JPH0550477A - 車両用成形部品の分離装置 - Google Patents
車両用成形部品の分離装置Info
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- JPH0550477A JPH0550477A JP21227191A JP21227191A JPH0550477A JP H0550477 A JPH0550477 A JP H0550477A JP 21227191 A JP21227191 A JP 21227191A JP 21227191 A JP21227191 A JP 21227191A JP H0550477 A JPH0550477 A JP H0550477A
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- molded
- molded parts
- pedestal
- parts
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1769—Handling of moulded articles or runners, e.g. sorting, stacking, grinding of runners
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C31/00—Handling, e.g. feeding of the material to be shaped, storage of plastics material before moulding; Automation, i.e. automated handling lines in plastics processing plants, e.g. using manipulators or robots
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】多数個取りされる車両用成形部品のゲートカッ
ト及び製品仕分けに人手を要さず、完全な自動化を可能
にした分離装置を提供する。 【構成】チャック機構１１によりランナー６２の両側に
サイドゲート６３を介して並列状に成形された複数の車
両用成形部品６１からなる成形体６のスプルー６４を保
持して成形機の金型４，５より取り出し、ランナー６２
を載置保持する長方形受台３１と、該受台３１の両側に
配され、表面に仕分けガイド３４を有する下向き傾斜の
傾斜滑台３２と、前記受台３１に載置されたランナー６
２の両側に突出する成形部品６１を前記傾斜滑台３２上
に叩き落とす打撃手段２７とを備える分離部に搬送し、
成形体６を前記受台３１に載置固定して前記打撃手段２
７により前記傾斜滑台３２上に叩き落として、成形部品
６１をランナー６２から分離すると同時に種別毎に分離
する。
ト及び製品仕分けに人手を要さず、完全な自動化を可能
にした分離装置を提供する。 【構成】チャック機構１１によりランナー６２の両側に
サイドゲート６３を介して並列状に成形された複数の車
両用成形部品６１からなる成形体６のスプルー６４を保
持して成形機の金型４，５より取り出し、ランナー６２
を載置保持する長方形受台３１と、該受台３１の両側に
配され、表面に仕分けガイド３４を有する下向き傾斜の
傾斜滑台３２と、前記受台３１に載置されたランナー６
２の両側に突出する成形部品６１を前記傾斜滑台３２上
に叩き落とす打撃手段２７とを備える分離部に搬送し、
成形体６を前記受台３１に載置固定して前記打撃手段２
７により前記傾斜滑台３２上に叩き落として、成形部品
６１をランナー６２から分離すると同時に種別毎に分離
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ワンショット毎に多種
類の、或いは多数個の成形品を同時に成形する、いわゆ
る多数個取りした成形体から成形品を分離すると同時に
同一部品毎に仕分けるための分離装置に関し、特に多種
類の成形品が同時に成形されることの多い車両用成形部
品の分離に適する分離装置に関する。
類の、或いは多数個の成形品を同時に成形する、いわゆ
る多数個取りした成形体から成形品を分離すると同時に
同一部品毎に仕分けるための分離装置に関し、特に多種
