JPH05501387A - 熱成形法 - Google Patents

熱成形法

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JPH05501387A
JPH05501387A JP2515673A JP51567390A JPH05501387A JP H05501387 A JPH05501387 A JP H05501387A JP 2515673 A JP2515673 A JP 2515673A JP 51567390 A JP51567390 A JP 51567390A JP H05501387 A JPH05501387 A JP H05501387A
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ハラスタ,ルイス・ポール,ジュニアー
ランディス,ニュートン・チャールズ・メリマン
リアフラー,ジェラルド・ジョージ
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イーストマン・コダック・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 熱成形法 発明の分野 本発明は、熱可塑性シート材料の熱成形法、さらに詳しくは、熱成形物における ある種の潜在的な欠陥を防ぐ上記の方法に関する。
発明の背景 車体、ボート及び家庭電化製品のような物品の吹き付は彩色を改良するものとし て、保護及び化粧仕上げを提供する新しい種類のペイント被覆シート材料(ペイ ント被覆フィルムとも呼ばれている)が開発された。この新しい材料は、厚さが 均一であり、そして一方の面は外観となり、他方の面は任意に接着剤層となる保 護及び化粧ペイント層を有する、軟質、伸縮性、熱可塑性のキャリヤーフィルム よりなる。この材料はまた、ペイント層とキャリヤーフィルムとの間にタイ層す なわち結合層のような別の層を有していてもよい。好ましい具体例では、透明な トップコートでペイント層を覆う。この組み合わせによって、自動車の仕上げに 特に好ましい、魅力的な下塗り一透明被覆外観がもたらされる。
公知の真空熱成形法を用いて、ペイント被覆フィルムを車体パネルのような物品 に引き伸ばし、結合して、下塗り一透明被覆仕上げを得ることができる。吹き付 は彩色に代えてペイント被覆フィルムを用いるそのような仕上げで得られる利点 には、溶媒の蒸発を抑制して大気を汚染することが少なくなること、及び危険廃 棄物としてのペイントスラッジが減少することがある。さらに、新しいペイント 被覆フィルムは、吹き付は彩色仕上げよりも、著しく滑らかで魅力的な外観を有 する。この新しい種類の熱成形可能なシート材料及びその製法については、G。
G、Reaflerの1987年11月3日付は米国特許出願第116,426 号に記載されている。この方法では、層流塗布によってペイント組成物を熱可塑 性キャリヤーフィルム表面に塗布し、乾燥し、そして追加の層をそれぞれ順に塗 布及び乾燥して、すぐれた光沢と滑らかさをもつペイント被覆フィルムを得る。
ペイント被覆フィルムを、自動車のパネルのような三次元の基体に真空熱成形に よって引き伸ばし、結合すると、結合物品が形成される。しかしながら、熱成形 の結果として、特に、物品をその際に高温にすると、ある種の欠陥が結合物品に 現れることが分かった。
そのような欠陥の1つは、フィルムと基体との間に気泡が捕捉されることがら生 じる。気泡が十分に大きいとき、気泡は熱成形後、滑らかなペイント被覆面のむ らとして見える。しかしながら、気泡が小さくても、物品を長時間高温にさらす と、自動車を暑い季節に太陽にさらすときに生じるような、目に見える欠陥が生 じる。
真空熱成形によってフィルムを基体に接着結合するとき、空気が捕捉されるのを 避けるために、考えられたことは、多孔質基体を使用すること、又は基体に孔を 形成することであった。トンプソンの米国特許第3.551,232号では、固 体粒子を接着剤組成物に加えて、空気の流れを容易にしている。しかしながら、 これらの手段では、目に見えるパターンが生じたり、あるいは接着結合した熱成 形フィルムの表面に欠陥が生じる。
高温にさらすことによって、「ビール・バック]として知られる欠陥も生じる。
これは、結合フィルムの応力緩和によると考えられ、これは、熱成形操作によっ て引き伸ばし、硬質基体に結合するときに、フィルムに応力が生じる結果である 。
結合物品を、例えば200°Fに1時間、加熱すると、接着結合は弱くなり、そ して少な(とも端に沿って、引き伸ばされたフィルムは収縮し、ビール・バック する。従って、空気の捕捉及び結合フィルムのビール・バックを減少させたりあ るいはこれらをなくす熱成形法がめられている。この方法はまた、清らがで、光 沢があり、そして基体の穴又は孔によっであるいは接着剤組成物中の粒子によっ て好ましくないパターンが生じることのないフィルム表面が得られものでなけれ ばならない。本発明は、空気の捕捉がほとんどあるいは全くなく、高温でのビー ル・バックの恐れがほとんどない状態で、ペイント被覆フィルムを非多孔性三次 元基体に結合することができる方法を提供するものである。
本発明の方法では、伸縮性で熱可塑性のフィルムを引き伸ばし、三次元の基体に 結合して、結合物品を形成する。真空チャンバー内において、接着剤層がフィル ムと基体の間になる状態で、フィルムを基体の近くに置く。そして、低い熱成形 温度で真空熱成形して三次元の基体と接着結合接触させる。該低い熱成形温度は フィルムのTgより上の温度ではあるが、フィルムの弾性率が少なくとも109 ダイン/cm2となる温度である。この熱成形温度は、熱成形することによって フィルムを引き伸ばして三次元基体に結合したときに、結合フィルムが実質的な 応力の下にあるほどに十分に低い温度である。フィルムが収縮しないように真空 を維持しながら、得られた結合物品を、好ましくは室温まで、冷却して接着結合 強度を高める。その後、応力をやわらげる温度ではあるが、フィルムの応力がフ ィルムの基体への接着結合強度を越える温度より下の温度で、結合物品を加熱す る。
