JP2888975B2 - テープカセット、ことに磁気テープカセットおよびそのための薄板 - Google Patents

テープカセット、ことに磁気テープカセットおよびそのための薄板

Info

Publication number
JP2888975B2
JP2888975B2 JP2511202A JP51120290A JP2888975B2 JP 2888975 B2 JP2888975 B2 JP 2888975B2 JP 2511202 A JP2511202 A JP 2511202A JP 51120290 A JP51120290 A JP 51120290A JP 2888975 B2 JP2888975 B2 JP 2888975B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
longitudinal
tape
bend
cassette
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2511202A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05501470A (ja
Inventor
マンツケ,クラウス
グリニオルツ,ロータル
シェトレ,クラウス
フック,アルノ
シェファー,ノルベルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EMUTETSUKU MAGUNETEITSUKUSU GmbH
Original Assignee
EMUTETSUKU MAGUNETEITSUKUSU GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EMUTETSUKU MAGUNETEITSUKUSU GmbH filed Critical EMUTETSUKU MAGUNETEITSUKUSU GmbH
Publication of JPH05501470A publication Critical patent/JPH05501470A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2888975B2 publication Critical patent/JP2888975B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/087Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
    • G11B23/08707Details
    • G11B23/08757Guiding means
    • G11B23/08764Liner sheets