類の成形品が同時に成形されることの多い車両用成形部
品の分離に適する分離装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、車両用空調設備におけるベンチ
レータには多種類の合成樹脂製成形部品が使用されてい
る。これらの成形部品のうちには一個取りで成形される
部品（ケーシング等）もあるが、例えば風向き調節用羽
根などはランナーの両側にサイドゲートを介して並列状
に多数枚を同時に成形する、いわゆる多数個取りにより
成形されるのが一般的である。多数個取りされた成形部
品は、成形後、多くの人手をかけてゲートカットされ、
更には同一部品毎に仕分けされる。ニッパ等の切断具を
使って、人手によらず自動的にゲートカットすることも
考えられるが、多数個取りされた成形部品の場合、部品
間の巾が狭く切断具をその間隙に組み込むことが不可能
であるため、自動化ができないのが現状である。更に、
かりにゲートカットの自動化が実現しても製品仕分けは
相変わらず人手に頼らなくてはならない。
レータには多種類の合成樹脂製成形部品が使用されてい
る。これらの成形部品のうちには一個取りで成形される
部品（ケーシング等）もあるが、例えば風向き調節用羽
根などはランナーの両側にサイドゲートを介して並列状
に多数枚を同時に成形する、いわゆる多数個取りにより
成形されるのが一般的である。多数個取りされた成形部
品は、成形後、多くの人手をかけてゲートカットされ、
更には同一部品毎に仕分けされる。ニッパ等の切断具を
使って、人手によらず自動的にゲートカットすることも
考えられるが、多数個取りされた成形部品の場合、部品
間の巾が狭く切断具をその間隙に組み込むことが不可能
であるため、自動化ができないのが現状である。更に、
かりにゲートカットの自動化が実現しても製品仕分けは
相変わらず人手に頼らなくてはならない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】即ち、本発明の目的は
多数個取りされる車両用成形部品のゲートカット及び製
品仕分けに人手を要さず、完全に自動化することを可能
にした分離装置を提供することにある。
多数個取りされる車両用成形部品のゲートカット及び製
品仕分けに人手を要さず、完全に自動化することを可能
にした分離装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はランナーの両側にサイドゲートを介して並
列状に成形された複数の車両用成形部品からなる成形体
から前記成形部品を分離する装置であって、前記ランナ
ーを載置保持する長方形受台と、該受台の両側に配さ
れ、表面に仕分けガイドを有する下向き傾斜の傾斜滑台
と、前記受台に載置されたランナーの両側に突出する前
記成形部品を前記傾斜滑台上に叩き落とす打撃手段と、
前記成形体のスプルーを保持して金型より取り出し、該
成形体を前記受台に搬送するチャック機構とを備えてな
ることを主要な構成としている。
め、本発明はランナーの両側にサイドゲートを介して並
列状に成形された複数の車両用成形部品からなる成形体
から前記成形部品を分離する装置であって、前記ランナ
ーを載置保持する長方形受台と、該受台の両側に配さ
れ、表面に仕分けガイドを有する下向き傾斜の傾斜滑台
と、前記受台に載置されたランナーの両側に突出する前
記成形部品を前記傾斜滑台上に叩き落とす打撃手段と、
前記成形体のスプルーを保持して金型より取り出し、該
成形体を前記受台に搬送するチャック機構とを備えてな
ることを主要な構成としている。
【０００５】
【作用】成形後、金型が成形体の搬送に支障を来さない
程度に開くと、ロボットアームが作動され型外に待機し
ているチャック機構が可動側金型の前面に移動して成形
体のスプルーを挟持し、成形体を可動側金型から引き抜
いて成形機に隣接して設置されたランナー受台上まで搬
送する。
程度に開くと、ロボットアームが作動され型外に待機し
ているチャック機構が可動側金型の前面に移動して成形
体のスプルーを挟持し、成形体を可動側金型から引き抜
いて成形機に隣接して設置されたランナー受台上まで搬
送する。
【０００６】成形体のスプルー６４がチャック機構によ
り挟持されたまま、成形部品がランナー受台の両側に突
