JPH05504913A - 混合物の調合工程及び前記調合工程を実行する設備 - Google Patents

混合物の調合工程及び前記調合工程を実行する設備

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JPH05504913A
JPH05504913A JP3509572A JP50957291A JPH05504913A JP H05504913 A JPH05504913 A JP H05504913A JP 3509572 A JP3509572 A JP 3509572A JP 50957291 A JP50957291 A JP 50957291A JP H05504913 A JPH05504913 A JP H05504913A
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ドニヨン ジヤツク
プラントニ マルセル
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    • B01F35/80Forming a predetermined ratio of the substances to be mixed
    • B01F35/88Forming a predetermined ratio of the substances to be mixed by feeding the materials batchwise
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 混合物の調合工程及び前記調合工程を実行する設備技術分野 本発明は、最終混合物を生成するために、構成物を所定の比率で混合しなければ ならない混合物の生産及び調合の一般的技術に関するものであり、本質的には工 業的な使用の為のもの関するものであり、特に、工業用潤滑油として使用される 混合物の獲得に適用されるものである。但し、これに限定されるものではない。
潤滑油混合物の調合はい(つかの構成物より得られる。これらの構成物は、基本 構成物(以降、ベースオイルと称する)と、少なくとも1つ以上の数種の付加的 な構成物(以降、添加物と称する)とからなる。添加物は、オイルに独特な特性 を与えるものである。例えば、錆止め、泡防止、酸化防止1分散性。
洗浄性1着色性等である。
一般的な規定では、ベースオイルは退路混合物のおよそ80%を占める。そして 、他の添加物が残りの比率を補充して調合が完成する。得られる最終的な混合物 の量は非常に大きく、例えば1000から30000リツトルとなる。これに対 して、ある添加物の量は非常に小さく、例えば数リットルのオーダーである。こ のことは、注意するべきことである。
高い粘性を有する潤滑油混合物(例えば、およそ10〜500センチポアズ)は 、ストレージ手段により個別に格納されているベースオイルおよび添加物より得 られる。このストレージ手段は例えば種々の容積の金属性の樽(バレル)である 。工業用潤滑油に対する好適な適用例においては、ベースオイルは大容量のスト レーン手段により蓄えられ、一方、添加物は小容量の金属性バレル(200リッ トル程度)に蓄えられる。
従来の技術 従来より知られている、工業用潤滑油の調合と生産を行う設備は、藺述のストレ ージ手段に加えて、構成物の抽出のためのステーションを備える。このステーシ ョンは、抽出用チューブ、吸揚げポンプ、押揚げポンプ、そして構成物を共通混 合ユニットに輸送する為の輸送ラインを備える。既知の従来の設備はまた、バッ ファータンクを備・える。このバッファータンクは重量測定手段を有し、輸送ラ インを経由して抽出ステーションと混合槽に接続される。そして、この設備は洗 浄桶を備える。
この洗浄桶はバッファータンクと同様に、重量測定手段を有し、輸送ラインを経 由して抽出ステーション、バッファータンク。
混合槽に接続されている。
従来の抽出用チューブは上下動可能に装着され、ストレージ手段へのチューブの 導入や、取り出しが可能となっている。
更に、チューブの回転動作が可能になっており、これにより空となったストレー ジ手段の位置から洗浄桶による洗浄のための位置への運搬を可能とする。
