JPH05501905A - アンダーカットの無い定速継手 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アンダーカプトの無い定速継手 発明の青票 １、発明の分野 本発明は、角度が変化した状態でトルクを伝達する必要があるものに使用する定 速自在継手に関する。更に詳細に述べれば、本発明は、複数の球を利用してトル クを内側継手部材から外側継手部材まで伝達する自在継手に関する。外側継手部 材の内部には内側継手部材の外部に設けられた一連の補足溝と半径方向に整列し ている一連の溝がある。外側継手部材と内側継手部材との間にケージが設けられ ていて、自在継手の関節運動中に球が溝を横断するにつれて球を案内する。

２、従来技術の説明 従来技術は、回転トルクを一方の回転軸に結合している一方の回転軸に対して角 度的に変位する他方の回転軸から伝達することができるようにする広範多様なＳ ！ｉｉｆを明らかにしている。一般に、従来技術の装置のほとんどは、装置を満 足に組立て且つ確実に動作させるのに個々の部品を広範囲に機械加工することを 必要としている。また、従来技術の装置の全体としての強度は個々の部品の必要 な機械加工により成り立っていた。

本発明は、１９７５年４月２９日にＨａｎｓ　−Ｈｅ１ｎｒｉｃｈ　Ｗｅｌｓｈ ｏｆ　等に対して発行された「定速継手」という名称の米国特許第３．８７９， ９６０号に図示され、説明されているアンダーカットの無い定速継手とは異なる 。上に引用した特許に記されている定速継手は、外側継手部材の開放端から見た とき、個々の球菌が自在継手の中心軸に対して一点から広がっている外側継手部 材を示している。内側継手部材に接地されている球菌は自在継手の中心軸に対し て一点に収束している。球は間を隔てて設けられた平面状継手の中に保持されて いる。球は、外側継手部材と内側継手部材との間に設置されているケージにより 互いに間を隔てた平面の関係に維持されている。内側継手部材は、その中にある 開口の直径がその中にある内部空洞の直径より小さいため、プレス鍛造法で作る ことはできない。また、外側継手部材のリップは球菌が一点から広がる形になっ ているため、薄い。

大きな角度で曲がるものは、外側継手部材の最も大きい応力が加わる部分が薄い 部分となる。

本発明は、外側継手部材および内側継手部材の球菌の広がりおよび収束が逆の順 序になっているという点で上に引用した自在継手とは興なっている。また、外側 継手部材の自由端は、本発明では厚さが厚（なっている。１９８０年２月１９日 にＮｏｂｕｙｕｋｉ　０ｔｓｕｋａ　等に対して発行された「定速自在継手」と いう名称の米国特許第４，１８８，８０３号では、入力軸および出力軸を使用す る自在継手が示されている。出力軸は入力軸の端が嵌まり込むハブが入る空洞を 備えている。

入力軸には内側部材が取り付けられている。ハブの内側および内側部材の外側に は球菌が設けられている。球ケージはハブと内側部材との間に設置されている。

球ケージは、その内面および外面が通常の同心球面の代わりに偏心している球面 を備えているという点で独特のものである。球ケージは、やはり偏心している球 面で支持されている。

本発明は、形成しやすい同心球面だけを利用している。更に、本発明は、上の参 照文献で行われているようにハブ域内に作らなければならないアンダーカットを 備えていない。本発明の球ケージは、同心球面を採用した極めて簡単なものであ る。また、ハブおよび内側トルク部材は同心球面を採用している。

従来技術の他の例は、１９８６年９月９日に、　１ｅｒｎｅｒ　Ｋｒｕｄｅ　に 対して発行された「回転定速自在継手」という名称の米国特許第４．６１０．６ ４３号に示されている。特許第４，６１０，６４３号に示されている自在継手は 、球菌が外側継手部材の開放端から見て収束しており、内側継手部材の溝は放散 的である。溝のこの構成すなわち傾斜は、先に述べた特許第３．８７９，９６０ 号に示されているものとは全く反対である。外側継手部材は、それが協同動作す る車軸−／Ｘプ組合わせとは別になっている。円筒スリーブが外側継手部材を溶 接およびクリンプ法によりハブと一体にしている。球ケージ支持要素を使用して 球を溝内に保持し、球を一方の側に押し付けている。球ケージ支持要素は、外側 継手部材または内側継手部材の球面とは接触せず、代わりに、球ケージは、図１ に示すように中心ハブの近くの継手の内部で球面３０と接触している。上述の特 許では、球ケージは球に対して挿入されている一連のフィンガを備えている。こ の自在継手は、継手を製作するのに広範な機械加工を必要とする他に、各細部を 製作する複雑な工具をも必要とする。