出するようにランナーをランナー受台上の定位置に載置
する。ランナーが前記受台３１上に載置されると、打撃
手段が作動して成形部品に打撃を与えてランナーから下
方の傾斜滑台上に叩き落とす。傾斜滑台上に叩き落とさ
た成形部品は、仕分けガイドにより異種形状の成形部品
毎に仕分けされて装置外に滑り落ち、装置外のケース内
或いはコンベアベルト上に収容される。
り挟持されたまま、成形部品がランナー受台の両側に突
出するようにランナーをランナー受台上の定位置に載置
する。ランナーが前記受台３１上に載置されると、打撃
手段が作動して成形部品に打撃を与えてランナーから下
方の傾斜滑台上に叩き落とす。傾斜滑台上に叩き落とさ
た成形部品は、仕分けガイドにより異種形状の成形部品
毎に仕分けされて装置外に滑り落ち、装置外のケース内
或いはコンベアベルト上に収容される。
【０００７】成形部品の叩き落としが終了すると、チャ
ック機構によりスプルーを挟持してランナーを装置外へ
と搬送し、途中のランナー廃棄位置でランナーを解放し
てから元の待機位置に戻る。以上の工程を１サイクルと
してワンショット毎に分離作業を繰り返す。
ック機構によりスプルーを挟持してランナーを装置外へ
と搬送し、途中のランナー廃棄位置でランナーを解放し
てから元の待機位置に戻る。以上の工程を１サイクルと
してワンショット毎に分離作業を繰り返す。
【０００８】
【実施例】以下、本発明を車両用の多数個取り成形部品
であるベンチレータ用風向き調整羽根の分離装置に適用
した実施例に基づいて具体的に説明する。図は同装置の
代表的例を示し、図１は同装置における主要部の概略構
成を示す斜視図、図２は同装置の成形体の搬送時におけ
るチャック機構の機能を示す部分的斜視図、図３は同装
置による成形部品の分離動作を説明する斜視図である。
であるベンチレータ用風向き調整羽根の分離装置に適用
した実施例に基づいて具体的に説明する。図は同装置の
代表的例を示し、図１は同装置における主要部の概略構
成を示す斜視図、図２は同装置の成形体の搬送時におけ
るチャック機構の機能を示す部分的斜視図、図３は同装
置による成形部品の分離動作を説明する斜視図である。
【０００９】本発明によれば、車両用成形部品の分離装
置は搬送部１と分離部２の二つの部分から構成される。
図１は、搬送部１の一部と分離部２を示しており、同図
から明らかなように本発明における打撃手段は、その基
台２１の上面中央部に関して左右対称に各部材が配され
ているので、以下の説明ではその一方のみについて説明
する。
置は搬送部１と分離部２の二つの部分から構成される。
図１は、搬送部１の一部と分離部２を示しており、同図
から明らかなように本発明における打撃手段は、その基
台２１の上面中央部に関して左右対称に各部材が配され
ているので、以下の説明ではその一方のみについて説明
する。
【００１０】同図において、基台２１の上面には中央部
を横切って所定の高さと間隔をもたせて左右一対の水平
枠材２２，２２が取り付けられている。該水平枠材２２
の両端部には軸受部材２３，２４が立設され、一方の軸
受部材２３はベルクランク２５の軸部２５−１を回転自
在に支承し、他の軸受部材２４はアーム２６の一端を軸
支している。前記ベルクランク２５の一端と前記アーム
２６の他端との間には打撃棒２７が取り付けられ、前記
ベルクランク２５の他端には図示せぬピンが直交して突
設されている。
を横切って所定の高さと間隔をもたせて左右一対の水平
枠材２２，２２が取り付けられている。該水平枠材２２
の両端部には軸受部材２３，２４が立設され、一方の軸
受部材２３はベルクランク２５の軸部２５−１を回転自
在に支承し、他の軸受部材２４はアーム２６の一端を軸
支している。前記ベルクランク２５の一端と前記アーム
２６の他端との間には打撃棒２７が取り付けられ、前記
ベルクランク２５の他端には図示せぬピンが直交して突
設されている。
【００１１】一方、基台２１のベルクランク側の端部中
央にはシリンダー２８が設置され、そのピストンロッド
の上端には左右にピン案内溝２９，２９を有するべるク
ランク作動ブロック３０が固設されている。前記ピン案
内溝２９，２９には、それぞれに前記ベルクランク２５
の一端から突設された図示せぬピンが摺動自在に遊嵌さ
れる。
央にはシリンダー２８が設置され、そのピストンロッド
