JPH05501588A - 冷間圧延特性を改良した板またはストリップ材の製造方法 - Google Patents

冷間圧延特性を改良した板またはストリップ材の製造方法

Info

Publication number
JPH05501588A
JPH05501588A JP3500675A JP50067590A JPH05501588A JP H05501588 A JPH05501588 A JP H05501588A JP 3500675 A JP3500675 A JP 3500675A JP 50067590 A JP50067590 A JP 50067590A JP H05501588 A JPH05501588 A JP H05501588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
billet
annealing
alloy
temperature
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3500675A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3022922B2 (ja
Inventor
ガテンバイ,ケビン マイケル
パルマー,イアン グラハム
グライムス,ロジャー
Original Assignee
アルカン インターナショナル リミティド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アルカン インターナショナル リミティド filed Critical アルカン インターナショナル リミティド
Publication of JPH05501588A publication Critical patent/JPH05501588A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3022922B2 publication Critical patent/JP3022922B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C21/00Alloys based on aluminium
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22FCHANGING THE PHYSICAL STRUCTURE OF NON-FERROUS METALS AND NON-FERROUS ALLOYS
    • C22F1/00Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working
    • C22F1/04Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working of aluminium or alloys based thereon
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22FCHANGING THE PHYSICAL STRUCTURE OF NON-FERROUS METALS AND NON-FERROUS ALLOYS
    • C22F1/00Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working
    • C22F1/04Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working of aluminium or alloys based thereon
    • C22F1/057Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working of aluminium or alloys based thereon of alloys with copper as the next major constituent

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アルミニウム合金における又は関する改良本発明は、特に宇宙構造物に適し及び 冷間圧延緒特性を改良して分ったリチウム含有アルミニウム合金に関する。
そのような合金は、かなりの重量削減、例えば他のアルミニウム合金より20% までもの削減を可能にすることが注目されており、さらに該合金は高い強度と剛 性、そして優れた耐腐食特性をもつことが知られている。しかしながら、該合金 は過去において他の航空機用合金と比較して、破壊靭性の低下に悩みやすく、か つ冷間圧延が困難であった。
マグネシウム、銅及びジルコニウムの微量添加を行い、商業的に開発された好結 果のアルミニウムーリチウム合金はEP−B−0088511中に“8090” と名づけられ、説明されかつクレームされている。この機知の合金は、重量ノイ ーセントで次の組成を持つ: リチウム 2.0ないし2.8 マグネシウム 0.4ないし1.0 銅 1.0ないし1.5 ジルコニウム 0.2未満 マンガン Oないし0.5 ニッケル Oないし0. 5 クロム Oないし0.5 アルミニウム 残部(付帯的不純物を除く)X2020のような、先行のAL− Li合金と対比して、この公知合金を測定すると、該合金は十分な強度のような 他の好ましい性質を失うことなく改善された破壊靭性を示す。
