JPH05502758A - アモルファス金属の積層帯材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アモルファス金属の積層帯材 技術分野 本発明は、積重ねて高分子材で接着したアモルファス金属の帯材、特に変圧器コ アの形成に関するものである。

従来技術 グリムズｆＧ＋ｉｍｅ＋）他に発行された米国特許第４．６１５．１０６号は、 縁部に電気的に非伝導性の素材を高温で噴射した巻線コアを開示している。

変圧器用のアモルファス金属コアを形成するための製造方法は、ベネット（Ｂｕ ｎｅｌｌ）他に発行された米国特許第４．４１３．１０５号に開示されている。

４枚の金属シート材を互いに隣接させ、金属接着剤で熱接着させることが開示さ れている。

接合した合成シート材をその長さ方向に直交する方向に切断して、所定長さのパ ケットを得る。バケットの幅は広（することができる。

スタイン（Ｓｔｅｉｎ）他に発行された米国特許第３．２８３．２８１号、サザ ーラント（Ｓｕｌｈｕｌ＋ｎｄ）に発行された米国特許第３．１５６．８８６号 及びロルフｆＲｏ口）に発行された米国特許第３．０１５．７９＋号は、隣接す る層の長さが異なっている一般形電炉鋼部材を有する変圧器コア用の積層体を開 示している。

磁気薄膜を互いに絶縁するためにエポキシ樹脂を使用することは、ワタナヘ他に 発行された米国特許第４．８４５．４５４号に開示されている。

コーラ（Ｋｏｈｔｕ）に発行された米国特許第３．６０６．６７６号は、コアに 巻き込む前または後に、シリコン帯鋼にケイ酸塩溶液を塗布して乾燥させるよう にした、磁気コアのケイ酸塩接着を開示している。

ワイアント（Ｗｙｉｔｌ）に発行された米国特許第４．３８１．５０８号は、変 圧器コアを磁気的に組付ける装置を開示している。

ミラー（帽ｔｌ＋＋）に発行された米国特許第４．２７７、５３０号は、電炉鋼 の隣接シート材を接着剤で接着することを開示している。接着剤は、７５０°　 Ｆ以下の温度での高速ワイヤリングを特徴としている。

本出願人が知っているさらなる関連の引例は以下の通りである。

発明者　米国特許番号 シューｆｓｃｈｕｒｌ　２．　２８０．　９８１フオードｆＦｏ＋ｄ）　２．　 ３７２．　０７４アミトン（＾ｍ１ｄｏｎ）　２．　３９０．　８６３プレソシ ングｆ［ｌｌ＋ｏｉｎｇ）　２．　４２３．　８６９フオスタｊＦｃ＋＋ｅ＋） 　２．４８４．２１５ヤングｆＹｏｕｎｇ）２．　４９３．　６０９ナゲル［Ｎ ｉｇ＋ｌ）他　２．５０１．３４９ナゲル　２．５５４，２６２ フオード　２，５７９．５６０ マノクブライトｆＭ［Ｂ＋＋ｄｅ）　２．　７３９．　０８５トリツグ（Ｔｒｉ ｇｇ）他　２．９０４，８７５アーンゼン（＾ｒｎｔ＋ｅｎ）他　２，９０９． ７４１ミツターマイヤ（Ｍｉｔｔｅｖ＋ｉｅ＋）　他　３，５１３．５２３デニ スンｆＤ＋ｎＨｕｎ）　３．　５５８．　３９６フオスタ他　３，６７０，２７ ８ フオスタ他　３，９１９．３４８ ツユロータｆｓｃｈ＋ｏｅｌｅ＋）他　３．９２４．０２２ンユロータ他　４． ０３２，６７３ リチアス／Ｌｉｃｈｉａ＋ｌ　４．　０８５．　３４７ミ　ラー　４．　２７７ 、５３０ ヒロマエ他　４，２８８．４９２ リン１ｉｎｌ　４．　４４５．　１０５エンチンガ（ＥｌｌｉＢｕ）イ也　４， ４７９，１０４サトラー（Ｓａ＋山「）他　４．４８１．２５８バクレイｆＢｕ ｃＮ＋ｙ）　４．　５０３．　６０５ンゲタ他　４，５５８，２９７ パーンユカ他　４．５６４．９９８ ス！Ｓｕ”＋　４．６１８．６３２ バラートｔａＸ山＋ｄ！　４．７８９．８４９発明の概要 本発明の教示によれば、ある幅の第１アモルファス金属帯材と、第１帯材の幅よ りも広い幅の第２アモルファス金属帯材とを含むアモルファス金属の積層帯材が 開示されている。第１帯材を第２帯材に隣接させて第２帯材と共に第１平面上に 配置することによって、第１層が層成されている。第２層は、第１層の上に配置 されている。第２層は第２帯材の幅とほぼ同し幅の第３アモルファス金属帯材を 有している。第２層はさらに、第１帯材とほぼ同じ幅の第４アモルファス金属帯 材を有している。第３及び第４帯材は互いに隣接させて第２平面上に配置されて いる。第３及び第４帯材の配置は、第１及び第２帯材の配置と逆の順序１弓なっ ているため、第２層の帯材は第１層の帯材に互い違いに重なっている。交互に連 続させて複数の層を積み重ねることによって、１つ置きの層が第１層と同しにな る。その間の１つ置きの層が第２層と同しになる。アモルファス金属帯材の各層 の間に可撓性の高分子接着材が配置されている。高分子接着材は、同一層の帯材 間及び隣接層の帯材間を機械的に接着している。高分子接着材はさらに、うず電 流損を減少させる。