の上端には左右にピン案内溝２９，２９を有するべるク
ランク作動ブロック３０が固設されている。前記ピン案
内溝２９，２９には、それぞれに前記ベルクランク２５
の一端から突設された図示せぬピンが摺動自在に遊嵌さ
れる。
【００１２】更に、基台２１の中央部には前記一対の打
撃棒２７，２７に平行で、且つ該打撃棒２７，２７の最
下降位置より僅かに高い位置にランナー受台３１が設置
されている。該ランナー受台３１の上面に、少なくとも
ランナーが嵌合するに十分な溝部を形成しておくと、ラ
ンナーがランナー受台３１の上面で確実に位置決めされ
るため好都合である。
撃棒２７，２７に平行で、且つ該打撃棒２７，２７の最
下降位置より僅かに高い位置にランナー受台３１が設置
されている。該ランナー受台３１の上面に、少なくとも
ランナーが嵌合するに十分な溝部を形成しておくと、ラ
ンナーがランナー受台３１の上面で確実に位置決めされ
るため好都合である。
【００１３】ランナー受台３１の左右には、成形部品の
滑台３２，３２が下向き傾斜に設置されている。該滑台
３２，３２の前記ランナー受台３１側の端部は、上記打
撃棒２７，２７と水平枠材２２，２２の間に挿入されて
受台３１の上面より僅かに低い位置に設定され、滑台３
２の他端部は上記基台２１の上面より僅かに低く且つ縁
部から僅かに突出させてある。また、滑台３２の両側縁
部には成形部品の落下を防止し下方へと案内するガイド
板３３，３３が立設され、該ガイド板３３，３３間には
異種の成形部品の混入を防止し且つ下方に案内する所望
の数の仕分けガイド板３４，３４，…が立設されてい
る。図示例では、一枚の仕分けガイド板３４が滑台３２
の中央に設けられているが、仕分け数により前記仕分け
ガイド板３４の数を増減する。図中、符号１１は搬送部
１の主要構成部材であるチャック機構の一部を示してい
る。
滑台３２，３２が下向き傾斜に設置されている。該滑台
３２，３２の前記ランナー受台３１側の端部は、上記打
撃棒２７，２７と水平枠材２２，２２の間に挿入されて
受台３１の上面より僅かに低い位置に設定され、滑台３
２の他端部は上記基台２１の上面より僅かに低く且つ縁
部から僅かに突出させてある。また、滑台３２の両側縁
部には成形部品の落下を防止し下方へと案内するガイド
板３３，３３が立設され、該ガイド板３３，３３間には
異種の成形部品の混入を防止し且つ下方に案内する所望
の数の仕分けガイド板３４，３４，…が立設されてい
る。図示例では、一枚の仕分けガイド板３４が滑台３２
の中央に設けられているが、仕分け数により前記仕分け
ガイド板３４の数を増減する。図中、符号１１は搬送部
１の主要構成部材であるチャック機構の一部を示してい
る。
【００１４】なお、図示しないが前記滑台３２の下端の
下方には、前記基台２１の側面に沿わせて、仕分けされ
て滑台３２上を滑り落ちてくる成形製品を受け取り収容
するケース、或いは次工程に移送するためのベルトコン
ベア等が設置される。また上記実施例では、打撃棒２７
の作動をベルクランク２５を介してシリンダー２８によ
りなされるようにしているが、他にも様々な手段が採用
でき、例えば電動機とカムとの組合せ等があり、要は打
撃棒２７に上下の振動を与える手段であれば上記実施例
に限定されるものではない。
下方には、前記基台２１の側面に沿わせて、仕分けされ
て滑台３２上を滑り落ちてくる成形製品を受け取り収容
するケース、或いは次工程に移送するためのベルトコン
ベア等が設置される。また上記実施例では、打撃棒２７
の作動をベルクランク２５を介してシリンダー２８によ
りなされるようにしているが、他にも様々な手段が採用
でき、例えば電動機とカムとの組合せ等があり、要は打
撃棒２７に上下の振動を与える手段であれば上記実施例
に限定されるものではない。
【００１５】図２は本発明の分離装置における特徴部を
なす搬送部１の主要構成部材であるチャック機構の作動
を概念的に示した部分斜視図であり、図中、符号４は射
出成形機の固定側金型、４１は同金型４に形成されたキ
ャビティ、５は同成形機の可動側金型を示す。
なす搬送部１の主要構成部材であるチャック機構の作動
を概念的に示した部分斜視図であり、図中、符号４は射
出成形機の固定側金型、４１は同金型４に形成されたキ
ャビティ、５は同成形機の可動側金型を示す。
【００１６】符号６は前記金型４，５により成形された