EP−B−0088511において、再結晶の結晶粒径と結晶粒成長を制御する ジルコニウムの重要性が認められており、そして均質化、熱間加工、中間焼鈍を ともなう冷間圧延、固溶体化処理、水急冷及び引伸しの工程を経て合金インゴ・ ノドを処理することが記載されている。
EP−B−0124286は、8090合金と非常に類似した合金に関係してお り、ただし該合金の銅含有量がEP−B−0088511の場合よりも少なくと も重量%で1.6%高められた。この合金は“8091”として商業的に現在認 められている。この特許において、このインゴットの熱履歴が、最終冷間圧延薄 板ないしストリップの等方性に関し、及び後工程冷間圧延を行うことの容易性に 関しても重要であるとして認められている。特に、この特許において教示されて いることは、この鋳塊合金が均質化、熱間圧延、冷間圧延、溶体化処理そして、 その後例えば引伸しのような冷間加工を施こされることである。
適切な処理と熱処理条件を用いることによって、宇宙構造物に対する適切な強度 を待合せる、改良された損傷許容量と供に、随意に改良された冷間圧延特性を持 つ、AL−Li合金から薄板ないしストリップを製造することが可能であること が分っている。
“損傷許容量”は的確な定義がないので、本発明のアルミニウム合金に対する、 −組の代表的な値はニー引張特性: 0.2耐力 >290MPa 引張強さ >400MPa 破断に至るまでの伸び 〉10% ASTM561に従って測定した破壊靭性(Kc):1.6mm+厚の板に対し ては: 板幅 760a+m 500m5 400mmL−T方向 >105 MPa、/”− m>90MPa、I’m>85MParmT−L方向 > 95 MPa、/” ’m>80MPa7m>75MPaym疲労クラック成長: 1.6mm+厚の板da/dn <0.7X10−’n+m/cycle (応力集中係数の範囲=10MPa7m:10MPa7. 1)疲労クラック生 長に関して、加圧胴体構造に適合する損傷許容量の試験において、薄板試料は疲 労クラックが成長するように繰り返し引張応力を受ける。疲労クラックは引張荷 重の軸にほぼ垂直に伝播し、そして破壊が生ずるまで、この方向に連続に成長す る。AL−Li合金の薄板においては、合金の組成及び薄板の製造復層で適切に 制御されていなければ、疲労クラックは垂直な方向から分れて引張軸に平行な方 向に成長する傾向がある。
EP−A−0210112には、(重量%で)lから3゜5%までのLi、4% 以下のCu、5%以下のMg、3%以下のZn及びMn、Cr及び/又はZrの 添加物を含有するALベースの製品において、該合金が0.10%以下のZr。
0.8%以下のMn、0.2%以下のCrを含有し、%Zr10.03+%Mn 10.3+%Cr10.07>1であり、及び該合金の組織が200μmより小 さいが又は等しい平均結晶粒径を有するように再結晶化されていることを特徴と する該製品を開示している。この公報の開示によると、1ないし3.5%Li、 4%以下の銅、5%以下のMg、3%以下のZn(重量%で)及びMn、Cr及 び/又たZnの添加物を含有するA1ベースの再結晶合金の製造方法が、鋳造工 程、可能な均質化工程、熱間圧延工程、及び必要ならば中間焼鈍を伴う可能な冷 間圧延工程、固溶体化熱処理工程、水急冷工程、及び低温時効工程を含んでなり 、そしてZr、Mn及びCrのパーセントが 下記限定: ZrS2.10% Mn≦0.8% Cr≦0.20% と共に%Z r 10.03+%Mn10.3+%Cr 10.0?> 1によ って規定されていることを特徴としている。
この公報には、450℃での中間焼鈍工程の特別な教示及び200から500° Cまでの温度を用いる一般的な指導がある。しかしながら、この記載された温度 範囲内ではひき続く冷間圧延中及び同様に重要な冷間圧延後の再結晶中、金属の 挙動に及ぼす重要な効果を持つ、種々の金属学的変化を生ずることか現在分って いる。
同様に巳P−A−0157711に開示されている主な合金元素としてLi、M g及びCuを本質的に含有しているAIベース合金を製造する方法は、製作、均 質化操作、熱間圧延操作、必要ならば中間焼鈍操作を伴う冷間圧延随意操作、溶 体化処理、急冷操作、随意の制御冷間圧変形操作が及び焼戻し操作からなり、そ して前記熱間圧延操作を100°から420 ’Cの間の温度範囲で行うことを 特徴としている。
開示された方法の目的は高水準の延性と等方性を有する製品を得ることである。
この方法において、記載された随意工程の一つは焼鈍操作であり、この操作は2 00から550°Cの温度範囲で行われ、かつ数分間から数時間続けられる。実 施例には、350″Cで1.5時間の炉中焼鈍が記載されている。この公報にお いては、製造過程でのこの条件の焼鈍が最終製品に損傷許容量を困らせるという 重要な効果が認識されていない。
比較的狭い温度域において、通常には約270及び350°Cの間で中間焼鈍工 程を行うことに、非常に独特な長所があることを意外にも今になって分ってきた 。この温度域内の焼鈍は、マトリックス中の溶質に比較的少量残る溶質元素で室 温までの冷却時に形成される微細で実質上均一な析出をもたらす。この金属学的 組織を持つ材料は、冷間圧延後に、良好な損傷許容量を製品に与えるための最終 焼鈍処理中に容易に再結晶することが分かった。この材料は、冷間圧延されやす いことがさらに分った。