Landscapes

  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Decoration Of Textiles (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Tape Measures (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は底壁および蓋壁ならびに後壁および前壁を有
するカセットケーシングと、テープを巻取り、巻戻し得
るようになされた実質的にフランジを持たないリール上
の少なくとも1個のテープ巻回体とを有し、テープ旋回
部を有するテープ巻回体とカセットの底壁および蓋壁と
の間に、カセット中間平面に関し互いに対向するように
設けられた弯曲ないし屈曲部分を有する薄板が巻回体を
発条的に押圧するように配設されており、この薄板がそ
の中間部分に長手方向曲線を有し、これが部分的に底壁
面もしくは蓋壁面に支承されており、テープ巻回体に向
けられた屈曲部を有し、少なくともリールおよび/ある
いはテープ巻回体に対して発条力を及ぼすようになされ
たテープカセット、ことに磁気テープカセットならびに
この種テープカセットに適するように構成された挿置薄
板に関するものである。
例えば西独特許2825457号から、約1mmから約1.2mmの
軸線方向自由空間を有するコンパクトカセットのため
の、0.28から0.53mmの突条高さを有する長手方向の拘束
的突条を有する薄板が公知である。この長手方向突条は
リールおよびテープ巻回体に指向される。この薄板は上
述した高さ範囲(例えば0.2から0.3mm)の範囲内におい
て、テープ巻回体とケーシング壁の間に設けられたワッ
シャーのように作用する。上記薄板は発条力を有しない
からである。従ってテープ巻回体の高さないし厚さは、
ケーシング壁に装着されるべき薄板との間の自由空間間
隔に対応するようになされねばならない。突条高さが上
述した範囲の上限(例えば0.4から0.5mm)になると、カ
セットの回転モーメントが高くなり、ケーシング中のテ
ープ巻回体が制動される事態を招来し易くなる。
またコンパクトカセット用の2本の屈曲線を有する薄
板が西独実用新案登録8606119号から公知である。この
長手方向屈曲稜縁はテープ巻回体に指向されており、そ
の薄板中間平面に対し上方ないし下方に屈折している稜
縁はカセットの蓋壁ないし底壁に支承されている。これ
により薄板はその発条力でケーシングとテープ巻回体と
の間に保持される。この発条特性は比較的平板かつ直線
的であり、スプリングコンスタントないしばね定数は小
さい。全テープ巻回体の重量がこの薄板を押圧すると、
両者間に作用する発条力は、テープ巻回体を薄板に対し
て、もしくはケーシング壁面に対して保持するには不充
分となる。カセットの録音ないし再生操作中に、著しく
扁平な接触が薄板、カセットケーシングおよび磁気テー
プの間に生ずると、ことに磁気テープ表面抵抗が過度に
なると、静電荷帯電を生じ、その結果カセットの回転モ
ーメントが上昇し、やがてはカセット操作は不能とな
る。
そこで本発明により解決されるべき課題は、満足すべ
き回転モーメントをもたらすべき、適当なテープ巻回体
の当接保持、テープの、ことにリールに巻回されるべ
き、あるいはこれから巻戻されるべきテープ部分の案内
をなし得る挿置薄板を備えたテープカセットならびにこ
のような挿置薄板自体を提供することである。
しかるにこの課題は、底壁、蓋壁、背面壁、正面壁を
有するケーシングと、テープを巻取り、巻戻し得るよう
になされた実質的にフランジを持たないリール上の少な
くとも1個のテープ巻回体とを有し、テープ旋回部を有
する巻回体とカセットの底壁および蓋壁との間に、カセ
ット中間平面に関し互いに対向するように設けられた弯
曲ないし屈曲部分を有する薄板が巻回体を発条的に押圧
するように配設されており、この薄板が発条作用部分と
してその中間部分に長手方向屈曲線を有し、これが部分
的に底壁面もしくは蓋壁面に支承されており、テープ巻
回体に向けられた屈曲部を有し、少なくともリールおよ
び/あるいはテープ巻回体に対して発条力を及ぼすよう
になされたテープカセット、ことに磁気テープカセット
であって、長手方向屈曲線が種々の横断面形状をもって
構成され、種々の大きさの発条押圧力を少なくともリー
ルおよび/あるいはテープ巻回体に及ぼすようになされ
ていることを特徴とするカセットにより解決される。
上記課題はさらに本質的にフランジを持たないリール
上の少なくとも1個のテープ巻回体を有するテープカセ
ット、ことに磁気テープカセット内において、テープ巻
回体とカセット底壁および蓋壁との間にそれぞれ挿置さ
れる挿置薄板であって、この底壁がカセット中間平面に
関して互いに対向するように、中間平面方向に向けて発
条的押圧力を及ぼすための設けられた弯曲ないし屈曲部
分を有し、薄板がこの発条作用部分として長手方向屈曲
線を有し、その中間平面から遠い方の面が薄板を支承す
るように構成され、中間平面に指向される屈曲部分が発
条押圧力を及ぼし得るスプリングコンスタントを有し、
長手方向屈曲線が中間平面方向に種々の大きさの発条押
圧力を及ぼすために種々の横断面形状で形成され、種々
の大きさの発条押圧力が種々の薄板部分により薄板表面
に分布せしめられるようになされた薄板により解決され
る。