成形体であり、本実施例では車両用温調設備におけるベ
ンチレータの風向き調節羽根６１を８個取りしている。
即ち、風向き調節羽根６１はランナー６２の両側にそれ
ぞれゲート６３，６３，…を介して並列状に８枚が同時
に成形される。なお、６４はスプルーを示す。
成形体であり、本実施例では車両用温調設備におけるベ
ンチレータの風向き調節羽根６１を８個取りしている。
即ち、風向き調節羽根６１はランナー６２の両側にそれ
ぞれゲート６３，６３，…を介して並列状に８枚が同時
に成形される。なお、６４はスプルーを示す。
【００１７】かかる成形体６は通常の射出成形工程を経
て成形されるが、成形後、成形体６を金型４，５から取
り出すにあたっては、まず可動側金型５が後退して型開
きがなされる。このとき、成形体６は固定側金型４から
離れて可動金型５の図示せぬキャビティ内に留まり可動
側金型５とともに後退する。通常は、ここで可動側金型
５に付設された図示せぬエジェクターピンが作動して成
形体６を可動側金型５から突き出すが、本発明にあって
は固定側及び可動側の金型４，５間が所定の距離に達す
るまでは少なくともエジェクターピンを非作動状態にお
いておく。両金型４，５が所定の間隔開くと、型外に待
機している搬送部１が作動を開始する。
て成形されるが、成形後、成形体６を金型４，５から取
り出すにあたっては、まず可動側金型５が後退して型開
きがなされる。このとき、成形体６は固定側金型４から
離れて可動金型５の図示せぬキャビティ内に留まり可動
側金型５とともに後退する。通常は、ここで可動側金型
５に付設された図示せぬエジェクターピンが作動して成
形体６を可動側金型５から突き出すが、本発明にあって
は固定側及び可動側の金型４，５間が所定の距離に達す
るまでは少なくともエジェクターピンを非作動状態にお
いておく。両金型４，５が所定の間隔開くと、型外に待
機している搬送部１が作動を開始する。
【００１８】搬送部１は、例えば図示せぬ搬送ロボット
からなり、該搬送ロボットは図に概略的に示すチャック
機構１１を備えている。このチャック機構１１も図示例
に限るものではなく、また格別な機構を有する必要もな
く、ただ上記成形体６のスプルー６４を挟持し解放する
機能を有するとともに回転機能を有していれば十分であ
る。
からなり、該搬送ロボットは図に概略的に示すチャック
機構１１を備えている。このチャック機構１１も図示例
に限るものではなく、また格別な機構を有する必要もな
く、ただ上記成形体６のスプルー６４を挟持し解放する
機能を有するとともに回転機能を有していれば十分であ
る。
【００１９】両金型４，５の間隔が前記搬送部１の作動
に支障を来さない程度に開くと、型外に待機している搬
送部１が作動を開始し、前記チャック機構１１を可動側
金型５の前面に移動させて成形体６のスプルー６４を挟
持する位置で停止し、チャック機構１１を作動させてス
プルー６４を挟持する。この状態から図示せぬロボット
アームを作動し成形体６を可動側金型５から引き抜いて
もよいが、前記挟持状態を維持して可動側金型５を更に
後退させることにより成形体６を同金型５から引き離す
ようにすることもできる。こうしてチャック機構１１に
より挟持された成形体６は、次いで射出成形機に隣接し
て設置された上記分離部２のランナー受台３１上まで搬
送される。
に支障を来さない程度に開くと、型外に待機している搬
送部１が作動を開始し、前記チャック機構１１を可動側
金型５の前面に移動させて成形体６のスプルー６４を挟
持する位置で停止し、チャック機構１１を作動させてス
プルー６４を挟持する。この状態から図示せぬロボット
アームを作動し成形体６を可動側金型５から引き抜いて
もよいが、前記挟持状態を維持して可動側金型５を更に
後退させることにより成形体６を同金型５から引き離す
ようにすることもできる。こうしてチャック機構１１に
より挟持された成形体６は、次いで射出成形機に隣接し
て設置された上記分離部２のランナー受台３１上まで搬
送される。
【００２０】図１は前記成形体６が搬送部１のチャック
機構により受台３１上に載置された状態を示している。
搬送部１の図示せぬロボットアームが作動され、成形体
６はスプルー６４がチャック機構１１により挟持された
ままランナー受台３１まで搬送され、風向き調節羽根６
