JPH0550465U - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH0550465U
JPH0550465U JP10083391U JP10083391U JPH0550465U JP H0550465 U JPH0550465 U JP H0550465U JP 10083391 U JP10083391 U JP 10083391U JP 10083391 U JP10083391 U JP 10083391U JP H0550465 U JPH0550465 U JP H0550465U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive drum
fixing device
heat fixing
high temperature
temperature air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10083391U
Other languages
English (en)
Inventor
直浩 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP10083391U priority Critical patent/JPH0550465U/ja
Publication of JPH0550465U publication Critical patent/JPH0550465U/ja
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 加熱装置側で発生する高温空気が感光ドラム
側へ流入するおそれをなくして、画像の品質を向上さ
せ、しかも製作コストが上昇するのを防ぐ。 【構成】 1つの排気ファン29を、装置フレーム1内
の一側において、感光ドラム2及び加熱定着器22の双
方と対向するように配設する。この排気ファン29の回
転により、感光ドラム2の周囲で発生するオゾンと、加
熱ローラ23の発熱により高温となった空気とを、装置
フレーム1の一側から外部へ排出する。装置フレーム1
内において、加熱定着器22と感光ドラム2との間には
隔壁30を配設する。この隔壁30を、その下端縁が用
紙移送を許容してその用紙移送の障害にならない程度
に、用紙移送経路の近傍にまで延長位置させる。この隔
壁30により、加熱定着器22側から発生する高温空気
と、感光ドラム2側から発生するオゾンとを分離した状
態で外部へ排出する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、感光ドラム及び加熱装置を使用して用紙上に画像を形成するように した画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の画像形成装置においては、感光ドラムの周面の帯電に基づいて、感光 ドラム上における静電潜像の形成、その静電潜像に対するトナーの付着、用紙上 へのトナーの転写が行われる。そして、用紙上に転写されたトナー画像は、加熱 定着器により加熱定着される。
【0003】 又、前記加熱定着器は通電により高温状態に維持されるため、その熱により加 熱定着器の周囲の空気が高温となり、同加熱定着器の周囲の機器に悪影響を及ぼ すおそれがある。そのため、従来の画像形成装置には、加熱定着器の周囲の高温 空気を外部へ排出するための排気ファンが設けられている。又、前記感光ドラム の帯電や、用紙上へのトナー転写はコロナ放電を伴って行われるため、オゾンが 発生する。そのため、前記排気ファンは感光ドラム側と加熱定着器側との双方に 対向するように配置され、オゾンの排出機能も兼ねるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記従来の画像形成装置においては、排気ファンが感光ドラム側と 加熱定着器側との双方に対向するように配置されて、高温空気及びオゾンの排出 を同時に行うようになっているため、加熱定着器の周囲の高温空気が感光ドラム 側を経た後に排出されるおそれがある。この場合、感光ドラムは加熱定着器と比 較して低温であるため、高温空気が感光ドラムに触れると結露を生じる。特に、 冬期等の低温時には、加熱定着器の周囲の高温空気と感光ドラムとの温度差が大 きいため、非常に結露が生じやすい状態となる。
【0005】 そして、感光ドラムの外周面で結露が生じると、その水分が付着した部分の帯 電率が低下して、静電潜像が確実に形成されなくなる。従って、静電潜像にトナ ーが充分に付着せず、これにより画像が一部欠ける、いわゆる白抜けが発生して 、用紙上に転写される画像の質の低下を招く等の問題が生じることとなる。
【0006】 この問題を解消するために、加熱定着器側の高温空気排出専用と、感光ドラム 側のオゾン排出専用との2つの排気ファンを設けることによって、加熱定着器側 の高温空気が感光ドラム側へ流入しないようにすることも従来行われているが、 この場合には、排気ファンを2つ設ける必要があるため、部品点数が多くなって 、製作コストが上昇するという問題がある。