潤滑油混合物の調合の調節は、従来の工程において実行されている。この工程で は、ベースオイルと添加物の混合槽への継続的な投入がなされ、ベースオイルと 添加物の量はあらかじめバッファータンクにおいて重量測定されることで決定さ ている。ある種の添加物は相性が悪いために、2つの添加物の継続的な投入の間 に、輸送ラインとバッファータンクの洗浄を実行することが必要である。このた め、洗浄桶に蓄えられているベースオイルを洗浄のためにパンファータンクに送 り込み、送り込まれたベースオイルは最終的に混合槽へ輸送される。
この操作により、ベースオイルによる洗浄がバッファータンク及び輸送ラインに なされる。
また、従来の装置においては、プログラマブルコントローラやマイクロコンピュ ータを使用しており、チューブの動作、輸送ラインのポンプの作動やバルブの開 閉の制御を半自動、もしくは自動にて行っている。
上述のような潤滑油混合物の従来の調合工程と、従ってその調合工程を実行する 設備においては、調合に対する最小限度の要求に対応した潤滑油の混合−物を獲 得することは可能であるが、高品質の、正確に一定に調節された工業用潤滑油を 獲得することは困難であることは事実である。
事実、従来の工程においては、添加物やベースオイルの必要量の決定は、バッフ ァータンクの重量測定により実行されている。そして、このバッファータンクは 大きなサイズを有しており、一般的に1〜3トン近くの重量を有する。従って、 1リツトル以下の非常に小さい投入量で混合されなければならない添加物の正確 な量の投入は出来ない。
更に、添加物の導入後のベースオイルにょる輸送ラインの洗浄はこの不正確さを 増加させる。これは、輸送ライン中の液体をバッファータンクに送り込むことに なるためであり、この液体の量は輸送ラインの体積に基づくが、それを知ること はほぼ不可能である。
また、添加物を貯蔵するバレルが空となっていることを監視する手段を提供しな い限りは、従来より用いられている工程は、無視できない環境の汚染の原因とな ることが立証されている。添加物を貯蔵するバレルは、多くの場合、添加物が残 っている状態で廃棄されるためである。これらの環境への廃棄は、汚染の源とな るばかりでなく、高価な原材料の浪費でもある。
従って本発明の目的とするところは以下の通りである。即ち、上述の種々の欠点 を解消し、使用される添加物の量を正確に監視することにより、最終的な混合物 の構成内容を可能な限り制御する混合物の調合工程を提供することを目的とする 。
更に本発明の他の目的として、調合の正確性を損なうこと無く洗浄動作を完璧に 実行する工程及び設備を提案する。
更に、本発明の目的として、混合物の調合に要する時間を少なくするための工程 及び装置を提案する。更に、本発明の目的は、構成物の浪費を大幅に減少し混合 物の最終コストを引き下げるための工程及び装置を提供するものである。
更に、本発明の目的は、環境汚染の危険性を著しく小さくする工程及び装置を提 供するものである。
また、本発明は、調合の正確さや調節を妨害せずに、混合物の種々の構成物を引 き出すのに適用される抽出用チューブに関するものでもある。
発明の要約 本発明の目的は以下の構成により達成される。即ち、複数の構成物よりなる混合 物の調合工程で、これらの構成物は好ましくは液体であり、構成物は基本合成物 と少なくとも1つ以上の添加物を有し、それぞれ個別のストレージ手段に貯蔵さ れており、これらのストレージ手段より前記構成物は投与のために抽出され、共 通混合槽へ輸送ラインを介して輸送されるものであり、 ストレージ手段より少な(とも1つ以上ある添加物の抽出を実行する工程と、 抽出の間、連続的にストレージ手段の重量を測定する工程と、 抽出の間のストレージ手段の重量の変化を監視することにより抽出した添加物の 量を調べる工程と、必要な量の添加物が抽出されるとその添加物の抽出を停止す る工程と、添加物を混合槽へ輸送する工程とを備える。