上述のようにして始めて、良好なテープの案内および
テープ巻回体の当接保持が、この案内ないし当接保持に
より従来一般的にもたらされた帯電を軽減しあるいはも
たらすことなく、可能になされる。
ここで使用される「長手方向屈曲線」なる用語は、薄
板(例えばコンパクトカセットに使用される薄板)の長
手方向に延びる、弯曲され、あるいは屈曲された薄板部
分を意味する。
長手方向屈曲線はその実施態様において長手方向延長
線において種々の横断面形状を有する。この長手方向屈
曲線は、薄板の中央部分において、またその端部部分に
おいて、大きいあるいは小さい発条押圧力をもたらすた
めに種々の横断面形状で構成されることが望ましい。
これによりカセット中において、テープ、テープ巻回
体およびリールに対し所定の各発条押圧力をもたらし得
る。
長手方向屈曲線はリールの直径範囲内あるいはわずか
にその外周に設けられることが望ましい。
これにより良好な当接保持および空のリールへの変向
案内が行われ、リール直径のわずかに外周部分に在る長
手方向屈曲線によりリールに巻取られるべきテープ旋回
部の案内および変向が始めて可能となる。
両リール中心を結ぶ長手方向中間軸線を横切る共通平
面に並置された2個のテープ巻回体を有するテープカセ
ットにおいて、矩形状薄板には、長手方向中間軸線とケ
ーシング背面側壁との間に、薄板両短辺まで延びる、比
較的大きい発条押圧力を有する第1の長手方向屈曲線を
設けることができる。
これにより、ことにテープが制動されるおそれのある
カセット背面壁付近において、比較的強い発条力でテー
プ巻回体を当接保持し、支承して広い範囲にわたるテー
プ巻回体と薄板との間の面接触を回避できる。
他の実施態様において、同一面上に並置されたテープ
巻回体を有するカセット内で、カセット長手方向中間軸
線とケーシング前方側壁との間に、上記第1表手方向屈
曲線にくらべて短い、第2長手方向屈曲線を形成するこ
とができる。これは薄板両短辺までは延びていないが少
なくともリールの一方から他方までの長さがなければな
らない。
これにより少なくともリール部分近傍に比較的強い発
条押圧力を及ぼすことができ、またカセットの長手方向
中間軸線に関しほぼ対称的にリールに上記押圧力を及ぼ
すので、ケーシング壁面間の所定平面間においてリール
が水平方向位置に発条的に保持される利点が達成され
る。
本発明によるテープカセットの実用的実施態様におい
て、第1長手方向屈曲線および/あるいは第2長手方向
屈曲線の短い中央部分が二重屈曲により構成され、その
一方の屈曲稜縁がカセット底壁もしくは蓋壁に、他方の
屈曲稜縁がテープ巻回体に指向される。
あるいはさらに、長い第1長手方向屈曲線と第2長手
方向屈曲線の短い中央部分が、それぞれ比較的大きい発
条押圧力を有する比較的幅の狭い突条により構成され得
る。
この実用的な実施態様により、長手方向突条を有する
薄板の突条特性が調整され、維持され得る利点がもたら
され得る。
さらに第2長手方向屈曲線の短い中央部分の両端に、
それぞれ巻取られ、巻戻されるべきテープのための走入
/走出屈曲部分が設けられ、これらにより第2長手方向
屈曲線が薄板の縁辺まで延長され、これが短い第2長手
方向屈曲線にくらべて小さい発条押圧力を示すようにす
ることができる。これにより、屈曲部分の弱い発条押圧
力で、走入ないし走出テープ部分が、例えば傾斜姿勢な
いし折曲により垂直姿勢、垂直構成に変更されるのでは
なく、その垂直姿勢、垂直構成にそのまま支承され、方
向ずけられる利点がある。さらに、カセット製造の際、
テープの巻取りにより薄板の走入条溝の形成が軽減され
る。
さらに他の実施態様において、カセット長手方向中間
軸線とケーシング背面側壁との間、および長手方向中間
軸線とケーシング正面側壁との間において、それぞれ比
較的大きい発条押圧力を有する、リールの一方から他方
まで延びる長手方向屈曲線が設けられ、その両端にそれ
ぞれ巻取られ、巻戻されるべきテープ部分のための走入
/走出屈曲部分が設けられ、これらが薄板縁辺まで延び
るようになされ得る。
これにより長手方向中間軸線に関し完全に対称的な薄
板構造がもたらされ、これが図示のような矩形状に構成
される場合には薄板製造およびこれらのカセットへの挿
置を著しく簡単化され得る。
実際的な構成として、走入/走出屈曲部分は、長手方
向屈曲線を直線的に薄板端部まで延長することができ
る。
実質的に同様の利点は、走入/走出屈曲部分を第2長
手方向屈曲線の短い中央部分に対して角度をなすよう
に、ことに薄板偶角部に向けて延長した場合にももたら
され得る。
実際的に走入/走出屈曲部分は、比較的小さい発条押
圧力を有する単一屈曲により構成され、単一屈曲稜縁を
走入ないし走出テープ部分に指向させることができる。
これにより単一屈曲の形成が極めて簡単にあるにかか
わらず、垂直姿勢、垂直構成の維持が実際上有利に達成
され得る。
さらに他の実際的実施態様において、リールおよび/
あるいはテープ巻回体に対応して配置される長手方向屈
曲線による発条押圧力の、テープの走入/走出部分に対
応して配置される長手方向屈曲線による発条押圧力に対
する割合を3:2から4:1、好ましくは4:1から5:2の範囲、
ことに約3:1にすることができる。
これにより、それぞれのカセットテープの厚さと横方
向剛性に対応してあらかじめ調整され得る発条押圧力を
有する適当な挿置薄板を選択することが可能になる。
ポリエステル、ことにポリテレフタレートから成り、
