JPH05502330A - X線管 - Google Patents

X線管

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JPH05502330A
JPH05502330A JP3515642A JP51564291A JPH05502330A JP H05502330 A JPH05502330 A JP H05502330A JP 3515642 A JP3515642 A JP 3515642A JP 51564291 A JP51564291 A JP 51564291A JP H05502330 A JPH05502330 A JP H05502330A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 XII管 発明の背景 この発明は、X線管に関し、特に、高いエネルギ出力および貰い負荷率により、 特定の放射角範囲にわたりX線を発生するための方法およびX線管の構造に関す る。
X線管からの最大XIIエネルギ出力は、放射線システムの動作およびメインテ ナンスにおける重要なパラメータである。物体を検査するのに必要な時間は、X 線エネルギ出力に逆比例する。さらに、X線管のある特定のX線エネルギ出力に 関して、X線管の寿命は、その最大エネルギ定格が大きくなるのに応じて長くな る。従って、現在利用可能なものより高い最大X線エネルギ出力値を有するX線 管を使用する効果は、検査時開を短くでき、放射線システムで検査される患者ま たは物体についての検査処理量を増加できること、さらに、X線管の長い寿命に よりメインテナンスコストおよび動作コストを減少できることである。
現在使用されているX線管において、高エネルギ電子のビームは、ターゲツト面 に対する入射角が70度〜90度(最も一般的には80度)となるよう、約80 〜90度でX線発生ターゲットに導かれる。
発明の詳細な説明 ある特定のターゲット加熱量、焦点寸法、キロ電圧、および、ターゲツト面にお ける約10度(今日のX線管に使用されている角度)のX線放射立体角に関l− で、ターゲy h面に対する入射電子ビーム角か約80度(今日のX線管に使用 されている角度)から約10度に減少するのに応じて、X線放出エネルギか最大 値に増加する、ということかこの発明により分かった。10度での放出エネルギ と80度での放出エネルギとの比率により与えられるこのエネルギ増加率は、5 0キO:f′:′ルトでの14倍から500キロボルトでの2.4倍というよう に、キロ電圧とともに増加する。さらに、制動放射スペクトルの」1限に近い高 エネルギ領域における相対的なX線強度か、入射電子ビーム角が80度である場 合に比べて、10度である場合の方がより太きなるよう、入射電子ビーム角度か 80度から10度に減少するのに応して、X線の連続スペクトルがより強くなる 、ということか分かった。さらに、今日のX線管において使用されているのと同 じ焦点寸法およびX線放射角について、最大のX線放出エネルギを発生するX線 管の全体的な構造および電子銃の設計か提供される。
特に、本発明はX線の放射角eを電子の入射角αと関連つけるものであり、両者 はターゲット上の特定の加熱量に対して最大のX線放出エネルギーを発生するた めのターゲット表面と関連がある。上記放射角θと入射角αとが共に約10度± 3度である場合に、上記の効果か達成される、ということが分かった。
ウィンドウ上における散乱電子の影響を考慮しなければならない。前記ウィンド ウがターゲットから散乱した最高強度の電子と一直線上にある場合、高集中度の 散乱電子かウィンドウに打ち当りこれを破壊することかある。
この問題点に対しては、いくつかの解決法がある。例えば、前記ウィンドウを散 乱電子ビームのラインからはずれる位置に置くこと、電子をウィンドウへの進行 路から偏向させること、または、前記10度のX線放射角での最大散乱電子強度 を回避し、しかも、略同等のX線放射エネルギを発生する、好ましくは10度以 上の方位角に前記ウィンドウを位置させること、などである。
電子ビームターゲットとウィンドウとの距離が磁石および電子吸収器を収容する のに十分なものである場合、電子は、磁石により所望の光子路の外に偏向されて もよい。これか不可能である場合、ウィンドウを、電子ビームの一直線上ではな い方位角(角度φ)で配置する。電子の集中度は、5度〜10度ズレな角度、す なわち、φ=10度で極端に低下する。