本発明の教示によればさらに、アモルファス金属の積層帯材を形成する装置が開 示されている。この装置は、アモルファス金属帯材の第１０−ル及び第２０−ル を設けている。各ロールの帯材は同一幅である。さらに、アモルファス金属帯材 の第３０−ル及び第４０−ルを設けている。各ロールの帯材は同一幅である。

第３及び第４０−ルの帯材の幅は、第１及び第２０−ルの帯材の幅よりも広くな っている。第１０−ル及び幅広の第３０−ルを繰り出して、第１０−ルの帯材を 第３０−ルの帯材と横方向に隣り合わせる手段が設けられている。これらの帯材 はさらに１つの上表面を備えている。第１及び第３０−ルの帯材の上表面に高分 子接着材を塗布する手段が設けられている。また、第２０−ル及び幅広の第４０ −ルを繰り出して、第２０−ルの帯材を第４０−ルの帯材と横方向に隣り合わせ る手段が設けられている。この幅広の帯材は、第］及び第３帯材のうちの幅広帯 材の位置と順序が逆になっている。圧力点において第１及び第３０−ルの帯材の 表面上の高分子接着材上に第２及び第４０−ルの隣り合わせた帯材を載せる手段 が設けられている。幅広の帯材が重なり合あって、れんが積みの断面模様が形成 される。帯材を接合することによって、第１０−ル及び第３０−ルの合計幅にほ ぼ等しい幅の単一積層帯材になる。積層帯材を前進させる手段が設けられている 。

積層帯材を所望長さに切断する手段が設けられている。

別の特徴によれば、本発明は、アモルファス金属の積層帯材を製造する方法を提 供している。この方法は、同一幅であるアモルファス金属帯材の第１０−ル及び 第２０−ルを設ける段階を宵している。また、アモルファス金属帯材の第３０− ル及び第３０−ルを設ける段階を有している。各ロールの帯材は同一幅である。

第３及び第４０−ルの帯材の幅は、第１及び第２０−ルの帯材の幅よりも広くな っている。第１０−ル及び幅広の第３０−ルを繰り出して、第１０−ルの帯材を 第３０−ルの帯材と横方向に隣り合わせて第１層を形成する段階が設けられてい る。この層はさらに上表面を備えている。第１０−ル及び第３０−ルからなる層 の上表面に高分子接着材を塗布する段階が設けられている。また、第２０−ル及 び幅広の第４０−ルを繰り出して、第２０−ルの帯材を第４０−ルの帯材と横方 向に隣り合わせて第２層を形成する段階が設けられている。この幅広の帯材は、 第１及び第３帯材のうちの幅広帯材の位置と順序が逆になっている。圧力点にお いて第１及び第３０−ルの帯材の表面上の高分子接着材上に第２及び第４０−ル の隣り合わせた帯材を載せる段階が設けられている。このようにして、幅広の帯 材が重なり合って、れんが積みの断面模様が形成される。圧力点に圧力を加える ことによって第１層を第２層に接合して、第１０−ル及び第３０−ルの合計幅に ほぼ等しい幅の単一積層帯材を形成する段階が設けられている。積層帯材を前進 させる段階が設けられている。積層帯材を所望長さに切断する段階が設けられて いる。

