JPH05501208A - 生体部分、特に生物の臓器を作製するための作用物質複合体;この作用物質複合体の製法およびその応用 - Google Patents

生体部分、特に生物の臓器を作製するための作用物質複合体;この作用物質複合体の製法およびその応用

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 生体部分、特に生物の臓器を作製するための作用物質複合体;この作用物質複合 体の製法およびその応用 生物(人間、動物、植物)の個々の機能は、一般に拡散的に全身に分布してはお らず、それぞれの種類に特徴的な構造および機能計画に従って、種々の生体部分 に分かれ統一されている。本発明の対象でもあるこれらの生体部分は、オルガネ ラ、細胞、組織部分または臓器部分と呼ばれる。本発明の対象でもあるこれらの 非常に複雑な系は、様々な方法で総括されている。このような個々の生体部分の 一例を挙げると、筋肉組織、軟骨、骨、肝臓、肺臓、皮膚などである。総括され た系の例を挙げると、神経系、血管系、骨格系、ホルモン系、免疫系などである 。生命の経過中および発生時に、すべての生物において個々の生体部分の構造お よび機能の障害、さらには生体部分または系全体の完全な機能喪失に至ることが ある。その原因は、なによりも家族性・遺伝性障害または体質的な障害が存在す ること、バクテリア、ウィルス、糸状菌または寄生体が生体部分を損傷または破 壊すること、機械的、化学的、熱的、電気的作用や放射能の作用によって損傷が 引き起こされること、あるいは種々の変性過程、癌または多様な老人性変化など 、原因不明の障害が生体部分に作用することである。
個々の生体部分機能の障害または完全な喪失を化学化合物の使用によって補償す る試みが知られている。この場合、それぞれの生体部分で製造される個々の代謝 産物の不足や完全な欠如を補償しなければならない。その−例として、膵臓の部 分機能が故障して、膵臓の合成物であるインシュリンが不足したり完全に欠如す る例が挙げられる。この場合、動物から回収されたり、化学的または生物工学的 に製造されるインシュリンが補償に用いられる。このように化学化合物を生体の 部分機能の喪失の補償に応用する例は多い。たとえば、対応する障害において部 分機能を補償する極めて多様なホルモンまたは血液凝固因子を想起されたい。化 学化合物または生物学的合成物をこのような形で使用する場合、一時的にしか作 用しない貯留物が形成され、体内の作用物質または代替物質の遊離が実際の要件 に同調していない、つまり制御されていない限り、故障した生体の部分機能を一 部しか補償できない。
これらの問題に基づき、特に複数の部分機能の障害が発生したり、1つの生体部 分全体が破壊したりした場合には、欠陥があるか、失われた、しばしば生死にか かわる部分機能を技術的装置に統合し、この技術的装置を身体に接続したり、ま たは移植体として体内に取り付けたりすることも知られている0体外で使用され るこのような補助手段の例は、たとえば眼鏡、補聴器、義腕、義足、人工腎臓な どである。体内使用の例として、ペースメーカー、血管移植体、人工関節などが 知られている。また、たとえば義歯のように、体内使用と体外使用とを組み合わ せた補助手段もある。内部臓器の体内代替物として応用できる移植体、人工心臓 、人工膵臓、人工肝臓または人工腎臓などは、まだ知られていない。基本的に、 生体部分の技術的代替物では、部分機能のみを補うことができ、交換された生体 部分の機能全体を補うことはできないことが確認される。そのうえ、技術的シス テム、すなわち移植体または人工臓器の十分な機能は長期間保証されず、生体部 分におけるように、条件の変化に適応できない。さらに、一方では体内の異物を 許容し、他方では技術的装置の機能に対する依存感を抱く、という受容に関する 重要な問題が加わる。
さらに、生体部分の移植が知られている。これについては、生体部分の同−固体 内の移植(自家移植)、受音と同種の提供者からの移植(同種移植)、または受 音と異種の提供者からの移植(異種移植)が知られている。
自家移植によって開かれる可能性は、移植に用いる生体部分が入手しにくいこと によってIJIIIされている。しかし、自家移植は免疫にかかわる問題がない ため、可能な所では優先的に用いられる。その例として、皮膚移植、自家輸血、 筋肉、脂肪組織、骨、柔骨、血管などの移植がある。