従来の焼鈍処理が施こされたAL−Li合金素材片ないし薄板は、冷間圧延によ る冷間圧下中のエツジ割れあるいは冷間圧延後の巻取中の割れを生じる傾向があ る。商業生産用圧延機での従来の圧延操作においては、これらの問題を、圧延機 を通過するーバス当りの冷間圧延率を15%以下に制限し、かつ圧延機全体で各 パスあるいは数バスごとに中間焼鈍することによって回避していた。製造時間及 び製造コストのかなりの節約は、パス当りの圧下率及び/又は各中間焼鈍間のパ ス回数を太き(することによって達成することができる。アルミニウムーリチウ ム合金の損傷許容量を改善する研究を行なっている間に、前述の金属学的組成を 作る条件の下で焼鈍した材料の冷間圧延挙動に実質的な改善があることが驚くべ きことに分ってきた。そのような材料は、1パス当り25%以上の圧下率で商業 用圧延機にて冷間圧延が可能になり、そして焼鈍処理と焼鈍処理の間に2回以上 のパスが有害なエツジ割れ又は割れを生ずることなしに与えられる。
下限温度は、(a)後工程の冷間圧延挙動に有害であることが分っている、デル タプライム(δ′)と呼ばれる粗い析出物の焼鈍組織の出現、及び(b)加工し た合金に直後の圧延のために十分軟化を得るための必要条件によって設定される 。δ′の記載は、英国、バーミンガム大学、1988年。
K、Gatenbyの博士請求論文にある。この発明に用いられる好ましいアル ミニウムーリチウム合金では、δ′は約270°C以上の温度で出現しないこと が分っている。
焼鈍温度を約350℃に上げることは、粗(て脆い金属間相の急激な形成を招く ことが分っている。この相は多生変化をもつ組成ではあるが、C相として示され ており(参照:英国、バーミノガム大学。1988年、 K、Gatenbyの 薄士請求論文)、そして、この相は、薄板ないしストリップの割れを招くので、 冷間圧延挙動に悪影響を及ぼす。このC相粒子は圧延中に破壊され、これによっ て焼鈍後も組織中に維持される空孔を作り出す。
C相は450°Cで焼鈍した試料には存在しないにもかかわらず、このような高 温度での焼鈍は室温までの冷却中にマトリックスの溶質中に保持される溶質元素 の量を増加させることが分っている。これは二つの有害な結果の原因となる。
(a)冷間圧延中の加工硬化率は、350℃で焼鈍した後よりも450°Cで焼 鈍した後の方がさらに高くなる。例ば、350°Cで中間焼鈍され及び圧下率6 5%の冷間圧延した8090合金は、約100VPNの硬度であるのに対して、 450℃で焼鈍後同じ圧延圧下率を与えた同一の材料は、130VPNの硬度で あった。このより高い硬度はより高い圧延荷重をもたらし、及びこのため圧延中 の困難性を増加し、及び割れる傾向を強める。
(b)中間焼鈍を450°Cで行なった時には、冷間圧延後の再結晶は一層起こ りにくくなる。350°Cで焼鈍しかつ厚さの圧下率37%まで冷間圧延した8 090合金は塩浴中での10ないし20分、530°Cの標準焼鈍後完全に再結 晶した。450“Cで焼鈍し同じ左下率まで圧延した同じ材料は530°Cの焼 鈍後はんのわずかの再結晶を示したにすぎず、及び完全な再結晶は、標準塩浴焼 鈍が続く73%冷間圧下を行うまでは観察されなかった。
本発明に従がって改良された損傷許容量を任意的に有する改良された冷間圧延緒 特性を備えた薄板ないしストリップ材の製造方法を提供し、該製造方法は、下記 工程:(a)重量%での組成: リチウム 1.9ないし2.6 マグネシウム 0.4ないし1.4 tR1,oないし2.2 マンガン Oないし0.9 ジルコニウム 0ないし0.25 他の結晶粒制御元素 のうち少なくとも一種 0ないし0. 5ニツケル 0ないし0. 5 亜鉛 0ないし0.5 アルミニウム 残部(付帯的不純物を除く)の合金であって、前記他の結晶粒制 御元素は、ハフニウム、ニオブ、スカンジウム、セリウム、クロム、チタン及び バナジウムから選択され、かつ(i)マグネシウム、(ii)ジルコニウム及び 前記他の結晶粒制御元素結晶の一種(iii)の少な(とも1つが存在する該合 金のビレットを熱間圧延するのに適した条件で、用意する工程; (b)焼鈍に通する中間形成物を生成するように前記ビレットを熱間圧延する工 程; (C)焼鈍温度を前記中間形成物が後で圧延されるのに十分なほど軟化するのに 十分に高く、かつ本質的にδ′析出物を形成しない程度高く、しかしかなりの量 のC相を形成する程高くはしないで、そして焼鈍時間を工程(d)に必要な加工 硬化の程度を減少するのに、十分な程度に可溶成分を該中間形成物中に析出させ るのに十分な時間として、前記中間形成物を焼鈍する工程; (d)所望の厚さの薄板ないしストリップを製造するため及び工程(e)の間に 、本質的に十分に再結晶した結晶組織を形成するのに十分な程度に、前記焼鈍さ れた中間形成物を冷間圧延する工程; (e)その中に本質的に十分再結晶した結晶組織を生成するように、前記冷間圧 延した板ないしストリップ材を急熱急冷する工程: からなる。
一般にこのビレットは鋳物の形態で提供される。ビレットを熱間圧延するのに適 した状態にするためには、下記の2つの付加工程が必要である。
(1)溶融状態から冷却及び凝固に起因する、前記鋳造ビレット中の内部応力を 除去するに十分な時間及び温度で、前記鋳造ビレットを加熱する工程; (2)前記ビレット中の低溶融点相の実質的全てを、溶解することなしに分解す るのに十分なかつ均質化されたビレットを、製造するのに十分な温度、速度およ び時間で、前記応力除去ビレットを加熱する方法; しかしながら、このビレットは他の従来技術、例えば、スプレー付着、(spr ay deposition)又は粉末技術によっても用意できる。これらの場 合、前述の二つの随意の工程を必要としない。