本発明の上記及び他の目的は、添付の図面を参照した以下の詳細な説明を読めば 明らかになるであろう。

図面の簡単な説明 第１図は幅が異なったアモルファス金属の帯材を隣り合わせたところを示す斜視 図である。

第２図は高分子接着材をアモルファス金属帯材の表面に塗布したところを示す第 １図の斜視図である。

第３図は第２図の接着材の上にアモルファス金属帯材を、幅広の帯材の順序を逆 にして配置した積層体を示す斜視図である。

第４図は積層アモルファス金属帯材を形成するための装置を示す概要図である。

第５図は積層アモルファス金属帯材を形成する方法を示すシーケンス図である。

本発明を実施するための最良の態様 第１図において、アモルファス金属の第１帯材１１がアモルファス金属の第２帯 材１２に（横方向に）隣り合わせて配置されて、第１平面上に第１層１３を形成 している。策２帯材１２の幅は、第１帯材１１の幅よりも広くなっている。

第２図に示されているように、第１図の第１層１３を構成している帯材１１及び １２の上表面に高分子接着材１４が塗布されている。

第３図に示されているように、アモルファス金属の第２層１５が第１層１３の上 に配置されており、その間に高分子接着材１４が挟まれている。第２層１５では 、アモルファス金属の第３帯材１６がアモルファス金属の第４帯材１７に（横方 向に）隣り合わせて配置されている。第３帯材１６の幅は、第２帯材１２の幅と ほぼ同じである。第４帯材１７の幅は、第１帯材１１の幅とほぼ同しである。

このため、第３帯部材１６の幅は、第４帯材１７の幅よりも広くなっている。各 帯材の幅に関して言うと、第３帯材１６及び第４帯材１７の配置は第１帯材１１ 及び第２帯材１２の配置の逆になっている。このように第２層１５の帯材は互い 違いに第１層１３の帯材に重なっている。この構造は、れんが積みの断面模様に 類似している。第３図に示されているように、交互に連続させて複数の層を積み 重ねることによって、１つ置きに第１層１３及び第２層１５と同しになり、同一 幅で所望数の層を得ることかできる。高分子接着材１４の塗膜が各隣接層間に配 置されている。

高分子接着材１４の性質は非常に重要である。接着材１４は、構成帯材の機械的 支持体となる接着材として機能すると同時に、変圧器に積層帯材を使用するため の電気絶縁体となる。接着材１４は、形成された積層体を変圧器コアの製造に使 用できるように十分な可撓性を備えていなければならない。また、以下に説明す る方法において、積層体は連続ベルトコンベヤ上を移動てきるたけの可撓性を備 えていなければならない。接着材の収縮（膨張）係数は、アモルファス金属の収 縮（膨張）係数と同程度でなければならない。剛性のアモルファス金属に対して 機械的応力を加えないものでなければならない。接着材の別の重要な特徴は、そ れの接着強さてあり、それは層を互いに確実に接着できるものでなければならな い。これは、はぼ室温で十分に接着し、金属の層を接着するために加熱して高温 にする必要がない接着材の比較的薄い塗膜を用いて達成することができる。さら に、接着材の電気特性も重要な関心事である。接着材は、うず電流及びヒステリ シスによる損に荷担しないものでなければならない。これらの物理的及び機械的 特性は、極限的環境で変圧器を作動させることができるように、広い温度範囲に 渡って考慮されなければならない。また、接着材は、変圧器に使用されている誘 電冷却剤に適合するものでなければならない。

満足できるものであることがわかっている高分子接着材として、エポキシ樹脂（ エビクロロヒドリンビフエル−ト形）、ネオプレーンを基材にしたガス炉・ソト セメント、電気グレードンリコーンワニス及び電気グレードシリコーングリース がある。

変圧器コアかコイル巻きでなく積み重ね形である時、ガス炉・ントセメントを向 き合ったアモルファス金属帯材の接合面に塗布して接着させる。硬化後、帯材を 切断してコア積層体にする。

巻線形か、積み重ねたコアであるアモルファス金属の帯材を積層状にするために はシリコーンワニス及びシリコーングリースを使用することができる。シリコー ン接着材をアモルファス金属帯材の接合面に塗布して、帯材を向き合わせる。

シリコーングリースは硬化させる必要がなく、巻線コア形変圧器にも積み重ねコ ア形変圧器にも使用できる。シリコーンワニスは、未硬化時は巻線するための可 撓性を与えることができ、コイルセンティングをなくすことができる。積み重ね コアの場合、シリコーンワニスで接着した積層体を切断して積重ねてから、完全 または部分的に硬化させることができる。あるいは、シリコーンワニスで接着し た積層体を硬化させてから、切断してコアを積重ねてもよい。

