JPH05504029A - 補聴器 - Google Patents

補聴器

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JPH05504029A
JPH05504029A JP3500704A JP50070490A JPH05504029A JP H05504029 A JPH05504029 A JP H05504029A JP 3500704 A JP3500704 A JP 3500704A JP 50070490 A JP50070490 A JP 50070490A JP H05504029 A JPH05504029 A JP H05504029A
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microphone
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クロクスタッド,アスビヨン
スベアン,ヤーレ
ラムスタッド,トール アウダン
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エヌ エイチ エー エイ/エス
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
    • H04R25/45Prevention of acoustic reaction, i.e. acoustic oscillatory feedback
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
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    • H04R25/50Customised settings for obtaining desired overall acoustical characteristics
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
補聴器 、 本発明は、請求項1,5.及び10に記載のデジタル信号処理骨の、プログラマ ブルな補聴器に関する。本発明は、また、請求項27の導入部に記載のプログラ マブルなハイブリッド補聴器内で行なわれる検出と信号処理の方法に関する。 現在の補聴器は、一般に、耳により聴取された音のアナログ増幅にもとづいてい る。本技術の現在までの段階により、この種類の補聴器は、外耳道に挿入出来る 程度に小型化されており、従って、いわゆる完全埋没形補聴器を構成している。 外観と快適さの理由で、多くの人はこのタイプの補聴器を好んでいるが、これら の補聴器が外耳道を閉鎖するということとの組合せで、音響信号のアナログ増幅 を使用することにより、補聴器の使用者がなおも有する、すべての聴覚力に信号 を最適に適応させることが、困難になっている。年令による聴覚障害の形態では 、かなりの聴覚力が、ある周波数域で残っている。普通の神経症による聴覚障害 の場合、聴覚は低周波数において比較的に損なわれずに残っている。耳が補聴器 によって完全に閉鎖されているならば、音は、可聴域のすべての周波数で増幅さ れなければならない。同時に、普通のアナログ増幅を使用することにより、最適 な応答機能、すなわち、外耳道が増幅器を挿入されることなく開放されている場 合、適切な方法で、外耳道の応答を行う応答機能を得ることが困難になる。使用 者が有する、残留しているすべての聴覚は、全周波帯域で増幅を行い、不快感を 与える。例えば、衝撃的ノイズ及び一時的音響信号は、耳が十分に正常な程度の 聴覚を今も有している、これらの周波数帯域で増幅される。そのほかに、開放さ れた耳は、通常、約3 KHzで共振し、この共振が普通の会話のフォルマント 周波数の範囲内にあり、従って、会話に音色の品質を与えることに寄与している ので、この共振は、聴覚の印象の程度に非常に寄与しており、この音色の品質は 、会話音の理解、従って、会話を理解する人の能力に対して極めて重要である。 残された全聴覚への聴覚信号の最適適応を容易にし、同時に、補聴器の応答機能 を最適にするため、補聴器は開発されて来たが、この場合、信号処理はデジタル 化して行われている。応答機能は、適切なフィルタ係数によってデジタル信号を ろ過することにより、適応され、これにより、周波数応答はある程度まで、人の 応答機能を普通の補聴器で果すことが出来る。デジタル型の補聴器が、いわゆる 、完全埋没形の補聴器として設計されるならば、再度、外耳道が閉鎖されるとい う問題が提起され、従って、人が有している残された全聴覚を活用することが、 妨げられる。この応答曲線は、これを考慮に入れるために、ある程度まで修正さ れる。しかし、概して、補聴器の増幅を周波数の関数として多様な音響の環境へ 適応させるために、い(つかの応答曲線を有することは有利である。例えば、強 い背景騒音に埋れた普通の会話を理解することが、非常に困難であることは明ら かであり、この場合、会話信号のフォルマント周波数の領域における増幅に優先 を与える、すなわち、約1から約4 KHzの領域を主とする応答機能を生成す ることは、当然であろう。デジタルあるいはアナログであるにしても、補聴器に ついてのほかの周知の問題は、音響発生器とマイクロホンとの間の音響的フィー ドバックである。 補聴器が外耳道を閉鎖し、従って、残留全聴覚の活用を阻害するように、補聴器 が配置されていても、音響発生器からの音は、補聴器の構成材料または外耳道の 近(の組織及び骨を経て、伝導されてマイクロホンへ戻る。 従って、このようなフィードバック信号を、例えば、補聴器内のデジタル信号処 理器と接続して、消去することが望ましい。すでに説明したように、残された全 聴覚をより低い周波数において有効に使用することも望ましく、これには、外耳 道が少なくとも部分的に開放されていることが必要であり、従って、外耳道には 、耳口と鼓膜との間で低域特性を有する音響伝送路が形成されることが好ましい 。この種の伝送路が完全埋没型の補聴器と共に使用されるのであれば、これは、 補聴器の小型化に対し、大きい要求を行うことになる。さらに、音響的フィード バックは、一層悪化し、何とかして、解消されなければならない。 上述の種類のデジタル補聴器は、例えば、米国特許No、4471171 (キ ョップケはか)から知られており、ここでは、デジタル化された音声信号処理用 のデジタルデータ処理器が、使用者の要求または好み、及びあるい ゛は、補聴 器の用途に従って、所定の応答機能を格納しているプログラマブルなメモリへ接 続しており、従って、使用に当っては、補聴器は、使用者の要件に直接に適応し 、同時に、使用者の聴覚能力または応答特性内のすべてのものと調和して、補聴 器をプログラムすることが可能である。 同様に、米国特許No、4731850(レビットはか)は、デジタルフィルタ 付のプログラマブルな補聴器を含んでおり、この場合、係数は、プログラマブル 読取り専用メモリから補聴器内のプログラマブルフィルタと振幅制限器とへ送ら れ、この係数により、補聴器は、会話レベル、エコー、及び背景騒音のタイプの 変数値の最適設定へ自動的に調節され、同時に、電気的フィードバック路が、振 幅と位相とにおいて、音響フィードバック路に使用される点で、音響フィードバ ックを容易にし、この結果、この二つのフィードバック信号は、減算により消去 される。 米国特許No、1582821は、主として、プログラマブルメモリによりデジ タル信号を処理する補聴器を含んでおり、このメモリへは、聴力検査により決定 された聴力図から得られた値が送られる。 上記の米国特許No、4731850は、また、一つ以上のマイクロホンを使用 する補聴器も含んでおり、従って、適切な位相変位骨のマイクロホンからの、ウ エートづけされた全出力信号は、周波数選択指向性マイクロホンからの出力信号 と同等である。これは、騒音とエコーの影響を低減することが出来なければなら ない。