本発明は、使用する部品が少なく且つ球ケージとの摩擦接触が少ないという点に おいて特許第４，６１０，６４３号に図示され、説明されている自在継手より改 良されている。加えて、本発明は、各法を完全に閉じ込める開口を有する球ケー ジを備えている。更に、自在継手にその開放端の近くに、すなわち関節運動時に 荷重が最高に集中する区域に、厚い構造部分を有する外側継手部材を設けること により、継手は一層確実且つ耐久的になる。外側継手部材の製作は簡単になり、 製作の費用はかなり減少する。

発明の概要 本発明は、駆動トルクを第１の軸方向から第１の方向に対して傾いた他の軸方向 に伝える際に使用される定速自在継手である。

本発明は、複数の軸方向に延びる溝を備えた外側継手部材を備えている。内側継 手部材が外側継手部材の内部に設けられており、複数の互いに関連する溝が内側 および外側の継手部材に設けられている。外側継手部材は第１のトルク伝達軸の 構成部分として形成されているハブと結合され、複数の球が、外側継手部材と内 側継手部材の間に接触して設けられているケージにより、互いに平面関係に保持 されている。第２のトルク軸は便宜の切り盾し手段により内側継手部材に結合さ れて０る。

本発明の主な目的は、その製作にあたり極少量の機械加工しか必要としない自在 継手を提供することである。

本発明の他の目的は、主要構成要素にアンダーカプトが全く脩い自在継手を提供 することである。

本発明の更に他の目的は、自在継手の部品を冷間衝撃プレス成形するのに適合す る構成の自在継手を提供することである。

本発明の別の目的は、自在継手の外側継手部材および内側継手部材と球ケージと の接触面積を減らすことである。

本発明のなお他の目的は、強度特性が増強された自在継手を提供することである 。

本発明の更に他の目的は、組立および分解が容易な自在継手を提供することであ る。

本発明の更に他の目的および長所は、本明細書の一部を成す付図を参照して行う 以下の説明および請求の範囲から明らかになるであろう。付図において、類語の 参照文字は幾つかの図で対応する部品を示す。

図面の簡単な説明 図ＩＡは、従来技術のアンダーカット無しの外側継手部材の部分断面図である図 ＩＢは、曲げ角度が増大するにつれて球トラックに生ずる従来技術のアンダーカ プト無しの定速継手の力を表わすグラフである。

図１は、本発明の自在継手を示す部分断面側面図である。

図２は、傾斜駆動姿勢にある自在継手を示す部分断面側面図である。

図３は、組込みハブおよび出力回転軸の部分断面立面図である。

図４は、図３の線４−４に沿って見たハブおよび出力回転軸の端面図である。

図５は、その内面に設けられた複数対の溝を示す外側継手部材の立面端面図であ る。

図６は、図５の線６−６に沿った断面図で、球およびケージの曲面を示す。

図７は、内側継手部材の端面図で、内側継手部材の外面に設けられた複数組の溝 を示すものである。

図８は、図７の線８−８に沿って取った断面図で、球およびケージの曲面を示し ている。

本発明は、他の実施例でも可能であり、また請求の範囲の範囲内で種々な仕方で 実用化しまたは実施することができるから、付図に示した部品の構造および構成 の詳細に限られるものではないことを理解すべきである。また、ここに使用した 字句および用語は説明の目的のためであって限定する目的ではないことを理解す べきである。