積層アモルファス金属を形成するための装置が第４図に示されている。アモルフ ァス金属の複数のロール（２０〜２３）が動力付き繰り出し器２４に取付けられ ている。各動力付き繰り出し器２４は音波センサまたは同様な制御手段によって 制御される。好適な実施例では、２つのロール２０．２１が同一幅であり、２つ のロール２２．２３は同一幅であると共に、その幅は他の２つのロール２０゜２ １よりも幅広である。ロールから繰り出されたロール２０の帯材及び幅広ロール ２２の帯材が横方向に隣り合わせて配置されて、構成ロール２０．２２の合計幅 と同じ幅の第１層を形成する。隣り合わせて配置された時、帯材はできるだけ互 いに近接させる必要があり、帯材間の空間は約０〜０．０３０インチ（０〜０７ ６ｍｍ）であることが好ましい。各帯材に上表面が設けられており、その各帯材 ２（１，２２の上表面に好ましくはスプレーガン２５で高分子接着材が塗布され る。

残りのロール２１．２３から繰り出された帯材が横方向に隣り合わせて配置され て、幅広の帯材の位置に関して言えばロール２０．２２の場合と位置が逆になっ ている第２層を形成する。ロール２１．２３の帯材は高分子接着材の上に載せら れるため、接着材は第１層と第２層との間に挾まれる。装置を通る各帯材の案内 及び位置合わせは、各帯材を剛性の平坦ランプ上に支持し、剛性の焼き入れ鋼棒 で帯材を位置合わせすることによって行われる。下側帯材２０．２２はその内側 で位置合わせされる。上側の２つの帯材２１２３の外縁部は、下側帯材２０゜２ ２の外縁部に位置合わせされる。このようにして、幅広の帯材がれんが積みの断 面模様のように互い違いに重なっている積層体２７が形成される。積層体２７を 圧力点２６で押し付けて、層と接着材とを確実に接着させる。圧力点２６は湾曲 しており、帯材の移動経路を旋回させることによって引き延ばし及び圧縮力が除 去されるようにしている。これらの力は、積層間にせん断力を発生させ、積層接 着材に亀裂を発生させる。積層体２７は、永久磁石を設けた連続ベルト駆動部３ ０によって進められる。積層体２７は、ベルトに磁気的に結合する。この前進方 法は、駆動ロールで一般的に加えられる望ましくないサイドステアリング力を除 去しながら装置を駆動する十分な力を加える。積層体２７はさらに、積層体２７ を所望長さに切断する自動切断手段３２へ送られる。

第２層の表面に接着材を塗布し、帯材を逆の順序で配置することによって第３層 を形成し、所望数の積層が得られるまでこの手順を繰り返すことによって、２層 以上の積層体を形成することができる。このようにして、所望厚さの積層体を得 ることができる。

第５図はアモルファス金属の積層帯材を製造する方法を示している。同一幅のア モルファス金属の第１及び第２０−ルを設け、また第１及び第２０−ルよりも幅 広である同一幅のアモルファス金属の第１及び第２０−ルを設ける。それぞれの ロールに取付けられた動力付き繰り出し器によってロールから繰り出す。ロール の繰り出し量は、音波センサまたは他の当業者には公知の手段によって制御され る。第１及び第３０−ルから繰り出されて、第１帯材と幅広の第３帯材とが横方 向に隣り合わせて供給されて、第１層を形成する。これらの帯材は上表面を備え ており、その上に接着材を塗布する。好ましくは、第１層の上表面に接着材を均 一に噴射するためにスプレーガンを用いる。第２及び第４０−ルから繰り出され て、第２帯材と幅広の第４帯材とが横方向に隣り合わせて供給されて、第２層を 形成する。第２層の幅広の帯材は、第１層の幅広の帯材と逆の順序になっている 。隣接層の幅広の帯材が重なり合って、れんが積みの断面模様が形成される。

圧力点で圧力が加えられることによって、第１層が第２層にしっかり接着して、 第１０−ル及び第２０−ルの合計幅と同じ幅の単一積層帯材が形成される。ある いは、隣接層間に接着材の塗膜を設けた複数層からなる積層体を形成することも できる。所望数の層を得ることができる。それぞれの隣接層では、積層体にれん が積みの断面模様が形成されるようにして幅広の帯材が重なり合っている。積層 体は、永久磁石を設けた連続ベルトによって進められる。積層体は、ベルトに磁 気的に結合する。積層帯材を所望長さに切断する切断手段が設けられている。