それゆえ、入手しやすいという理由で同種移植が好んで用いられる。この分野で は、たとえば輸血は多くの問題があるにもかかわらず広範に行われてきた。この 目的のために設けられた血液バンクのほかに、皮膚バンクや骨バンクが作られた 。他の多数の臓器たとえば腎臓、心臓、肝臓、膵臓、骨髄、角膜なども同種移植 される。
しかしながら、生体部分の同種移植および異種移植では免疫上の不適合が生じる 。その結果、移植片に対する生物の拒否反応が生じるため、たいてい−生にわた って免疫抑制剤を服用しなければならず、有害な副作用が生じる。そのうえ、「 生きているJ生体部分は殺菌できないので疾病伝搬の危険が常に存在する。さら に、同種移植により愛者の遺伝学的単一性は失われ、愛者はキメラとなる。
本発明の課題は、このような従来の技術において知られている短所が生じること なく、生物の生体部分を交換する可能性を提供することである。
この課題は本発明によって、請求項1の特徴を有する作用物質複合体により解決 される。本発明による作用物質複合体は細胞と相互作用し、生体部分の形成を誘 起する性質を有している。このために、作用物質複合体(移植組織)は生体の外 部で製造され、生体部分を形成する細胞と結合させられる。
これは大量生産などにより工業的規模でも実施できる。上記のことは、作用物質 が投入される生体内の適当な場所で行われるが、生体外でも、たとえば細胞培養 によって可能である。
この場合、本発明による作用物質複合体は、生体部分の所望の発生場所で生きた 機能をする特異的な細胞の集合体と一緒に置かれる。公知のように、生体部分は 一般に特異的な細胞と、この細胞から作られた細胞外材料とからなるが、固有の 代謝活動を遂行できるのは細胞部分のみである。本発明による作用′+!IJ質 複合体は生体部分の製造に必要なすべての信号を伝達するため、これに必要な細 胞を作用物質複合体の場所に所望の幾何形態で集め、固定し、その数を増やし、 所望の機能に関して成熟させることができる。生体部分を作製する際、作用物質 複合体はすべての所要段階でそれぞれ適当な成分を含んでいるため、確実に生体 部分全体が作製される。
さらに、本発明による作用物質複合体を用いて、生体固有の細胞を生体部分の作 製に用いることができるため、通常の移植において生じる周知の困難はなくなる 。特に疾病伝搬がなくなり、重大な副作用を伴う長期免疫抑制剤も不要であり、 固体の遺伝子学的単一性が保たれる。
生体部分はそれらの機能遂行のために一定の空間を占める。
それらの機能が特定の幾何形態と結び付いていることも稀ではない。生体部分は 、その内部で機能を発揮する特定の境界を有している。これは、請求項1による 作用物質複合体を用いて作製される生体部分にも同様にあてはまる。生体部分の 作製に必要な作用物質複合体は、この機能を構造成分の作用によって果たす。構 造成分は、場所保持機能を果たす一方で、作製された生体部分が機能を果たす幾 何形態を特徴する請求項2による作用物質複合体の構造成分の有利な実施態様は 、主として水および塩と一緒になって種々の膨潤状態のゲルの形で存在できる高 分子三次元マトリックスである。たとえば、マトリックスとしてプロテオグリカ ンゲルを用いることができる。繊維のネットワーク、たとえば種々の種類のコラ ーゲンまたはエラスチンも構造成分となることができる。
ゲルと埋め込まれる繊維とを複合材料のように組み合わせることも好適である。
生体部分の作製に様々に応用するために、構造成分を、たとえばフリース、ケ゛ ル体または液体ゲルとして、切断、切削、組成変形または鋳造できるように様々 に調製できる。
構造成分は作製巳ようとする生体部分の要件に適合させられる。なぜならば、生 体部分の細胞部分と細胞外部分との間になんらかの特異性が成立するからである 。それゆえ、構造成分の作製起源は、主として種々の組織または臓器の細胞外材 料である。たとえば1、皮膚を作製するには構造成分を作製するために皮膚プロ テオグリカンおよび繊維タンパク質を用い、肺臓の作製には肺臓特有のプロテオ グリカンおよび繊維タンパク質を用い、骨の作製には骨特有のプロテオグリカン および繊維タンパク質を用いる。構造成分は金属性、セラミックス性、ガラス性 、ポリマー性または脂肪含有基体材料を有することができる。これらを用いて構 造成分の幾何的、機械的、化学的性質またはその他の性質を修正することができ る。この場合、基体材料は、生体部分の作製とそれらの後の機能から生しる要求 に応じて、固体、多孔体、膜体、ミセル、粘性体または液体として存在できる。