好適実施例の詳細な説明 図を、更に詳細には図ＩＡを参照すると、駆動回転軸の結合および他の用途のよ うな多数の用途に使用される従来技術のアンダーカットの無い定速自在継手が部 分断面図で示されている。図ＩＢに示すグラフは、曲げ角が増大するにつれて外 側継手部材に生ずる力を表している。曲げ角は、外側継手部材の中心軸と内側継 手部材の中心角との間の関節運動の角度である。グラフは、最大力が最大曲げ角 で、且つ外側継手部材の開放端に近い区域で生ずることを明瞭に示している。

図１は、本発明の自在継手を示す部分断面側両立面図である。ｆｉｉＩ！全体を 図示のように数字１０で区別しである。図解の目的で、回転力すなわちトルクが 図１の右側に示しである入力回転軸１２に加えられると仮定することにする。出 力回転軸１４は全体製＠ｌＯの左側に設置されている。勿論、トルクの流れを上 述のものとは反対の方向にすることができる。出力回転軸１４は、図示のように 、出力回転軸１４の一体部分とすることができるハブ１６に結合されている。ハ ブ１６および出力回転輪１４は出力軸２０に沿って同軸である。入力軸１８は出 力軸２０と一致して示しである。ハブ１６には半径方向内側リップ２４に接触す る円筒外面２２がある。リップ２４は平面状であり、出力軸２０に垂直である。

ハブ１６は、弓状部分２６、円錐台部分２８、および球状部分３０により形成さ れる凹部を備えている。上の三つの部分が共に組合わさってプレス鍛造法により 容易に形成することができる空洞を作っている。

外側継手部材３２には出力軸２０のまわりの円筒面である外面３４がある。図１ かられかるように、外側継手部材３２の左端には、外面３４より半径が短い円筒 状内面３６がある。外側継手部材の円筒状内面３６は、ハブ１６および外側継手 部材３２を今後一層詳細に説明する仕方で結合するために、ハブ１６の円筒状外 面２２と協同動作する。外側継手部材３２は球状内面３８を備えている。球状内 面３８は、入力軸１８にある点りを中心とする半径で決められる曲面とされてい る。外側継手部材の左端４０は、その構成が平面状であり、その半径方向の範囲 は円筒状内面３６と球状内面３８との間の距離にまたがっている。ｆ１４０と球 状内面３８との間の接合線は、数７４２で示したように傾斜させることができる 。外側継手部材３２の右端４４は、平面状構成を成し、その半径方向の範囲は外 面３４と球状内面３８との間に広がっている。端４０と球状内面３８との間の接 合線は、他のところで説明するようにほぼ４５＠で傾斜している。したがって大 きな空洞が外側継手部材３２の中心軸領域を通過していることが明らがである。

複数の、軸方向に延びる弓状の球レースすなわち溝４６が外側継手部材３２の球 状内面３８に切り込まれて通過している。各球レースの中央線から、外側の範囲 には実質的に直線状の部分５０に結合している円形部分４８がある。円形部分４ ８の半径の中心は、出力軸２０の上、点りの左側に存在している。球レース４６ は図５に示すように互いに直径の両端に設けられている。直径方向で対向する球 レースの各組の中央線はやはり出力軸２０を含む平面内にある。

内側継手部材５２は外側継手部材３２内部を貫く開放空洞内に設けられている。

内側継手部材５２は入力軸１８に関して対称に設けられている。内側継手部材５ ２には軸方向に延びるスプライン５６を形成した円筒状内部穴５４が設けられて いる。内側継手部材５２には半径方向に延びる左側および右側の、実質上平面の 端５８および６０がある。内側継手部材５２の半径方向最外側面６２の構成は球 状で、その球状の範囲は平面端５８と６０との接合線で終わっている。

内側継手部材５２は、球面状外面６２に切り込まれ且つその面を通過する複数の 、軸方向に延びる弓形法レースすなわち溝６４を備えている。各球レース６４の 中央線から内側の範囲には実質的に直線状の部分６８に接続されている円形部分 がある。円形部分６６の半径の中心は、入力軸１８の上、点りの右側に存在して いる。点りからの円形部分６６の中心の距離は点りからの外側継手部材の円形部 分４８の中心の距離に実質上等しくすべきである。