厚さが50μmであり、二重屈曲をなす両屈曲線の間隔が
約1.5から4mm、好ましくは2から3mmの範囲、ことに約
2.4mmである薄板が、上述のような薄板をもたらし得
る。
添付図面に示される実施態様に関連して本発明をさら
に詳細に説明する。
第1図は本発明によるカセットを分解状態で示す図
面、 第2図は第1図における3.5本の屈曲線を有する薄板
の実施例を示す図面、 第3図は2種類の長手方向屈曲部を有する薄板(3屈
曲線薄板)の実施例を示す図面、 第4図は1.5本の屈曲線1対を有する対称的薄板実施
例を示す図面、 第5図は3.5本の屈曲線を有する薄板実施例改変形を
示す図面、 第6図および第7図は3.5本の屈曲線を有する薄板実
施例のさらに異なる改変形を示す図面、 第7A図は第7図の薄板実施例の1対をそれぞれ中央横
断面A−A′で示す断面図、 第8図は他の薄板対実施例を示す略図的断面図、 第9図は二重屈曲線を有する薄板のカセット内各位置
における発条力を示す測定結果を示すダイアグラム、 第10図は第3図の3屈曲線薄板の第9図と同様のダイ
アグラム、 第11図は第2あるいは第5図の3.5屈曲線薄板の第9
図と同様のダイアグラム、 第12図は従来技術によるカセットと対比して示す回転
モーメントおよびワウフラッタの測定結果を示す曲線図
である。
第1図は底壁1a、蓋壁1b、側壁2a、2b、2cおよび2d、
2e、2fから成るケーシングGを有するコンパクトカセッ
トKを示す。このケーシングのほぼ直方体状の空間3内
には、底蓋壁1a、1bに対して直交する軸線5と同軸的
に、これら両壁に形成された開口6a、6cおよび6b、6dを
包囲し内方に突出する軸承周縁7a、7b(これらに対応す
る上方の軸承周縁は図示されていない)により回転可能
に軸承されている2個のリール4a、4bが収納されてい
る。これらリール4a、4bには各端部を固定した磁気テー
プが巻回され得るが、図示の状態においては、リール4b
に在るテープ巻回体Wの全部あるいは一部がリール4a上
に巻取られ、次いでこの巻取り処理方向は逆転せしめら
れる。
各底壁、蓋壁1a、1bの内面には平滑薄板9a、9bが配置
され、これらにはそれぞれ長手方向に延びる幅の狭い弯
曲線ないし屈曲線(以下長手方向屈曲線と称する)が設
けられ、リール4a、4bの表面、テープ巻回線Wおよびテ
ープ8に対して発条的に押圧作用する。MFは長手方向に
おける薄板配置のための中央軸線である。
カセット表面1bに対して下方(第1)長手方向屈曲線
K1、2は、薄板両端に至るまで平行に延びており、その
横断面(A−A′、B−B′)が第2図に示されてい
る。手前の(第2)長手方向屈曲線は、1.5本の屈曲線
から成り、C3/2で示される。
長手方向屈曲線K1、2およびC3/2は、相互に平行に形
成され、カセット中央軸線(長手方向中央軸線)Mから
等間隔で設けられ、テープ8および/あるいはリール4
a、4bおよび/あるいはテープ巻回体Wに当接している
長手屈曲線K1、2およびC3/2は、リール4の外径Dの外
周部に在り、従ってその内方に延びる連接傾斜部分は、
テープが巻回されていない空きリール4の外方環状上下
両縁辺と線接触し、外方に延びる連接傾斜部分は巻回さ
れるべき到来テープ旋回部に当接し、これをリールに向
けて転向させ案内する。
リールの近傍における長手方向屈曲線K1、2およびC3
/2の最小限度間隔dは、第8図に示されるように、テー
プの幅bにほぼ対応するか、あるいはわずかに小寸法に
なされる(d≦)。
第2図において、横断面A−A′、B−B′は、薄板
20の二重屈曲DKおよび内方/外方屈曲部分EAKの単一屈
曲EKの形態が示されている。屈曲高さおよび薄板の素
材、厚さ、薄板の発条特性に応じて決定されるべき屈曲
角α(二重屈曲DK)および屈曲率γ(単一屈曲EK)はカ
セットタイプと磁気テープの機械特性に応じて選定され
る。本出願人BASF社の本発明実施品、Chrom Maxima II
コンパクトカセットにおいては、厚さ0.050mmのポリエ
ステルから成る薄板に、屈曲高さh=0.2〜0.5mm、H=
1〜2mmを、屈曲線間隔12.4mmを使用しているが、この
間隔は一般的に1.5から4mm、ことに2から3mmの範囲に
選定され得る。
第2図においては長手方向屈曲線C3/2は、全長にわた
り延びる長手方向屈曲線K1、2より短い「短小部分」な
いし中央部分MDKを有するが、実際上リール4a、4bに対
して接線的に接触するだけの短い長さで同等の調整を行
い得る。
延長線Lは二重屈曲として構成される全長長手方向屈
曲線K1、2と同様に想定して補足したものであって、そ
の実施の場合の測定結果は後に第10図のダイアグラムで
対比される。横断面B−B′は当然のことながら横断面
A−A′で示される二重屈曲DKの場合とは相違する。
第3図においては、2本の長手方向屈曲線K1、2と1
本の屈曲線K3とを有する薄板21の実施例が示されてお
り、K1、2は第2図の二重屈曲(DK)と同様であるが、
K3はその横断面A−A′から認められるように全長に延
びる単一屈曲EKである。第10図から認められるように、
EKの発条力はDKのそれよりも著しく弱いから、リール4
およびテープ巻回部Wは非対称的に、ケーシング壁17に
対しいわば傾斜した姿勢で押圧され、このようなカセッ
トの回転モーメントは上昇する傾向にあり、これにより
テープの走入/走出特性は、一般に市販されているカセ