本発明に用いたいくつかの合金では、それらが改良した損傷許容量を持つ薄板な いしストリップを製造するに十分な程度に室温で時効することが分った。しかし ながら、他の合金では独特な時効ステップが必要である。両方の場合において、 必要ならば、引伸し、槌打ちが時効に先立って行なわれる。
その上、時効に先立って、再びステップ(C)から可能ならば、ステップ(d) から前述の工程を繰り返すことにより、再結晶した薄板ないしストリップを再び 随意に再結晶させることができる。2回目の再結晶は、完全な再結晶を達成する に必要な冷間圧延量が、−回目の30〜40%に比較して十分に少ない(10な いし20%)ので、−回目の再結晶より達成することが十分に容易であることが 分っている。この容易な2回目の再結晶は、多分最初の再結晶の結果として生ず るAl3Zr分散粒子の整合性喪失すなわち、その後の再結晶を妨げる効果を減 少する非整合A1.Zrを伴う、結果である。
本発明に用いたアルミニウムーリチウム合金はマグネシウムと、銅と結晶粒制御 元素の少な(とも1種とを含有し、その含有量は結晶粒粗大化を防ぐ能力のある 粒子を分散させ、一方では後の処理工程中に再結晶を可能にするのに十分な量で ある。ジルコニウムは好ましい結晶粒制御元素であり、しかしハフニウム、ニオ ブ、スカンジウム、セリウム、クロム、マグネシウム、チタン、又はバナジウム 又はそれらの混合を含む他の元素はジルコニウムと一緒に又は無しで使用される 。
一般に、ジルコニウムは重量%で0.15%までの量、好ましくは0.05ない し0.10%及びさらに好ましくは0゜05ないし0.07%用いられる、とは いえジルコニウム又は他の結晶粒微細化元素の正味量は、用いられるその鋳造条 件、鋳造インゴットの形状、特に用いられるインゴット冷却システム、及びその 後の焼鈍処理に依存する。通常、バランスは、この加熱処理工程中に起り、本質 的なものである、全面的再結晶を与えるのに十分少ないZr成分と有益な結晶粒 制御効果を持つためには合理的に十分多いZr成分との間で決定される。
重量%で2.60%より高いリチウム含有量では、その結果の薄板ないしストリ ップ材は、冷間圧延を困難することが分ったため、好ましくは、重量%で2.5 より高くなくかつ2.20%まで低(ないリチウム量とし、さらに好ましくは重 量2.25から2.45%とする。
マグネシウムに対してはその好ましい範囲は重量%で0゜)ないし1.4%、望 ましくは0.8ないし1.2%であり、一方銅に対してはその好ましい範囲重量 %では1.0ないし1、 4%、望ましくは、1.10ないし1.30%である 。
マグネシウムの存在は、結晶粒制御元素として及び再結晶を促進するので有益で あって、0.9%まで添加できるにもかかわらず、実際面ではスクラップ金属を 再利用する場合にトラブルを生じさせるので、この元素の添加には抵抗がある。
しかしながら、マグネシウムは結晶粒制御作用を有するので存在する時にはマグ ネシウムの重量%で0.5%以下である。
合金の残りの含有物は好ましくはAA8090と同ようにする、しかしここで亜 鉛は故意の添加として又は混入元素として0.5%以下の量存在して良く、混入 は、例えばAl−Zn合金と張合わせたAl−Li合金製品を再利用する結果と して生じる。
初期鋳造方法を用いた本発明に従う薄板ないしストリップ材の製造処理工程を次 のとうりである。
1、 この合金は鋳造され、好ましくは、ダイレクトチル方法によってなされ、 次に溶融合金の溶湯からの冷却によって生じた内部応力を除去するのに十分な温 度まで制御した速度で加熱する。前述の好ましい合金にとって、加熱温度は、普 通は、300及び500°Cの間で、好しくは300と400°Cの間である。
この加熱中に、過飽和固溶体中に保持された構成成分の少な(ともいくつかが析 出するであろう。
λ 加熱工程から中間冷却又は直接続くどちらかで、その応力除去したビレット は、低融点相を溶解せずに事実止金て分解するような制御した速度で加熱される 、及びそのビレットは、その溶解しうる相を全て事実上分解するための温度及び 十分な時間保持によって均質化され、そしてこのビレットを室温まで冷却し、皮 むきする。
3、 均質化したビレットは、その後、一般に535と545°Cの間で再加熱 され、熱間圧延され、随意に中間段階で再加熱され、及び高温での交差圧延のよ うな熱間引伸しを随意行って、焼鈍に適した中間形成物を作る。望むなら、熱間 圧延した金属は、生した第2相の変質と分布をさせるため約450°Cに加熱さ れる。
4、 次に、熱間加工した材料は、冷間圧延中の加工硬化の程度を減少するため に、可溶性成分を析出させるために、焼鈍される。前述の好ましい合金にとって 、この熱間加工は一般に用いる合金の正味組成に依存する約270℃と350  ”Cとの間で、好ましくは約270’と325°Cの間で、及びさらに好ましく は約300°Cで行う。今までの検討のように、この焼鈍温度は、その後圧延す ることに対して中間形成物を十分に軟化するために十分高くする、及び本質的に δ′析出物を形成しない程度高く、しかし重要なC相を形成するほど高くない。
5、 そして、この焼鈍した材料は、その最終厚まで冷間圧延され通常270° と350°Cとの間での中間焼鈍は任意であり、Fi板ないしストリップへの十 分な冷間加工は固溶体化処理中に微細再結晶粒組織を形成するようになされる。