１がランナー受台３１の両側に突出するようにランナー
６２をランナー受台３１上の定位置に載置する。このと
き、シリンダー２８のピストンロッドは上限位置にあ
り、ベルクランク２５の図示せぬピンがベルクランク作
動ブロック３０のピン案内溝２９内を最外方に摺動し
て、一対の打撃棒２７，２７は最も開いた状態にある。
機構により受台３１上に載置された状態を示している。
搬送部１の図示せぬロボットアームが作動され、成形体
６はスプルー６４がチャック機構１１により挟持された
ままランナー受台３１まで搬送され、風向き調節羽根６
１がランナー受台３１の両側に突出するようにランナー
６２をランナー受台３１上の定位置に載置する。このと
き、シリンダー２８のピストンロッドは上限位置にあ
り、ベルクランク２５の図示せぬピンがベルクランク作
動ブロック３０のピン案内溝２９内を最外方に摺動し
て、一対の打撃棒２７，２７は最も開いた状態にある。
【００２１】ランナー６２が前記受台３１上に載置され
ると、シリンダー２８が上下に作動して打撃棒２７，２
７がベルクランク軸部２５−１を中心に上下に回動し、
風向き調節羽根６１に打撃を与えてランナー６２から切
り離す。ランナー６２から切り離された風向き調節羽根
６１は図３に示すように下方の滑台３２上に落下して、
中央のガイド板３４により異種形状の風向き調節羽根６
１毎に仕分けされた状態で装置外に滑り落ち、装置外の
図示せぬケース内或いはコンベアベルト上に収容され
る。
ると、シリンダー２８が上下に作動して打撃棒２７，２
７がベルクランク軸部２５−１を中心に上下に回動し、
風向き調節羽根６１に打撃を与えてランナー６２から切
り離す。ランナー６２から切り離された風向き調節羽根
６１は図３に示すように下方の滑台３２上に落下して、
中央のガイド板３４により異種形状の風向き調節羽根６
１毎に仕分けされた状態で装置外に滑り落ち、装置外の
図示せぬケース内或いはコンベアベルト上に収容され
る。
【００２２】風向き調節羽根６１の叩き落としが終了す
ると、シリンダー２８は上限位置で停止し、左右一対の
打撃棒２７，２７を最も開いた状態におく。ここで、搬
送部１が復帰動作を開始し、チャック機構１１によりス
プルー６４を挟持したままランナー６２を分離部２の外
へと搬送し、途中のランナー廃棄位置でランナー６２を
解放してから元の待機位置に戻り、次回の搬送まで待機
する。
ると、シリンダー２８は上限位置で停止し、左右一対の
打撃棒２７，２７を最も開いた状態におく。ここで、搬
送部１が復帰動作を開始し、チャック機構１１によりス
プルー６４を挟持したままランナー６２を分離部２の外
へと搬送し、途中のランナー廃棄位置でランナー６２を
解放してから元の待機位置に戻り、次回の搬送まで待機
する。
【００２３】以上の工程を１サイクルとしてワンショッ
ト毎に分離作業が繰り返される。なお、上記実施例では
ガイド板３４が滑台３２の中央に一枚だけ設置された例
を挙げているが、成形部品の種類数に応じてその枚数を
適宜決めればよい。またその他の手段、例えば搬送部や
打撃棒の作動機構も種々の変更が可能である。
ト毎に分離作業が繰り返される。なお、上記実施例では
ガイド板３４が滑台３２の中央に一枚だけ設置された例
を挙げているが、成形部品の種類数に応じてその枚数を
適宜決めればよい。またその他の手段、例えば搬送部や
打撃棒の作動機構も種々の変更が可能である。
【００２４】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
よれば多数個取りの多い車両用成形部品を成形機から直
接分離部に搬送し、分離部においてゲートカットがなさ
れるとともに成形部品の種類毎に仕分けが自動的になさ
れるので、従来は人手に依存する部分の多いこの種分離
作業の自動化が実現され、生産性の向上と省力化に大き
く貢献するものである。
よれば多数個取りの多い車両用成形部品を成形機から直
接分離部に搬送し、分離部においてゲートカットがなさ
れるとともに成形部品の種類毎に仕分けが自動的になさ
れるので、従来は人手に依存する部分の多いこの種分離
作業の自動化が実現され、生産性の向上と省力化に大き
く貢献するものである。
【図１】本発明の車両用成形部品の分離装置における代
表的な実施例を示す主要部の概略構成図である。
