JPH05504967A - N―フエニルグリシンアミド誘導体、その製造及びそれを含む医薬品 - Google Patents

N―フエニルグリシンアミド誘導体、その製造及びそれを含む医薬品

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JPH05504967A JP3505781A JP50578191A JPH05504967A JP H05504967 A JPH05504967 A JP H05504967A JP 3505781 A JP3505781 A JP 3505781A JP 50578191 A JP50578191 A JP 50578191A JP H05504967 A JPH05504967 A JP H05504967A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 N−フェニルグリシンアミド誘導体、その製造及びそれを含む医薬品本発明は、 次式 のN−フエニンげリシンアミド誘導体、その製造法及びそれらを含む医薬品に関 する。
式(I)において、 −R,は、水素原子、アルキル又はアルコキシカルボニル基あるし11ヨ(任意 にハロゲン原子及びアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、ニトロ及びアミノ基 から選んだ1個又はそれ以上の置換基1こより置換されてもよい)フェニル基で あり、 −R2は、アルコキシ、(任意に少なくとも1個のアルキルれてもよい)シクロ アルキルオキシ、シクロアルキルアルキルオキシフェニルアルキルオキシ、ポリ フルオロアルキルオキシ又1よシンナミルオキシ基、あるいは基−N R s  R aであり、−R3は、(フェニル環が任意にハロゲン原子、及びアルキルキ ン、アルキルチオ、カルボキシル、ヒドロキシル、モノー又1よポ1ノヒドロキ シアルキル、ニトロ、アミノ、アシル、シアノ、スルファモイルカルバモイル、 ベンゾイル、トリフルオロメチルスルホンアミド、アルコキシカルボニル、フェ ニルヒドロキシメチル、ピペ1ノジノ、ヒドロキシイミノアルキル、アルコキシ イミノアルキル、アルキルスルフィニルヒドロキシアミノカルボニル、アルコキ シアミノカルボニル、5−テトラゾリル、5−テトラゾリルアルキル、スルホ、 −a l k−0−Co −a Ik,−a lk−0−a lk,−a Ik −COOX,−0−a lk−COOX,−a l k’−COOX,−CH= CH−COOX,−Co−COOX, a I k−SOsH,−CH=CH− alに’ 、−C (=NOH)−COOX及びーS−a I k−COOX基 から選んだ1個又はそれ以上の置換基により置換されてもよい)フェニルアミノ 基、(任意にハロゲン原子、及びアルキル、アルコキシ及びアルキルチオ基から 選んだ1個又はそれ以上の置換基により置換されてもよい)フェニル、ナフチル 、インドリル又はキノリル基であり、−R4は、ハロゲン原子、アルキル、アル コキシ、ヒドロキシル、ポリフルオロアルキル、ニトロ、アルキルチオ、アルコ キシカルボニル、カルボキシル、アシルアミノ、メチレンジオキシ、ポリフルオ ロアルコキシ、トリフルオロメチルチオ、フェノキシ、フェニル、ベンジル及び フェニルアミノ基から選んだ1個又はそれ以上の置換基により置換されたフェニ ル基、及び基−Co−NRIR@であり、−R5及びR6は、同−又は異なるこ とができ、水素原子あるいはアルキル、(任意にハロゲン原子及びアルキル、ア ルコキシ及びアルキルチオ基から選んだ1個又はそれ以上の置換基により置換さ れてもよい)フェニル、インダニル、シクロアルキルアルキル、シクロアルキル 又はフェニルアルキル基であるか、あるいは別の場合R,及びR,は、それらが 結合している窒素原子と共に飽和又は不飽和単一あるいは多環状複素環を形成し 、それは、炭素数が4−9であり、1個又はそれ以上の複素原子(0, N,  S)を持ち、任意に1個またはそれ以上のアルキル、アルコキシ、アルコキシカ ルボニル、ジアルキルカルバモイル又はフェニル基により置換され、あるいは複 素環の炭素原子と組み合わせて任意に1個又はそれ以上の複素原子(0,S、  N)を含む4−又は5−員スピロ単環系で任意に置換されており、 −alkは、アルキル又はアルキレン基であり、−alk’ は、ヒドロキシア ルキレン又はヒドロキシアルキル基であり、−Xは、水素原子又はアルキル基で ある。
前記の、及び下記に言及するであろう定義において、他に記載がなければアルキ ル、アルキレン及びアルコキシ基ならびにアルキル、アルキレン及びアルコキン 部分は、直鎖又は分枝鎖に1−4個の炭素原子を含み、シクロアルキル基及び部 分は、3−6個の炭素原子を含み、アシル基は、2−4個の炭素原子を含む。
式(I)においてハロゲン原子は、塩素、臭素又はフッ素原子であることが好ま しい。
R8及びR1が、それらが結合する窒素原子と共に複素環を形成する場合、後者 は、(任意に少なくとも1個のアルキル、フェニル、アルコキシカルボニル又は ジアルキルカルバモイル基により置換されてもよい)ピペリジノ環、あるいはベ ルヒドロ−1−アゼピニル、1−インドリニル、1. 2. 3. 6−テトラ ヒドロ−1−ピリジル、1. 2. 3. 4−テトラヒドロ−1−キノリル、 1−ピロリジニル、3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾキサジン−4−イ ル、3.4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾチアジン−4−イル、N−フルキ ル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1−キノキサリニル、ベルヒドロ−1−キ ノリル、1゜2、 3. 4−テトラヒドロ−2−イソキノリル、8−アザスピ ロ−[45]デカン−8−イル、8−アザ−1,4〜ジオキサスピロ[4,5] デカン−8−イル、2−又は3−フェニル−1−ピロリジニル又は(任意に少な くとも1個のアルキル基により置換されてもよい)チオモルホリノ理系であるこ とが好ましい。
1個又はそれ以上の不整中心を含む式(1)の化合物は、異性体の形態を有する 。これらの化合物のラセミ体及びエナンチオマーも本発明の一部を形成する。
式(r)においてR3が、(フェニル環が任意にハロゲン原子及びアルキル、ア ルコキシ、アルキルチオ、ニトロ、アシル、シアノ、スルファモイル、ベンゾイ ル、アルコキシカルボニル、−a ] ]k−0−a1 k。
5−テトラゾリル及び5−テトラゾリルアルキル基から選んだ1個又はそれ以上 の置換基により置換されてもよい)フェニルアミノ基である化合物は、次式 %式%() [式中R1は、(任意にハロゲン原子及びアルキル、アルコキシ、アルキルチオ 、ニトロ、アシル、シアノ、スルファモイル、ベンゾイル、アルコキシカルボニ ル、−a I k −0−a I k、 5−テトラゾリル及び5−テトラゾリ ルアルキル基から選んだ1個又はそれ以上の置換基により置換されてもよい)フ ェニル基である]のイソシアナートの、次式[式中R3、R,及びR4は、式( 1)の場合と同義である]のアミノ誘導体への作用により製造することができる 。
この反応は一般にテトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、塩素化溶媒(例 えばクロロホルム、1.2−ジクロロエタン)あるいは芳香族溶媒(例えばベン ゼン、トルエン)などの不活性溶媒中で、10℃から溶媒の沸点の間の温度で行 う。
式(I I)のインシアナートは、R,RICI(TER等、TheChemi stry of Cyanate [原文のままコ andtheir thi o derivatives、S、PATAl、Part2.Wi ley N ew−York (1977)に記載の方法を適用又は応用することにより得る ことができる。
式(I 11)の誘導体は、T、WIELAND等、Justus Liebi gs Ann、Chem、、613.84 (1958)を適用又は応用するこ とにより、あるいはガブリエル法(M、S、GIBSON等、Angew、Ch em、Int、Ed、、7.919 (1968))の応用により得ることがで き、ガブリエル法は、次式%式%() [式中R1゜は、水素原子又はメチル基であるコのヒドラジンと、次式[式中R ,,R2及びR1は、式(1)の場合と同義であるコの誘導体との反応を含む。
この反応は、アルコール(例えばメタノール、エタノール)又は塩素。
化溶媒(例えばクロロホルム、ジクロロメタン)などの不活性溶媒中で、0℃か ら溶媒の沸点までの温度で行うのが好ましい。
式(V)の誘導体は、次式 R4NHCH(R+) Co−R2(VI)U式中、R1、R2及びR4は、式 (1)の場合と同義である]のアミンの2−フタルイミドアセチルクロリドへの 作用により得ることができる。
この反応は一般に(例えばクロロホルム、1.2−ジクロロエタン)などの不活 性溶媒中で、例えばトリアルキルアミンなどの第3アミン又はアルカリ金属炭酸 塩あるいは重炭酸塩などの塩基の存在下で、20℃近辺の温度で行う。
2−フタルイミドアセチルクロリドは、W、GRASSMANN等。
Chem、Ber、、83,244 (1950)に記載の方法を適用すること により製造することができる。
式(vI)のアミンは、次式 R4−NH,(VI I) [式中R4は、式(I)の場合と同義である〕のアミノ誘導体の、次式Ha 1 −CH(R+) −Co Rz (V I I I)[式中R,及びR2は、式 (I)の場合と同義であり、Halは、ハロゲン原子(好ましくは塩素又は臭素 )であるコのハロゲン化誘導体への作用により得ることができる。
この反応は一般にアセトニトリル、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン 、又は塩素化溶媒などの不活性溶媒中で、任意にアルキル金属ハイドライド又は アルカリ金属重炭酸塩などの塩基の存在下、溶媒の沸点の温度で行う。
式(VII)の置換アニリンは、R,5CHROTER,Meth。
den der Organischen Chemie、Houben We il、Volume XI/1. p、360に記載の方法の適用又は応用によ り得ることができる。
式(VIII)のハロゲン化誘導体は、次式HCH(R+)−Co R2(IX ) [式中R2及びR2は、式(1)の場合と同義である]の誘導体のハロゲン化に より得ることができる。
この反応は一般に、任意にアセトアミドの存在下で臭素又は塩素を用いて行う。
式(IX)において、R2がアルコキン、任意に置換されてもよいシクロアルキ ルオキシ、シクロアルキルアルコキン、フェニルアルキルオキシ、ベルフルオロ アルキルオキシ又はンンナモイルオキシ基である誘導体は、次式: %式%() [式中R1は、式(I)と同義である]の酸のエステル化により得ることができ る。
このエステル化は、酸のエステルへの変換に関して同業者に周知のいずれの方法 によっても行うことができる。例えば、対応するアルコールを硫酸などの酸の存 在下で反応させることができる。
式(X)において、R1がアルコキノカルボニル基である酸は、Acta、Ch em、5cand、、B29.687 (1975)に記載の方法の適用又は応 用により得ることができる。
式(IX)において、R2が基−N Rs Raである誘導体は、式(X)の酸 又はこの酸の活性誘導体の、次式 %式%() [式中R5及びR6は、式(I)と同義であるコのアミンへの作用により得るこ とができる。
酸を用いる場合反応は、エーテル(例えばテトラヒドロフラン、ジオキサン)、 アミド(ジメチルホルムアミド)又は塩素化溶媒(例えばメチレンクロリド、1 ,2−ジクロロエタン、クロロホルム)などの不活性溶媒中で、カーポジイミド (例えばジシクロヘキシルカーポジイミド)又はN、N’ −カルボニルジイミ ダゾールなどのペプチド縮合剤の存在下で、0℃から反応混合物の還流温度にて 行う。
酸の活性誘導体を用いる場合、無水物、混合無水物、酸ハライド又はエステル( 酸の活性化又は不活性化エステルから選ぶことができる)を反応させることがで きる。
反応は、有機媒体中で、任意に窒素性有機塩基(例えばトリアルキルアミン、ピ リジン、1.8−ジアザビシクロ[5,4,0] −7−ウンデセン又は1.5 −ジアザビシクロ[4,3,01−5−ノネン)などの酸受容体の存在下で、上 記の溶媒又はそれらの混合物中で、0℃から反応媒体の還流温度の間で行うか、 又はアルカリ金属又はアルカリ土類金属塩基(水酸化ナトリウム、水酸化カリウ ム)あるいはアルカリ金属又はアルカリ土類金属炭酸塩又は重炭酸塩の存在下の 二相水−有機媒体中で、0から40℃の温度で行う。
式(V)の誘導体は、式(Vlll)の誘導体の、次式c式中R4は、式(1) の場合と同義であるコの誘導体への作用によっても製造することができる。
この反応は一般に、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド又はテトラヒドロフ ランなどの不活性溶媒中で、アルカリ金属ハイドライド又はアルカリ金属あるい はアルカリ土類金属炭酸塩又は重炭酸塩などの塩基の存在下で、15℃から反応 媒体の還流温度の間で行う。
式(Xll)の誘導体は、2−フタルイミドアセチルクロリドへの、式(■II )のアミンの作用により得ることができる。
この反応は一般に塩素化溶媒(例えばクロロホルム、1.2−ジクロロエタン) などの不活性溶媒中で、第3アミン、例えばトリエチルアミンなどの塩基の存在 下で、20℃近辺の温度にて行う。
式(V)の誘導体は、フタルイミドカリウム塩の、次式[式中R1、R2及びR 4は、式(I)の場合と同義である]の誘導体への作用によっても得ることがで きる。
この反応は、ジメチルホルムアミドなどの不活性溶媒中で100℃近辺の温度で 行う。
式(XIII)の誘導体は、クロロアセチルクロリドへの式(Vl)のアミンの 作用により得ることができる。
この反応は、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン又は塩素化溶媒などの 不活性溶媒中で、トリエチルアミンなどの第3アミンの存在下、10℃から80 ℃の温度で行う。
式(V)において、R2が基−NR,R,である誘導体は、式(XI)のアミン の、次式 [式中、R1及びR4は、式(I)と同義である]の酸又はこの酸の活性誘導体 への作用により得ることができる。
この反応は一般に、式(X)の酸及び式(XI)のアミンの反応に関して上記で 言及した条件下で行う。
式(XIV)の酸は、対応するエステルの加水分解により得ることができる。
この加水分解は、エステルを酸に変換することができる同業者に周知のいずれの 方法によっても行うことができる。好ましくは三フッ化酢酸を用い、20℃近辺 の温度で行う。
式(V)において、R1がヒドロキシル基により置換されたフェニル基である誘 導体は、R4がアルコキシ基により置換されたフェニル基である対応する誘導体 の脱アルキル化によっても得ることができる。
この脱アルキル化は、三臭素化ホウ素を用い、塩素化溶媒などの不活性溶媒中で 、20℃近辺の温度で行うのが好ましい。
式(V)において、R4がアルコキシ基により置換されたフェニルである誘導体 は、R4が、ヒドロキシ基により置換されたフェニル基である対応する誘導体へ のアルキルハライドなどのアルキル化剤の作用によっても得ることができる。
この反応は、ジメチルホルムアミドなどの不活性有機溶媒中でナトリラムハイド ライドを用いて、10℃から50℃の間の温度で行う。
式(1)において、R1が、(フェニル環が任意にハロゲン原子及びアルキル、 アルコキシ、アルキルチオ、ニトロ、アシル、シアノ、スルファモイル、ベンゾ イル、アルコキシカルボニル、5−テトラゾリルアルキル、5−テトラゾリル、 トリフルオロメチルスルホンアミド及び−alk−0−alk基から選んだ1個 又はそれ以上の置換基により置換された(脱文)フェニルアミノ基である化合物 は、次式%式%() [式中R3は、上記と同義である]の酸又はこの酸の活性誘導体への式(Vl) のアミンの作用によっても製造することができる。
この反応は、一般に式(X)の酸と式(XI)のアミンの反応に関して上記で言 及した条件下で行う。
式(XV)の酸は、グリシンへの式(I)のイソシアナートの作用により得るこ とができる。
この反応は一般に、水溶液中、アルカリ金属重炭酸塩などの塩基の存在下で、2 0℃の範囲の温度にて行う。
式(1)において、R3が任意に置換れさたフェニルアミノ基である化合物は、 次式 %式%) [式中R1,は、(任意にハロゲン原子及びアルキル、アルコキシ、アルキルチ オ、カルポキシル、ヒドロキシル、モノ−又はポリヒドロキシアルキル、ニトロ 、アミノ、アシル、シアノ、スルファモイル、カルバモイル、ベンゾイル、アル コキシカルボニル、トリフルオロメチルスルホンアミド、ヒドロキシアミノカル ボニル、アルコキンアミノカルボニル、5−テトラゾリル、5−テトラゾリルア ルキル、フェニルヒドロキシメチル、ピペリジノ、ヒドロキシイミノアルキル、 アルコキシイミノアルキル、アルキルスルフィニル、スルホ、−a ] k − 0−Co−a 1 k。
−a 1 k −0−a l k、 −a l k−COOX、 −0−a l  k−COOX。
a I k’−COOX、−CH=CH−C00X、−Co−COOX、−a  I k−3O3H,−CH=CH−a ] k’ 、−C(=NOH)−C0O X及び−5−a 1k−COOX基から選んだ1個又はそれ以上の置換基により 置換されてもよい[脱文]フェニル基である]の誘導体への、次式 [式中、R1、R2及びR4は、式(I)の場合と同義である]の誘導体の作用 によっても製造することができる。
この反応は一般に、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、塩素化溶媒又 は芳香族溶媒などの不活性溶媒中で、20℃から溶媒の沸点の間の温度で行う。
式(XVII)の置換アニリンは、R,5CHROTER,Methoden  der Organischen Chemie、Houber Weil、V olume XI/1. p、360:G、J、ESSELEN等、Bul 1 .Soc、Chim、Fr、1151 (1970);W、A、JACOBS等 、J、Am、Chem、Soc、39゜2438 (1917):及びJ、Am 、Chem、Sac、、39.1438 (1917);及び実施例に記載の方 法の適用又は応用により得ることができる。
式(XVI)(7)誘導体は、式(I I I)(DH誘導体、N、N−カルボ ニルジイミダゾールへの作用により得ることができる[原文のままコ。
この反応は一般にテトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、塩素化溶媒又は 芳香族溶媒などの不活性溶媒中で、20℃から溶媒の沸点の間の温度で行う。
式(1)において、R3が、フェニル環が任意に置換されたフェニルアミノ基で ある化合物は、式(XVII)のアミンの、次式[式中R,,R2及びR4は、 式(1)の場合と同義である]のイソシアナートの作用によっても製造すること ができる。
この反応は一般に、エーテル(例えばテトラヒドロフラン)、塩素化溶媒(例え ばクロロホルム、メチレンクロリド)又は芳香族溶媒(例えばベンゼン、トルエ ン)などの不活性溶媒中で、10℃から溶媒の沸点の間の温度で行う。
式(XVIII)のイソシアナートは、イソシアナートアセチルクロリドへの式 (VI)のアミンの作用により得ることができる。
この反応は一般に、エーテル(例えばジエチルエーテル)などの不活性溶媒中で 、例えばトリエチルアミン又はピリジンなどの窒素性有機塩基の存在下で、20 ℃近辺の温度で行う。
式(I)においてR1が、フェニル環が少なくとも1個のカルポキシル、−a  ] k−COOH,−0−a l k−COOH,−a I k’ −C0OH 1−CH=CH−COOH,−Co−COOH,−C(=NOH)−COOH又 は−S−a l k−COOH基により置換されたフェニルアミノ基であり、及 び/又はR4がカルボニル基により置換されたフェニル基であり、アルコキシカ ルボニル基を含む化合物を除く化合物は、対応するエステルの加水分解によって も製造することができる。
この加水分解は一般に、水、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどの不活性溶媒 、又はこれらの溶媒の混合物中で、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムなどの 塩基を用いて、20℃近辺のの温度で行う。
式(I)において、R4がヒドロキシル基で置換されてもよいフェニル基であり 、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキルチオ、シクロアルキルオキシ、 シクロアルキルアルキルオキシ、フェニルアルキルオキシ、ペルフルオロアルキ ルオキシ又はシンナミルオキシ基を含む化合物を除く化合物は、R1がアルコキ シ基により置換されたフェニル基である対応する化合物の加水分解によっても得 ることができる。
この加水分解は、工具素化ホウ素を用い、塩素化溶媒(例えばクロロホルム、ジ クロロメタン)などの不活性溶媒中で一55℃から30℃の間の温度で行う。
式(1)において、R3が任意に置換されてもよいフェニル基、又はナフチル、 インドリルあるいはキノリル基である化合物は、次式%式%() [式中R3は、上記と同義である]の酸又はこの酸の活性誘導体への、式(I  I I)の誘導体の作用により製造することができる。
この反応は、式(X)の酸及び式(XI)のアミンの反応に関して上記に記載し た条件下で行う。
同業者の場合、上記の本発明の方法を行うために、アミノ官能基を保護する基を 導入して副反応を避けることが必要であることが理解できるであろう。これらの 官能基は、例えばトリフルオロメチルアセトアミドの形態で保護し、その後本発 明の方法を行った後にアンモニア性メタノールの作用により再生することができ る。
同様に、ヒドロキシル官能基が存在する場合、例えばtert−ブチルジメチル シリル又はトリメチルシリルエーテルの形態で該官能基を保護し、適した方法を 行った後に酸媒体中の加水分解により、又はフッ素化物イオンを用いて官能基を 再生することが必要である。
同様に、カルボニル官能基が存在する場合、例えば4,4−ジメチル−1,3− オキサゾリンなどの形態で該官能基を保護し、適した方法を行った後に水性又は 水−アルコール性酸媒体中の加水分解により官能基を再生する、あるいはベンジ ルエステルの形態で保護し、適した方法を行った後に水素化により官能基を再生 することが必要である。
少なくとも1個の不整中心を持つ式(1)の化合物のエナンチオマーを、例えば W、H,PIRCKLE等、Asymmetric 5ynthesis、vo l、1.Academic Press (1983)に従ったキラーシカラム 上のクロマトグラフィーによるラセミ体の分割により、又はキラール前駆体から の合成により得ることができる。
式(1)の化合物は、通常例えば結晶化、クロマトグラフィー、抽出などの周知 の方法により精製することができる。
式(1)の化合物は、有利な薬理学的性質を示す。これらの化合物は、コレシス トキニン(CCK)レセプター及びガストリンレセプターに対する強い親和力を 有し、従って神経系及び胃腸系レベルでCCK及びガストリンと結合した病気の 治療及び予防に有用である。
従ってこれらの化合物は、精神病、うつ病、パーキンソン病、遅延性運動障害、 過敏性大腸症候群、急性膵炎、潰瘍及び腸運動の不良、ならびに食道下部、大腸 及び腸のある種の腫瘍の治療及び予防、ならびに食欲調節剤として使用すること ができる。
これらの化合物は又、麻薬及び非−麻薬性医薬品の鎮痛活性へのブースター効果 を有する。
式(I)の化合物の、CCKレセプターへの親和性は、A、5AITO等、(J 、Neuro、Chem、、37.483−490 (1981))の方法に基 づいて、大脳皮質レベル、及び膵臓レベルで決定した。
これらの試験において、式(1)の化合物のIC5oは一般に、1000 n  M以上ではない。
さらに、中心CCKレセプターを認識する生成物は、胃腸管のガストリンに対し て類似の特異性を有することが知られている(BOCK等。
J、Med、Chem、、32.16−23 (1989);REYFELD等 、Am、J、Phys iol、、240.G255−266 (1981)、 BEINFELD等、Neuropeptjdes、3,411−427 (1 983))。
式(1)の化合物は、低毒性である。マウスに皮下から投与すると、そのLDs oは一般に、40mg/kg以上である。
特に興味深いのは、式(1)において −R,が水素原子であり、 −R2がアルコキシ基又は基−NR,R,であり、−R3が(フェニル環がアル キル、モノヒドロキンアルキル、カルボニル基び−alk−COOH基から選ん だ1個又はそれ以上の置換基により置換された)フェニルアミノ基であり、−R 4が、ハロゲン原子、アルコキシ、ヒドロキシル及びアルコキシカルボニル基な らびに基−Co−NR,R,から選んだ1個又はそれ以上の置換基により置換さ れたフェニル基である化合物である。
好ましい化合物は以下である・ −2−+N−(3−メトキンフェニル)−2−[3−(3−メチルフェニル)ウ レイド]アセトアミド1−N−メチル−N−フェニルアセトアミド −2−(N−(2−クロロフェニル)−2−[3−(3−メチルフェニル)ウレ イド]アセトアミド]−N−メチル−N−フェニルアセトアミド −(RS)−2−C2−(3−[3−(1−ヒドロキシエチル)フェニル]ウレ イド1−N−(3−メトキシフェニル)アセトアミド]−N−メチルーN−フェ ニルアセトアミド −tert−ブチル 2− (N−[2−(3,3−ジメチルピペリジノ)カル ボニルフェニル] −2−[3−(3−メチルフェニル)ウレイド]アセトアミ ド)アセテート −tert−ブチル 2− fN−[2−(N−メチルアニリノ)カルボニルフ ェニル] −2−[3−(3−メチルフェニル)ウレイドコアセトアミド)アセ テート −3−13−[N−(3−メトキシフェニル)−N−(N−メチル−N−フェニ ルカルバモイルメチル)カルバモイルメチルコラレイド)安息香酸 3 (3[N (3−メトキシフェニル)−N−(N〜メチル−N−フェニルカ ルバモイルメチル)カルバモイルメチルコラレイド)フェニル酢酸 −3−(3−EN−(3−ヒドロキシフェニル) N (N−メチル−N−フェ ニルカルバモイルメチル)カルバモイルメチルコラレイド)フェニル酢酸 −3−[3−fN−(3−メトキシフェニル)−N−[2−(1,2゜3.4− テトラヒドロ−1−キノリル)−2−オキソエチルコカルバモイルメチル)ウレ イド]安息香酸 −tert−ブチル 2−+2− [3−(3−メチルフェニル)ウレイド]  −N −(2−t e r t−ブトキシカルボニルフェニル)アセトアミド) アセテート −(R8) −2−[3−+3− [N−(3−メトキシフェニル)−N−(N −メチル−N−フェニルカルバモイルメチル)カルバモイルメチルコラレイド) フェニル]プロピオン酸 以下の実施例は、本発明を例示するものであり、制限するものではない。