この加熱工程は、引き伸ばして結合したフィルムの応力を、200°Fでの接着 結合強度より下のレベルにまでやわらげるのに十分な時間行う。
図面 以下の図面を参照することにより、本発明をさらに理解することができる。
図1は、本発明の方法で用いる好ましいペイント被覆フィルムの実物大ではない 拡大断面図であり、: 図2は、該フィルムを製造する装置の側面図であり:図3は、本発明を実施する 真空熱成形装置を示す図であり:図4−7は、接着剤被覆フィルムを基体に熱成 形−結合する異なる段階を示す図であり: 図8−13は、一連の熱可塑性フィルムの弾性率と温度との関係をプロットし本 発明の方法では、どのような熱成形可能なシート材料の場合でも、これまで好ま しいと考えられてきた温度より低い温度で真空熱成形操作を行う。これまでの熱 成形操作では、フィルムに過度の柔軟性及び伸縮性を付与するために、比較的高 い温度を用いてきた。シート材料又はフィルムをそのようなより高い温度に加熱 することによって、フィルムを破(ことなく、かつ剥離又はビール・バックを導 くことになる高応力を結合フィルムに残すことな(、引き伸ばして、三次元物品 にぴったり合わせることができる。
しかしながら、本発明では、特に可塑性フィルムの場合、これまで好ましいと考 えられていた温度より低い温度で熱成形操作を行うと、意外な利点が得られるこ とを見いだした。これまで接着剤被覆フィルムを三次元で硬質の非多孔性基体へ 熟成形結合する場合における問題であった、接着剤被覆フィルムと基体との間に 空気が捕捉されるという傾向は、著しく減少する。理論的な説明をする義務はな いが、フィルムを通常の熱成形温度よりいくらか低くすると、弾性率はより高( なり、フィルムは真空によってよりゆっくりと基体上に引き下げられるようであ る。これは、下っていくフィルムと基体との間から空気を逃すには都合がよいと 考えられる。また、フィルムはよりゆっくりと引き下げられるので、真空チャン バーの絶対圧はフィルムが基体に接触する時点ではより低くなる。それゆえ、フ ィルムと基体との間に捕捉される空気は少ない。
より低温及びそれゆえより高い弾性率での熱成形が空気の捕捉を予想外に減じる ことは分かったが、これによって別の問題が生じる。フィルムをより低温及びよ り高い弾性率で引き伸ばし、結合すると、そのような高応力が結合フィルムに閉 じ込められ、物品を高温、例えば93℃にすると、結合物品の端からビール・バ ックが生じやす(なる。本発明の方法では、この問題は、(冷却して接着剤を硬 化した後に)結合物品を比較的穏やかな応力除去温度に加熱することによって、 解消されるかあるいは減少する。この温度が高すぎると、接着結合強度は低下し 、フィルムは収縮し、そしてビール・バックするであろう。他方、温度が低すぎ ると、応力除去に非実用的な長い時間が必要となる。多くの熱可塑性重合体フィ ルム、例えば線状ポリエステルフィルムや、そのようなフィルムをポリウレタン ペイントで被覆したものの場合、好ましい応力除去温度は約140°Fより上で ある。それゆえ、そのようなフィルムの場合、好ましい応力除去温度は約140 ゜Fより上の温度であるが、フィルム内の応力が接着結合強度を越えない温度よ り下の温度である。さらに、この加熱工程の時間は、引き伸ばして結合したフィ ルム内の応力を、200°Fでの接着結合の強度より下のレベルにまで緩和する のに十分な時間にすべきである。200°Fというのは、結合物品を、例えば車 体の外部パネルとして使用する際に受けると予想される、おおよその最高温度で ある。
図1は、本発明の方法で熱成形することができるペイント被覆フィルム10の1 つの具体例の断面図である。層11は軟質で伸縮性の熱可塑性重合体キャリヤー フィルムである。キャリヤーフィルム11上に塗布したものは、自動車の仕上げ に用いられるような、保護及び化粧ペイント層13である。必須のものではない が、キャリヤーフィルム及びペイント組成物の組み合わせと共に、薄いタイ層1 2を、ペイント層のキャリヤーフィルムへの結合を高めるために、ペイント層を 塗布する前に、キャリヤーフィルムに塗布し、乾燥してもよい。
ペイント層の上面へ塗布するのは、軟質で、熱成形しつる透明被覆層14である のが好ましい。ペイント層と共にこの層は、好ましい下塗り透明層の外観をもた らす。
ペイント層と反対側のキャリヤーフィルムの側に塗布するのは、感圧接着剤層1 5である。これは、シート材料を自動車パネルのような基体にしっかりと結合さ せる手段を提供する。接着剤層15を塗布した後、シート材料を、例えばポリエ ステルフィルムの、薄い剥離シート16と共に巻き込むと、コアに最終シート材 料を非粘着性の状態で巻き取ることができる。任意のシリコーン剥離用被覆を剥 離シート16上に塗布して、シート材料を基体に熱成形する前にこれが接着剤層 から剥がれるのを助けるようにしてもよい。
熱成形して基体に結合するフィルムが接着剤被覆を有するのが最も一般的で好ま しいが、他の方法でフィルムと基体との間に接着剤層を施すことも本発明の範囲 に入る。例えば、接着剤層を、吹き付けのような方法で基体に塗布してもよく、 あるいは別の接着剤フィルムを基体と熱成形するフィルムとの間に置いてもよい 。
