JPH05501470A - テープカセット、ことに磁気テープカセットおよびそのための薄板 - Google Patents

テープカセット、ことに磁気テープカセットおよびそのための薄板

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JPH05501470A JP2511202A JP51120290A JPH05501470A JP H05501470 A JPH05501470 A JP H05501470A JP 2511202 A JP2511202 A JP 2511202A JP 51120290 A JP51120290 A JP 51120290A JP H05501470 A JPH05501470 A JP H05501470A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 テープカセット、ことに磁気テープカセットおよびそのための薄板 本発明は底壁および蓋壁ならびに後壁および前壁を有するカセットケーシングと 、テープを巻取り、巻戻し得るようになされた実質的にフランジを持たないリー ル上の少な(とも1個のテープ巻回体とを有し、テープ旋回部を有するテープ巻 回体とカセットの底壁および蓋壁との間に、カセット中間平面に関し互いに対向 するように設けられた弯曲ないし屈曲部分を有する薄板が巻回体を発条的に押圧 するように配設されており、この薄板がその中間部分に長手方向屈曲線を有し、 これが部分的に底壁面もしくは蓋壁面に支承されており、テープ巻回体に向けら れた屈曲部を有し、少なくともリールおよび/あるいはテープ巻回体に対して発 条力を及ぼすようになされたテープカセット、ことに磁気テープカセットならび にこの種テープカセットに適するように構成された挿置薄板に関するものである 。
例えば西独特許2825457号から、約1 mmから約1.2n+mの軸線方 向自由空間を有するコンパクトカセットのための、0.28から0.53mmの 突条高さを有する長平方向の拘束的突条を有する薄板が公知である。この長手方 向突条はリールおよびテープ巻回体に指向される。この薄板は上述した高さ範囲 (例えば0.2から0.3闘)の範囲内において、テープ巻回体とケーシング壁 の間に設けられたワッシャーのように作用する。上記薄板は発条力を有しないか らである。従ってテープ巻回体の高さないし厚さは、ケーシング壁に装着される べき薄板との間の自由空間間隔に対応するようになされねばならない。突条高さ が上述した範囲の上限(例えば0.4から015mm)になると、カセットの回 転モーメントが高くなり、ケーシング中のテープ巻回体が制動される事態を招来 し易くなる。
またコンパクトカセット用の2本の屈曲線を有する薄板が西独実用新案登録86 06119号から公知である。この長平方向屈曲稜縁はテープ巻回体に指向され ており、その薄板中間平面に対し上方ないし下方に屈折している稜線はカセット の蓋壁ないし底壁に支承されている。これにより薄板はその発条力でケーシング とテープ巻回体との間に保持される。この発条特性は比較的平板かつ直線的であ り、スプリングコンスタントないしばね定数は小さい。全テープ巻回体の重量が この薄板を押圧すると、両者間に作用する発条力は、テープ巻回体を薄板に対し て、もしくはケーシング壁面に対して保持するには不充分となる。カセットの録 音ないし再生操作中に、著しく扁平な接触が薄板、カセットケーシングおよび磁 気テープの間に生ずると、ことに磁気テープ表面抵抗が過度になると、静電荷帯 電を生じ、その結果カセットの回転モーメントが上昇し、やがてはカセット操作 は不能となる。
そこで本発明により解決されるべき課題は、満足すべき回転モーメントをもたら すべき、適当なテープ巻回体の当接保持、テープの、ことにリールに巻回される べき、あるいはこれから巻戻されるべきテープ部分の案内をなし得る挿置薄板を 備えたテープカセットならびにこのような挿置薄板自体を提供することである。
しかるにこの課題は底壁、蓋壁、背面壁、正面壁を有 ′するケーシングと、テ ープを巻取り、巻戻し得るようになされた実質的にフランジを持たないリール上 の少なくとも1個のテープ巻回体とを有し、テープ旋回部を有する巻回体とカセ ットの底壁および蓋壁との間に、カセット中間平面に関し互いに対向するように 設けられた弯曲ないし屈曲部分を有する薄板が巻回体を発条的に押圧するように 配設されており、この薄板が発条作用部分としてその中間部分に長手方向屈曲線 を有し、これが部分的に底壁面もしくは蓋壁面に支承されており、テープ巻回体 に向けられた屈曲部を有し、少な(ともリールおよび/あるいはテープ巻回体に 対して発条力を及ぼすようになされたテープカセット、ことに磁気テープカセッ ト°であって、長手方向屈曲線が種々の横断面形状をもって構成され、種々の大 きさの発条押圧力を少なくともリールおよび/あるいはテープ巻回体に及ぼすよ うになされていることを特徴とするカセットにより解決される。