実施例1 20℃近辺の温度にて3−メチルフェニルインシアナート(0,6g)を、テト ラヒドロフラン(20cc)中のtert−ブチル 2−[2−アミノ−N−( 3−クロロフェニル)アセトアミトコアセテート(1゜25g)の溶液に加える 。得られた溶液を20’C近辺の温度にて4時間撹拌し、その後減圧下(2−7 kPa)40℃にて濃縮乾固する。残留油を、直径J<2cmのカラムに詰めた シリカ(0,063−0,2mm)(150g)上のクロマトグラフィー(溶離 剤:エチルシクロヘキサンアセタン[原文のまま] (75:25体積比)]に より精製し、20cc留分を集める。所望の生成物のみを含む留分を合わせ、減 圧下(2゜7kPa)40℃にて濃縮乾固する。ジイソプロピルエーテル中で再 結晶後、tert−ブチル 2− IN−(3−りooフェニル)−2−[3− (3−メチルフェニル)ウレイド]アセトアミド]アセテート(0,8gL融点 110℃を得る。
tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(3−クロロフェニル)アセトアミ ド]アセテートは、以下の方法で製造することができる:メタノール(40c  c)中のtert−ブチル 2− [N−(3−りoロフェニル)−2−フタル イミドアセトアミド〕アセテート(2,4g)の溶液に、ヒドラジンハイドレー ト(0,75g)を加える。反応混合物を還流下で3時間撹拌し、その後減圧下 (2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。残留物をジエチルエーテル(100 cc)と共に撹拌し、不溶性生成物を濾過により分離し、濾液を減圧下(2,7 kPa)40℃にて濃縮乾燥する。それによりtert−ブチル 2−[2−ア ミノ−N−(3−クロロフェニル)アセトアミド]アセテート(1,3g)を油 状で得、それをさらに精製することなく後の合成に使用する。
tert−ブチル 2− [N−(3−クロロフェニル)−2−フタルイミドア セトアミド]アセテートは、以下の方法で製造することができる:アルゴン下に 保った1、2−ジクロロエタン(60c c)中のtert−ブチル 2−[( 3−クロロフェニル)アミノコアセテート(48g)の溶液に、トリエチルアミ ン(2,8g)を加え、その後20°C近辺の温度にて1.2−ジクロロエタン (20c c)中の2−フタルイミドアセチルクロリド(6,2g)の溶液を滴 下する。得られた溶液を2cm近辺の温度で3時間撹拌し、水(50cc)で処 理する。沈降の開始後、水相を分離し、1.2−ジクロロエタン(2x50cc )で再抽出する。有機相を合わせ、水(2X10cc)で洗浄し、硫酸マグネシ ウム上で乾燥し、濾過し、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。得 られた油を、直径が2cmのカラムに詰めたシリカ(0,063−0,2mm) (200g)上のりO?トゲラフイー(溶離剤ニジクロヘキサン/酢酸エチル( 50:50体積比)]により精製し、25cc留分を集める。留分3−7を合わ せ、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。それによりtert−ブ チル 2− [N−(3−クロロフェニル)−2−フタルイミドアセトアミド] アセテート(2゜6g)を油状で得、それをさらに精製することな(後の合成に 使用する。
tert−ブチル 2−[(3−クロロフェニル)アミノコアセテートは、以下 の方法で製造することができる: tert−ブチル ブロモアセテート(5, 9g)を、アセトニトリル(60CC)中の3−クロロアニリン(7,6g)の 溶液に加える。得られた溶液を還流下で4時間撹拌する。冷却後、不溶性生成物 を濾過により分離し、アセトニトリル(30c c)で洗浄する。濾液を合わせ 、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。残留油をジクロロメタン( 150c c)に溶解し、得られた溶液を水(4x15cc)で洗浄する。有機 相を硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、減圧下(2,7kPa)40℃にて 濃縮乾燥する。それにより、tert−ブチル 2−[(3−クロロフェニル) アミノコアセテート(8,1g)を油状で得、それをさらに精製することな(後 の合成に使用する。
2−フタルイミドアセチルクロリドは、W、GRASSMANN and E、 5CHULTE−UEBBING、Chem、Ber、、8tert−ブチル  2−[2−アミノ−N−(2−フルオロフェニル)アセトアミド]アセテート( 2,5g)及び3−メチルフェニルイソンアナート(1,2g)を用いて出発す る以外は、実施例1に記載の方法と類似方法を用い、ジイソプロピルエーテル中 の再結晶の後、tert−ブチル 2− (N−(2−フルオロフェニル)−2 −[3−(3−メチルフェニル)ウレイド]アセトアミド)アセテート(1,7 5g)、融点148℃を得る。
tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−フルオロフェニル)アセトア ミド]アセテートは、tert−ブチル 2− [N−(2−フルオロフェニル )−2−フタルイミドアセトアミド]アセテート(4゜9g)及びヒドラジンハ イドレート(0,77g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2−[ 2−アミノ−N−(3−クロロフェニル)アセトアミド]アセテートの製造に関 して実施例1に記載の方法と類似方法で製造することができる。それにより、t ert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−フルオロフェニル)アセトアミ ド]アセテート(2,7g)を油状で得、それをさらに精製することなく後の合 成に使用する。
tert−ブチル 2− [N−(2−フルオロフェニル)−2−フタルイミド アセトアミド]アセテートは、以下の方法で製造することができる。 アルゴン 雰囲気下に保った1、2−ジクロロエタン(60cc)中のtert−ブチル  2−[(2−フルオロフェニル)アミノコアセテート(33g)の溶液に、炭酸 水素ナトリウム(1,3g)を加え、その後2cm近辺の温度にて1. 2−ジ クロロエタン(10cc)中の2−フタルイミドアセチルクロリド(3,1g) の溶液を滴下する。得られた溶液を2cm近辺の温度で3時間撹拌し、水(20 c c)で処理する。沈降の開始後、水相を分離し、1.2−ジクロロエタン( 2x100、cc)で再抽出する。有機相を合わせ、水(2xlOcc)で洗浄 し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、減圧下(2,7kPa)40℃にて 濃縮乾燥する。石油エーテル中で再結晶後、tert−ブチル2− [N−(2 −フルオロフェニル)−2−フタルイミドアセトアミド]アセテート(4,9g )、融点140℃を得る。
tert−ブチル 2−[(2−フルオロフェニル)アミノ〕アセテートは、2 −フルオロアニリン(2,45g)及びtert−ブチルブロモアセテート(1 ,95g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2−[(3−クロロフ ェニル)アミノコアセテートの製造に関して実施例1に記載の方法と類似方法で 製造することができる。石油エーテル中で再結晶の後、tert−ブチル 2− [(2−フルオロフェニル)アミムアセテート(1,1g)、融点70℃を得る 。
実施例3 tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(4−メトキンフェニル)アセトア ミトコアセテ−) (6,6g)及び3−メチルフェニルイソンアナート(3g )を用いて出発する以外は、実施例1に記載の方法と類似方法を用い、アセトニ トリル中の再結晶の後、tert−ブチル 2− fN−(4−メトキシフェニ ル)−2−[3−(3−メチルフェニル)ウレイド]アセトアミド)アセテート (1,7gL融点158℃を得る。
tert−ブチル 2−〔2−アミノ−N−(4−メトキンフェニル)アセトア ミトコアセテートは、tert−ブチル 2− [N−(4−メトキノフェニル 〕−2−フタルイミドアセトアミド]アセテート(117g)及びヒドラジンハ イドレート(1,75g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2−[ 2−アミノ−N−(3−クロロフェニル)アセトアミトコアセテートの製造に関 して実施例1に記載の方法と類似方法で製造することができる。それにより、t ert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(4−メトキンフェニル)アセトアミ トコアセテート(2,7g)を油状で得、それをさらに精製することなく後の合 成に使用する。
tert−ブチル 2− [N−(4−メトキノフェニル)−2−フタルイミド アセトアミトコアセテートは、tert−ブチル 2−[(4−メトキンフェニ ル)アミノコアセテート(6,7g) 、炭酸水素ナトリウム(2,5g)及び 2−フタルイミドアセチルクロリド(6,25g)を用いて出発する以外は、t ert−ブチル 2−[2−フタルイミド−N(2−フルオロフェニル)アセト アミトコアセテートの製造に関して実施例2に記載の方法と類似方法で製造する ことができる。それにより、tert−ブチル 2−[2−フタルイミド−N− (4−メトキシフェニル)アセトアミトコアセテート(11,7g)を油状で得 、それをさらに精製することなく後の合成に使用する。
tert−ブチル 2−[(4−メトキンフェニル)アミノコアセテートは、4 −メトキンアニリン(7,3g)及びtert−ブチル ブロモアセテート(5 ,95g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2−[(3−クロロフ ェニル)アミノコアセテートの製造に関し) で実施例1に記載の方法と類似方 法で製造することができる。それにより、tert−ブチル 2− [(4−メ トキシフェニル)アミノコアセテ−1−(7,2g)を油状で得、それをさらに 精製することなく後の合成に使用する。
実施例4 tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−トルフルオロメトキンフエニ ノリアセトアミノコアセテート[原文のまま] (2g)及び3−メチルフェニ ルイソシアナート(0,8g)を用いて出発する以外は、実施例1に記載の方法 と類似方法を用い、酢酸エチル中の再結晶の後、tert−ブチル 2− [2 −[3−(3−メチルフェニル)ウレイド3−N−(2−トリフルオロメトキシ フェニル)アセトアミド)アセテート(1,35g)、融点163℃を得る。
tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−1−リフルオロメトキノフェ ニル)アセトアミトコアセテートは、以下の方法で製造することができる:エタ ノール(50c c)中のtert−ブチル 2−[2−フタルイミド−N−( 2〜トリフルオロメトキシフエニル)アセトアミトコアセテート(4,4g)の 溶液に、ヒドラジンハイドレート(1゜5g)を加える。反応混合物を20℃近 辺の温度で3時間撹拌し、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。残 留物をジエチルエーテル(200cc)と共に撹拌し、不溶性生成物を濾過によ り分離する。
濾液を減圧下(2,7kPa)40℃にてil$1乾燥する。それにより、te rt−ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−トリフルオロメトキシフェニル) アセトアミトコアセテート(2,1g)を油状で得、それをさらに精製すること なく後の合成に使用する。
tert−ブチル 2−[2−フタルイミド−N−(2−トリフルオロメトキシ フェニル)アセトアミトコアセテートは以下の方法で製造することができる:ナ トリウムハイドライドの油性懸濁液(50重量%)(0,7g)を、10℃近辺 の温度にてアルゴン雰囲気下に保った無水テトラヒドロフラン(50cc)中の 2−フタルイミド−N−(2−トリフルオロメトキシフェニル)アセトアミド( 5g)の溶液に加え、得られた!?!濁液を20℃近辺の温度で1時間撹拌する 。その後無水テトラヒドロフラン(10c c)中のtert〜ブチル ブロモ アセテート(2,75g)の溶液を加え、20℃近辺の温度で撹拌を3時間続け る。
その後反応混合物を、0℃近辺の温度に冷却した水(20cc)及び酢酸エチル (200cc)の混合物に注ぐ。沈降の開始後、水相を分離し、酢酸エチル(2 x20cc)で再抽出する。有機相を合わせ、水(3x25cc)で洗浄し、硫 酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾 燥する。それにより、tert−ブチル 2−[2−フタルイミド−N−(2− トリフルオロメトキシフェニル)アセトアミトコアセテート(4,4g)を油状 で得、それをさらに精製することな(後の合成に使用する。
2−フタルイミド−N−(2−トリフルオロメトキシフェニル)アセトアミドは 、以下の方法で製造することができる:アルゴン雰囲気下に保ったジクロロメタ ン(50cc)中の2−トリフルオロメトキンアニリン(3,6g)の溶液に、 トリエチルアミン(2,2g)を加え、その後温度を20℃近辺に保ちながらジ クロロメタン(25cc)中の2−フタルイミドアセチルクロリド(4,6g) の溶液を加える。得られた溶液を20℃近辺の温度で3時間撹拌し、水(25c c)で処理する。
生成した固体を濾過により分離し、ジクロロメタン(3x5cc)、及びその復 水(3x 10 c c)で洗浄し、空気乾燥する。沈降の開始合成、濾液の有 機相を分離し、蒸留水(2xlOcc)で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し 、濾過し、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。得られた固体を上 記の固体と合わせ全体を酢酸エチル中で再結晶する。それにより、2−フタルイ ミド−N−(2−トリフルオロメトキシフェニル)アセトアミド(5,1g)、 融点192℃を得る。
実施例5 tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(3−)リフルオロメトキシフェニ ル)アセトアミトコアセテート(3,4g)及び3−メチルフェニルインシアナ ート(1,4g)を用いて出発する以外は、実施例1に記載の方法と類似方法を 用い、ジイソプロピルエーテル中の再結晶の後、tert−ブチル 2− (2 −[3−(3−メチルフェニル)ウレイド] −N−(3−!−リフルオロメト キシフェニル)アセトアミド)アセテート(1,75gL融点125℃を得る。
tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(3−トリフルオロメトキシフェニ ル)アセトアミトコアセテートは、tert−ブチル 2−[2−フタルイミド −N−(3−トリフルオロメトキシフェニル)アセトアミトコアセテート(3g )及びヒドラジンハイトレー) (3,2g)を用いて出発する以外は、ter t−ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−トリフルオロメトキシフェニル)ア セトアミトコアセテートの製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法で製造 することができる。
それにより、tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(3−トリフルオロメ トキシフェニル)アセトアミトコアセテート(3,5g)を油状で得、それをさ らに精製することなく後の合成に使用する。
tert−ブチル 2−[2−フタルイミド−N−(3−トリフルオロメトキン フェニル)アセトアミトコアセテートは、2〜フタルイミド−N−(3−トリフ ルオロメトキシフェニル)アセトアミド(4,8g)、ナトリウムハイドライド の油性懸濁液(50重量%)(0,7g)及びtert−ブチル ブロモアセテ ート(2,75g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2−〔2−フ タルイミド−N−(2−トリフルオロメトキンフェニル)アセトアミド7アセテ ートの製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法で製造することができる。
それにより、tert−ブチル 2−[2−フタルイミド−N−(3−トリフル オロメトキンフェニル)アセトアミトコアセテート(5,1g)を油状で得、そ れをさらに精製することなく後の合成に使用する。
2−フタルイミド−N−(3−1−リフルオロメトキシフェニル)アセトアミド は、3−トリフルオロメトキシアニリン(3,6g)、トリエチルアミン(2, 2g)及び2−フタルイミドアセチルクロリド(4゜6[脱文])を用いて出発 する以外は、2−フタルイミド−N−(2−トリフルオロメトキシフェニル)ア セトアミドの製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法で製造することがで きる。酢酸エチル中の再結晶後、2−フタルイミド−N−(3−トリフルオロメ トキシフェニル)アセトアミド(4,8gL融点170℃を得る。
実施例6 tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(3−メチルフェニル)アセトアミ トコアセテート(3,1g)及び3−メチルフェニルイソシアナート(152g )を用いて出発する以外は、実施例1に記載の方法と類似方法を用い、ジイソプ ロピルエーテル中の再結晶の後、tert−ブチル 2− (2−[3−(3− メチルフェニル)ウレイドコーN−3−メチルフェニル)アセトアミド)アセテ ート(1,2g)、融点97℃を得る。
tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(3−メチルフェニル)アセトアミ トコアセテートは、tert−ブチル 2− [N−(3−メチルフェニル)− 2−フタルイミドアセトアミトコアセテート(7,5g)及びヒドラジンハイド レート(1,84g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2−[2− アミノ−N−(2−1−リフルオロメトキシフェニル)アセトアミトコアセテー トの製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法で製造することができる。そ れにより、tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(3−メチルフェニル) アセトアミド3アセテート(3,5g)を油状で得、それをさらに精製すること なく後の合成に使用する。
tert−ブチル 2− [N−(3−メチルフェニル)−2−フタルイミドア セトアミトコアセテートは、N−(3−メチルフェニル)−2−フタルイミドア セトアミド(12,5g)、ナトリウムハイドライドの油性懸濁液(50重量% )(2,45g)及びtert−ブチル ブロモアセテート(8,3g)を用い て出発する以外は、tert−ブチル 2−[2−フタルイミド−N−(2−ト リフルオロメトキシフェニル)アセトアミトコアセテートの製造に関して実施例 4に記載の方法と類似方法で製造することができる。ジイソプロピルエーテル中 の再結晶の後、tert−ブチル 2− [N−(3−メチルフェニル)−2− フタルイミドアセトアミトコアセテート(7,6gL融点166℃を得る。
N−(3−メチルフェニル)−2−フタルイミドアセトアミドは、3−メチルア ニリン(536g)、トリエチルアミン(5、Ig)及び2−フタルイミドアセ チルクロリド(11,2g)を用いて出発する以外は、2−フタルイミド−N− (2−)リフルオロメトキンフェニル)アセトアミドの製造に関して実施例4に 記載の方法と類似方法で製造することができる。それにより、N−(3−メチル フェニル)−2−フタルイミドアセトアミド(12,7g)、融点207℃を得 る。
実施例7 2−[2−アミノ−N−(3−メトキシフェニル)アセトアミド]−N−メチル ーN−フェニルアセトアミド(1,6g)及び3−メチルフェニルイソシアナー ト(0,67g)を用いて出発する以外は、実施例1に記載の方法と類似方法を 用い、アセトニトリル中の再結晶の後、2−fN−(3−メトキシフェニル)− 2−[3−(3−メチルフェニル)ウレイドコアセトアミド)−N−メチル−N −フェニルアセトアミド(1,2g)、融点179℃を得る。
2−[2−アミノ−N−(3−メトキシフェニル)アセトアミトコ−N−メチル −N〜フェニルアセトアミドは、2− [N−(3−メトキンフェニル)−2− フタルイミドアセトアミド] −N−メチル−N−フェニルアセトアミド(2, 3g)及びヒドラジンハイドレート(0,75g)を用いて出発する以外は、t ert−ブチル 2−「2−アミノ−N−(2−トリフルオロメトキンフェニル )アセトアミトコアセテートの製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法で 製造することができる。それにより、2−[2−アミノ−N−(3−メトキシフ ェニル)アセトアミド]−N−メチルーN−フェニルアセトアミド(1,6g) を油状で得、それをさらに精製することなく後の合成に使用する。
2− [N−(3−メトキシフエニノリー2−フタルイミドアセトアミトコ−N −メチル−N−フェニルアセトアミドは、N−(3−メトキシフェニル)−2− フタルイミドアセトアミド(9,15gLナトリウムハイドライドの油性懸濁液 (50重量%)(1,6g)及び2−ブロモ−N−メチル−N−フェニルアセト アミド(7,4g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2−[2−フ タルイミド−N−(2−トリフルオロメトキシフェニル)アセトアミトコアセテ ートの製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法で製造することができる。
それにより、2− [N−(3−メトキンフェニル)−2−フタルイミドアセト アミド]−N−メチル−N−フェニルアセトアミド(5,7g)を油状で得、そ れをさらに精製することなく後の合成に使用する。
N−(3−メトキンフェニル)−2−フタルイミドアセトアミドは、3−メトキ シアニリン(6,15g)、トリエチルアミン(5,6g)及び2−フタルイミ ドアセチルクロリド(11,2g)を用いて出発する以外は、2−フタルイミド −N−(2−トリフルオロメトキシフェニル)アセトアミドの製造に関して実施 例4に記載の方法と類似方法で製造することができる。アセトニトリル中の再結 晶の後、2−フタルイミド−N−(3−メトキンフェニル)アセトアミド(12 ,3g)、融点186℃を得る。
t e r t、−ブチル 2−[2−アミノ−N (3−トリフルオロメチル フェニル)アセトアミトコアセテート(4,9g)及び3−メチルフェニルイソ ノアナート(2g)を用いて出発する以外は、実施例1に記載の方法と類似方法 を用い、ジイソプロピルエーテル中の再結晶の後、tert−ブチル 2− + 2− [3−(3−メチルフェニル)ウレイド]−N−3−トリフルオロメチル フェニル)アセトアミド)アセテート(1,56gL融点140℃を得る。
tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(3−トリフルオロメチルフェニル )アセトアミトコアセテートは、tert−ブチル 2−[2−フタルイミド− N−(3−トリフルオロメチルフェニル)アセトアミトコアセテート(9g)及 びヒドラジンハイドレート(2,9g)を用いて出発する以外は、tert−ブ チル 2−[2−アミノ−N−(2−トリフルオロメトキシフェニル)アセトア ミトコアセテートの製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法で製造するこ とができる。
それにより、tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(3−トリフルオロメ チルフェニル)アセトアミトコアセテート(5,2g)を油状で得、それをさら に精製することなく後の合成に使用する。
tert−ブチル 2−〔2−7タルイミドーN−(3−トリフルオロメチルフ ェニル)アセトアミトコアセテートは、2−フタルイミド−N−(3−トリフル オロメチルフェニル)アセトアミド(16,5g)、ナトリウムハイドライドの 油性懸濁液(50重量%)(2,3g)及びtert−ブチル ブロモアセテー ト(9,2g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2−[2−フタル イミド−N−(2−1リフルオロメトキンフエニル)アセトアミトコアセテート の製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法で製造することができる。それ により、tert−ブチル 2−[2−フタルイミド−N−(3−トリフルオロ メチルフェニル)アセトアミトコアセテート(9,1g)を層状で得、それをさ らに精製することなく後の合成に使用する。
] ]2−フタルイミドーN−3−4リフルオロメチルフエニル)アセトアミド は、3−トリフルオロメチルアニリン(8,1g)、トリエチルアミン(5,1 g)及び2−フタルイミドアセチルクロリド(11,2g)を用いて出発する以 外は、2−フタルイミド−N−(2−トリフルオロメトキンフェニル)アセトア ミドの製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法で製造することができる。
それにより、2−フタルイミド−N−(3−1リフルオロメチルフエニル)アセ トアミド(167g)、融点235℃を得る。
実施例9 tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−エトキンカルボニルフェニル )アセトアミトコアセテート(3,6g)及び3−メチルフェニルイソシアナー ト(1,42g)を用いて出発する以外は、実施例1に記載の方法と類似方法を 用い、ジイソプロピルエーテル中の再結晶の後、tert−ブチル 2− IN −(2−エトキシカルボニルフェニル)−2−[3−(3−メチルフェニル)ウ レイド]アセトアミド)アセテート(1,35gL融点142℃を得る。
tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−エトキシカルボニルフェニル )アセトアミトコアセテートは、tert−ブチル 2−[N−(2−エトキシ 力ルポニルフェニンリ−2−フタルイミドアセトアミトコアセテート(6,13 g)及びヒドラジンハイドレート(1゜98g)を用いて出発する以外は、te rt−ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−トリフルオロメトキシフェニル) アセトアミトコアセテートの製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法で製 造することができる。それにより、tert−ブチル 2−L2−アミノ−N− (2−エトキシカルボニルフェニル)アセトアミトコアセテート(3,6g)を 油状で得、それをさらに精製することなく後の合成に使用する。