熱可塑性で熱成形可能なフィルムを真空熱成形によって基体へ引き伸ばし、結合 することは、図3の断面図に示すような装置で行うことができる。装置60には 、導管62によって図示されていない真空源に接続される真空チャンバー61が ある。基体63をチャンバー61内で、断面図には示されていない支持体上に取 り付ける。基体表面を熱可塑性フィルムで覆い、そして結合する。様々な自動車 部品及びパネルがそのような基体の例であるが、本発明の方法は熱可塑性フィル ムを、ポート、家庭電化製品、事務用品等を含めた他の広範囲な基体へ熟成形及 び結合するのに用いることができる。下側に接着剤を塗布した伸縮性の熱可塑性 フィルム64を、フレーム65にクランプし、基体の上に接近して置く。フレー ム及びフィルムは真空チャンバーの機密シールを形成する。フィルムの上には、 抵抗コイル、赤外ランプ又は他の熱源を含む加熱手段66がある。チャンバー6 1はまた、チャンバーのすみを占めそしてフィルムの引き下げ距離を制限する、 輪郭構造物67を備えているのが好ましい。これは、フィルムが過度に引っ張ら れ、破れるのを妨げる手助けをする。またチャンバーは、フィルムが下に引っ張 られるにつれて、フィルムの「ウェブピング」したり又はフィルム自体へ結合す ることを妨げる手助けをする、三角形の「ウェブキャッチャ−」68を備えてい るのが好ましい。これらの好ましい構造物は、本願ともに係属中のReafle r等の米国特許出願第399,647号(1989年8月28日出願)にさらに 詳しく記載されている。
図4及び5は、図3の装置を、好ましくない空気の捕捉が生じる熱成形条件下で 用いた場合を説明する図である。すなわち、ヒーター66はフィルム64を、フ ィルム64の弾性率が約109ダイン/cm2未満に減少する程の高い温度に加 熱する。フィルムは非常に軟質になり、そのため急速に下に引かれ、気泡70を 捕捉する。接着剤層があるために、フィルムは基体63に急速に結合し始める。
空気は非多孔性基体から逃げることができず、フィルムと基体との間に捕捉され る。
図5は、基体の表面全体に沿って捕捉された気泡を示す図である。図5は、引き 下げが完了し、フィルムを冷却した後の結合物品の状態を表しているので、気泡 は図4よりもいくらか小さく示されている。
図6及び7は、本発明の工程を示す図である。図6では、ヒーター66がフィル ム64を、図4におけるよりもいくらか低い温度に加熱している。これは比較的 低い熱成形温度であるが、フィルムのガラス転移温度(T g)より上の温度で る。この温度は、熱可塑性フィルムの弾性率が109ダイン/cm2未満の十分 に低い温度である。そのような温度/弾性率の詳しい関係については、特に図8 −13のグラフに関連させて以下で詳しく述べる。図6に示すように、熱可塑性 フィルム64の弾性率は、フィルムを、図4のより高い温度における場合よりも ゆっくりと引き下げるのに十分な程度に高い。より高い弾性率のフィルムの断面 形はより低い弾性率のフィルムのように平らではないと考えられる。従って、フ ィルムが下がり、基体に結合するにつれて、捕捉される空気はほとんどあるいは 全くない。
フィルム64を完全に引き下げ、基体63に結合するとき、空気は捕捉されない が、弾性率がより高いため、フィルムはかなりの応力の下にあり、図4のように より高い温度で熱成形した場合よりも応力は相当高(なる。
このより高い応力の間、モしてチャンバー61の真空を維持することによってフ ィルムが収縮するのを妨げている間、図7のヒーター66を止め、フィルム64 及び基体63よりなる結合又は積層物品を、例えば室温に冷却し、そして接着結 合強度が増強されるのに十分な時間、この状態に保つ。真空を解いたとき、引っ 張ったフィルムが基体からすぐにビール・パックしないように十分に結合を増強 するためには、通常はんの数秒又は数分が必要である。そして、過剰のフィルム は基体の端からトリムする。
結合物品を冷却し、真空チャンバーから取り出した後、これを室温で数時間維持 するのが好ましい。次いで、これを更にある程度の時間熱処理する。熱処理温度 は、フィルム内に閉じ込められた応力を妥当な時間内で除くのに十分に高い温度 であるが、フィルムが破れて基体から離れる程、接着結合強度が弱くなるような 高い温度であってはいけない。換言すると、フィルム内の応力はフィルムの接着 強度を越えてはならない。この熱処理時間は、結合フィルム内の応力が、約20 0’Fに加熱した場合、接着結合が有する強度未満のレベルにまでやわらげるに 十分な時間である。この約200°Fという温度は、例えば熱成形した自動車の 外部パネルが受けるであろうと予想されるおおよその最高温度である。
図3−7は、本発明の方法で用いる熱成形装置の1例を示す図である。Reaf ler等の米国特許出願第399.647号(1989年8月28日出願)に記 載された別の装置は、いわゆる「二重真空」装置であり、これは初めにフィルム の両側を真空にして、空気の捕捉を減じるものである。さらに別の装置は、5h ort等の米国特許第4.769.100号に示されているものである。
図2は、層流塗布及び多段乾燥工程の好ましい手順によって本発明のンート材料 を製造するのに用いつる好ましい塗布及び乾燥装置の略図である。被覆ホッパー 31はBeguinの米国特許第2,681.294号に記載の種類のような押 し出し被覆ホッパーである。被覆ホッパーは、連続的に移動する熱可塑性キャリ ヤーフィルムウェブ32と接触した状態で、被覆液の水平に広がったビードを層 流状に狭いスロットを通して押し出す。被覆組成物は、このように均一な層とし てウェブ上に被覆する。ウェブ上に被覆する第1層は、図1のタイ層12又はペ イント層13である。いずれの場合であっても、ロール30によって供給される 、予め被覆したあるいは被覆していないキャリヤーフィルムウェブを、被覆ホッ パー31の狭い押し出しスロットに極めて接近させて通過させる。ウェブがホッ パーを通過するとき、液体被覆組成物の層流をウェブ上に押し出す。ウェブが通 過するたびに、被覆物の厚み全体をウェブの幅にわたって同時に塗布する。被覆 後すぐに、湿った層を表面に有するウェブを乾燥装置に通す。