本発明による作用物質複合体の他の有利な実施態様において、作用物質複合体は その作用を生体部分を作製するために本質的に一時的にのみ発揮する。つまり、 作用物質複合体は、時間を制御して分解可能であり、生体部分を作製した後は存 在しないように形成されている。この場合、作用物質複合体の分解速度は、重合 マトリックスの種々の交差架橋および/または(酵素)阻害物質および/または 免疫抑制物質および/または炎症抑制物質の添加によって制御できる。ここに挙 げた抑制物質は、分解酵素の活性中心を占める低分子化合物であることができる 。これはまた酵素の本質的な共同因子を自己に付着させる複合体形成物質か、中 和抗体でもよい。その他の抑制機構も可能である。
ここで炎症抑制剤および/または免疫抑制剤として使用できる物質は、次のとお りである。ホスホリパーゼ阻害物質、たとえばステロイド、シクロオキシゲナー ゼ阻害物質、たとえばインドメタシン、リポキシゲナーゼ阻害物質、たとえばノ ルジヒドログアレート酸、免疫抑制剤、たとえばシクロスポリン型および/また は抗胸腺細胞グロブリン型の免疫抑制剤などである。
生体部分を作製するという課題の枠内で、所望の種類の生きている細胞を構造成 分の領域に集合させなければならない。
このために、作用物質複合体の構造成分は1つ以上の動員成分を含んでおり、そ れらによって所望の細胞に特定の運動を誘起することができる。動員成分として は走化性因子(ヘモタキシン)が適している。
多数の細胞についてそれぞれ適した走化性因子が記述されており、人間、動物、 植物または微生物から分離したり、化学合成または生化学的方法によって作るこ とができる。生物の体外で作られた構造成分を動員成分と一緒に生体内に入れ、 および/または生体の外で目標細胞と結合させると、構造成分は目標細胞の存在 濃度差を生じさせる。このとき、特異的な標識構造を有するそれぞれの動員成分 は、受容体とも呼ばれる目標細胞と相互作用を行う。作製しようとする生体部分 が複数の種類の細胞から構成されている場合、構造成分は細胞の種類の数に応じ て複数の動員成分を走化性因子の形で金種々の目標細胞に対するそれぞれの動員 成分の特異性および走化性の規模は、試験によって把握できる。試験では、試験 槽内における走化性因子の濃度差に基づいて所望の細胞が所定の濾過孔を規則的 に通過するのを測定する。このような試験法を用いて作用物質系をそれぞれの動 員成分に関して生物学的に標準化できるが、これは作用物質複合体の工業生産に とって重要である。
走化性因子として、N−F−Met−Leu−Pheなどのペプチドおよび/ま たはロイコトリエンなどのアキラドン酸の代謝産物を用いることができる。これ らの物質を用いて特定の細胞を血液または食細胞から誘引できる。タンパク質、 たとえば間葉細胞を誘引するタンパク質は、結合組織に対し特異的に走化性因子 として作用する。
それぞれの動員成分の所望の目標細胞に対する特異性および走化性の規模のほか に、走化性濃度差が形成される持続時間も重要な要因である。この反応速度を生 体部分の作製の要件に適合させることは、本発明による作用物質複合体では、そ れぞれの動員成分を構造成分から制御して遊離させることにより可能である。こ の場合、構造成分の分解速度、および構造成分とそれぞれの動員成分の結合の種 類、たとえば共有結合または会合であるかが重要となる。共有結合の場合、分解 速度は遅(、走化性濃度差はイオン力または水素結合による単なる会合より長( 維持される。しかし、生体部分の作製のための細胞の動員は、たいてい構造成分 の分解より速く行われる。なぜならせ、移入した細胞は作用物質のプロテオグリ カン/コラーゲンの分解に非常に本質的に寄与するからである。
生体部分を作製するために、細胞が構造成分に移入した後に、細胞が周囲に出る のを妨げ、作製された生体部分の安定構造を保証するために、細胞を構造成分の 場所に固定しなければならない。このために作用物質複合体は、移入した細胞を 構造成分の場所に固定できる1つ以上の接着成分を包含している。この場合、接 着成分は生体部分を構成する細胞および構造成分の高分子ネットワークに「定着 」する。このような接着物質は公知であり、一定の定着特異性を有している。