ウィンドウに最大集中度の電子が打ち当るのを回避するために採用される方法に 関わらず、例えば銅などの適当な材料からなる電子捕獲トラップが、これらの電 子の相当量を吸収するために採用される。さもなければ、電子は、ターゲットに 反射され、10%以上の熱上昇をもたらすこととなる。この発明において、前記 電子捕獲トラップはゼロアルベド電子捕獲器と呼ばれ、該捕獲は、陽極と同一の またはそれより幾分正方向の電位において、銅または低インピーダンス材料から なる鋸歯形状により、行われると自称している。
電子銃、陽極およびゼロアルベド電子捕獲器の上述の設計および構造は、静止型 または回転型陽極を使用し、20〜500キロボルトで動作するあらゆる種類の X線管に使用してもよい。最大X線エネルギ出力を得るための最適な管構成を決 定するのに必要なデータは、タングステンターゲットにおける電子エネルギアル ベドの詳細なモンテカルロ計算から得られる。これらの計算は、ある特定の入射 電子エネルギに関する、電子散乱、浸透、および、ターゲットにおけるエネルギ 損失、ならびに、エネルギの量的特徴および付随するX線の角度分布についての 詳細な計算を含むものである。
発明の目的 この発明の目的は、ある特定の管電圧において、X線放射ターゲットにおけるあ る特定の加熱量で、X線管から最大のX線放射エネルギを発生するための方法お よび構造を提供することである。
この発明の他の目的は、ターゲットにおけるある特定の加熱量で、最大のX線放 射エネルギを発生するための、X線管の構造を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、50〜500キロボルトで動作可能なX線管につ いて、最大のX線放射エネルギを発生するための、最適なX線管の構造を提供す ることである。
この発明のさらに他の目的は、50キロボルト、150キロボルトおよび300 キロボルトで動作する今日の通常のX線管のエネルギに比べ、それぞれ、1.4 倍、1.6倍および2,0倍のXIl放射力を有する、密封された回転型陽極管 を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、散乱電子によるX線ウィンドウの損傷を防止する ことである。
この発明のさらに他の目的は、新規のゼロアルベド電子捕獲器を導入することに より、陽極の加熱を防止し、または、散乱反射電子による非集中放射を最少化す ることである。
この発明のさらに他の目的は、フィルタを使用しない場合、標準的なX線管によ り発生されるスペクトルに比へて、高エネルギ領域における強度がより高いX線 スペクトルを発生することである。
図面の簡単な説明 図1は、ターゲツト面、入射電子ビームのベクトル、および、ターゲツト面に対 するX線放射進行路を示す図。
図2は、ターゲツト面に対する電子ビーム角の関数としての、電子蓄積エネルギ に対するX線放射エネルギの比率を示す図。
図3は、ターゲツト面に対する電子ビーム角αの関数としての、電子蓄積エネル ギに対して5〜10度のX線放射角での単位立体角当りのX線放射エネルギの比 率を示す図。
図4は、ターゲツト面に対する電子ビーム角αの関数としての、入射電子ビーム エネルギに対する電子蓄積エネルギを示す図。
図5は、管電圧の関数としての、従来技術の管により発生されるエネルギに対す る、本発明の管により発生されるX線エネルギの比率を示す図。
図6は、標準的な管および本発明の管について、光子エネルギの関数としての、 約1o度でターゲットから放射される光子数分布を示す図。
図7は、この発明に従って設計されたX線管の断面図。
図8は、角度φの関数としての反射電子エネルギの分布を示す図。
図9Aは、散乱電子を偏向する磁石、および、散乱電子を吸収するシールドの使 用を示す図。
図9Bは、図9へのシールドの詳細を示す図。
図10は、回転型陽極を使用するために修正されたこの発明の管を示す図。
図11は、この発明のX線管において150kVで使用される陰極および集束電 極アセンブリの寸法を示す図。
発明の詳細な説明 図1には、入射電子ビーム、X線放射ターゲットおよび放射X線の間の関係が示 されている。