tert−ブチル 2− [N−(2−エトキシカルボニルフェニル)−2−フ タルイミドアセトアミトコアセテートは、N−(2−エトキシカルボニルフェニ ル)−2−フタルイミドアセトアミド(7,7g)、ナトリウムハイドライドの 油性懸濁液(50重量%)(1,26g)及びtert−ブチル ブロモアセテ ート(4,3g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2−[2−フタ ルイミド−N−(2−トリフルオロメトキシフェニル)アセトアミトコアセテー トの製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法で製造することができる。ジ イソプロピルエーテル中の再結晶の後、tert−ブチル 2−1:N−(2− エトキシカルボニルフェニル)−2−フタルイミドアセトアミトコアセテート( 6,1g) 、融点127℃を得る。
N−(2−エトキシカルボニルフェニル)−2−フタルイミドアセトアミドは、 エチル 2−アミノベンゾエート(4,13g) 、トリエチルアミン(2,8 g)及び2−フタルイミドアセチルクロリド(5,6g)を用いて出発する以外 は、2−フタルイミド−N−(2−トリフルオロメトキシフェニル)アセトアミ ドの製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法で製造することができる。そ れにより、N−(2−エトキシカルボニルフェニル)−2−フタルイミドアセト アミド(7,7g)、融点187℃を得る。
実施例10 tert−ブチル 2−〔2−アミノ−N−[2−(アセチルアミノ)フェニル コアセトアミドコアセテート(4,7g)及び3−メチルフェニルイソシアナー ト(2g)を用いて出発する以外は、実施例1に記載の方法と類似方法を用い、 酢酸エチル中の再結晶の後、tert−ブチル 2− +N−[2−(アセチル アミノ)フェニル] −2−[3−(3−メチルフェニル)ウレイド]アセトア ミド)アセテート(3,6g)、融点185℃を得る。
tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−[2−(アセチルアミノ)フェニル ]アセトアミド]アセテートは、tert−ブチル 2−[N〜[2−(アセチ ルアミノ)フェニル]−2−フタルイミドアセトアミド〕アセテート(7,2g )及びヒドラジンハイドレート(2,4g)を用いて出発する以外は、tert −ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−トリフルオロメトキシフェニル)アセ トアミトコアセテートの製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法で製造す ることができる。
それにより、tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−[2−(アセチルアミ ノ)フェニル〕アセトアミド〕アセテート(4,8g)を油状で得、それをさら に精製することなく後の合成に使用する。
tert−ブチル 2− [N−[2−(アセチルアミノ)フェニルクー2−フ タルイミドアセトアミド]アセテートは、N−[2−(アセチルアミノ)フェニ ル]−2−フタルイミドアセトアミド(9,7g)、ナトリウムハイドライドの 油性懸濁液(50重量%)(1,6g)及びtert−ブチル ブロモアセテー ト(5,85g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2−[2−フタ ルイミド−N−(2−)リフルオロメトキシフェニル)アセトアミトコアセテー トの製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法で製造することができる。酢 酸エチル中の再結晶の後、tert−ブチル 2− [N−[2−(アセチルア ミノ)フェニル1−2−フタルイミドアセトアミトコアセテート(8g)、融点 170℃を得る。
N−[2−(アセチルアミノ)フェニル]−2−フタルイミドアセトアミドは、 2−(アセチルアミノ)アニリン(6g)、トリエチルアミン(4,05g)及 び2−フタルイミドアセチルクロリド(9,6g)を用いて出発する以外は、2 −フタルイミド−N−(2−”)リフルオロメトキシフェニル)アセトアミドの 製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法で製造することができる。それに より、N−[2−(アセチルアミノ)フェニル〕−2−フタルイミドアセトアミ ド(12,5g)、融点270℃を得る。
実施例11 tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−クロロフェニル)アセトアミ トコアセテート(4,8g)及び3−メチルフェニルイソシアナート(2,35 g)を用いて出発する以外は、実施例1に記載の方法と類似方法を用い、酢酸エ チル中の再結晶の後、tert−ブチル2− +N−(2−クロロフェニル)− 2−[3−(3−メチルフェニル)ウレイドファセトアミド)アセテート(1, 4g)、融点148℃を得る。
tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−クロロフェニル)アセトアミ トコアセテートは、tert−ブチル 2− [N−(2−クロロフェニル)− 2−フタルイミドアセトアミトコアセテート(9,12g)及びヒドラジンハイ ドレート(1g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2−[2−アミ ノ−N−(3−クロロフェニル)アセトアミトコアセテートの製造に関して実施 例1に記載の方法と類似方法で製造することができる。それにより、tert− ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−クロロフエニノリアセトアミド]アセテ ート(5゜2g)を油状で得、それをさらに精製することな(後の合成に使用す る。
tert−ブチル 2− [N−(2−クロロフェニル)−2−フタルイミドア セトアミトコアセテートは、tert−ブチル 2−[(2−クロロフエニルア ミノ]アセテート(8g)、炭酸水素トナリウム(3,1g)及び2−フタルイ ミドアセチルクロリド(7,4g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル  2− [N−(2−フルオロフェニル)−2−フタルイミドアセトアミトコア セテートの製造に関して実施例2に記載の方法と類似方法で製造することができ る。酢酸エチル及びシクロヘキサンの混合物中の再結晶の後、tert−ブチル  2−[N−(2−クロロフェニル)−2−フタルイミドアセトアミトコアセテ ート(10,6g)、融点164℃を得る。
tert−ブチル 2−[(2−クロロフェニル)アミノコアセテートは、2− クロロアニリン(19,1g)及びtert−ブチルブロモアセテート(9,7 5g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル2−[(3−クロロフェニル )アミノコアセテートの製造に関して実施例1に記載の方法と類似方法で製造す ることができる。それにより、tert−ブチル 2−C(2−クロロフェニル )アミノコアセテート(9,3g)を油状で得、それをさらに精製することなく 後の合成に使用する。
tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(3,4−メチレンジオキシフェニ ル)アセトアミトコアセテート(2,4g)及び3−メチルフェニルイソシアナ ート(1g)を用いて出発する以外は、実施例1に記載の方法と類似方法を用い 、酢酸エチル中の再結晶後、tert−ブチル 2− (N−(3,4−メチレ ンジオキシフェニル)−2−C3−(3−メチルフェニル)ウレイド]アセトア ミド)アセテート(1,65g)、融点142℃を得る。
tert−ブチル 2−〔2−アミノ−N−(3,4−メチレンジオキシフェニ ル)アセトアミトコアセテートは、以下の方法で製造することができる二〇℃近 辺の温度で、ジクロロメタン(70cc)中のtert−ブチル 2− [N− (3,4−メチレンジオキシフェニル)−2−フタルイミドアセトアミトコアセ テート(4,6g)の溶液にメチルヒドラジン(1,45g)を加える。反応混 合物を20℃近辺の温度で16時間、及びその後ジクロロメタンの還流下で2時 間撹拌し、20℃近辺の温度に冷却する。水(50c c)を加え、混合物を撹 拌し、沈降の開始後、水相を分離し、ジクロロメタン(2x40cc)で再抽出 する。有機相を合わせ、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、減圧下(2,7 kPa)40℃にて濃縮乾燥する。得られた油を、直径が2cmのカラムに詰め たンリカ(0,063−0,2mm)(50g)上のクロマトグラフィー[溶離 剤:酢酸エチル/メタノール(90:10体積比)]により精製し、20cc留 分を集める。留分11−22を合わせ、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮 乾燥する。それにより、tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(3,4− メチレンジオキシフェニル)アセトアミトコアセテート(1,85g)を油状で 得、それをさらに精製することなく後の合成に使用する。
tert〜ブチル 2− [N−(3,4−メチレンジオキシフユニノリ−2− フタルイミドアセトアミド]アセテートは、tert−ブチル2− [(3,4 −メチレンジオキシフェニル)アミノコアセテート(5゜15g)、炭酸水素ト ナリウム(1,9g)及び2−フタルイミドアセチルクロリド(4゜6g)を用 いて出発する以外は、tert−ブチル2− [N−(2−フルオロフェニル) −2−フタルイミドアセトアミトコアセテートの製造に関して実施例2に記載の 方法と類似方法で製造することができる。酢酸エチル中の再結晶の後、tert −ブチル 2− [N−(3,4−メチレンジオキシフェニル)−2−フタルイ ミドアセトアミトコアセテート(8gL融点166℃を得る。
tert−ブチル 2−[(3,4−メチレンジオキシフェニル)アミノコアセ テートは、3,4−メチレンジオキシアニリン(9g)及びtert−ブチルブ ロモアセテート(5,9g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2− [(3−クロロフェニル)アミノコアセテートの製造に関して実施例1に記載の 方法と類似方法で製造することができる。石油エーテル中の再結晶後、tert −ブチル 2−[(3゜4−メチレンジオキシフェニル)アミノコアセテート( 5,2g) 、融点80℃を得る。
実施例13 3−メチルフェニル イソシアナート(0,35g)を、20℃近辺の温度で無 水テトラヒドロフラン(15cc)中のtert−プチル2−[2−アミノ−N −(4−ジメチルアミノフェニル)アセトアミトコアセテート(0,7g)の溶 液に加える。得られた溶液を20℃近辺の温度で3時間撹拌し、減圧下(2,7 kPa)40℃にて濃縮乾燥する。
残留固体を酢酸エチル中で再結晶した後、tert−ブチル 2−(N−(4− ツメチルアミノフェニル)−2−[3−(3−メチルフェニル)ウレイドコアセ トアミド)アセテート(0,7g)、融点105℃を得る。
tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(4−ジメチルアミノフェニル)ア セトアミトコアセテートは、以下の方法で製造することができる。ヒドラジンハ イドレート(0,15g)を、メタノール(20CC)中のtert−ブチル  2− CN−(4−ジメチルアミノフェニル)−2−フタルイミドアセトアミト コアセテート(1g)の溶液に加える。
反応混合物を還流下で3時間撹拌し、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾 燥する。残留物をジエチルエーテル(75cc)と共に撹拌し、不溶性生成物を 濾過により分離する。濾液を減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。
それによりtert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(4−ジメチルアミノフ エニルンアセトアミド]アセテート(0,7g)を油状で得、それをさらに精製 することなく後の合成に使用する。
tert−ブチル 2 [N (4−ジメチルアミノフェニル)−2−フタルイ ミドアセトアミトコアセテートは、以下の方法で製造することができる。アルゴ ン雰囲気下に保った1、2−ジクロロエタン(20CC)中のtert−ブチル  2−[(4−ジメチルアミノフェニル)アミノコアセテート(2,6g)の溶 液に、トリエチルアミン(1,4g)を加え、その後20℃近辺の温度で1.2 −ジクロロエタン(20CC)中の2−フタルイミドアセチルクロリド(31g )の溶液を滴下する。得られた溶液を20℃近辺の温度で3時間撹拌し、水(2 5cc)で処理する。沈降の開始合成、水相を分離し、1.2−ジクロロエタン (2x50cc)で再抽出する。有機相を合わせ、水(2xlOcC)で洗浄し 、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、減圧(2,7kPa)、40℃にて濃 縮乾燥する。得られた油を、直径が2cmのカラムに詰めたノリ力(0,063 −0,2mm)(100g)上のクロマトグラフィー[溶離剤ニジクロロメタン /メタノール(98:2体積比)]により精製し、15CC留分を集める。所望 の生成物のみを含む留分を合わせ、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥 する。それにより、tert−ブチル 2− [N−(4−ジメチルアミノフェ ニノリー2−フタルイミドアセトアミド]アセテート(1,1g)、融点170 ℃を得る。
tert−ブチル 2−[(4−ツメチルアミノフェニル)アミノコアセテート は、以下の方法で製造することができる:lO℃近辺の温度で、アセトニトリル (50cc)中の4−ジメチルアミノアニリン ジヒドロクロリド(6,3g) の懸濁液にトリエチルアミン(6,1g)を加える。得られた懸濁液を20℃近 辺の温度で30分撹拌し、その後tert−ブチル ブロモアセテート(3g) を加え、反応混合物を還流下で4時間撹拌する。冷却後、不溶性生成物を濾過に より分離し、アセトニトリル(15c c)で洗浄する。濾液を合わせ、減圧下 (2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。残留油をジクロロメタン(100c c)に溶解し、得られた溶液を水(4xlOcc)で洗浄する。有機相を硫酸マ グネシウム上で乾燥し、濾過し、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥す る。それにより、tert−ブチル 2−[’(4−ジメチルアミノフェニル) アミ列アセテート(2,6g)を油状で得、それをさらに精製することなく後の 合成に使用する。
実施例14 tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(3−メチルチオフェニル)アセト アミトコアセテート(5,1g)及び3−メチルフェニルイソシアナート(2, 2g)を用いて出発する以外は、実施例11に記載の方法を用い、ジイソプロピ ルチルと酢酸エチル(80:20体積比)の混合物中で再結晶後、tert−ブ チル 2− +2− [3−(3−メチルフェニル)ウレイド]−N−(3−メ チルチオフェニル)アセトアミトコアセテート(2,6g) 、融点135℃を 得る。
tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(3−メチルチオフェニル)アセト アミトコアセテートは、tert−ブチル 2− [N−(3−メチルチオフェ ニル)−2−フタルイミドアセトアミトコアセテート(7,6g)及びヒドラジ ンハイドレート(2,6g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2− [2−アミノ−N−(3−クロロフェニル)アセトアミトコアセテートの製造に 関して実施例1に記載の方法と類似方法で製造することができる。それにより、 tert−ブチル2−[2−アミノ−N−(3−メチルチオフェニル)アセトア ミトコアセテート(5,1g)を油状で得、それをさらに精製することな(後の 合成に使用する。
tert−ブチル 2− [N−(3−メチルチオフェニル)−2−フタルイミ ドアセトアミトコアセテートは、tert−ブチル 2−[(3−メチルチオフ ェニル)アミノコアセテート(6,8g) 、トリエチルアミン(3g)及び2 −フタルイミドアセチルクロリド(6g)を用いて出発する以外は、tert− ブチル 2−[N−(3−クロロフェニル)−2−フタルイミドアセトアミトコ アセテートの製造に関して実施例1に記載の方法と類似方法で製造することがで きる。ジイソプロピルエーテル中の再結晶の後、tert−ブチル 2− [N −(3−メチルチオフェニル)−2−フタルイミドアセトアミトコアセテート( 7,6g)、融点141℃を得る。
tert−ブチル 2−[(3−メチルチオフェニル)アミノコアセテートは、 3−メチルチオアニリン(8,4g)及びtert−ブチルブロモアセテート( 5,9g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2−[(3−クロロフ ェニル)アミノコアセテートの製造に関して実施例1に記載の方法と類似方法で 製造することができる。それにより、tert−ブチル 2−((3−メチルチ オフェニル)アミノコアセテート(9,3g)を油状で得、それをさらに精製す ることなく後の合成に使用する。
実施例15 2−E2−アミノ−N−(2−クロロフェニル)アセトアミド]−N−メチルー N−フェニルアセトアミド(3,4g)及び3−メチルフェニルイソノアナート (1,4g)を用いて出発する以外は、実施例11に記載の方法と類似方法を用 い、アセトニトリル中の再結晶の後、2−fN−(2−クロロフェニル)−2− [3−(3−メチルフェニル)ウレイド]アセトアミド)−N−メチル−N−フ ェニルアセトアミド(2゜2g)、融点180℃を得る。
2−〔2−アミノ−N−(2−クロロフェニノリアセトアミド]−N−メチル− N−フェニルアセトアミドは、2− [N−(2−クロロフェニル)−2−フタ ルイミドアセトアミド]−N−メチル−N−フェニルアセトアミド(5,6g) 及びヒドラジンハイドレート(1,9g)を用いて出発する以外は、tert− ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−トリフルオロメトキシフェニル)アセト アミトコアセテートの製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法で製造する ことができる。
それにより、2− [2−アミノ−N−(2−クロロフェニル)アセトアミド] −N−メチルーN−フェニルアセトアミド(3,3g)を油状で得、それをさら に精製することなく後の合成に使用する。
2− [N−(2−クロロフェニル)−2−フタルイミドアセトアミド]−N− メチル−N−フェニルアセトアミドは、2−フタルイミド−N−(2−クロロフ ェニル)アセトアミド(7,4g)、ナトリウムハイドライドの油性懸濁液(5 0重量%)(1,3g)及び2−ブロモ−N−メチル−N−フェニルアセトアミ ド(5,9g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2−[2−フタル イミド−N−(2−トリフルオロメトキシフェニル)アセトアミトコアセテート の製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法で製造することができる。酢酸 エチル中の再結晶後、2−[N−(2−クロロフェニル)−2−フタルイミドア セトアミド]−N−メチル−N−フェニルアセトアミド(5,7g)、融点16 8℃を得る。
2−フタルイミド−N−(2−クロロフェニル)アセトアミドは、2−クロロア ニリン(3,8g)、hリエチルアミン(3,3g)及び2−フタルイミドアセ チルクロリド(7,2g)を用いて出発する以外は、2−フタルイミド−N−( 2−トリフルオロメトキシフェニル)アセトアミドの製造に関して実施例4に記 載の方法と類似方法で製造することができる。それにより、N−(2−クロロフ ェニル)−2−フタルイミドアセトアミド(7,5gL融点250℃を得る。
2−ブロモ−N−メチル−N−フェニルアセトアミドは、C,A、BISCHO FF、 Chem、 Ber2.34.2125 (1901)に記載の方法に 従って製造することができる。
実施例16 tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−メトキシフェニル)アセトア ミトコアセテート(4,2g)及び3−メチルフェニルイソシアナート(1,9 g)を用いて出発する以外は、実施例11に記載の方法を用い、酢酸エチル中で 再結晶後、tert−ブチル 2− (N−(2−メトキシフェニル)−2−[ 3−(3−メチルフェニル)ウレイド]アセトアミド]アセテート(3g)、融 点171℃を得る。
tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−メトキシフェニル)アセトア ミトコアセテートは、tert−ブチル 2− [N−(2−メトキシフェニル )−2−フタルイミドアセトアミトコアセテート(8゜4g)及びヒドラジンハ イドレート(3g)を用いて出発し、20℃近辺の温度で反応を行う以外は、t ert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(3−クロロフェニル)アセトアミト コアセテートの製造に関して実施例1に記載の方法と類似方法で製造することが できる。それにより、tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−メトキ シフェニル)アセトアミトコアセテート(4,2g)を油状で得、それをさらに 精製することな(後の合成に使用する。
tert−ブチル 2− [N−(2−メトキシフェニル)−2−フタルイミド アセトアミトコアセテートは、tert−ブチル 2−[(2−メトキシフェニ ル)アミノコアセテート(6,4g) 、l−リエチルアミン(2,7g)及び 2−フタルイミドアセチルクロリド(6g)を用いて出発する以外は、tert −ブチル 2− [N−(3−クロロフェニル)−2−フタルイミドアセトアミ トコアセテートの製造に関して実施例1に記載の方法と類似方法で製造すること ができる。ジイソプロピルエーテル中の再結晶の後、tert−ブチル 2−  [N−(2−メトキンフェニル)−2−フタルイミドアセトアミトコアセテート (8,4g)、融点144℃を得る。
tert−ブチル 2−[(2−メトキシフェニル)アミノコアセテートは、2 −メトキンアニリン(7,4g)及びtert−ブチルブロモアセテート(5, 9g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル2−[(3−クロロフェニル )アミノコアセテートの製造に関して実施例1に記載の方法と類似方法で製造す ることができる。それにより、tert−ブチル 2−[(2−メトキンフェニ ル)アミノコアセテート(6,4g)を油状で得、それをさらに精製することな く後の合成に使用する。
実施例17 20℃近辺の温度でtert−ブチル 2−4(4−ニトロフェニル)アミノコ アセテート(4,5g)を、アルゴン雰囲気下に保った1、2−ジクロロエタン (230cc)中の2− [3−(3−メチルフェニル)ウレイドコ酢酸(3, 7g)の懸濁液に加える。反応混合物を加熱撹拌し、溶媒を還流する。その後還 流を保ちながらスルフィニルクロリド(2,12g)を滴下する。添加の終了後 、加熱還流を10分間続け、その後反応混合物を10℃近辺の温度に冷却し、水 (300c c)中の炭酸水素ナトリウム(15g)の溶液中に注ぐ。沈降の開 始後、水相を分離し、1.2−ジクロロエタン(2x50cc)で再抽出する。
有機相を合わせ、水(3x20cc)で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、 濾過し、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。残留物を、直径が3 .5cmのカラムに詰めたシリカ(0,063−0,2mm)(200g)上の クロマトグラフィー[溶離剤ニジクロヘキサン/酢酸エチル(50:50体積比 )]により精製し、30cc留分を集める。留分16−25を合わせ、減圧下( 2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。酢酸エチル中で再結晶後、tert− ブチル 2− f2−[3−(3−メチルフェニル)ウレイド] −N−(4− ニトロフェニル)アセトアミトコアセテート(2,9gL融点152℃を得る。
tert−ブチル 2−CC4−二トロフェニル)アミノコアセテートは、以下 の方法で製造することができる:4−ニトロアニリン(6゜9g)、tert− ブチル ブロモアセテート(19,5g)及び炭酸水素ナトリウム(9,24g )の混合物を、アルゴン雰囲気下で撹拌しながら160℃の温度に2時間30分 加熱し、その後20℃近辺の温度に冷却し、水(150cc)及び酢酸エチル( 150cc)の混合物中に注ぐ。沈降の開始後、水相を分離し、酢酸エチル(3 x50cc)で再抽出する。有機相を合わせ、水(3x20cc)で洗浄し、硫 酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾 燥する。酢酸エチル及びシクロヘキサンの混合物(50:50体積比)中の再結 晶後、tert−ブチル 2−[(4−ニトロフェニル)アミノコアセテート( 7,7g>、融点124℃を得る。
2− [3−(3−メチルフェニル)ウレイド]酢酸は、以下の方法で製造する ことができる。20℃近辺の温度で、3−メチルフェニルイソシアナート(13 ,3g)を、水(250cc)中のグリツツ(7,5g)及び炭酸水素ナトリウ ム(8,4g)の溶液に加える。反応混合物を20℃近辺の温度で18時間撹拌 し、不溶性生成物を濾過により分離し、水(2x30cc) 、その後酢酸エチ ル(2x30cc)で洗浄する。濾液を合わせ、沈降の開始後、水相を分離し、 5Nの塩酸水溶液で酸性化してpHを1近辺とする。生成した固体を濾過により 分離し、水(2x30cc)及びその後酢酸エチル<2X30CC)で洗浄し、 空気乾燥する。2− [3−(3−メチルフェニル)ウレイド]酢酸(16゜3 g)、融点225℃を得る。