そのほかに、補聴器の音響フィードバックの消去あるいは抑制が、文献“ 補聴器の音響フィードバックの測定及び適応性抑制” (パスタマントはか)、 アイ・イー・イー・イー音響学会報、会話と信号の処理、1989年No、 2 .2017〜20ページ、に考察されている。贋者は、音響フィードバックを抑 制する三つの方法、すなわち、時間可変の遅延、適応性逆ろ過、及び適応性フィ ードバック消去を考察しており、後者の方法が、音響フィードバックを行わずに 、補聴器の最大増幅を6〜10dBだけ増加するので、この方法が最も好結果で あることを発見している。 耳口と、鼓膜に近く位置した外耳道の内部の部分との間の接続が開放されている 既知の完全埋没型補聴器があることも、触れておかなければならない。この既知 の開放接続の目的は、鼓膜に隣接した外耳道内の圧力変動の均等化を得ることで ある。 しかし、上記の構造または方法は、補聴器、好適には完全埋没型を達成する方法 について説明を与えていない。すなわち、この補聴器は、使用者の低周波域の残 留聴覚の活用する可能を同時に提供するものであり、高品質の会話音を再生する ために必要とされる周波数域において、外耳道の本来の応答機能を最適に果す応 答曲線を同時に生成している。 従って、本発明の第1の目的は、低音領域における残留聴覚の活用を行う補聴器 を提供することであり、この場合、少なくともこの領域における周波数の増幅は 、音響伝送路を通して共振増幅により達成され、同時に、この伝送路を通る音響 フィードバックが消去される。 第2の目的は、使用する応答曲線が、使用者がそのときに気づいた音響背景に最 もよく適応している曲線であるように、補聴器に格納された各種の応答曲線から 選択する機会を、使用者に与える補聴器を提供することである。 第3の目的は、主要な構成要素がすべて、外耳道内に挿入されるモジュールに配 置され、低周波域の残留聴覚を活用するために、耳口と外耳道の内部との間を開 放状態で接続している補聴器を提供することである。 第4の目的は、すべての音響フィードバックが、デジタルフィルタで消去される ことにより除去される補聴器を提供することである。 第5の目的は、音響フィードバックが、二つのマイクロホンによってフィードバ ック信号を段階的に消去することにより、除去される補聴器を提供することであ る。 第6の目的は、補聴器が、新しい応答曲線の入力のインタフェースを経て、コン ピュータへ接続されるように、格納された応答曲線が再度プログラムされる補聴 器を提供することである。 上記の目的と利点の大部分は、請求項1または3の特性部分により示された特色 によって特徴づけられた補聴器により達成される。上述の特徴と利点はすべて、 請求項5の特性部分によって示された特色により特徴づけられた補聴器によって 達成される。請求項5に示されたタイプの主な補聴器の検出と信号処理の方法は 、請求項13の特性部分によって示された特色により特徴づけら゛れている。 本発明による補聴器のほかの特徴と利点は、付属の独立項2,4.12により示 されている。本発明による方法のほかの特徴と利点は、付属の独立項14〜21 に示されている。 いくつかの実施例を引用し、また、付属図面に関連して、本発明を次の項で一層 詳細に説明する。 図1aは、本発明による補聴器の原理を示す構成図である。 図1bは、図1aの音響伝送路の電気的等価接続図である。 図2は、本発明による補聴器の変形である。 図3は、本発明による補聴器のほかの変形である。 図4aは、一つのマイクロホンが使用されている、本発明による補聴器の構成図 である。 図4bは、フィードバック・ループに挿入された消去フィルタを有する図48の 補聴器を示す。 図4cは、信号の順方向伝送路に挿入された消去フィルタを有する図48の補聴 器を示す。 図4dは、出力ステージにパワー増幅器を有する図4aの補聴器を示す。 図5aは、二つのマイクロホンが使用されている、本発明による補聴器を示す。 図5bは、図58の補聴器に使用されているデジタル信号処理器を示す。 図68は、強、中位2弱の聴覚障害の応答曲線の三つの例であり、そのほかに、 補聴器なしの、外耳道の音圧応答を示す。 図6bは、図5bのデジタル信号処理器に発生した包絡線信号と、商信号の応答 曲線の例である。 本発明による補聴器の設計原理は、図1aに図示されている。補聴器は、アナロ グ入力部を構成している電気音響伝送路、デジタル信号処理器、及び、音響低域 フィ ゛ルタと内在している音響フィードバック伝送路とを同時に構成している 音響伝送路と一体のアナログ出力部を含んでいる。外部の音域は、検出器により 、実際はマイクロホンにより検出され、検出された信号は電気音響伝送路へ送ら れ、次に、この伝送路は、中域と高域の周波数の可聴信号を、外耳道の内部と鼓 膜へ送る。外部音域は、また、音響伝送路により検出され、低域周波数の音響信 号は、外耳道の内部と鼓膜へ送られる。外耳道の内部に発生した音域は、その音 響伝送路を経て検出器へフィードバックされる。補聴器のこの構成法により、鼓 膜に近い内耳の部分も、共振器として働くことにより補聴器の活性的構成要素を 構成している。 図1bの等何区に関連して、音響伝送路をさらに詳細に説明する。 図2は、本発明による補聴器の変形を示す。この変形は、耳口を外耳道の内部6 に接続している音響伝送路を有する主要部と、二つのマイクロホンM1とM2と を含んでおり、第1マイクロホンM1は耳介の適切な位置に配置され、ほかのマ イクロホンM2は、耳口の音響伝送路ATCの出口に、第1マイクロホンM1か ら離れて配置されている。補聴器の一部を形成している電子構成要素は、耳介に 配置されている第1補助部2a内に装着されて、主要部1と接続しているが、ま たは、全く同様に、耳介の裏側に配置することも出来る。この補助部2aに、補 聴器用電池4を装着することは、妥当である。示していないが、もう一つの補助 部は、補聴器用ケースを構成している。 主要部1の内側の端部には、鼓膜に対面し、また、補聴器内で増幅された電気信 号を、鼓膜により受感された音響信号へ変換する小型の音響発生器SGが配置さ れている。外耳道の内部に空間を有し、また、同時に、開放された音響的接続を 可能にするために、音響発生器SGは、好適に、約4.5 mmより小さい直径 を有していなければならない。本発明による補聴器には、ノルウェー特許出願N o、892811に記載されているタイプのダイナミック音響発生器が使用され ている。この音響発生器は直径が約4mmのダイナミック音響発生器であり、成 人の外耳道は、普通、直径が約7+amであるので、この発生器は、外耳道の壁 から適切な間隙をおいて、外耳道内に置くことが出来る。前記ノルウェー特許出 願によるこの音響発生器は、外耳道の本来の約3 KHzの共振を再生するため に、同調するように構成されている。同時に、主要部1において、2mmまでの 等価直径を有する音響伝送路ATCの形で、開放された接続を形成することが可 能になっている。この等価直径は、音響伝送路ATCの選択された臨界周波数に 依存しており、また、選択された臨界周波数が高(なるにつれて、等価直径は大 きくなければならない。臨界周波数が1000Hzの状態で、直径は4.8mm であるが、これは実際にはあり得ないことであり、全く不要である。通常の等価 直径は約1 mmあるいはそれ以下である。 図3に、本発明による補聴器が、二つのマイクロホンM1とM2と、外耳道6に 挿入されまた図2の主要部1と同様に構成された主要部1とを有する変形で示さ れている。電子部品と補聴器の電池とは、すべて、主要部1内に装着されており 、耳介内またはその側部に配置された補助部は省かれている。補聴器の主要部1 は、むしろ、補聴器が使用されていないときに、主要部が保持され、また、電子 的電気的補助素子も含んでいるケースの形の、図示されていない補助部2と接続 しており、このケースは、緩衝電池から給電されるランダムアクセスメモリRA MIの形の外部メモリを有する。さらに、図示されていない補助部2は、主要部 1がケースのなかにあるとき、緩衝電池が補聴器の電池を充電するために使用さ れるように、整流器及び適切なブラッグとスイッチも有する。