JPH05501999A - 定量供給容器と同容器用支持構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 定量供給容器と同容器用支持構造 非ニユートン粘性を示す液体としてはチキソトロピー性液体の他に高粘性液体も 重要であり、その取扱には特殊の対策と装置を必要とする。これは定量供給容器 に就いても当てはまる。

本発明は特許請求の範囲の上位概念に記載の定量供給容器に関する。この種の定 量供給容器は例えばＤＥ−Ｃ−１２０６１４１により公知である。この公報では 、容器を閉じるのに２種の閉鎖装置、即ち１個の容器室と塗装ロールとを区分す るスライドと、塗装ロールの乾燥を防ぐために塗装ロールを覆う、扉状に相対し て移動可能の２個のスライドとを備えている。

この内で内側の容器室を閉鎖するスライドは、外側から操作する必要があり、特 にスライドの一部は常に外側に、一部は常に内側にあり、この両方の部分の間で 開閉の際常に移動が行われるので、ソールが難しいという問題がある。この運動 によりスライドに付着した接着剤は外側に運ばれ、そこで垂れ落ちて作業環境を 阻害する。

−万作側の両方のスライドの操作はばねの力に抗してひもを引いて行うので、構 造的にかなり費用が掛かり又故障し易いばかりでなく、しばらく使用しない場合 の乾燥を防ぐことができず、乾燥すると　−部品の数が多いために　−面倒な清 掃作業を行わなければならなくなる。

ＦＲ−Ａ−１１９７５０９ではこの問題の解決に別の方法を採っている。

即ち、本来の塗装ロールに作用する供給ロール自体が、これが容器の底の間隙に 正確に配置されるように、その両側で２個の供給間隙を制限し、その場合この供 給ロールは一部は容器室に、一部は外側に突き出している。その両側に残された 両方の間隙を閉鎖するために、それぞれ１個の細いスピンドルが供給ロールと窪 んた容器底部との間に挿入してあり、これで間隙を塞ごうとしている。

この対策に就いては、隙間が一切残らないように両方のスピンドルが極めて正確 に仕上げてあり、且つ接着剤（或いは他の粘稠な液体）が、スピンドルと容器壁 の間に入って両方のスピンドルのノール作用を損なうような濃縮部分や不純物を 含まないことが前提となる。更に供給ロールはその使用の際にスピンドルの一方 を常に擦っており、そのためこのスピンドルが供給ロールの機能と回転を阻害し 、一方供給ロールの反対側にあるスピンドルは供給ロールの回転により絶えずそ のシール位置から持ち上げられ、その際粘稠な媒体の中でシール位置への戻りを 確実にする手段は何ら講じられていない。

これらの公知の構造で一旦漏れが生じた場合には、粘稠な液体は細い糸状に流れ 出し到る所に付着して取り除くのが難しい。従って本発明の目的は、シールが簡 単に実施でき、粘稠な液体例えば接着剤が外側まで移動する平面の部分に付着し て運ばれることがなく、閉鎖した位置では確実に閉鎖が維持され、汚れを引き起 こす糸が形成されないような、冒頭に述べた種類の定量供給容器を構成すること にある。

この目的は意外にも簡単な方法で請求の範囲１に記載の特徴により達成される。

本発明のその他の改良及び実施態様は従属請求項に記載しである。回転スライド がその壁で送液部の壁と平行に向かい合って位置しているので、シールをなす壁 のどの部分も開放状態から閉鎖状態又はその逆に移動する際に外側に出ることは なく、汚染する恐れは全くない。更に、回転スライドが望ましくない影響を受け てその閉鎖位置から引き出されることもあり得ない。又両方の偏心して設けられ たスリットの協力により次のような効果が生まれ、例えば家庭の主婦が蜂蜜又は 他の粘稠な液体を容器から取り出す場合に、容器の口をへら等で斜めに擦ると、 この口から液体の細い糸をひくような時にこの効果か利用できる。即ち本容器で はこれらのスリットの長辺が鋏のように作用して、生じた接着剤の糸を「切断ｊ する。