更に、本発明の目的は、構成物による混合物の調合を行う上記工程を実行するた めの設備により達成される。ここで構成物とは、好ましくは液体であり、基本合 成物と少な(とも1つの添加物を含むものである。そして、前記設備は、構成物 を蓄えておく手段と、 構成物を抽出するための手段により提供される各構成物の各々に対する抽出ステ ー7ョンと、 前記抽出手段は共通混合槽に終結する輸送ラインと接続され、移動式の抽出用チ ューブを有し、この抽出用チューブにより構成物を引き出すものであり、 混合槽に接続され、また、移動式キャリッジを経て、抽出用チューブに接続可能 な洗浄桶とを備えており、添加物抽出ステーションは、 添加物ストレージ手段の継続的な重量測定を行う手段を有し、 前記重量測定手段は、監視するコントローラに機能的に接続されており、このコ ントローラは添加物の種類を監視し、抽出された添加物の量を調査し、抽出の制 御を行うことを特徴とする。
図面の簡単な説明 種々のその他の特徴は添付の図面に関してなされる説明において述べられる。そ れらの図面は本発明の目的を達成する実施例を表すものであるが、これに限定さ れるものではない。
図1は本発明による基本的な設備の概略構成図である。
図1aは本発明による抽出ステー7ョンの詳細を表す図である。
図2は本発明による設備の実施例の変形例を表す図である。
図3は添加物抽出ステーションの全体図である。
図4は本発明による抽出用チューブの部分を表す図である。
図5は本発明による抽出用チューブの詳細を表す断面図である。
発明の好適な実施例 図1は本発明による調合のための設備を表す。この設備は、特に、オイルより構 成される基本合成物と種々の添加物を混合して得られる潤滑油の調合及び生産に 適用されるものである。
そして、添加物は混合物に特別な性質を与える。この性質とは、主に、錆防止、 泡防止、酸化防止1分散性、洗浄性、そして着色性である。
ここで説明する実施例は潤滑油混合物の調合に関するものであるが、本発明の目 的とするところはこの特定された適用に限定されるものではないということは明 かである。そして、説明されている工程及び設備は液体構成物よりなるあらゆる 種類の混合物を得ることが出来るものであり、更に、微粉、粉、粒状の合成物よ り混合物を得ることも可能である。従って、本発明の目的とするところは、ペイ ントやインク、もしくは薬剤、準薬剤を調合して得られる混合物の調合にも適用 され得ることは明かである。
図1に示される設備は構成物の抽出のための2つのステーションを有する。即ち 、ベースオイルを抽出するためのステーションP1と、少なくとも1つ以上の添 加物を抽出するステーションP2である。
ステーションP1はベースオイルを蓄積する手段1を有する。この手段1は、例 えば大容量の貯蔵槽が用いられている。
また、手段lは、輸送ライン3を経由して混合槽2に接続されている。そして、 輸送ライン3には少なくとも1つの吸揚げポンプと、輸送ライン3を開閉するた めのバルブが組み込まれている。
ステーションP2は添加物を抽出するためのものであり、添加物ストレージ手段 6を有する。この添加物ストレージ手段6は一般的に200リットル程度の容積 を有する金属性のバレルにより構成され、抽出デバイス7と関連をもって設置さ れている。そして、この抽出デバイス7は輸送ライン8により混合槽2に接続さ れている。
抽出デバイス7は抽出用チューブ11を有する。この抽出用チューブ11は導管 12によりキャリッジ13に接続されている。そして、キャリッジ13はベース 16を介して地面15に設置された円柱14上を移動可能である(図3)。円柱 14はほぼ垂直であり、キャリッジI3は可動式である。キャリッジ13は円柱 14に沿って駆動部材17.18を介して可動となっている。キャリッジ13と 、キャリッジ13が支えるチューブ11の移動は、その上下方向の移動について は矢印fl、f2で表されており、円柱14の縦軸回りの回転移動については、 時計回りにf3.反時計回りにf4で表されている。
実際には、抽出用チューブ11の回転移動は約180度に限られる。更に、抽出 デバイス7は吸揚げポンプ21と接続されており、この吸揚げポンプ21はキャ リッジ上に固定されており、柔軟な接続用バイブ22により輸送ライン8と接続 されている。
抽出ステー/コンP2はバレル6に蓄積されている添加物を抽出用チューブ11 を介して引き上げることを実行することを目的とするものである。そして、この 抽出用チューブ11はバレル6に導入することにより添加物と接触した状態に置 かれる。