−例として、フィブロネクチンまたはラクチン型のタンパク質が挙げられる。こ れらの物質によって、たとえば結合組繊細胞または上皮細胞が構造成分に定着で きる。種々の特異性を有するその他の多数の接着因子が利用でき、作製しようと する生体部分に応じて本発明による作用物質複合体に用いられる。これには特に 細胞接着分子L−CAM、N−CAM、マトリックス接着分子サイトタフリン、 テナスシン、ラミニン、フィブロネクチン、コラーゲン■、■、■型、種々の接 着物質の部分配列である合成ペプチド、およびトランスメンプラン結合タンパク 質、たとえばインテグリンなどがある。
生体部分の作製において所望の細胞の構造成分に付着する際の特異性を高めるた めに、所望されない接着成分に対する抗体を使用できる。接着成分の生物活性は 、種々の接着テスト(例:遠心分離力など)で測定でき、すべての作用物質複合 体に対して標準化できる。
生体部分を作製するために構造成分の領域で走化性に基づいて誘引され適当な接 着因子によって固定される細胞は、生体部分を構成するには数の点でしばしば十 分ではない。しかも、生体内でこのプロセスに利用できる可動性細胞は、たいて い生体部分のすべての機能を満たすほどには成熟していない。むしろこれらの可 動性細胞は、しばしば前駆細胞または幹細胞であり、ここから作製しようとする 生体部分の機能する成熟した細胞へと成長するのである。このために本発明によ る作用物質複合体は少なくとも1つの成長成分および/または成熟成分、好まし くは1つ以上のサイトカインを有している。その作用によって移入する細胞の数 が増えるとともに細胞が成熟する。
サイトカインは、細胞と相互作用を行い、細胞の分裂特性および成長特性ならび に細胞の成熟および生合成機能に影響する種々の構造を有する物質である。した がって、サイトカインはホルモン類似作用を有するが、これをホルモンとは異な り遠隔作用ではなく、むしろ限局領域で発揮する。これは生体部分の作製の際に 有利である。なぜならば、この場合もプロセスは限局されているからである。
異なる特異性を有する多数の種々のサイトカインが当業者に知られている。これ らは、細胞成長、分化および成熟(熟成)および移入した細胞の物質代謝に影響 を及ぼす別の成分として、本発明による作用物質系に用いることができる。特定 の細胞に対するサイトカインの特異性は、対応する受容体の存在によって目標細 胞に限定されている。この場合、サイトカインと受容体との相互作用によって細 胞の連続プロセスが誘発される。ここに言う目標細胞とは膜タンパク質であり、 使用された走化性因子と相互に作用し、これを結合し、細胞内に送り込む。これ らの受容体は循環により、繰り返し走化性因子の結合に利用される。
それぞれ投入されたサイトカインに対する受容体についても同様であり、類似の 相互作用機構において特異性が異なるだけである。走化性因子の結合が目標細胞 の特定の運動を生じさせる一方で、成長および/または分化においてサイトカイ ンと目標細胞の対応する受容体との結合が行われる。受容体は分子的にはまだ特 性を示さないため、当該配位子(走化性因子、サイトカインなど)に対する特異 性に基づいてのみ識別される。
この場合注意すべきは、投入されたサイトカインと目標細胞の特異性に応じ、細 胞中に刺激または阻害の連続プロセスが誘起されることが稀ではないということ である。生体部分の作製のために所望されるサイトカイン相互作用の細胞連続プ ロセスは、たいてい二重信号伝達と結びついているので、本発明による作用物質 複合体では、成長および分化を実現するために少なくとも2つのサイトカインが 使用されていることが有利である。多数の細胞はサイトカインとの相互作用の後 乙こ他のサイ1−カビンを産生し、遊離させる。それゆえ、ザ・イト力インがそ れ自身を刺激したり阻害し、たりごきる(いわゆる自動作用機構)。個々の分化 段階に伴って特定のサイトカインに対する細胞の特霞性も変化し、相互作用が起 こらなくなったり、相互作用が細胞の刺激細胞連続フ゛ロセスがら細胞の阻害連 続プロセスに変わったりすることもまれではない。
多数のサイ1−カビンの性質が知られているため、作用物質系におけるサイトカ イン作用も標準化できる。
サイトカインは、たとえば血液を作製する場合は、コロニー刺激因子であり、繊 維芽細胞の結合m織の作製の場合は成長因子であり、皮膚の作製の場合は表皮成 長因子であり、軟骨の作製の場合は軟骨誘導因子であり、肺臓またはリンパ筋の 作製の場合はリンパ球活性因子および肺臓タンパク質であり、T細胞の胸腺の細 胞の場合は成長因子および胸腺タンパク質であり、骨の作製の場合は骨成長因子 および形質転換成長因子であり、血管の作製の場合は血管形成誘導因子である。