6、 この冷間加工した板ないしストリップは、その後固溶体化処理されかつ十 分に再結晶された結晶粒組織を作るために、適切な熱処理温度まで急加熱を、好 ましくは塩溶中で行う、そして急冷却を、好ましくは水急冷を行う。この加熱処 理が二工程でなされるうることに注目すべきであり、第一工程では再結晶を引き 起すために450°Cがら約530″C以下の低温度であり、次の第二工程では 板ないしストリップを溶体化処理するために約530°Cであって、水急冷が続 く。この加熱工程を連続加熱処理炉、大気循環炉又は誘導加熱によって行うこと もできるが塩浴が好ましい。
7、 随意の再結晶を先に検討したように工程4から再び、又は工程5から再び 開始して行うことができる。
8、 その後この焼入だ板ないしストリップを、望むならば引伸し及び/又は槌 打ちし、それから時効し、例えば約150℃で24時間の時効で、最終製品を製 造する。自然時効が、靭性及び強度の所望の特別な組合せに応じて、ある種の合 金にとっては可能である。
本発明の実施M探測を、下記の実施例及び添付した図面を参照し、例として次に 記述する。
実施例1 マンガン含有合金を本発明に従って作った。
表1の組成Aを持つインゴットを直接チル鋳造法によって鋳造し次に応力を54 0℃の均質化で除去した。このインゴットを4mm厚さの素材片に熱間圧延しそ して8時間300°Cで焼鈍した。この素材片を3.0m+*厚まで冷間圧延し 、再び300°Cにて8時間焼鈍した。その後、この素材片を1゜6mm厚まで 冷間圧延し、塩溶中で530℃にて10分間固溶体化処理し、次に水急冷した。
2%の槌打及び引伸し後に、得られたストリップを150℃で24時間時効した 。
この薄板の再結晶粒径、引張及び破壊靭性諸性質を表2に示した。
この合金は勝れた機械的性質を持つが、先に述べた理由のから、Mn添加をしな いほうが好ましいことがある。疲労性質は同等条件で試験した張合せ2024合 金より勝れることが分った。
実施例2 表1の組成りを持つインゴットを鋳造し、次に前述の実施例1に従い熱間及び冷 間圧延をした。この仕上した薄板の結晶粒径及び機械的性質を表2に示す。
疲労試験を行なって、疲労クラックが引張応力軸に垂直方向に初期に成長し、し かしその後巨視的スケールでこの軸方向に意味のある離脱を示した。この疲労ク ラック挙動は、大型輸送航空機の外装板のような、ある一定の航空構造物には受 入れられないけれども、高損傷許容範囲を必要とする他の分野、例えば、薄板材 から組立てる胴体架台、において受入れられるであろう。
実施例3 表1の組成Cを持つインゴットを実施例Iでのように処理した。この仕上げ薄板 の再結晶粒径及び機械的性質を表2に示す。
疲労試験をこの合金について行ったところ、このクラックは巨視的なりラック離 脱なしに応力軸方向に垂直に成長した。
表1 インゴット Li Cu Mg Zr MnA 2.331.190.690. 070.29B 2.441.270.730.06 −C2,271,180 ,830,07−D 2.321.140.850.07 −表2 実施例 0.2%耐力 引張強さ 伸び Kc 結晶粒径3MP a MP a  % MPa/m umL−T’ T−L” A L340 438 11 167 117 15T308 443 12 B L346 443 10 140 106 21T309 440 12 CL329 421 10 150 111 21T293 422 12 注: 1 760+uw幅の板 2 500m−幅の板 3−ASTMEl 12に従った測定 実施例4 表1の組成りを持つインゴットを実施例1でのように処理し、ただし、1.4I I11厚まで冷間圧延した後で、冷間圧延したいくつかの薄板を530℃にて3 0分間塩浴中で再結晶させ、そして冷水急冷をして微細等軸再結晶粒組織(D、 )にし、またいくつかの薄板を予熱空気再循環炉中で30分間530°Cで再結 晶させ、そして微細層状再結晶粒組織(D2)にした。両方の材料を2%引伸し 、次に同じ耐力水準を与えるために150°Cで異なる時間で時効した。この薄 板の再結晶粒径、引張及び破壊靭性諸性質を表3に示す。
両方の材料は非常に高い水準の破壊靭性を示すことが分る。
(板厚の減少及び狭い試験片幅の採用の2つの理由から、これらの1.4mo+ 厚さの材料から得られた靭性値は表2に示す1.611Im厚さの材料の値より わずかに低い。)表3 実施例 時効 PS TS EL KC”(L−T)結晶粒径(hr/″C)  (MPa) (MPa) % (MPa/m) (μm)D、16/150 L 325 434 12.5 134 18D、64/150 L329 419  9.0 125 23x40* 4001I+m幅の板 実施例5 実施例4の塩浴再結晶材料の試料をその後5%及び12%含む圧下率の範囲で冷 間圧延した。次に、この試料を530°Cで30分間塩浴中で焼鈍した。結晶粒 組織の実験において、5%圧延した試料は過度の2次結晶粒成長を示した、とこ ろが12%以上圧延した試料は微細で完全な再結晶粒組織を示すことが分った。
約300℃で中間焼鈍を施した熱間圧延素材片は、それが約30%冷間圧下を受 けるまで530°Cで焼鈍中に完全な再結晶しないことが明らかとなった。
二回目の再結晶は一回目の再結晶より少ない歪で導入されることをこの実施例が 示す。
薄板のバッチ処理について説明したが、連続熱処理ラインで処理することが可能 であることも正しい評価である。連続熱処理ラインで最も便利に処理できるとこ ろの2段熱処理は実施例5に示すように、この仕上薄板に驚べき効果をもたらす ことがわかった。