このために、抽出デバイス7は搬送デバイス23の近くに配置される。この搬送 デバイス23は、好ましくはローラー式であり、この上にバレル(ストレージ手 段)6が配置される。
そして、バレル6はこの搬送デバイス23の上を自動的に移動ステーションP2 へ搬送される。そして、抽出のための所定の位置へ運び込まれる。重量測定手段 24は、例えば、搬送デ1<イス23の端に配置され、抽出及び監視のために所 定の位置にあるバレル6の重量を測定する。そして、重量の差異を計算すること により、抽出される添加物の移動量を監視する。重量測定手段24は既知の方法 にて実施可能であり、従ってここではその詳細についての説明はしない。バレル 6を垂直方向に対して約3°のオーダーで傾斜させるために、可動式のくさびの /ステムが有益に備えられている。このような傾斜はバレル6を空にすることを 促進する。このような構成は各バレル6の抽出口を捜し、ネジ蓋をはずす自動デ バイスにより実現されてもよい。
図4に示すように、抽出用チューブ11は管状部材25を有し、この管状部材2 5は円筒であることが望ましい。そして、管状部材の上には屈曲部材26があり 、導管12と接続されている。管状部材25はバレル6内部に入り液体と接触し 、前記液体の抽出が実行される。管状部材25の内部には、プランジャーチュー ブ27があり、これは管状部材25及び曲げ部26をまっすぐに通り抜け、抽出 用チューブ11の開口部より外部へ出ている。プランジャーチューブ27は管状 部材25と同軸であることが望ましく、また、曲げ部26の突き抜は部分は従来 の/−ルを介在することにより気密な状態となっている。プランジャーチューブ 27は可動式であり、抽出用チューブ11に対してスライドし、その方向は、管 状部材25の縦軸方向に沿った方向である。プランジャーチューブ27の上部に は制御ヘッド29を有する制御手段がある。この制御ヘッド29は、制御ジャッ ク31と関係しており、制御ジャック31は例えばエア方式の3ストロークエン ドインジケータに結合している。
プランジャーチューブ27の動作はこのように制御ジャック31に依存し、制御 ジャック3】はプランジャーチューブ27のスライド移動を制御する。プランジ ャーチューブ27の下部には、クロージヤーバルブ28があり、下部に受け座を 形成している管状部材25の下部の開口部をふさぐ。3ストロークエンドインジ ケータに結合している制御ジャック31はバルブ28の3つの位置を得ることを 可能とするものである。即ち、前記バルブ28の全解放位置、中解放位置、密閉 位置である。
プランジャーチューブ27は輸送路27aを有する。この輸送路27aは、プラ ンジャーチューブ27の壁の厚みの中に形成されC図5)、制御ヘッド29の内 部に形成されるチャンバー34とスプレーノズルとを接続する。このスプレーノ ズルは、2つの壁により中空のディスクが形成され、例えば、その上壁28aは 密閉蓋の機能を持ち、そのスプレー開口部28bは輸送路27aに延びている。
スプレー開口部28bは、横断面に沿ってプランジャーチューブ27に環状の空 間を形成する。
チャンバー34はパイプ35により、ベースオイルを蓄積する手段に接続される 。この構成により、ノズル28は、ベースオイルをスプレーすることによりバレ ル6を洗浄することが可能となる。
プランジャーチューブ27により形成される円筒部の内部には、縦方向の摺動が 可能にロッド41が装着される。ロッド41の上端は上部チャンバー33の中に 配置された接続ピース42を有する。上部チャンバー33はプランジャーチュー ブ27のヘッド29の中に形成される。接続ピース42は圧接手段43に対して 隣接している。この圧迫手段43は、例えば螺旋状のスプリングであり、上部チ ャンバー33の上側の壁に隣接して設置されている。接続ピース42は更に、セ ンサ45に近接して装着される。センサ45は例えば誘導型であり、少なくとも 上部チャンバー33に配置される。上部チャンバー33は更に、高圧ガス源とバ イブ46を介して接続される。そのうえ、バイブ46には差動型の圧力表示装置 47が接続されている。ロッド41の大きさは以下の通りである。ロッド41の 下端41a4−最も下に位置したときは、その低部がプランジャーチューブ27 およびバルブ2Bより突出する。そして、ロッド41の横断面においては、圧力 流体が、ロッド4Iの外周とプランジャーチューブ27の簡の内面27bとの間 を自由に循環するための空間を有する。