電子ビームは、タングステンターゲットのx−y面に入射される。αはターゲツ ト面に対する電子運動量ベクトルpの入射角(傾斜角ともいう)。入射面は2つ のベクトルp1Zによって定義される。ここで、2はターゲツト面に対して垂直 のベクトルである。X線放射角θは、光子運動量ベクトルにとターゲツト面との 間の角度として定義され、放射面は、2つのベクトルに、zにより定義される。
さらに、計算には、第3のパラメータ、すなわち、図1に示すように、入射面と 放射面との間の方位角φが含まれる。より詳しくは、前記角度φは、XY面にお けるpおよびkの射影間の角度であると考えることができる。
タングステンターゲットにおけるX線の発生、ならびに、該ターゲットにおける X線および電子の浸透および拡散は、電子−光子伝達コードETRANを使用し て、モンテカルロ法によって計算される。光子の伝達に関して、このコードET RANは、すべての連続的な光子散乱がサンプルされる従来通りのモンテカルロ モデルを使用する。電子伝達に関して、このコードETRANは、圧縮酔歩モデ ルに基づくものである[ B、Alder、 S、FernbachおよびM、  Rotenbergの編集による’ Methods of Computa tional Physics+(−ニーヨークのAcademic Pres s 1963年)の第1巻において、M、J、Bergerにより発表された論 文″Monte Carlo Ca1culations of the Pe netrationand Diffusion of Fast Charg ed Particles” ] 。前記論文において、連続した短い進行路セ グメントにおける電子の角度偏向およびエネルギ損失は、多重散乱ストラグリン グ理論によって与えられる適切な分布状態からすツブルされる。前記ETRAN コードの概説は、T h O[OasM、 Jenkins、W、R,Ne1s onおよびA、Rindiの編集による“Monte Carlo Trans port of Electrons and Photons−(−ニューヨ ークのPlenum Press 1988年)の153〜181べ一ノにおい てS、M、5eltzerにより発表された− An overview of  ETRAN Monte Carlo Methods”に見られる。さらに 、ETRAMの信頼性および可能性は、同書の183〜219ページにおいてM  、 J 、 Bergerにより発表されたEtran−Experimen tal Benchmarks” 、および、同書の263〜284ページにお いてJ、Halbleibにより発表されたApplication of t he ITS Codes″に記載されており、これらの論文においては、E  T RA Mからモンテカルロモデルを借用するが、より複雑な電子発生源・タ ーゲット構造を取り扱う一連の伝達プログラムか記載されている。ETRANに 使用されるX線発生断面は、“Nucl、1nst、r、Met、h、”の81 2の95 (1985年)においてS、M、5eltzerおよびM 、 J  、 Bergerにより発表された一Bremsstrahlung 5pec tra from Electron Interactions with  5creened Atomic Nuclei and 0rbital E lectrons” 、ならびに、“へtom、and Nuclear Da ?、a Tables”の35の345において(1986年) +Brems strahlung Energy 5pectra from Electr ons with Kinetic Energy 1keV−100GeV  Incident on 5creened Nuclei and 0rbi tal Elect、rons of Neutral Atoms with  Z = 1−100”に九己載されている。さらに、光子の散乱および吸収断 面は、”National Bureau of 5tandards Rep ort NBSIR87−3597“ (1987年)において、M、J、Be rgerおよびJ、H,)tubbellにより発表された”XC0M: Ph oton Cross 5ectionson a Personal Com puter”に記載されている。原子および原子電子の場において電子が減速さ れるときに発生するX線に加えて、前記の計算は、タングステンのに殻から電子 が発せられるときに発生する固有X線をも考慮する。I5殻およびその他の殻か らの固有X線は、無視される。