実施例18 2− [3−(3−メチルフェニル)ウレイド]酢酸(1,04g)、tert −ブチル 2− [(2,3−ジクロロフェニル)アミノコアセテート(1,4 g)及びスルフィニルクロリド(0,6g)から出発する以外は、実施例17と 類似の方法を用い、アセトニトリル中の再結晶の後、tert−ブチル 2−I N−(2,3−ジクロロフェニル)−2−[3−(3−メチルフェニル)ウレイ ドコアセトアミド)アセテート(鉤 3g)、融点135℃を得る。
tert−ブチル 2−[(2,3−ジクロロフェニル)アミノコアセテートは 、以下の方法で製造することができる 20℃近辺の温度でアセトニトリル(1 00cc)中の2,3−ノクロロアニリン(32゜4g)の溶液に、炭酸水素ナ トリウム(16,8g)、及びその後アセトニトリル(50cc)中のtert −ブチル ブロモアセテート(39g)を加える。反応混合物を還流下で48時 間撹拌し、20℃近辺の温度に冷却する。不溶性生成物を濾過により分離し、ア セトニトリル(50c c)で洗浄する。濾液を合わせ、減圧下(2,7kPa )40℃にて濃縮する。残留物を、直径が4cmのカラムに詰めたンリカ(0゜ 063−0.2mm)(300g)上のクロマトグラフィー[溶離剤:ノクロヘ キサン/酢酸エチル(90:10体積比)コにより精製し、50cc留分を集め る。所望の生成物のみを含む留分を合わせ、減圧下(2,7kPa)40℃にて 濃縮乾燥する。それにより、tert−ブチル 2− [(2,3−ジクロロフ ェニル)アミノコアセテート(33g)を油状で得、それをさらに生成すること なく後の合成に使用する。
実施例19 2− [3−(3−メチルフェニル)ウレイド]酢酸(3,12) 、tert −ブチル 2−[(2−ジブロモフェニル)アミノコアセテート(4,3g)及 びスルフィニルクロリド(2g)から出発する以外は、実施例17と類似の方法 を用い、ノイソプロビルエーテルとアセトニトリルの混合物(80:20体積比 )中の再結晶の後、tert−ブチル2− (N−(2−ジブロモフェニル)− 2−[3−(3−メチルフェニル)ウレイド]アセトアミド)アセテート(領  6g)、融点158℃を得る。
tert−ブチル 2−[(2−ブロモフェニル)アミノコアセテートは、2− ブロモアニリン(34,4g)、炭酸水素ナトリウム(8゜4g)及びtert −ブチル ブロモアセテート(19,5g)から出発する以外は、tert−ブ チル 2− [(2,3−ジクロロフェニル)アミノコアセテートの製造に関し て実施例18に記載の方法と類似方法で製造することができる。それにより、t ert−ブチル 2−[(2−ブロモフェニル)アミノコアセテート(17,4 g)を油状で得、それをさらに精製することなく後の合成に使用する。
実施例20 2− [3−(3−メチルフェニル)ウレイド]酢酸(2,08) 、tert −ブチル 2−[(3−トリフルオロメチルチオフェニル)アミノコアセテート (3,07g)及びスルフィニルクロリド(1,3g)から出発する以外は、実 施例17と類似の方法を用い、ジイソプロピルエーテル中の再結晶の後、ter t−ブチル 2− +2− [3−(3−メチルフェニル)ウレイド] −N− (3−トリフルオロメチルチオフェニル)アセトアミド)アセテート(0,8g )、融点112℃を得る。
tert−ブチル 2−[(3−トリフルオロメチルチオフェニル)アミノコア セテートは、3−トリフルオロメチルチオアニリン(19゜3g)、炭酸水素ナ トリウム(8,4g)及びtert−ブチル ブロモアセテート(19,5g) から出発する以外は、tert−ブチル2−[(2,3−ジクロロフェニル)ア ミノコアセテートの製造に関して実施例18に記載の方法と類似方法で製造する ことができる。それにより、tert−ブチル 2−E(3−1−リフルオロメ チルチオフェニル)アミノコアセテート(25,5g)を油状で得、それをさら に精製することなく後の合成に使用する。
実施例21 0℃近辺の温度でジクロロメタン(90cc)中のtert−ブチル2− [N −(2−メチルフエニノリー2−フタルイミドアセトアミド〕アセテート(5, 5g)の溶液に、メチルヒドラジン(2,13g)を加える。反応混合物を20 ℃近辺の温度で30時間、及びその後還流下で1時間撹拌する。冷却後、水(1 00cc)を加え、混合物を撹拌し、沈降の開始後、水相を分離し、ジクロロメ タン(2x60cc)で再抽出する。有機相を合わせ、水(2x 15 c c )で洗浄し、硫酸マグネシウム上テ乾燥し、濾過シ、減圧下(2,7kPa)4 0℃ニテa!It!燥する。それによりtert−ブチル 2−[2−アミノ− N−(2−メチルフェニル)アセトアミド]アセテートが油状で得られ、それを 無水テトラヒドロフラン(40c c)に溶解する。この溶液に3−メチルフェ ニルイソシアナート(1,77g)を加え、反応混合物を20℃近辺の温度で1 時間撹拌し、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。石油エーテル中 で再結晶後、tert−ブチル 2− iN−(2−メチルフェニル)−2−[ 3−(3−メチルフェニル)ウレイド]アセトアミド1アセテート(1,05g )、融点133℃を得る。
tert−ブチル 2− [N−(2−メチルフェニル)−2−フタルイミドア セトアミトコアセテートは、tert−ブチル 2− [(2−メチルフェニル )アミノコアセテート(5,2g) 、トリエチルアミン(2,6g)及び2− フタルイミドアセチルクロリド(5,3g)を用いて出発する以外は、tert −ブチル 2− [N−(3−クロロフェニル)−2−フタルイミドアセトアミ トコアセテートの製造に関して実施例1に記載の方法と類似方法で製造すること ができる。酢酸エチル中で再結晶後、tert−ブチル 2− [N−(2−メ チルフェニル)−2−フタルイミドアセトアミトコアセテート(5,5g)、融 点140℃を得る。tert−ブチル 2−[(2−メチルフェニル)アミノ] アセテートは、2−メチルアニリン(6,4g)、炭酸水素ナトリウム(2,5 g)及びtert−ブチル ブロモアセテート(5,85g)を用いて出発する 以外は、tert−ブチル 2−[(2,3−ジクロロフェニル)アミノコアセ テートの製造に関して実施例18に記載の方法と類似方法で製造することができ る。それにより、tert−ブチル2−4(2−メチルフェニル)アミノコアセ テート(5,2g)を油で得、それをさらに精製することなく後の合成に使用す る。
実施例22 使用する方法は、tert−ブチル 2−[(4−クロロフェニル)アミノコア セテート(1,8g) 、2− [3−(3メチルフエニル)ウレイド]酢酸( 1,56g)及びチオニルクロリド(0,89g)を用いる以外は、実施例17 に記載の方法と類似である。得られた生成物を、直径が2.5cmのカラムに詰 めたシリカ(0,04−0,063mm)(60g)上のクロマトグラフィー[ 溶離剤:シクロヘクサン/酢酸エチル(80:20体積比)]により40kPa の窒素の過圧を用いて精製し、20CC留分を集める。留分21−25を合わせ 、減圧下(2゜7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。アセトニトリル中で再結晶 後、tert−ブチル 2− +N−(4−りooフェニル)−2−[3−(3 −メチルフェニル)ウレイド]アセトアミド)アセテート(領 5g)、融点1 25℃を得る。
tert−ブチル 2−[(4−クロロフェニル)アミノコアセテートは、以下 の方法により製造することができるニアセトニトリル(100cc)中の4−ク ロロアニリン(12,7g)の溶液に、tert−ブチル ブロモアセテート( 9,7g)を加え、混合物を還流下で3時間撹拌する。不溶性生成物を濾過によ り分離し、濾液を減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。得られた生 成物を直径が2cmのカラムに詰めたシリカ(0,065−0,2mm)(15 0g)上のクロマトグラフィー[溶離剤:シクロヘクサン/酢酸エチル(70: 3体積比)]により精製し、20cc留分を集める。減圧下(2,7kPa)4 0℃にて濃縮乾燥後、tert−ブチル 2−[(4−クロロフェニル)アミノ コアセテート(11,9g)を油状で得、それをさらに精製することなく後の合 成に使用する。
実施例23 使用する方法は、tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(3−メトキシフ ェニル)アセトアミド]アセテート(2,3g) 、3−メチルフェニルイソシ アナート(1,1g)を用いる以外は、実施例1に記載の方法と類似である。得 られた生成物を、直径が3.5cmのカラムに詰めたシリカ(0,04−0,0 63mm)(150g)上のクロマトグラフィー[溶離剤:シクロヘクサン/酢 酸エチル(70:30体積比)]により40kPaの窒素の過圧を用いて精製し 、20cc留分を集める。留分10−16を合わせ、減圧下(2,7kPa)4 0℃にて濃縮乾燥する。ジイソプロピルエーテル中で再結晶後、tert−ブチ ル 2− IN−(3−メトキシフェニル)−2−[3−(3−メチルフェニル )ウレイド]アセトアミド1アセテート(2,2g)、融点約60℃を得る。
tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(3−メトキシフェニル)アセトア ミド]アセテートは、tert−ブチル 2− [N−(3−メトキシフェニル )−2−フタルイミドアセトアミトコアセテート(3゜4g)及びヒドラノンハ イドレート(0,8g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2−[2 −アミノ−N−(3−クロロフェニル)アセトアミド]アセテートの製造に関し て実施例1に記載の方法と類似方法で得ることができる。それにより、tert −ブチル 2− [2−アミノ−N−(3−メトキシフェニル)アセトアミド] アセテート(2゜0g)を油状で得、それをさらに精製することなく後の合成に 使用する。
tert−ブチル 2− [N−(3−メトキンフェニル)−2−フタルイミド アセトアミトコアセテートは、以下の方法で製造することができる:フタルイミ ド カリウム塩(7,5g)を、ジメチルホルムアミド(100cc)中のte rt−ブチル 2−[2−クロo−N−(3−メトキシフェニル)アセトアミド ]アセテート(6,3g)の溶液に加える。混合物を100℃近辺の温度で5時 間撹拌し、水(1000(C)中に注ぐ。不溶性生成物を濾過により分離し、水 (3x60cc)で洗浄し、空気乾燥する。ジイソプロピルエーテル中で再結晶 後、tert−ブチル 2− [N−(3−メトキンフェニル)−2−フタルイ ミドアセトアミトコアセテート(6,7g)、融点138℃を得る。
tert−ブチル 2−[2−りoo−N−(3−メトキシフェニル)アセトア ミド]アセテートは、以下の方法で製造することができる:クロロアセチルクロ リド(5,7g)を、15℃近辺の温度に保った1゜2−ジク(ffQエタン( 50cc)中のtert−ブチル 2−[(3−メトキシフェニル)アミ列アセ テート(7,9g)及びトリエチルアミン(6,7g)の溶液に加える。混合物 を60℃近辺の温度で6時間撹拌する。冷却後、混合物を水(3xlOOcc) で洗浄する。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下(2,7kPa)4 0℃にて濃縮乾燥する。ジイソプロピルエーテル中で再結晶後、tert−ブチ ル2−[2−クロロ−N−(3−メトキノフェニル)アセトアミド]アセテート (6,3g)、融点110℃を得る。
tert−ブチル 2−[(3−メトキシフェニル)アミノコアセテートは、4 −メトキシアニリン(12,4g)及びtert−ブチルブロモアセテート(9 ,75g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2−[(3−クロロフ ェニル)アミノコアセテートの製造に関して実施例1に記載の方法と類似方法で 製造することができる。得られた生成物を直径が7.9cmのカラムに詰めたシ リカ(0,063−0゜2mm)(200g)上のクロマトグラフィー[溶離剤 ニジクロロメタン]により精製し、60cc留分を集める。留分10から20を 合わせ、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。それにより、ter t−ブチル 2−[(3−メトキシフェニル)アミノコアセテート(9゜8g) を油状で得、それをさらに生成することなく後の合成に使用する。
実施例24 3−メチルチオアニリン(0,83g)を、トルエン(30c、c)中のter t−ブチル 2− [N−(4−ジメチルアミノフェニル)−2−[(1−イミ ダゾリル)カルボキシアミトコアセトアミド)アセテート(1,2g)の溶液に 加え、混合物を還流下で4時間撹拌する。冷却後、酢酸エチル(30c c)を 加え、得られた溶液を水(30c c)、INの塩酸水溶液(2x30cc)  、炭酸水素ナトリウム飽和水溶液(2x30cc)及び塩化ナトリウム飽和水溶 液(30cc)で連続的に洗浄する。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥し、減 圧下(2,7kPa)40℃にてa$l!乾燥する。残留物を、直径が2.7c mのカラムに詰めたンリカ(0,065−0,200mm)(100g)上のク ロマトグラフィー[溶離剤:メチレンクロリド]により精製し、70cc留分を 集める。留分24から32を合わせ、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾 燥する。アセトニトリル中で再結晶後、tert−ブチル 2− +N−(4− ツメチルアミノフェニル)−2−13−(3−メチルチオフェニル)ウレイド] アセトアミド)アセテート(0,40g)、融点160℃を得る。
tert−ブチル 2−+N−(4−ツメチルアミノフェニル)−2−[(1− イミダゾリル)カルボキンアミトコアセトアミド)アセテートは、以下の方法で 製造することができる 無水テトラヒドロフラン(15c c)中のtert− ブチル 2−[2−アミノ−N−(4−ジメチルアミノフェニル)アセトアミド ]アセテート(1,2g)の溶液を、無水テトラヒドロフラン(20cc)中の N、 N’ −カルボニルジイミダゾール(0,58g)の溶液に加える。溶液 を20℃近辺の温度で3時間撹拌し、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾 燥する。残留物を酢酸エチル(30cc)中に溶解し、得られた溶液を、水(4 x20cc)及び塩化ナトリウム飽和水溶液(25cc)で連続して洗浄する。
有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下(2,7kPa)40℃にて1縮 乾燥する。酢酸エチル中で再結晶後、tert−ブチル2−tN−(4−ツメチ ルアミノフェニル)−2−[(1−イミダゾリル)カルボキンアミトコアセトア ミド)アセテート(1,2g) 、融点110℃を得る。
のtert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(4−ツメチルアミノフェニル) アセトアミドフアセテート(1,1g)の溶液に、トリエチルアミン(0,55 g)及びその後1.2−ジクロロエタン(35cc)に溶解した2−インドール カルボニルクロリド(0,9g)を加える。
反応混合物を25℃近辺の温度で18時間撹拌する。ジクロロメタン(250c c)、及びその後炭酸水素ナトリウム飽和水溶液(125CC)を加える。有機 相を水(2x125cc)で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下(2 ,7kPa)40’Cにてa縮乾燥する。
酢酸エチル中で再結晶の後、N−[N(4−ジメチルアミノフェニル)−N−( tert−ブトキシカルボニルメチル)カルバモイルメチル]−2−インドール カルボキシアミド(0,35gL融点230’Cを得る。
2−インドールカルボニルクロリドは、以下の方法で製造することができる。無 水ジエチルエーテル(40c c)中の2−インドールカルボン酸(1,85g )の懸濁液に、5℃近辺の温度でジメチルホルムアミド(0,1c c)及びそ の後無水ジエチルエーテル(10cc)中に溶解したオキザリルジクロリド(1 ,5g)を加える。反応混合物を25℃近辺の温度で2時間撹拌する。エーテル 相を減圧下(2,7k P a)30℃にてa縮乾燥する。それにより、2−イ ンドールカルボニルクロリド(1,8g)、融点120℃を得る。
実施例26 水/テトラヒドロフラン/ジオキサン(30: 40 : 30体積比)混合物 (75cc)中のエチル 3− [3−[N−(3−メトキノフェニル)−N− (N−メチル−N−フェニルカルバモイルメチル)カルバモイルメチルコラレイ ド)ベンゾエート(1,85g)の溶液に、INの水酸化ナトリウム水溶液(5 c c)を加える。混合物を25℃近辺の温度で16時間撹拌し、減圧下(2, 7kPa)10℃にて約40cci:濃縮する。得られた溶液を水(50cc) で希釈し、酢酸エチルで洗浄し、4Nの塩酸溶液でpH3に酸性化し、酢酸エチ ル(2x30cc)で抽出する。有機相を合わせ、水(30cc)で洗浄し、硫 酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下(2,7kPa)30℃にて濃縮乾燥する。
アセトニトリル/ジメチルホルムアミド(90:10体積比)混合物中の再結晶 後、3− +3− [N−(3−メトキンフェニル)−N−(N−メチル−N− フェニルカルバモイルメチル)カルバモイルメチルコラレイド)安息香酸(0, 9g)、融点222℃を得る。
エチル 3− +3− [N−(3−メトキシフェニル)−N−(N−メチル− N−フェニルカルバモイルメチル)カルバモイルメチルコラレイド)ベンゾエー トは、以下の方法で製造することかできる:無水テトラヒドロフラン(80cc )中の2−[N−(3−メトキシフェニル)イソノア六−トアセトアミド]−N −メチル−N−フェニルアセトアミド(2,1g)の溶液に、エチル 3−アミ ノベンゾエート(0,94g)を加える。混合物を25℃近辺の1度で18時間 撹拌し、減圧下(2゜7kPa)40℃にてJ縮乾燥する。得られた粗生成物を 、直径が2゜5cmのカラムに詰めたンリカ(0,065−0,200mm)( 80g)上のクロマトグラフィー[溶離剤:メタノール/ジクロロメタン(20 :80体積比)コにより40kPaの窒素の加圧を用いて精製し、80cc留分 を集める。留分8−11を合わせ、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥 する。それにより、エチル 3(3,[N−(3−メトキンフェニル) N ( N〜メチル−N−フェニルカルバモイルメチル)カルバモイルメチルコラレイド 1ベンゾエート(1,9g)をメリンゲ様生成物として得、それをさらに精製す ることなく後の合成に使用する。
2− [N−(3−メトキンフェニル)インシアナートアセトアミド]−N−メ チル−N−フェニルアセトアミドは、以下の方法で製造することができる・5℃ 近辺に保った無水テトラヒドロフラン(30cc)中の2−[(3−メトキシフ ェニル)アミノ]−N−メチルーN−フェニルアセトアミド(1,55g)及び ピリジン(0,5g)の溶液に、無水テトラヒドロフラン(10c c)に溶解 したイソシアナートアセチルクロリド(0,87g)を加え、混合物を25℃近 辺の温度で3時間撹拌する。不溶性生成物を濾過により分離し、濾液を減圧下( 2,7kPa)30℃にて濃縮乾燥する。それにより、2− [N−(3−メト キシフェニル)インシアナートアセトアミド] −N−メチル−N−フェニルア セトアミド(1,9g)を油状で得、それをさらに精製することなく後の合成に 使用する。
2((3−メトキンフェニル)アミノクーN−メチル−N−フェニルアセトアミ ドは、以下の方法で製造することができる=20℃20℃近度でエタノール(8 0c+:)中の2−[N−(3−メトキシフェニル)トリフルオロアセトアミト コ−N−メチル−N−フェニルアセトアミド(5,2g)の溶液に、2Nの水酸 化ナトリウム水溶液(14,2cc)を加える。反応混合物を還流下で5分撹拌 し、その後減圧下(2,7kPa)40℃にて蒸発によりエタノールを除去する 。残留物に酢酸エチル(150cc)を加え、沈降の開始後、水相を分離する。
有機相を水(5x20cc)で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、 減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。残留油を、直径が25cmの カラムに詰めたシリカ(0,063−0,200mm)(100g)上のクロマ トグラフィー[溶離剤:ジクロロメタンコにより精製し、20cc留分を集める 。所望の生成物のみを含む留分を合わせ、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃 縮乾燥する。それにより、2−[(3−メトキンフェニル)アミノ]−N−メチ ルーN−フェニルアセトアミド(2,5g)を油状で得、それをさらに精製する ことなく後の合成に使用する。
2− [N−(3−メトキンフェニル)トリフルオロアセトアミド]−N−メチ ル−N−フェニルアセトアミドは、以下の方法で製造することができる:10℃ 近辺の温度で、ナトリウムハイドライドの油性懸濁液(50重量%)(1,4g )を、アルゴン雰囲気下に保った無水テトラヒドロフラン(80c c)中のN −(3−メトキンフェニル)トリフルオロアセトアミド(5g)の溶液に加え、 得られた懸濁液を20℃近辺の温度で30分撹拌する。その後無水テトラヒドロ フラン(50cc)中の2−ブロモ−N−メチル−N−フェニルアセトアミド( 7,9g)の溶液を加え、混合物を撹拌しながら5時間加熱還流する。その後反 応混合物を20℃近辺の温度に冷却し、水(100cc)及び酢酸エチル(15 0cc)の混合物中に注ぐ。沈降の開始後、水相を分離し、酢酸エチル(2xl OOcc)で再抽出する。有機相を合わせ、水(3x100cc)で洗浄し、硫 酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾 燥する。得られた油を、直径が3゜5cmのカラムに詰めたシリカ(0,063 −0,2mm)(100g)上のクロマトグラフィー[溶離剤、シクロロメタン コにより精製し、20cc留分を集める。所望の生成物のみを含む留分を合わせ 、減圧下(2,7kPa)40’Cにてa縮乾燥する。それにより、2−[N− (3−メトキンフェニル)トリフルオロアセトアミド]−N−メチル−N−フェ ニルアセトアミド(5,2g)を油状で得、それをさらに精製することなく後の 合成に使用する。
N−(3−メトキノフェニル)トリフルオロアセトアミドは、以下の方法で製造 することができるニー20’C近辺の温度で、ピリジン(25CC)中の3−メ トキンアニリン(3,1g)の無水溶液に、三フッ化酢酸無水物(5,25g) を加える。反応混合物を一20℃近辺の温度で30分、0℃近辺の温度で1時間 撹拌し、0℃近辺の温度に冷却した水(150cc)中に注ぐ。不溶性油を、ジ エチルエーテル(200CC)で抽出し、得られた有機相をINの塩酸水溶液( 2x30cc)及び水(2x30cc)で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し 、減圧下(2,7kPa)30℃で濃縮乾燥する。それにより、N−(3−メト キシフェニル)トリフルオロアセトアミド(5,7g)を油状で得、それをさら に精製することなく後の合成に使用する。
2−ブロモ−N−メチル−N〜フェニルアセトアミドは、以下の方法で製造する ことかできるニー5℃近辺の温度で、ジクロロメタン(65CC)中のN−メチ ルアニリン(10,7g)の溶液に、トリエチルアミン(11,1g)及びジク ロロメタン(10c c)中のブロモアセチルプロミド(20,4g)の溶液を 連続して加える。得られた懸濁液を20℃近辺の温度で2時間撹拌し、水(25 cc)で処理する。沈降の開始後、水相を分離し、ジクロロメタン(2x15c c)で再抽出する。
有機相を合わせ、水(3x25cc)で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、 濾過し、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。残留油を無水ジエチ ルエーテル(100cc)で処理し、不溶性生成物を濾過により分離し、ジエチ ルエーテル(3x15cc)で洗浄する。濾液を合わせ、減圧下(2,7kPa )40℃にて濃縮乾燥する。それにより、2−ブロモ−N−メチル−N−フェニ ルアセトアミド(20,5g)を油状で得、それをさらに精製することな(後の 合成に使用する。
イソシアナートアセチルクロリドは、YO8HIOIWAKURA等、J、Or g、Chem、30.1158 (1965)に記載の方法により製造すること ができる。
実施例27 20℃近辺の温度で無水テトラヒドロフラン(40c c)中のtert−ブチ ル 2−(2−アミノ−N−[2−(3,3−ジメチルピペリジノ)カルボニル フェニル]アセトアミド)アセテート(4,8g)の溶液に、3−メチルフェニ ルイソシアナート(1,2g)を加える。得られた溶液を20℃近辺の温度で4 時間撹拌し、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。残留油を、直径 が3.5cmのカラムに詰めたシリカ(0,063−0,2mm)(150g) 上のりC77トグラフイーC溶離剤ニジクロロメタン/メタノール(98:2体 積比)〕により精製し、50cc留分を集める。所望の生成物のみを含む留分を 合わせ、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。酢酸エチル中で再結 晶後、tert−ブチル 2− IN−[2−(3,3−ジメチルピペリジノ) カルポニルフェニル] −2−[3−(3−メチルフェニル)ウレイド]アセト アミド)アセテ−) (3,2g) 、融点207℃を得る。
tert−ブチル 2−(2−アミノ−N−[2−(3,3−ジメチルピペリジ ノ)カルボニルフェニルコアセトアミド)アセテートは、以下の方法で製造する ことができる メタノール(100cc)中のtert−ブチル 2− fN− [2−(3,3−ツメチルピペリジノ)カルボニルフェニル]−2−フタルイミ ドアセトアミド)アセテート(6゜3g)の溶液に、ヒドラジンハイドレート( 1,9g)を加える。反応混合物を4時間加熱還流し、その後減圧下(2,7k Pa)40℃にて濃縮乾燥する。残留油を酢酸エチル(200cc)に溶解し、 得られた溶液を水(50c c)で処理する。沈降の開始後、水相を分離し、酢 酸エチル(2x30cc)で再抽出する。有機相を合わせ、水(2x 30CC )で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、減圧下(2゜7kPa)4 0℃にて濃縮乾燥する。それにより、tert−ブチル2−(2−アミノ−N− [2−(3,3−ジメチルピペリジノ)カルボニルフェニル〕アセトアミド)ア セテート(4,8g)を油状で得、それをさらに精製することなく後の合成に使 用する。