このような構成により、縦方向へのロッド41の自在で弾力性のある摺動が可能 となる。そして、液体との接触により上部チャンバ−33内部における圧力の変 化を明示することにより液体のレベルを検出することが可能である。ロッド41 は下端41aがバレル6の底部に当たると上昇する。誘導型のセンサ45は、こ のロッド41の上昇によりバレル6の底部を検出することが可能である。
本設備は更に洗浄ステーションP3を備える。これは、洗浄桶50を有し、通常 ベースオイルを蓄えるものである。また、重量測定手段51.吸揚げポンプ52 .撹拌手段53..1!合檀2への排出のためのバイブ54を備える。円柱14 を移動する抽出用チューブ11は洗浄桶5oに沈められる。この詳細を図12( 原文のママ)に示す。図1及び図2においては参照番号〉 55で総合的に示さ れている。洗浄ステーションP3はまた、ポンプ52の吸い揚げ部分から供給回 路56を備える。供給回路56はポンプ52による下流方向への流れを開始させ 、バルブ57を有し、そして、バイブ35に接続されている柔軟な接続バイブ5 8によりチャンバー34に接続されている。
上述のような構成において、抽出用チューブ11がバレル6の中にあるときは、 抽出用チューブ11はバレル6へ洗浄桶50に貯えられている既知量の合成物を 輸送する。これは、バルブ57を開け、ポンプ52を駆動することで実行される 。一方、抽出用チューブ11が洗浄桶5oに沈められているときは、吸揚げポン プ21の駆動により、同様にして洗浄桶5o内の既知量の合成物をバイブ9に輸 送する。
混合槽は、その内容量を測定する手段60と撹拌システムを有する。撹拌システ ムは例えばパドルタイプである。混合物の温度を監視する手段62は、檜の温度 を上昇させる手段63と機能的に接続されている。排出ポンプ64と非出バイブ ロ5により混合ステージ5ンは完結する。
最後に、上述の設備はプログラマブルコントローラもしくはマイクロコンピュー タと接続されており、以下のことを可能とする。例えばバーコードシステムによ りバレルの種別を自動的に判別し、また、重量測定手段24上の各バレルの重量 測定により得られる重量情報を記憶、管理する。
また、プログラマブルコントローラ及びマイクロコンピュータは、バレル6め中 を徐々に下降する抽出用チューブ11の調節、制御を実行する。この下降速度は 、前記バレルの抽出過程における変化量もしくは速度、または添加物の吸揚げ速 度の関数として算出される。この場合、バレル6の重量の変化により得られるバ レル6からの抽出過程の瞬時的かつ連続的な変化に比例した値によりキャリッジ 13の下降を確実に実行する機械的もしくは電気的な手段はサーボ制御の問題と なる。
図1に示されるシステムは以下の手順で動作する。
貯蔵槽1よりベースオイルはポンプ3及びバイブ4により抽出、輸送される。必 要量のベースオイルが輸送され、重量ff1l+定手段60によりその重量が測 定されると、バルブ5が閉じ、続いて添加物の投入が開始されることになる。バ レル6は搬送デバイス23を運行し、まず最初にバレル6の識別が行われる。
これは、投入される添加物の種類、及びそのバレル6の基準重量を確認、認識す る為である。抽出口の位置が手動または自動により捜し出され、注入口のネジ蓋 がはずされる。重量測定手段24が動作を開始して重量の測定が実行されている 間に、抽出用チューブ11が起動される。抽出用チューブ11はバレル6の上方 に位置し、そして下降を開始する。このとき、バレル内の液体のレベルを調べる ために、ガス、例えば高圧エアーがバイブ46を介して上部チャンバー33に、 そしてプランジャーチューブ27の内部へと送り込まれる。こうして明示された レベルマークは、自動監視部へ取り込まれ、後に参照マークを構成する。このレ ベルマーキング動作の実行により、抽出用チューブ11は位置決めされ、液体の 上部にわずかに沈められる。このことは液体中における浮力を最小にするためで あり、こうして重量測定手段24により実行される重量測定に対する妨害をわず かなものとする。また、抽出用チューブ11のこの部分的な沈みは、例えば数セ ンチメートル程度であるが、抽出用チューブ11上への液体の堆積を限定する。