表的な実施例を示す主要部の概略構成図である。
【図２】本発明のチャック機構により成形体を射出成形
機から取り出す状態を示す部分斜視図である。
機から取り出す状態を示す部分斜視図である。
【図３】本発明装置により成形部品が分離仕分けされる
状態を示す主要部外観図である。
状態を示す主要部外観図である。
１ 搬送部 ２ 分離部 ４ 固定側金型 ５ 可動側金型 ６ 成形体 １１ チャック機構 ２１ 基台 ２２ 水平枠材 ２３，２４ 軸受部材 ２５ ベルクランク ２６ アーム ２７ 打撃棒 ２８ シリンダー ２９ ピン摺動溝 ３０ ベルクランク作動ブロック ３１ ランナー受台 ３２ 滑台 ３３ ガイド板 ３４ 仕分けガイド板 ４１ キャビティ ６１ 風向き調節羽根 ６２ ランナー ６３ ゲート ６４ スプルー
Claims (1)
- 【請求項１】 ランナーの両側にサイドゲートを介して
並列状に成形された複数の車両用成形部品からなる成形
体から前記成形部品を分離する装置であって、 前記ランナーを載置保持する長方形受台と、 該受台の両側に配され、表面に仕分けガイドを有する下
向き傾斜の傾斜滑台と、 前記受台に載置されたランナーの両側に突出する前記成
形部品を前記傾斜滑台上に叩き落とす打撃手段と、 前記成形体のスプルーを保持して金型より取り出し、該
成形体を前記受台に搬送するチャック機構と、を備えて
なることを特徴とする車両用成形部品の分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21227191A JPH0550477A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 車両用成形部品の分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21227191A JPH0550477A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 車両用成形部品の分離装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0550477A true JPH0550477A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16619832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21227191A Pending JPH0550477A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 車両用成形部品の分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0550477A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10029418B2 (en) | 2008-03-28 | 2018-07-24 | Terumo Kabushiki Kaisha | Living body tissue three-dimensional model and production method therefor |
-
1991
- 1991-08-23 JP JP21227191A patent/JPH0550477A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10029418B2 (en) | 2008-03-28 | 2018-07-24 | Terumo Kabushiki Kaisha | Living body tissue three-dimensional model and production method therefor |
| US10926472B2 (en) | 2008-03-28 | 2021-02-23 | Terumo Corporation | Method for producing a living body tissue three-dimensional model |
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