tert−ブチル 2− IN−12−(3,3−ジメチルピペリジノ)カルボ ニルフェニルコー2−フタルイミドアセトアミド)アセテートは、以下の方法で 製造することができる:10℃近辺の温度で、ナトリウムハイドライドの油性懸 濁液(50重量%)(1,05g)を、アルゴン雰囲気下に保った無水テトラヒ ドロフラン(100c c)中のN−[2−(3,3−ジメチルピペリジノ)カ ルボニルフェニル]−2−フタルイミドアセトアミド(8,4g)の溶液に加え 、得られた混合物を20℃近辺の温度で1時間撹拌する。その後無水テトラヒド ロフラン(25CC)中のtert−ブチル ブロモアセテート(4,5g)の 溶液を加え、混合物を20℃近辺の温度で3時間、及び溶媒の還流下で4時間撹 拌する。その後反応混合物を、0℃近辺の冷却した蒸留水(30cc)及び酢酸 エチル(200cc)の混合物中に注ぐ。沈降の開始後、水相を分離し、酢酸エ チル(2x20cc)で再抽出する。有機相を合わせ、水(3x25cc)で洗 浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、減圧下(2,7kPa)40℃に て濃縮乾燥する。それにより、tert−ブチル 2− IN−[2−(3,3 −ジメチルピペリジノ)カルポニルフェニルコー2−フタルイミドアセトアミド )アセテート(6,5g)を非晶質の形態で得、それをさらに精製することなく 後の合成に使用する。
N−[2−(3,3−ジメチルピペリジノ)カルボニルフェニルコー2−フタル イミドアセトアミドは、以下の方法で製造することができる:アルゴン雰囲気下 に保ったジクロロメタン(150cc)中の2−(3,3−ジメチルピペリジノ )カルボニルアニリン(7g)の溶液に、トリエチルアミン(3,3g)を加え 、その後温度を20℃近辺に保ちながらジクロロメタン(100cc)中の2− フタルイミドアセチルクロリド(6,8g)の溶液を加える。得られた溶液を2 0℃近辺の温度で3時間攪拌し、水(100cc)及びジクロロメタン(150 cc)で処理する。沈降の開始後、水相を分離し、酢酸エチル(2x50cc) で再抽出する。有機相を合わせ、水(3x75cc)で洗浄し、硫酸マグネシウ ム上で乾燥し、濾過し、減圧下(2,7kPa)40C[原文のまま]にて濃縮 乾燥する。酢酸エチル中で再結晶後、N−[2−(3゜3−ジメチルピペリジノ )カルボニルフェニルツー2−フタルイミドアセトアミド(10,4gL融点1 58℃を得る。
2− (3,3−ジメチルピペリジノ)カルボニルアニリンは、以下の方法で製 造することができる:温度を45℃近辺に保ちながら、6Nの塩酸水溶液(64 cc)中の塩化第−錫二永和物(51,6g)の懸濁液に、2− [(3,3− ジメチルピペリジノ)カルボニルコニトロベンゼン(16,7g)を加える。反 応混合物を85℃近辺の温度に1時間30分加熱し、その後20℃近辺の温度に 冷却し、0℃近辺の温度に冷却した水(300cc)とジクロロメタン(250 cc)の混合物中に注ぐ。IINのアンモニア水溶液を加えることにより、混合 物をpHが9近辺のアルカリ性にする。沈降の開始後、水相を分離し、ジクロロ メタンル(2x100cc)で再抽出する。有機相を合わせ、水(4x100c c)で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、減圧下(2,7kPa) 40℃にて濃縮乾燥する。それにより、2− (3,3−ジメチルピペリジノ) カルボニルアニリン(14,2g)を油状で得、それをさらに精製することなく 後の合成に使用する。
2− [(3,3−ジメチルピペリジノ)カルボニルコニトロベンゼンは、以下 の方法で製造することができる:15℃15℃近度で、ジクロロメタン(25c c)中の2−二トロペンゾイルクロリド(13,6g)の溶液を、ジクロロメタ ン(100cc)中の3.3−ジメチルピペリジン(7,9g)及びトリエチル アミン(7,7g)の溶液に加える。
懸濁液を20℃近辺の温度で2時間撹拌し、水(75c c)及びジクロロメタ ン(100cc)の混合物中に注ぐ。沈降の開始後、水相を分離し、ジクロロエ タン(2x50cc)で再抽出する。有機相を合わせ、水(3x30cc) 、 INの塩酸水溶Wi (30c c)及び水(3x25CC)で洗浄し、硫酸マ グネシウム上で乾燥し、濾過し、減圧下(2゜7kPa)4Q℃にて濃縮乾燥す る。それにより、2−[(3,3−ツメチルピペリツノ)カルボニルコニトロベ ンゼン(16,8g)を油状で得、それをさらに精製することなく後の合成に使 用する。
実施例28 tert−ブチル 2−(2−アミノ−N−[2−(N−メチルアニリノ)カル ボニルフェニルコアセトアミド1アセテート(2,5g)及び3−メチルフェニ ルイソシアナー) (0,’83 g)を用いて出発する以外は、実施例27に 記載の方法と類似の方法を用いて、酢酸エチル中の再結晶後、tert−ブチル  2− IN−[2−(N−メチルアニリノ)カルボニルフェニル] −2−[ 3−(3−メチルフェニル)ウレイド]アセトアミド)アセテート(1,9gL 融点145℃を得る。
tert−ブチル 2−(2−アミノ−N−[2−(N−メチルアニリノ)カル ボニルフェニル]アセトアミド)アセテートは、tert−ブチル 2− (N −[2−(N−メチルアニリノ)カルボニルフェニルツー2−フタルイミドアセ トアミド) アセテート(3,3g)及びヒドラジンハイドレート(0,93g )を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2−(2−アミノ−N−[2− (3,3−ジメチルピペリジノ)カルボニルフェニル]アセトアミド)アセテー トの製造に関して実施例27に記載の方法と類似方法で製造することができる。
それにより、tert−ブチル 2−(2−アミノ−N−[2−(N−メチルア ニリノ)カルボニルフェニル]アセトアミド)アセテート(2,5g)を油状で 得、それをさらに精製することなく後の合成に使用する。
tert−ブチル 2− fN−[2−(N−メチルアニリノ)カルボニルフェ ニル]〜2−フタルイミドアセトアミド)アセテートはN−[2−(N−メチル アニリノ)カルボニルフェニルツー2−フタルイミドアセトアミド(8,3g) 、ナトリウムハイドライドの油性懸濁液(50重量%)(1,1g)及びter t−ブチル ブロモアセテート(4,5g)を用いて出発する以外は、tert −ブチル 2− fN=[2−(3,3−ジメチルピペリジノ)カルボニルフェ ニル]−2−フタルイミドアセトアミドJアセテートの製造に関して実施例27 に記載の方法と類似方法で製造することができる。酢酸エチル中の再結晶後、2 −[N−[2−(N−メチルアニリノ)カルボニルフェニル]−2=フタルイミ ドアセトアミド)アセテート(3,4gL融点160’Cを得る。
N−C2−(N−メチルアニリノ)カルボニルフェニルツー2−フタルイミドア セトアミドは、2−(N−メチルアニリノ)カルボニルアニリン(6,8g)、 トリエチルアミン(3,3g)及び2−フタルイミドアセチルクロリド(6,8 g)を用いて出発する以外は、N−[2−(3,3−ジメチルピペリジノ)カル ボニルフェニルツー2−フタルイミドアセトアミドの製造に関して実施例27に 記載の方法と類似方法により製造することができる。酢酸エチル中で再結晶後、 N−[2−(N−メチルアニリノ)カルボニルフェニルツー2−フタルイミドア セトアミド(10,8gL融点138℃を得る。
2−(N−メチノげニリン)カルボニルアニリンは、塩化第−錫二水和物(50 g)、6Nの塩酸水溶液(70cc)及び2−[(N−メチルアニリノ)カルボ ニルコニトロベンゼン(17’、5g)を用いて出発する以外は、2− (3, 3−ジメチルピペリジノ)カルポニルアニリンの製造Iこ関して実施例27に記 載の方法と類似方法により製造することができる。ジイソプロピルエーテル中の 再結晶後、2−(N−メチルアニリノ)カルボニルアニリン(10,3gL融点 127℃を得る。
2−[(N−メチルアニリノ)カルボニルコニトロベンゼンは、N−メチルアニ リン(7,2g)、トリエチルアミン(7,7g)及び2−ニトロベンゾイルク ロリド(13,6g)を用いて出発する以外は、2−[(3,3−ジメチルピペ リジノ)カルボニルコニトロベンゼンの製造に関して実施例27に記載の方法と 類似方法により製造することができる。それにより、2−[(N−メチルアニリ ノ)カルボニルコニトロベンゼン(17,7g)を油状で得、それをさらに精製 することなく後の合成に使用する。
実施例29 tert−ブチル 2−(2−アミノ−N−[2−(1,2,3,4−テトラヒ ドロ−1−キノリル)カルポニルフェニルコアセトアミド)アセテート(2g) 及び3−メチルフェニルイソシアナート(0,63g)を用いて出発する以外は 、実施例27に記載の方法と類似の方法を用いて、酢酸エチル中の再結晶後、t ert−ブチル 2− +2−13−(3−メチルフェニル)ウレイド] −N −[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1−キノリル)カルボニルフェニル ]アセトアミド)アセテート(1,2gL融点160℃を得る。
tert−ブチル 2−(2−アミノ−N−[2−(1,2,3,4−テトラヒ ドロ−1−キノリル)カルボニルフェニルコアセトアミドjアセテートは、te rt−ブチル 2−(2−フタルイミド−N−[2−(1,2,3,、4−テト ラヒドロ−1−キノリル)カルボニルフェニル〕アセトアミド)アセテート(4 ,4g)及びヒドラジンハイドレート(1,2g)を用いて出発する以外は、t ert−ブチル 2−(2−アミノ−N−[2−(3,3−ジメチルピペリジノ )カルボニルフェニル]アセトアミド)アセテートの製造に関して実施例27に 記載の方法と類似方法で製造することができる。それにより、tert−ブチル 2−12−アミノ−N−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1−キノリツ リカルボニルフェニル]アセトアミド)アセテート(2,1g)を油状で得、そ れをさらに精製することなく後の合成に使用する。
tert−ブチル 2−(2−フタルイミド−N−[2−(1,2゜3.4−テ トラヒドロ−1−キノリル)カルボニルフェニル]アセトアミド1アセテートは 2−フタルイミド−N−E2− (1,2,3,4−テトラヒドロ−1−キノリ ル)カルボニルフェニル]アセトアミド(31,5g)、ナトリウムハイドライ ドの油性懸濁液(50重量%)(3゜75g)及びtert−ブチル ブロモア セテート(16,1g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2− I N−[2−(3,3−ジメチルピペリジノ)カルボニルフェニル〕−2−フタル イミドアセトアミド)アセテートの製造に関して実施例27に記載の方法と類似 方法で製造することができる。酢酸エチル中の再結晶後、2−(2−フタルイミ ド−N−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1−キノリル)カルボニルフ ェニル]アセトアミド)アセテート(26,5g) 、融点150℃を得る。
2−フタルイミド−N [2(1,2,3,4−テトラヒドロ−1−キノリル) カルボニルフェニルコアセトアミドは、2− (1,2,3゜4−テトラヒドロ −1−キノリル)カルボニルアニリン(20,2g)、トリエチルアミン(9, Ig)及び2−フタルイミドアセチルクロリド(19,7g)を用いて出発する 以外は、2−フタルイミド−N−[2−(3,3−ジメチルピペリツノ)カルボ ニルフェニル]アセトアミド′の製造に関して実施例27に記載の方法と類似方 法により製造することができる。酢酸エチル中で再結晶後、2−フタルイミド− N−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1−キノリル)カルボニルフェニ ル]アセトアミド(31,6gL融点130℃を得る。
2− (1,2,3,4−テトラヒドロ−1−キノリル)カルボニルアニリンは 、塩化第−錫二水和物(114g)、6Nの塩酸水溶液(140cc)及び2−  [(1,2,3,4−テトラヒドロ−1−キノリル)カルボニルコニトロベン ゼン(39,7g)を用いて出発する以外は、2−(3,3−ジメチルピペリジ ノ)カルボニルアニリンの製造に関して実施例27に記載の方法と類似方法によ り製造することができる。酢酸エチル中の再結晶後、2− (1,2,3,4− テトラヒドロ−1−キノリル)カルボニルアニリン(20,2g)、融点102 ℃を得る。
2− [(1,2,3,4−テトラヒドロ−1−キノリル)カルボニルコニトロ ベンゼンは、1. 2. 3. 4−テトラヒドロキノリン(20g)、トリエ チルアミン(1’6.−5g)及び2−ニトロベンゾイルクロリド(29,7g )を用いて出発する以外は、2−[(3,3−ジメチルピペリジノ)カルボニル コニトロベンゼンの製造に関して実施例27に記載の方法と類似方法により製造 することができる。それにより、2−[(1,2,3,4−テトラヒドロ−1− キノリル)カルボニルコニトロベンゼン(39,7g)、融点155℃を得る。
20℃近辺の温度で、3−メチルフェニルイソシアナート(1,07g)を、無 水テトラヒドロフラン(20cc)中のtert−ブチル2−[2−アミノ−N −(2−アニリノフェニル)アセトアミド]アセテート(2,6g)の溶液に加 える。得られた溶液を20℃近辺の温度で2時間撹拌し、減圧下(2,7kPa )40℃にて濃縮乾燥する。残留油を、直径が2cmのカラムに詰めたシリカ( 0,063−0,2mm)(150g)上のクロマトグラフィー[溶離剤ニジク ロヘキサン/酢酸エチル(50:50体積比)]により精製し、20cc留分を 集める。所望の生成物のみを含む留分を合わせ、減圧下(2,7kPa)40℃ にて濃縮乾燥する。酢酸エチル中で再結晶後、tert−ブチル2 (N (2 −アニリノフェニル)−2−[3−(3−メチルフェニル)ウレイド]アセトア ミド)アセテート(1,15g)、融点180℃を得る。
tert−ブチル 2−〔2−アミノ−N−(2−アニリノフェニル)アセトア ミド]アセテートは、以下の方法で製造することができる:メタノール(100 cc)中のtert−ブチル 2− [N−(2−アニリノフェニル)−2−フ タルイミドアセトアミトコアセテート(4,2g)の溶液に、ヒドラジンハイド レート(1,3g)を加える。反応混合物を20℃近辺の温度で5時間撹拌し、 減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。残留物をジエチルエーテル( 200CC)で処理し、不溶性生成物を濾過により分離する。濾液を減圧下(2 ,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。それにより、tert−ブチル 2−  [2−アミノ−N−(2−アニリノフェニル)アセトアミド]アセテート(2゜ 6g)を油状で得、それをさらに精製することなく後の合成に使用する。
tert−ブチル 2− [N−(2−アニリノフェニル)−2−フタルイミド アセトアミド〕アセテートは、以下の方法で製造することができる。10℃近辺 の温度で、ナトリウムハイドライドの油性懸濁液(50重量%)(1,1g)を 、アルゴン雰囲気下に保った無水テトラヒドロフラン(100cc)中のN−( 2−アニリノフェニル)−2−フタルイミドアセトアミド(8,7g)の溶液に 加え、得られた懸濁液を20℃近辺の温度で1時間撹拌する。その後無水テトラ ヒドロフラン(20cc)中のtert−ブチルブロモアセテ−1−(4,6g )の溶液を加え、20℃近辺の温度で撹拌を3時間続ける。その後反応混合物を 、0℃に冷却した水(100cc)及び酢酸エチル(200cc)の混合物中に 注ぐ。沈降の開始後、水相を分離し、酢酸エチル(2x20cc)で再抽出する 。有機相を合わせ、水(3x25cc)で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し 、濾過し、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。それにより、te rt−ブチル 2− [N−(2−アニリノフェニル)−2−フタルイミドアセ トアミド]アセテート(42g)、融点205℃を得る。
N−(2−アニリノフェニル)−2−フタルイミドアセトアミドは、以下の方法 で製造することができる・20℃近辺の温度を保ちながら、ジクロロメタン(6 0c c)中の2−フタルイミドアセチルクロリド(11,2g)の溶液を、ア ルゴン雰囲気下に保ったジクロロメタン(60cc)中のN−フェニル−1,2 −ンアミノベンゼン(9,2g)及びトリエチルアミン(5,1g)の溶液に加 える。得られた溶液を20℃近辺の温度で2時間撹拌し、水(100cc)で処 理する。沈降の開始後、水相を分離し、ジクロロメタン(2x50cc)で再抽 出する。
有機相を合わせ、水(2x30cc)で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、 濾過し、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。酢酸エチル中で再結 晶後、N−(2−アニリノフェニル)−2−フタルイミドアセトアミド(8,8 g)、融点191℃を得る。
実施例31 20℃近辺の温度で、2− [N−(3−メトキシフェニル)イソシアナートア セトアミド]−N−メチル−N−フェニルアセトアミド(3g)を、アルゴン雰 囲気下に保った無水テトラヒドロフラン(20cc)中の3−(1−ヒドロキシ エチル)アニリン(1,1g)の溶液に加える。
得られた溶液を20℃近辺の温度で16時間撹拌し、減圧下(2,7kPa)4 0℃にて濃縮乾燥する。残留油を、直径が2.5cmのカラムに詰めたシリカ( 0,063−0,2mm)(150g)上のクロマトグラフィー[溶離剤ニジク ロロメタン/メタノール(98:2体積比)]により精製し、20cc留分を集 める。所望の生成物のみを含む留分を合わせ、減圧下(2,7kPa)40℃に て濃縮乾燥する。ジイソプロピルエーテル中で再結晶後、(R8) −2−[2 −[3−[3−(1−ヒドロキシエチル)フェニルコラレイド] −N−(3− メトキシフェニル)アセトアミド]−N−メチルーN−フェニルアセトアミド( 1,7g)、融点115℃を得る。
実施例32 3−(l−ヒドロキシエチル)アニリン(0,86g)及び2−[N〜(2−エ トキシカルボニルフェニル)イソシアナートアセトアミトコ−N−メチル−N− フェニルアセトアミド(2,8g)を用いて出発す(1〜ヒドロキシエチル)フ ェニルコラレイドl −N−(2−エトキンカルボニルフェニル)アセトアミド ]−N−メチルーN−フェニルアセトアミド(2gL融点195℃を得る。
2− [N−(2−エトキシカルボニルフェニル)イソシアナートアセトアミド ]−N−メチル−N−フェニルアセトアミドは、イソンアナートアセチルクロリ ド(1、Ig)、2−[(2−エトキンカルボニルフェニル)アミノ]−N−メ チルーN−フェニルアセトアミド(2,2g)及びピリジン(0,65g)を用 いて出発する以外は、2 [N (3−メトキシフェニル)イソシアナートアセ トアミド]−N−メチル−N−フェニルアセトアミドの製造に関して実施例26 に記載の方法と類似方法により製造することができる。それにより、2− [N −(2−エトキシカルボニルフェニル)イソシアナートアセトアミド]−N−メ チル−N−フェニルアセトアミド(2,8g)を油状で得、それをさらに精製す ることなく後の合成に使用する。
2−[(2−エトキシカルボニルフェニル)アミノ]−N−メチルーN−フェニ ルアセトアミドは、2− [N−(2−エトキシカルボニルフェニル)トリフル オロアセトアミド]−N−メチル−N−フェニルアセトアミド(3,1g)及び 2Nの水酸化ナトリウム水溶液(7,5cc)を用いて出発する以外は、2−[ (3−メトキシフェニル)アミノクーN−メチル−N−フェニルアセトアミドの 製造に関して実施例26に記載の方法と類似方法により製造することができる。
それにより、2−〔(2−エトキシカルボニルフェニル)アミノ]−N−メチル ーN−フェニルアセトアミド(2,2gL融点100℃を得る。
2− [N−(2−エトキシカルボニルフェニル)トリフルオロアセトアミド] −N−メチル−N−フェニルアセトアミドは、エチル 2−(トリフルオロアセ チルアミノ)ベンゾエート(5,8g)ナトリウムハイドライドの油性懸濁液( 50重量%)(1,:3g)及び2−ブロモ−N−メチル−N−フェニルアセト アミド(7,3g)を用いて出発する以外は、2−[N−(3−メトキシフェニ ル)トリフルオロアセトアミド]−N−メチル−N−フェニルアセトアミドの製 造に関して実施例26に記載の方法と類似方法で製造することができる。それに より、2− [N−(2−エトキシカルボニルフェニル)トリフルオロアセトア ミド]−N−メチル−N−フェニルアセトアミド(5,7g)、融点95℃を得 る。
エチル 2−(トリフルオロアセチルアミノ)ベンゾエートは、エチル 2−ア ミノベンゾエート(4,1g)及び三フッ化酢酸無水物(5゜3g)を用いて出 発する以外は、N−(3−メトキシフェニル)トリフルオロアセトアミドの製造 に関して実施例26に記載の方法と類似方法で製造することができる。それによ り、エチル 2−(トリフルオロアセチルアミノ)ベンゾエート(6,4gL融 点78℃を得る。
実施例33 3−(ヒドロキシメチル)アニリン(0,86g)及び2− [N−(2−エト キシカルボニルフェニル)イソシアナートアセトアミド]−N−メチル−N−フ ェニルアセトアミド(2,9g)を用いて出発する以外は、実施例31に記載の 方法を用い、酢酸エチル中で再結晶の後、2− [N−(2−エトキシカルボニ ルフェニル)−2−+3− [3−(ヒドロキシメチル)フェニルコラレイド) アセトアミド]−N−メチルーN−フェニルアセトアミド(2g)、融点184 ℃を得る。
実施例34 3−(ヒドロキシメチル)アニリン(1,1g)及び2− [N= (3−メト キシフェニル)イソシアナートアセトアミド] −N−メチル−N−フェニルア セトアミド(3,2g)を用いて出発する以外は、実施例31に記載の方法を用 い、酢酸エチル中で再結晶の後、2− [2−+3−’[3−(ヒドロキシメチ ル)フェニル]ウレイド1−N−(3−メトキンフェニル)アセトアミド]−N −メチルーN−フェニルアセトアミド(2,6gL融点142を得る。
実施例35 2−[2−アミノ−N[3−エトキシカルボニルフェニル]アセトアミド]−N −メチル−N−フェニルアセトアミド(3,1g)及び3−メチルフエニルイソ ンアナート(1,2g)を用いて出発する以外は、実施例27に記載の方法と類 似の方法を用いて、ジイソプロピルエーテル中の再結晶後、2− IN−(3− エトキシカルボニルフェニル)−2−[3−(3−メチルフェニル)ウレイド] アセトアミド1=N−メチル−N−フェニルアセトアミド(2g)、融点88℃ を得る。
2−[2−アミノ−N−(3−エトキシカルボニルフェニル)アセトアミド]− N−メチルーN−フェニルアセトアミドは、2−[N−(3−エトキン力ルポニ ルフエニノ1−2−フタルイミドアセトアミド]−N−メチル−N−フェニルア セトアミド(4,2g)及びヒドラジンハイドレート(1,25g)を用いて出 発する以外は、tert−ブチル2−(2−アミノ−N−[2−(3,3−ジメ チルピペリジノ)カルボニルフェニルコアセトアミド)アセテートの製造に関し て実施例27に記載の方法と類似方法で製造することができる。それにより、2 −[2−アミノ−N−(3−エトキシカルボニルフェニル)アセトアミド]−N −メチルーN−フェニルアセトアミド(3g)を油状で得、それをさらに精製す ることなく後の合成に使用する。
2− [N−(3−エトキンカルボニルフェニル)−2−フタルイミドアセトア ミド]−N−メチル−N−フェニルアセトアミドは、N−(3−エトキン力ルポ ニルフエニル)−2−フタルイミドアセトアミド(3゜9g)、ナトリウムハイ ドライドの油性懸濁液(50重量%)(064g)及び2−ブロモ−N−メチル −N−フェニルアセトアミド(33g)を用いて出発する以外は、tert−ブ チル 2− +N−[2−(3,3−ツメチルピペリジノ)カルボニルフェニル ]−2−フタルイミドアセトアミド)アセテートの製造に関して実施例27に記 載の方法と類似方法で製造することができる。それにより、2− [N−(3− エトキシカルボニルフェニル)−2−フタルイミドアセトアミド] −N−メチ ル−N−フェニルアセトアミド(4,2g)を得る。
N−(3−エトキシカルボニルフェニル)−2−フタルイミドアセトアミドは、 エチル 3−アミノベンゾエート(5g)、トリエチルアミン(3,9g)及び 2−フタルイミドアセチルクロリド(8,1g)を用いて出発する以外は、N− [2−(3,3−ジメチルピペリジノ)カルボニルフェニル]−2−フタルイミ ドアセトアミドの製造に関して実施例27に記載の方法と類似方法により製造す ることができる。酢酸エチル中で再結晶後、N−(3−エトキノカルボニルフェ ニル)−2−フタルイミドアセトアミド(8,7gL融点215℃を得る。
実施例36 使用する方法は、エチル 3− tN−(N−メチル−N−フェニルカルバモイ ルメチル)−2−[3−(3−メチルフェニル)ウレイド]アセトアミド1ベン ゾエート(0,5g)及びINの水酸化ナトリウム水溶液(1c c)を用いて 出発する以外は、実施例26に記載の方法ど類似である。それにより、3−(N −(N−メチル−N−フェニルカルバモイルメチル)−2−[3−(3−メチル フェニル)ウレイド]アセトアミド1安息香酸(0,3g)、融点140℃を得 る。
実施例37 使用する方法は、エチル 3− +3− [N−(3−メトキシフェニル)N  (N−メチル−N−フェニルカルバモイルメチル)カルバモイルメチルコラレイ ド)フェニルアセテート(2,45g)及びINの水酸化ナトリウム水溶液(4 ,6cc)を用いて出発する以外は、実施例26に記載の方法と類似である。そ れにより、3− (3−[N−(3−メトキンフェニル)−N−(N−メチル− N−フェニルカルバモイルメチル)カルバモイルメチルコラレイド)フェニル酢 酸(1,6gL融点120℃を得る。
エチル 3−+3− [N−(3−メトキシフェニル)−N−(N−メチル−N −フェニルカルバモイルメチル)カルバモイルメチルコラレイド)フェニルアセ テートは、2− EN−(3−メトキンフェニル)イソシアナートアセトアミド ]−N−メチル−N−フェニルアセトアミド(2,4g)及びエチル 3−アミ ノフェニルアセテート(1,1g)を用いて出発する以外は、エチル 3− + 3− [N−(3−メトキシフェニル)−N−(N−メチル−N−フェニルカル バモイルメチル)カルバモイルメチルコラレイド1ベンゾエートの製造に関して 実施例26に記載の方法と類似方法で製造することができる。粗生成物を、直径 が2、Qcmのカラムに詰めたシリカ(0,063−0,2mm)(60g)上 のクロマトグラフィー[溶離剤ニジクロロメタン/酢酸エチル(20:80体積 比)]により精製し、20cc留分を集める。留分8−18を合わせ、減圧下( 2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。それにより、エチル 3− +3−[ N−(3−メトキシフェニル)−N−(N−メチル−N−フェニルカルバモイル メチル)カルバモイルメチルコラレイド)フェニルアセテート(2,45g)を 非晶質粉末の形態で得、それをさらに精製することなく後の合成に使用する。