従って、主要部1 は、例えば、充電用アダプタにより壁ソケットへ直接に差し込まれる。 一つのマイクロホン付の本発明による補聴器の変形で、信号処理に使用される電 気及び電子の構成要素を、図4に関連して詳しく説明する。これらの構成要素は 、すべて、補聴器の主要部1、または、第1補助部2aに適切に装着される。マ イクロホンM1は、マイクロホン増幅器11へ接続しており、増幅器11の出力 は、例えば、8 KHzの臨界周波数の非巻込み形フィルタ13へ送られる。従 って、これは、補聴器周波数応答の上限である。マイクロホンM1は、例えば、 フィードバックを低減する心臓形マイクロホン、あるいは、圧力または速度マイ クロホンであってもよい。圧力マイクロホンは、最高の感度を有する。しかし、 非常に小さく製作出来るニレクトレットマイクロホンを使用することは、有利で あり、従って、インピーダンス変換器(図示されていない)は、マイクロホン増 幅器11の前のマイクロホンの出力側に装着される。非巻込み形フィルタ13か らの信号は、アナログ/デジタル変換器ADCで変換されて、等止器34の前に 接続した圧縮33を含んでいるデジタル信号処理器DSPへ送られる。圧縮器3 3と等止器34の入力側は、第1ランダムアクセスメモリRAMIと接続した制 御器CUの出力側と接続している。制御器CUは、第2ランダムアクセスメモリ RAM2を含んでおり、スイッチSWの形で、好適には、接触または感圧スイッ チの形で、選別器または制御器へも接続している。 圧縮器33と等止器34は、一体となって、デジタル信号処理器DSPを構成し ている。この出力は、等止器からデジタル/アナログ変換器DACの入力部へ送 られ、次に、その出力側は、音響発生器SGの入力側の前に接続した再構成フィ ルタ14へ接続している。すべての音響フィードバックを除去するために、消去 フィルタ35が使用されており、これは、図4bにおいて、等止器34の出力部 と圧縮器33の入力部との間のループへ挿入されて示されている。消去フィルタ 35は、制御器CUのほかの出力部へ接続している。しかし、消去フィルタ35 は、図40に示すように、デジタル処理器の信号の順方向伝送路に、例えば、圧 縮器33の出力側と等止器34の入力側との間に挿入して取り付けることも出来 る。圧縮器33、等止器34、及び消去フィルタは、また、いずれも、ランダム アクセスメモリRAM3〜5をそれぞれ含んでいる。 再構成フィルタ14と音響発生器SGとの間に、図4dに示されているように、 音響発生器を駆動するパワー増幅器が配置されている。マイクロホンM1.制御 器CU、及び、多分パワー増幅器15も、すべて、補聴器の主要部1に好適に配 置された電池4へ接続している。 図5aは、二つのマイクロホンMlとM2を使用する、本発明による補聴器内で 、信号を処理する電子構成要素を示す。この図において、使用されているマイク ロホンMlとM2は、マイクロホンの出力側がインピーダンス変換器10aと1 0bへ接続して、エレクトレットマイクロホンとして示されている。マイクロホ ンM1とM2は、それぞれ、補聴器のアナログ部において、第1伝送路と第2伝 送路とへの入力を生成する。このようにして、各伝送路は、直列に接続した、イ ンピーダンス変換器10aと10b、マイクロホン増幅器11aと11b、圧縮 器12aと12b、及び、非巻込み形フィルタ13aと13bを含んでいる。各 伝送路CHIとCH2は、サンプル保持回路SHの第1人力と第2人力とへそれ ぞれ延長している0図示されていない単安定マルチバイブレータMMVを含むサ ンプル保持回路SHは、アナログ/デジタル変換器ADCへ接続し、次に、変換 器ADCはデジタル信号処理器DSPへ接続している。アナログ/デジタル変換 器ADCからのパルス符号変調出力信号は、図5bに詳細に示されたデジタル信 号処理器DSPにおいて、第1信号伝送路SPIと第2信号伝送路SP2へそれ ぞれ送られる。第1信号伝送路SPIは、直列接続の包結線発生器21と第2圧 縮器22とを含んでおり、第2信号伝送路SP2は、直列接続の分割回路31、 丸め回路32、第3圧縮器33、等止器34、及び安定器/消去回路36を、前 置補償器37と共に含んでいる。包結線発生器21の第2出力側は、分割回路3 1の第2人力部へ接続している。 圧縮器22、圧縮器33、等止器34、安定器/消去回路36、及び、前置補償 器37の各第2人力部は、制御器CUの各出力部へ接続している。制御器CUの 第1入力部は、補助部2に装着された外部ランダムアクセスメモリRAMIへ接 続し、制御器CUの第2人力部は、好適には接触感知スイッチの形で、例えば、 耳口内の主要部lの外側に装着された外部制御器SWから制御されるサイクル発 生器CGへ接続している。補聴器用の電源は、主要部1に好適に装着された電池 4へ接続した制御器の入力部を通って流れる。電池4は、マイクロホンMlとM 2へも給電する。圧縮器22、圧縮器33、等止器34、安定器/消去回路36 、及び、前置補償器37は、それぞれ、ランダムアクセスメモリRAM3〜7を 備えている。同様に、制御器CUは、ランダムアクセスメモリRAM2を含んで いる。第1信号伝送路SPIは、圧縮器22の出力部からデジタル/アナログ変 換器DACの第1入力部へ延長しており、デジタル/アナログ変換器DACの第 2出力部は、前置補償器37の出力部へ接続している。デジタル/アナログ変換 器DACは、ほかのランダムアクセスメモリRAM8を含んでいる。デジタル/ アナログ変換器DACの出力は、再構成フィルタ14へ送られ、フィルタ14の 出力部は、音響発生器SGの入力端子へ接続している。 検出と信号処理の方法を、図4 a −cに示された補聴器の変形に関連して説 明する。外部音域は、マイクロホンM1により検出され、マイクロホン増幅器1 1で増幅される。マイクロホン増幅器11からの出力信号は、上限臨界周波数が 8 KHzの非巻込み形フィルタ13へ送られる。次に、ろ過された信号は、非 巻込み形フィルタ13からアナログ/デジタル変換器ADCの入力部へ送られ、 そこで、その信号は抽出されて、12ビツトの直線形パルス符号変調信号へ好適 に変換される。パルス符号変調信号は、圧縮器33で例えば60dBレベルへの ダイナミックな制約を受ける。ダイナミックに限定された信号は、デジタルフィ ルタ回路網の形の等止器34へ送られる。その回路網の第1機能は音色制御であ るが、実際には、多くの機能が行われる。第1に、等止器34は、音響伝送路A TCへの分割フィルタまたは分割路を構成し、音響発生器SGの有効振幅応答の 修正を行い、分割路の周波数範囲におけるすべての位相ひずみを修正し、使用者 の残留聴覚及び多分周波数依存の圧縮も行う。分割路機能のデジタル変換は、い くつかの方式で行われるが、最も単純なものは、相補形フィルタである0等化器 34の音色制御は、いくつかの方式で行われるが、最も単純で、最も好ましいの は、無期限持続衝撃応答性フィルタによる変数制御を使用することである。低周 波域、例えば、200 KHz以下の残留聴覚は、耳口から内部外耳道への開放 された音響伝送路により守られる。 この音響伝送路ATCは、低域フィルタとして機能し、そのフィルタの特性は、 その伝送路の容積と、主要部1と鼓膜との間の容積とに、実際には依存する。同 時に、音響伝送路ATCは、外耳道6の最内部とともに、音響共振器として働き 、この伝送路のろ過領域の周波数において、共振音響増幅を行う。等止器34か らの出力信号は、デジタル/アナログ変換器DACへ送られ、再構成フィルタ1 4で平滑にされたアナログ出力信号Srへ変換される。再構成フィルタ14から の出力信号は、音響発生器SGの入力端子へ送られ、発生器SGの音響出力信号 は、主に、マイクロホンM1により検出された外部音域を再生する。しかし、音 響出力信号Srは音響伝送路ATCを通ってフィードバックされ、検出された音 域へ加えられる。従って、例えば55dB以上の高増幅の場合、このフィードバ ック信号を消去することが必要であり、これは、デジタル信号処理器DSPの消 去フィルタ35によって好適に行われる。