上記課題はさらに本質的にフランジを持たないリール上の少なくとも1個のテー プ巻回体を有するテープカセット、ことに磁気テープカセット内において、テー プ巻回体とカセット底壁および蓋壁との間にそれぞれ挿置される挿置薄板であっ て、この底壁がカセット中間平面に関して互いに対向するように、中間平面方向 に向けて発条的押圧力を及ぼすための設けられた弯曲ないし屈曲部分を有し、薄 板がこの発条作用部分として長手方向屈曲線を有し、その中間平面から遠い方の 面が薄板を支承するように構成され、中間平面に指向される屈曲部分が発条押圧 力を及ぼし得るスプリングコンスタントを有し、長手方向屈曲線が中間平面方向 に種々の大きさの発条押圧力を及ぼすために種々の横断面形状で形成され、種々 の大きさの発条押圧力が種々の薄板部分により薄板表面に分布せしめられるよう になされた薄板により解決される。
上述のようにして始めて、良好なテープの案内およびテープ巻回体の当接保持が 、この案内ないし当接保持により従来一般的にもたらされた帯電を軽減しあるい はもたらすことなく、可能になされる。
ここで使用される「長手方向屈曲線」なる用語は、薄板(例えばコンパクトカセ ットに使用される薄板)の長平方向に延びる、弯曲され、あるいは屈曲された薄 板部分を意味する。
長手方向屈曲線はその実施態様において長手方向延長線において種々の横断面形 状を有する。この長平方向屈曲線は、薄板の中央部分において、またその端部部 分において、大きいあるいは小さい発条押圧力をもたらすために種々の横断面形 状で構成されることが望ましい。
これによりカセット中においてテープ、テープ巻回体およびリールに対し所定の 各発条押圧力をもたらし得る。
長平方向屈曲線はリールの直径範囲内あるいはわずかにその外周に設けられるこ とが望ましい。
これにより良好な当接保持および空のリールへの変向案内が行われ、リール直径 のわずかに外周部分に在る長手方向屈曲線によりリールに巻取られるべきテープ 旋回部の案内および変向が始めて可能となる。
両リール中心を結ぶ長手方向中間軸線を横切る共通平面に並置された2個のテー プ巻回体を有するテープカセットにおいて、矩形状薄板には、長手方向中間軸線 とケーシング背面側壁との間に、薄板両短辺まで延びる、比較的大きい発条押圧 力を有する第1の長手方向屈曲線を設けることができる。
これにより、ことにテープが制動されるおそれのあるカセット背面壁付近におい て、比較的強い発条力でテープ巻回体を当接保持し、支承して広い範囲にわたる テープ巻回体と薄板との間の面接触を回避できる。
他の実施態様において、同一面上に並置されたテープ巻回体を有するカセット内 で、カセット長手方向中間軸線とケーシング前方側壁との間に、上記第1長手方 向屈曲線に(らべて短い、第2長手方向屈曲線を形成することができる。これは 薄板側短辺までは延びていないが少なくともリールの一方から他方までの長さが なければならない。
これにより少なくともリール部分近傍に比較的強い発条押圧力を及ぼすことがで き、またカセットの長平方向中間軸線に関しほぼ対称的にリールに上記押圧力を 及ぼすので、ケーシング壁面間の所定平面間においてリールが水平方向位置に発 条的に保持される利点が達成される。
本発明によるテープカセットの実用的実施態様において、第1長手方向屈曲線お よび/あるいは第2長手方向屈曲線の短い中央部分が二重屈曲により構成され、 その一方の屈曲稜縁がカセット底壁もしくは蓋壁に、他方の屈曲稜縁がテープ巻 回体に指向される。
あるいはさらに、長い第1長手方向屈曲線と第2長手方向屈曲線の短い中央部分 が、それぞれ比較的大きい発条押圧力を有する比較的幅の狭い突条により構成さ れ得る。
この実用的な実施態様により、長手方向突条を有する薄板の発条特性が調整され 、維持され得る利点がもたらされ得る。
さらに第2長手方向屈曲線の短い中央部分の両端に、それぞれ巻取られ、巻戻さ れるべきテープのための走入/走出屈曲部分が設けられ、これらにより第2長手 方向屈曲線が薄板の縁辺まで延長され、これが短い第2長手方向屈曲線にくらべ て小さい発条押圧力を示すようにすることができる。これにより、屈曲部分の弱 い発条押圧力で、走入ないし走出テープ部分が、例えば傾斜姿勢ないし折曲によ り垂直姿勢、垂直構成に変更されるのではなく、その垂直姿勢、垂直構成にその まま支承され、方向ずけられる利点がある。さらに、カセット製造の際、テープ の巻取りにより薄板の走入条溝の形成が軽減される。
さらに他の実施態様において、カセット長手方向中間軸線とケーシング背面側壁 との間、および長平方向中間軸線とケーシング正面側壁との間において、それぞ れ比較的大きい発条押圧力を有する、リールの一方から他方まで延びる長平方向 屈曲線が設けられ、その両端にそれぞれ巻取られ、巻戻されるべきテープ部分の ための走入/走出屈曲部分が設けられ、これらが薄板縁辺まで延びるようになさ れ得る。