各電子のモンテカルロ履歴は、電子のエネルギが10keV未満になるまで、追 跡される。二次X線および固有X線の光子の履歴も、10keVまで追跡される 。初期電子エネルギおよび入射方向の各組合せに関して、10万個の電子の履歴 か追跡され、1千万個のX線および固有X線の履歴か追跡される。光子の自然発 生率を考慮に入れるため、その結果は量率因子〔1よりかなり小さい〕により調 整される。
図2において、E 、/ E 、は、50,100.1501200.300, 400および500 k、 e Vの入射電子エネルギに対する、電子ビーム角 αの関数として示されている。E8は、10keV (kc)の最小カットオフ 光子エネルギを使用したある特定の入射電子ビームエネルギ(ET)に関して、 ターゲノhから発せられた光子エネルギの合計を示す。E、は、ある特定のE7 に関してターゲットに蓄積された電子エネルギを示す。すべての例において、1 0度の電子ビーム角度では、E工/El、かその最大値にきわめて近づく、とい うことか図2少ら分かる。この事実は、電子ビーム角αの関数としての、単位電 子エネルギ当たりのX線放射エネルギの合計か、電子ビーム角αか大きくなるの に従って減少する、ということを明確に示している。最終的なX線管の構造を定 義するのに重要なもう1つのパラメータは、□電子ビーム角αの関数としての比 率Ex(θ)/E、である。E、(e)は、5度の間隔にわたり均分化された角 度e、および、−10度〜+10度の角度にわたり均分化された角度φの関数と して発せられる光子エネルギの角度分布を示す。
前記エネルギは、ある特定のTおよびαについて、各入射電子単位立体角ごとに 、kcからTにわたるkについて積分される。Tは入射電子の運動エネルギ、k は光子のエネルギ、また、kcは上述の如くである。
図3に示された結果、つまり、E工(θ)/E、と電子ビーム角αとの関係は、 ターゲットに蓄積した電子エネルギの単位当たりの最大X線放射エネルギか約1 0度の電子ビーム角αについて発生する、ということを示す。
その結果、X線放射エネルギの単位当たりの加熱量は、α=10度±2度で最少 となる。
上記の説明は、図4の曲線によってさらに支持される。
図4は、100keVおよび500keVの電子ビームに関して、電子ビーム角 α関数としての電子エネルギE。/Eアの単位当たりの、ターゲットに蓄積した 電子エネルギを示すものである。新たに発明された管のエネルギ増加率は、 rEp=[E、(θ−10’ ) / Eo] a= 10’ (1)rs=l :Ex(θ=10°)/E、] α=80° (2)の式に基づいており、ここ で、rl!Pはこの発明の管についてのエネルギ比であり、r5は従来技術の管 についてのエネルギ比である。この場合のエネルギ増加は、r、2/「9、また は、 P = [E、(e =1.O’ )] HP/ [E、(e=10’ )コ  s−(3)である。ターゲットに蓄積したエネルギ、すなわち、加熱に寄与する 電子ビームエネルギは、α=10’である場合、αかより大きな値である場合よ りかなり低いものとなる、ということか明らかである。E D/ E 、は、1 0度で約0.29であるのに対して、80度では0.60である。
図Sにおいて、標準的な管に対するこの発明の管のX線エネルギ増加は、管のキ ロボルトの関数として示されている。その増加は、曲線から極めて明白である。
エネルギ増加は、50キロボルトでの1.4から550キロボルトでの2.4に 変化する。特に、150キロボルトではエネルギ増加が155である。
次に考察すべき事項は、基本的に電子蓄積エネルギEDに等しいターゲット加熱 量である。[E工(e= 10″)コα=100が [E工(θ=80’)]α =80°に等しくなり、H=1/Pとなるよう、同一のX線放射工ネルギに関す る、加熱量率は、 H= [Eo] zp/ [Eoコ s ・ (4)として定義され、ここで、 Pはエネルギ増加率である。
−例として、150keVにおいて、図5はH=1/16=0.63を示してい る。こうして、150keVにおいて、この発明の管の陽極またはターゲットの 加熱は、従来の管のわずか0.63倍である。