球ケージ７０は、外側継手部材３２の空洞の内部に設けられ、内側継手部材５２ の外側に入れ予成に間隔を置いて設置されている。球ケージ７０は互いに同心の 球状外面７２および球状内面７４を備えている。球状外面７２は、図１かられか るように、半径方向内方に延びる端７６によりその左端で終わっている。端７６ の半径方向最内側部分は軸方向に延びる円筒穴７８と交差している。円筒穴は球 状内面７４との交差があるその右端で終わっている。球ケージ７０の球状外面７ ２は半径方向内方に延びる端８０によりその右端で終わっている。端８０の半径 方向最内側部分は軸方向に延びる円筒穴８２と交差している。円筒穴８２は球状 内面７４との交差があるその左端で終わっている。

球ケージ７０の球状外面７２は外側継手部材３２の球状内面３８と回転接触して いる。同様に、球ケージ７０の球状内面７４は内（［１ｍ手部材５２の球状外面 ６２と回転接触している。

複数の半径方向に延びる穴すなわち窓８４が球ケージ７０の球状外面７２および 球状内面７４により作られる壁に設けられている。穴８４の軸は入力回転軸１２ の上の点りを通過している。各軸８４は球レース４６および６４の中央線と一致 している。換言すれば、各穴８４の軸は球レース４６および６４と関連する中央 線の各組の中央線を含む平面内にある。

球８６は各穴８４の限界内に設けられて、球レース４６および６４の中央線に沿 って同時に移動することができるようになっている。

入力回転輪１２は内側継手部材５２の円筒穴５４に沿って軸方向に延びるスプラ イン５６と噛み合う外信に突出するスプライン８８を備えている。

内側継手部材５２の円筒穴５４は、フィンガーロック保持リング９２を入れる凹 入溝９０を備えている。複数の片持ち梁式弾力性フィンガ９４が入力回転軸１２ に外接する半径方向に設けられたレッジ９６にきっちり嵌まっている。したがっ て、フィンガーロック保持リング９２は入力軸１２が内側継手部材５２に対して 軸方向に移動しないようにしている。

図２は、傾斜駆動姿勢にある自在継手を示す全体装置ＩＯの部分断面側面図であ る。説明の目的で、出力回転軸１４．取付はハブ１６、および外側継手部材３２ は互いに固定関係のままになっていて、回転以外には移動しない。図２に示すよ うに、入力回転軸１２は、その入力軸１８が出力回転軸１４の出力軸２０に対し て傾いているような姿勢を取っている。入力回転軸１２が新しい角位置に移動す るにつれて、球８６は、最も垂直に向いている球８６が右に最も遠（まで移動し 、最も下の対向している球８６が対応して他の組の球レース４６および６４に沿 って左に移動するようになる。残りの球８６は対応して球レース４６および６４ に沿って移動する。勿論、１対の球８６が入力軸１８の上に乗っていれば、球レ ース４６および６４に沿う移動は存在しないことになる。上の説明は、入力回転 軸１２および出力軸１４の回転して〜）ない場合である。

人力回転輪１２および内側継手部材５２が所定の角度により関節運動を行うにつ れて、球ケージ７０は、図２でわかるように、より少ない量だけ回転する。球ケ ージ７０は常に、穴８４の軸９８が点りがその上にあるような姿勢のままになっ ているように関節連動することが重要である。このようにして、全体装置１０に より一定速度が達成される。

図２の下方の球８６を調べると、その球はハブ！６の弓形部分２６に非常に近い 位置になるまで左に移動したことがわかる。また、球ケージ７０の最下部は円錐 台部分２８で画定される空洞の一部を占めるまで左に移動している。球ケージ７ ０は、球８６、外側継手部材３２の球状内面３８、および内側継手部材５２の球 状外面７２とだけ接触している。

入力回転軸１２の角移動は、入力回転軸１２が外側継手部材３２０円錐台傾斜面 １００に接触すると終了する。

図３は、組込みハブ１６および出力回転軸１４の部分断面側両立面図である。

出力回転輪１４は、各々が長手方向に整列するスプライン１０６の弓形アレイを 備える軸方向円筒部分１０２および１０４に分割することができる。ハブ１６は 、出力回転軸１４の延長であるが、弓形部分２６、円錐台部分２８、および球形 部分３０により画定される内部空洞を備えている。ハブ１６の内部空洞の形成に 必要なアンダーカットが存在しないので、その内部空洞はプレスまたは鍛造法で 形成することができる。