ットに対して著しく改善される。
第4図は薄板22に形成された対称的C3/2長手方向屈曲
線を示すものであって、これは大量生産の場合、製造お
よび装着の任意性(カセット表面でも裏面でも可)に関
し利点を有する。
第2図および第5図の薄板20および23の場合には、テ
ープの左ないし右上方四分の一は必ずしも良好に押圧保
持されない可能性がある。第5図はDKC1、2と長短組合
わせ屈曲C3/2の間の間隔cが、第2図における間隔eよ
りわずかに大きく(e<c)なされており、ことにテー
プが巻かれていない空リールの場合、比較的低い押圧保
持がもたらされる。
第6図においては、薄板の縁辺角部に向けて傾斜して
いる2本の屈曲線EAK′が設けられている薄板24が示さ
れているが、この薄板24は薄板20に比し機能の点におい
て格別異なる点はない。
第7図の薄板25は、デルタ状に外方にそれた走入/走
出屈曲線(EAK)を有するのが特徴であって、これは幅
の広い二重屈曲ないし二重条溝DK′として構成される。
長手方向屈曲C3/2sの中央部分(MDK)は後者の場合同様
に突条として構成され得る。
第7A図は1対の上記薄板25の中央部分断面A−A′を
装着状態において示しており、符号MEはテープカセット
内空間の中間平面ないしテープ巻回体の中間面を示す。
第8図に左右大小の発条力を有する各種の突条の組合
わせが示されている。すなわち、第8a図は断面円弧状の
突条、第8b図は断面梯形の突条、第8c図は二重突条と単
一突条との組合わせを示す。その他の種々の断面形のも
のが同様の作用をもたらすために使用され得る。
第9図は第1図の全長長手方向屈曲線K1、2と延長線
Lを有するK3、4を設けた二重屈曲薄板20のカセットK
内の種々の位置におけるそれぞれの発条力作用を示す。
測定個所は以下の通りである。
V テープ巻回体のないリールへの走入テープ部分 L 完全テープ巻回体を有するリールへの走入テープ部
分 W リール中央部分 M カセット中央部分 それぞれ長手方向屈曲線に沿って、同様の垂直方向に
おける0.4mmの発条衝程で発条力(CN/mm)を測定した。
上記符号に付記されるLおよびRは左および右を意味
する。第9図から、コンパクトカセットの長手方向にお
いて外方から内方へ向けて高発条力が測定されたことが
示される。
第10図は、著しく相違する発条力を示し、長手方向屈
曲線(EK)K3は長手方向屈曲線K1、2の発条力の約1/10
の発条力をもたらすに過ぎず、これによりテープ巻回体
の傾斜がもたらされ得る。
第11図はC3/2長手方向屈曲線を有する薄板(延長線L
部分を欠く)ないし薄板25の測定結果を示し、走入/走
出部分(VL、VR)における発条力は長手方向屈曲線K1、
2の場合に対して約3分の1であり、これによりテープ
は障害なく巻取られ、巻戻され、リールおよびテープ巻
回体は在るべき姿勢に保持され、薄板とテープ/テープ
巻回体の接触面の減少により静電荷帯電は著しく減少せ
しめられる。
以下にDIN45516(1976年6月)によるコンパクトカセ
ット例で、本発明による薄板およびテープカセットの各
寸法を示す。
(BASF社のChrom Maxima IIコンパクトカセットテー
プ) 磁気テープ8の幅 b =3.81mm リール4の軸線方向幅 Ba=3.9〜4.1mm (平均4.0mm) カセット内空間3の軸線方向 Wa=5.0〜5.2mm 高さ (平均5.1mm) 平滑薄板9.20〜25 50μm 薄板屈曲高さ h =0.2〜0.5mm 薄板屈曲高さ(縁辺) H =1〜2mm 屈曲線間隔 l =2.4mm (この間隔は一般に約1.5〜4mm、好ましくは2から3mm
である) 本発明と従来技術を対比するため日本国ソニー社のコ
ンパクトカセット、UCX−S90(CC A)と本発明によるBA
SF社のChrom Maxima II(CC B)とを同一測定条件下
で比較した。ソニー社のコンパクトカセット(CC)は、
西独特許2825457号の発明実施品である。この薄板の長
手方向突条高さhは0.3mmであり、屈曲線間隔は約2.6mm
であり、従ってケーシング内面とテープ巻回体間におい
て薄板は比較的ゆるやかに配設されているが、硬い発条
特性を有する。
上記西独特許2825457号における突条の高さhの範囲
は0.28から0.53mmであり、これは薄板突条のカセット
(CC A)における中央平面における下敷きにより調整さ
れ、下方に向け、また上方に向けて弯曲されあるいは屈
曲された薄板部分の全体高さ0.8mmを示すBASF社コンパ
クトカセット(CC B)と同様であり、リールおよびテー
プ巻回体に対し同様に発条的に作用するものである。薄
板厚さは両者同様であり、共にポリテレフタレートで構
成されたものである。
回転モーメントおよびワウフラッタ両者の測定におい
て、論理的間隔d(突条ないし屈曲頂縁間)(第8図参
照)と、テープ幅bとの差が、横座標としてとられ、変
化せしめられる。0値はd=bで、テープ巻回体とケー
シング内面との間に全く空隙がないことを示す。
(測定に関する説明) 回転モーメント測定の場合、磁気ヘッドとテープの接
触なしに、コンパクトカセットの巻戻しにおける回転モ
ーメントを測定した。巻取りスピンドルは常時8cNcmで
制動される。又巻取り側がほとんど完全なテープ巻回体
を有し、巻戻し側はほとんどテープ巻回体を持たない状
態になされる。測定値の捕捉は走行テープ末端の直前に
おいて行う。コンパクトカセットは測定の間水平面方向