これにより長手方向中間軸線に関し完全に対称的な薄板構造がもたらされ、これ が図示のような矩形状に構成される場合には薄板製造およびこれのカセットへの 挿置を著しく簡単化され得る。
実際的な構成として、走入/走出屈曲部分は、長平方向屈曲線を直線的に薄板端 部まで延長することができる。
実質的に同様の利点は、走入/走出屈曲部分を第2長手方回屈曲線の短い中央部 分に対して角度をなすように、ことに薄板側角部に向けて延長した場合にももた らされ得る。
実際的に走入/走出屈曲部分は、比較的小さい発条押圧力を有する単一屈曲によ り構成され、単一屈曲稜縁を走入ないし走出テープ部分に指向させることができ る。
これにより単一屈曲の形成が極めて簡単であるにかかわらず、垂直姿勢、垂直構 成の維持が実際上有利に達成され得る。
さらに他の実際的実施態様において、リールおよび/あるいはテープ巻回体に対 応して配置される長手方向屈曲線による発条押圧力の、テープの走入/走出部分 に対応して配置される長手方向屈曲線による発条押圧力に対する割合を3:2か ら4=1、好ましくは4:1から5:2の範囲、ことに約3:lにすることがで きる。
これにより、それぞれのカセットテープの厚さと横方向剛性に対応してあらかじ め調整され得る発条押圧力を有する適当な挿置薄板を選択することが可能になる 。
ポリエステル、ことにポリテレフタレートから成り、厚さが50umであり、二 重屈曲をなす側屈曲線の間隔が約1.5から4mm、好ましくは2から3mmの 範囲、ことに約2゜4+nmである薄板が、上述のような薄板をもたらし得る。
添付図面に示される実施態様に関連して本発明をさらに詳細に説明する。
第1図は本発明によるカセットを分解状態で示す図面、 第2図は第1図における3、5本の屈曲線を有する薄板の実施例を示す図面、 第3図は2種類の長平方向屈曲部を有する薄板(3屈曲線薄板)の実施例を示す 図面、 第4図は1.5本の屈曲線1対を有する対称的薄板実施例を示す図面、 第5図は3.5本の屈曲線を有する薄板実施例改変形を示す図面、 第6図および第7図は3.5本の屈曲線を有する薄板実施例のさらに異なる改変 形を示す図面、第7A図は第7図の薄板実施例の1対をそれぞれ中央横断面A− A′で示す断面図、 第8図は他の薄板対実施例を示す略図的断面図、第9図は二重屈曲線を有する薄 板のカセット内容位置における発条力を示す測定結果を示すダイアグラム、第1 0図は第3図の3屈曲線薄板の第9図と同様のダイアグラム、 第11図は第2あるいは第5図の3.5屈曲線薄板の第9図と同様のダイアグラ ム、 第12図は従来技術によるカセットと対比して示す回転モーメントおよびワウフ ラッタの測定結果を示す曲線図である。
第1図は底壁1a、蓋壁1b、側壁2a、2b、2cおよび2d、2e、2fか ら成るケーシングGを有するコンパクトカセットKを示す。このケーシングのほ ぼ直方体状の空間3内には、底蓋壁1a、1bに対して直交する軸線5と同軸的 に、これら両壁に形成された開口6a、6cおよび6b、6dを包囲し内方に突 出する軸承周縁7a、7b(これらに対応する上方の軸承周縁は図示されていな い)により回転可能に軸承されている2個のリール4a、4bが収納されている 。これらリール4a、4bには各端部を固定した磁気テープが巻回され得るが、 図示の状態においては、リール4bに在るテープ巻回体Wの全部あるいは一部が リール4a上に巻取られ、次いでこの巻取り処理方向は逆転せしめられる。
各底壁、蓋壁1a、1bの内面には平滑薄板9a、9bが配置され、これらには それぞれ長手方向に延びる幅の狭い弯曲線ないし屈曲線(以下長手方向屈曲線と 称する)が設けられ、リール4a、4bの表面、テープ巻回体Wおよびテープ8 に対して発条的に押圧作用する。MFは長平方向における薄板配置のための中実 軸線である。
カセット表面1bに対して下方(第1)長手方向屈曲線に1.2は、薄板両端に 至るまで平行に延びており、その横断面(A−A′、B−B′)が第2図に示さ れている。手前の(第2)長手方向屈曲線は、1.5本の屈曲線から成り、C3 /2で示される。
長手方向屈曲線に1.2およびC3/2は、相互に平行に形成され、カセット中 実軸線(長手方向中実軸線)Mから等間隔で設けられ、テープ8および/あるい はリール4a、4bおよび/あるいはテープ巻回体Wに当接している長手屈曲線 に1.2およびC3/2は、リール4の外径りの外周部に在り、従ってその内方 に延びる連接傾斜部分は、テープが巻回されていない空きリール4の外方環状上 下両縁辺と線接触し、外方に延びる連接傾斜部分は巻回されるべき到来テープ旋 回部に当接し、これをリールに向けて転向させ案内する。