被覆ウェブ32は乾燥装置の連続工程を通って、図示されていない巻き取りロー ルによって引っ張られる。これらには、初期乾燥工程33.34.35及び最終 硬化工程48がある。これらの工程はしだいにより高い温度となるのが好ましく 、乾燥帯域の初期工程の温度は穏やかな温度である。このことは、水及び有機溶 媒を含有する水性ペイントを乾燥するときに特に望ましい。しかしながら、残留 液体を除去するために及び/又は架橋可能な透明被覆を硬化するために、1つ又 はそれ以上の最終工程は、高い温度にしうる。例えば、加熱空気をライン37を 経て工程33.34及び35でそれぞれ27℃、43℃及び66℃にて導入しう る。バッフル41は、空気がフィルムの上部から流れ去るのをそらせ、乾燥チャ ンバーの低部領域へ空気が流れるようにする。検出制御装置45及び46は、図 示されていないフィードバック装置によって適当な空気温度及び湿度に維持する 。
ウェブの速度は、最終工程48において、被覆物を十分な時間、例えば3−6分 間、高温にするような速度である。該最終工程48では、ライン40を経て、約 80℃の空気が導入される。
好ましくは、移動ウェブはまた、いくつかの乾燥工程において金属ローラー36 及び45並びに他のローラーと接触させることによってその下側からも加熱され る。高伝熱性のこれらの金属ローラーは、温かい空気によって加熱され、ウェブ の下側に熱を伝達して、ウェブの温度をさらに高める。最終工程48で、ウェブ が浮動ループ部の垂直路を移動するにつれて、ウェブをその最高温度に加熱する 。ウェブをローラー50及びプレナム49の空気リバーサーによって案内して、 フィルムの被覆面がローラー51と接触しないようにする。工程48を出た乾燥 フィルムは図示されていない巻き取りロールに巻き取る。
最適な品質にするために、乾燥温度を段階的に高くしたり、Fronheise r等の米国特許出願第166.083号に記載の乾燥方法のような湿度調整によ る他の方法が、ペイント及び他の層の乾燥に好ましい。
Gerald G、Reaflerの1988年12月20日付けの同時係属出 願の米国特許出願第287,417号に記載されているように、透明被覆の厚さ が0.1mm (4ミル)であると、金属フレーク下塗りを有するシート材料を 熱成形するとき、引っ張った部分の光沢の保持性が改良されることが分かった。
それゆえ、本発明の方法に用いる好ましいペイント被覆フィルムでは、透明被覆 が厚い。そのような好ましいシート材料では、透明被覆の全体の乾燥厚さは少な くとも0.1雄であり、最も好ましくは少なくとも0.25mmである。
好ましいシート材料の透明被覆が厚いので、十分に乾燥するために、そのような 層は2回以上通過させるのが好ましい。例えば、透明被覆の乾燥厚さが0.12 mmであるなら、1回目の通過で乾燥厚さ0.06mmの層を被覆及び乾燥し、 そして2回目の通過で第2層を被覆及び乾燥して、全体の乾燥厚さを0.12I III11にしてもよい。
シート材料用のキャリヤーフィルムは基本的には平らで、自立性、伸縮性、軟質 の熱可塑性重合体フィルムであり、透明、半透明又は不透明である。これは本質 的には均一の厚さであり、約0.05−0.50mmであるのが好ましい。好ま しい厚さは、約0.16−0.32mm(6−13ミル)である。
キャリヤーフィルムは、熱成形法に適した熱軟化特性及び引っ張り伸び特性を有 する。このフィルムに好ましい重合体は熱成形及び/又は真空成形法に有用であ ることが知られているものであり、例えばポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、A BS (アクリロニトリル/ブタジェン/スチレン)樹脂、ポリエチレン及びポ リプロピレンである。有用なキャリヤーフィルム組成物には、米国特許第4,2 46.381号に記載の共ポリエステル並びに米国特許第4,287.325号 に記載の芳香族ポリエステル及びグリコールポリエステルから誘導した共ポリエ ルテルのポリアクリレートブレンドがある。ゴムで変性したスチレン/マレイン 酸無水物とポリカーボネート及び/又はポリエステルとのブレンドも、ポリ(エ ーテル−エステル)及びポリエステルのブレンドと同様に有用である。特に好ま しいキャリヤーフィルム重合体は、ASTM D−638に従って測定したとき 、破断点引っ張り伸びが少な(とも約40%を示す。非常に好ましいキャリヤー フィルム組成物は、米国特許第4.582.876号に記載のポリ(1,4−シ クロヘキサンジメチレンテレフタレート)及びゴムで変性したスチレン/マレイ ン酸無水物共重合体に基づく共ポリエステルのブレンドである。キャリヤーフィ ルムとして押し出すことのできるこの種の重合体ブレンドの具体例は、共ポリエ ステルとrDylark 600Jスチレン共重合体の55:45重量%のブレ ンドからなるものである。後者の共重合体は、アトランティック・リッチフィー ルド社の1部門であるアルコ・ケミカル社から入手しつるゴムで変性したスチレ ン/マレイン酸無水物共重合体である。共ポリエステルはテレフタル酸、19モ ル%のエチレングリコール及び81モル%の1.4−シクロヘキサンジメタノー ルから誘導される。
伸縮性キャリヤーフィルムの他の例には、Seymourの1988年2月7日 付けの同時係属出願第151.727号に記載のような軟質のポリ(エーテル− エステル)とより硬質のポリエステルとのブレンドの押し出し物によって製造さ れる非常に軟質で伸縮性のフィルムがある。キャリヤーフィルムには、重合体フ ィルムに有用であることが公知の充填剤、UV吸収剤、可塑剤、着色剤、抗酸化 剤等が含まれる。
シート材料用のペイント又は下塗り層は、着色剤及び/又は光反射性フレークを 含むフィルム形成結合剤を有する。ペイント組成物に一般的な着色剤を用いるこ とができ、それらには無機顔料、例えば二酸化チタン、酸化鉄、酸化クロム、ク ロム酸鉛、カーボンブラック、シリカ、タルク、チャイナクレー、金属酸化物、 珪酸塩、クロム酸塩等、並びに有機顔料、例えばフタロシアニンブルー、フタロ シアニングリーン、カルバゾールバイオレット、アントラピリミジンイエロー、 フラバントロンイエロー、イソインドリンイエロー、インダントロンブルー、キ ナクリドンバイオレット、ペリレンレッド、ジアゾレッド及び当業者に公知の他 の化合物がある。
ペイントに一般的に用いられるどのような光反射性フレーク(特に自動車の仕上 げペイントに用いられるもの)も使用することができる。適した反射性フレーク には金属フレーク、例えばアルミニウムフレーク、銅フレーク、ブロンズフレー ク、銅ブロンズフレーク、ニッケルフレーク、亜鉛フレーク、マグネシウムフレ ーク、銀フレーク、金フレーク、白金フレーク、及び他の小板状物、例えば雲母 、ガラス、ステンレス鋼、被覆雲母、被覆ガラス及びアルミニウム被覆ポリエス テルフィルム片がある。2種以上の混合物も用いることができる。
下塗り用のフィルム形成結合剤はポリウレタンであるのが好ましいが、下塗り組 成物の結合剤として一般的に用いられる他の軟質のフィルム形成樹脂、例えばア クリル重合体及びポリエステルそしてアルキド樹脂を用いることができる。その ような結合剤の例は、米国特許第4.681.811号、第4.403. OO 3号及び第4.220,679号に記載されている。
上記引例に記載されている多くの重合体は有機溶媒をベースにした重合体である が、アクリル重合体は水性エマルジョン重合法によって製造することができ、水 性ベース下塗り組成物として用いることができる。着色した透明な組成物である 有用な水をベースにした下塗りについては、米国特許第4.403.003号に 記載されている。米国特許第4.719.132号及び第4.147,679号 に記載のような水をベースにしたポリウレタンは、ペイント層用の好ましい結合 剤の例である。
乾燥したペイント層の平均の厚さは、約0.012 0.080mm(0,5− 3ミル)であるのが好ましい。特に好ましい平均の厚さは、約0.020−0. 060ml11(0,8−2,4ミル)である。ペイント層は、ペイント組成物 の層流を形成し、そしてこの流れを移動キャリヤーフィルムウェブに接触させて ペイント層を形成することによって施すのが好ましい。
層を被覆する好ましい方法は、例えばBeguinの米国特許第2.681.2 94号に記載のような押し出し被覆ホッパーを用いる、層流被覆である。また、 Mercier等の米国特許第2.761.419号又はPaddayの米国特 許3、0 O5,440号におけるようなスライド被覆ホッパーを用いて、ある いは好ましくはRu5se11等の米国特許第2,761.417又はJack sonn等の米国特許第3.996,885号に記載のタイプの押し出しスライ ドホ・ブルーを用いて、同時に多層被覆することも可能である。Ru5sell の米国特許第2.761,418号及びMercierの米国特許第3,627 ,564号にあるような多層押し出しホッパー、及び上記Reaflerの米国 特許出願第116゜426号に記載の他の層流被覆法も有用である。
層流被覆では最高に均一で滑らかで光沢のある層が得られるので非常に好ましい が、これは、他の被覆法で製造したペイント被覆フィルムを用いる本発明の熱成 形法にも可能である。他のそのような方法には、例えば1984年7月のRe5 each Disclosure 24.403.5hort等の米国特許第4 .769,100号及び1988年5月4日公開のヨーロッパ特許出願第266 109号(レキサム社の米国特許第4.810.540号)に記載の吹き付は被 覆+ 1987年7月29日公開のヨーロッパ特許出願第230 364号(ミ ネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアー社)に記載のバー被覆;及 び]988年10月5日公開のヨーロッパ特許出願第285 071号(アベリ ー・インターナショナル社)に記載のリバースロール被覆がある。
ペイント層は、接着促進タイ層を有するキャリヤーフィルム上に被覆することが できる。タイ層は、接着促進成分及び任意に溶剤よりなる組成物から形成するこ とができる。有用な接着促進成分には、アクリロニトリル、塩化ビニリデン、及 びアクリル酸;メチルアクリレート、塩化ビニリデン及びイタコン酸から誘導し た重合体、硝酸セルロース及び各種の市販されている接着促進成分、例えばモン サンド社が販売するFORMVAR7/95、FORMVAR15/95、BU TVARB−98及びBUTVARB−72、モベイ社が販売するM○BAY  N−50、エアー・プロダクト社が販売するVINACB−15、デュポン社が 販売するELVACITE、そしてゼネラル・エレクトリック社が販売するLE XANがある。適した溶媒はメチルエチルケトン、塩化メチレン、テトラヒドロ フラン、トルエン、メチルセルロソルブ、メタノール、エタノール、プロパツー ル、ブタノール、これらの混合物等である。タイ層の厚さは、約0.0025m m以下であるのがこのましく、化粧及び保護層よりずっと薄いのが好ましい。
透明被覆層の組成物には、自動車の表面仕上げに用いる架橋可能な透明被覆組成 物が含まれる。これらは透明であり、(a)第1成分として、架橋可能な重合体 ポリオール、例えばポリエステルポリオール、ポリウレタンポリオール又はアク リルポリオールそして(b)第2成分として、ポリイソシアネートの硬化剤又は 架橋剤よりなる。これらの成分を、アセトン又はトルエンのような揮発性有機溶 媒に溶解する。次に、得られた反応性溶液を混合し、混合物を、好ましくはHa  ywa r d等の米国特許第4.832,991号に記載のように、キャリ ヤーフィルム上の先の層上に直ぐに被覆する。被覆を加熱することにより乾燥及 び硬化して、架橋したポリウレタン透明被覆を形成する。
そのような組成物の例は、Porterの米国特許第4,719.132号に記 載のような、一方の成分としてポリウレタンポリオール、そして他方の成分とし て脂肪族ポリイソシアネートよりなる、溶媒をベースにした系である。特に好ま しいのは、一方の成分が架橋性ポリ(エステル−ウレタン)ポリオールよりなり 、そして他方の成分が1.6−へキサメチレンジイソシアネートの多官能価イソ シアヌレートのようなポリイソシアネート架橋剤よりなる、この特許に記載の2 成分組成物である。
他の有用な透明被覆組成物には、Ambrose等の米国特許第4.699.8 14号:Simpson等の米国特許第4,650,718号;Singer等 の米国特許第4,681,811号; ;Singet等の米国特許第4.70 3.101号;そしてBackhouseの米国特許第4.220.679号及 び米国特許第4.403. OO3号に記載の組成物がある。これらの全ての特 許及びここに挙げた他の特許は、本発明において使用し得るものである。
本発明の方法は上記のようなペイント被覆フィルムの熱成形/結合に特に有用で あるが、本方法はこのようなフィルムに限定されない。本方法はどのような伸縮 性で熱可塑性のフィルムを基体に熱成形及び結合するのにも都合よく用いること ができる。これには非被覆透明フィルム又は非被覆着色フィルムも含めることが できる。適した非被覆フィルムの例には、ペイント履用のキャリヤーフィルムと してここに記載のフィルムがある。
図1の感圧接着剤層は、基体として熱成形可能なシート材料との間に強力な結合 をもたらすことができる。この種の好ましい接着剤はアクリル接着剤である。
それらの例には、高級アルキルアクリレートのアクリル共重合体、例えばアクリ ル酸、アクリルアミド又はマレイン酸無水物のような極性コノマーと共重合した 2−エチルへキシルアクリレートがある。接着剤は、粘着付与剤樹脂のような添 加剤を含有していてもよい水又は有機溶剤との溶液から被覆する。有用なアクリ ル感圧接着剤の他の例は、Traynor等の1988年2月23日付は米国特 許第4,726.982号に記載されている。
接着剤層は、米国特許出願第116.426号に記載のような層流被覆によって 、乾燥厚さ約0.04−0.12mm (1,5−5ミル)で、キャリヤーフィ ルムに施すのが好ましい。
本発明の方法で用いるのが好ましいソート材料では、キャリヤーフィルム、ペイ ント層、透明被覆及び結合透明トップコートは、シート材料を熱成形法に適した ものにする熱軟化特性及び引っ張り伸び特性を有する。異なる層のこれらの特性 は相互に相溶性があり、その結果、クレージング又は離層を生じることなく、熱 成形の引っ張り力によって相当の伸びが可能となる。キャリヤーフィルム、ペイ ント層、透明被覆及びトップコートは、シート材料が熱成形工捏の前後に実質的 に同じ均一性を示すという、十分に均一な特性を有する。
大発明の方法で用いるのに好ましいペイント被覆フィルム、すなわち、Reaf lerの米国特許出願第116,426号に記載のシート材料は、ASTM試験 D−2427で測定して、20度光沢が少なくとも80である。好ましいのは角 度20度における光沢が少な(とも85、最も好ましいのは少な(とも90のも のである。新しい方法のすぐれた利点は、そのようなソート材料を熱成形の際に 、応力の加わっていない緩和状態から、引き伸ばした領域が緩和領域より少な( とも50%太き(弓1き伸ばし状態に、加熱し及び引き伸ばしたとき、シート材 料がほとんど又は全く光沢を失わないことである。また、DOI及び、金属フレ ークを含有するペイント層を有する材料の場合、フロップが、引き伸ばした領域 で高く維持される。試験を行ったところ、100%を越える引き伸ばしを行って も、好ましい材料における広げたすなわち引き伸ばした領域の20度における光 沢は80より上を維持し、非金属下塗りの場合は90より上を維持することが分 かった。
本発明を、本発明の方法と他の熱成形法とを比較する以下の実施例でさらに説キ ャリヤーフィルムを米国特許第4.582.876号に記載のブレンドから次の ように製造した: 共ポリエステル樹脂とDy1ark(登録商標)スチレンコポリマー600との 重量比55:45混合物を押し出すことによって両者を混合した。この共ポリエ ステルはテレフタル酸、19モル%エチレングリコール及び81モル%1.4= シクロヘキサンジメタツールから誘導した。Dy1ark(登録商標)スチレン コポリマー600は、アトランティック・リッチフィールド社の1部門であるア ルコ・ケミカル社から入手しつる、ゴムで変性したスチレン/マレイン酸無水物 共重合体である。
このブレンドを260−290℃に加熱し、2つの温度制御されたクロムめっき ステンレス鋼ローラーよりなるニップにダイを通して押し出した。次に、押し出 したウェブをチルドローラー上で冷却した。熱可塑性フィルムの平均の厚さは約 0.20mm (7,5ミル)であり、最大厚さ偏差は0.02mm未満であっ た。
上記のように製造したキャリヤーフィルムを、表Iに記載の水性タイコート組成 物の薄層で被覆した。乾燥後、タイ層の厚さは約0.0005mm (0,02 ミル)エチレングリコールモノヘキシルエーテル く1脱イオン水 75 N、N−ジメチルエタノールアミン 〈IN−メチルピロリドン 1 ジエチレングリコールモノブチルエーテル 1アクリル樹脂*10 ウレタン樹脂**10 FC170表面活性剤、4M社販売 005水で希釈して全固体含有量3.0重 量%にする。
* スチレン/ブチルアクリレート/ブチルメタクリレート三元重合体** メ チレンジシクロへキンルシイソンアネー及び脂肪族ジオールの反応生成物 以下の表■の白色ペイント組成物を、窒素ガス加圧容器から幅0.25+amの 被覆ホッパー押し出しスロットを通して、8mm/分の速度で移動するキャリヤ ーフィルム上に取り出した。被覆方法及び装置は米国特許第2.681.294 号に記載の方法とほぼ同じであり、そして被覆リボンの反対面間の差圧を維持す る手段を含めた。Fronheiser等の1988年3月9日付は同時係属中 の米国特許出願第166.083号に記載の低速の温風を供給する、多段連続フ ラットベッド乾燥装置で、被覆を40−90℃で乾燥して0.04mm (1, 5ミル)の厚さにした。
ウレタン樹脂 15−20 エチレングリコールモノヘキシルエーテル 2−5N−メチルピロリドン 2− 5 ジエチレングリコールモノブチルエーテル 2−5N、N−ジメチルエタノール アミン 1−2二酸化チタン 20−25 メラミンホルムアルデヒド 1−2 トルエン 1−2 N−ブチルアルコール 〈1 脱イオン水 残部 得られたペイント被覆フィルムの白色ペイント層をその後、以下の2成分透明被 覆組成物で塗布した。
表■ −透明被覆組成物 A* ポリオール: ウレタンポリオール樹脂 65 B** ポリイソシアネート: 1.6−へキサメチレンジイソシアネート 100に基づく多官能価脂肪族イソ シアヌレ ート樹脂 * PPGインダストリーズ社からTKUS1002として入手可能である。
ウレタンポリオール樹脂はネオペンチルグリコール、イソホロンジイソシアネー ト及び1.4−シクロヘキサンジメタツールの誘導体であり、数平均分子量は約 2000そして重量平均分子量は約6000である。
** モベイ社の塗料部門からDesmodur N−3300として入手可能 である。
トルエンで固形分58%に希釈した成分A及びアセトンで固形分85%に希釈し た成分Bを混合し、そして直ぐにペイント層上に被覆し、乾燥して厚さ領061 11111の透明層を形成した。
比較例1− 「常温」での熱成形 上記「材料製造例」のように製造した白色ペイント被覆フィルムの試料を、高温 の真空熱成形によって、引き伸ばし、金属試験パネルに結合した。この試験では 、剥離シートをフィルム試料の接着剤層から剥ぎ取り、そして接着剤層を有する 水平な面を下に向けて、フィルムの周囲をフレームにクランプした。フィルムを 、赤外加熱ランプに当てることによって275’Fの熱成形温度に加熱し、金属 試験パネルの入った真空チャンバーの上を接触シールするように置いた。パネル は、その長軸が水平なフィルムに対して傾斜した平らな7.5X30cmのプレ ートである。加熱フィルムの真空による引き下げを開始し、フィルムが傾斜した 試験パネル上に引き下げられるにつれて、フィルムはパネルに沿った距離に比例 して引き伸ばされた。従って、フィルムは、はとんど又は全く引き伸ばされてい ないフィルム本来の面に最も近いパネル上面の領域に結合された。低部において 領域の約100%が引き伸ばされるまで、パネルの長さに沿ってしだいに引き伸 ばされた。引き伸ばしが完了したら、フィルムを適当な位置に保持しかつフィル ムが収縮するのを妨げる真空を維持しながら、室温に冷却して接着剤を硬化、す なわち、結合強度を高めた。その後、真空を解き、フィルム及び結合パネルをク ランプフレームから取り除く。過剰のフィルムをパネルの端からトリムし、得ら れた結合物品、すなわち、ペイント被覆フィルムが接着結合した長方形のパネル を数時間室温に保って、接着結合を最大にした。
パネルを、フィルム面と金属面との間の空気の捕捉について試験した。フィルム 面は滑らかで規則的であったが、フィルムをプレスすると、かなりの量の空気が フィルムと金属との間に捕捉されていることが分かった。
その後、結合パネルのビール・バック試験を行った。この試験では、ペイント被 覆フィルムを約100%引き伸ばしたパネル領域において、外科用メスを用いて 、ペイント被覆フィルムを完全に通り抜けて金属表面までとと(1,5インチの 長さの直線の切り込みを入れた。その後、パネルを200°Fに1時間加熱して 、自動車のパネルを暑い日の太陽にさらすシミュレートを行った。この試験結果 については、表■と関連して以下に述べる。
比較例2− 後熱処理を行わないより低温での熱成形材料製造例のように製造し た白色ペイント被覆フィルムの別の試料を、熱成形温度をより低くした他は比較 例1のように、金属パネルに引き伸ばして結合した。
さらに詳しく述べると、温度は約250°Fであった。得られた結合物品は、フ ィルムとパネルとの間に空気をほとんど又は全く捕捉していないことが分かった 。
次に、結合物品のフィルム層を、熱成形の際にフィルムが100%引き伸ばされ たパネル領域でカットした。結合物品を比較例2のように200°Fで1時間加 熱して、ビール・バック試験を行った。結果を表■に記載する。
本発明の実施例1− 低温での熱成形と後熱処理材料製造例の白色ペイント被覆 フィルムの別の試料を、250°Fのより低い温度で金属パネルに熱成形し、結 合した。接着強度が増加する間、フィルムが収縮しないように真空を維持しなが ら、得られた結合物品を室温に冷却した。次に、これを真空チャンバーから取り 出し、むだなフィルムをその端からトリムし、結合物品をオーブンで145°F にて24時間加熱した。目視検査を行ったところ、フィルムと金属表面との間に 空気はほとんど又は全く捕捉されていなかった。次に、フィルム表面を、熱成形 の際にフィルムが100%引き伸ばされたパネル領域でカットした。次いで、結 合物品をオーブンで200°Fにて1時間加熱した。
ビール・バック試験結果を表■に示す。
以下の表■は、比較例及び本発明の実施例で製造した試料についてのビール・バ ック試験結果である。ビール・バックは、200°Fで1時間後測定し、外科用 メスでカットした個所におけるペイント被覆フィルムの端と端との間の距離(ミ ル)で表す。外科用メスの刃の厚さのため、15ミルの分離はビール・バックと 考えない。
表■ 200°F ビール・バック試験 弾性 弾性率 過度の 引き ビール・熟成形 (ダイン 空気の 伸ばし バ ック%I−温度 ム遭り一 後熱処理 皿埋−■江−(ミル)比較例1 275 °F <10’ ナシアリ 10 55比較例2 250’F >10Qflシ f、;シ10 55本発明250°F >109145°F/ すL 100  ’50の実施 24時間 例 弾性率測定例1−6 6枚の熱成形可能なプラスチックフィルムの様々な温度における弾性率を測定し た。弾性率の測定は、引っ張り方式の動的機械分析器を用い、そして弾性率El を計算する、ASTM D4065−82の方法11.3によって測定した。試 験での加熱速度は20℃/分であり、周波数はIHzであった。これらの6枚の フィルムは以下の通りのものである。
MM実施例1− 上記材料製造例に記載の組成を有する非被覆ポリエステルブレ ンドキャリヤーフィルム(DAOOIとする)。フィルムの厚さは7,5ミルで あった。
MM実施例2 − DAOOIキャリヤーフィルムよりなり、一方の面に厚さ1 .5ミルのポリウレタン下塗り、厚さ1.25ミルの架橋ポリウレタン透明被覆 を有し、裏面に厚さ3ミルのアクリル感圧接着剤層を有するペイント被覆フィル ム。これらの層は、材料製造例に記載の組成物と実質的に同じである。
MM実施例3− キャリヤーフィルムが、重量比70/30のDAOO1重合体 組成物と熱可塑性ポリカーボネートとのブレンドから形成された他は、MM実施 例2と同じペイント被覆フィルム。
MM実施例4− 青色顔料(3M社の「コントロールタック(contr。
1tac)Jフィルム)を含有する熱可塑性ポリ塩化ビニルフィルム。
MM実施例5−一方の面に印刷模様及びその上に薄い透明な架橋ポリウレタン層 を有し、裏面に感圧接着剤層を有する、透明な熱可塑性ポリ塩化ビニルフィルム (3M社のrDINOcJフィルム)。
MM実施例6− 厚さ7.5ミルの透明な非被覆熱可塑性非晶質ポリプロピレン フィルム。
約140℃−約250℃の温度範囲における弾性率の測定結果を、図8−13に プロットした。これらは、図に示したフィルムの弾性率が約109ダイン/cm ”より上である温度を示す。熱可塑性フィルムについて上記ASTM法を用いて 得られる図8−13のようなプロットの値は、これによって当業者が、フィルム が約109ダイン/Cl112より上の弾性率を有する比較的低い熱成形温度( Tgの上)を選択することができるようにする値である。
本発明を好ましい具体例に関して詳しく説明してきたが、本発明の精神及び範囲 内で変更することができることは熱論のことである。
!’lに’、、5” Flに’、l; JfIc、7 弾性率E’ (dyn/cm2) (△)0口 弾性率E’ (dyn/cm”) (A) −。
で ス ; ; 0− qコ 弾性率E’ (dyn/cm2) (△)弾性率E’ (dyn/cm2) ( △)国際調査報告 PCT/US 90106]97ININII11゜*hl  Aplmui。6、。 ρCT/us 90106197国際調査報告

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.積層物品を形成するために、伸縮性熱可塑性フィルムを引き伸ばし、そして 三次元基体に結合する方法において、真空室内において、接着剤層がフィルムと 基体の間になる状態で、フィルムを基体の近くに置き; フィルムを真空熱成形して三次元基体と接着結合接触させる間、フィルムを低い 熱成形温度に維持し、; 該低い熱成形温度は、フィルムのTgより上の温度ではあるが、フィルムの弾性 率か109ダイン/cm2より大きくなる温度であり、且つ該低い熱成形温度は 、熱成形することによってフィルムを引き伸ばして三次元基体に結合したときに 、結合フィルムが実質的な応力の下にあるほどに十分に低い温度であり; 得られた積層物品を、収縮しないようにしながら、接着結合強度が増加する温度 まで且つそのような時間冷却し; その後、応力をやわらげる温度ではあるが、フィルム内の応力がフィルムの基体 への接着結合強度を越える温度より下の温度で、積層物品を再加熱し、ここで該 再加熱は、引き伸ばして結合したフィルム内の応力を、200°Fの接着結合強 度より下のレベルにまでやわらげるのに十分な時間行う、ことよりなる上記の方 法。
  2. 2.フィルムが、ポリエステルキャリヤーフィルムよりなり、その一方の面がポ リウレタンペイント層である、請求項1の方法。
  3. 3.フィルムの他方の面が感圧接着剤層である、請求項2の方法。
  4. 4.熱成形温度が約250°FとキャリヤーフィルムのTgとの間である、請求 項3の方法。
  5. 5.フィルムを冷却した後に、約140−160°Fの温度で少なくとも約1時 間再加熱する、請求項4の方法。
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