【0007】 本考案は上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的は、加 熱装置側で発生する高温空気が感光ドラム側へ流入するおそれをなくして、画像 の品質を向上させることができ、しかも、製作コストが上昇することがない画像 形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この考案では、画像形成プロセスを行う感光ド ラムと、用紙上に画像の熱定着を行う加熱装置とを有し、前記加熱装置からの高 温空気の排出及び感光ドラムの周囲からのオゾンの排出を共用する排気ファンを 設け、感光ドラムと加熱装置との間には、用紙移送を許容するとともに、加熱装 置側から感光ドラム側への高温空気の流入を阻止する隔壁を設けたものである。
【0009】
【作用】
従って、本考案によれば、加熱装置と感光ドラムとの間に設けられた隔壁によ って、加熱装置側で発生する高温空気が感光ドラム側へ流入するのが阻止される 。
【0010】
【実施例】 以下、この考案を具体化した一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1に示すように、装置ケース1内のほぼ中央には画像形成プロセスを行う感 光ドラム2が回転可能に支持され、その外周面には光導電膜3が形成されている 。帯電器4は感光ドラム2の上部外周と対向するように配置され、この帯電器4 により前記光導電膜3が所定電位(実施例では−700V)に一様帯電される。 露光器5は前記帯電器4と隣接して配置され、この露光器5からの光の照射によ り、感光ドラム2上に所定電位(実施例では−100V)の静電潜像が形成され る。現像器6は感光ドラム2の外周面と対向するように配置され、トナーTを収 容するためのトナーケース7と、感光ドラム2と近接対向するようにトナーケー ス7内の下端開口部に配設された現像ローラ8とを有している。そして、この現 像ローラ8により、トナーTに所定電位(実施例では−450V)が付与され、 その電位と前記静電潜像の電位との差に基づいて、静電潜像にトナーTが付着さ れて、静電潜像が顕像化される。
【0011】 給紙カセット9は前記装置ケース1内の下部に着脱可能に装着され、この給紙 カセット9内には多数の用紙Yが積層状態で収容されている。押し上げ板10は 給紙カセット9の内底部に回動可能に配設され、用紙Yの送り出し側部分がこの 押し上げ板10上に支持される。押し上げレバー11は装置ケース1内に回動可 能に支持され、給紙カセット9が装置ケース1内に装着されたとき、この押し上 げレバー11が給紙カセット9内に進入して、押し上げ板10の底面に係合され る。又、押し上げレバー11はバネ12により上方へ回動付勢されている。給紙 ローラ13は装置フレーム1内に積極回転可能に配設され、給紙カセット9の装 着状態において、用紙Yの送り出し側端部が、この給紙ローラ13の下部外周面 に圧接される。
【0012】 そして、給紙ローラ13の回転により、給紙カセット9内から用紙Yが1枚ず つ送り出されるとともに、同用紙Yが用紙ガイド14及び一対の送りローラ15 を介して前記感光ドラム2の下部に移送される。尚、センサ16は用紙ガイド1 4を通過する用紙Yを検出するためのものであり、その検出に基づいて、前記給 紙ローラ13及び送りローラ15等の回転動作が制御される。転写器17及び転 写ローラ18は、用紙移送経路を挟んで前記感光ドラム2と対向するように配設 されている。そして、この転写ローラ18により感光ドラム2上に用紙Yが密着 されるとともに、転写器17によりその密着部に所定電位(実施例では+100 V)が付与され、その電位と前記トナー画像の電位との差に基づいて、トナー画 像が用紙Y上に転写される。
【0013】 除電ランプ19は転写後の感光ドラム2の外周面を露光して除電する。ブラシ 20は感光ドラム2の外周面に対向配置され、転写後の感光ドラム2上に付着し ている紙粉等を取り除く。導電性ブラシよりなるメモリ除去ブラシ21は、感光 ドラム2の外周面に対向配置され、転写後の感光ドラム2上に残留するトナーT を掻き乱して、感光ドラム2上に一様に分散する。尚、前記現像器6は現像動作 と平行して、メモリ除去ブラシ21により分散された残留トナーTを、静電吸引 力により回収するクリーニング動作も行う。
【0014】 加熱定着器22は前記装置ケース1内に配設され、用紙移送経路を挟んで加熱 装置としての加熱ローラ23と、その加熱ローラ23に所要圧力をもって接触す る加圧ローラ24とを有している。そして、用紙Yが用紙ガイド25を経てこの 加熱ローラ23と加圧ローラ24との間に送り込まれて、用紙Y上のトナー画像 が加熱定着される。スタッカ26は前記装置ケース1の上面に形成され、画像定 着を終了した用紙Yが、用紙ガイド27及び一対のガイドローラ28を介して、 このスタッカ26上に排出される。