リールの近傍における長平方向屈曲!19に1.2およびC3/2の最小限度間 隔dは、第8図に示されるように、テープの幅すにほぼ対応するが、あるいはわ ずかに小寸法になされる(d≦)。
第2図において、横断面A−A′、B−B’は、薄板20の二重屈曲DKおよび 内方/外方屈曲部分EAKの単一屈曲EKの形態が示されている。屈曲高さおよ び薄板の素材、厚さ、薄板の発条特性に応じて決定されるべき屈曲角α(二重屈 曲DK)および屈曲角γ(単一屈曲EK)はカセットタイプと磁気テープの機械 特性に応じて選定される。水出願人BASF社の本発明実施界、 ChromM aximaIIコンパクトカセットにおいては、厚さ0.050 mmのポリエ ステルから成る薄板に、屈曲高さh=0.2〜0.5mm、H= 1〜2mmを 、屈曲線間隔12.4mmを使用しているが、この間隔は一般的に1.5から4 mm、ことに2から3mmの範囲に選定され得る。
第2図において長手方向屈曲線C3/2は、全長にわたり延びる長平方向屈曲線 に1.2より短い「短小部分」ないし中央部分MDKを有するが、実際上リール 4a、4bに対して接線的に接触するだけの短い長さで同等の調整を行い得る。
延長線りは二重屈曲として構成される全長長手方向屈曲線に1.2と同様に想定 して補足したものであって、その実施の場合の測定結果は後に第10図のダイア グラムで対比される。横断面B−B′は当然のことながら横断面A−A′で示さ れる二重屈曲DKの場合とは相違する。
第3図においては、2本の長手方向屈曲線に1.2と1本の屈曲、IJ!に3と を有する薄板21の実施例が示されており、K1.2は第2図の二重屈曲(DK )と同様であるが、K3はその横断面A−A’から認められるように全長に延び る単一屈曲EKである。第10図から認められるように、EKの発条力はDKの それよりも著しく弱いから、リール4およびテープ巻回部Wは非対称的に、ケー シング壁17に対しいわば傾斜した姿勢で押圧され、このようなカセットの回転 モーメントは上昇する傾向にあり、これによりテープの走入/走出特性は、一般 に市販されているカセットに対して著しく改善される。
第4図は薄板22に形成された対称的C3/2長手方向屈曲線を示すものであっ て、これは大量生産の場合、製造および装着の任意性(カセット表面でも裏面で も可)に関し利点を有する。
第2図および第5図の薄板20および23の場合には、テープの左ないし右上方 四分の−は必ずしも良好に押圧保持されない可能性がある。第5図はDKCI、 2と長短組合わせ屈曲C3/2の間の間隔Cが、第2図における間隔eよりわず かに太きく (e<c)なされており、ことにテープが巻かれていない空リール の場合、比較的低い押圧保持がもたらされる。
第6図においては、薄板の縁辺角部に向けて傾斜している2本の屈曲線EAK′ が設けられている薄板24が示されているが、この薄板24は薄板20に比し機 能の点において格別異なる点はない。
第7図の薄板25は、デルタ状に外方にそれた走入/走出屈曲線(EAK)を有 するのが特徴であって、これは幅の広い二重屈曲ないし二重条溝DK’ として 構成される。長平方向屈曲C3/ 2 sの中央部分(MDK)は後者の場合同 様に突条として構成され得る。
第7A図は1対の上記薄板25の中央部分断面A−A′を装着状態において示し ており、符号MEはテープカセット内空間の中間平面ないしテープ巻回体の中間 面を示す。
第8図に左右大小の発条力を有する各種の突条の組合わせが示されている。すな わち、第8a図は断面円弧状の突条、第8b図は断面梯形の突条、第8c図は二 重突条と単一突条との組合わせを示す。その他の種々の断面形のものが同様の作 用をもたらすために使用され得る。
第9図は第1図の全長長手方向屈曲#JilK1.2と延長線りを有するに3. 4を設けた二重屈曲薄板20のカセットに内の種々の位置におけるそれぞれの発 条力作用を示す。
測定個所は以下の通りである。
■ テープ巻回体のないリールへの走入テープ部分L 完全テープ巻回体を有す るリールへの走入テープ部分 W リール中央部分 M カセット中央部分 それぞれ長手方向屈曲線に沿って、同様の乗車方向における0、4mmの発条衝 程で発条力(CN/mm)を測定した。
上記符号に付記されるしおよびRは左および右を意味する。第9図から、コンパ クトカセットの長手方向において外方から内方へ向けて高発条力が測定されたこ とが示される。
第10図は、著しく相違する発条力を示し、長手方向屈曲線(EK)K3は長平 方向屈曲線に1.2の発条力の約1/10の発条力をもたらすに過ぎず、これに よりテープ巻回体の傾斜がもたらされ得る。
第11図はC3/2長手方向屈曲線を有する薄板(延長線り部分を欠く)ないし 薄板25の測定結果を示し、走入/走出部分(V、 、Vl、l)における発条 力は長平方向屈曲線に1.2の場合に対して約3分の1であり、これによりテー プは障害なく巻取られ、巻戻され、リールおよびテープ巻回体は在るべき姿勢に 保持され、薄板とテープ/テープ巻回体の接触面の減少により静電荷帯電は著し く減少せしめられる。