エチル 3−アミノフェニルアセテートは、以下の方法で製造することができる :エタノール(20c c)中のエチル 3−ニトロフェニルアセテート(2, 0g)の溶液に、木炭担持パラジウム(5%Pd)(0,1g)を加える。懸濁 液を、25℃近辺の温度にて水素雰囲気下(100kPa)で2時間撹拌する。
濾過により触媒を分離し、濾液を減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥す る。それによりエチル3−アミノフェニルアセテート(1,7g)を油状で得、 それをさらに精製することな(後の合成に使用する。
エチル 3−ニトロフェニルアセテートは、5EGERS andA、BRUY LANTS、Bul、Soc、Chem、Be Ig、。
64.87 (1955)に記載の方法に従って製造することができる。
実施例38 ジクロロメタン(15c c)中の3− (3−[N−(3−メトキシフェニル )−N−(N−メチル−N−フェニルカルバモイルメチル)カルバモイルメチル コラレイド)フェニル酢酸(0,8g)の懸濁液を、アルゴン雰囲気下、−55 ℃近辺の温度に保ったジクロロメタン(20CC)中の工具素化ホウ素(1,2 g)の溶液に5分かけて加える。得られた混合物を一55℃近辺の温度で15分 間、そのvk20℃近辺の温度で20時間撹拌する。その浸水(20cc)及び INの水酸化ナトリウム水溶液(5cc)を加える。沈降の開始後、有機相を分 離し、水相を酢酸エチル(2x20cc)で洗浄し、INの塩酸水溶液(5c  c)で酸性化する。形成した沈澱を濾過により分離し、水(3x5cc)で洗浄 し、空気乾熾する。それにより、3− (3−[N−(3−ヒドロキシフェニル )−N−(N−メチル−N−フェニルカルバモイルメチル)カルバモイルメチル ]ウレイド)フェニル酢酸(0,3g)、融点148℃を得る。
実施例39 2−[2−アミノ−N−(2−メチルフェニル)アセトアミド] −N−メチル −N−フェニルアセトアミド(1,2g)及び3−メチルフェニルイソシアナー ト(1,3g)を用いて出発する以外は、実施例1に記載の方法と類似方法を用 い、酢酸エチル中の再結晶の後、2− IN−(2−メチルフェニル)−2−[ 3−(3−メチルフェニル)ウレイド]アセトアミド1−N−メチル−N−フェ ニルアセトアミド(2,3g)、融点193℃を得る。
2−[2−アミノ−N−(2−メチルフェニル)アセトアミドツーN−メチル− N−フェニルアセトアミドは、2−[N−(2−メチルフェニル)−2−フタル イミドアセトアミド]−N−メチル−N−フェニルアセトアミド(5,3g)及 びヒドラジンハイドレート(1,2g)を用いて出発する以外は、tert−ブ チル 2〜[2−アミノ−N−(2−トリフルオロメトキシフェニル)アセトア ミトコアセテートの製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法で製造するこ とができる。
それにより、2−[2−アミノ−N−(2−メチルフェニル)アセトアミドツー N−メチル−N−フェニルアセトアミド(3,8g)を油状で得、それをさらに 精製することなく後の合成に使用する。
2− [N−(2−メチルフェニル)−2−フタルイミドアセトアミド]−N− メチル−N−フェニルアセトアミドは、N−(2−メチルフェニル)−2−フタ ルイミドアセトアミド(5,9g)、ナトリウムハイドライドの油性懸濁液(5 0重量%)(1,15g)及び2−ブロモ−N−メチル−N−フェニルアセトア ミド(6,8g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2−[2−フタ ルイミド−N−(2−1−リフルオロメトキンフェニル)アセトアミトコアセテ ートの製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法で製造することができる。
それにより、2− [N−(2−メチルフェニル)−2−フタルイミドアセトア ミド]−N−メチル−N−フェニルアセトアミド(7,1g)、融点120℃を 得る。
N−(2−メチルフェニル)−2−フタルイミドアセトアミドは、2−メチルア ニリン(5,4g)、トリエチルアミン(6,6g)及び2−フタルイミドアセ チルクロリド(13,4g)を用いて出発する以外は、2−フタルイミド−N− (2−)リフルオロメトキシフェニル)アセトアミドの製造に関して実施例4に 記載の方法と類似方法で製造することができる。酢酸エチル中の再結晶後、N− (2−メチルフェニル)−2−フタルイミドアセトアミド(14,4g)、融点 254℃を得る。
実施例40 2−[2−アミノ−N−(2−メトキシフェニル)アセトアミドツーN−メチル −N−フェニルアセトアミド(2,0g)及び3−メチルフェニルイソシアナー ト(0,64g)を用いて出発する以外は、実施例1に記載の方法と類似方法を 用い、酢酸エチル中の再結晶の後、2−fN−(2−メトキシフェニル)−2− [3−(3−メチルフェニル)ウレイド]アセトアミド1−N−メチル−N−フ ェニルアセトアミド(1,5g)、融点212℃を得る。
2−[2−アミノ−N−(2−メトキシフェニル)アセトアミドツーN−メチル −N−フェニルアセトアミドは、2− [N−(2−メトキノフェニル)−2− フタルイミドアセトアミド]−N−メチル−N−フェニルアセトアミド(4,0 g)及びヒドラジンハイドレート(1,3g)を用いて出発する以外は、ter t−ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−トリフルオロメトキシフェニル)ア セトアミトコアセテートの製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法で製造 することができる。
それにより、2−[2−アミノ−N−(2−メトキシフェニル)アセトアミドツ ーN−メチル−N−フェニルアセトアミド(2,0g)を油状で得、それをさら に精製することなく後の合成に使用する。
2− [N−(2−メトキシフェニル)−2−フタルイミドアセトアミド]−N −メチル−N−フェニルアセトアミドは、N−(2−メトキンフェニル)−2− フタルイミドアセトアミド(6,2g)、ナトリウムハイドライドの油性懸濁液 (50重量%)(1,15g)及び2−ブロモ−N−メチル−N−フェニルアセ トアミド(6,8g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2−[2− フタルイミド−N−(2−トリフルオロメトキシフェニル)アセトアミトコアセ テートの製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法で製造することができる 。それにより、2−[N−(2−メトキシフェニル)−2−フタルイミドアセト アミド]−N−メチル−N−フェニルアセトアミド(5,1g)、融点199℃ を得る。
N−(2−メトキシフェニル)−2−フタルイミドアセトアミドは、2−メトキ シアニリン(6,7g)、トリエチルアミン(6,6g)及び2−フタルイミド アセチルクロリド(13,4g)を用いて出発する以外は、2−フタルイミド− N−(2−トリフルオロメトキシフェニル)アセトアミドの製造に関して実施例 4に記載の方法と類似方法で製造することができる。アセトニトリル中の再結晶 後、N−(2−メトキシフェニル)−2−フタルイミドアセトアミド(14,6 gL融点211℃を得る。
実施例41 tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−フェノキシフェニル)アセト アミトコアセテート(4,7g)及び3−メチルフェニルイソシアナート(1, 9g)を用いて出発する以外は、実施例1に記載の方法と類似方法を用い、酢酸 エチル中の再結晶の後、tert−ブチル2−12− [3−(3−メチルフェ ニル)ウレイド] −N−(2−フェノキシフェニル)アセトアミド)アセテー ト(1,7gL融点204℃を得る。
tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−フェノキシフェニル)アセト アミトコアセテートは、tert−ブチル 2− [N−(2−フェノキシフェ ニル)−2−フタルイミドアセトアミトコアセテート(6,3g)及びヒドラジ ンハイドレート(2g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2−[2 −アミノ−N−(2−トリフルオロメトキンフェニル)アセトアミド」アセテー トの製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法で製造することができる。そ れにより、tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−フェノキシフェニ ル)アセトアミトコアセテート(4,7g)を油状で得、それをさらに精製する ことなく後の合成に使用する。
tert−ブチル 2−[N−(2−フェノキシフェニル)−2−フタルイミド アセトアミトコアセテートは、N−(2−フェノキンフェニル)−2−フタルイ ミドアセトアミド(7,5gLナトリウムハイドライドの油性懸濁液(50重量 %)(1,1g)及びtert−ブチルブロモアセテート(4,3g)を用いて 出発する以外は、tert−ブチル 2−[2−フタルイミド−N−(2−トリ フルオロメトキンフェニル)アセトアミトコアセテートの製造に関して実施例4 に記載の方法と類似方法で製造することができる。それにより、tert−ブチ ル2− [N−(2−フェノキンフェニル)−2−フタルイミドアセトアミトコ アセテート(7,1g) 、融点145℃を得る。
N−(2−フェノキシフェニル)−2−フタルイミドアセトアミドは、2−フェ ノキンアニリン(4,6g) 、トリエチルアミン(2,5g)及び2−フタル イミドアセチルクロリド(5,6g)を用いて出発する以外は、2−フタルイミ ド−N−(2−トリフルオロメトキシフェニル)アセトアミドの製造に関して実 施例4に記載の方法と類似方法で製造することができる。それにより、N−(2 −フェノキシフェニル)−2−フタルイミドアセトアミド(8,3g)、融点1 43℃を得る。
実施例42 tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−ビフェニリル)アセトアミト コアセテート(5,8g)及び3−メチルフェニルイソシアナート(2,3g) を用いて出発する以外は、実施例1に記載の方法と類似方法を用い、酢酸エチル 中の再結晶の後、tert−ブチル 2−(N−(2−ビフェニリル)−2−[ 3−(3−メチルフエニノリウレイド〕アセトアミド)アセテート(3,7g) 、融点177℃を得る。
tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−ビフェニリル)アセトアミト コアセテートは、tert−ブチル 2−[N−(2−ビフェニリル)−2−フ タルイミドアセトアミトコアセテート(7,5g)及びヒドラジンハイドレート (2,4g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2−[2−アミノ− N−(2−トリフルオロメトキンフェニル)アセトアミトコアセテートの製造に 関して実施例4に記載の方法と類似方法で製造することができる。それにより、 tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−ビフェニリル)アセトアミト コアセテート(5,8g)を油状で得、それをさらに精製することなく後の合成 に使用する。
tert−ブチル 2− [N−(2−ビフェニリル)−2−フタルイミドアセ トアミトコアセテートは、N−(2−ビフェニリル)−2−フタルイミドアセト アミド(6,5g)、ナトリウムハイドライドの油性懸濁液(50重量%)(0 ,87g)及びtert−ブチル ブロモアセテート(3,6g)を用いて出発 する以外は、tert−ブチル 2−[2−フタルイミド−N−(2−トリフル オロメトキシフェニル)アセトアミトコアセテートの製造に関して実施例4に記 載の方法と類似方法で製造することができる。それにより、tert−ブチル  2−[N−(2−ビフェニリル)−2−フタルイミドアセトアミトコアセテート (8gL融点145℃を得る。
N−(2−ビフェニリル)−2−フタルイミドアセトアミドは、2−アミノビフ ェニル(4,2g) 、トリエチルアミン(2,7g)及び2−フタルイミドア セチルクロリド(5,6g)を用いて出発する以外は、2−フタルイミド−N− (2−トリフルオロメトキシフェニル)アセトアミドの製造に関して実施例4に 記載の方法と類似方法で製造することができる。それにより、2−フタルイミド −N−(2−ビフェニリル)アセトアミド(7,1g)、融点204℃を得る。
実施例43 tert−ブチル 2−C2−アミノ−N−(2−ベンジルフェニル)アセトア ミトコアセテート(8,1g)及び3−メチルフェニルイソシアナート(3g) を用いて出発する以外は、実施例1に記載の方法と類似方法を用い、酢酸エチル 中の再結晶の後、tert−ブチル 2−[N−(2−ベンジルフェニル)−2 −[3−(3−メチルフェニル)ウレイド]アセトアミド)アセテート(6,6 gL融点183℃を得る。 tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(2− ベンジルフェニル)アセトアミトコアセテートは、tert−ブチル 2−[N −(2−ベンジルフェニル)−2−フタルイミドアセトアミトコアセテート(1 1,2g)及びヒドラジンハイドレート(3,5g)を用いて出発する以外は、 tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−1リフルオロメトキシフエニ ル)アセトアミトコアセテートの製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法 で製造することができる。それにより、tert−ブチル 2−[2−アミノ− N−(2−ベンジルフェニル)アセトアミトコアセテート(8,1g)を油状で 得、それをさらに精製することなく後の合成に使用する。
tert−ブチル 2− [N−(2−ベンジルフェニル)−2−フタルイミド アセトアミトコアセテートは、N−(2−ベンジルフェニル)−2−フタルイミ ドアセトアミド(9,3g)、ナトリウムハイドライドの油性懸濁液(50重量 %)(1,4g)及びtert−ブチル ブロモアセテート(5,9g)を用い て出発する以外は、tert−ブチル 2−[2−フタルイミド−N−(2−4 リフルオロメトキシフエニル)アセトアミトコアセテートの製造に関して実施例 4に記載の方法と類似方法で製造することができる。それにより、tert−ブ チル 2−[N−(2−ベンジルフェニル)−2−フタルイミドアセトアミトコ アセテート(11,3g)、融点190℃を得る。
N−(2−ベンジルフェニル)−2−フタルイミドアセトアミドは、2−ベンジ ルアニリン(4,6g) 、)リエチルアミン(3g)及び2−フタルイミドア セチルクロリド(7,3g)を用いて出発する以外は、2−フタルイミド−N− (2−トリフルオロメトキシフェニル)アセトアミドの製造に関して実施例4に 記載の方法と類似方法で製造することができる。それにより、N−(2−ベンジ ルフェニル)−2−フタルイミドアセトアミド(9,3g)、融点232を得る 。
実施例44 tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(3−エトキシカルボニルフェニル )アセトアミトコアセテート(3,3g、)及び3−メチルフェニルイソシアナ ート(1,3g)を用いて出発する以外は、実施例1に記載の方法と類似方法を 用い、ジイソプロピルエーテル中の再結晶の後、tert−ブチル 2− IN −(3−エトキシカルボニルフェニル)−2−[3−(3−メチルフェニル)ウ レイドコアセトアミド)アセテート(0,85g)、融点71℃を得る。
tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(3−エトキシカルボニルフェニル )アセトアミトコアセテートは、tert−ブチル 2−[N−(3−エトキノ カルボニルフェニル)−2−フタルイミドアセトアミトコアセテート(5g)及 びヒドラジンハイドレート(1,6g)を用いて出発する以外は、tert−ブ チル 2−[2−アミノ−N−(2−トリフルオロメトキシフェニル)アセトア ミトコアセテートの製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法で製造するこ とができる。
それにより、tert−ブチル 2−〔2−アミノ−N−(3−エトキシカルボ ニルフェニル)アセトアミド〕アセテ−) (3,3g>を油状で得、それをさ らに精製することなく後の合成に使用する。
tert−ブチル 2− [N−(3−エトキシカルボニルフェニル)−2−フ タルイミドアセトアミトコアセテートは、N−(3−エトキシカルボニルフェニ ル)−2−フタルイミドアセトアミド(6gLナトリウムハイドライドの油性懸 濁液(50重量%)(Ig)及びtert−ブチル ブロモアセテート(4g) を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2−[2−フタルイミド−N−( 2−トリフルオロメトキシフェニル)アセトアミトコアセテートの製造に関して 実施例4に記載の方法と類似方法で製造することができる。それにより、ter t−ブチル 2− [N−(3−エトキシカルボニルフェニル)−2−フタルイ ミドアセトアミトコアセテート(5,1g)を油状で得、それをさらに精製する ことなく後の合成に使用する。
N−(3−エトキシカルボニルフェニル)−2−フタルイミドアセトアミドは、 エチル 3−アミノベンゾエート(3,3g) 、トリエチルアミン(2,4g )及び2−フタルイミドアセチルクロリド(5,8g)を用いて出発する以外は 、2−フタルイミド−N−(2−)リフルオロメトキシフェニル)アセトアミド の製造に関して実施例4に記載の方法走III似方法で製造することができる。
それにより、N−(3−エトキシカルボニルフェニル)−2−フタルイミドアセ トアミド(6,2g)、働点219℃を得る。
2−[2−アミノ−N−(2−エトキシカルボニルフェニル)アセトアミド]− N−メチルーN−フェニルアセトアミド(2,25g)及び3−メチルフェニル イソシアナート(0,88g)を用いて出発する以外は、実施例1に記載の方法 と類似方法を用い、酢酸エチル中の再結晶の後、2− IN−(2−エトキシカ ルボニルフェニル)−2−[3−(3−メチルフェニル)ウレイドコアモトアミ ド1−N−メチル−N−フェニルアセトアミド(1,6gL融点201℃を得る 。
2−[2−アミノ−N−(2−エトキシカルボニルフェニル)アセトアミド]− N−メチルーN−フェニルアセトアミドは、2− [N−(2−エトキシカルボ ニルフェニル)−2−フタルイミドアセトアミド]−N−メチル−N−フェニル アセトアミド(3,0g)及びヒドラジンハイドレート(0,9g)を用いて出 発する以外は、tert−ブチル2−[2−アミノ−N−(2−トリフル才ロメ トキ7フェニル)アセトアミトコアセテートの製造に関して実施例4に記載の方 法と類似方法で製造することができる。それにより、2−[2−アミノ−N−( 2−エルアセトアミド(2,25g)を油状で得、それをさらに精製することな く後の合成に使用する。
2− [N−(2−エトキシカルボニルフェニル)−2−フタルイミドアセトア ミドE−N−メチル−N−フェニルアセトアミドは、N−(2−エトキノカルボ ニルフェニル)−2−フタルイミドアセトアミド(5゜4g)、ナトリウムハイ ドライドの油性懸濁液(50重量%) (0,9g)及び2−ブロモ−N−メチ ル−N−フェニルアセトアミド(5,25g)を用いて出発する以外は、ter t−ブチル 2−[2−フタルイミド−N−(2−トリフルオロメトキシフェニ ル)アセトアミトコアセテートの製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法 で製造することができる。酢酸エチル中で再結晶後、2− [N−(2−エトキ シカルボニルフェニル)−2−フタルイミドアセトアミド]−N−メチル−N− フェニルアセトアミド(3,OgL融点202℃を得る。
N−(2−エトキシカルボニルフェニル)−2−フタルイミドアセトアミドは、 エチル 2−アミノベンゾエート(4,1g) 、トリエチルアミン(2,8g )及び2−フタルイミドアセチルクロリド(5,6g)を用いて出発する以外は 、2−フタルイミド−N (2−トリフルオロメトキノフェニル)アセトアミド の製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法で製造することができる。酢酸 エチル中の再結晶後、N−(2−エトキシカルボニルフェニル)−2−フタルイ ミドアセトアミド(8,7g)、融点197℃を得る。
実施例46 2−[2−アミノ−N−12−(N−メチルアニリノ)カルポニルフェニルコア セトアミド1−N−メチル−N−フェニルアセトアミド(2g)及び3−メチル フェニルイソシアナート(0,62g)を用いて出発する以外は、実施例27に 記載の方法と類似の方法を用いて、2−+N−[2−(N−メチルアニリノ)カ ルボニルフェニル)−2−[3−(3−メチルフェニル)ウレイド]アセトアミ ド1−N−メチル−N−フェニルアセトアミド(1,45gL融点140℃を得 る。
2−C2−アミノ−N−[2−(N−メチルアニリノカルポニルフェニルコアセ トアミド)〜N−メチルーN−フェニルアセトアミドは、N−メチル−2−(N −’[2−(N−メチルアニリノ)カルボニルフェニル)−2−フタルイミドア セトアミド]−’N−フェニルアセトアミド(2,8g)及びヒドラジンハイド レート(0,75g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2−(2− アミノ−N−[2−(3゜3−ジメチルピペリジノ)カルボニルフェニル]アセ トアミド】アセテートの製造に関して実施例27に記載の方法と類似方法で製造 することができる。それにより、2−(2−アミノ−N−[(N−メチルアニリ ノ)カルボニルフェニル]アセトアミド1−N−メチル−N−フェニルアセトア ミド(2g)を油状で得、それをさらに精製することな(後の合成に使用する。
N−メチル−2(N[2−(N−メチルアニリノ)カルボニルフェニル)−2− フタルイミドアセトアミド]−N−フェニルアセトアミドは、以下の方法で製造 することができる:20℃近辺の温度でN、N−ジルチルホルムアミド(25c  c)中の2−ブロモ−N−メチル−N−フェニルアセトアミド(4,6g)の 溶液を、N、N−ジメチルホルムアミド(’50cc)中のN−C2−(N−メ チルアニリノ)カルボニルフェニル]−2−フタルイミドアセトアミド(8,3 g)及び炭酸カリウム(3g)の懸濁液に加える。得られた混合物を2cm近辺 の温度で120時間撹拌し、水(800cc)中に注ぐ。不溶性生成物を濾過に より分離し、水(4X100cc)で洗浄し、空気乾燥し、直径が3゜2cmの カラムに詰めたソリ力(0,04−,0,063mm)(90g)上のクロマト グラフィー(溶離剤ニジクロロメタン)により精製し、50cc留分を集める。
留分60−90を合わせ、減圧下(2,7kPa)50℃にて濃縮乾燥する。そ れにより、N−メチル−2−!N−[2−(N−メチルアニリノ)カルポニルフ ェニルコー2−フタルイミドアセトアミド1−N−フェニルアセトアミド(2゜ 8g)を非晶質固体として得、それをさらに精製することな(後の合成に使用す る。
実施例47 2−アミノ−N−[3,3−ツメチルピペリジノカルボニルメチル)−N−[2 −(N−メチルアニリノ)カルボニルフェニルアセトアミド(1,45g)及び エチル 3−イソシアナートベンゾエート(0,63g)を用いて出発する以外 は、実施例27に記載の方法と類似の方法を用いて、エチル 3− [3−+N −(3,3−ジメチルピペリジノカルボニルメチル) −N−C2−(N−メチ ルアニリノ)カルボニルフェニル)カルバモイルメチル)ウレイド]ベンゾエー ト(1g)、融点225℃を得る。
2−アミノ−N−(3,3−ジメチルピペリジノカルボニルメチル)−N−[2 −(N−メチルアニリノ)カルボニルフェニル]アセトアミドは、N−(3,3 −ジメチルピペリジノカルボニルメチル)−N−[2−(N−メチルアニリノ) カルボニルフェニル)−2−フタルイミドアセトアミド(2,3g)及びヒドラ ジンハイドレート(0,6g)を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2 −(2−アミノ−N−[2−(3,3−ジメチルピペリジノ)カルボニルフェニ ル]アセトアミド)アセテートの製造に関して実施例27に記載の方法と類似方 法で) 製造することができる。それにより、2−アミノ−N−(3,3−ジメ チルピペリジノカルボニルメチル)−N−[2−(N−メチルアニリノ)) カ ルボニルフェニル]アセトアミド(1,45g)を油状で得、それをさらに精製 することなく後の合成に使用する。
N−(3,3−ジメチルピペリジノカルボニルメチル)−N−[2−(N〜メチ ルアニリノ)カルボニルフェニル)−2−フタルイミドアセトアミドは、以下の 方法で製造することができる・2cm近辺の温度でN、N” −力ルボニルジイ ミダゾール(2,35g)及び3.3−ジメチルピペリジン(1,6g)を、テ トラヒドロフラン(150cc)中の2− fN−[2−(N−メチルアニリノ )カルボニルフェニル3−2−フタルイミドアセトアミド)酢酸(6,8g)及 び4− (N、N−ジメチルアミノ)ピリジン(30mg)の溶液に連続して加 える。得られた混合物を2cm近辺の温度で70時間撹拌し、減圧下(2,7k Pa)50℃にて濃縮乾燥する。残留物をジクロロメタン(250cc)に溶解 し、得られた溶液を通常の水酸化ナトリウム水溶液(2x75cc)及び水(1 00c、c)で洗浄する。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、減圧 下(2,7kPa)60℃にて濃縮乾燥する。それにより、N−(3,3−ジメ チルピペリジノカルボニルメチル)−N−[2−(N−メチルアニリノ)カルボ ニルフェニル]−2−フタルイミドアセトアミド(6,6g)、融点180℃を 得る。