図4より、ターゲット加熱量は、α=10°及びα−80°において、それぞれ 0.31および062である。こうして、ターゲットにおける同一の加熱量に関 して、50keVから500keVの領域にわたりI Bp:2Isである。特 に、この発明の管のターゲットは、同じ加熱効果に関して、標準的な管に比べて 、約2倍の電子ビーム電流に順応可能である。
同一のX線放射エネルギを発生するのに必要な電流比を考慮した場合、 Fs/Fgr”(Ey] ep [ETり([ED] s/ [Eo] EP)  = 2 (5)であり、前述の式(1)および(2)から、rs/ r!P=  1/P= [Eo] ED/ [ED] s (6)しかるに、Iip、:: 212/ p (7)ここで、150KVにおいて、P=1.6で、IEP=1 31、である。故に、α=100の角度で同一のX線放射エネルギを発生するた めには、標準的な管から同一のエネルギを発生するのに必要な電流の13倍の電 流か必要である。しかし、α=106の角度では、電流は陽極において角度α= 806と同等の熱を発生することを要求されるので、本発明のX線管中の電流は 1.3倍に増加することがあり、しかも、標準的な管よりターゲットの加熱をか なり少なくすることかできる。または、X線放射エネルギは、ターゲットの熱を 上昇させることなく、おおいに増加させることができる( I IF 2 I  +)。
同一のビーム電流より励起された、150kVでの、この発明の管の光子数分布 および標準的な管の光子数分布か、直接対比して図6に示されている。このグラ フは、keVの光子エネルギに対する両前記管のN(k、θ)を示している。N  (k、θ)は、単位エネルギ間隔(平均5keV間隔(50k Vで2Key ))当たりのk(光子エネルギ)、及び、特定のT及び角度αに関して入射角電 子ごとの単位立体周当たりの平均5〜10’であるθ、(及び平均−10’〜+ 10’であるφ)、に依存して放射する光子数分布である。
上記の如く、同一の電子ビーム電流に関して、標準的な管のN (k、θ)はこ の発明の管のN (k、θ)より大きい。しかし、標準的な管の電子ビーム電流 の1.3倍の電流では、この発明の管のN (k、θ)は等しく、同等の陽極加 熱では、この発明の管のN (k、θ)は、より高く、特に高エネルギ領域でよ り高い。
下記の表は、標準的な管とエネルギが増加された管との間における、各種要素の 数値比較を示すものである。
増強エネルギX線管(EP)と標準的なX線管(S)と の比較 標準的なX線管 増強エネルギX線管 1 構造 a X線放射角 9 10° 10’ b、入射電子角 α 80° io’ C方位角 φ 0° 0゜ 2、X線エネルギ増加率 (EP管/S管) 同一のターゲット加熱量 d、500kV 1.0 2.4 3、ターゲット加熱量比 (EP管/S管) 同一のX線放射エネルギ 4 管電流比 a、同一のターゲット加熱量 1.0 2.00b、同一のX線放射エネルギ 50 k V 1.0 1.42 150 k V 1.0 1.26 3 0 0 k V 1.0 1.005 0 0 k V 1.0 0.82 この発明に係る管は、図7に示されている。この管は、コンピュータ断層撮影シ ステムに使用される150kV管である。陰極フィードスルーセラミック2は、 陰極フィートスルー4を収容し、アーム8を延出した部材6を支持している。前 記アーム8は、部材6から遠い方の端部に、ヒータ12およびディスペンサ陰極 14を備えた陰極構造体10を有する。ディスペンサ陰極14の半径は0.2イ ンチであり、図面は一定の比率で描かれている。セラミック支持体16は、その 一端においてアーム8に固着されており、その他端においてアーム18を支持し ている。該アーム18には、陰極14と軸方向に一直線上に並んだ集束電極20 が支持されている。
陰極14によって発せられた電子流は、ターゲツト面24に対して10度の角度 でタングステンターゲットまたは陽極22に照準を合わす。ベリリウムウィンド ウ26は、5〜15度の角度θ、つまり放射中心線10度に沿ってターゲットか ら発せられるX線を退出させるために、前記管の側壁に形成されている。ビーム の他方面における角度φは、その中心線から一10度〜+10度をカバーし、こ れにより、好ましい大きさの立体角を提供している。
ターゲットにおける電子ビームの集束を実現する集束電極の集束効果を減少させ るため、前記集束電極は、従米の管のものとは異なるものが使用されている。当 初の結果は、電流の増加がビームのブルーミングを発生しないような集束が得ら れることを示すものである。