実施例6 8090標準材料の鋳塊片を応力除去し、均質化し及び61厚に熱間圧延した後 540℃まで再加熱した。次にこの薄板の試料を275°と475℃の温度の間 で16時間焼鈍し、そして厚さの40%の圧下率まで冷間圧延した。比較のため 、熱間圧延材のままの試料を厚さの40%の圧下率まで冷間圧延した。
カーフ・ティヤー・試験(Kahn Tear Te5t) (参照、J−カウ フマンとM、ホルトによる“アルミニウム合金の破壊特性”と題し、1965年 にアルコア技術誌(18)に公表された: Alcoa Technical  Paper 18 published in 1965 entitied  ’Fracture Characteristics of Alumini um A11ors” byJ、Kaufvsan and M、Ho1t)の ため準備した試料を使ってクラ・ンク発生に必要とするエネルギー及びクラック 伝播に必要エネルギーを確定するため従来の手順を用いて試験をした。クランク 伝播エネルギーの著るしい増加が、図1に示されるように、275°と350℃ 間で焼鈍した試料で観察されている。
350℃以上では中間焼鈍のない冷間圧延を行なった試料の水準よりもわずかに 上の水準まで結局は陣下し減少した。焼鈍最適温度は275°と350°Cの間 にあることをこれらの結果が立証している。なぜならばこの温度領域はその後、 冷間圧延中の割れを少なくするらしい。
カーノ・ティヤー試験に用いた厚さは0.100“ (2゜54no+)であっ た。
実施例7 2.48Li−1,22Cu−0,83Mg O,069Zrの組成(重量%) 及び6.4nn厚さの熱間圧延した試料を300°Cと350°Cでそれぞれ1 . 2.4. 8. 16及び24時間焼鈍し、引き続き空冷した。比較のため 、いくつかの試料を1時間と16時間の焼鈍し、徐冷却炉を用いて冷却した。試 料の引張諸性質が測定されそして表4に示されている。
両方の焼鈍温度で耐力及び最大強さの水準は減少しかつ延性は焼鈍時間と共に増 加することが認められる。したがってたとえ短い焼鈍時間で続いて遅い炉冷却を したとしても、長い焼鈍時間(16h)は短い焼鈍時間(1〜2h)よりも著し い軟化及び延性を材料にもたらす。最も高い延性をもたらす最適焼鈍処理は30 0 ’Cで16時間であることが分った。
注目すべきことに、これらの結果が証明していることは、最低の強さ及び最大の 延性がEP−A−0157711の実施例2及び3に例挙する長い熱処理時間で 生ずることである。
さらに、強さ及び延性の水準は、焼鈍温度からの冷却によってそれほど影響され ない。
焼鈍時間の延長あるいは上り高温度は多くの合金の延性を増加させ及び強さを減 少させることが知られているけれども、本発明のAl−Li合今においては、上 述の温度範囲に加熱したときに、強さ及び/又は延性に逆に作用する金属間相を 形成する傾向のある、このことが観察されるのは驚べきことである。
表 4 焼鈍温度 時間 冷却方法 0.2%耐力 引張強さ 伸び(”C) (h)  (MPa)(MPa)(%)3001 炉冷 191 303 9.53001  空冷 183 297 9.73002 空冷 184 .295 10.9 3004 空冷 176 288 9.53008 空冷 1.77 288  10.0300 16 空冷 172 277 12.2300 16 炉冷  176 278 11.5300 32 空冷 169 271 11.635 01 炉冷 183 292 9.93501 空冷 179 293 10. 73502 空冷 176 286 10.43504 空冷 174 281  11.03508 空冷 170 273 11.4350 16 空冷 1 68 259 11.1350 16 炉冷 162 257 10.1350  32 空冷 161 255 11.5国際調査報告 一劇−N蓼^sec・電場内軸・PCT/GB90101Bへ1国際調査報告 GB 9001851

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. (1)下記工程; (a)重量%での組成; リチウム 1.9ないし2.6 マグネシウム 0.4ないし1.4 銅 1.0ないし2.2 マンガン 0ないし0.9 ジルコニウム 0ないし0.25 他の結晶粒径制御元素 のうち少なくとも一種 0ないし0.5ニッケル 0ないし0.5 亜鉛 0ないし0.5 アルミニウム 残部(付帯的不純物を除く)の合金であって、前記他の結晶粒制 御元素はハフニウム、ニオブ、スカンジウム、セリウム、クロム、チタン、及び バナジウムから選択され、かつ(i)マグネシウム、(ii)ジルコニウム及び 前記他の結晶粒制御元素の一種(iii)の少なくとも一つが存在する該合金の ビレットを熱間圧延するのに適した条件で、用意する工程; (b)焼鈍に適する中間形成物を生成するように前記ビレットを熱間圧延する工 程; (c)焼鈍温度を前記中間形成物が後で圧延されるのに十分なほど軟化するのに 十分に高く、かつ本質的にδ′折出物を形成しない程度高く、しかしかなりの量 のC相を形成する程高くはしないで、そして焼鈍時間を工程(d)に必要な加工 硬化の程度を減少するのに、十分な程度に可溶成分を該中間形成物中に析出させ るのに十分な時間として、前記中間形成物を焼鈍する工程; (d)所望の厚さの簿板ないしストリップを製造するため及び工程(e)の間に 、本質的に十分に再結晶した結晶組織を形成するのに十分な程度に、前記焼鈍さ れた中間形成物を冷間圧延する工程; (e)その中に本質的に十分再結晶した結晶組織を生成するように、前記冷間圧 延した板ないしストリップ材を急熱急冷する工程; からなる改良した損傷許容量を随意に持ち、冷間圧延特性を改良した板ないしス トリップ材の製造方法。