以下にDIN45516 (1976年6月)によるコンパクトカセット例で、 本発明による薄板およびテープカセットの各寸法を示す。
(BASF社のChrom MaximaIIコンパクトカセットテープ)磁気 テープ8の幅 b = 3.81 mmリール4の軸線方向幅 Ba=3.9〜 4.11(平均4.0 mm ) カセット内空間3の軸線方向 Wa= 5.0〜5.2mm高さ (平均5.1  mm ) 平滑薄板9.20〜2550μm 薄板屈曲高さ h = 0.2〜0.5 mm薄板屈曲高さく縁辺)H=1〜2  mm屈曲線間隔 1 =2.4 mm (この間隔は一般に約1.5〜4mm、好ましくは2から3mmである) 本発明と従来技術を対比するため日本国ソニー社のコンパクトカセット、UCX −390(CCA)と本発明によるBASF社のChrom Maxima■I I(CCB)とを同一測定条件下で比較した。ソニー社のコンパクトカセット( CG )は、西独特許2825457号の発明実施品である。この薄板の長平方 向突条高さhは0.3mmであり、屈曲線間隔は約2.6mmであり、従ってケ ーシング内面とテープ巻回体間において薄板は比較的ゆるやかに配設されている が、硬い発条特性を有する。
上記西独特許2825457号における突条の高さhの範囲は0.28から0. 53mmであり、これは薄板突条のカセット(CCA )における中央平面にお ける下敷きにより調整され、下方に向け、また上方に向けて弯曲されあるいは屈 曲された薄板部分の全体高さ0.8mmを示すBASF社コンパクトカセット( CCB )と同様であり、リールおよびテープ巻回体に対し同様に発条的に作用 するものである。薄板厚さは両者同様であり、共にポリテレフタレートで構成さ れたものである。
回転モーメントおよびワウフラッタ両者の測定において、理論的間隔d(突条な いし屈曲頂縁間)(第8図参照)と、テープ幅すとの差が、横座標としてとられ 、変化せしめられる。0値はd=bで、テープ巻回体とケーシング内面との間に 全く空隙がないことを示す。
(測定に関する説明) 回転モーメント測定の場合、磁気ヘッドとテープの接触なしに、コンパクトカセ ットの巻戻しにおける回転モーメントを測定した。巻取りスピンドルは常時8  cNcmで制動される。又巻取り側がほとんど完全なテープ巻回体を有し、巻戻 し側はほとんどテープ巻回体を持たない状態になされる。測定値の捕捉は走行テ ープ末端の直前において行う。コンパクトカセットは測定の量水平面方向に保持 される。巻取りスピンドル回転数は毎分500回転とする。測定はBASF社自 製の回転モーメント測定装置を使用し、巻取りモータの電流量の測定値によった 。
ワウフラッタの測定は、それぞれ2個の磁気ヘッドを有する2種類の市販単一キ ャブスタンレコーダにより周波数3150Hzで記録された測定信号再生の場合 における音の高さの変動により行った。ウェルヶ(Woelke)社のワウフラ ッタメータは1000Hzの復調器バンド帯域で評価されない発生周波数変動を 測定する。多数の測定値から10の最大相違値を使用し、コンピュータHP85 B (ヒラレットパラカード社)により中央値を算出した。すべての測定値を周 波数分布曲線とし、これから全バンド長さを記録する。
曲IJiAはソニー社のUCX−390コンパクトカセットによる測定結果を示 し、曲線Bは本発明によるBASF社のコンパクトカセットに関するものである 。
実線カーブはテープクランプに関し不動テープカセットに関するものであり、こ れに対して破線カーブはリール表面に対しテープクランプを0.1mm移動させ た場合の結果を示す。
CCA の1 △(d−b (mml O,10,150,20Md(Mcml O,20(4 4%l O,29(64%l O,45flOO%1oKV02040%l O ,28(56%I O,480%mKVW+F(%) 0.080(11,4% ) 0.175F30.4%l O,425(73,9%1oKVO,33(5 1,4%) 0.40 (62,5%) 0.44 (68,8%] mKVo KV =クランプ移動なし mKV =クランプ移動あり パーセント値は下表の場合にも以下の初値に対して、Aについてはそれぞれd− b=0.15に対し、Bについてはd−b=oに対しての数値である。
結果として、44%から100%までの回転モーメント増大はクランプ移動なし で、ワウフラッタ障害はクランプ移動なしで約11%から74%まで高められ、 クランプ移動あって51.5%から約69%まで著しく高められることが確認さ れた。
この従来技術によるコンパクトカセットは、市販されているあらゆるテープレコ ーダについて純機構的には障害のない操作に適するが、電気音響再生は生産技術 的にしばしば生起するわずか0.1m+nのテープクランプの突出で半分から2 73の範囲で劣化する。