本発明の基本的精神から逸脱しない範囲において様々な変更を加えることができ ることは明かである。従って、本発明の技術が上記実施例以外で実施されること は、当業者には理解されるであろう。

産業上の用途 アモルファス金属は、正方向性電炉鋼に比較して電気特性が優れているため、変 圧器のコアの製造に広く使用されるようになってきている。しかし、アモルファ ス金属は、一般的に狭い幅の比較的薄いシート材のロールとして入手できるだけ である。変圧器コアを製造するためには、そのようなシートを多数積重ねて適当 な厚さの帯材を得る必要がある。同様に、積層帯材を合わせて適当な幅にしなけ ればならない。これらの必要性のため、製造工程がさらに複雑化する。例えば、 変圧器の性能を低下させないようにするため、これらの比較的狭い帯材の積層体 に使用される接着材は、アモルファス金属及び変圧器の他の部材に適合した電気 的及び機械的性質を備えていなければならない。また、変圧器の部材を経済的で 効率的に組付けるためにはさらに複雑な装置が必要である。本発明は、これらの 問題点を解決するものである。従って、本発明の第１の目的は、幅が異なったア モルファス金属の帯材を積重ねて接着積層体を形成し、これを所望長さに切断す ることができる装置を提供することである。

本発明のさらなる目的は、積層体の各層に幅の異なった部材を有するアモルファ ス金属の積層帯材を提供することである。

本発明のさらなる目的は、アモルファス金属の重要な電気的性質を保持しながら 積層アモルファス金属帯材を接着するための高分子接着材を提供することである 。

本発明のさらに別の目的は、アモルファス金属の積層帯材を製造するための方法 を提供することである。

ＦＩＧ、　Ｉ 要　約 積層アモルファス金属帯材は、幅が異なった少なくとも２つの横方向に隣り合っ たアモルファス金属帯材（１１，１２）からなる第１層（１３）と、幅が異なっ た少なくとも２つの横方向に隣り合ったアモルファス金属帯材（１６，１７）か らなる第２層（１５）とを有しており、帯材の幅に関して言えばそれらの層は逆 の順序になって、幅広の帯材が重なり合ってれんが積みの断面模様を形成してい る。可撓性の高分子接着材（１４）がそれらの層の間に配置されている。この構 造が図面に示されている。アモルファス金属の積層帯材を製造する方法は、金属 ロールを設ける段階と、幅が異なった帯材のロールを位置決めする段階と、接着 材を塗布する段階と、積層体の前進中に圧力を加える段階と、積層体を切断する 段階とを有している。

補正された請求の範囲 補正書の写しく翻訳文）提出書 （特許法第１８４条の７第１項） 平成３年１０月２８日 １、国際出願番号　ＰＣＴ／ＵＳ　９１１０　ｌ　４０１、発明の名称　アモル ファス金属の積層帯材３、特許出願人 住所　アメリカ合衆国９４３０３　カリフォルニ乙パロー・アルド。

ピー・オー・ボックス１０４１２．　ヒルビュー・アベニュー３４１２名称　エ レクトリック・パワー・リサーチ・インスティチュート（国籍）アメリカ合衆国 ４、代理人 住所　名古屋市中区栄二丁目１０番１９号６、添付書類の目録 補正書の翻訳文　１通 国際調査報告 ［１９９１年７月３０日（３０，０７，９１）に国際事務局に受理されたもの。

原請求の範囲第３．　５．　８項が補正され、他の請求の範囲は変更なし。］３ 、可撓性高分子接着材は、エポキシ樹脂、ネオプＬノーンを基材にしたガスケッ トセメント、ニトリルベースセメント、シリコーン流体ス及びシリコーングリー スから選択される請求項１に記載の積層帯材。

５、高分子接着材は、変圧器オイル及びシリコーン流体を含む変圧器冷却剤に反 応しない請求項１に記載の積層帯材。

８　所定幅の第１帯材、及び第１帯材の幅よりも広い幅の第２帯材の少なくとも ２つのアモルファス金属帯材を横方向に隣り合わせて配置することによって第１ 層を形成し、 第２層が第１層の上に配置されており、第２層は、第２帯材の幅とほぼ同し幅の 第３アモルファス金属帯材、及び第１帯材とほぼ同し幅の第４アモルフ、ス金属 帯材を有しており、第３及び第４帯材は互いに隣接させて第２平面上に配置され 、第３及び第４帯材の配置は、第１及び第２帯材の配置と同一の順序になってい るため、第２層の帯材は第１層の帯材に互い違いに重なり、交互に連続させて複 数の層を積み重ねることによって、１つ置きの層が第１層と同しになり、その間 の１つ置きの層が第２層と同しになるように設定され、アモルファス金属帯材の 各層の間に可撓性の高分子接着材を配置しており、高分子接着材は、同一層の帯 材間及び隣接層の帯材間を機械的に接着し、高分子接着材の収縮係数はアモルフ ァス金属の収縮係数と同程度であり、高分子接着材は広い温度範囲に渡って可撓 性を保持している積層アモルファス金属帯材。