この消去は、純粋なデジタル方式で消 去フィルタで行われ、フィルタ35は、各種の形で、デジタル信号処理器、例え ば、図4bに示されているように、等止器34からの出力と圧縮器33の入力と の間のフィードバックループのなかに、あるいは、信号の順方向伝送路、例えば 、図4Cに示されているように、圧縮器33の出力と等止器34の入力の間に、 形成することが出来る。 図5aと5bを引用して、二つのマイクロホン付の補聴器の使用に関する本発明 による検出と信号処理の方法を、詳細に説明する。好ましくはエレクトレット・ マイクロホンである第1マイクロホンMlは、耳介の適切な位置に配!され、同 様にエレクトレット・マイクロホンである第2マイクロホンM2は、耳口の音響 伝送路ATCの出口の近くに配置されている。 マイクロホンMlとM2は、どちらも、マイクロボンの感度に依存しているレベ ルで、外部音域を検出し、また、さらに、音響伝送路ATCを通るすべての音響 信号のフィードバックも検出する。マイクロホンM1は、音響伝送路の出口から 離れて置かれているので、フィードバック音響信号は、マイクロホンM2におけ るレベルに比較して、マイクロホンMlにおいてはいくらか減衰する。従って、 マイクロホンM2には、これに対応して、マイクロホンM1より低いレベルの感 度が与えられ、これによって、フィードバック音響信号は、二つのマイクロホン においてほぼ同じレベルで検出される。マイクロホンM1からの出力信号s1は 、インピーダンス変換器10aを経て第1伝送路CHIへ送られ、マイクロボン 増幅器11aで増幅され、次に、第1圧縮器12aへ送られ、増幅されたマイク ロホン信号が60dBより高いレベルにある場合、第1圧縮器12aは、この信 号の動的強さを約60dBへ低下させる。非巻込み形フィルタ13aは、信号S lに8 KHzの上限臨界周波数を与え、これにより、帯域消去フィルタとして 働き、その後、信号S1はサンプル保持回路SHの第1人力部へ送られる。 同様に、マイクロホン信号S2は、マイクロホンM2から、第2伝送路CH2の 対応する構成要素、すなわち、インピーダンス変換器10b、マイクロホンll b、圧縮器12b、及び、非巻込み形フィルタ13bを経て、同等の帯域限定付 のサンプル保持回路SHの第2人力部へ送られる。 図示されていない単一安定マルチバイブレークMVMによって、信号S2は、マ イクロホンMlとM2の間の音波の伝播時間差に相当する期間△tだけ遅れ、フ ィードバック音響信号と位相がずれる。フィードバック補償信号は、好適に16 KHzの周波数で抽出され、従って、この遅れたサンプリングは、実際に、フィ ードバック音響信号を除去する全通過フィルタを形成することが分かる。抽出さ れた信号Soは、アナログ/デジタル変換器ADCへ送られ、変換器ADCは、 好適に、この信号を、例えば、12ビツトのパルス符号変調スペクトル信号5( t)へ変換する。このパルス符号変調信号s (tlは、バンド幅が30Hzに 限定されまた好適に4または6ビツトの長さを有する信号e (tlO形で包結 線を形成する包結線発生器21へ送られる。アナログ/デジタル変換器ADCか らのパルス符号変調出力信号5(tlば、また、デバイダ回路31の入力部へ接 続しており、回路31は、包結線発生器21からの包絡線信号e (t)を第2 人力部を経て受信する。デバイダ回路31において、割算s ft) / e  (tl =f(t+が行われる。ここで、5(tlは、アナログ/デジタル変換 器ADCからの出力信号を表す。割算の後、その商の信号f (tlは、丸め回 路32において丸められ、その結果、8ビツト、あるいは6ビツトを与えること が好ましい。従って、包絡線信号e(tlは、スペクトル信号5(tlの振幅成 分を表し、商の信号f(tlは、スペクトル信号5(tlの周波数成分を表す。 e (t)と Ntl についての周波数応答は、それぞれ、図6bに示されて いる。 ここで、デジタル信号処理器DSPは、包絡線信号e (tlを、包絡線発生器 21から圧縮器22へ送り、信号はさらに、例えば、30dBへ圧縮される。こ の場合、前述のように、e(tlは、先行して60dBへ圧縮されている。次に 、圧縮された包絡線信号e (tlは、さらに信号伝送路SPIに沿って、デジ タル/アナログ変換器DACの第1人力部へ送られる。 商の信号f ftlは、丸め回路32から圧縮器33へ送られ、そこで、周波数 応答が修正され、その信号はさらに圧縮される。次に、圧縮され、応答修正され た商信号は、等止器34へ送られる。等止器34は、デジタル音色制御段階とし て働き、最適周波数応答曲線を信号f(tlへ付与する。デジタルフィルタの形 で、等止器34は、同時に、位相と振幅の両方の修正を信号f(tlに対して行 うことも出来る。 信号f(tlの低域臨界周波数は、音響伝送路ATCへの分割周波数となり、従 って、後者の上限臨界周波数により決定される。分割機能は、さらに、圧縮器3 3または等止器34に有利であるように、実行される。 圧縮器33と等止器34のフィルタ係数の選択は、商信号f (tlに変動を発 生するが、これらの変動は、等止器34以降に装着されている安定器/消去回路 36で有利に除去される。通常、スペクトル信号5(tlを35dBだけ、フィ ードバック音響信号を消去することなく増幅することは、可能である。本発明に よる二つのマイクロホン手法を使用する場合、さらに20dBが利得され、合計 で55dBの増幅を与える。しかし、比較的高い増幅は、フィードバック音響信 号のすべての周波数成分が消去されることを必要とする。ここで、全増幅が補聴 器の選択された応答機能によって決定され、従って、応答機能が55dB以上の 増幅を与える場合、消去が必要とされるだけである。従って、この場合、f(t l内の音響フィードバック信号のすべての残りは、安定器/消去回路37による 最適周波数応答曲線の安定化に関連して、消去される。消去は、本技術分野の専 門家には周知である種々の方法により行うことが出来るが、前述のように、適応 性フィードバック消去は、特に適切であることが明らかにされており、否定的影 響を与える音響フィードバックもな(、さらに約10dBの増幅を可能にしてい る。 安定化あるいは消去の後に、商信号f(t)は、商信号のすべての非線形性を補 償する前置補償器37へ送られる。前置補償器は、特に、アナログ/デジタル変 換器ADCに発生した歪の補償と、デジタル/アナログ変換器DACまたは音響 発生器SGにより発生した歪の事前補償とを含んでいる。これに関連して、留意 すべきことは、アナログ/デジタル変換及びその逆の直線性の問題は、本技術で は周知であり、従って、高直線性の変換器が使用されないならば、非直線性の補 償が必要である点である。音響発生器SGと共に変換器ADCとDACによって 発生した非直線性の程度は、概して、事前に決定されるので、非直線性の補償は 、前置補償器37内の格納された表から補償値を取り出すことによって、行うこ とが出来る。次に、補償された商信号は、デジタル/アナログ変換器DACの第 2人力部へ送られる。デジタル/アナログ変換器DACにおいて、スペクトル信 号5(t)の出力レベルは同調され、その場合、同調は、所要の応答機能につい て選択された増幅に従って行われる。この同調は、包結線信号e(tlの算術的 操作、例えば、格納表の参照により増幅を決定することにより、デジタル的に行 われる。次に、包絡線信号e (t)は、抽出周波散村のパルス幅変調信号へ変 換され、その場合、包絡線信号e (tlは抽出信号を変調する。同様に、次に 補償された商信号f ftlは、抽出周波数付パルス高さ変調信号へ変換され、 その場合、f ftlは抽出信号を変調する。 スペクトル信号5(tlの出力レベルの同調は、また、パルス幅変調された包絡 線信号e(t)に選択された係数Kを掛けることによって、行われる。スペクト ル信号の出力レベルの同調に関連して、補聴器の電池の電圧降下を補償すること も可能である。