これは、抽出用チューブ11を連続的に数種頴の液体に沈めるときに、その後に 続く工程へ運び込まれる異種の液体の量を減らす。抽出用チューブ11が位置決 めされると、吸揚げポンプ21が始動し、添加物の抽出が開始される。
抽出操作の間、重量測定手段24は連続的に機能し、バレルの重量の変化に関係 した情報を連続的に伝達する。そしてこのバレルの重量は、バイブ8を介して混 合槽2へ輸送された添加物の量に、即座に正確に対応するものである。抽出用チ ューブ11の部分的な沈みは自動により一定に保たれる。コントローラは、輸送 された添加物の瞬間的な量により、抽出用チューブ11の下降速度を制御する。
混合に必要な量の添加物が輸送されると、監視オートマットはポンプ21を停止 し、抽出用チューブ11による輸送を停止する。
コントローラは抽出用チューブIIの洗浄桶50への移動を制御する。そして、 ベースオイル、ポンプ21.抽出用チューブ11.バイブ8により洗浄を実行す る。この洗浄のために洗浄桶50より輸送されたベースオイルの量は重量測定装 置51により認識される。そして、ベースオイルと添加物との比の計算に組み入 れられる。
もし、添加物の輸送中に、重量測定手段24が空を検出するか、もしくは、ロッ ド41がバレル6の底を検出した場合は、バルブ28は閉じられ、ポンプ21は 停止する。
抽出用チューブ11はバレル6内の上方に移動され、ポンブ52が起動される。
バルブ57を開けるとバイブ35に接続されたバイブ56の中へベースオイルの 注入が誘導され、最終的に、スプレー開口部28bを介してバレル6の洗浄が実 行される。抽出用チューブ11は、バレル6の底に向かって徐々に下降する。そ して、検出部41がバレル6の底を検出するとポンプ52を停止し、ポンプ2I を始動する。バルブ28を開き、バレル6に残った添加物と混ぜ合わさった洗浄 のためのベースオイルを吸い出す。
重量測定手段24によりバレル6が空であることが示されると、バルブ28は閉 じ、ポンプ2工は停止し、抽出用チューブ11は引き上げられる。このようにし て、可能な限りの最良のバレル6の空状態が得られる。更に、これは最終混合物 の正確性に悪影響を及ぼさない。その理由は、バレル6の添加物の既知の残量の 関数として決定された既知量のベースオイルにより洗浄を実行するためである。
抽出の間、抽出用チューブ11の添加物への沈み量は監視され、そして一定に保 たれる。その理由は、下降の速度が添加物の抽出に従った変化に比例した関数で あることによる。
図2は実施例の変形例を表す。これはバッファータンク70を備えるところが図 Iの設備と異なるところである。このバッファータンク70は重量測定手段71 を備え、輸送ライン72により少なくとも1つ以上の添加物(AI、A2・・・ )と接続される。バッファータンク70はバイブ74により別の洗浄オイルRに 接続される。または、バイブ74aにより洗浄桶5oに接続される。バッファー タンク70は輸送ライン75により混合槽2へ接続され、バイブ8により抽出用 チューブ11に接続される。分岐接続76は、抽出用チューブ11により輸送さ れる添加物を、バッファータンク70を通さずに、混合槽2へ直接に輸送をする ことを可能とする。
図2に示される設備は最初の実施例と同様に機能するが、アイドル時間を可能な 限り減らす構成物の投与操作を最善に管理するために、バッファータンク70の 容積を利用し、同時もしくは非同時に複数の添加物の投与を実行する点において 異なるものである。
事実、第1の添加物の投入が前述の工程に従って実行されながら、バイブ72内 をバッファータンク70へ輸送される第2の添加物の重量が、同時もしくは非同 時に測定される。他の添加物の投入は上述の工程に従って実行される。即ち、バ レル6内の添加物を輸送し連続的に重量測定を行いながら、抽出用チューブによ り混合槽2へ直接に輸送される。この方法において、バッファータンク70が重 量測定もしくは洗浄の過程にある場合における、ある添加物への早まった接触が 避けられ、混合物を生成するのに要する時間が減らされる。また、添加物をバレ ル6から輸送する際、混合槽2へ直接送り込むか、もしくはバッファータンク7 0へ送り込むことが、バイブ8と分岐接続76により可能である。