必要な場合、(図7に示さない)付加的な集束電極を、現在占有されていないド リフト空間に挿入可能である。
この例の場合、このような付加的な集束電極が必要ではない、ということが分か った。
上述の如く、散乱電子は、管内において重大な加熱問題を起こす可能性かある。
特に図8において、角度φの関数と(、ての散乱電子エネルギか示されている。
角度ψか10度において、角度φか変化するのに応して陽極から反射する電子エ ネルギか急激に減少する、1:とか容易に理解される。このため、光子流からこ れらの電子を除去するその他の手段か利用できない場合、前記ウィンド・つは、 電子ビームと一直線上でない15度〜20度の角度に配置される。この角度は、 図1において破線33て示されている。この角度は、前記ウィンドウの幅に応し て、すなわち、ウィンドウが光子流の中心線からφ=−5度〜+5度または一1 o度〜+10度の+10度または20度の幅の光子流を受け入れるのかに応して 、15度または20度か選択される。
前記ターゲットからウィン]・つへの距離か大きい場合、図9の構成を使用して もよい。電子ビーム44は、タングステンターゲ7 h46に衝突する。光子と 同様に散乱電子の流れは、進行路に沿ってウィンドウ52に向けて進む。磁石4 8は、陽極またはターゲット46とウィンドウ52との間に配置され、光子流中 の電子50を前記進行路外に偏向する。前記管に金属製の外皮が使用される場合 、該外皮は電子を捕獲でき、管内の空気または水をr令却できる。ガラス製の外 皮か使用される場合、溶解温度か十分に高いf!4製またはその他の高導電性材 料製とすることができる電子吸収/−ルドか、光子のウィンドウへの進行路と一 直線上にある開放エリアを持つシールドを構成する。このシールドは、磁石48 により偏向された電子を吸収するためたけでは!=<、前記進行路外にある他の すへての散乱電子を吸収するためにも使用される。前述のす口<、これらの電子 か吸収されない場合、これらの電子は、陽極に反射され、該陽極を約10%加熱 する。ガラス管か使用される場合、該ガラスは直接的な衝突により加熱されて、 溶融一度に達する可能性かある。
前記シールドは、図9Bに示されており、陽極46に面する歯の先鋭端部の間の 角度か30度以下である一連の鋸歯を有する。30度以下の角度において、電子 は、歯の壁に当り、歯の間で繰り返し偏向されなから歯の間の領域の底に進入す る。陽極に偏向反射される電子は初期値の約70%であるか、これか約10%以 下にまで減少される。鋸はの角度を30度未満に小さくすることにより、反射さ れる電子の量か減少し、これにより、ゼロアルヘトに近つくことかできる。
前記角度の値は、当業者によく知られている方法で、熱伝導率および配置を考慮 して決定される。す/jわち、前記角度を小さくすることは、アルベドを低下さ せるか、熱流の進行路の長さを長くし、電子捕獲器を収容するのに必要な空間を 広くする。
陽極22は、回転型または静止型の陽極とすることかできる。図10において、 回転型の陽極22か、その両端かヘアリング36.38によって支持されたシャ フト34に取り付けられている。ベアリング36より支持されたシャフト34の 端部には、電機子40か固着されている。該電機子40は、真空密封された管/ へウンング28内に配設されている。該電機子40は電機モータの一部分であり 、該モータは、前記ハウジングの外部に位置し、非導電性で非磁性のハウジング 28を介して電機子40に機械的に接続されたフィールドコイル42を有する。
このようにして、陽極ターゲラl−22は、基本的に管の設計基準により決定さ れるスピードで回転される。
図11には、この発明に使用される陰極および集束電極の寸法か示されている。
この図は、最も好ましい実施聾様要件を満たすためのものであるが、この発明者 かその発明者の1人である共同出願の主題を構成(5ている。
陰極からターゲットまたは陽極までの短離は、約108インチである。この寸法 は、150kVについてのものであり、予備的設計のものである。