この場合、これは制御器CUによって行われ、それがデジタル信 号に関連してか、または、係数にの対応する修正により発生する場合、あるいは 、電圧降下の補償がパルス幅変調信号e (tlに関連して行われる場合、一般 に、補償は、10%を超える電圧降下に対して1ビツトである。しかし、補償値 は、e(t)の絶対値へ適応されなければならない。 与えられた応答機能に対応する処理されたスペクトル信号5(tlは、パルス幅 変調信号e (tlにパルス波高変調信号f (tlを掛けることにより、発生 する。積s (t) = e (tl・f(tlは、次にアナログ出力信号Sr へ変換され、信号Srは、再構成フィルタ14において平滑化され、音響出力信 号へ変換する音響発生器SGへ送られる。この出力信号は、主に、すべての検出 されたフィードバック音響信号を差引いた、マイクロホンM1とM2により検出 された外部音域を再生する。デジタル/アナログ変換器DACの場合、一定の低 レベルに制限されたパルス波変調信号は、トランジスタのスイッチング損失を発 生するだけである。変換器DACを高出力変換器として設計することによって、 補聴器は、音響発生器SG用のパワー増幅器を使用することなく、構成すること が出来る。パワー増幅器を使用することが必要であったならば、設計は、デジタ ル信号により直接に制御されるクラスDのパルス幅変調増幅器として実施された であろう。しかし、この場合の好適な変形では、すでに説明したように、デジタ ル/アナログ変換器DACは、音響発生器SGを直接に駆動し、パルス波高変調 信号f(tlがパルス幅変調信号e(tlの後に来る状態で、出力トランジスタ 内のコレクタ損失をかなり減少する能力も有する。 補聴器の主要部に音響伝送路ATCを設定することは、図2と3に示されている 。この好適な変形では、臨界周波数が、伝送路の一定の長さに対する伝送路の音 響インピーダンスと等価直径とにより与えられる1次低域フィルタを構成してい る。さらに、伝送路は、数個の、小さい貫通した孔から構成することも出来るこ とは明らかである。例えば、伝送路の直径が1cmであるならば、臨界周波数1 000Hzに対する等価直径は、前述のように、2mn+である。実際上の理由 として、高次のフィルタの形の変形は、補聴器の寸法から実施することが困難で あるので、音響伝送路ATCは、1次の低域フィルタとして構成されている。音 響伝送路ATCの電気的等価回路の略図が図1bに示されている。内部外耳道6 と鼓膜のインピーダンスの前記部分の容積と一体の音響伝送路ATCが、コンデ ンサが並列に接続したRLC回路網によって表されることが分る。鼓膜のインピ ーダンスは、すべての伝送路に対し、すなわち、伝送路を通る音響、及び音響発 生器へのフィードバックの場合の電気音響とに対し重要な影響を有する。音響伝 送路ATCは、外耳道6の前記部分とともに、共振増幅器としても働き、この場 合、前記部分の容積は、空洞共振器を構成している。2mmの伝送路の等価直径 と10mmの長さの場合、最大増幅は、普通、約38dB程度である。等価直径 と音響フィルタの臨界周波数とが増加すると、増幅が低下する。低音領域の残留 聴覚の周波数範囲が小さいならば、電気音響伝送路における増幅が、これに対応 して大きいことが必要である。これは、大きい電力消費を伴い、従って、大きい 電池が必要とされる。しかし、その場合、音響伝送路の直径を小さくすると、補 聴器の主要部1の電池4に使用出来る空間は大きくなるが、大きい周波数領域の 残留聴覚は、より大きい等価直径を必要としても、これに対応して小さい電池を 必要とする。言いかえると、対応する大きい電池を必要とする重度の聴覚障害者 の場合、伝送路は小さい等価直径によって得られ、これに対して、対応する小さ い電池を必要とする軽度の聴覚障害者の場合、伝送路は、比較的に大きい等価直 径によって得られる。 デジタル信号処理器DSP内の圧縮器22、圧縮器33、等止器34、安定器/ 消去回路36、及び前置補償器37は、それぞれ、ランダムアクセスメモリRA M3〜7の形のメモリを備えている。また、デジタル/アナログ変換器DACは 、ランダムアクセスメモリRAM8の形のメモリを有する。さらに、圧縮器33 、等止器34、及び安定器/消去回路36が、集積されたフィルタ回路網として 構成することは、少なくとも有利である。個々のフィルタは、フィルタ係数の異 なるセットを備えており、個々のフィルタの伝達関数は変えることが出来、−組 のフィルタ係数が各個別のフィルタ、すなわち、前記構成要素22,32,33 .34及び36に設定され、係数のセットの一部である各フィルタの個々のフィ ルタ係数は、適切なランダムアクセスメモリRAM3〜6に格納されている。こ のようにして、フィルタ係数の各個々のセットは、前置補償器37に接続したメ モリRAM7に格納されている補償値のセットと、デジタル/アナログ変換器D ACへ接続したメモリRAM8に格納されている増幅変数とともに、補聴器の特 定の応答機能を代表する。フィルタ係数を含み、特定の応答機能を発生するため に必要なすべての変数は、制御器CUのメモリRAM2と、補聴器の補助部2ま たはケースに置かれた外部のランダムアクセスメモリRAM8にも格納されてお り、予備メモリを構成している。 通常、使用者には、対応する数の格納された変数のセットを有するい(つかの応 答機能のメニューが提供される。このメニューの制御部は、制御器CUに装着さ れており、サイクル発生器CGにより連続的に周期的に呼び出される。サイクル 発生器は、制御器に接続し、また、補聴器の主要部1の外側で耳口内に有利に取 り付けられる圧力または接触キーバッドスイッチの形の制御器へ接続している。 制御キーバッドに軽く触れることにより、使用者は、特定の応答機能の変数の新 しいセットを、補聴器の制御部内のメモリRAM2からアクセスして、それをデ ジタル信号処理器DSPへ入力する。制御キーバッドスイッチに連続的に触れる と、すべてのメニューの応答機能が連続してアクセスされる。従って、数回の接 触により、使用者は、当人の音響環境に最もよく適合する応答機能と所要の増幅 とを敏速に見つけることが出来る。 応答機能の一般的メニューは、例えば、5種類のこの機能を有する。各応答機能 は、使用者の聴覚に適応し、特定の外部音響環境に対し最良で、可能な結果を与 える。従って、各使用者の補聴器を個別に調整するには、本人の聴力検査にもと づいて所要の応答機能の変数を決定し、また、音響伝送路ATCの等価直径の選 定とともに、特定の外部音響環境を代表する音響変数を使用することが必要であ り、その変数は、使用者の残留聴覚により決定される。補聴器は、変化した使用 者の状態と、使用者の聴覚またはほかの使用者の聴覚の変化とに適合するだめに 、簡単にプログラムし直すことが出来る。再プログラムは、ケースまたは補助部 2のランダムアクセスメモリRAMIが、R3232型のインタフェースIFを 経て、コンピュータ、例えば、聴力測定装置へ接続したパーソナルコンピュータ へ接続された状態で行われる。コンピュータと接続して使用されて、デジタル補 聴器をプログラムし直す聴力測定手段は、本技術では周知であり、これに関連し て、西独特許No、2735024、米国特許No、3808354、PCT出 願No、WO35100509、このほかに、報告書“汎用補聴器の処方、シュ ミレーション、及び試験装置” (ジャミーソンばか)、アイ・イー・イー・イ ー音響、会話、及び信号処理会誌、1989年、N092.1989〜92ペー ジに引用されている。 個々の応答機能の最適化は、増幅を音レベルに適応させてノイズを低減し、最良 で適切な、低レベルにおける信号/ノイズを与えるように、重み付けされた周波 長応答を最適に使用することによって得られる。従って、最適応答曲線は、主に 、レベル制御された周波数重み付けにより得られる。特定の応答機能に対応する 応答曲線の例が、図68に示されている。三つの異なる応答機能が、I、n、及 びmにより示されたグラフによって表されている。