次に図面にその概略を示した実施例により本発明を更に詳細に説明する。ここで 、 図１は本発明の定量供給容器の好ましい実施態様の縦断面図、図２は図１の線■ −■の断面図、 図３は図１の定量供給容器を、断面で示した支持構造に収めて、その回転スライ ドを閉じた状態にした定量供給容器の側面図、図４は長さを短くした予備ａ−ル の縦断面図及び軸方向の平面図である。

図１の定量供給容器１は容器壁２に囲まれた容器室３があり、これは嵌め込み式 又はねじ込み式の蓋４で閉鎖できる。この蓋にはその上部に孔４゛を設けて、粘 稠な液体を定量供給する際にこの孔から空気が流入して、その後の供給の障害に なる恐れのある減圧の発生を防ぐようにするのが好ましい。休止位置では乾燥を 避けるために、この孔４゛を好ましくは（図示していない）ばね付き蓋などで塞 いでおく。容器ｌの蓋４の反対の下端に湾曲部５かあり、この湾曲部はこの図で は容器壁２と一体を成しているか、製作が容易になるならば、これを図３の実線 で示した分離面６に沿って別に製作してから容器壁２に結合する部品として構成 しても良い。

容器室３は軸７に沿って長く延びているが、直径の方は一種の取っ手としてその 外側を片手で掴めるように制限があり、外周にして好ましくは４０ｃｍ未満がよ い。長さの方は煩くない。充分取り扱える範囲でできるだけ大きい容量と言う要 求に、３０〜３５ｃｎ＋の外周が最も良く適合している。

取っ手としての条件を満たすために、容器の軸７は湾曲部５とこれに接続した送 液部９との軸８に対して９０°未満の角度で曲げである。即ち軸７は軸８に対し て４５〜８０°　（上向き）、好ましくは６０〜７５°の角度αを成し、従って 容器室３は幾らか上向きに突き出している。

図に示すように、送液部９は別の部品として製作して湾曲部５に取り付ける。こ の接続にはお互いに噛み合うラッチ式の溝面とばね面１０とによる嵌め込み式が 好ましい。ここで作業位置と休止位置との調節を容易にするために、回転する時 の（図示していない）ストッパを０９と９０°との角度に設けるのがよい。図１ の紙面に置いた家具用板の（紙面に垂直の）側縁４５に容器室３．５からの接着 剤を塗布するには、容器室３を送液部９に対して軸８を中心に９０°回して、容 器室が紙面に対して垂直に上向きになるようにすれば、容器室に一部しか接着剤 か入っていない場合にもスリン［・２゜の全長にわたって接着剤を送ることがで きる。この種の嵌め込み接続は、この接続用としてスプリングタングに平面１ｏ を形成するために湾曲部５の内壁に切り込みを設けることも可能ではあろうが、 定量供給容器ｌがプラスチック製の場合には、特に簡単にこの嵌め込みが製作で きる。

送液部９はその膨らんだ底９”の軸８の外側にスリット１１とスリット軸１２が ある。スリット１１は、好ましくは軸８に関して容器室３とその曲がった軸７と の反対側に設ける。更に底９゛を球形の林状に膨らませるのではなく、屋根を裏 返しにした形に形成しスリットがその棟を成すようにするのか好ましく、そうす ればスリットの深さかスリットの全長にわたって一定となり、粘稠な液体をその 全幅にわたって一様に供給することができる。

更に図２の断面図に示すように、少なくとも送液部９は平面図に於いて（場合に よって設けた突起は別として）少なくともほぼ円形をなし、その外周に回転支持 枠１３を備えている。この回転支持枠１３は袋ナツト状に構成することもできる 。回転スライド１７は（下向きに見て）、Ｃ１右側の矢印１５゛が示すようにそ の外周が小さくなっている。回転支持枠１３とその内側に向けられた回転受は面 Ｉ４．１．５（図Ｉの左側）とは、その内１５は保持面であるか、軟質の密着性 のある従ってシール性の材料で作ることができる。このことは回転支持の正確な ガイドに対する要求とは矛盾するものではなく、特に送液部９に更にリング状溝 の形状の心出し面１６（これは突起又は一連の突起でもよい）が設けてあれば、 正確なガイドは問題な〈実施できる。