に保持される。巻取りスピンドル回転数は毎分500回転
とする。測定はBASF社自製の回転モーメント測定装置を
使用し、巻取りモータの電流量の測定値によった。
ワウフラッタの測定は、それぞれ2個の磁気ヘッドを
有する2種類の市販単一キャプスタンレコーダにより周
波数3150Hzで記録された測定信号再生の場合における音
の高さの変動により行った。ウエルケ(Woelke)社のワ
ウフラッタメータは1000Hzの復調器バンド帯域で評価さ
れない発生周波数変動を測定する。多数の測定値から10
の最大相違値を使用し、コンピュータHP85B(ヒウレッ
トパッカード社)により中央値を算出した。すべての測
定値を周波数分布曲線とし、これから全バンド長さを記
録する。
曲線Aはソニー社のUCX−S90コンパクトカセットによ
る測定結果を示し、曲線Bは本発明によるBASF社のコン
パクトカセットに関するものである。
実線カーブはテープクランプに関し不動テープカセッ
トに関するものであり、これに対して破線カーブはリー
ル表面に対しテープクランプを0.1mm移動させた場合の
結果を示す。
パーセント値は下表の場合にも以下の初値に対して、
すなわち Aについてはそれぞれd−b=0.15に対し、 Bについてはd−b=0に対しての数値である。
結果として、44%から100%までの回転モーメント増
大はクランプ移動なしで、ワウフラッタ障害はクランプ
移動なしで約11%から74%まで高められ、クランプ移動
ありで51.5%から約69%まで著しく高められることが確
認された。
この従来技術によるコンパクトカセットは、市販され
ているあらゆるテープレコーダについて純機構的には障
害のない操作に適するが、電気音響発生は生産技術的に
しばしば生起するわずか0.1mmのテープクランプの突出
で半分から2/3の範囲で劣化する。
この場合、平滑薄板の発条運転範囲の著しい減縮にも
かかわらず、テープクランプ移動の場合、わずかに9%
以下の回転モーメント増大に止まった。このような公差
は大部分のレコーダにより超えられるものではなく、CC
操作の際の機構的障害が生起することはない。
ワウフラッタ障害に関しては、テープクランプ移動の
場合、CC B(BASF)は実に7%以下であって、これは困
難な条件、すなわち発条運動範囲の減縮とテープクラン
プ移動を考慮すると、この本発明による平滑薄板は大き
な信頼性を保証するものである。
CC A(従来技術)では、上述した長手方向突条が充分
に継続的にテープ巻回体および巻回されるべきテープ旋
回部と当接されるのに適さず、被験コンパクトカセット
の約10%が操作不能となった。
本発明の場合、薄板とテープ巻回体、薄板とテープの
間に継続的な発条力が存在し、この発条力は薄板ないし
カセットの平面にわたって種々に選定される。
第12図は結果が示されている上述対比実験により、CC
A(従来技術)を本発明の方向に改変して、d−b=0
の場合突条とテープ巻回体間に継続的に接触をもたらし
た。しかしながら、回転モーメント曲線Aは、回転モー
メントMdがこの作動状態d−b=0から大きな勾配で上
昇することを示し、実際上ほとんどの場合急激にカセッ
ト操作不能となる。リール回転も記録/再生操作も不可
能となるからである。これに対して、K1、2およびC3/2
の屈曲線を有する薄板20(すなわち3.5屈曲線薄板)を
使用して測定された曲線Bは、中心移動の場合において
のみ極めてゆるやかな勾配でわずかな回回転モーメント
の上昇をもたらすに過ぎない。
リール4へのもしくはリール4からのテープ走入もし
くは走出部分に関しても、CC Aの場合、1対の二重屈曲
線K1、2および3、4を有する薄板20の場合(第9図の
測定値参照)と同じように走入/走出テープ部分の傾
斜、折返しが認められ、本発明によるChrom Maxima II
コンパクトカセット(3、5屈曲線薄板)は、この点に
ついても従来技術によるCC Aより著しく秀れている。
上述した各種薄板を有するカセットのほかにさらに別
の実施態様があり得る。例えばケーシング突出部により
薄板発条の移動範囲をさらに狹ばめ、(あるいはケーシ
ング凹陥部によりこれを広くし)、リール、テープ巻回
体およびテープの範囲内で種々の発条定数をもたらすこ
とである。
薄板の弯曲ないし屈曲部分の横断面形状を種々に変え
て、種々の発条力に対応させ、またリール、テープ巻回
体の当接保持ならびに巻取られ、巻戻されるべきテープ
部分の配向、案内に役立たせることができる。長手方向
屈曲は、その横断面形状、その配置、配列、例えばカセ
ット長手方向において平行にあるいはこれに対し角度を
もたせることによっても実際上各種各様の実施態様があ
り得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シェトレ,クラウス ドイツ連邦共和国、D―6900、ハイデル ベルク、ベルクシュトラーセ、115 (72)発明者 フック,アルノ ドイツ連邦共和国、D―7597、ライナ ウ、ホルニスグリンデシュトラーセ、24 アー (72)発明者 シェファー,ノルベルト ドイツ連邦共和国、D―6705、ダイデス ハイム、フォーゲルザング、19 (56)参考文献 特開 昭61−240492(JP,A) 実開 昭51−136125(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 23/087 509