CCB の′1 △d−b mm O,10,150,20Md(Mcml 0 0 0.01  oKVO1036,7% 0.0357.7% 0.048.9%mKVW+F  (%l O00oKV O,25(4,2%) 0.0375F6.25%l O,04(6,7%l  mKVこの場合、平滑薄板の発条運動範囲の著しい減縮にもかかわらず、テープ クランプ移動の場合、わずかに9%以下の回転モーメント増大に止まった。この ような公差は大部分のレコーダにより超えられるものではな(、CC操作の際の 機構的障害が生起することはない。
ワウフラッタ障害に関しては、テープクランプ移動の場合、CCB (BASF  )は実に7%以下であって、これは困難な条件、すなわち発条運動範囲の減縮 とテープクランプ移動を考慮すると、この本発明による平滑薄板は大きな信頼性 を保証するものである。
CCA (従来技術)では、上述した長平方向突条が充分に継続的にテープ巻回 体および巻回されるべきテープ旋回部と当接されるのに適さず、被験コンパクト カセットの約10%が操作不能となった。
本発明の場合、薄板とテープ巻回体、薄板とテープの間に継続的な発条力が存在 し、この発条力は薄板ないしカセットの平面にわたって種々に選定される。
第12図は結果が示されている上述対比実験により、CCA (従来技術)を本 発明の方向に改変して、d−b=0の場合突条とテープ巻回体間に継続的に接触 をもたらした。しかしながら、回転モーメント曲線Aは、回転モーメントMdが この作動状態d−b=oから大きな勾配で上昇することを示し、実際上はとんど の場合急激にカセット操作不能となる。リール回転も記録/再生操作も不可能と なるからである。これに対して、K1.2およびC3/2の屈曲線を有する薄板 20(すなわち3.5屈曲線薄板)を使用して測定された曲線Bは、中心移動の 場合においてのみ極めてゆるやかな勾配でわずかな回回転モーメントの上昇をも たらすに過ぎない。
リール4へのもしくはリール4がらのテープ走入もしくは走出部分に関しても、 CCAの場合、1対の二重屈曲線に1.2および3.4を有する薄板2oの場合 (第9図の測定値参照)と同じように走入/走出テープ部分の傾斜、折返しが認 められ、本発明によるChrom Maxima■コンパクトカセット(3,5 屈曲線薄板)は、この点についても従来技術によるOCAより著しく秀れている 。
上述した各種薄板を有するカセットのほかにさらに別の実施態様があり得る。例 えばケーシング突出部により薄板発条の移動範囲をさら狭ばめ、(あるいはケー シング凹陥部によりこれを広くシ)、リール、テープ巻回体およびテープの範囲 内で種々の発条定数をもたらすことである。
薄板の弯曲ないし屈曲部分の横断面形状を種々に変えて、種々の発条力に対応さ せ、またリール、テープ巻回体の当接保持ならびに巻取られ、巻戻されるべき7 〜7部分の配向、案内に役立たせることができる。長平方向屈曲は、その横断面 形状、その配置、配列、例えばカセット長手方向において平行にあるいはこれに 対し角度をもたせることによっても実際上各種各様の実施態様があり得る。
FiG、1 0の口 FiG 2 t−+U、フ 補正書の訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成4年02月10日

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.底壁、蓋壁、背面壁、正面壁を有するケーシングと、テープ(8)を巻取り 、巻戻し得るようになされた実質的にフランジを持たないリール(4)上の少な くとも1個のテープ巻回体(W)とを有し、テープ旋回部を有する巻回体(W) とカセットの底壁および蓋壁との間に、カセット中間平面に関し互いに対向する ように設けられた弯曲ないし屈曲部分を有する薄板(9、20から25)が巻回 体(W)を発条的に押圧するように配設されており、この薄板(9、20から2 5)が発条作用部分としてその中間部分に長手方向屈曲線(K1、2;K3;C 3/2)を有し、これが部分的に底壁面もしくは蓋壁面に支承されており、テー プ巻回体(W)に向けられた屈曲部を有し、少なくともリール(4)および/あ るいはテープ巻回体(W)に対して発条力を及ぼすようになされたテープカセッ ト、ことに磁気テープカセットであって、長手方向屈曲線(K1、2;K3;C 3/2)が種々の横断面形状をもって構成され、種々の大きさの発条押圧力を少 なくともリール(4)および/あるいはテープ巻回体(W)に及ぼすようになさ れていることを特徴とするカセット。
  2. 2.長手方向屈曲線(C3/2)が、その長手方向長さの範囲において種々の横 断面形状を有することを特徴とする請求範囲1のカセット。