上部グラフIa、IIa 、 IIIaは電気音響伝送路の応答を与え、下部グラフのrb、nb 、inbは 対応する音響伝送路の応答を与える。応答機能■は強聴覚障害の場合の最適機能 であり、■は中位聴覚障害に適応し、■は弱聴覚障害に適応する。■は、補聴器 使用なしの、外耳道の音圧応答の曲線を示す。下部グラフで各障害程度について 表されているように、残留聴覚は、強聴覚障害の場合に狭い周波数領域と、音響 低域フィルタの、対応する低臨界周波数とを有する。 使用者に外部音環境に適応した各種応答機能を提供することにより、はぼ正常な 聴覚量と最適な、主観による聴覚印象が選択される。個々の応答機能は異なる増 幅を有しており、適切な応答機能を選択することにより、使用者は、“買い直し ”の問題と、神経症聴覚喪失の人達が、信号レベルが聴覚いき値より高いとき、 はぼ正常な聴覚量をしばしば受けるという現象を避けることが出来る。音響発生 器は、増幅に相当する力によって作動し、発生した音圧レベルは、一般に、強聴 覚障害の場合に約120dBであり、中位聴覚障害の場合に100dBである。 従って、本発明による請求の範囲内に、デジタル信号処理付の、プログラマブル な補聴器が提供されており、これは、使用者が持っている、すべての低域残留聴 覚を守るために、デジタルと音響ろ過との組合せにもとづいているという意味で 、ハイブリッドである。補聴器の電気音響伝送路の電子部品はすべて、すなわち 、アナログ入力部、デジタル信号処理器DSP、制御部CP、アナログ出力部は 、CMOSチップ内のモノリシック超LSI回路として実施される。 一つのマイクロホンだけを備えているタイプの補聴器は、消去なしで35dBの 増幅を与えることが出来、デジタル信号処理器内で消去を行うと、さらに10d Bが得られ、合計45dBの増幅を与える。二つのマイクロホン付で、音響フィ ードバック信号の段階的消去を行う、本発明による補聴器を使用することにより 、20dBが得られ、合計55dBの増幅を与える。この範囲以上の増幅につい ては、フィードバック信号の付加消去が必要であり、その場合、さらに10dB が得られ、合計利得可能な65dBの増幅が与えられ、この結果、1マイクロホ ン法に比較して20dBの改善を与える。従って、中位増幅の場合、フィードバ ック音響信号は、サンプル保持回路SHの遅延抽出により、実質上、完全に阻止 される。そのほかに、フィードバック信号とデジタル信号処理器の直接の信号と の間の位相関係を変えることにより、フィードバック信号を阻止することも可能 であるが、これには、伝送路CHIとCH2のそれぞれに対しアナログ/デジタ ル変換器が必要であり、従って、遅延抽出を使用することが、好ましいとされる 。増幅を低下することによって、フィードバック信号は自然に、常に阻止され、 高増幅に関して、すなわち、55dBより高い本発明の場合、消去がデジタル信 号処理器内のフィルタの一つに、この場合、安定器/消去回路36に使用される 。従って、55dBを超える増幅を有するこれらの応答機能だけが、消去のため に導入された係数を有する。 フィードバック信号の消去は、本技術分野で知られているいくつかの方法により 、デジタル的に行われる。原則として、消去は、フィルタを通る信号がフィード バック有り及び無しの信号である条件について行われる。広域消去の場合、20 dBを得ることは理論的に可能であるが、適応性消去は周波数依存の鼓膜インピ ーダンスを考慮に入れているので、本発明による補聴器に関しては、適応性消去 の形が好ましい。これに関連して、適応性消去を使用することにより約10dB の達成可能な利得を見込むこと、すなわち、補聴器の最大で安定した増幅は、会 話の品質を損なうことなく、65dBへ増大されることは、正当であるように思 われる。 従って、上記の点を考慮して、本発明により、完全埋没型のハイブリッド補聴器 が提供され、有効な使用が定量化の間にサンプル当り12ビツトより成っている ので、この補聴器は、約60から8000Hzの拡がりで、すなわち、7オクタ 一ブ以上の周波数範囲で歪が少な(、アナログ/デジタル変換中の信号レベルと 定量化)・イズレベルとの比が70dB以上の状態で、鼓膜において120dB を超える音圧レベルを可能にしていることは、明らかである。定量化に先行した 適切なアナログ圧縮によって、90dB以上の有効な線形でダイナミックな範囲 を確実にしている。従って、この成果が、年令依存の及び神経症の聴覚喪失の大 抵の形へ、最適な方法で適応され、また、使用者に、外部音域の完全に適切な再 生を与え、すなわち、会話及び音楽を表現し、また、会話のフォルマントの周波 数帯の最適な再生を行うことによる音色の品質の維持に、特別な強週が置かれて いる補聴器である。
【図1](a) 【図11(b) 【図2】
【図3】 (図4](a) r図4】(b) [図4 ] (d)
【図5] (a) 【図5】(b) 【図6](a) I a、b 強聴覚障害 工α:合計 Ib:音響伝送路■0ル中位聴覚障害■ α:同上 ■b:同上■α、b弱聴覚障害 ■α:同上 mb:同上テ 外耳道 の音圧応答(補聴器なし) 【図6] (b) 国際調査報告 l、lIユ油い、I^−8lJ++−11−PCT/闇90100178国際調 査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.主要部1と、電池4とともに主要部へ接続した二つの補助部2a,2bとを 含み、好適に耳栓の形の主要部1が人の外耳道のなかにほぼ挿入されまたマイク ロホンM1と音響発生器SGを備え、第1補助部2aが耳介内または裏側に具備 されまた電気及び電子の構成要素を受け入れるように形成され、第2補助部2b が、補聴器が使用されていないとき、適切な電子的及び電気的補助器とランダム アクセスメモリの形の外部メモリRAM1、緩衝電池、等化器、すべてのブラグ とスイッチと共に、主要部1と第1補助部2aとを有するように形成されたケー スであり、補聴器が主要部1のなかに好適に形成された外耳道6の開放部を含ん でいるデジタル信号処理を行うプログラマブル・ハイブリッド補聴器であって、 開放された接続が低域特性の共振増幅を有する音響伝送路ATCを構成し、補聴 器がマイクロホン増幅器11と非巻込み形フィルタ13とを有するアナログ入力 部と、圧縮器33と等化器34とを有するデジタル信号処理器DSPも含み、そ れらのそれぞれが再構成フィルタ14を有するアナログ出力部と共にランダムア クセスメモリRAM3,RAM4を有し、マイクロホンM1がマイクロホン増幅 器11の入力へ接続し、アナログ入力部がアナログ/デジタル変換器ADCを経 てデジタル信号処理器DSPへ接続し、デジタル信号処理器DSPがデジタル/ アナログ変換器DACを経てアナログ出力部へ接続し、再構成フィルタ14の出 力が音響発生器SGの端末へ接続し、圧縮器33と等化器34の第2入力のそれ ぞれがランダムアクセスメモリRAM2を有する制御器CUの各出力へ接続し、 制御器CUの第1入力が外部ランダムメモリRAM1と、制御器のメモリRAM 2に事前格納された補聴器用の多数の応答機能からのメニュー制御された選択用 外部スイッチSWを有する第2入力とへ接続し、前記応答機能が制御器のメモリ RAM2の支援メモリを構成している外部メモリRAM1にも格納され、メモリ RAM2がアール・エス232型のインタフェースIFへも接続していることを 特徴とするプログラマブル・ハイブリッド補聴器。 2.耳口内の音響伝送路ATCの出口において、ほかのマイクロホンM2が配置 され、いずれのマイクロホンM1,M2も互いに特定の距離だけ離れまた異なる 感度を有し、マイクロホンM1,M2のそれぞれがアナログ入力部の第1と第2 伝送路CH1,CH2へそれぞれ接続し、各伝送路がマイクロホン増幅器11と 非巻込み形フィルタ13と含みまたアナログ/デジタル変換器ADCを経てデジ タル信号処理器DSPへ接続しているサンプル保持回路SHのそれ自身の入力へ 接続し、第1補助部2aが、アナログ入力部、デジタル信号処理器DSP、制御 器CU、アナログ出力部、及び好適にはまたは、電池4、アナログ入力部、デジ タル信号処理器DSP、制御器CU、及びモノリシック集積回路として実施され るアナログ出力部の各構成要素の一つ以上を含んでいることを特徴とする請求の 範囲第1項に記載の補聴器。 