それゆえ、説明されてきた本工程及び設備は、バレルが完全に空の状態である範 囲内において、添加物の損失を著しく減らすことができ、これにより、これらの 生産における高価な浪費を減らすことができる。空状態の監視は、完全には空と なっていないバレルが作られることを避け、従って、明らかに環境の汚染を減ら すものである。バレルはそのうえ、付加的な操作を加えること無く、通常の状態 において洗浄が実行される。
さらに、以下のことに注意するべきである。バッファータンクを有する大型の設 備の場合、所定のステーションにおいて添加物のバレルの重量を直接測定するこ とにより、バッファータンクによる他の添加物の重量測定を可能(ベースオイル の重量測定も可能である)とし、これにより時間の節約となり、調合サイクルの トータル時間を減らすことができる。
最後に、以下のことが強調されなければならない。添加物のバレルにおける抽出 用チューブの徐々に沈む制御は、添加物のレベルの変化の関数として制御される ものであり、浮力により生ずる重量測定に対する妨害を避ける。この浮力による 測定の妨害は、調合の正確性において無視できない要因となるものである。
本発明は以上説明、開示してきた例Iこ限定されるものではなく、本発明の範囲 を逸脱せずに種々の変形がなされるものである。
産業への適用性 本発明は、得られる総量に比して小量の添加物を含む潤滑油の調合において、そ の有益な適用が見いだされる。
発明の要約 複数の構成物よりなる混合物の調合である。
本発明による調合工程は以下の構成により特徴づけられる。
・ 少なくとも1つ以上の添加物を、ストレージ手段(6)より抽出し、 ・ 抽出の間、連続的にストレージ手段(6)の重量測定を実行し、 ・ 抽出の間、ストレージ手段の重量の変化をを監視することにより、添加物の 抽出量を確定し、・ 必要とされる量の添加物が抽出されたときに抽出を停止し 、抽出された添加物は混合槽(2)へ輸送される。
本発明の適用は、潤滑油、ペイントインク、薬剤もしくは準薬剤の生成に関する 混合物の調合である。
(参照図は図1) (特許法第17条の2第1号の規定による補正)手続補正書 平成4年12月17日

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.構成物を混合してなる混合物の調合工程において、前記構成物は好ましくは 液体であって、前記構成物は基本合成物と少なくとも1つ以上の添加物を含み、 前記構成物は各々別々のストレージ手段(1,6,50)に貯えられており、前 記構成物は投与のために前記ストレージ手段より抽出され、輸送ライン(3,8 ,72,74)を介して共通混合槽(2)へ輸送され、 ストレージ手段(6)より少なくとも1つ以上の添加物の抽出を実行する工程と 、 抽出の間にストレージ手段(6)を連続的に重量測定する工程と、 抽出の間のストレージ手段の重量の変化を監視することにより輸送された添加物 の量を確定する工程と、添加物の必要とされる量が抽出されたとき抽出を停止す る工程と、添加物を混合槽(2)へ輸送する工程とを備えることを特徴とする混 合物の調合工程。
  2. 2.抽出用チューブ(11)により添加物の抽出が実行され、前記抽出用チュー ブの前記ストレージ手段(6)内における下降速度は、添加物の抽出に追随する 変化量の関数であることを特徴とする請求項1に記載の調合工程。
  3. 3.抽出用チューブ(11)を単に添加物の上部分に部分的に沈め、ストレージ 手段(6)の底にチューブが到達したことを検出することを特徴とする請求項1 に記載の混合物の調合工程。
  4. 4.ストレージ手段(6)を洗浄することにより、最終混合物に含まれる合成物 を用いて添加物の残りを回収し、前記合成物の量は添加物の残量に対応して決定 されることを特徴とする請求項3に記載の混合物の調合工程。