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底壁、蓋壁、背面壁、正面壁を有するケー
    シングと、テープ(8)を巻取り、巻戻し得るようにな
    された実質的にフランジを持たないリール(4)上の少
    なくとも1個のテープ巻回体(W)とを有し、テープ旋
    回部を有する巻回体(W)とカセットの底壁および蓋壁
    との間に、カセット中間平面に関し互いに対向するよう
    に設けられた弯曲ないし屈曲部分を有する薄板(9、20
    から25)が巻回体(W)を発条的に押圧するように配設
    されており、この薄板(9、20から25)が発条作用部分
    としてカセット長手方向中間軸線両側においてその中間
    部分に長手方向屈曲線(K1、2;K3;C3/2)を有し、これ
    が一方においては部分的に底壁面もしくは蓋壁面(17)
    に支承されており、他方においてテープ巻回体(W)に
    向けられた屈曲部を有し、少なくともリール(4)およ
    び/あるいはテープ巻回体(W)に対して発条力を及ぼ
    し、上記の長手方向屈曲線(K1、2;K3;C3/2)が種々の
    横断面形状をもって構成され、種々の大きさの発条押圧
    力を少なくともリール(4)および/あるいはテープ巻
    回体(W)に及ぼすようになされており、長手方向屈曲
    線(K1、2;K3、4)の全長にわたり種々の発条押圧力を
    もたらすため長手方向屈曲線(K1、2;K3、4)の全長に
    わたり上記の種々の横断面形状(DK、EK)が形成され、
    あるいは長手方向屈曲線(C3/2)の長さの少なくとも一
    部分に種々の発条押圧力をもたらすため長手方向屈曲線
    (C3/2)の少なくとも一部分に上記の種々の横断面形状
    が形成されており、並置されている2個のテープ巻回体
    (W)のための2個のリール(4a、4b)が設けられてお
    り、各リールの中心を結ぶ長手方向中央軸線(M)とケ
    ーシング背面側壁(2c、2f)との間に比較的大きい発条
    押圧力を有する第1長手方向屈曲線(K1、2)が設けら
    れており、これが薄板両端まで延びており、カセット長
    手方向中央軸線(M)とケーシング正面側壁(16)との
    間に、上記長手方向屈曲線(K1、2)に比較して比較的
    短い第2長手方向屈曲点(C3/2)の中央部分(MDK)が
    形成されており、この部分(MDK)が少なくともリール
    (4a、4b)まで延びているが、薄板端部まで達していな
    い、テープカセット、ことに磁気テープカセットにおい
    て、上記の第2の長手方向屈曲線(C3/2)の中央部分
    (MDK)が、二重屈曲線(DK)にて構成され、この一方
    の屈曲稜縁が底壁ないし蓋壁(17)に、他方の屈曲稜縁
    がテープ巻回体(W)に指向され、支承されていること
    を特徴とするテープカセット。
  2. 【請求項2】走入/走出屈曲部分(EAK)が長手方向屈
    曲線(C3/2)の短い中央部分(MDK)から延びて真直ぐ
    薄板端部まで達していることを特徴とする請求項1によ
    るカセット。
  3. 【請求項3】走入/走出屈曲部分(EAK)が長手方向屈
    曲線(C3/2)の短い中央部分(MDK)に対して角度
    (δ)を成して、ことに薄板(24)の隅角方向に延びて
    いることを特徴とする請求項2によるカセット。
  4. 【請求項4】走入/走出屈曲部分(EAK)が比較的小さ
    い発条押圧力を有し、その単一屈曲線最高稜縁(EK)が
    走入ないし走出テープ部分(8)に指向されていること
    を特徴とする請求項1から3のいずれか一つによるカセ
    ット。
  5. 【請求項5】走入/走出屈曲部分(EAK)が比較的小さ
    い発条押圧力を有する比較的幅の広い突条により構成さ
    れ、その最高隆起部が走入ないし走出テープ(8)に指
    向されていることを特徴とする請求項1から4のいずれ
    か一つによるカセット。
  6. 【請求項6】薄板(9、20から25)がポリエステル、こ
    とにポリエチレンテレフタレートから構成され、50μm
    の厚さを有し、二重屈曲(DK)の屈曲線間の間隔が約1.
    5から4mm、好ましくは約2から3mmの範囲、ことに2.4mm
    であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つ
    によるカセット。
  7. 【請求項7】本質的にフランジを持たないリール上の少
    なくとも1個のテープ巻回体を有するテープカセット、
    ことに磁気テープカセットのために組合わせて使用され
    る挿置薄板であって、この2枚の薄板(9、20から25)
    にそれぞれカセット中間平面(ME)に関し互いに対向す
    るように彎曲ないし屈曲部分が設けられ、この薄板
    (9、20から25)が長手方向中間軸線(MF)の両側にお
    いて発条作用部分としてそれぞれの中間部分に長手方向
    屈曲線(K1、2;K3、4;C3/2)を有し、これは一方におい
    て中間平面(ME)から遠い方の薄板面上に形成され、他
    方において中間平面(ME)に指向されたスプリングコン
    スタントを有する屈曲部分が形成され、中間平面(ME)
    の方向に種々の大きさの発条押圧力を及ぼすため長手方
    向屈曲線(K1、2;K3、4;C3/2)には種々の横断面形状
    (DK、EK)が形成され、長手方向屈曲線(K1、2;K3、
    4)の全長にわたり種々の発条押圧力をもたらすため長
    手方向屈曲線(K1、2;K3、4)の全長にわたり上記の種
    々の横断面形状(DK、EK)が形成され、あるいは長手方
    向屈曲線(C3/2)の長さの少なくとも一部分に種々の発
    条押圧力をもたらすため長手方向屈曲線(C3/2)の少な
    くとも一部分に上記の種々の横断面形状が形成され、第
    1の長手方向屈曲線(K1、2)が薄板両端に至るまで全
    長的に形成され、比較的大きい発条押圧力をもたらすた
    めに比較的大きいスプリングコンスタントを有し、第1
    の長手方向屈曲線(K1、2)にくらべて比較的短い、第
    2の長手方向屈曲線(C3/2)が平行に、かつ横断中間軸
    線(A−A′)に関し対称的に設けられており、第2の
    長手方向屈曲線(C3/2)の短い中央部分(MDK)がそれ
    ぞれ二重屈曲(DK)により構成され、この一方の屈曲稜
    縁が中間平面(ME)に指向され、他方の屈曲稜縁が中間
    平面(ME)より遠い側に指向されていることを特徴とす
    る薄板。
  8. 【請求項8】第2の長手方向屈曲線(C3/2)の短い中央
    部分(MDK)の両端に、巻取りないし巻取られるべきテ
    ープ(8)のための走入/走出部分(EAK)が設けら
    れ、この走入/走出屈曲部分(EAK)が、長手方向屈曲
    線(C3/2)の短い中央部分(MDK)から延びて真直ぐ薄
    板両端まで達していることを特徴とする請求項7による
    薄板。
  9. 【請求項9】第2の長手方向屈曲線(C3/2)の短い中央
    部分(MDK)の両端に、巻取りないし巻取られるべきテ
    ープ(8)のための走入/走出部分(EAK)が設けら
    れ、この走入/走出屈曲部分(EAK)が、長手方向屈曲
    線(C3/2)の短い中央部分(MDK)に対し角度(δ)を
    なして、ことに薄板(24)の隅角部方向に延びているこ
    とを特徴とする請求項7による薄板。
  10. 【請求項10】走入/走出屈曲部分(EAK)が、それぞ
    れ比較的小さい発条押圧力を有する単一屈曲(EK)によ
    り形成され、この単一の薄板屈曲稜縁が走入ないし走出
    するテープ(8)部分のために中間平面(ME)に指向さ
    れていることを特徴とする請求項8または9による薄
    板。
  11. 【請求項11】走入/走出屈曲部分(EAK)が、それぞ
    れ比較的小さい発条押圧力を有する、比較的幅の広い突
    条により形成され、これらの先端が走入ないし走出する
    テープ(8)部分のために中間平面(ME)に指向されて
    いることを特徴とする請求項8または9による薄板。
  12. 【請求項12】薄板(9、20から25)がポリエステル、
    ことにポリエチレンテレフタレートから成り、50μmの
    厚さを有し、二重屈曲(DK)の両屈曲線間の間隔が約1.
    5から4mm、好ましくは約2から3mmの範囲内にあり、こ
    とに2.4mmになされていることを特徴とする請求項7か
    ら11のいずれか一つによる薄板。
JP2511202A 1989-08-12 1990-08-10 テープカセット、ことに磁気テープカセットおよびそのための薄板 Expired - Fee Related JP2888975B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE8909704U DE8909704U1 (de) 1989-08-12 1989-08-12 Bandkassette, insbesondere Magnetbandkassette
DE8909704.1 1989-08-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05501470A JPH05501470A (ja) 1993-03-18
JP2888975B2 true JP2888975B2 (ja) 1999-05-10