要 約 書 標準的なX線管に比べて光子の出力を大幅に高めるためのX線管は、ターゲット の面に対してその中心線か5度〜15度となるような角度で高いエネルギの光子 を発生できるよう、約10度の角度でタープ・ノド22に集中される電子ビーム の発生源10を含む。管ウィンドウにおける散乱電子の衝突は、例えば、光子流 から電子を偏向する磁石を使用する方法、または、ウィンドウを最も高い強度の 散乱電子の外に配置する方法などの各種の方法により、減少される。また、散乱 電子は、ウィンドつに向けられない散乱電子の大部分の進行路内に設けられた略 ゼロアルベドのシールド54によって吸収される。
国際調査報告

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.現在使用されているX線管と同一のX線放射構造およびターゲット加熱量に 関して、X線管のX線放射力を嵩めるための方法であって、 電子のビームを形成する工程と、 前記電子のビームを、X線発生ターゲットのターゲット面に対して約10°の角 度で投射する工程と、前記ターゲット面において、前記電子のビームを、陽極に 対して約80°の入射電子のビームにより得られるものと同一のサイズおよび均 等性を持つ焦点寸法に集束する工程と、 前記ターゲット面に対して約7°〜13°の仰角で前記ターゲットから放出され る光子を利用する工程とを含む方法。
  2. 2.前記電子のビームの進行路に対して0°〜約20°の方位角で延びる中心線 を有する前記X線管用のウィンドウを設ける工程をさらに含む請求項1に記載の 方法。
  3. 3.光子の進行路の外に電子を偏向する工程をさらに含む請求項2に記載の方法 。
  4. 4.前記電子の相当部分が前記ターゲットに散乱反射するのを防止するために、 前記ターゲットによって散乱される電子を捕獲する工程をさらに含む請求項2又 は3に記載の方法。
  5. 5.前記ウィンドウの一直線上から外れる電子を捕獲するためのターゲットとウ ィンドウの方向に関して、前記ウィンドウに対して適切な方位角で、前記X線管 の壁部と前記ターゲットとの間にシールドを設ける工程をさらに含む請求項4に 記載の方法。
  6. 6.前記ターゲットに対面し、鋸歯の隣接する面の間の角度が約30°以下であ る一連の鋸歯によって前記シールドを形成する工程をさらに含む請求項5に記載 の方法。
  7. 7.前記ターゲットから散乱する大部分の電子の散乱角より小さい角度θでウィ ンドウを設ける工程をさらに含み、前記再度θが、前記ターゲット面と、該ター ゲット面に対して垂直な前記ウィンドウの中心との間の角度である請求項2に記 載の方法。
  8. 8.光子が前記ウィンドウを貫通できるようにする開口を前記シールドに設ける 工程をさらに含む請求項5に記載の方法。
  9. 9.前記ターゲットにおいて前記電子のビームを受ける領域を時々刻々変化させ るために、前記ターゲットを回転させる工程をさらに含む請求項1に記載の方法 。
  10. 10.電子発生源と、 前記電子が衝突することにより光子を発生するための面を有するターゲットと、 前記ターゲットの前記面に対して約10°の角度で、前記電子発生源からの電子 のビームを前記ターゲット上で集束させるための手段と、 前記ターゲットにより放出された光子を通過させるウィンドウと を具備し、前記ウィンドウが前記ターゲットの前記面に対して約7°〜13°の 角度で設けられていることを特徴とするX線管。
  11. 11.前記ウィンドウが前記電子のビームの進行路に対して0°〜20°の方位 角で延びている請求項10に記載のX線管。
  12. 12.前記方位角が、前記ウィンドウの中心の位置によって選択される前記光子 の中心線を中心とした−10°〜+10°の範囲内である請求項11に記載のX 線管。
  13. 13.前記方位角が、前記ウィンドウの中心の位置によって選択される前記光子 の中心線を中心とした−5°〜+5°の範囲内である請求項12に記載のX線管 。
  14. 14.前記ターゲットにより放出された光子の流れの外に散乱電子を偏向する手 段をさらに含む請求項10に記載のX線管。
  15. 15.前記ターゲットから散乱される電子を捕獲する手段をさらに含む請求項1 0又は14に記載のX線管。
  16. 16.前記捕獲する手段が前記ターゲットに対面する鋸歯を有する捕獲器からな り、前記鋸歯は、該鋸歯の隣接した面との間に30°以下の角度を有する請求項 15に記載のX線管。
  17. 17.前記捕獲器が、前記ウィンドウと一直線上の且つ、光子が前記ウィンドウ の略全領域を通過できるサイズの開口を有する請求項15又は16に記載のX線 管。