Claims (30)

【特許請求の範囲】
1. １．変圧器コアに使用される積層アモルファス金属帯材であって、所定幅の第１ アモルファス金属帯材、及び第１帯材の幅よりも広い幅の第２アモルファス金属 帯材を有しており、第１帯材を第２帯材に隣接させて第２帯材と共に第１平面上 に配置することによって、第１層を形成し、第２層が第１層の上に配置されてお り、第２層は第２帯材の幅とほぼ同じ幅の第３アモルファス金属帯材、及び第１ 帯材とほぼ同じ幅の第４アモルファス金属帯材を有しており、第３及び第４帯材 は互いに隣接させて第２平面上に配置され、第３及び第４帯材の配置は、第１及 び第２帯材の配置と逆の順序になっているため、第２層の帯材は第１層の帯材に 互い違いに重なり、交互に連続させて複数の層を積み重ねることによって、１つ 置きの層が第１層と同じになり、その間の１つ置きの層が第２層と同じになるよ うに設定され、アモルファス金属帯材の各層の間に可撓性の高分子接着材を配置 しており、高分子接着材は、同一層の帯材間及び隣接層の帯材間を機械的に接着 している積層帯材。
2. ２．それぞれの層はその平面上に複数の帯材を設けて所望幅が得られるようにし ており、１つ置きの層の幅は、それに隣接した層の幅とほぼ同一である請求項１ に記載の積層帯材。
3. ３．可撓性高分子接着材は、エポキシ樹脂、ネオプレーンを基材にしたガスケッ トセメント、シリコーンワニス及びシリコーングリースから選択される請求項１ に記載の積層帯材。
4. ４．高分子接着材の収縮係数が５×１０−６℃である請求項１に記載の積層帯材 。
5. ５．高分子接着材は、変圧器オイル及びシリコーン流体を含む変圧器冷却剤に適 合する請求項１に記載の積層帯材。
6. ６．高分子接着材は、２５℃〜１５０℃の熱範囲において可撓性を備えている請 求項１に記載の積層帯材。
7. ７．高分子接着材は、１５℃〜３５℃の室温で接着する請求項１に記載の積層帯 材。
8. ８．所定幅の第１帯材、及び第１帯材の幅よりも広い幅の第２帯材の少なくとも ２つのアモルファス金属帯材を横方向に隣り合わせて配置することによって第１ 層を形成し、 第２層が第１層の上に配置されており、第２層は、第２帯材の幅とほぼ同じ幅の 第３アモルファス金属帯材、及び第１帯材とほぼ同じ幅の第４アモルファス金属 帯材を有しており、第３及び第４帯材は互いに隣接させて第２平面上に配置され 、第３及び第４帯材の配置は、第１及び第２帯材の配置と逆の順序になっている ため、第２層の帯材は第１層の帯材に互い違いに重なり、交互に連続させて複数 の層を積み重ねることによって、１つ置きの層が第１層と同じになり、その間の １つ置きの層が第２層と同じになるように設定され、アモルファス金属帯材の各 層の間に可撓性の高分子接着材を配置しており、高分子接着材は、同一層の帯材 間及び隣接層の帯材間を機械的に接着し、高分子接着材の収縮係数はアモルファ ス金属の収縮係数と同程度であり、高分子接着材は広い温度範囲に渡って可撓性 を保持している積層アモルファス金属帯材。
9. ９．表面を設けた第１アモルファス金属帯材及び第２アモルファス金属帯材と、 第１アモルファス金属帯材の表面に塗布された高分子接着材とを有しており、第 ２アモルファス金属帯材を接着材の上に配置することによって、第２帯材を第１ 帯材に接着させている積層アモルファス金属帯材。
10. １０．高分子接着材は、エポキシ樹脂、ネオプレーンを基材にしたガスケットセ メント、シリコーンワニス及びシリコーングリースから選択される請求項９に記 載の積層帯材。
11. １１．高分子接着材は広い温度範囲に渡って可撓性を保持している請求項９に記 載の積層帯材。
12. １２．高分子接着材の収縮係数はアモルファス金属の収縮係数と同程度である請 求項９に記載の積層帯材。
13. １３．高分子接着材は、変圧器に使用されている形式の誘電冷却剤に適合する請 求項９に記載の積層帯材。
14. １４．高分子接着材は、ほぼ室温で接着する請求項９に記載の積層帯材。