3.主要部1と主要部1へ接続した補助部とを含み、好適には耳栓の形の主要部 が人の外耳道6にほぼ挿入されまたマイクロホンM1、音響発生器SG及び好適 には電池4をも具備し、補助部2が、補聴器が使用されていないとき、ランダム アクセスメモリRAM1の形の外部メモリ、緩衝電池、等化器及びすべてのプラ グとスイッチなどのすべての電子的及び電気的補助器と共に、主要部1を有する ように形成されたケースであり、補聴器が耳口と主要部1に好適に形成された外 耳道の内部との間に開放された接続を含んでいるデジタル信号処理を行うプログ ラマブル・ハイブリッド補聴器であって、開放された接続が、低域特性の共振増 幅を有する音響伝送路ATCを構成し、主要部が、マイクロホン増幅器11と非 巻込み形フィルタ13とを有するアナログ入力部と、圧縮器33と等化器34と を有するデジタル信号処理器DSPとを含み、それらのそれぞれが、再構成フィ ルタ14を有するアナログ出力部と共に、ランダムアクセスメモリRAM3,R AM4を有し、マイクロホンM1がマイクロホン増幅器11の入力へ接続し、ア ナログ入力部がアナログ/デジタル変換器ADCを経てデジタル信号処理器DS Pへ接続し、デジタル信号処理器DSPがデジタル/アナログ変換器DACを経 てアナログ出力部へ接続し、再構成フィルタの出力が音響発生器SGのクランプ へ接続し、圧縮器33と等化器34の第2入力のそれぞれが、ランダムアクセス メモリRAM2を有する制御器CUの各出力と接続し、制御器CUの第1入力が 外部ランダムアクセスメモリRAM1へ接続し、第2入力が、制御器のメモリR AM2に事前に格納された補聴器の多数の応答機能からメニュー制御された選択 用外部制御器SWへ接続し、前記応答機能が、制御器メモリRAM2の支援メモ リを構成しまたアール・エス232型の好適なインタフェースIFへも接続して いる外部メモリRAM1にも格納されていることを特徴とするプログラマブル・ ハイブリッド補聴器。 4.デジタル信号処理器DSPが、アナログ/デジタル変換器ADCからの出力 信号の順方向の伝送路に、あるいは、等化器34の出力と圧縮器33の第1入力 との間のフィードバックループに挿入された消去フィルタ35を有し、消去フィ ルタ35の第2入力が制御器CUのほかの入力へ接続し、消去フィルタ35がラ ンダムアクセスメモリRAM5も有し、アナログ出力部が音響発生器SGを駆動 するパワー増幅器15も有し、パワー増幅器の入力が再構成フィルタ14の出力 へ接続し、また、前記増幅器の出力が音響発生器SGの端末へ接続し、音響発生 器SGが電気ダイナミック音響発生器であり、アナログ入力部、デジタル信号処 理器DSP、制御器CU及びアナログ出力部が、好適にCMOS技術によるモノ リシック集積回路3として実施されることを特徴とする請求の範囲第3項に記載 の補聴器。 5.主要部1と、主要部へ接続した補助部2とを含み、好適に耳栓の形の主要部 1が人の外耳道のなかにほぼ挿入されまた二つのマイクロホンM1,M2、音響 発生器SG及び好適には電池4をも具備し、補助部2が、補聴器が使用されてい ないとき、ランダムアクセスメモリRAM1の形の外部メモリ、緩衝電池、等化 器及びすべてのプラグとスイッチとなどのすべての電子的及び電気的補助器と共 に主要部を含むように形成されたケースであり、補聴器が主要部1に好適に形成 された、耳口と外耳道6の内部との間の開放された接続を有するデジタル信号処 理を行うプログラマブル・ハイブリッド補聴器であって、開放された接続が低域 特性の共振増幅を有する音響伝送路ATCを構成し、主要部1へ電気的に接続し ている第1マイクロホンM1が、耳介の適切な個所に耳口内の音響伝送路ATC の出口から離れて配置され、第1マイクロホンM1より低感度の第2マイクロホ ンM2が、耳口の音響伝送路ATCの出口に配置され、感度の差がマイクロホン M1,M2の間の距離に適合されており、主要部1が、第1マイクロホンM1の 出力へ接続した第1伝送路CH1と、第2マイクロホンM2の出力へ接続した第 2伝送路CH2とを含み、各伝送路CH1,CH2がサンブル保持回路SHの第 1と第2の入力へそれぞれ接続し、各伝送路CH1,CH2がマイクロホン増幅 器11a,11b、第1圧縮器12a,12b及び非巻込み形フィルタ13a, 13bを有し、主要部1がアナログ/デジタル変換器ADCを経てアナログ入力 部の出力へ接続したデジタル信号処理器DSPを含み、デジタル信号処理器DS Pが、直列接続の包絡線発生器21と第2圧縮器22から成る第1信号路SP1 と、直列接続の包絡線発生器21の第2出力へ接続した第2入力を有するデバイ ダ回路31と、丸め回路32と、第3圧縮器33と、等化器34と、安定器/消 去回路36と、前置補償回路37とから成る第2信号回路SP2とを含み、第2 圧縮器22、第3圧縮器33、等化器34、安定器/消去回路36及び前置補償 回路37がそれぞれランダムアクセスメモリRAM3〜7を有し、各信号路SP 1,SP2がデジタル/アナログ変換器DACの第1と第2入力へそれぞれ伸び ており、前置補償回路37と共に第2圧縮器22、第3圧縮器33、等化器34 及び安定器/消去回路36の第2入力は、それぞれ、第1入力が外部ランダムア クセスメモリRAM1へ接続し、また、第2入力が、制御器CUに内蔵されたラ ンダムアクセスメモリRAM2に格納された補聴器の多数の応答機能からメニュ ー制御選択用の外部制御器SWへ接続したサイクル発生器CGへ接続している制 御器CUの各入力へ接続し、前記応答機能に、制御器のメモリRAM2用の支援 メモリを構成しまた好適にはアール・エス232型のインタフェースIFへも接 続している外部メモリRAM1にも格納され、主要部1が、入力がデジタル/ア ナロク変換器DACの出力へ接続しているアナロク出力部を含み、アナロク出力 部が、出力が音響発生器SGの端末へ接続している再構成フィルタ14を有する ことを特徴とするプログラマブル・ハイブリッド補聴器。 6.マイクロホンM1,M2がエレクトレットマイクロホンであり、各マイクロ ホンが、その出力においてインピーダンス変換器10a,10bを経て第1CH 1と第2CH2の伝送路のマイクロホン増幅器11a,11bの入力へ接続し、 非巻込み形フィルタ12a,12bが8KHzの臨界周波数を有し、サンプル保 持回路SHが単安定マルチバイブレータを有し、第3圧縮器33、等化器34及 び安定器/消去回路36が集積フィルタ回路網を構成していることを特徴とする 請求の範囲第5項に記載の補聴器。 7.デジタル/アナロク変換器DACが増倍変換器であり、デジタル/アナロク 変換器DACが出力信号レベルを調整する手段を有し、前記手段が制御器の第6 番目の出力へ接続したランダムアクセスメモリRAM8を含んでいることを特徴 とする請求の範囲第10項に記載の補聴器。 8.音響発生器SGが電気ダイナミック音響発生器であることを特徴とする請求 の範囲第5項に記載の補聴器9.音響伝送路ATCが1次音響フィルタを構成し 、外耳道6の内部を共有する音響伝送路ATCが共振音響増幅器を構成し、音響 伝送路ATCが補聴器の主要部1の通路により形成され、音響伝送路ATCが1 〜2mmの等価直径を有することを特徴とする請求の範囲第5項に記載の補聴器 。 10.主要部1が外耳道6へ挿入するアダプタ5に収容され、アダプタ5が外耳 道の形状への適応を具備し、第1マイクロホンM1が主要部1あるいはそのアダ プタ5へ機械的に接続することを特徴とする請求の範囲第5項に記載の補聴器。 11.電池4が、耳口の伝送路ATCの出口付近の主要部1の外側へ取り付けら れ、電池4が好適に再充電可能な電池であることを特徴とする請求の範囲第5項 に記載の補聴器。 12.