図４は、Ｉ！１３の線４−４に沿って見たハブ空洞の端面図である。リップ２４ は亀ハブ１６の中の空洞の先に述べた表面の間の交線と共にその平面図に示しで ある。

！！１５は、外側継手部材３２の球状内面３８に設けられた中心をはさんで対向 する複数対の溝を示す外信継手部材３２の立面端面図である。わかるとおり、球 レース４６はアンダーカットされておらず、したがって、それらをプレスまたは 鍛造法で形成することができる。外側継手部材３２の製作に焼結法を使用する場 合には、球状内面３８を形成するのに金属除去法を使用する必要はない。球レー ス４６の断面構成を切線平行延長部１０８が結合している円として示しである。

延長部１０８を平行として示しであるが、必要ならば、入力軸１８の方にわずか に広げることができる。また、球レース４６の弓形断面の部分はわずかに非円形 として、それを通って移動する球と線接触するようにすることができる。

図６は、図５の断面！１６−６に沿って取った断面図であり、円形部分４８およ び直線部分５０の曲面を示す。球状内面３８も示されて〜する。

図７は、内側継手部材５２の遺面図であり、内側継手部材Ｓ２の球状外面６２に 設けられた複数組の中心をはさんで対向する球レース６４を示している。球レー ス６４の数は先に図５に示した球レース４６の数と等しい。円筒穴５４は入力軸 １８と軸方向に整列しているスプライン５６を備えている。

図８は、図７の断面１１８−８に沿って取った断面図で、球レース６４および内 側継手部材５２の球状外面６２の中央曲線を示す。平面状の左端および右！５８ および６０は先に説明したように容易な製作法の使用を可能とする。

組立ておよび動作 本発明の全体装置１１０の組立ては非常に簡単である。また、全体装置１０の構 成要素は自動組立てが可能な形状寸法を備えている。内側継手部材５２を、図１ で見て、その左縁が上を向くように設置する。次に、球ケージ７０を同心的に下 げ、穴８４が球レース６４の円形部分６６に対向するまで内側継手部材５２のま わりに、軸方向に整列させる。次に球８６を穴８４の各々に挿入する。球８６が 半径方向内側に移動するにつれて、球８６は球レース６４の円形部分６６に接触 して、そのまま静止する。次に外側継手部材３２を球ケージ７０の上にかぶせる 。次いで球ケージ７０を動かして最終的に軸方向に整列させる。今度は球８６を 半径方向外向きに離れようとするのを球レース４６により保持する。次にハブ１ ６の円筒外Ｗｉ２２を動かして外側継手部材３２の円筒内面３６と係合させ、そ の中で不動にさせる。不動にする方法は圧入、溶接、または図２に１０８ａで示 したようにスナップリングを入れることによることができる。この時点でまたは これに続いて、入力回転軸１２を円筒穴５４に挿入してスプライン５６および５ ８が滑って係合するようにすることができる。入力回転軸１２を完全に挿入する と、先に挿入した保持リング９２の弾力性フィンガー９４が入力回転軸１２のレ ッジと係合し、それをその最終位置にロックする。

全体Ｈ置１０の動作中、トルクが入力回転輪１２に加えられ、入力軸およびスプ ラインを内側継手部材５２と結合させて回転させる。こうしてトルクは球レース ６４との接触により内側継手部材５２から球８６へ伝えられる。次に球８６は球 レース４６を介してトルクを外側継手部材３２に伝える。外側継手部材はハブ１ ６のリップ２４に非回転的に取り付けられているので、ハブ１６は一体に取り付 けられた出力軸１４と共に回転する。

入力軸１８および出力軸２０が互いに一直線を成していると、球８６は、全体装 置の回転中球レース４６および６４に沿う一つの位置に留まる。球は球レース４ ６および６４の中心に設置されているので、応力は外側継手部材３２および内側 ５２を通じてかなり良く分配される。