さらに、次のサイトカインが用いられる。インターロイキン、インシュリン類似 成長因子、腫瘍壊死因子、プロスタグランジン、ロイコトリエン、形質転換成長 因子、血小板由来成長因子、インターフェロン、内皮細胞由来成長因子。
生体部分は複数の細胞型から合成されていることが多いため、組み合わせも用い られる。たとえば、作製された生体部分の分布にとって血管の形成が重要である ため、作用物質系のサイトカイン成分として血管形成誘導因子を添加することに よって、血管の形成を促進することができる。同様に神経網の形成を促進するこ とも重要であるが、これは作用物質複合体に追加サイトカインを適当に配合する ことによって実現できる。
図に、生体部分の作製のための作用物質複合体の原理的構造を簡略化して承ず。
ここで、実線は繊維タンパク質のネットワークを表している。このネン1−ワー クは点で示すプロテオグリカンゲルと一緒ムこ本発明による作用物質複合体の構 造成分を形成する。三角形は、走化性因子としての動員成分を記号化したもので ある。走化性因子は2つの矢印で示すように、一部は作用物質複合体から出る。
鉤形は接着成分の記号であり、C形は成長および成熟成分(サイトカイン)の記 号である。成長および成熟成分は生体部分に対する所望の口標細胞を形成し、血 管分布および神経分布を支援する働きがある。
以下に、本発明を2つの実施例に基づいて詳細に説明する。
実施例1:皮膚の形態の生体部分の作製(皮膚の器官形成)人間または動物の皮 膚を機械的に表皮部分を除去する。こうして得られた皮膚を6倍の量で(w:v )クロロフォルム/メタノール1:1で脱脂し、液体窒素で冷凍し、冷凍粉砕機 で粒度400−1,000amに粉砕する。次に腫瘍粒子を高真空(0,05) ル)下で冷却しながら乾燥させ、塩化グアニジンの水溶液4Mで懸濁させ、室温 で12時間撹拌する。不溶部分は投棄し、可溶部分を完全に水に対して透析する 。プロテオグリカンおよび皮膚コラーゲンの析出した高分子ネットワークを洗浄 し、高真空下で低温で乾燥させる。
こうして得られたフリースは、いわゆる皮膚の器官生成を誘発する作用物質系の 本発明による構造成分である。次いでこの構造成分に接着成分、走化性成分(動 員成分)、成長および成熟成分(サイトカイン)を組み込む。これは、構造成分 の存在下でたとえばエチルアルコールを用いた水溶液からの沈降反応によって、 または共同凍結乾燥によって行われる。
同時に同じ方法で他の成分を構造成分に組み込む。この場合、皮膚器官形成に対 し繊維芽細胞成長因子(FGF)を用い、および表皮の成長を容易にするために 表皮成長因子を用いる。
皮膚の場合は、表皮細胞の付着を容易にするために表面に追加接着因子を与える 。これは、特異的に表皮細胞の付着を可能にするラミニンである。
このようにして作製された作用物質系を、免疫抑制物質と一緒に皮膚の器官形成 、たとえば皮膚欠損の再生に用いる。
実施例2:骨の形態の生体部分の作製(骨の器官形成)人間または動物の骨から 軟部を除去し採取する。顆状突起を切除し、骨幹部分を縦に切開し、骨髄を除去 する。こうして得られた骨片を6倍の量で(W:V)クロロフォルム/メタノー ル1:1で脱脂し、液体窒素で冷凍し、冷凍粉砕機で粒度400〜1,000μ mに粉砕する。次に粒子を0. 5N塩酸に浸けて鉱物質を除去しそれから水で 中性になるまで洗浄し、高真空下で冷却しながら乾燥させる。
こうして得られた骨粒子を塩化グアニジンの水溶液4Mで懸濁させ、室温で12 時間撹拌する。不溶部分は投棄し、可溶部分を完全に水に対して透析する。プロ テオグリカンおよび骨コラーゲンの析出した高分子ネットワークを水洗し、高真 空下で乾燥させる。こうして得られたフリースは、骨の器官生成を誘発する作用 物質系の本発明による構造成分である。
次いでこの構造成分に接着成分、動員成分、成長および成熟成分(サイトカイン )を組み込む。
接着成分として塩化グアニジンに可溶の分画から得られる接着因子である。この 接着因子により、骨芽細胞およびその前駆細胞の構造成分への付°着が可能とな る。動員成分はやはり骨から分離されるタンパク質である。この場合、活性成分 はボイデンチャンバー試験によって識別される。接着成分および動員成分は構成 成分とともに、骨形成細胞を誘因し、着床させる複合体を形成する。この複合体 は、沈降反応または各成分の凍結乾燥によって行われる。