  3. 3.長手方向屈曲線(C3/2)が、その中央部分(MDK)および端部部分( EAK)において、大きい、あるいは小さい発条押圧力を示すように種々の横断 面形状を有することを特徴とする請求範囲1のカセット。
  4. 4.長手方向屈曲線(K1、2;C3/2)が、リール直径(D)の内部範囲あ るいはわずかにその外側に配置されていることを特徴とする請求範囲1のカセッ ト。
  5. 5.並置されている2個のテープ巻回体(W)のための2個のリール(4a、4 b)が設けられており、各リールの中心を結ぶ長手方向中央軸線(M)とケーシ ング背面側壁(2c、2f)との間に比較的大きい発条押圧力を有する第1長手 方向屈曲線(K1、2)が設けられており、これが薄板両端まで延びていること を特徴とする請求範囲1から4のいずれかによるカセット。
  6. 6.カセット長手方向中央軸線(M)とケーシング正面側壁(16)との間に、 第1長手方向屈曲線(K1、2)に比較して比較的短い第2長手方向屈曲線(C 3/2)の中央部分(MDK)が形成されており、この部分(MDK)が少なく ともリール(4a、4b)まで延びているが、薄板端部まで達していないことを 特徴とする請求範囲1あるいは5によるカセット。
  7. 7.第1長手方向屈曲線(K1、2)および/あるいは第2長手方向屈曲線(C 3/2)の短い部分(MDKが、二重屈曲線(DK)として構成され、この一方 の屈曲稜縁が底壁ないし蓋壁(17)に、他方の屈曲稜縁がテープ巻回体(W) に指向され、支承されていることを特徴とする請求範囲5あるいは6によるカセ ット。
  8. 8.第1長手方向屈曲線(K1、2)および第2長手方向屈曲線(C3/2)の 短い中央部分(MDK)が、それぞれ比較的大きい発条押圧力を有する、比較的 幅の狭い突条(第8図)により構成されていることを特徴とする請求範囲5ある いは6によるカセット。
  9. 9.第2長手方向屈曲線(C3/2)の短い中央部分(MDK)の両端に、巻取 られ、もしくは巻戻されるべきテープ(8)のための走入/走出屈曲部分(EA K)が設けられ、これが中央部分(MDK)を薄板(20、23から25)の縁 辺まで延長し、中央部分(MDK)にくらべて小さい発条押圧力を有することを 特徴とする請求範囲6、7あるいは8によるカセット。
  10. 10.カセット(K)の長手方向中央軸線(M)とケーシング背面側壁(2c、 2f)との間および長手方向中央軸線(M)とケーシング正面側壁(16)との 間に、それぞれリール(4a、4b)の一方から他方に延びる、比較的大きい発 条押圧力を有する長手方向屈曲線(C3/2)の短い中央部分(MDK)が設け られ、その両端に巻取られ、巻戻されるべきテープ(8)のための走入/走出屈 曲部分(EAK)が設けられていることを特徴とする請求範囲1によるカセット 。
  11. 11.走入/走出屈曲部分(EAK)が長手方向屈曲線(C3/2)の短い中央 部分(MDK)を真直ぐ薄板端部まで延長することを特徴とする請求範囲9ある いは10によるカセット。
  12. 12.走入/走出屈曲部分(EAK)が長手方向屈曲線(C3/2)の短い中央 部分(MDK)に対して角度(δ)を成して、ことに薄板(24)の偶角方向に 延びていることを特徴とする請求範囲9あるいは10によるカセット。
  13. 13.走入/走出屈曲部分(EAK)が比較的小さい発条押圧力を有する単一屈 曲線(EK)により構成され、単一屈曲線先端稜縁が走入ないし走出テープ部分 に指向されていることを特徴とする請求範囲9から12のいずれかによるカセッ ト。
  14. 14.走入/走出屈曲部分(EAK)が比較的小さい発条押圧力を有し、比較的 幅の広い突条により構成され、その最高隆起部が走入ないし走出テープ(8)に 指向されていることを特徴とする請求範囲9から12のいずれかによるカセット 。
  15. 15.リール(4)および/あるいはテープ巻回体(W)に配置されるべき第1 長手方向屈曲線(K1、2)の発条押圧力と、走入/走出テープ(8)に配置さ れるべき第2長手方向屈曲線(C3/2)の発条押圧力とが、3:2から4:1 の範囲、好ましくは4:1から5:2の範囲、ことに3:1になされていること を特徴とする請求範囲1から14のいずれかによるカセット。
  16. 16.薄板(9、20から25)がポリエステル、ことにポリエチレンテレフタ レートから構成され、50μmの厚さを有し、二重屈曲(DK)の屈曲線間の間 隔2が約1.5から4mm、好ましくは約2から3mmの範囲、ことに2.4m mであることを特徴とする請求範囲1から15のいずれかによるカセット。