  2. 2.前記ビレットを鋳造しそして下記工程;(1)溶融状態から冷却及び凝固に 起因する、前記鋳造ビレット中の内部応力を除去するに十分な時間及び温度で、 前記鋳造ビレットを加熱する工程; (2)前記ビレット中の低溶融点相の実質的全てを、溶解することなしに分解す るのに十分なかつ均質化されたビレットを、製造するのに十分な温度、速度およ び時間で、前記応力除去ビレットを加熱する方法; によって熱間圧延のための条件に、前記ビレットを調整することを特徴とする請 求項1に記載の方法。
  3. 3.前記工程(1)と(2)との間に、前記応力除去ビレットを冷却する工程を 含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 4.前記合金が重量で2.25から2.45%までの量のリチウムを含有するこ とを特徴とする上述の請求項のいずれか1項に記載の方法。
  5. 5.前記合金が重量で1.10から1.30%までの量の銅を含有することを特 徴とする上述の請求項のいずれか1項に記載の方法。
  6. 6.前記結晶粒制御元素がジルコニウムであり、かつ重量%で0.05から0. 10%までの量であることを特徴とする上述の請求項のいずれか1項に記載の方 法。
  7. 7.ジルコニウムが重量%で0.05から0.07%までの量であることを特徴 とする上述の請求項のいずれか1項に記載の方法。
  8. 8.前記合金が重量%で0.8から1.2%まで量のマグネシウムを含有するこ とを特徴とする上述の請求項のいずれか1項に記載の方法。
  9. 9.前記合金が重量%で0.5%までの量のマンガンを含有することを特徴とす る上述の請求項のいずれか1項に記載の方法。
  10. 10.前記焼鈍工程(c)が270°から350℃までの温度で行なわれること を特徴とする上述の請求項のいずれか1項に記載の方法。
  11. 11.前記焼鈍工程(c)が270°から325℃までの温度で行なわれること を特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 12.前記工程(b)における前記ビレットの熱間圧延中またはその直後に再加 熱工程、及び前記均質化したビレットを熱間拡張する任意工程を含んでいること を特徴とする上述の請求項のいずれか1項に記載の方法。
  13. 13.前記工程(d)における前記焼鈍中間形成物の冷間圧延中に、少なくとも 一回の中間焼鈍工程を含むことを特徴とする上述の請求項のいずれか1項に記載 の方法。
  14. 14.前記工程(e)での前記冷間圧延板ないしストリップ材の加熱が塩浴中で 行なわれることを特徴とする上述の請求項のいずれか1項に記載の方法。
  15. 15.前記工程(e)での加熱した前記冷間圧延板ないしストリップ材の冷却が 水急冷を用いて行なわれることを特徴とする上述の請求項のいずれか1項に記載 の方法。
  16. 16.前記工程(e)の後、前記工程(c)か又は前記工程(d)及びその工程 の後で、前記再結晶された板ないしストリップ材を再び再結晶することを特徴と する上述の請求項のいずれか1項に記載の方法。
  17. 17.前記工程(e)の後、前記板ないしストリップ材が引伸され及び/又は槌 打されそして時効されることを特徴とする上述の請求項のいずれか1項に記載の 方法。
JP3500675A 1989-11-28 1990-11-28 冷間圧延特性を改良した板またはストリップ材の製造方法 Expired - Lifetime JP3022922B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8926861.9 1989-11-28
GB898926861A GB8926861D0 (en) 1989-11-28 1989-11-28 Improvements in or relating to aluminium alloys

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05501588A true JPH05501588A (ja) 1993-03-25
JP3022922B2 JP3022922B2 (ja) 2000-03-21

Family

ID=10667038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3500675A Expired - Lifetime JP3022922B2 (ja) 1989-11-28 1990-11-28 冷間圧延特性を改良した板またはストリップ材の製造方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5374321A (ja)
EP (1) EP0504218B1 (ja)
JP (1) JP3022922B2 (ja)
AU (1) AU7895991A (ja)
DE (1) DE69029146T2 (ja)
GB (1) GB8926861D0 (ja)
WO (1) WO1991008319A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2181166T3 (es) 1997-02-24 2003-02-16 Qinetiq Ltd Aleaciones de aluminio-litio.