成長および成熟信号の二重伝達のために、塩基性繊維芽細胞成長因子および形質 転換成長因子ヘータを作用物質複合体に組み込む。作用を強化するために、骨形 成複合物質に異化性サイトカインに対する抗体、たとえばカヘキシンを添加でき る。作用物質系におけるサイトカインの適当な濃度は、たとえば10ppn+程 度である。
上記の説明および図面は、発明の具体例にとって重要な特徴の記述に限られてい る。それゆえ、説明および図面に開示されてはいるが請求項に記載されていない 特徴は、必要に応じ本発明の目的物の規定にも用いられる。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成4年5月 18

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.構造成分と、 少なくとも1つの動員成分と、 少なくとも1つの接着成分と、 好ましくは少なくとも1つのサイトカインの形で少なくとも1つの成長および/ または成熟成分と、を含んでいることを特徴とする、生体部分、特に生物の臓器 を製造する作用物質複合体。
  2. 2.構造成分が、好ましくはプロテオグリカンおよびコラーゲンからなる高分子 ゲルおよび/またはネットワークであることを特徴とする請求項1記載の作用物 質複合体。
  3. 3.構造成分が金属性および/またはセラミックス性および/またはガラス性お よび/またはポリマー性および/または脂肪含有基体材料を、固体および/また は多孔体および/または膜体および/またはミセルおよび/または塑性体および /または粘性体および/または液体として有していることを特徴とする請求項1 または2記載の作用物質複合体。
  4. 4.各々の動員成分が化学走性ペプチド、タンパク質および/またはアラキドン 酸代謝物質のグループに属し、または他の同等の化学的構造を有していることを 特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の作用物質複合体。
  5. 5.各々の接着成分かフィブロネクチン、テナスキン、サイトタクチン、ラミニ ン、コンドロネクチン、コラーゲンIV、V、VII型、N−CAM、L−CA Mまたはインテグリンなどのタンパク質、これらのタンパク質の組み合わせまた は他の同等の接着物質であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に 記載の作用物質複合体。
  6. 6.各々の成長成分および/または成熟成分がコロニー刺激因子(CSF)、イ ンターロイキン(IL)、インシュリン類似成長因子(IGF)、プロスタグラ ンジン(PG)、ロイコトリエン(LT)、形質転換成長因子(TGF)、繊維 芽細胞成長因子(FGF)、インターフェロン(IFN)、上皮成長因子(EG F)、骨由来成長因子(BDGF)、内皮細胞由来成長因子(EDGF)、血小 板由来成長因子(PDGF)のグループに属するか、これらの因子の組み合わせ または他の同等のサイトカインであることを特徴とする請求項1から5のいずれ か1項に記載の作用物質複合体。
  7. 7.成長成分および/または成熟成分が、製造しようとする生体部分への血管の 成長を促進する因子、たとえば血管形成誘導因子および/または神経の成長を促 進する因子、たとえば神経成長因子を有していることを特徴とする請求項1から 6のいずれか1項に記載の作用物質複合体。
  8. 8.分解速度が構造成分自体の種々の架橋度および/または(酵素)阻害物質お よび/または免疫抑制物質および/または炎症抑制物質の添加によって制御でき ることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の作用物質複合体。
  9. 9.目標細胞と一緒に生体部分を、少なくともその構成段階において形成するこ とを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の作用物質複合体。
  10. 10.種々の成分の共同沈降反応または凍結乾燥または個々の成分の共有結合に よって製造できることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の作用 物質複合体の製造法。
  11. 11.請求項1から9のいずれか1項に記載の作用物質を、生体部分の欠如また はその機能喪失に基づく病気の治療を目的とした生体部分の製造に応用すること 。
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