入力回転軸１２およびその付随入力軸１８が出力回転軸１４およびその出力軸２ ０に対して、４５ｍのような、角位置または曲げ角を取るにつれて、球８６はも はや入力軸１８の周りの単一円形径路を通らない。全体装置！０が完全に１回転 する間に、球８６は球レース４６および６４のほぼ全長を通過する。球８６は球 ケージ７０に対する横方向の動きに対して固定されているので、球ケージ７０は その球状外面７２および球状内面７４の上を回転するばかりでな（、入力軸１８ が左から右へ位置を変えるとき球ケージは点りを通過する軸の周りを回転しなけ ればならない。球ケージ７００回転の軸は入力輪１８および出力軸２０が一直線 を成しているときに限り入力軸に垂直である。球ケージ７０がその軸の周りを回 転する置および周波数は、参照数字１１０により！！１２で規定した角度の変化 の周波数および大きさによって決まる。全体装置ｌＯが最大曲げ角で動作してい るときは、最大荷重が外側継手部材３２の端４４に隣接する円形部分４８の内面 に対して発生する。この最大荷重の点を図２では数字１１２で区別しである。外 側継手部材３２の構成は端４４で最も厚いから、最大冑重点１１２に誘起される 高い荷重に耐えることができる。また、外ａｍｍ郡部材２の断面は全体として１ １４４で大きくなっているので、円周方向またはたが張り方向の端４４の伸びの 置が減る。円周方向の伸びが減るため寿命が長（なり、装置全体の耐久性が太き （なる。

本発明の図解実施例を、本発明を実用することができるように実際的動作構造を 示す目的でかなり詳細に説明してきたが、記述した特定の装置は図解のみを目的 としたものであること、および本発明の新規の種々な特許請求の範囲に規定する 本発明の精神およびｌ！！囲から逸脱することなく他の構造形態に組入れること ができることを理解すべきである。

浄書（内容に変更なし） 従来イｆす 手続補正帯（方式） 平成４年１１月１９

Claims (30)