これらの支持面１４〜１６は、送液部９に取り付けられた、送液部の壁１８に平 行な回転スライド壁１９を有する回転スライド１７を支え、その際回転支持面１ ４．１５は、軸８と一致する回転軸を規定する。回転スライド１７にも、開いた 位置（図１）に於いてはスリット１１と少なくともほぼ同じ線上にあるか、或い は一致するスリット２０がスリット軸１２の位置に設けである。このスリ、ット 軸は前述のように軸８に対して偏心して配置しである。従って回転スライド１７ が回転軸８を中心として回れば、スリット２０は１８０°回転した詩画３に破線 で示した閉じた位置に達し、回転スライド壁１９がスリット１１を、送液部壁１ ８がスリット２０を閉じる。閉じた位置に置いてはスリット２０とスリット１１ の隣接した長辺がその間に　−僅かであっても　−いくらかの間隔をおくことが 好ましい。

このような回転運動の場合には、一連の中間位置が形成され、最後には両方のス リットがその長辺で鋏状の作用を示すようになり（図２の一点鎖線で示したスリ ット１１のスリット２０に対する位置を参照）、粘稠な液体の糸の生成を切断的 に防止する。この幾何学的関係は必要があれば、例えば異なる幅の縁部に接着剤 を塗布したい場合に、回転スライド１７の回し方により開いているスリット断面 の長さを変えるように利用できる。そのような場合、送液部９と回転スライド１ ７とに目盛線２１を設けて（図３）、その両方で開いているスリット断面の幅を 示すようにするのが有効である。更に特定のスリット幅の所にストッパを配置す ることもできる。従って回転スライドエフを多角形に構成することも可能である 。

回転スライド１７の開いた位置のためのそのようなストッパは図１に示しである 。回転スライド１７にはストッパ突起２２が設ケチあり、これは場合によっては ばね付きにしてもよい。この突起は、溝１６に嵌まるリング状の心出し突起２３ （図２には断面を示す）よりも幾らか高くして送液部９のストッパ窪み２４に入 るようにする。この場合にも回転スライドＩ７をプラスチックで作れば、材料自 体の弾性が有利に利用できる。ストッパ突起２２をばね付きにすれば、その開く 方向に働く圧力により漏れを生ずる可能性があるので、半円形の溝の０°と１８ ０°との所に設けるのが好ましい。

図示した実施例では、回転スライド１７は軸２５（これは好ましくは軸穴に止め 座を有するばね付きピンとして構成する）に支えられた塗装ロール２６を備え、 このロールの幾何学的軸線２７は回転軸８に対して偏心しているが、スリット軸 １２に対しては軸７の方向に（図１では左に）ずらすのが好ましく、その効果は 図１により明らかである。即ち、接着剤塗布の際前側となる容器室３とは反対の 側で液体の塗装ロールへの流出が容易となり、一方容器室３の側ではこれが困難 になる。更に回転スライド１７のロール２６を囲むようにしたほぼアーチ状の曲 面部２８がこの効果に寄与している。

尚ロール２６と回転スライド１７との間の隙間は好ましくは曲面部２８の所ばか りでなく、（破線で示したように）下側の出口１７′の所までも図１に示すよう に小さい。

ここに１個の塗装ロール２６を設けるのは勿論好ましいが、必ずしも必要ではな い。同様にここに塗装用の刷毛を取り付けることもできる。又回転スライド１７ にｒｉ数のロールを設けて、例えばＦＲ−Ａ−１１９７５０９で公知のようにそ の一つを材料供給ロールとするか、或いは２個のロールで液体を取り出す間隙を 形成するようにしてもよい（ＤＥ−Ｕ−７５３８００２）。

紬７を８に対して曲げた利点に就いては既に説明した。しかしこの形状のために このような定量供給装置１を立てたり置いたりするのが難しく、特に粘着性液体 の付いた塗装ロールを下にして置かないようにするのが困難である。従って、容 器ｌに例えば図３に示すような支持構造を設けるのが好ましい。この支持構造は 少なくともサポート部２９に関する限り、原理的にはこれを容器Ｉに固定するこ とも可能ではあるが、全体の支持構造を別個の部品として構成する方が勿論取扱 が容易になる。