15. １５．表面を設けた第１アモルファス金属帯材及び第２アモルファス金属帯材と 、第１アモルファス金属帯材の表面に塗布された高分子接着材とを有しており、 第２アモルファス金属帯材を接着材の上に配置することによって、第２帯材を第 １帯材に接着させ、 高分子接着材は広い温度範囲に渡って可撓性を保持し、高分子接着材の収縮係数 はアモルファス金属の収縮係数と同程度であり、高分子接着材は、変圧器に使用 されている形式の誘電冷却剤に適合し、高分子接着材は、ほぼ室温で接着し、 高分子接着材は、エポキシ樹脂、ネオプレーンを基材にしたガスケットセメント 、シリコーンワニス及びシリコーングリースから選択される積層アモルファス金 属帯材。
16. １６．アモルファス金属の積層帯材を形成する装置であって、同一幅であるアモ ルファス金属帯材の第１ロール及び第２ロールと、同一幅であって第１及び第２ ロールの帯材の幅よりも広いアモルファス金属帯材の第３ロール及び第４ロール と、 第１ロール及び幅広の第３ロールを繰り出して、第１ロールの帯材を第３ロール の帯材と横方向に隣り合わせて帯材が１つの上表面を持つようにする手段と、第 １ロール及び第３ロールの帯材の上表面に高分子接着材を塗布する手段と、第２ ロール及び幅広の第４ロールを繰り出して、第２ロールの帯材を第４ロールの帯 材と横方向に隣り合わせ、幅広の帯材が、第１及び第３帯材のうちの幅広帯材の 位置と順序が逆になるようにする手段と、圧力点において第１及び第３ロールの 帯材の表面上の高分子接着材上に第２及び第４ロールの隣り合わせた帯材を載せ ることによって、幅広の帯材が重なり合あってれんが積みの断面模様を形成して 、第１ロール及び第３ロールの合計幅にほぼ等しい幅の単一積層帯材になるよう に接着させる手段と、積層帯材を前進させる手段と、 積層帯材を所望長さに切断する手段とを有している装置。
17. １７．高分子接着材を塗布する手段は、第１及び第３ロールの帯材の上方に取付 けられた少なくとも１つのスプレーガンである請求項１６に記載の装置。
18. １８．高分子接着材は、エポキシ樹脂、ネオプレーンを基材にしたガスケットセ メント、シリコーンワニス及びシリコーングリースから選択される請求項１６に 記載の装置。
19. １９．圧力点が湾曲して、帯材の移動経路を旋回させることによって、圧縮力を 除去できるように設定されている請求項１６に記載の装置。
20. ２０．圧力点で圧力を加えることによって、第１及び第３帯材と第２及び第４帯 材とをその間の高分子接着材に接着させている請求項１６に記載の装置。
21. ２１．帯材を前進させる手段は、磁石を設けた連続ベルトであり、帯材はベルト に磁気的に結合するように設定されている請求項１６に記載の装置。
22. ２２．アモルファス金属の各ロールから繰り出す手段は、動力付き繰り出し器で ある請求項１６に記載の装置。
23. ２３．動力付き繰り出し器は音波センサで制御される請求項１６に記載の装置。
24. ２４．アモルファス金属の積層帯材を形成する装置であって、同一幅であるアモ ルファス金属帯材の第１ロール及び第２ロールと、同一幅であって第１及び第２ ロールの帯材の幅よりも広いアモルファス金属帯材の第３ロール及び第４ロール と、 第１ロール及び幅広の第３ロールを繰り出して、第１ロールの帯材を第３ロール の帯材と横方向に隣り合わせて帯材が１つの上表面を持つようにする少なくとも １つの動力付き繰り出し器と、 第１ロール及び第３ロールの帯材の上方に取付けられて、第１ロール及び第３ロ ールの帯材の上表面に高分子接着材を塗布するスプレーガンと、第２ロール及び 幅広の第４ロールを繰り出して、第２ロールの帯材を第４ロールの帯材と横方向 に隣り合わせ、幅広の帯材が、第１及び第３帯材のうちの幅広帯材の位置と順序 が逆になるようにする少なくとも１つの動力付き繰り出し器と、圧力点において 第１及び第３ロールの帯材の表面上の高分子接着材上に第２及び第４ロールの隣 り合わせた帯材を載せることによって、幅広の帯材が重なり合あってれんが積み の断面模様を形成するようにする手段、及び圧力を加えることによって第１、第 ２、第３及び第４帯材を接着して、１ロール及び第３ロールの合計幅にほぼ等し い幅の単一積層帯材にする手段と、帯材を磁気的に結合させることによって帯材 を前進させる、磁石を設けた連続ベルトと、 積層帯材を所望長さに切断する手段とを有している装置。