【特許請求の範囲】
1. １．駆動回転軸から被動回転軸へ動力を伝達する二つの回転軸の間に使用する定 速自在継手において、 球状外面、対称軸、およびその対称軸の周りに設けられた開口を有する内側継手 部材と、 前記開口内に投げられて前記内側継手部材の回転を容易にする駆動手段と、前記 内側継手部材の前記球状外面に形成された第１の複数の軸方向に整列した球レー スと、 一つの端、球状内面、および球状内面を貫いて中心に設けられた開口を有し、前 記内側継手部材に対して同心的入れ子関係に設置され、更にそれを貫く中心軸を 備えている外側継手部材と、 前記内側継手部材の前記球状内面に形成された第２の複数の球レースと、前記内 側継手部材と外側継手部材との間に間挿された複数の球と、前記内側継手部材と 前記外側継手部材との間に間挿されて前記複数の球を収納する手段であって、該 複数の球の各球は前記第１および第２の複数の球レースと接触している、収納手 段と、 前記外側継手部材の前記一端に取り付けられ、内部の中央に空洞が設けられてい るハブと、 前記ハブの構成部分として形成され、前記外側継手部材の前記中心に設けられた 軸と一致する軸を有する出力回転軸と、から構成されていることを特徴とする定 速自在継手。
2. ２．前記駆動手段は入力回転軸を備えており、その入力回転軸はその一端に複数 のスプラインを備えていることを特徴とする請求項１に記載の定速自在継手。
3. ３．前記駆動手段は更に前記内側継手部材の前記開口の内部に設けられた複数の スプラインを備えていることを特徴とする請求項２に記載の定速自在継手。
4. ４．前記内側継手部材と前記外側継手部材との間に間挿されている前記収納手段 は、開口を有する球ケージであることを特徴とする請求項１に記載の定速自在継 手。
5. ５．前記収納手段は、外面、前記外面と間隔を置いて存在する内面、中心軸を有 する中心に設げられた開口、および前記内面と外面との間に間挿されて前記球を 収納する複数の円周方向に一定間隔で半径方向に整列して設けられた開口、を有 する円環状ケージ部材を備えていることを特徴とする請求項１に記載の定速自在 継手。
6. ６．前記複数の円周方向に一定間隔で半径方向に整列して設けられている開口の 数は偶数であることを特徴とする請求項５に記載の定速自在継手。
7. ７．前記複数の円周方向に一定間隔で半径方向に整列して設けられている開口は 前記中心に設げられた開口の前記中心軸に垂直な直径方向に対向する対として設 けられていることを特徴とする請求項６に記載の定速自在継手。
8. ８．前記複数の円周方向に一定間隔で半径方向に整列して設けられている開口の 前記各開口には前記球の一つが入っていることを特徴とする請求項７に記載の定 速自在継手。
9. ９．前記円環状ケージ部材の前記外面は球状外面であり、更に前記円環状ケージ 部材の前記内面は球状内面であり、前記球状内面および球状外面は互いに同心で あることを特徴とする請求項８に記載の定速自在継手。
10. １０．前記内側継手部材の前記第１の複数の球レースは前記ハブに隣接する前記 内側継手部材の前記軸からの半径方向距離が最小であることを特徴とする請求項 １に記載の定速自在継手。
11. １１．前記複数の球レースの各々は曲線部分および直線部分から構成されている ことを特徴とする請求項１０に記載の定速自在継手。
12. １２．前記外側継手部材の前記第２の複数の球レースは前記ハブに隣接する前記 外側継手部材の前記軸からの半径方向距離が最大であることを特徴とする請求項 １に記載の定速自在継手。
13. １３．前記第２の複数の球レースの各々は曲線部分および直線部分から構成され ていることを特徴とする請求項１２に記載の定速自在継手。
14. １４．前記内側継手部材の前記球状外面の前記内側継手部材の前記軸からの半径 方向の範囲はその中に含まれている前記第１の複数の球レースより大きく、前記 外側継手部材の前記球状内面の前記外側継手部材の前記軸からの半径方向範囲は その中に含まれている前記第１の複数の球レースより少ないことを特徴とする請 求項１に記載の定速自在継手。
15. １５．前記球状外面および前記球状内面は互いに同心であることを特徴とする請 求項１４に記載の定速自在継手。
16. １６．駆動回転軸から被動回転軸へ動力を伝達する二つの回転軸の間に使用する 定速自在継手において、 対称軸、球状外面、前記軸の周りに設けられた中心スプライン付開口、および前 記球状外面に形成された第１の複数の軸方向に整列した球レースを有し、前記球 状外面の前記軸からの半径方向範囲が前記複数の軸方向に整列した球レースより 大きい、内側継手部材と、 前記内側継手部材の前記中心スプライン付開口の内部に設けられてその軸に平行 な向きの複数のスプラインを備えている入力回転軸と、一つの端、球状内面、お よびそれを貫いて中心に設げられている開口を有し、前記内側継手部材に対して 同心入れ子の関係に設置されており、更に前記球状内面に形成された第２の複数 の球レース、およびそれを貫く中心軸を有し、前記球状内面は前記中心軸からの 半径方向範囲が前記複数の球レースより小さい、外側継手部材と、 複数の球を収納するため前記内側継手部材と外側継手部材との間に間挿され、外 面、この外面から間を隔てて存在する内面、中心に設けられた開口、および前記 内面と外面との間に円周方向に一定間隔で半径方向に整列されて前記球を一つづ つ受ける複数の開口、を備え、前記複数の球はそれぞれ前記第１および第２の複 数の球レースと接触している、円環状珠ケージ部材と、前記外側継手部材の一端 に取り付けられ、その中の中心に空洞が設げられているハブと、 前記ハブの構成部分として形成され、前記外側継手部材の前記軸と一致する軸を 有する出力回転軸と、 から構成されていることを特徴とする定速自在継手。