  5. 5.基本合成物により洗浄を実行し、 前記洗浄により得られる混合物を混合槽(2)へ循環し再利用することを特徴と する請求項4に記載の混合物の調合工程。
  6. 6.洗浄桶(50)内にある洗浄に使用される基本合成物を抽出用チューブにて 抽出し、添加物を抜くことを特徴とする請求項2または5に記載の混合物の調合 工程。
  7. 7.複数の添加物を同時に扱い、投入することを特徴とする、請求項1から6の いずれかに記載の混合物の調合工程。
  8. 8.第1の添加物とともに他の添加物を同時に扱い、投入する工程と、 それらの各ストレージ手段より抽出する工程と、それらをバッファータンク(7 0)へ輸送する工程と、輸送ライン(76)を介して、それらを混合ユニットへ 輸送する工程とを備えることを特徴とする請求項7に記載の混合物の調合工程。
  9. 9.ストレージ手段(6)と洗浄桶(50)との間を移動する抽出用チューブ( 11)により、添加物もしくは洗浄に使用される基本合成物の抽出を行うことを 特徴とする請求項1から7に記載の混合物の調合工程。
  10. 10.請求項1から9のいずれかに記載の、構成物を混合してなる混合物の調合 工程を実行する設備であり、前記混合物は好ましくは液体であり、前記構成物は 基本合成物と少なくとも1つ以上の添加物より構成され、 構成物を貯蔵する手段(6)と、 各構成物のための抽出ステーション(P1,P2)と、前記抽出ステーションは 構成物を抽出するための手段(4,11,21)により提供され、 前記抽出手段は、共通混合槽(2)に終結する輸送ライン(3,8,76)によ り関連づけられており、前記抽出手段は、構成物を抽出するための移動式の抽出 用チューブ(11)を有し、 前記抽出用チューブは、空洞の抽出用ボディ(25)と、ストレージ手段(6) に貯蔵されている構成物のレベルに関連してその位置を監視及び制御する手段を 有し、洗浄桶(50)は混合槽(2)に接続されており、また、移動式のキャリ ッジ(13)により抽出用チューブ(11)と接続可能となっている調合工程の 為の設備であって、添加物を抽出するステーション(P2)は添加物のストレー ジ手段(6)の重量を連続的に測定する手段(24)を有し、前記重量測定手段 は機能上において監視コントローラと接続されており、このコントローラは、添 加物の種類の監視、抽出される添加物の量の決定、抽出の制御を行うことを特徴 とする調合工程のための設備。
  11. 11.抽出用チューブ(11)は、抽出ボディ(25)の内部において、制御手 段(29,31)を介して移動可能に装着されたプランジャーチューブ(27) を備え、前記プランジャーチューブは、抽出ボディ(25)の密閉蓋のためのバ ルブ(28,28a)と、ストレージ手段(6)内の構成物のレベルを空気式で 検出する手段(33,46)とを備えることを特徴とする請求項10に記載の設 備。
  12. 12.レベル検出手段(33,46)はプランジャーチューブ(27)の内側の 筒(27b)を有し、この筒は一方の端においてバルブ(28,28a)に抜け 、他の端はチャンバー(33)となりエア回路と接続されることを特徴とする請 求項11に記載の設備。
  13. 13.抽出用チューブ(11)は、ストレージ手段(6)の底部を検出するため の手段(41,42,43)を更に備え、プランジャーチューブ(27)の内側 を移動するロッド(41)と,ロッド41の下端(41a)はバルブ(28,2 8a)を横切り、その上端(42)は抽出ボディ(25)を監視する手段(29 ,31)に接続されていることを特徴とする請求項11または12に記載の設備 。
  14. 14.上端(42)はチャンバー(33)に位置し、センサと結合し、好ましく は誘導型(45)であり、ロッド(41)は、構成物のレベルを検出する流体の 循環を保有する内側の筒(27b)の中を移動可能であることを特徴とする請求 項12に記載の設備。
  15. 15.密閉用パルプはスプレーノズル(28)により構成され、プランジャーチ ューブ(27)へ続く通路(27a)により、洗浄コンポーネントの源へ接続さ れることを特徴とする請求項11から14のいずれかに記載の設備。
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