2− +N−[2−(N−メチルアニリノ)カルボニルフェニル1−2−フタル イミドアセトアミド)酢酸は、以下の方法で製造することができる:三フッ化酢 酸(30c c)中のtert−ブチル 2−fN−[2−(N−メチルアニリ ノ)カルボニルフェニル]−2−フタルイミドアセトアミド]アセテ−1−(7 ,9g)の溶液を、2cm近辺の温度で24時間撹拌し、水(50c c)中に 注ぐ。水相をジクロロメタン(3x250cc)で抽出する。有機相を合わせ、 水(2x150cc)で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、慮遇し、減圧下 (2,7kPa)60℃にて濃縮乾燥する。残留物を石油エーテル(100cc )で処理し、不溶性生成物を濾過により分離し、減圧下(15kPa)30℃に て乾燥する。それにより、2− iN−[2−(N−メチルアニリノ)カルボニ ルフェニル]−2−アタルイミドアセトアミド)酢酸(6,8g)を、非晶質固 体として得、それをさらに処理することな(後の合成に使用する。
実施例48 tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−tert−ブトキシカルボニ ルフェニル)アセトアミトコアセテート(1,8g)及び3−メチルフェニルイ ソシアナート(0,46g)を用いて出発する以外は、実施例27と類似方法を 用い、tert−ブチル 2−12− [3−(3−メチルフェニル)ウレイド ] −N−(2−tert−ブトキシカルボニルフェニル)アセトアミド)アセ テート(1,3g)、融点146℃を得る。
tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−tert−ブトキシカルボニ ルフェニル)アセトアミトコアセテートは、tert−ブチル 2−[2−フタ ルイミド−N(2−tert−ブトキシカルボニルフェニル)アセトアミトコア セテート(2,4g)及びヒドラジンハイドレート(0,7g)を用いて出発す る以外は、tert−ブチル2−(2−アミノ−N−C2−(3,3−ジメチル ピペリジノ)カルボニルフェニル]アセトアミド)アセテートの製造に関して実 施例27に記載の方法と類似方法で製造することができる。それにより、ter t−ブチル 2−[2−アミノ−N(2−tert−ブトキシカルボニルフェニ ル)アセトアミトコアセテート(1,8g)を油状態で得、それをさらに精製す ることなく後の合成に使用する。
tert−ブチル 2−[2−フタルイミド−N −(2−t e r t − ブトキシカルボニルフェニル)アセトアミトコアセテートは、tert−ブチル  2−(2−フタルイミドアセトアミド)ベンゾエート(3゜8g)、tert −ブチル ブロモアセテート(2,15g)及び炭酸カリウム(1,5g)を用 いて出発する以外は、2− IN−[2−(N−メチルアニリノ)カルボニルフ ェニル]−2−フタルイミドアセトアミド1−N−メチル−N−フェニルアセト アミドの製造に関して実施例46に記載の方法と類似方法により製造することが できる。それにより、tert−ブチル 2 [N (2−tert−ブトキシ カルボニルフェニル)アセトアミトコアセテート(2g)、融点143℃を得る tert−ブチル 2−(2−フタルイミドアセトアミド)ベンゾエートは、t ert−ブチル アンスラニレート(3,3g) 、2−フタルイミドアセチル クロリド(4,96g)及びトリエチルアミン(2゜24g)を用いて出発する 以外は、N−[2−(3,3−ジメチルピペリジノ)カルボニルフェニル]−2 −フタルイミドアセトアミドの製造に関して実施例27に記載の方法により製造 することができる。それにより、tert−ブチル 2−(2−フタルイミドア セトアミド)ベンゾエート(5,6gL融点159℃を得る。
tert−ブチル アンスラニレートは、W、E、Ga1nes and N、 B、Carson、J、Econ、Entomol、、39゜763 (194 6)に記載の方法により製造することができる。
実施例49 2−(3−アミノフェニル)エタノール(1,1g)を、トルエン(35c c )中の2− (2−[(1−イミダゾリル)カルボキシアミトコ−N−(3−メ トキシフェニル)アセトアミド1−N−メチル−N−フェニルアセトアミド(1 ,7g)の溶液に加える。混合物を4時間加熱還流し、減圧下(2,7kPa) 45℃にて濃縮乾燥する。残留物を酢酸エチル(60cc)に溶解し、得られた 溶液を2Nの塩酸水溶液(20cc)及び水(2x25cc)で洗浄する。有機 相を硫酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥 する。
得られた粗生成物を直径が2.1cmのカラムに詰めたシリカ(0,065−0 ,205mm)(50g)上のクロマトグラフィー[溶離剤;酢酸エチル/エタ ノール(95:5体積比)コにより精製し、20cc留分を集める。留分4−6 を合わせ、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。ジイソプロピルエ ーテル/酢酸エチル(90:10体積比)混合物中で再結晶後、2− [2−+ 3− [3−(2−ヒドロキシエチル)フェニル]ウレイドl −N−(3−メ トキシフェニル)アセトアミド]−N−メチルーN−フェニルアセトアミド(0 ,85g)、融点90℃を得る。
2− +2− [(1−イミダゾリル)カルボキシアミド] −N−(3−メト キシフェニル)アセトアミド)−N−メチル−N−フェニルアセトアミドは、以 下の方法で製造することができる:無水テトラヒドロフラン(30c c)中の 2−[2−アミノ−N−(3−メトキシフェニル)アセトアミド]−N−メチル ーN−フェニルアセトアミド(3,1g)の溶液を、無水テトラヒドロフラン( 30CC)中のN、 N’ −カルボニルジイミダゾール(3,0g)の溶液に 加える。溶液を25℃近辺の温度で16時間撹拌し、その後減圧下(2,7kP a)40℃にて濃縮乾燥する。残留物を酢酸エチル(50c c)に溶解し、得 られた溶液を水(4x30cc)及び塩化ナトリウム飽和水溶液(30c c) で連続して洗浄する。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下(2,7k Pa)40℃にて濃縮乾燥する。酢酸エチル中の再結晶後、2−(2−[(1− イミダゾリル)カルボキシアミド] −N−(3−メトキシフェニル)アセトア ミド1−N−メチル−N−フェニルアセトアミド(3゜5g)、融点130℃を 得る。
2−(3−アミノフェニル)エタノールは、B、CARNMALM等。
Acta Pharm、5uedica、1↓、33 (1974)に記載の方 法により製造することができる。
実施例50 使用する方法は、メチル (R3)−2−[3−(3−[N−(3−メトキンフ ェニル)−N−(N−メチル−N−フェニルカルバモイルメチル)カルバモイル メチルコラレイド)フェニル]プロピオネート(2g)及びINの水酸化ナトリ ウム水溶液(3,8cc)を用いて出発する以外は、実施例26に記載の方法と 類似である。それにより、(R8)−2−[3−[3−[N−(3−メトキシフ ェニル)−N−(N−メチル−N−フェニルカルバモイルメチル)カルバモイル メチルコラレイド)フェニル]プロピオン酸(1,3gL融点127℃を得る。
メチル (R3)−2−[3−+3− [N−(3−メトキンフェニル)−N− (N−メチル−N−フェニルカルバモイルメチル)カルバモイルメチルコラレイ ド)フェニル]プロピオネートは、2− +2− [(1−イミダゾリル)カル ボキシアミド] −N−(3−メトキンフェニル)アセトアミド1−N−メチル −N−フェニルアセトアミド(2,5g)及びメチル (R5)−2−(3−ア ミノフェニル)プロピオネート(2、Ig)を用いて出発する以外は、2− [ 2−(3〜[3−(2−ヒドロキシエチル)フェニル]ウレイドl −N−(3 −メトキシフェニル)アセトアミド]−N−メチルーN−フェニルアセトアミド の製造に関して実施例49に記載の方法と類似の方法で製造することができる。
得られた生成物を、直径が2.5cmのカラムに詰めたシリカ(0,065−0 ,200mm)(50g)上のクロマトグラフィー[溶離剤:メチレンクロリド /酢酸エチル(60:40体積比)]により精製し、50cc留分を集める。留 分5−12を合わせ、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。それに より、メチル (R3)−2−[3−[3−[N−(3−メトキンフェニル)  −N−(N−メチル−N−フェニルカルバモイルメチル)カルバモイルメチルコ ラレイド)フェニル]プロピオネート(2,1g)を、メリンゲ様生成物として 得、それをさらに生成することなく後の合成に使用する。
メチル (R5)−2−(3−アミノフェニル)プロピオネートは、以下の方法 で製造することができる:エタノール(50c c)中のメチル (R5)−2 −(3−ニトロフェニル)プロピオネート(4g)の溶液に、木炭担持パラジウ ム(5%Pd)(0,3g)を加える。@濁液を、25℃近辺の温度にて水素雰 囲気下(100kPa)で2時間撹拌する。その後触媒を濾過により分離し、濾 液を減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。それにより、メチル ( R3)−2−(3−アミノフェニル)プロピオネート(3,3g)を油状で得、 それをさらに生成することなく後の合成に使用する。
メチル (R5)−2−(3−ニトロフェニル)プロピオネートは、以下の方法 で製造することができる:メタノール(40c c)中の(R8)−2−(3− ニトロフェニル)プロピオニトリル(5g)の溶液中に、塩酸を3時間吹き込む 。得られた混合物を還流下で30分撹拌し、不溶性生成物を濾過により分離する 。濾液を減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。粗生成物を、直径が 3.5cmのカラムに詰めたシリカ(0,065−0,200mm)(80g) 上のクロマトグラフィー[溶離剤:石油エーテル/酢酸エチル(80:20体積 比)]により精製し、100cc留分を集める。留分1及び2を合わせ、減圧下 (2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。それにより、メチル (R5)−2 −(3−ニトロフェニル)プロピオネート(4,0g)を、油状で得、それをさ らに生成することな(後の合成に使用する。
(R3)−2−(3−ニトロフェニル)プロピオニトリルは、E。
Fe1der等、J、Med、Chem、、13.559 (1970)に記載 の方法で製造することができる。
実施例51 使用する方法は、2−12− [(1−イミダゾリル)カルボキシアミド[−N −(3−メトキシフェニル)アセトアミド1−N−メチル−N−フェニルアセト アミド(1,7g)及び5−(3−アミノベンジル)テトラゾール(1,4g) を用いて出発する以外は、実施例49に記載の方法と類似である。粗生成物を、 直径が2.cmのカラムに詰めたノリ力(0,065−0,200mm)(40 g)上のり07トグラフイー[溶離剤・メチレンクロリド/エタノール(90・ 10体積比)コにより精製し、25cc留分を集める。留分5−123を合わせ 、減圧下(2,7kPa)40℃にてIII乾燥する。酢酸エチル/ジインプロ ピルエーテル(10:90体積比)混合物中の再結晶の後、2−fN−〔3−メ トキシフェニル)−2−[3−+3− C(5−テトラゾリル)メチル]フェニ ル)ウレイド〕アセトアミド1−N−メチル−N−フェニルアセトアミド(0, 2gL融点120℃を得る。
5−(3−アミノベンジル)テトラゾールは、以下の方法で製造することができ る・エタノール(80c c)中の5−(3〜ニトロベンジル)テトラゾール( 3,9g)の溶液に、木炭担持パラジウム(5%Pd)(0,3g)を加える。
懸濁液を、25℃近辺の温度にて水素雰囲気下(100kPa)で2時間撹拌す る。その後触媒を濾過により分離し、濾液を減圧下(2,7kPa)40℃にて 濃縮乾燥する。それにより、5−(3−アミノベンジル)テトラゾール(3,1 g)、融点140℃を得る。
5−(3−ニトロベンジル)テトラゾールは、以下の方法で製造することができ る:無水ジメチルホルムアミド(25c c)中の3−二トロフェニルアセトニ トリル(1,6g)の溶液に、ナトリウムアンド(1゜43g)及び無水塩化ア ンモニウム(1,17g)を加える。混合物を100℃近辺の温度で22時間撹 拌し、減圧下(2,7kPa)80℃にて濃縮乾燥する。得られた残留物を2N の塩酸溶液(25cc)で取り上げ、得られた混合物をメチレンクロリド(2x 50cc)で抽出する。合わせた有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下 (2,7kPa)35℃で濃縮乾燥する。それにより、5−(3−ニトロベンジ ル)テトラゾール(1,6gL融点140℃を得る。
3−ニトロフェニルアセトニトリルは、以下の方法で製造することができる[脱 文] 8.5Mのシアン化カリウム水溶液(20c c)を、メタノール(12 0cc)中の3−ニトロベンノルクロリド(20,6g)の溶液に加える。混合 物を還流下で4時間撹拌し、減圧下(2,7kPa)45℃にて濃縮乾燥する。
残留物をジエチルエーテル(200cc)及び水(150cc)で取り上げる。
有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下(2,7kPa)35℃で濃縮乾 燥する。得られた粗生成物を、直径が2cmのカラムに詰めたシリカ(領 06 5−0.200mm)(50g)上のクロマトグラフィー(溶離剤、メチレンク ロリド)により精製し、30cc留分を集める。留分4−9を合わせ、減圧下( 2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。それにより、3−ニトロフェニルアセ トニトリル(l1g)、融点60℃を得る。
実施例52 使用する方法は、2− (2−[(1−イミダゾリル)カルボキシアミド] − N−(3−ヒドロキシフェニル)アセトアミド1−N−メチル−N−フェニルア セトアミド(1,0g)及び3−アミノフェニルメタノール(0,6g)を用い て出発する以外は、実施例49に記載の方法と類似である。粗生成物を、直径が 2cmのカラムに詰めたシリカ(0゜065−0.200mm)(40g)上の クロマトグラフィー[溶離剤:エタノール/酢酸エチル(5:95体積比)]に より精製し、10cc留分を集める。留分7−13を合わせ、減圧下(2,7k Pa)40℃にて濃縮乾燥する。酢酸エチル/ジイソプロピルエーテル(80: 20体積比)混合物中の再結晶の後、2− [2−+3− [3−(ヒドロキシ メチル)フェニル]ウレイドl −N−(3−ヒドロキシフェニル)アセトアミ ド1−N−メチル−N−フェニルアセトアミド(0,2g)、融点160℃を得 る。
2− (2−[(1−イミダゾリル)カルボキシアミド[−N−(3−ヒドロキ シフェニル)アセトアミド1−N−メチル−N−フェニルアセトアミドは、2− [2−アミノ−N−(3−ヒドロキシフェニル)アセトアミド]−N−メチルー N−フェニルアセトアミド(0,9g)及びN、 N’ −カルボニルジイミダ ゾール(0,7g)を用いて出発する以外は、2− +2− [(1−イミダゾ リル)カルボキシアミド] −N−(3−メトキシフェニル)アセトアミド1− N−メチル−N−フェニルアセトアミドの製造に関して実施例49に記載の方法 と類似方法により製造することができる。それにより、2− (2−[(1−イ ミダゾリル)カルボキシアミド] −N−(3−ヒドロキシフェニル)アセトア ミド)−N−メチル−N−フェニルアセトアミド(0,9g)を油状で得、それ をさらに生成することなく後の合成に使用する。
2−U2−アミノ−N−(3−ヒドロキシフェニル)アセトアミド]−N−メチ ルーN−フェニルアセトアミドは、2−[N−(3−ヒドロキシフェニル)−2 −フタルイミドアセトアミド] −N−メチル−N−フェニルアセトアミド(2 ,0g)及びヒドラジンハイドレート(0゜45g)を用いて出発する以外は、 tert−ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−トリフルオロメトキシフェニ ル)アセトアミド]アセテートの製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法 により製造することができる。それにより、2−[2−アミノ−N−(3−ヒド ロキシフェニル)アセトアミド]−N−メチルーN−フェニルアセトアミド(0 ゜9g)を油状で得、それをさらに生成することなく後の合成に使用する。
2− [N−(3−ヒドロキシフェニル)−2−フタルイミドアセトアミド]− N−メチル−N−フェニルアセトアミドは、以下の方法で製造することができる :メチレンクロリド(20cc)中の2− [N−(3−メトキンフェニル)− 2−フタルイミドアセトアミド]−N−メチル−N−フェニルアセトアミド(2 g)の溶液を、−50℃近辺の温度で窒素雰囲気下に保ったメチレンクロリド中 の工具素化ホウ素の1M溶液(13,3cc)に10分かけて加える。得られた 混合物を一50℃近辺の温度で30分間及び20℃近辺の温度で16時間撹拌す る。その浸水(25cc)、及びメチレンクロリド(25cc)を加える。沈降 の開始後、有機相を分離し、水(4x30cc)で洗浄し、硫酸マグネシウム上 で乾燥し、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。それにより、2−  [N−(3−ヒドロキシフェニル)−2−フタルイミドアセトアミド]−N− メチル−N−フェニルアセトアミド(0,9g)を油状で得、それをさらに生成 することなく後の合成に使用する。
実施例53 用いる方法は、2− [2−アミノ−N−(3−エトキシフェニル)アセトアミ ド]−N−メチルーN−フェニルアセトアミド(1,0g)及び3−メチルフェ ニルイソンアナート(0,33g)を用いて出発する以外は、実施例1と類似で ある。粗生成物を、直径が2.0cmのカラムに詰めたシリカ(0,065−0 ,200mm)(40g)上のクロマトグラフィー[溶離剤ニジクロヘキサン/ 酢酸エチル(30ニア0体積比)]により精製し、20cc留分を集める。留分 5−13を合わせ、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。酢酸エチ ル/ジイソプロピルエーテル(10:90体積比)混合物中の再結晶の後2iN −(3−エトキシフェニル)−2−[3−(3−メチルフェニル)ウレイド]ア セトアミド1−N−メチル−N−フェニルアセトアミド(0゜3g)、融点98 ℃を得る。
2−[2−アミノ−N−(3−エトキシフェニル)アセトアミド]−N−メチル ーN−フェニルアセトアミドは、2−[N−(3−エトキシフェニル)−2−フ タルイミドアセトアミド]−N−メチル−N−フェニルアセトアミド(1,2g )及びヒドラジンハイドレート(028g)を用いて出発する以外は、tert −ブチル 2−[2−アミノ−N−(2−トリフルオロメトキシフェニル)アセ トアミド]アセテートの製造に関して実施例4に記載の方法と類似方法により製 造することができる。それにより、2−[2−アミノ−N−(3−エトキシフェ ニル)アセトアミド]−N−メチルーN−フェニルアセトアミド(1g)を油状 で得、それをさらIこ生成することなく後の合成に使用する。
2− [N−(3−エトキシフェニル)−2−フタルイミドアセトアミド]−N −メチル−N−フェニルアセトアミドは、以下の方法で製造することができる: 10℃10℃近度でナトリウムハイドライドの油性感液(50重量%)(0,2 4g)を、N、 N−ジメチルホルムアミド(15c c)中の2− CN−( 3−ヒドロキシフェニル)−2−フタルイミドアセトアミド]−N−メチル−N −フェニルアセトアミド(27g)の溶液に加える。懸濁液をlθ℃近辺の温度 で30分撹拌し、その後ヨー化エチル(1,0g)を加える。混合物を25℃近 辺の温度で2時間撹拌し、その後水(150cc)及び酢酸エチル(200cc )の混合物中に注ぐ。沈降の開始後、有機相を分離し、水(2xlOOcC)で 洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下(2,7k P a)35℃にて 濃縮乾燥する。粗生成物を、直径が2.5cmのカラムに詰めたシリカ(0,0 63−0,2mm)(50g)上のクロマトグラフィー[溶離剤ニジクロヘキサ ン/酢酸エチル(40:60体積比)]により精製し、20cc留分を集める。
留分4−7を合わせ、減圧下(2゜7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。それに より、2− [N−(3−エトキシフェニル)−2−フタルイミドアセトアミド ]−N−メチル−N−フェニルアセトアミド(1,2g)を、油状で得、それを さらに生成することなく後の合成に使用する。
実施例54 用いる方法は、2−[2−アミノ−N−(3−メトキシフェニル)アセトアミド ] −N−(2−フルオロフェニル)−N−メチルアセトアミド(0,8g)及 び3−メチルフェニルイソシアナート(0,32g)を用いて出発する以外は、 実施例1と類似である。粗生成物を、直径が2cmのカラムに詰めたシリカ(0 ,065−0,200mm)(40g)上のクロマトグラフィー[溶離剤:メチ レンクロリド/エタノール(95:5体積比)〕により精製し、20cc留分を 集める。留分8−12を合わせ、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥す る。ジイソプロピルエーテル/アセトニトリル(90:10体積比)+1!合物 中の再結晶の後N−[([2−フルオロフェニルリ−2−(N−(3−メトキン フェニル)−2−[3−(3−メチルフェニルアミドl−N−メチルアセトアミ ド(0.7’g) 、融点110℃を得る。
2−[2−アミノ−N−(3−メトキシフェニル)アセトアミド]−N− (2 −フルオロフェニル)−N−メチルアセトアミドは、N− (2−フルオロフェ ニル)−2− [N− (3−メトキンフェニル)−2−フタルイミドアセトア ミド]−N−メチルアセトアミド(6.2g)及びヒドラジンハイドレート(1 .3g>を用いて出発する以外は、tert−ブチル 2−[2−アミノ−N− (2−トリフルオロメトキシフェニル)アセトアミド]アセテートの製造に関し て実施例4に記載の方法と類似方法により製造することができる。それにより、 2−[2−アミノ−N−(3−メトキシフェニル)アセトアミド]−N−(2− フルオロフェニル)−N−メチルアセトアミド(4.0g)を油状で得、それを さらに生成することなく後の合成に使用する。
N−(2−フルオロフェニル) −2− (N− (3−メトキシフェニル)− 2−フタルイミドアセトアミド]−N−メチルアセトアミドは、以下の方法によ り製造することができる・オキザリルジクロリド(3.5g)及びジメチルホル ムアミド(0.2cc)を、1,2−ジクロロエタン(150cc)中の2−  [N− (3−メトキンフェニル)−2−フタルイミドアセトアミド]酢酸(9 .2g)の懸濁液に加える。混合物を25℃近辺の温度で2時間撹拌し、その後 1.2ージクロロエタン(20CC)に溶解した2−フルオロ−N−メチルアニ リン(3.1g)及びピリジン(2g)を加える。溶液を25℃近辺の温度で2 時間撹拌し、水(2x100cc)で洗浄する。有機相を硫酸マグネシウム上で 乾燥し、減圧下(2.7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。得られた粗生成物を 、直径が4cmのカラムに詰めたシリカ(0.065−0.200mm)(80 g)上のクロマトグラフィー[溶離剤:メチレンクロリド/メタノール(98: 2体積比)]により精製し、30cc留分を集める。留分5−13を合わせ、減 圧下(2.7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。それにより、N− (2−フル オロフェニル)−2− [N−(3−メトキシフェニル)−2−フタルイミドア セトアミド]−N−メチルアセトアミド(6.2g)をメリンゲ様生成物として 得、それをさらに生成することなく後の合成に使用する。
2− [N− (3−メトキシフェニル)−2−フタルイミドアセトアミド]酢 酸は以下の方法で製造することができるニジクロロメタン(220cc)中のt ert−ブチル 2− [N− (3−メトキシフェニル)−2−フタルイミド アセトアミトコアセテート(19g)の溶液に、三フッ化酢酸(32.9g)を 加える。得られた溶液を還流下で4時間撹拌し、減圧下(2.7kPa)40℃ にて濃縮乾燥する。ジイソプロピルエーテル中の再結晶の後、2− [N− ( 3−メトキシフェニル)−2−フタルイミドアセトアミドJ酢酸(16gL融点 198℃を得る。
2−フルオロ−N−メチルアニリンは、以下の方法で製造することができる:無 水テトラヒドロフラン(100cc)中の2−フルオロホルムアニリド(12. 2g)の溶液を、25℃近辺の温度に保った無水テトラヒドロフラン(10 0  c c)中のリチウムアルミニウムハイドライド(4.9g)の懸濁液に15 分かけて加える。混合物を25℃近辺の温度で3時間撹拌する。5℃近辺の温度 に冷却後、水(5. 7 c c)、5Nの水酸化ナトリウム水溶液(4. 2  c c)及びその後水(19 c c)を続けて加える。得られた懸濁液を3 0分撹拌し、ジエチルエーテル(150cc)を加える。不溶性生成物を濾過に より分離し、濾液を減圧下(2,7kPa)40℃にてa$1乾燥する。残留物 をジクロロメタン(60c c)中に溶解し、溶液を硫酸マグネシウム上で乾燥 し、減圧下(2,7kPa)40℃にて濃縮乾燥する。それにより、2−フルオ ロ−N−メチルアニリン(7,2g)を油状で得、それをさらに生成することな く後の合成に使用する。
2−フルオロホルムアニリドは、以下の方法により製造することができる:2− フルオロアニリン(l1g)を、無水ジメチルホルムアミド(100cc)中の ナトリウムメチレート(10,8g)の溶液に加える。混合物を2時間加熱還流 し、生成するメタノールを蒸留し、その後減圧下(領 01kPa)60℃にて am乾燥する。残留物を水(1リツトル)及びジエチルエーテル(300c c )で取り上げる。沈降の開始後、有機相を分離し、硫酸マグネシウム上で乾燥し 、減圧下(2,7kPa)30℃にて濃縮乾燥する。それにより、2−フルオロ ホルムアニリド(12,2g)を油状で得、それをさらに生成することなく後の 合成に使用する。
実施例55 使用する方法は、エチル 3− [3−[N−[2−(3,4−ジヒドロ−28 −1,4−ベンゾチアジン−4−イル)−2−オキソエチル]−N−(3−メト キシフェニル)カルバモイルメチル)ウレイド]ベンゾエート(3,1g)及び INの水酸化ナトリウム水溶液(5,5c c)を用いて出発する以外は、実施 例26と類似である。それにより、3−[3−+N−[2−(3,4−ジヒドロ −28−1,4−ベンゾチアジン−4−イル)−2−オキソエチル] −N−( 3−メトキンフェニル)カルバモイルメチル)ウレイド]安息香酸(1,6gL 融点165℃を得る。