【0015】 1つの排気ファン29は、前記装置フレーム1内の一側において、感光ドラム 2及び加熱定着器22の双方と対向するように配設され、図示しないモータによ り回転される。そして、この排気ファン29の回転により、前記帯電器4の帯電 時及び転写器17の転写時に発生するオゾンと、加熱ローラ23の発熱により高 温となった空気とが、装置フレーム1の一側から外部へ排出される。
【0016】 前記装置フレーム1内において、加熱定着器22と感光ドラム2との間には隔 壁30が配設されている。この隔壁30は、その下端縁が用紙移送を許容してそ の用紙移送の障害にならない程度に、用紙移送経路の近傍にまで延長位置してい る。そして、この隔壁30により、加熱定着器22側と感光ドラム2側との空間 が区画され、加熱定着器22側から発生する高温空気と、感光ドラム2側から発 生するオゾンとが分離された状態で外部へ排出される。
【0017】 さて、この実施例の画像形成装置は、前述したように、加熱定着器22と感光 ドラム2との間に隔壁30が設けられている。従って、画像形成時に、加熱定着 器22の加熱ローラ23が発熱されて周囲の空気が高温になっても、その高温空 気が感光ドラム2側へ流入するおそれがない。しかも、1つの排気ファン29に より、加熱定着器22側から発生する高温空気と、感光ドラム2側から発生する オゾンとを排出しても、その高温空気とオゾンとは隔壁30により確実に分離さ れた状態で外部へ排出される。
【0018】 従って、感光ドラム2側へ高温空気が流入して、その高温空気が感光ドラム2 に触れるというおそれがなく、前記従来とは異なり、感光ドラム2の表面で結露 が生じて、その水分によって感光ドラム2の外周面の帯電率が低下するというこ とがない。つまり、感光ドラム2上に静電潜像を確実に形成することができるの で、その静電潜像にトナーTが確実に付着され、白抜け等が発生して印刷画像の 品質が低下するということがない。
【0019】 又、1つの排気ファン29を共用して、加熱定着器22側の高温空気及び感光 ドラム2側のオゾンの排出を分離して行うことができるので、加熱定着器22側 及び感光ドラム2側のそれぞれに排気ファンを設ける必要もなく、しかも隔壁3 0を設けるだけの簡単な構成で、上記作用効果を実現することができるので、部 品点数が増加することもなく、製作コストが上昇するおそれもない。
【0020】 尚、この考案は前記実施例に限定されるものではなく、例えば隔壁30の構成 材料に金属、合成樹脂、或いはスポンジ等の各種材料を適宜選択して使用するな ど、この考案の趣旨を逸脱しない範囲で、各部の構成を任意に変更して具体化す ることも可能である。
【0021】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によれば、加熱装置側で発生する高温空気が感光ド ラム側へ流入するおそれがなく、画像の品質を向上させることができ、しかも製 作コストが上昇することがないという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を具体化した画像形成装置の一実施例を
示す断面図である。
【符号の説明】
2 感光ドラム、23 加熱装置としての加熱ローラ、
29 排気ファン、30 隔壁、Y用紙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成プロセスを行う感光ドラムと、
    用紙上に画像の熱定着を行う加熱装置とを有し、前記加
    熱装置からの高温空気の排出及び感光ドラムの周囲から
    のオゾンの排出を共用する排気ファンを設け、感光ドラ
    ムと加熱装置との間には、用紙移送を許容するととも
    に、加熱装置側から感光ドラム側への高温空気の流入を
    阻止する隔壁を設けたことを特徴とする画像形成装置。
JP10083391U 1991-12-06 1991-12-06 画像形成装置 Pending JPH0550465U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10083391U JPH0550465U (ja) 1991-12-06 1991-12-06 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10083391U JPH0550465U (ja) 1991-12-06 1991-12-06 画像形成装置

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Publication Number Publication Date
JPH0550465U true JPH0550465U (ja) 1993-07-02

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ID=14284321

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JP10083391U Pending JPH0550465U (ja) 1991-12-06 1991-12-06 画像形成装置

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