  18. 18.前記ターゲットから偏向された電子によって前記ターゲットの材料が加熱 されるのを防止する手段をさらに含む請求項10に記載のX線管。
  19. 19.前記防止ずる手段が、前記偏向された電子が前記ターゲットに散乱反射す るのを防止する手段を含む請求項18に記載のX線管。
  20. 20.前記ウィンドウの中心が、前記電子のビームの中心線に対して15°の角 度をなしている請求項10に記載のX線管。
  21. 21.前記ウィンドウは、前記ターゲットの面に対する−10°〜+10°のあ る特定の方位角において、前記光子の流れの中心線の10°に対して幅を有する 前記光子の流れの方位角を形成するものである請求項20に記載のX線管。
  22. 22.前記ウィンドウが、前記電子のビームの中心線に対して20°の角度で延 びている請求項10に記載のX線管。
  23. 23.前記ウィンドウが、−10°〜+10°のある特定の方位角において、前 記光子の流れの中心線に対して20°の幅を有する前記光子の流れの方位角を形 成するものである請求項22に記載のX線管。
  24. 24.同一のX線放出構造およびターゲット加熱量に関して、X線管の高エネル ギ領域連続スペクトルの高エネルギ領域におけるX線強度が、入射電子ビーム各 が80°であるX線管の対応するX線強度より大きいように、つまり、X線放出 力を高め、フィルタ処理されていないX線スペクトルの高エネルギ領域を高める 方法であって、電子のビームを形成する工程と、 前記電子のビームを、X線発生ターゲットのターゲット面に対して約10°の角 度で投射する工程と、前記ターゲット面において、前記電子ビームを、陽極に対 して約80°の入射電子ビームにより得られるものと同一のサイズおよび均等性 を持つ焦点に集束する工程と、 前記ターゲット面に対して約7°〜13°の仰角で前記ターゲットから放出され る光子を利用する工程とを含む方法。
  25. 25.現在使用されているX線管と同一のX線発生構造およびターゲット加熱量 に関して、X線管のX線放射力を高めるための方法であって、 電子のビームを形成する工程と、 前記電子のビームを、前記ターゲット中に蓄積される単位加熱量当たり最大のX 線ビームエネルギを発生するためのモンテカルロ式によって決定される、ターゲ ット面に対する角度でX線発生ターゲットへ投射する工程と、前記ターゲット面 において、前記電子のビームを、陽極に対して約80°の入射電子のビームによ り得られるものと同一のサイズおよび均等性を持つ焦点に集束する工程と、 前記ターゲット面に対して約3°〜13°の仰角で前記ターゲットから放出され る光子を利用する工程と前記電子のビームの進行路に対して0°〜約20°の方 位角で延びる中心線を有する前記X線管用のウィンドウを設ける工程と を含む方法。
  26. 26.現在使用されているX線管と同一のX線放射構造およびターゲット熱量に 関して、X線管のX線放射力を高めるための方法であって、 電子のビームを形成する工程と、 前記電子のビームを、X線発生ターゲットのターゲット面に対して約10°の角 度で投射する工程と、前記ターゲット面において、前記電子のビームを、陽極に 対して約80°の入射電子のビームにより得られるものと同一のサイズおよび均 等性を持つ焦点に集束する工程と、 前記ターゲット面に対して約7°〜13°の仰角で前記ターゲットから放出され る光子を利用する工程と前記電子のビームの進行路に対して0°〜約20°の方 位角で延びる中心線を有する前記X線管用のウィンドウを設ける工程と 光子の進行路の外に電子を偏向する工程と、前記電子の相当部分が前記ターゲッ トに散乱反射するのを防止するために、前記ターゲットによって散乱される電子 を捕捉する工程 を含む方法。
  27. 27.電子発生源と、 前記電子が衝突することにより光子を発生するための面を有するターゲットと、 前記ターゲットの前記面に対して約10°の角度で、前記電子発生源からの電子 のビームを前記ターゲット上で集束させるための手段と、 前記ターゲットにより放出された光子を通過させるため、前記ターゲットの前記 面に対して約7°〜13°の角度で投げられているウィンドウと、 前記ターゲットから散乱した電子を捕獲する手段とを具備したX線管。
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