エチル 3− [3−(N−[2−(3,4−ジヒドC1−2H−1,4−ベン ゾチアジン−4−イル)−2−オキソエチル] −N−(3−メトキシフェニル )カルバモイルメチル)ウレイドコペンゾエートは、N−[2−(3,4−ジヒ ドロ−2H−1,4−ベンゾチアジン−4−イル)=2−オキソエチル] −2 −[(1−イミダゾリル)カルボキンアミド]−N−(3−メトキシフェニル) アセトアミド(3,0g)及びエチル3−アミノベンゾエート(2,2g)を用 いて出発する以外は、2−[2−+3〜[3−(2−ヒドロキシエチル)フェニ ルコラレイド)−N−(3−メトキンフェニル)アセトアミド]−N−メチルー N−フェニルアセトアミドに製造に関して実施例49に記載の方法と類似方法で 製造することができる。得られた粗生成物を直径が5cmのカラムに詰めたシリ カ(0,065−0,200mm)(150g)上のりC177トグラフイー[ 溶離剤、メチレンクロリド/酢酸エチル(70:30体積比)]により精製し、 30cc留分を集める。留分24−36を合わせ、減圧下(2,7kPa)40 ℃にて濃縮乾燥する。それにより、エチル3− [3−fN−[2−(3,4− ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾチアノン−4−イル)−2−オキソエチル]  −N−(3−メトキンフェニル)カルバモイルメチル)ウレイド]ベンゾエート (3,2g)をメリンゲ様生成物として得、それをさらに生成することなく後の 合成に使用する。
N−[2−(3,4−ジヒドロ−28−1,4−ベンゾチアジン−4−イル)− 2−オキソエチル] −2−[(1−イミダゾリル)カルボキシアミド] −N −(3−メトキシフェニル)アセトアミドは、2−アミノ−N−[2−(3,4 −ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾチアジン−4−イル)−2−オキソエチル〕 −N−(3−メトキシフェニル)アセトアミド(3,6g)及びN、 N’ − カルボニルジイミダゾール[原文のまま] (2,6g)を用いて出発する以外 は、2− (2−[(1−イミダゾリル)カルボキンアミド] −N−(3”メ トキシフェニル)アセトアミド1−N−メチル−N−フェニルアセトアミドの製 造に関して実施例49に記載の方法と類似方法により製造することができる。そ れにより、N−[2−(3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾチアジン−4 −イル)−2−オキソエチル] −2−[(1−イミダゾリル)カルボキシアミ ド] −N−(3−メトキシフェニル)アセトアミド(3,1g)を非晶質粉末 の形態で得、それをさらに生成することな(後の合成に使用する。
2−アミノ−N−[2−(3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾチアジン− 4−イル)−2−オキソエチル] −N−(3−メトキシフェニル)アセトアミ ドは、N−12−(3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾチアジン−4−イ ル)−2−オキソエチル] −N−(3−メトキシフェニル)−2−フタルイミ ドアセトアミド(8,0g)及びヒドラジンハイドレート(1,6g)を用いて 出発する以外は、tert−ブチル 2− [2−アミノ−N−(2−トリフル オロメトキシフェニル)アセトアミド]アセテートの製造に関して実施例4に記 載の方法と類似方法により製造することができる。それにより、2−アミノ−N −[2−(3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾチアジン−4−イル)−2 −オキソエチル] −N (3−メトキシフェニル)アセトアミド(59g)を 油状で得、それをさらに生成することな(後の合成に使用する。
N−[2−(3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾチアジン−4−イル)− 2−オキソエチル] −N−(3−メトキンフェニル)−2−フタルイミドアセ トアミドは、2−[N−(3−メトキシフェニル)−2−フタルイミドアセトア ミド]酢酸(9,2gLオキザリルクロリド(3,5g) 、3.4−ジヒドロ −2H−1,4−ベンゾチアジン(3,8g)及びピリジン(2g)を用いて出 発する以外は、N−(2−フルオロフェニル)−2−[N−(3−メトキシフェ ニル)−2−フタルイミドアセトアミド]−N−メチルアセトアミドの製造に関 して実施例54に記載の方法と類似方法により製造することができる。アセトニ トリル/ジイソプロピルエーテル(35:65体積比)混合物中の再結晶後、N −[2−(3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾチアジン−4−イル)−2 −オキソエチル] −N−(3−メトキシフェニル)−2−フタルイミドアセト アミド(8,2gL融点150℃を得る。
3.4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾチアジンは、C,C,J。
CULVENOR等、J、Chem、Soc、、278 (1949)に記載の 方法により製造することができる。
実施例56 使用する方法は、エチル 3− [3−IN−(3−メトキシフェニル)−N− 12−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1−キノリル)−2−オキソエチル] カルバモイルメチル1ウレイドJベンゾエート(0,7g)及びINの水酸化ナ トリウム水溶液(1,3cc)を用いて出発する以外は、実施例26と類似であ る。それにより、3− [3−(N−(3−メトキシフェニル) −N−[2− (1,2,3,4−テトラヒドロー1−キノリル)−2−オキソエチル〕カルバ モイルメチル)ウレイド]安息香酸(0,2g)、融点190℃を得る。
エチル 3− [3−(N−(3−メトキシフェニル)−N−[2−(1,2, 3,4−テトラヒドロ−1−キノリル)−2−オキソエチル]カルバモイルメチ ル)ウレイド]ベンゾエートは、2−[(1−イミダゾリル)カルボキシアミド ]−N−(3−メトキシフェニル)−N−[2−(1,2,3,4−テトラヒド ロ−1−キノリル)〜2−オキソエチル]アセトアミド(1,2g)及びエチル  3−アミノベンゾエート(0,85g)を用いて出発する以外は、2− [2 −+3− [3−(2−ヒドロキシエチル)フェニル]ウレイドl −N−(3 −メトキシフェニル)アセトアミド]−N−メチルーN−フェニルアセトアミド に製造に関して実施例49に記載の方法と類似方法で製造することができる。得 られた生成物を直径が2cmのカラムに詰めたシリカ(0,065−0,200 mm)(40g)上のクロマトグラフィー[溶離剤・メチレンクロリド/酢酸エ チル(70:30体積比)]により精製し、2Qcc留分を集める。留分31− 40を合わせ、減圧下(2,7k P a)40℃にて濃縮乾燥する。それによ り、エチル 3− [3−fN −(3−メトキシフェニル)−N−[2−(1 ,2,3,4−テトラヒドロ−1−キノリル)−2−オキソエチル]カルバモイ ルメチル)ウレイド]ベンゾエート[原文のまま] (0,7g)をメリンゲ様 生成物として得、それをさらに生成することなく後の合成に使用する。
2−[(1−イミダゾリルりカルボキシアミド] −N−(3−メトキノフェニ ル)−N−C2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1−キノリル)−2−オキ ソエチルコアセトアミドは、2−アミノ−N−(3−メトキシフェニル) −N −[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1−キノリル)−2−オキソエチル ]アセトアミド(5,Og)及びN。
N” −カルボニルジイミダゾール(4,2g)を用いて出発する以外は、2−  (2−[(1−イミダゾリル)カルボキシアミド] −N−(3−メモキシフ ェニル)アセトアミド)−N−メチル−N−フェニルアセトアミドの製造に関し て実施例49に記載の方法と類似方法により製造することができる。それにより 、2−[(1−イミダゾリル)カルボキシアミド] −N−(3−メトキシフェ ニル) −N−[2−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1−キノリル)−2− オキソエチル]アセトアミドをメレンゲ様固体の形態で得、それをさらに生成す ることな(後の合成に使用する。
2−アミノ−N−(3−メトキシフェニル) −N−[2−(1,2゜3.4− テトラヒドロ−1−キノリル)−2−オキソエチル]アセトアミドは、N−(3 −メトキシフェニル)−2−フタルイミド−N−[2−(1,2,3,4−テト ラヒドロ−1−キノリル)−2−オキソエチル]アセトアミド(8,5g)及び ヒドラジンハイドレート(1,7g)を用いて出発する以外は、tert−ブチ ル 2−[2−アミノ−N−(2−トリフルオロメトキシフェニル)アセトアミ ド]アセテートの製造4二関して実施例4に記載の方法と類似方法により製造す ることができる。それにより、2−アミノ−N−(3−メトキシフェニル)−N −[2−(1,2,3,4−テトラヒトa−1−キノリル)−2−オキソエチル 〕アセトアミド(5g)を油状で得、それをさらに生成することなく後の合成に 使用する。
N−(3−メトキシフェニル)−2−フタルイミド−N−[2−(1゜2、 3 . 4−テトラヒドロ−1−キノリル)−2−オキソエチル]アセトアミドは、 2− [N−(3−メトキンフェニル)−2−フタルイミドアセトアミド]酢酸 (8,0g)、オキザリルジクロリド(3,0g)、1、 2.3. 4−テト ラヒドロ−1−キノリン(3,5g)及びピリジン(1,8g)を用いて出発す る以外は、N−(2−フルオロフェニル)−2−[N (3−メトキシフェニル )−2−フタルイミドアセトアミド]−N−メチルアセトアミドの製造に関して 実施例54に記載の方法と類似方法により製造することができる。それにより、 N−(3−メトキシフェニル)−2−フタルイミド−N−C2−(1,2,3, ,4−テトラヒドロ−1−キノリル)−2−オキソエチルコアセトアミド(8゜ 8g)を油状で得、それをさらに精製することなく後の合成に使用する。
本発明は、少なくとも1種類の式(I)の化合物を、純粋な状態で、又は不活性 であることも生理学的に活性であることもできる他の製薬上適合する生成物と組 み合わせた組成物の形態で含む医薬品にも関する。
本発明の医薬品は、経口的に、非経口的に、直腸内に、又は局所的に用いること ができる。
経口的投与のための固体組成物として、錠剤、丸薬、粉末(ゼラチンカプセル、 ウェーフッカプセル)又は顆粒を使用することができる。これらの組成物では、 本発明の活性成分を1種類かそれ以上の希釈剤、例えば澱粉、セルロース、スク ロース、ラクトース又はシリカと混合する。
これらの組成物は、希釈剤以外の基質、例えばステアリン酸マグネシウム又はタ ルクなどの1種類かそれ以上の滑剤、着色剤、被覆(糖衣)又はニス剤を含むこ とができる。
経口投与のための液体組成物として、水、エタノール、グリセロール、植物油又 は液体パラフィンなどの不活性希釈剤を含む、製薬上許容できる溶液、懸濁液、 乳液、70ツブ及びエリキサ−を使用することができる。これらの組成物は、希 釈剤以外の基質、例えば湿潤剤、甘味料、増粘剤、風味料又は安定剤を含むこと ができる。
非経口的投与のための無菌組成物は、溶液、水性又は非−水性懸濁液あるいは乳 液であることが好ましい。溶媒又はビヒクルとして、水、プロピレングリコール 、ポリエチレングリコール、植物油、特にオリーブ油、注入可能な有機液体、例 えばオレイン酸エチル、又は他の適した有機溶媒を使用することができる。これ らの組成物は、アジュバント、特5に湿潤剤、強壮剤、乳化剤、分散剤及び安定 剤も含むことができる。無菌化は、例えば無菌濾過、組成物への殺菌剤の挿入、 放射線照射又は加熱などのいくつかの方法で行うことができる。これは、無菌の 固体組成物の形態で調製し、使用時に無菌の注入可能な媒体中に溶解することも できる。
直腸内投与のための組成物は、活性生成物の他にココアバター、半合成グリセリ ド又はポリエチレングリコールなどの賦形剤を含む座薬又は直腸カプセルである 。
局所的投与のための組成物は、例えばクリーム、軟膏、ローション、目薬、洗口 液、重用ドロップ又はエーロゾルであることができる。
人の治療の場合、本発明の化合物は、神経系及び胃腸系のレベルでCCK及びガ ストリンと結び付いた病気の治療及び予防に特に有用である。
従ってこれらの化合物は、精神病、うつ病、パーキンソン病、遅延性運動障害、 過敏性大腸症候群、急性膵炎、潰瘍、腸運動の異常、及び食食道下部、大腸及び 腸のある種の腫瘍の治療及び予防に、ならびに麻薬性及び非−麻薬性鎮痛薬の鎮 痛作用のブースト剤として、及び食欲調節剤として使用することができる。
投薬量は請求める効果、治療期間及び用いる投与経路に依存する。経口的に投与 する場合、一般に成人に対して1日当たり0. 05g−1gであり、1回投薬 量は、10mg−500mgの活性基質の範囲である。
一般に医師が、年令及び体重ならびに治療する患者に特異的な他のすべての因子 に従って適した投薬量を決定する。
以下の実施例は、本発明の組成物を例示するものである。
実施例A 通常の方法で50mgの活性物質を含み、以下の組成を持つ硬質ゼラチンカプセ ルを調製する。
3− +3− [N−(3−メトキシフェニル)−N−(N−メチル−N−フェ ニルカルバモイル−メチル)カルバモイルメチルコウレイドJ−安り香酸 ・・ ・ 50mg セルロース ・・・ 18mg ラクトース ・・・ 55mg コロイドンリカ ・・・ 1mg カルボキシメチルスターチ ナトリウム ・・・ 10mgタルク ・・・ 1 0mg ステアリン酸マグネシウム ・・・ 1mg実施例B 50mgの活性物質を含み、以下の組成を持つ錠剤を、通常の方法で調製する: tert−ブチル 2− fN−[2−(3,3−ツメチル−ピペリジノ)カル ボニルフェニル]−2−[3−(3−メチルフェニル)ウレイド]〜アセトアミ ド)アセテート ・・・ 50mgラクトース ・・・104 gm セルロース ・・・ 40mg ポリビドン I Qmg カルボキシメチルスターチ ナトリウム ・・・ 22mgタルク ・・・ 1 0mg ステアリン酸マグネシウム ・・・ 2mgコロイドンリカ ・・・ 2mg ヒドロキシセルロース、グリセロール及び酸化チタンの混合物(72:3.5: 24.5) ・・・フィルム被覆完成錠剤1個の重量が245mgとなる量実施 例C l0mgの活性物質を含み、以下の組成を持つ注射用溶液を調製する3−+3−  [N−(3−メトキシフェニル)−N−(N−メチル−N−フェニルカルバモ イルメチル)−カルバモイルメチル]ウレイド)フェニル−酢酸 ・・・ 10 mg 安叡香酸 ・・・ 80mg ベンンルアルコール ・・・0.06cc安息香酸ナトリウム ・・・ 80m gエタノール、95% ・・・ 0.4cc水酸化ナトリウム ・・・ 24m g プロピレングリコール ・・・ 1.6cc水 ・・・4ccになるまで 要 約 書 次式 %式% [式中、 −R,は、水素原子、アルキル又はアルコキシカルボニル基、あるいは任意に置 換されてもよいフェニル基であり、−R2は、アルコキシ、任意に置換されても よいシクロアルキルオキシ、シクロアルキルアルキルオキシ、フェニルアルキル オキシ、ポリフルオロアルキルオキシ又はシンナミルオキシ基あるいは基−NR sRaであり、−R3は、フェニル環が任意に置換されたフェニルアミノ基、任 意に置換されてもよいフェニル基又はナフチル、インドリルあるいはキノリル基 であり、 −R4は、置換フェニル基であり、 −R5及びR6は、同−又は異なり水素原子又はアルキル、任意置換されてもよ いフェニル、インダニル、シクロアルキルアルキル、シクロアルキル又はフェニ ルアミノ基であるか、あるいはR5及びR#は、それらが結合している窒素原子 と共に複素環を形成する]の化合物、その製造及びそれらを含む医薬品。
国際調査報告 国際調査報告

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.次式 ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、 −R1は、水素原子、アルキル又はアルコキシカルボニル基あるいは(任意にハ ロゲン原子及びアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、ニトロ及びアミノ基から 選んだ1個又はそれ以上の置換基により置換されてもよい)フェニル基であり、 −R2は、アルコキシ、(任意に少なくとも1個のアルキル基で置換されてもよ い)シクロアルキルオキシ、シクロアルキルアルキルオキシ、フェニルアルキル オキシ、ポリフルオロアルキルオキシ又はシンナミルオキシ基、あるいは基−N R5R6であり、−R3は、(フェニル環が任意にハロゲン原子、及びアルキル 、アルコキシ、アルキルチオ、カルボキシル、ヒドロキシル、モノ−又はポリヒ ドロキシアルキル、ニトロ、アミノ、アシル、シアノ、スルファモイル、カルバ モイル、ベンゾイル、トリフルオロメチルスルホンアミド、アルコキシカルボニ ル、フェニルヒドロキシメチル、ピペリジノ、ヒドロキシイミノアルキル、アル コキシイミノアルキル、アルキルスルフィニル、ヒドロキシアミノカルボニル、 アルコキシアミノカルボニル、5−テトラゾリル、5−テトラゾリルアルキル、 スルホ、−alk−O−CO−alk、−alk−O−alk、−alk−CO OX、−O−alk−COOX、−alk′−COOX、−CH=CH−COO X、−CO−COOX、−alk−SO3H、−CH=CH−alk′、−C( =NOH)−COOX及び−S−alk−COOX基から選んだ1個又はそれ以 上の置換基により置換されてもよい)フェニルアミノ基、(任意にハロゲン原子 、及びアルキル、アルコキシ及びアルキルチオ基から選んだ1個又はそれ以上の 置換基により置換されてもよい)フェニル、ナフチル、インドリル又はキノリル 基であり、−R4は、ハロゲン原子、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシル、ポ リフルオロアルキル、ニトロ、アルキルチオ、アルコキシカルボニル、カルボキ シル、アシルアミノ、メチレンジオキシ、ポリフルオロアルコキシ、トリフルオ ロメチルチオ、フェノキシ、フェニル、ベンジル及びフェニルアミノ基から選ん だ1個又はそれ以上の置換基により置換されたフェニル基、及び基−CO−NR 5R6であり、−R5及びR6は、同一又は異なることができ、水素原子あるい はアルキル、(任意にハロゲン原子及びアルキル、アルコキシ及びアルキルチオ 基から選んだ1個又はそれ以上の置換基により置換されてもよい)フェニル、イ ンダニル、シクロアルキルアルキル、シクロアルキル又はフェニルアルキル基で あるか、あるいは別の場合R5及びR6は、それらが結合している窒素原子と共 に飽和又は不飽和単一あるいは多環状複素環を形成し、それは、炭素数が4−9 であり、1個又はそれ以上の複素原子(O,N,S)を持ち、任意に1個または それ以上のアルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、ジアルキルカルバモ イル又はフェニル基により置換されてもよく、あるいは複素環の炭素原子と組み 合わせて任意に1個又はそれ以上の複素原子(O,S,N)を含む4−又は5− 員スピロ単環系で任意に置換されてもよい、−alkは、アルキル又はアルキレ ン基であり、−alk′は、ヒドロキシアルキレン又はヒドロキシアルキル基で あり、−Xは、水素原子又はアルキル基である]により表され、アルキル、アル キレン及びアルコキシ基ならびにアルキル、アルキレン及びアルコキシ部分は、 直鎖又は分枝鎖に1−4個の炭素原子を含み、シクロアルキル基及び部分は、3 −6個の炭素原子を含み、アシル基は、2−4個の炭素原子を含む化合物、なら びにそれが1個又はそれ以上の不整中心を持つ場合はそのラセミ体及びエナンチ オマー。
  2. 2.式(I)において、R5及びR6が、それらが結合する窒素原子と共に(任 意に少なくとも1個のアルキル、フェニル、アルコキシカルボニル又はジアルキ ルカルバモイル基により置換されてもよい)ピペリジノ環、あるいはペルヒドロ −1−アゼビニル、1−インドリニル、1,2,3,6−テトラヒドロ−1−ピ リジル、1,2,3,4−テトラヒドロ−1−キノリル、1−ピロリジニル、3 ,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾキサジン−4−イル、3,4−ジヒドロ −2H−1,4−ベンゾチアジン−4−イル、N−アルキル−1,2,3,4− テトラヒドロ−1−キノキサリニル、ペルヒドロ−1−キノリル、1,2,3, 4−テトラヒドロ−2−イソキノリル、8−アザスピロ−[4,5]デカン−8 −イル、8−アザ−1,4−ジオキサスピロ[4,5]デカン−8−イル、2− 又は3−フェニル−1−ピロリジニル又は(任意に少なくとも1個のアルキル基 により置換されてもよい)チオモルホリノ環系を形成する、請求の範囲1に記載 の化合物。
  3. 3.式(I)において、ハロゲン原子が塩素、臭素又はフッ素原子である、請求 の範囲1及び2に記載の化合物。
  4. 4.式(I)において、R1が水素原子であり、R2がアルコキシ基又は基−N R5R6であり、R3が(フェニル環がアルキル、モノヒドロキシアルキル、カ ルボキシル及び−alk−COOH基から選んだ1個又はそれ以上の置換基によ り置換された)フェニルアミノ基であり、R4がハロゲン原子及びアルコキシ、 ヒドロキシルならびにアルコキシカルボニル基から選んだ1個又はそれ以上の置 換基により置換されたフェニル基あるいは基−CO−NR5−R6である、請求 の範囲1−3に記載の化合物。
  5. 5.次式 OCN−R9 (II) [式中R9は、(任意にハロゲン原子及びアルキル、アルコキシ、アルキルチオ 、ニトロ、アシル、シアノ、スルファモイル、ベンゾイル、アルコキシカルボニ ル、−alk−O−alk、5−テトラゾリル及び5−テトラゾリルアルキル基 から選んだ1個又はそれ以上の置換基により置換されてもよい)フェニル基であ る]のイソシアナートと、次式▲数式、化学式、表等があります▼(III)[ 式中R1、R2及びR4は、請求の範囲1と同義である]のアミノ誘導体を反応 させ、生成物を単離することによる、式(I)においてR3が、(フェニル環が 任意にハロゲン原子及びアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、ニトロ、アシル 、シアノ、スルファモイル、ベンゾイル、アルコキシカルボニル、−alk−O −alk、5−テトラゾリル及び5−テトラゾリルアルキル基から選んだ1個又 はそれ以上の置換基により置換されてもよい)フェニルアミノ基である請求の範 囲1に記載の化合物の製造法。
  6. 6.次式 R4−NH−CH(R1)−CO−R2 (VI)[式中R1、R2及びR4は 、請求の範囲1と同義である]のアミンを次式 HOOC−CH2−NH−CO−R3 (XV)[式中R3は、下記と同義であ る]の酸又はこの酸の活性誘導体を反応させ、生成物を単離することによる、式 (I)においてR3が、(フェニル環が任意にハロゲン原子及びアルキル、アル コキシ、アルキルチオ、ニトロ、アシル、シアノ、スルファモイル、ベンゾイル 、アルコキシカルボニル、5−テトラゾリル及び5−テトラゾリルアルキル、ト リフルオロメチルスルホンアミド及び−alk−O−alk基から選んだ1個又 はそれ以上の置換基により置換されてもよい)フェニルアミノ基である請求の範 囲1に記載の化合物の製造法。
  7. 7.次式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XVI)[式中、R1、R2及びR4は、 請求の範囲1と同義である]の誘導体と、次式 H2N−R11 (XVII) 〔式中R11は、(任意にハロゲン原子及びアルキル、アルコキシ、アルキルチ オ、カルボキシル、ヒドロキシル、モノ−又はポリヒドロキシアルキル、ニトロ 、アミノ、アシル、シアノ、スルファモイル、カルバモイル、ベンゾイル、アル コキシカルボニル、フェニルヒドロキシメチル、ピペリジノ、ヒドロキシイミノ アルキル、アルコキシイミノアルキル、アルキルスルフィニル、トリフルオロメ チルスルホンアミド、ヒドロキシアミノカルボニル、アルコキシアミノカルボニ ル、5−テトラゾリル、5−テトラゾリルアルキル、スルホ、−alk−O−C O−alk、−alk−O−alk、−alk−COOX、−O−alk−CO OX、a1k′ーCOOX、−CH=CH−COOX、−CO−COOX、−a lk−SO3H、−CH=CH−alk′、−C(=NOH)−COOX及び− S−alk−COOX基から選んだ1個又はそれ以上の置換基により置換されて もよい)フェニル基である]のアミンを反応させ、生成物を単離することによる 、式(I)においてR3が、フェニル環が任意に置換されたフェニルアミノ基で ある請求の範囲1に記載の化合物の製造法。
  8. 8.次式 R11−NH2 (XVII) [式中R11は、請求の範囲7と同義である]のアミンと、次式▲数式、化学式 、表等があります▼(XVIII)式中R1、R2及びR4は、請求の範囲1と 同義である]のイソシアナートを反応させ、生成物を単離することによる、式( I)において、R3が(フェニル環が任意に置換されてもよい)フェニルアミノ 基である請求の範囲1に記載の化合物の製造法。
  9. 9.式(I)においてR3が、フェニル環が少なくとも1個のカルボキシル、− alk−COOH、−O−alk−COOH、−alk′−COOH、−CH= CH−COOH、−CO−COOH、−C(=NOH)−COOH又は−S−a lk−COOH基により置換されたフェニルアミノ基であり、及び/又はR4が カルボキシル基により置換されたフェニル基であり、アルコキシカルボニル基を 含む化合物を除く請求の範囲1に記載の化合物の、対応するエステルを加水分解 し、生成物を単離することによる製造法。
  10. 10.式(I)において、R4がヒドロキシル基により置換されたフェニル基で あり、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキルチオ、シクロアルキルオキ シ、シクロアルキルアルキルオキシ、フェニルアルキルオキシ、ポリフルオロア ルキルオキシ又はシンナミルオキシ基を含む化合物を除く、請求の範囲1に記載 の化合物の、R4がアルコキシ基により置換されたフェニル基である対応する化 合物を加水分解し、生成物を単離することによる製造法。
  11. 11.次式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XVIII)[式中R1、R2及びR4は 、請求の範囲1と同義である]のアミンと、次式 HOOC−R3 (XIX) [式中R3は、下記と同義である]の誘導体を反応させ、生成物を単離すること による、式(I)においてR3が任意に置換されたフェニル又はナフチル、イン ドリル又はキノリル基である請求の範囲1に記載の化合物の製造法。
  12. 12.少なくとも1種類の請求の範囲1に記載の式(I)の化合物を活性成分と して含む、医薬品。
  13. 13.少なくとも1種類の請求の範囲2,3又は4に記載の化合物を活性成分と して含む医薬品。
  14. 14.神経系及び胃腸系のレベルでCCK及びガストリンと結び付いた異常の治 療又は予防のための、請求の範囲12又は13に記載の医薬品。
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