17. １７．前記円環状球ケージ部材の前記複数の円周方向に一定間隔で半径方向に整 列している開口の数は偶数であることを特徴とする請求項１６に記載の定速自在 継手。
18. １８．前記複数の円周方向に一定間隔で設けられている開口は前記中心に設けら れた前記軸に垂直な、直径をはさんで対抗する対として配置されていることを特 徴とする請求項１７に記載の定速自在継手。
19. １９．前記円環状球ケージは互いに同心である球状内面および球状外面を備えて いることを特徴とする請求項１６に記載の定速自在継手。
20. ２０．前記内側継手部材の前記第１の複数の球レースは前記内側継手部材からの 半径方向距離が最小であり、更に前記第１の複数の球レースは曲線部分および直 線部分から構成されていることを特徴とする請求項１６に記載の定速自在継手。
21. ２１．前記外側継手部材の前記第２の複数の球レースは前記外側継手部材の前記 中心軸からの半径方向距離が最大であり、更に前記第２の複数の球レースは曲線 部分および直線部分から構成されていることを特徴とする請求項１６に記載の定 速自在継手。
22. ２２．前記内側継手部材の前記球状外面および前記外側継手部材の前記球状内面 は互いに同心であることを特徴とする請求項１６に記載の定速自在継手。
23. ２３．前記ハブおよび前記外側継手部材はスナップリングにより結合されている ことを特徴とする請求項１６に記載の定速自在継手。
24. ２４．前記外側継手部材の肉厚は前記ハブから最も遠い反対端の方が大きいこと を特徴とする請求項１６に記載の定速自在継手。
25. ２５．保持リングが前記内側継手部材と前記入力回転軸との間に間挿されている ことを特徴とする請求項１６に記載の定速自在継手。
26. ２６．駆動回転軸から被動回転軸へ動力を伝達する二つの回転軸の間に使用する 定速自在継手において、 対称軸を有する球状外面、前記軸の周りに設げられたスプライン付中心開口、前 記球状外面に形成きれた第１の複数の軸方向に整列した球レースを備えており、 その複数の球レースは、前記対称軸からの半径方向距離が最小であると共に曲線 部分および直線部分から構成され、前記球状外面は前記対称軸からの半径方向の 範囲が前記第１の複数の球レースより大きい、内側継手部材と、前記内側継手部 材の前記スプライン付中心開口内に設けられた複数のスプラインを有し、その複 数のスプラインは入力回転軸の軸に平行である、入力回転軸と、一つの端、球状 内面、およびそれを貫いて中心に設けられた開口を備え、前記内側継手部材に対 して入れ子式同心の関係に設げられ、更に中心軸、および前記球状内面に形成さ れた第２の複数の球レースを備えている外側継手部材であって、前記第２の複数 の球レースは前記中心軸からの半径方向距離が最大であると共に曲線部分から直 線部分から構成されており、前記外側継手部材の肉厚は反対端での方が大きく、 前記球状内面は前記中心軸からの半径方向の範囲が前記第２の複数の球レースよ り小さい、外側継手部材と、複数の球を収納するため前記内側継手部材と前記外 側継手部材との間に間挿され、外面、この外面から間を隔てて存在する内面、中 心に設げられた開口、および前記中心軸に垂直な、直径をはさんで対向する対と して配置された偶数個の円周方向に一定間隔で半径方向に整列した開口、を備え た円環状球ケージ部材であって、前記複数の円周方向に一定間隔に設けられた開 口にはそれぞれ球が入っており、前記各球は、前記内側継手部材および外側継手 部材のそれぞれ前記第１および第２の複数の球レースに接触しており、前記円環 状球レース部材の前記外面および内面は互いに同心の球面である、円環状球ケー ジ部材と、前記外側継手部材の前記一端に取り付けられ、その中心に空洞が設け られているハブと、 前記ハブの一体部分として形成され、前記外側継手部材の前記軸と一致する軸を 有する出力回転軸と、 から構成されていることを特徴とする定速自在継手。
27. ２７．前記内側継手部材の前記外面、および前記外側継手部材の前記内面は互い に同心であることを特徴とする請求項２６に記載の定速自在継手。
28. ２８．前記ハブおよび前記外側継手部材はスナップリングで結合されていること を特徴とする請求項２６に記載の定速自在継手。
29. ２９．更に、前記内側継手部材と前記入力回転軸との間に間挿されて前記内側継 手部材を前記入力回転軸に取り付ける保持リングを備えていることを特徴とする 請求項２８に記載の定速自在継手。
30. ３０．前記出力回転軸はその一端に複数組のスプラインを備え、各組のスプライ ンは円周方向に一定間隔で設げられ且つ前記出力回転軸の前記軸と軸方向に整列 していることを特徴とする請求項２６に記載の定速自在継手。