−CH(OH)−成分であり、そしてn =4〜20)又は−(X4)n(ここでX4は天然に存在する炭水化物、たとえ ばグルコース、マンノース、ガラクトース、グルコサミン又はガラクトサミンで あり、そしてn=1〜5)である〕を含んで成る、活性治療物質として使用する ための組成物。
  35. 35.下記複合体: 〔グリシル−R1−R2−R3〕:銅(II)〔式中、R1はL−リシル又は− NHCH((CH2)nNH3+)CO−(ここでn=5〜10)であり; R2はL−ヒスチジル、L−(3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒス チジル(ここでWは1〜12個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の 炭素原子を含むアリール成分である)から成る群から選択され; R3は水素、−NH2、1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜12個 の炭素原子を含むアリール成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成分、 6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成分、1〜18個の炭素原子を含む アミノアルキル成分又はL−トリプトファン、(グリシル)y−L−トリプトフ ァン(ここでy=1〜4)、L−プロリル−X1−L−フェニルアラニル−X2 又はX1−L−フェニルアラニル−X2(ここでX1及びX2はL−バリン、L −アラニン及びグリシンから成る群から選択される)、(X3)n−L−トリプ トファン(ここでX3は−CH2−又は−CH(OH)−成分であり、そしてn =4〜20)又は−(X4)n(ここでX4は天然に存在する炭水化物、たとえ ばグルコース、マンノース、ガラクトース、グルコサミン又はガラクトサミンで あり、そしてn=1〜5)である〕を含んで成る、温血動物における創傷治癒の 促進に使用するための組成物。
  36. 36.下記複合体: 〔グリシル−R1−R2−R3〕:銅(II)〔式中、R1はL−リシル又は− NHCH((CH2)nNH3+)CO−(ここでn=5〜10)であり; R2はL−ヒスチジル、L−(3−W)−ヒスチジル及びL−(5−W)−ヒス チジル(ここでWは1〜12個の炭素原子を含むアルキル成分又は6〜12個の 炭素原子を含むアリール成分である)から成る群から選択され; R3は水素、−NH2、1〜18個の炭素原子を含むアルキル成分、6〜12個 の炭素原子を含むアリール成分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ成分、 6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ成分、1〜18個の炭素原子を含む アミノアルキル成分又はL−トリプトファン、(グリシル)y−L−トリプトフ ァン(ここでy=1〜4)、L−プロリル−X1−L−フェニルアラニル−X2 又はX1−L−フェニルアラニル−X2(ここでX1及びX2はL−バリン、L −アラニン及びグリシンから成る群から選択される)、(X3)n−L−トリプ トファン(ここでX3は−CH2−又は−CH(OH)−成分であり、そしてn =4〜20)又は−(X4)n(ここでX4は天然に存在する炭水化物、たとえ ばグルコース、マンノース、ガラクトース、グルコサミン又はガラクトサミンで あり、そしてn=1〜5)である〕を含んで成る、温血動物における創傷治癒の 促進のための薬剤の製造のためへの組成物の使用。
  37. 37.温血動物における創傷治癒の促進に使用するための銅(II)塩を含む組 成物。
  38. 38.温血動物における創傷治癒の促進のための薬剤の製造のためへの銅(II )塩を含む組成物の使用。
  39. 39.温血動物における創傷治癒の促進に使用するためのクエン酸銅(II)を 含む組成物。
  40. 40.温血動物における創傷治癒の促進のための薬剤の製造のためへのクエン酸 銅(II)を含む組成物の使用。
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