  17. 17.本質的にフランジを持たないリール上の少なくとも1個のテープ巻回体を 有するテープカセット、ことに磁気テープカセット内において、テープ巻回体と カセット底壁および蓋壁との間にそれぞれ挿置される挿置薄板であって、この底 壁(9、20から25)がカセット中間平面(ME)に関して互いに対向するよ うに、中間平面方向に向けて発条的押圧力を及ぼすために設けられた弯曲ないし 屈曲部分を有し、薄板(9、20から25)がこの発条作用部分として長手方向 屈曲線(K1、2;K3;C3/2)を有し、その中間平面から遠い方の面が薄 板を支承するように構成され、中間平面に指向される屈曲部分が発条押圧力を及 ぼし得るスプリングコンスタントを有し、長手方向屈曲線(K1、2;K3;C 3/2)が中間平面(ME)方向に種々の大きさの発条押圧力を及ぼすために種 々の横断面形状で形成され、種々の大きさの発条押圧力が種々の薄板部分により 薄板表面に分布せしめられるようになされた薄板。
  18. 18.長手方向屈曲線(C3/2)がその長手方向延長線において種々の横断面 形状を有することを特徴とする請求範囲17による薄板。
  19. 19.第1長手方向屈曲線(K1、2)が薄板両端に至るまで全長的に形成され 、比較的大きい発条押圧力をもたらすために比較的大きいスプリングコンスタン トを有することを特徴とする請求範囲17あるいは18による薄板。
  20. 20.第1長手方向屈曲線(K1、2)にくらべて比較的短い、第2長手方向屈 曲線(C3/2)が平行に、かつ横断中間軸線(A−A′)に関し対称的に設け られていることを特徴とする請求範囲19による薄板。
  21. 21.第1長手方向屈曲線(K1、2)および/あるいは第2長手方向屈曲線( C3/2)の短い中央部分(MDK)がそれぞれ二重屈曲(DK)により構成さ れ、この一方の屈曲稜縁が中間平面(ME)に指向され、他方の屈曲稜縁が中間 平面(ME)より遠い側に指向されていることを特徴とする請求範囲20による 薄板。
  22. 22.第1長手方向屈曲線(K1、2)と、第2長手方向屈曲線(C3/2)の 短い中央部分(MDK)が、比較的大きい発条押圧力を有する少なくとも1本の 比較的幅の狭い突条(第8図)により形成されていることを特徴とする請求範囲 20による薄板。
  23. 23.第2長手方向屈曲線(C3/2)の短い中央部分(MDK)の両端に、巻 取りないし巻取られるべきテープ(8)のための走入/走出部分(EAK)に設 けられ、これらが薄板(20、23から25)の縁辺まで延び、上記部分(MD K)にくらべて小さい発条押圧力を有することを特徴とする請求範囲20、21 あるいは22による薄板。
  24. 24.長手方向中間軸線(MF)に関し内方に位置する、比較的大きい発条押圧 力を有する長手方向屈曲線(C3/2)の短い中央部分(MDK)がこの軸線に 関し対称的に設けられ、これらの各両端に長手方向中間軸線(MF)に関し外方 に位置する、巻取られもしくは巻戻されるべきテープ(8)のための、薄板(2 2)の縁辺まで延びている、走入/走出屈曲部分(EAK)が設けられているこ とを特徴とする請求範囲17による薄板。
  25. 25.走入/走出屈曲部分(EAK)が、長手方向屈曲線(C3/2)の短い中 央部分(MDK)を薄板両端まで直線的に延長することを特徴とする請求範囲2 3あるいは24による薄板。
  26. 26.走入/走出屈曲部分(EAK)が、長手方向屈曲線(C3/2)の短い中 央部分(MDK)に対し角度(δ)をなして、ことに薄板(24)の偶角部方向 に延びていることを特徴とする請求範囲23、あるいは24による薄板。
  27. 27.走入/走出屈曲部分(EAK)が、それぞれ比較的小さい発条押圧力を有 する単一屈曲(EK)により形成され、この単一の薄板屈曲稜縁が走入ないし走 出するテープ(8)部分のために中間平面(ME)に指向されていることを特徴 とする請求範囲23から26のいずれかによる薄板。
  28. 28.走入/走出屈曲部分(EAK)が、それぞれ比較的小さい発条押圧力を有 する、比較的幅の広い突条により形成され、これらの先端が走入ないし走出する テープ(8)部分のために中間平面(ME)に指向されていることを特徴とする 請求範囲23から26のいずれかによる薄板。
  29. 29.リール(4)および/あるいはテープ巻回体(W)に配置される第1長手 方向屈曲線(K1、2)の発条押圧力と、テープ(8)の走入/走出部分に配置 される第2長手方向屈曲線(C3/2)の発条押圧力との割合が3:2から4: 1、好ましくは4:1から5:2の範囲内にあり、ことに3:1になされている ことを特徴とする請求範囲17から28のいずれかによる薄板。
  30. 30.薄板(9、20から25)がポリエステル、ことにポリエチレンテレフタ レートから成り、50μmの厚さを有し、二重屈曲(DK)の両屈曲線間の間隔 lが約1.5から4mm、好ましくは約2から3mmの範囲内にあり、ことに2 .4mmになされていることを特徴とする請求範囲17による薄板。
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