図３のサポート部２９には容器壁の下側の少なくともその一部を囲む円弧状の受 け部３０が特に支持板３１に設けである。サポート部２９に接続して、送液部９ 又は回転スライド１７を支える容器部３２があり、この中に回転スライド１７の 少なくとも一部か挿入される。場合によっては送液部９の一部もその中に収める ようにすることもでき、その場合にはこの送液部９を多少とも囲めるように、容 器部３２の右側（図３に於いて）にも左側の湾曲した壁部３３と同じようなある 高さの壁を設けてもよい。

容器部３２には好ましくはリング状の肩部を設け、これかこの図では送液部のリ ング状に突き出た部分３５を支える支持面となる。

容器部３２には　−使用した容器１の場合には　−肩部３４の所まで水を満たし て、回転スライド１７に付着した接着剤（或いは他の粘稠な液体）を溶かすよう にすることもできる。ここで、回転スライドの方は、これを回すための円錐形の 操作面３６と壁装ロール２６の軸２５を支える側板３７が容器部の中に突き出て いる。側板３７はロール２６とは同心的でなく、（図３で破線で示したように） 幅を広（構成し、余分の接着剤の取り出しを防ぐようにするのが好ましい。

容器部室３８は好ましくはこれより容量の大きいサポート部室３９と連絡して、 容器部室３８の中で溶けた粘稠な液体の濃度が高くならないようにする。この目 的のために支持板３１の下側の場所をサポート部室３９を設けるために利用し、 更にここに、場合によっては軸方向の長さ及び／又は表面或いは直径の異なる予 備ロール２６’、２６”を収容する小室４０を設けてもよい。小室４ｏには１個 の扉４１　（特に引き戸）を設ける。サポート部室３９には水を満たせるように 図示していない例えばねじ込み式の開口部を設けて中に届くようにする。

両方の室３８と３９とは勿論共通の孔４２でお互いに連絡している。この下側の 連絡孔４２の他に上側にももう１個の孔を設けるのが望ましい場合もある。又サ ポート部室３９の内部にポンプなどを設け、これで水に流れを与えて清浄過程を 容易にすることも考えられる。

回転スライド１７の本発明の配置と構成によれば、粘稠な液体例えば接着剤と接 触する全ての面、特に壁面１８．１９は常に支持枠１３の支持面】４．１５に囲 まれているので、明らかにこれらの液体の付着した面が外部にくることはない。

清掃のために、必要ならば支持枠ｊ３に面１４と接続する内ねじを設けて、これ で送液部９の相当する外ねじにねじ込むようにする。

図４に軸２５°で支えられた長さを短くした予備ロール１２６を示す。軸２５゛ にはロール１２６の次にこの軸に固定した板４３．４４があり、この板の突起４ ３をスリット２０に挿入して、回転するロール１２６の配置されていないスリッ トの部分を塞いで接着剤の漏れを防止する。板の突起４３と反対の側にも突起４ ４があり・、これは例えば建具板の幅の狭い縁部に接着剤を塗布する際にこの突 起を建具板の表面に当てて、本発明の装置を表面に沿って移動させるためのもの である。

本発明は　−場合によっては個々の部品や寸法を適合するように修正して　−建 具板、家具板の縁部に接着剤を塗布するためだけでなく、事務所、家庭の内装又 は日曜大工などの場合に、垂直の壁のすそにテープを貼り付けるための接着剤の 塗布にも使用することができる。

本発明の範囲に於いて数多くの変形が可能であることは言うまでもない。例えば 心出し面１６．２３（これらのそれぞれの突起と窪みとは反対に配置してもよい ）は必ずしも必要ではないが、しかしこれを回転スライド壁１９の外周の範囲に 設けるのが好ましいのは明らかである。サポート容器３２．３９は、少なくとも 小室４０がない場合には、ブロー成形で製作することも可能で、射出成形のみで 製作しなければならない図３の実施態様よりも遥かに製作費が少なくて済む。

要　約 １個のスリット（１１）を有するほぼ円形のノズル（９）が粘稠な液体のための 定量供給容器（１）に取付けられている。スリット（１１）はノズル（９）の軸 に偏心して、ノズル壁（１８）に配置されている。ノズル壁（１８）と並行な壁 （１９）を有する回転スライド（１７）は、ノズル（９）に回転自在に取付けら れ且つ偏心スリット（２０）を持っており、該偏心スリットは各壁（１８；１９ ）がそれと並行な壁（１９；１８）にあるスリット（１１；２０）を塞いだ位置 から、スリット（１１、２０）が重なる開いた位置まで取ることが出来る。容器 （１）は、ノズル（９）に対して角度をつけるのが望ましく、少なくとも回転ス ライド（１７）を収容するための容器部（３２）と支持部（２９）とより成る支 持構造体（２９，３２）によって支持されてもよい。