Family

ID=6841932

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2511202A Expired - Fee Related JP2888975B2 (ja) 1989-08-12 1990-08-10 テープカセット、ことに磁気テープカセットおよびそのための薄板

Country Status (11)

Country Link
US (1) US5402296A (ja)
EP (1) EP0486530B1 (ja)
JP (1) JP2888975B2 (ja)
CN (1) CN1033295C (ja)
AT (1) ATE113136T1 (ja)
AU (1) AU651796B2 (ja)
DE (3) DE8909704U1 (ja)
DK (1) DK0486530T3 (ja)
ES (1) ES2063371T3 (ja)
WO (1) WO1991003051A1 (ja)
ZA (1) ZA906376B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE8909704U1 (de) * 1989-08-12 1989-11-23 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Bandkassette, insbesondere Magnetbandkassette
EP0646919B1 (en) * 1990-02-22 2000-05-03 Fuji Photo Film Co., Ltd. Magnetic tape cassette
JPH05347080A (ja) * 1992-04-15 1993-12-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd テープカセット
US5558292A (en) * 1993-12-24 1996-09-24 U.S. Philips Corporation Magnetic-tape cassette having at least one antifriction foil separated from an antifriction-foil stack
JP2008186492A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Tdk Corp 情報媒体

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2251746C3 (de) * 1972-10-21 1982-05-19 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Magnetbandkassette, insbesondere Kompaktkassette
JPS5073618A (ja) * 1973-08-17 1975-06-17
JPS543130U (ja) * 1977-06-10 1979-01-10
JPS5914948Y2 (ja) * 1979-03-19 1984-05-02 ティーディーケイ株式会社 カセツト
JPS5839787U (ja) * 1981-09-09 1983-03-15 オリンパス光学工業株式会社 カセツトのライナ−シ−ト
DE8401561U1 (de) * 1984-01-20 1984-05-03 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Bandkassette, insbesondere magnetbandkassette und beilagefolie dafuer
DE8415333U1 (de) * 1984-05-19 1984-11-22 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Magnetbandkassette, insbesondere kompaktkassette
NL8500888A (nl) * 1985-03-27 1986-10-16 Polygram Bv Magneetbandcassette, alsmede wikkelinrichting toepasbaar in combinatie met een dergelijke cassette.
DE8509882U1 (de) * 1985-04-02 1985-07-25 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Bandkassette, insbesondere Magnetbandkassette
IT210557Z2 (it) * 1986-12-04 1988-12-30 Atb Spa Struttra di mascherina per cassette di nastro magnetico con mezzi di bloccaggio rispetto all'involucro scatolare.
IT1199703B (it) * 1986-12-04 1988-12-30 Atb Spa Mascherina per cassette di nastro magnetico
GB2211818B (en) * 1987-10-31 1992-03-18 Taiyo Yuden Kk Magnetic tape cassette
SU1693636A1 (ru) * 1989-07-26 1991-11-23 Научно-Исследовательский Институт Электромеханических Приборов Киевского Научно-Производственного Объединения "Маяк" Кассета дл магнитной ленты
DE8909704U1 (de) * 1989-08-12 1989-11-23 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Bandkassette, insbesondere Magnetbandkassette

Also Published As

Publication number Publication date
DE59007519D1 (de) 1994-11-24
CN1033295C (zh) 1996-11-13
AU651796B2 (en) 1994-08-04
US5402296A (en) 1995-03-28
JPH05501470A (ja) 1993-03-18
AU6154390A (en) 1991-04-03
ZA906376B (en) 1992-04-29
DK0486530T3 (da) 1994-11-14
DE9010867U1 (de) 1990-10-25
EP0486530A1 (de) 1992-05-27
CN1049567A (zh) 1991-02-27
EP0486530B1 (de) 1994-10-19
WO1991003051A1 (de) 1991-03-07
ATE113136T1 (de) 1994-11-15
DE8909704U1 (de) 1989-11-23
ES2063371T3 (es) 1995-01-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2888975B2 (ja) テープカセット、ことに磁気テープカセットおよびそのための薄板
US5418671A (en) Magnetic tape cassette with an improved support liner arrangement
USRE28863E (en) Guide elements for magnetic tapes wound or to be wound in the form of packs on flangeless spools
EP0096994B1 (en) Tape cassette
JPS6338792B2 (ja)
EP0404245A1 (en) Magnetic-tape cassette
US4443827A (en) Tape cassette
US5377066A (en) Magnetic tape cassette having friction sheet protruding portions with wavily curved side edges
US5701225A (en) Tape cassette having a minimized clamp set
US4205809A (en) Tape cassette
US4646186A (en) Cassette tape recorder with plural tape guide structure
JPS6235158Y2 (ja)
JPS593418Y2 (ja) テ−プリ−ル
JP3460377B2 (ja) テープリール
US4054252A (en) Magnetic tape cassette
US5330128A (en) Magnetic tape cassette with motion limiting fingers
KR100448677B1 (ko) 자기 헤드 및 자기 기록 재생 장치
JP2698532B2 (ja) 小型テープカセット
JPS5935906Y2 (ja) エンドレスカセツト
JPS6349897Y2 (ja)
EP0443426B1 (en) Tape guide mechanism for recording and reproducing device
JPH0516710Y2 (ja)
JP3003439U (ja) ビデオテープカセットのリール保持用板ばね
JP2538195B2 (ja) 磁気テ―プ装置
JPH03250480A (ja) テープガイド

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees