JPH05501285A - アルカリ土類石鹸および/またはアルカリ土類樹脂石鹸を含有する印刷古紙を脱インキするための水性分散液 - Google Patents

アルカリ土類石鹸および/またはアルカリ土類樹脂石鹸を含有する印刷古紙を脱インキするための水性分散液

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JPH05501285A
JPH05501285A JP2514406A JP51440690A JPH05501285A JP H05501285 A JPH05501285 A JP H05501285A JP 2514406 A JP2514406 A JP 2514406A JP 51440690 A JP51440690 A JP 51440690A JP H05501285 A JPH05501285 A JP H05501285A
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ハーヴェル、ハンス
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ヒェーミシェ・ファブリーク・グリューナウ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アルカリ土類石鹸および/またはアルカリ土類樹脂石鹸を含有する印刷古紙を脱 インキするための水性分散液本発明は、印刷古紙を脱インキするためのアルカリ 土類石鹸および/またはアルカリ土類樹脂石鹸の水性分散液、並びにA、 C, 〜、!カルボン酸および/または樹脂酸のアルカリ土類塩類、およびB。
アルフキシル化C1,□オキソアルコールおよび/またはケイ酸アルミニウムの ある種のアルカリ塩類および/またはアルカリ土類塩類を含有する水性分散液の 印刷古紙を脱インキする用途に関するものである。
今日、古紙は、例えば新聞用紙および衛生用紙の製造に大量に使用される。この 種の紙の品質は、その白色度および色によって決まる。高品質紙を製造するには 、印刷古紙から印刷インキを除去しなければならない。これは普通、主として2 段階、即ち1、古紙の離解、即ち、印刷インキ粒子の脱離に必要な化学物質の存 在で水により解繊し、 2、脱離した印刷インキ粒子を繊維懸濁液から除去することからなる脱インキ操 作によって行われる。
第2段階は、洗浄またはフローテーションによって実施できる[ウルマンズ・エ ンチクロペディー・デア・テヒニッシェン・ヒエミー(Ullmanns En cyclopaedie der technischen Chemie)、 第4版、17巻、570〜571頁(1979年)]。印刷インキと紙繊維との m潤度の差を利用するフローテーションでは、繊維懸濁液へ空気を吹き込み、ま たは通過させる。空気の小気泡は印刷インキ粒子へ付着して水面で泡を作り、セ ーバーによって除去される。
古紙の脱インキは、通常、水酸化アルカリ、ケイ酸アルカリ塩、酸化漂白剤、お よび界面活性剤の存在下、アルカリ性pH値で30〜50”Cの温度で実施され る。印刷インキ粒子の脱離および分離の役割をもつ界面活性剤として、石鹸およ び/または脂肪アルコールポリグリコールエーテル類が繁用される[ウルマンズ ・エンチクロベジー・デア・テヒニ、ジエン・ヒエミー、第4版、17巻、57 1〜572頁(1979年)]。DE−O33144387号にはカルシウム石 鹸溶液を使用する古紙再生の方法が報告されている。
カルシウム石鹸は、第1段階で水酸化ナトリウムにより対応するアルカリ石鹸へ 変換するこにより脂肪酸から作られる。ついでアルカリ石鹸を焼石灰または石灰 乳と50〜90℃の温度で反応させ、対応する石灰石鹸を製造する。得られたカ ルシウム石鹸の印刷インキ捕集剤として作用する捕集能は、時間の経過とともに 低下するから、未変化の石灰石鹸、即ち、石灰石鹸の製造後、速やかにこれをフ ローテーション前の繊維懸濁液へ加えることが絶対に不可欠である。
またDE3702978号では、脂肪酸および/または樹脂酸をそのアルカリ土 類金属塩の形で、分散剤で微分散した常温で液体である水中油型の分散液が、印 刷古紙の脱インキに好適であることを開示している。使用する分散剤は、非イオ ン性および/または陰イオン性界面活性剤、例えば炭化水素基に8〜22個のC 原子およびエチレンオキシド6〜30モルを含んでいるアルキルポリグリコール エーテル類および/またはイソアルキルポリグリコールエーテル類、および/ま たは炭化水素基に8〜22個のC原子を含んでいるアルキルサルフェート類およ び/またはアルキルポリグツコールエーテルサルフェート類のアルカリ塩および /またはアミン塩の形である。この特許で報告された分散液を使用すると、紙繊 維の懸濁液でカルシウム石鹸および/またはカルシウム樹脂石鹸の微細な分散液 を作るので、良好な脱インキ効果が得られる。しかしながらこれらの分散液は、 フローテーション中にしばしば極めて安定な泡を生じるので、抑泡剤を繊維懸濁 液へ添加しなければならない。
本発明の解決しようとする課題は、フローテーシヨンの前およびその間に抑泡剤 の添加の必要性がない古紙再生のため、貯蔵可能なアルカリ土類石鹸および/ま たはアルカリ土類樹脂石鹸の微分散化した水性分散液を提供することにある。
本発明により、2モル〜6モルを超えないアルコキシル化度を有するアルコキン ル化C11−、オキソアルコール類および/またはケイ酸アルミニウムのある種 のアルカリ塩および/またはアルカリ土類塩類を含んでいるアルカリ土類石鹸お よび/またはアルカリ土類樹脂石鹸の水性分散液では、アルカリ土類塩は極めて 微細に分散されて存在し、しかもフローテーション中のこれらの貯蔵可能な分散 液の泡安定性は、製紙原料懸濁液へ抑泡剤の添加を必要としない程度であること が判明した。
したがって本発明は、 A、Ce−*tカカルン酸および/または樹脂酸のアルカリ土類塩類並びに 8、 2モル〜6モルを超えないC1〜4アルキレンオキシドでアルコキシル化 したC8.□オキソアルコール、および/または一般式(I): 0.7−1.5Cat!、no−AI、03−0.8−6 5ift (1)( 式中、catはアルカリ金属および/またはアルカリ土類金属陽イオン、nはア ルカリ金属および/またはアルカリ土類金属陽イオンのイオン価である) で示されるケイ酸アルミニウムのアルカリ塩および/またはアルカリ土類塩を含 有する印刷古紙の脱インキのためのアルカリ土類石鹸および/またはアルカリ上 類樹脂石鹸の水性分散液に関する。
本発明はまた、(a)カルボン酸および/または樹脂酸、並びに(b)アルコキ シル化06−□オキソアルコールおよび/または一般式(r)で示されるケイ酸 アルミニウムのアルカリ塩および/またはアルカリ土類塩を含有する混合物を6 5〜90℃で調製し、ついで調製した混合物を、(C)水、(d)無機アルカリ 土類塩、および所望により(e)アルコキシル化08〜.オキソアルコールおよ び/または陰イオン性および/または非イオン性界面活性剤からなる40〜70 ℃に加熱した水性混合物へ加え、得られた分散液を15〜25℃の温度で撹拌し ながら冷却し、引き続き15〜25℃でホモジナイズすることからなる A、Cい3.カルボン酸および/または樹脂酸のアルカリ土類塩類並びに 8.2モル〜6モルを超えないC1〜、アルキレンオキシドでアルコキシル化し たC8−□オキソアルコール、および/または一般式(■): 0.7−1.5cat、、no−AI、O,−0,8−6Sin、(I)(式中 、catはアルカリ金属および/またはアルカリ土類金属陽イオン、nはアルカ リ金属および/またはアルカリ土類金属陽イオンのイオン価である) で示されるケイ酸アルミニウムのアルカリ塩および/またはアルカリ土類塩を含 有する 水性分散液の製造方法に関する。
本発明はまた、 A、Cs−*tカカルン酸および/または樹脂酸のアルカリ土類金属並びに 8. 2モル〜6モルを超えないC,4アル牛レンオキシドでアルコキシル化し た08〜2.オキソアルコール、および/または一般式(1): %式%() (式中、catはアルカリ金属および/またはアルカリ土類金属陽イオン、nは アルカリ金属および/またはアルカリ土類金属陽イオンのイオン価であるン で示されるケイ酸アルミニウムのアルカリ塩および/またはアルカリ土類塩を含 有する水性分散液の印刷古紙を脱インキする用途に関する。
好適なC8〜、、カルボン酸および/または樹脂酸のアルカリ土類塩類は、マグ ネシウム、カルシウム、ストロンチウムおよび/またはバリウム塩である。カル ボン酸および/または樹脂酸を好ましくはそのカルシウム塩の形で使用する。C ,2,カルボン酸および/または樹脂酸は、飽和および/または不飽和であり、 OH基を含み、または含まず、直鎖状、分枝鎖状、および/または環状であり得 る。
好ましいC5−2tカルボン酸は脂肪族である。樹脂酸は脂肪族または芳香族で あり得、1またはそれ以上の酸官能基を含み得る。12〜18個のC原子を含む 脂肪族カルボン酸を好ましく使用する。好適なカルボン酸および/または樹脂酸 の例を挙げれば、カプロン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、バルミ チン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リシノール酸、獣脂脂肪酸、パーム油脂肪 酸、合成Ca−tt脂肪酸、アビエチン酸、アガテン酸、および/またはイルリ ン酸である。
本発明で使用する水性分散液に存在し得るアルコキシル化オキソアルコール類は 、オキソ合成によって得ることができる[カークオスマー(Kirk 0thl Iler)、エンサイクロペジア・オブ・ケミカル・テクノロジー(Encyc lopedia of Chemical Technology)、第1巻、 747〜751頁(1978年)]。使用する出発物質は、例えばコバルト触媒 のような触媒の存在下で、20.2〜30.3MP@の加圧下に、50〜200 ’Cの温度で一酸化炭素および水素と反応して、アルデヒドを生成するオレフィ ン類である。得られたアルデヒドは、使用したオレフィンより炭素原子を1個多 く有しており、ついで水素化によって対応する第1級アルコール(オキソアルコ ール)へ還元する。直鎖状オレフィン類を出発物質として使用すれば、直鎖状お よび分枝鎖状アルコールの混合物が得られる。これとは対照的に分枝鎖状オレフ ィン類を使用すれば、分枝鎖状アルコールだけが得られる。本発明では、分枝鎖 状cs−tttキソアルコールをそれ自身、または直鎖状Ca−t*オキソアル コールと組み合わせて使用し得る。
6〜13個の炭素原子を含むオキソアルコールが好ましい。C8−4アルキレン オキシド、好ましくはエチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドによ るオキソアルコールのアルコキシル化は、既知の工業的な方法によって実施され る[例えば[+:エミ・ノシエ・テヒノロギ−(Chemische Tech nologie)J 、第7巻、131〜132頁、カールIハ7ザー・フェア ラーク(Carl−Hanser−Verlag)、ミュンヘン・ウィーン(M uenchen4ien) (1986年)参照コ。平均アルコキシル化度は、 添加したアルキレンオキシドのモル量に対応しており、2〜6を超えず、好まし くは3〜5である。
本発明で使用する水性分散液に存在し得る一般式(I)で示されるケイ酸アルミ ニウムのアルカリ塩は、種々の方法によって容易に製造し得る。例えば水溶性ケ イ酸アルカリ塩を水溶性アルミン酸アルカリ塩と、水の存在下で反応させ得る。
この目的のため、各出発物質の水溶液を互いに混合し、または固体形で存在する 成分を他の成分の水溶液と反応させ得る。またケイ酸アルミニウムのアルカリ塩 は、固体形で存在する2つの成分を水の存在下で混合することによって得られる 。固体形で存在する化合物の例を挙げれば、Al(OH)a、A I 、03、 またはSin、である。水溶液の状態で存在する成分の例を挙げれば、ケイ酸ア ルカリ塩およびアルミン酸アルカリ塩溶液である。
沈殿によって調製し、水性懸濁液へ微分散した形に変換したケイ酸アルミニウム アルカリ塩を、50〜200℃の温度で加熱することにより、無定形の状態から 熟成または結晶状態へ変換し得る。カルシウム結合能は、好ましくは無水活性物 質1g当たりCa0 100〜200mgの範囲であるが、例えば一般式(II I) :0.7−1.I Na、○−AI、○s・1.3 2.4 S i○、 (Ill)で示される好ましい化合物で提供される。
本発明で使用するケイ酸アルミニウムアルカリ塩のカルシウム結合能は、下記の ようにして測定する: 活性物質ケイ酸アルミニウムアルカリ塩1gをCaCl、0.594gを含有す る水溶液1リツトルへ加え[水1リットル当たり、Ca0300mgはドイツ硬 度(Gh)30”に対応する]、希Na○H溶液でpH10に調節する。ついて 懸濁液を22°C±2°Cで15分間撹拌する。ケイ酸アルミニウムアルカリ塩 を濾去したのち、濾液の残留硬度Xを測定する。Ca O(mg)/活性物質( g)で表されるカルシウム結合能を式(30−x) ・10から計算する。
水性懸濁液の形で存在する好ましい結晶性ケイ酸アルミニウムアルカリ塩を、濾 過によって残った水溶液から分離し、例えば50〜800’Cの温度で乾燥し得 る。800°Cで1時間乾燥した無水ケイ酸アルミニウムアルカリ塩で、ケイ酸 アルミニウムアルカリ塩の活性物質の含量を測定する。乾燥した濾過ケーキを粉 砕して、さまざまな量の結合水を含有する乾燥ケイ酸アルミニウムアルカリ塩を 微粉末の形で得る。0.5〜10μmの平均−次粒度を有するケイ酸アルミニウ ムアルカリ塩を好ましく使用する。2〜5μmの平均−次粒度を有するものが特 に好ましい。
本発明で使用するケイ酸アルミニウムアルカリ塩は、好ましくは安定な水性懸濁 液の形で使用する。そのような懸濁液は、例えばDE−O32527388号に より既知である。これらは、水の存在でケイ酸アルミニウムアルカリ塩を分散剤 と混合することによって簡単に製造し得る。無水の形、湿潤形、または水性懸濁 液の形で存在するケイ酸アルミニウムアルカリ塩を、水および分散剤の混合物へ 加える。水性混合物の温度は20〜70°Cである。好適な分散剤は、カルボキ シル基および/またはヒドロキシル基を含んだ有機性ポリマー化合物であって、 例えばポリアクリル酸類、アクリル酸および/またはマレイン酸とビニルメチル エーテルおよび/またはビニルアセテートとのコポリマー類、少なくとも1個の 他のホスホン酸および/またはカルボキシル基を含むホスホン酸類(例えば1− ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸)、アルキル鎖に3〜20個のC原子 を含むホスホン酸アルキルエステル類(例えばブチルアルコールまたはイソオク チルアルコールのホスホン酸エステル)、水中で90℃以下の電点(DTN53 917により測定)を有する非イオン性界面活性剤、例えばアルコキシル化脂肪 アルコール類、オキソアルコール類、脂肪酸および/または脂肪アミン、界面活 性スルホネート類、例えばオレフィンスルホネートおよび/またはα−スルホ脂 肪酸および/またはα−スルホ脂肪酸C1,4アルキルエステルのアルカリ塩の 形および/または膨潤可能な水不溶性層状ケイ酸塩等である。2〜6のアルコキ シル化度を有するエトキシル化C61,オキソアルコール類は分散剤として好ま しく使用し得る。安定化した懸濁液中のケイ酸アルミニウムアルカリ塩の含量は 20〜50重量%で、分散剤の含量は0.5〜3重量%である。懸濁液のpH値 は7〜13、好ましくは8〜12である。
ケイ酸アルミニウムのアルカリ土類塩、並びにケイ酸アルミニウムのアルカリ塩 およびアルカリ土類塩の混合物は、アルカリ土類金属イオンの存在でケイ酸アル ミニウムアルカリ塩から生成し、もしくは調製し得る。この際、ケイ酸アルミニ ウムのアルカリ金属陽イオンは、アルカリ土類金属陽イオンによって部分的にま たは完全に置き換えられる。
本発明で使用する水性懸濁液は、成分Aを好ましくは10〜60重量%、一層好 ましくは20〜40重量%含有し、成分Bを好ましくは1〜20重量%、一層好 ましくは1〜15重量%含有する。
本発明で使用するカルシウム石鹸の特に好ましい分散液は、アルコキシル化オキ ソアルコール類、およびケイ酸アルミニウムのアルカリ塩および/またはアルカ リ土類塩を含有し、アルコキシル化すキンアルコール類のケイ酸アルミニウムア ルカリ塩および/またはアルカリ土類塩に対する重量比は、好ましくは1:0. 5〜1.10、一層好ましくは1:1〜1:5である。
本発明で使用する水性分散液は、所望の構成成分としてカオリン、タルクおよび /または炭酸カルシウムのような無機化合物を、成分Aの含量に対して0.5〜 20重量%、非イオン性および/または陰イオン性界面活性剤を1〜40重量% の量で含有し得る。陰イオン性界面活性剤を使用する場合、その量はアルカリ土 類石鹸の含量に対して1〜10重量%である。好適な非イオン性分散剤は、例え ば直鎖状、分枝鎖状および/または環状の炭化水素基にそれぞれ8〜22個のC 原子を含み、エチレンオキシド6〜100モルを含んでいるアルキルポリグリコ ールエーテル、ヒドロキシアルキルポリグリコールエーテル、アルケニルポリグ リコールエーテル、アルキルアリールポリグリコールエーテル、アシルポリグリ コールエステルおよび/またはポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルで ある。好適な陰イオン性分散剤は、例えばアルキルスルホネート類、アルキルア リールスルホネート類、アルキルサルフェート類、アルキルポリグリコールエー テルサルフェート類、アルキルアリールポリグリコールエーテルサルフェート類 および/またはタンパク質脂肪酸縮合物のアルカリ塩および/またはアミン塩で ある。アルキルポリグリコールエーテルサルフェート塩およびアルキルアリール ポリグリコールエーテルサルフェート塩類の平均アルコキシル化度は1〜30で ある。上記の陰イオン性界面活性剤は、直鎖状、分枝鎖状および/または環状の 炭化水素基に8〜22個のC原子を含んでいる。
本発明にしたがい、本発明で使用する水性分散液は、(a)C8−7,カルボン 酸および/または樹脂酸、および(b)2モル〜6モルを超えないC1−4アル 牛レンオキシドでアルコキシル化したC 、、。
オキソアルコール類、および/または一般式(1)で示されるケイ酸アルミニウ ムアルカリ塩および/またはアルカリ土類塩を含有する混合物を65〜90℃の 温度で調製することによって製造する。
これらの混合物は、製造すべき分散液に存在するアルコキシル化したオキソアル コール類を、好ましくは全量または一部だけ含有し得る。これらの混合物は、水 の合計量に対して、好ましくは1〜20重量%の量の水を含有し得る。カオリン 、タルクおよび/または炭酸カルシウムのような無機化合物を含有し得る酸含有 混合物を、40〜70℃に加熱した水性混合物へ撹拌しながら加える。これらの 水性混合物は、(d)無機アルカリ土類塩(例えば水酸化カルシウムおよび/ま たは水酸化マグネシウム)、および(e)所望によりアルコキシル化オキソアル コール類、および/または所望によりlまたはそれ以上の上記の非イオン性およ び/または陰イオン性界面活性剤を、65〜90’Cに加熱した水へ撹拌しなが ら加えることにより調製する。アルカリ土類塩、アルコキシル化すキソアルコー ル、および界面活性剤は任意の順序で水へ加え得る。得られた均質な水性混合物 を、ついで40〜700Cに冷却する。カルボン酸および/または樹脂酸を含有 する混合物を水性混合物へ添加したのち、得られた分散液を撹拌しながら15〜 25°Cに冷却し、引き続きこの温度でホモジナイズする。
本発明の方法で製造した水性分散液は、貯蔵時の高い安定性の点で特に優れてい る。製造中に分散へ導入される空気は極めて速やかに放散されるので、アルキル ポリグリコールエーテルサルフェート、アルキルアリールポリグリコールエーテ ルサルフェートおよび/またはタンパク質脂肪酸縮合物のような発泡性の高い界 面活性剤が存在する場合でも、分散液表面に安定な気泡クッションを形成しない 。
アルカリ土類石鹸は分散液中に極めて微細に分散されて存在する。
本発明で使用する水性分散液を、自然乾燥した製紙原料に対して、好ましくは0 .2〜2.0重量%、一層好ましくは0.2〜1.5重量%の量で製紙原料懸濁 液へ加える。自然乾燥した製紙原料とは、内部湿度の平衡状態が製紙原料内で確 立されていることを意味する。
この平衡状態は空気の温度および相対湿度によって決まる。
各種の化学組成を有する印刷用インキ、例えば新聞輪転機印刷用インキ、書籍印 刷用インキ、オフセット印刷用インキ、イラスト凸版印刷用インキ、フレキソ印 刷用インキ、レーザー印刷用インキおよび/または包装紙の凸版印刷用インキは 、本発明の水性分散液の存在で、例えば新聞紙、雑誌、コンピュータ用紙、定期 刊行誌、パンフレット、書式用紙、電話帳および/またはカタログ類のような印 刷古紙から除去され得る。
パルパー内で、標準的に過酸化水素(100重量%)0.5〜3゜0重量%[重 量%はすべて自然乾燥した古紙重量に基づく]、水酸化ナトリウム(100重量 %)0.5〜2.5重量%、ソーダ水ガラス2.0〜5.0重量%(Sin、の N a toに対する重量比=3.3:1、固体含量35重量%)、本発明の水 性分散液0.2〜2.0重量%、および錯化剤0.1〜0.3重量%を含有する 水溶液で、20〜60°Cの温度で印刷古紙を、例えば1〜15重量%のバルブ 密度で精製する。さらに20〜60’Cで1〜3時間放置後、0.8〜2重量% の製紙原料懸濁液が得られるように、製紙原料懸濁液を撹拌しながら水へ注加し 、または懸濁液へ水を注加する。粗大粒子(製紙原料懸濁液に存在する浮遊でき ない構成成分)を除去したのち、フローテーションにより、脱離した印刷インキ 粒子を既知の方法で製紙原料懸濁液から除去する。
本発明による水性分散の存在で脱インキした古紙は、極めて高い白色度の点で特 に優れている。フローテーションの間、本発明の分散はインキを含有する泡を生 じるが、この泡は使用した古紙の如何に関わらず、代表的に使用したアルカリ土 類石鹸を含有する分散液の泡と比べて安定性がかなり低いので、本発明の分散液 は抑泡剤を添加せずに使用できる。
以下の実施例で、「部」で表した量は「重量部」である。粘度はプル、クツイー ド粘度計で測定した。
本発明の分散液の製造: 分散液中に存在するケイ酸アルミニウムのアルカリ塩は、Na。
0−A+、03・2SiO,の化学的組成を有し、イソトリデシルアルコール・ 4モルエチレンオキシド1.5重量%で安定化した48重量%の水性分散液の状 態で使用した。
分散液A: 十字形プロペラ撹拌機および加熱可能な供給容器を備えた加熱冷却自在な反応容 器中で、水485部を70℃に加熱し、撹拌しなからn−オクタデカノール・2 0モルエチレンオキシド(EO)27部および水酸化カルシウム38.7部を加 えた。ついで均質な水性混合物を50°Cに冷却した。獣脂CI!’−1゜脂肪 酸270部、イソトリデシルアルコールふ4モルE027部、ケイ酸アルミニウ ムナトリウムの48重量%水性懸濁液100部、および水54部を十字形プロペ ラ撹拌機を備えた供給容器内で70℃で撹拌しながら混合した。
70’Cに加熱した脂肪酸含有分散液を、ついて50°Cに冷却した18〜20 °Cに冷却し、この温度でホモジナイズした。
青みを帯びた粗粒を含有しない41重量%の分散液を得た。この分散液は室温( 15〜25℃)で3力月間放置したのちも、何ら分離の徴候を示さなかった。2 0℃で測定した粘度は1100mPa、s水430部、n−オクタデカノール・ 20モルE0 24部および水酸化カルシウム34.4部からなる均質な水性混 合物、並びに獣脂C+t−+s脂肪酸240部、イントリデシルアルコール・4 モルEO24部およびケイ酸アルミニウムナトリウムの48重量%水性懸濁液2 00部からなる脂肪酸含有分散を、分散液Aで説明したのと同様の方法で調製し た。70°Cに加熱した脂肪酸含有分散液を、ついで50’Cに保った水性混合 物へ撹拌しながら加えた。添加後、混合物を撹拌しながら18〜20’Cに冷却 し、引き続きホモジナイズした。
希薄な液体で、青みを帯びた粗粒を含有しない極めて微分散された42重量%の 分散液を得た。この分散液は室温(15〜25°C)で3力月間放置したのちも 、何ら分離の徴候を示さなかった。200Cで測定した粘度は1000+nPa 、sであった。
分散液C: 水500部、n−オクタデカノール・20モルE018部および水酸化カルシウ ム387部からなる均質な水性混合物、並びに獣脂C、t++、脂肪酸270部 、イソトリデシルアルコール・4モルE018部、およびケイ酸アルミニウムナ トリウムの48重量%水性懸濁液100部および水55部からなる脂肪酸含有分 散液を、分散液Aで説明したのと同様の方法で調製した。70°Cに加熱した脂 肪酸含有分散液を、ついで50°Cに保った水性混合物へ撹拌しながら加えた。
添加後、混合物を撹拌しながら18〜20°Cに冷却し、引き続きホモジナイズ した。
希薄な液体で、青みを帯びた粗粒を含有しない極めて微分散された39重量%の 分散液を得た。この分散液は室温(15〜25℃)で3力月間放置したのちも、 何ら分離の徴候を示さなかった。20℃で測定した粘度は800mPa、sであ った。
分散液D= 水485部、n−オクタデカノール・2部モルEo 13.5部、ポリオキシエ チレングリセリンCl1l−11脂肪酸エステル・20E○13.5部および水 酸化カルシウム38.7部からなる均質な水性混合物、並びに獣脂C1!〜18 脂肪酸270部、イントリデシルアルコール・4モルE0 27部、およびケイ 酸アルミニウムナトリウムの48重量%水性懸濁液100部および水53部から なる脂肪酸含有分散液を、分散液Aで説明したのと同様な方法で調製した。
脂肪酸含有分散液を70’Cに加熱し、ついで50°Cで保った水性混合物へ撹 拌しながら加えた。添加後、混合物を撹拌しながら18〜20’Cに冷却し、引 き続きホモジナイズした。
希薄な液体で、青みを帯びた粗粒を含有しない極めて微分散された41重量%の 分散液を得た。この分散液は室温(15〜25°C)で3力月間放置したのちも 、何ら分離の徴候を示さなかった。200Cで測定した粘度は1000mPa、 sであった。
分散液E: 分散液りと同様の方法で、ポリオキシエチレングリセリンCIa−111脂肪酸 エステル・20EO13,5部の代わりにタンパク質・CI。
〜、4脂肪酸縮合物のカリウム塩13.5部を使用して、分散液Eを調製した。
希薄な液体で、青みを帯びた粗粒を含有しない極めて微分散された41重量%の 分散液を得た。この分散液は室温(15〜25°C)で3力月間放置したのちも 、何ら分離の徴候を示さず、粘度(20°Cで測定)は250mPa、sであっ た。
分散液F。
分散液りと同様の方法で、ポリオキシエチレングリセリンCIl+−18脂肪酸 エステル・20E○ 13.5部の代わりにCI!−+4アルキルポリグリセリ ンエーテルサルフエート・4EOのナトリウム塩13゜5部を使用して、分散液 Fを調製した。
希薄な液体で青みを帯び、粗粒を含有しない極めて微分散された41重量%の分 散液を得た。この分散液は室温(15〜25℃)で3力月間放置したのちも、何 ら分離の徴候を示さず、粘度(20°Cで測定)は400mPa、sであった。
分散液G: 水485部、n−オクタデカノール・20モルE0 27部および水酸化カルシ ウム38.7部からなる均質な水性混合物、並びに獣脂c 、、−、、脂肪酸2 70部、イソトリデシルアルコール・4モルE027部、カオリン(工業用)1 00部および水53部からなる脂肪酸含有分散液を分散液Aで説明したの々同様 の方法で調製した。脂肪酸含有分散液を、ついで50°Cで保った水性混合物へ 撹拌しながら加えた。添加後、混合物を撹拌しながら18〜20°Cに冷却し、 引き続きホモジナイズした。
希薄な液体で、微かな青みを帯びた僅かに粗粒を含有する微分散された41重量 %の分散液を得た。この分散液は室温(15〜25℃〉で3力月間放置したのち も、何ら分離の徴候を示さず、粘度(:0°Cで測定)は340mPa、sであ った。
分散液H: 分散液Gと同様の方法で、工業用カオリン100部の代わりにタルク100部を 使用して、分散液Hを調製した。希薄な液体で微かな青みを帯び、僅かに粗粒を 含有する微分散された41重量%の分散液を得た。この分散液は室温(15〜2 5°C)で3力月間放置したのちも、何ら分離の徴候を示さず、粘度(20’C で測定)は200 mPa、 sであった。
分散液Gと同様の方法で、獣脂CIf−II!脂肪酸270部の代わりに合成脂 肪酸270部(酸価190〜200)を使用して、分散液■を調製した。希薄な 液体で、青みを帯びた粗粒を含有しない微分散された41重量%の分散液を得た 。この分散液は室温(15〜25°C)で3力月間放置したのちも、何ら分離の 徴候を示さず、粘度2 (20℃で測定)は1200tnPa、sであった。
遡里画: 分散ディスク(1分間2500回転)を使用して、水酸化ナトリウム(100重 量%) 1 重量%ソーダ水ガラス 3.0 重量% (Sin、のNa、Oに対する重量比=3.3:1、固体含量35重量%) ジエチレントリアミン五酢酸ナトリウム塩の40重量%水溶液0.2 重量% 過酸化水素(100重量%) 0.85重量%本発明の水性分散液 0.7 重 量% [重量%は自然乾燥した古紙を基準とする]を含有する水溶M1890o+1に より、自然乾燥した印刷古紙(新聞紙50重量%および雑誌50重量%)11’ Cg(完全乾燥品として100g)を、5重量%のバルブ密度で、45°Cで1 5分間離解した。使用した水は17°Gh(ドイツ硬度)の硬度であった。45 ℃で2時間後、製紙原料懸濁液を水(17°Gh)4!/ツトルで希釈し、粗大 粒子(製紙原料懸濁液に存在する浮遊できない構成成分)を滓取り器で5分間除 去した。滓を除いた製紙原料懸濁液を、ついで実験室用フローテーションセルへ 移し、セルのオーバーフロー液面まで水(17°Gh)を補給し、引き続き水を 追加して、液面を一定の泡のオーバーフローに保ちながら10分間浮遊選別した 。ついで得られた製紙原料懸濁液を、バルブ密度20重量%に濃化し、水(17 °Gh)800mlを追加してバルブ密度4重量%に希釈し、離解して、希硫酸 でpH6酸性にした。
ついでこの製紙原料懸濁液100g量へ、水を補給して500m1(バルブ密度 ・0.8重量%)とし、濾紙(直径12ca+)で吸引濾過した。このようにし て生成した紙シートを平滑化したのち、乾燥し、その白色度を測定した[エルレ フォ(Elrepho) R457]。
その結果を第1表に示す。
!1末 使用した分散液 白色度R457(%)H49,3 I 50.3 比較=CI2〜18脂肪酸をカルシウム塩の形で含有する商業的に入手可能 な水性分散液 49.5 商業的に入手可能なカルシウム石鹸を含有する分散液と比較して、本発明で使用 する分散液はこれと同等な脱インキ効果を得た。本発明の分散液の主な利点は、 フローテーション中に生じる印刷インキを含んだ泡の安定性が、商業的に入手可 能な石鹸含有分散液の印刷インキを含んだ泡よりもかなり低いので、製紙原料懸 濁液へ抑泡剤を添加しなくてもよい点である。
国際調査報告 国際調査報告 PCT/EP 90101697

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.A.C6〜22カールボン酸および/または樹脂酸のアルカリ土類塩類、並 びに B.2モル〜6モルを超えないC2〜4アルキレンオキシドでアルコキシル化し たC6〜22オキソアルコール類、および/または一般式(I): 0.7−1.5cat2/nO・Al2O3・0.8−6SiO2(I)(式中 、catはアルカリ金属および/またはアルカリ土類金属陽イオン、nはアルカ リ金属および/またはアルカリ土類金属陽イオンのイオン価である) で示されるケイ酸アルミニウムのアルカリ塩類および/またはアルカリ土類塩類 を含有する印刷古紙の脱インキのためのアルカリ土類石鹸および/またはアルカ リ土類樹脂石鹸の水性分散液。 2.A.C6〜22カルボン酸および/または樹脂酸のカルシウム塩類 を含有している請求項1に記載の分散液。 3.A.脂肪族C12〜16カルボン酸のカルシウム塩類を含有する請求項1ま たは2に記載の分散液。 4.B.エチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシド3〜5モルでアル コネシル化したC6〜13オキソアルコール類、および/または一般式(II) : 0.7−1.1cat2/nO・Al2O3・1.3−2.4SiO2(II) (式中、catはアルカリ金属および/またはカルシウム陽イオン、nは陽イオ ンのイオン価である)で示されるケイ酸アルミニウムアルカリ塩類および/また はアルカリ土類塩類を含有する請求項1〜3のいずれかに記載の分散液。 5.成分A10〜60重量%、好ましくは20〜40重量%、成分B1〜20重 量%、好ましくは1〜15重量%を含有している請求項1〜4のいずれかに記載 の分散液。 6.アルコシル化オキソアルコール類、並びにケイ酸アルミニウムアルカリ塩類 および/またはアルカリ土類塩類を含有している請求項1〜5のいずれかに記載 の分散液。 7.アルコキシル化オキソアルコール類のケイ酸アルミニウムアルカリ塩および /またはアルカリ土類塩に対する重量比が1:0.5〜1:10、好ましくは1 :1〜1:5である請求項1〜6のいずれかに記載の分散液。 8.(a)カルボン酸および/または樹脂酸、並びに(b)アルコキシル化オキ ソアルコールおよび/または一般式(I)で示されるケイ酸アルミニウムのアル カリ塩および/またはアルカリ土類塩類を含有する混合物を65〜90℃で調製 し、このようにして調製した混合物を、(c)水、(d)無機アルカリ土類塩、 並びに所望により(e)アルコキシル化したオキソアルコールおよび/または陰 イオン性および/または非イオン性界面活性剤からなる40〜70℃に加熱した 水性混合物へ加え、得られた分散液を15〜25℃の温度で撹拌しながら冷却し 、引き続き15〜25℃でホモジナイズすることからなる A.C6〜22カルボン酸および/または樹脂酸のアルカリ土類塩類並びに B.2モル〜6モルを超えないC2〜4アルキレンオキシドでアルコキシル化し たC6〜22オキソアルコール類、および/または一般式(I): 0.7−1.5cat2/n.O・Al2O3・0.8−6SiO2(I)(式 中、catはアルカリ金属および/またはアルカリ土類金属陽イオン、nはアル カリ金属および/またはアルカリ土類金属陽イオンのイオン価である) で示されるケイ酸アルミニウムアルカリ塩類および/またはアルカリ土類塩類を 含有する 水性分散液の製造方法。 9.カルボン酸および/または樹脂酸を含有する混合物が水1〜20重量%を含 有している請求項8に記載の方法。 10.A.C6〜22カルボン酸および/または樹脂酸のアルカリ土類塩類、並 びに B.2モル〜6モルを超えないC2〜4アルキレンオキシドでアルコキシル化し たC6〜22オキソアルコール類、および/または一般式(I): 0.7−1.5cat2/nO・Al2O3・0.8−6SiO2(I)(式中 、catはアルカリ金属および/またはアルカリ土類金属陽イオン、nはアルカ リ金属および/またはアルカリ土類金属陽イオンのイオン価である) で示されるケイ酸アルミニウムアルカリ塩類および/またはアルカリ土類塩類を 含有する水性分散液の印刷古紙を脱インキする用途。 11.C6〜22カルボン酸および/または樹脂酸のカルシウム塩類を水性分散 液に含有する請求項10に記載の用途。 12.脂肪族C12〜18カルボン酸のカルシウム塩類を含有している分散液を 使用する請求項10または11に記載の用途。 13.エチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシド3〜5モルでアルコ キシル化したC6〜13オキソアルコール類、および/または一般式(II): 0.7−1.1cat2/nO・Al2O3・1.3−2.4SiO2(II) (式中、catはアルカリ金属および/またはカルシウム陽イオン、nは陽イオ ンのイオン価である)で示されるケイ酸アルミニウムのアルカリ塩類および/ま たはアルカリ土類塩類を含有する水性分散液を使用する請求項10〜12のいず れかに記載の用途。 14.成分A10〜60重量%、好ましくは20〜40重量%、成分B1〜20 重量%、好ましくは1〜15重量%を含有している分散液を使用する請求項10 〜13のいずれかに記載の用途。 15.アルコキシル化したオキソアルコール類およびケイ酸アルミニウムアルカ リ塩類および/またはアルカリ土類塩類を含有する分散液を使用する請求項10 〜14のいずれかに記載の用途。 16.アルコキシル化したオキソアルコールのケイ酸アルミニウムアルカリ塩類 および/またはアルカリ土類塩類に対する重量比が、1:0.5〜1:10、好 ましくは1:1〜1:5である分散液を使用する請求項10〜15のいずれかに 記載の用途。
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