アナロク入力部、デジタル信号処理器DSP、アナロク出力部、サイクル 発生器CG及び制御器CUが、好適にはCMOS技術によるモノリシック集積回 路3として実施されることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の補聴器。 13.好適に耳栓の形の主要部が、人の外耳道6に主として挿入されまた二つの マイクロホンM1,M2と音響発生器SG及び好適には電池4も具備し、補聴器 が、耳口と外耳道6の内部との間の、好適には主要部1内に形成された開放され た接続を含んでいる、主要部1と補助部2を有するプログラマブル・ハイブリッ ド補聴器で行われる検出と信号処理の方法であって、開放された接続が、低域特 性を有する音響伝送路を形成するために、人の聴覚に適応し、前記伝送路が、上 限臨界周波数が好適に150〜200Hzの周波数範囲で共振音響増幅器として 働き、この方法が、 a)第1マイクロホンが耳介の適切な個所に具備され、ほかのマイクロホンが耳 口内の伝送路の出口に具備され、互いに離れて配置された二つのマイクロホンに より伝送路を通る音響発生器からの音響フィードバック信号と共に、外部音域を 検出し、 b)感度の差がフィードバック音響信号の悪化に比例する状態において、第2マ イクロホンに第1マイクロホンより低レベルの感度を与えることにより、伝送路 の出口と第1マイクロホンとの間を伝播中におけるフィードバック音響信号の悪 化を補償し、 c)第1と第2の伝送路へそれぞれ送られる二つのマイクロホン信号S1とS2 を発生し、 d)発生されたマイクロホン信号S1とS2のそれぞれを各伝送路のマイクロホ ン増幅器で増幅し、e)増幅されたマイクロホン信号S1とS2の動的力を各伝 送路において60dB以下に圧縮し、f)フィルタの臨界周波数が好適に8KH zの状態で、圧縮されたマイクロホン信号S1とS2を各伝送路の低域フィルタ でろ過し、 g)低域フィルタの臨界周波が好適に16KHzの抽出周波数で2回以上、ろ過 されたマイクロホン信号S1とS2を抽出し、第2回目のろ過されたマイクロホ ン信号S2が、マイクロホン間のフィードバック音響信号の伝播時間差に相当す る時間Δtだけ遅れ、このようにして、フィードバック補償されたスペクトル信 号Soを発生し、 h)スペクトル信号Soを好適には12ビットのデジタルスペクトル信号S(t )へ変換し、i)S(t)に関し帯域限定信号として、好適には4〜6ビットで 約50Hzより小さい、好適には30Hzの帯域幅の包絡線信号e(t)を発生 し、次に、割り算s(t)/e(t)=f(t)を行うことによって、帯域幅1 50〜8000Hzの商信号f(t)を発生し、その後、各信号e(t)とf( t)が第1と第2の伝送路へそれぞれ送られ、この場合、e(t)は振幅成分を 表し、f(t)はスペクトル信号s(t)の周波数成分を表しており、 j)包絡線信号e(t)を好適には約30dBへ第1信号路のフィルタの形の圧 縮器で圧縮し、 k)商信号f(t)を第2信号路のフィルタ回路網でろ過し、このろ過がf(t )の圧縮とその周波数応答曲線の修正とを含んでおり、次に、f(t)に関する 最適周波数応答曲線をその位相と振幅の同時修正により発生し、次に、フィルタ 回路網の所定のフィルタ係数を使用することによって生じた変動を除去すること により、発生した最適周波数応答曲線を安定化し、 l)f(t)のフィードバック音響信号のすべての残りを、最適周波数応答曲線 の安定化に関連して消去し、m)ろ過された商信号f(t)の非直線性を補正し 、この場合、非直線性の補償は、補償回路に格納された表により好適に行われ、 n)包絡線信号e(t)を抽出周波数のパルス幅変調信号へ変換し、 o)補償された商信号f(t)を抽出周波数のパルス波高変調信号へ変換し、 p)処理されたスペクトル信号s(t)を発生するために、パルス幅変調信号e (t)にパルス波高変調信号を乗じ、その後、積s(t)=e(t)・f(t) は平滑化されたアナログ出力信号Srへ変換され、次に、マイクロホンM1とM 2により検出された外部音域を本質的に再生する音響信号へ変換するために、音 響発生器へ送られる段階を含んでいることを特徴とする検出と信号処理の方法。 14.変換された積e(t)・f(t)が、さらに増幅を行うことなく、アナロ グ出力信号が電気ダイナミック音響発生器を駆動するに十分なパワーレベルを与 えられることを特徴とする請求の範囲第13項に記載の方法。 15.商信号f(t)が6ビットに圧縮され、また、商信号f(t)が音響伝送 路の上限臨界周波数に適合した低域臨界周波数を与えられることを特徴とする請 求の範囲第13項に記載の方法。 16.ろ過された商信号f(t)の非直線性の補償が、デジタルスペクトル信号 s(t)あるいはその成分e(t)及びf(t)、及び音響発生器からの音響出 力信号の変換によって発生するアナログ出力信号Srの歪の補償を含んでいるこ とを特徴とする請求の範囲第13項に記載の方法。 17.スペクトル信号s(t)の出力レベルが調整され、この調整が、包絡線信 号e(t)についての算術演算として、好適には、e(t)がパルス幅変調信号 へ変換される直前に格納された表を引用することにより、あるいは、乗算e(t )・f(t)が行われる直前にパルス幅変調包絡線e(t)に選択可能な係数K を乗ずることにより、デジタル的に行われ、電池の電圧に発生するいかなる降下 も、スペクトル信号s(t)の出力レベルの調整に関連して補償されることを特 徴とする請求の範囲第13項に記載の方法。 18.フィルタ回路網が圧縮、等化及び安定/消去それぞれに使用される分離し たフィルタを具備し、フィルタ回路網の伝達機能が、個々のフィルタに異なるセ ットのフィルタ係数を設定することにより変化し、従って、個々のフィルタの伝 達機能を変え、第1信号路のフィルタ回路網と第2信号路の圧縮器のそれぞれの 個有の伝達機能は、補聴器の対応する所定の応答機能を有し、フィルタ回路網へ 接続した制御器に内蔵されたランダムアクセスメモリに格納された各種セットの フィルタ係数を個々のフィルタに設定することにより、応答機能が生成し、所望 の応答機能が、サイクル発生器を経て制御器へ接続した外部制御器により選択さ れることを特徴とする請求の範囲第13項に記載の方法。 19.少なくとも一つの所定の応答機能が、等化された商信号f(t)の安定化 に関連してフィードバック音響信号の消去を含んでおり、好適には、前記の一つ 以上の所定の応答機能が、フィードバック音響信号の適応性消去を含み、さらに 好適には、前記の複数の所定の応答機能が、応答機能が55dBより高い増幅を 与えるならば、フィードバック音響信号の消去だけを有することを特徴とする請 求の範囲第18項に記載の方法。 20.所定の応答機能がまた、スペクトル信号s(t)の出力レベルの調整と共 に、アナログ出力信号Srと音響発生器からの音響出力信号との歪の事前補償も 含み、補償と調整変数が好適に、各ランダムアクセスメモリに格納された表を引 用することにより得られることを特徴とする請求の範囲第18項に記載の方法。 21.個々のフィルタがプログラマブルフィルタとしてそれぞれランダムアクセ スメモリを与えられ、個々のフィルタのランダムアクセスメモリへ接続した制御 器に設けられたランダムアクセスメモリヘ、一つ以上の変えられた応答機能に対 応する一つ以上の新しいセットの係数を与えることにより、再プログラミングが 行われ、制御器のランダムアクセスメモリが、補助部に備えられたランダムアク セスメモリから、一つ以上の新しいセットのフィルタ係数を与えられ、そのメモ リが制御器メモリ用の支援メモリを構成し、また、新しいセットのフィルタ係数 の事前決定または算出用の外部のコンピュータ、好適にはパーソナルコンピュー タへ接続したインタフェースヘも接続しており、特定の応答機能を発生する所定 セットのフィルタ係数は、人の聴力検査及び特定の外部音響環境を表す音響とに もとづいて決定され、前記検査と音響変数は、外部コンピュータにより評価され ることを特徴とする請求の範囲第18項に記載の方法。
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