補正書の写しく翻訳文）提出書（特許法第１８４条の７）平成４年５月７日

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．１個の容器壁（２）に囲まれた１個の容器室（３）の下側の範囲にある１個 のスリット（１１）と、該スリット（１１）の範囲にある１個の閉鎖装置とを備 えた粘稠液体用定量供給容器に於いて、前記スリット（１１）がほぼ円形の１個 の送液部（９）に、該送液部（９）の中心軸（８）に対して偏心して配置され、 前記閉鎖装置が、前記送液部（９）のスリット（１１）と少なくともほぼ同じ大 きさの、同様にほぼ偏心して配置されたスリット（２０）を有する、中心軸（８ ）を中心に回転自在の１個の回転スライド（１７）を備え、該回転スライド（１ ７）は１個の操作面（３６）により、スリット（２０）とスリット（１１）とが 重なる開放位置から、スリット（２０）とスリット（１１）とが一方は回転スラ イド壁（１９）により、他方はこの壁に平行な送液部壁（１８）により塞がれた 閉鎖位置まで回転可能であることを特徴とする前記定量供給容器。
2. ２．前記回転スライド（１７）に、前記スリット（２０）とほぼ平行に走る回転 軸（２５又は２７）を有する少なくとも１個の供給ロール（２６）が配置してあ ることを特徴とする請求の範囲第１項記載の容器。
3. ３．前記回転スライド（１７）をその外周で中心にくるように保持する、特にプ ラスチック材料製の回転支持枠（１３）が前記送液部（９）と結合してあり、且 つ回転支持面（１４〜１６、２３）が好ましくは外周の所で支える１個の保持面 （１４、１５）とリング伏に突出した１個の心出し面（１６、２３）とを含むこ とを特徴とする請求の範囲第１項又は第２項記載の容器。
4. ４．前記容器室（３）が送液部（９）に対してある所定の角度だけ曲げてあり、 両方の長軸（７、８）が０°〜９０°、好ましくは４５°〜８０°、特に６０° 〜７５°の角度でお互いに交差しており、且つ好ましくは曲げた容器部を支える 支持構造（２９）が設けてあることを特徴とする前記請求の範囲の何れか１項記 載の容器。
5. ５．前記ロール（２６）の回転軸（２７）が前記スリット（２０）に沿って走る スリット中心軸（１２）に対してずらしてあり、且つ好ましくは回転軸（２７） を前記容器室（３）を曲げた方向にずらしてあることを特徴とする請求の範囲第 ２項乃至第４項の何れか１項記載の容器。
6. ６．好ましくはプラスチック材料から成る前記回転スライド（１７）に少なくと も１個の、その回転位置の少なくとも一つ、特に開放位置を規定するストッパ（ ２２、２４）を配置してあることを特徴とする前記請求の範囲の何れか１項記載 の容器。
7. ７．前記送液部（９）を前記容器壁（２）とは別の部品として作りこれを容器壁 に結合したことを特徴とする前記請求の範囲の何れか１項記載の容器。
8. ８．容器の曲げた部分（２、３）を支える１個のサポート部（２９）と、これに 接続した、前記回転スライド（１７）の少なくとも一部を支える容器部（３２） とを有することを特徴とする、請求の範囲第４項乃至第７項の何れか１項記載の 容器用の支持構造。
9. ９．前記容器部（３２）が、前記送液部（９）の突出した例えばりング状の面（ ３５）を、特に外周にある１個の回転支持枠（１３）の所で支えるための１個の 肩部（３４）を有することを特徴とする請求の範囲第８項記載の容器。
10. １０．前記サポート部（２９）がケース状に構成され、好ましくはブロー成形で 作られ、そのケース壁（例えば３３）が少なくとも１個の内部の室（３９、４０ ）を囲んでいることを特徴とする請求の範囲第８項又は第９項記載の容器。