25. ２５．アモルファス金属の積層帯材を形成する装置であって、同一の狭い幅であ るアモルファス金属帯材の少なくとも２つのロール、及び同一の広い幅であるア モルファス金属帯材の少なくとも２つのロールと、狭い幅のロールの一方を繰り 出す手段、及び広い幅のロールの一方を繰り出して、狭い幅のロールの帯材を広 い幅のロールの帯材と横方向に隣り合わせて帯材が１つの上表面を持つようにす る手段と、前記広い幅のロールの帯材及び前記狭い幅のロールの帯材の上表面に 高分子接着材を塗布する手段と、 狭い幅のロールの他方を繰り出す手段、及び広い幅のロールの他方を繰り出して 、前記広い幅のロールの帯材を前記狭い幅のロールの帯材と横方向に隣り合わせ 、前記広い帯材及び前記狭い帯材が、前記一方のロールの広い帯材及び狭い帯材 と順序が逆になるようにする手段と、圧力点において前記一方のロールの帯材の 表面上の高分子接着材上に前記他方のロールの隣り合わせた帯材を載せることに よって、幅広の帯材が重なり合あってれんが積みの断面模様を形成して、広いロ ール及び狭いロールの合計幅にほぼ等しい幅の単一積層帯材になるように接着さ せる手段と、広い幅のロール及び狭い幅のロールを繰り出し、狭い幅のロールの 帯材と広い幅のロールの帯材とを隣り合わせて配置し、高分子接着材を塗布し、 所望数の積層を持った積層帯材を形成できるように帯材を配置することを繰り返 す手段と、積層帯材を前進させる手段と、 積層帯材を所望長さに切断する手段とを有している装置。
26. ２６．アモルファス金属の積層帯材を製造する方法であって、同一幅であるアモ ルファス金属帯材の第１ロール及び第２ロールを設ける段階と、 同一幅であって第１及び第２ロールの帯材の幅よりも広いアモルファス金属帯材 の第３ロール及び第４ロールを設ける段階と、第１ロール及び幅広の第３ロール を繰り出して、第１ロールの帯材を第３ロールの帯材と横方向に隣り合わせるこ とによって、上表面を備えている第１層を形成する段階と、 第１ロール及び第３ロールの帯材からなる層の上表面に高分子接着材を塗布する 段階と、 第２ロール及び幅広の第４ロールを繰り出して、第２ロールの帯材を第４ロール の帯材と横方向に隣り合わせて第２層を形成し、幅広の帯材が、第１及び第３帯 材のうちの幅広帯材の位置と順序が逆になるようにする段階と、圧力点において 第１及び第３ロールの帯材の表面上の高分子接着材上に第２及び第４ロールの隣 り合わせた帯材を載せることによって、幅広の帯材が重なり合ってれんが積みの 断面模様が形成されるようにする段階と、圧力点に圧力を加えることによって第 １層を第２層に接合して、第１ロール及び第３ロールの合計幅にほぼ等しい幅の 単一積層帯材を形成する段階と、積層帯材を前進させる段階と、 積層帯材を所望長さに切断する段階とを有している方法。
27. ２７．アモルファス金属の帯材の上方に取付けられた少なくとも１つのスプレー ガンから上表面に高分子接着材を噴射する段階をさらに有している請求項２６に 記載の方法。
28. ２８．音波センサで制御された動力付き繰り出し器を用いて各ロールを繰り出す 段階をさらに有している請求項２６に記載の方法。
29. ２９．磁石を設けた連続ベルトに積層帯材を磁気的に結合させることによって積 層帯材を前進させる段階をさらに有している請求項２６に記載の方法。
30. ３０．各層の幅広の帯材がそれぞれの隣接層の幅広の帯材に重なるようにして複 数の隣接層を設けた積層帯材を形成する段階をさらに有している請求項２６に記 載の方法。