DE602004017787D1 (de) * 2004-09-06 2008-12-24 Federalnoe G Unitarnoe Predpr Aluminiumlegierung und daraus hergestelltes produkt
RU2363755C2 (ru) * 2006-12-08 2009-08-10 Открытое акционерное общество "Каменск-Уральский металлургический завод" Способ получения листового проката из алюминиевых сплавов
SE534565C2 (sv) * 2009-06-23 2011-10-04 Linde Ag Glödgning av kallvalsade metallband
RU2461642C1 (ru) * 2011-05-12 2012-09-20 Федеральное Государственное Унитарное Предприятие "Центральный Научно-Исследовательский Институт Конструкционных Материалов "Прометей" (Фгуп "Цнии Км "Прометей") Способ изготовления горячекатаных полуфабрикатов из алюминиевых сплавов со скандием
JP5973761B2 (ja) * 2012-03-27 2016-08-23 オリンパス株式会社 ケーブル接続構造
CN104451272B (zh) * 2014-11-21 2016-11-23 上海交通大学 轻质高强铸造铝锂合金及其制备方法
CN108754358B (zh) * 2018-05-29 2020-03-17 江苏理工学院 一种耐低温铝合金复合材料及其制备方法
CN110541131B (zh) * 2019-08-29 2021-02-19 哈尔滨工业大学 一种基于粒子激发形核的Al-Cu-Li合金形变热处理工艺
CN113182353B (zh) * 2021-03-12 2022-09-20 北京北冶功能材料有限公司 一种航空发动机用镍基高温合金冷轧箔材的制备方法
PL440101A1 (pl) 2022-01-04 2023-07-10 Kghm Polska Miedź Spółka Akcyjna Sposób otrzymywania stopów Ti-Re o wysokiej plastyczności, stopy Ti-Re otrzymane tym sposobem i ich zastosowanie
CN114672686B (zh) * 2022-03-21 2022-10-28 华中科技大学 一种外加纳米颗粒增强铸造铝锂合金的制备方法
CN115418534B (zh) * 2022-09-19 2023-05-09 郑州轻研合金科技有限公司 一种8090铝锂合金细晶板材及其制备方法
CN115572924B (zh) * 2022-09-28 2023-11-21 中国航发北京航空材料研究院 一种降低7000系飞行器板材损伤容限各向异性的工艺方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2137656B (en) * 1983-03-31 1986-04-09 Alcan Int Ltd Aluminium alloy heat treatment
FR2561264B1 (fr) * 1984-03-15 1986-06-27 Cegedur Procede d'obtention de produits en alliages al-li-mg-cu a ductilite et isotropie elevees
FR2583776B1 (fr) * 1985-06-25 1987-07-31 Cegedur Produits a base d'al contenant du lithium utilisables a l'etat recristallise et un procede d'obtention
US4647318A (en) * 1985-10-03 1987-03-03 Foreman Robert W Solution heat treatment for aluminum alloys
FR2626009B2 (fr) * 1987-02-18 1992-05-29 Cegedur Produit en alliage d'al contenant du li resistant a la corrosion sous tension
FR2610949B1 (fr) * 1987-02-18 1992-04-10 Cegedur Procede de desensibilisation a la corrosion sous tension des alliages d'al contenant du li
FR2646172B1 (fr) * 1989-04-21 1993-09-24 Cegedur Alliage al-li-cu-mg a bonne deformabilite a froid et bonne resistance aux dommages

Also Published As

Publication number Publication date
DE69029146T2 (de) 1997-04-10
EP0504218A1 (en) 1992-09-23
US5374321A (en) 1994-12-20
EP0504218B1 (en) 1996-11-13
WO1991008319A1 (en) 1991-06-13
DE69029146D1 (de) 1996-12-19
GB8926861D0 (en) 1990-01-17
AU7895991A (en) 1991-06-26
JP3022922B2 (ja) 2000-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4927470A (en) Thin gauge aluminum plate product by isothermal treatment and ramp anneal
US4946517A (en) Unrecrystallized aluminum plate product by ramp annealing
US4988394A (en) Method of producing unrecrystallized thin gauge aluminum products by heat treating and further working
JP3194742B2 (ja) 改良リチウムアルミニウム合金系
EP0247181B1 (en) Aluminum-lithium alloys and method of making the same
US5882449A (en) Process for preparing aluminum/lithium/scandium rolled sheet products
US5061327A (en) Method of producing unrecrystallized aluminum products by heat treating and further working
JPH111737A (ja) 耐食性に優れる高強度熱処理型7000系アルミニウム合金とその製造方法
US3847681A (en) Processes for the fabrication of 7000 series aluminum alloys
JP2004534152A5 (ja)
EP0368005B1 (en) A method of producing an unrecrystallized aluminum based thin gauge flat rolled, heat treated product
EP0281076B1 (en) Aluminum lithium flat rolled product
JPH05501588A (ja) 冷間圧延特性を改良した板またはストリップ材の製造方法
EP0325937B1 (en) Aluminum-lithium alloys
US5135713A (en) Aluminum-lithium alloys having high zinc
JPH05195172A (ja) アルミニウム基合金平坦製品の製造方法
EP0266741B1 (en) Aluminium-lithium alloys and method of producing these
JPS5953347B2 (ja) 航空機ストリンガ−素材の製造法
JPH0447019B2 (ja)
JPH07116567B2 (ja) A1−Cu−Li−Zr系超塑性板の製造方法
JPH0672295B2 (ja) 微細結晶粒を有するアルミニウム合金材料の製造方法
JPWO2021130636A5 (ja)
JPH0588302B2 (ja)
JP2652016B2 (ja) 微細結晶粒を有するアルミニウム合金材料の製造方法
CN115612897B (zh) 一种减小6082铝合金型材粗晶层的方法