JPH05500959A - 浸蝕性マクロ多孔性ヒドロゲル粒子及びその調製法 - Google Patents

浸蝕性マクロ多孔性ヒドロゲル粒子及びその調製法

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JPH05500959A JP2515516A JP51551690A JPH05500959A JP H05500959 A JPH05500959 A JP H05500959A JP 2515516 A JP2515516 A JP 2515516A JP 51551690 A JP51551690 A JP 51551690A JP H05500959 A JPH05500959 A JP H05500959A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 盪敗判ヱlユ多五立ヒドロゲル旦 びそのi、li法発明の背景 本発明は一般的に、水性環境への活性物質の供給のための組成物及びシステムに 関する。より詳しくは、本発明は、ポリマー性ヒドロゲル供給システム及び実質 的に連続した網状構造の孔を含む水浸練性ヒドロゲル粒子に関する。
水性環境及び特に動物、たとえばヒト身体環境に調節された速度で薬物又は他の 化学物質を供給することがしばしば所望される。薬物の調節された開放のための 薬物供給システム及び装置は当業界において良く知られている。種々の方法、た とえば吸収又は排泄の生理学的変性、溶媒の変性、薬物の化学的変性、不溶性キ ャリヤー上への薬物の吸着及び懸濁液及び移植用ペレットの使用が文献に記載さ れている。他の方法は、薬物の開放をもたらす、環境、たとえば体液により徐々 に分解されるキャリヤーと薬物とを混合することを包含する。薬物が拡散により 開放される固体マトリックス材料を通して薬物を分散し、又は薬物が拡散により 通過することができるポリマー壁を有するカプセル又は容器内に薬物を閉じ込め ることもまた知られている。固体マトリックス又は壁は一般的に体液と接触しな がら、比較的長期間にわたってその構造的な結合性を保持する。そのような装置 はしばしば、手術により身体中に移植され、そしてそれから除かれることが必要 とされる。さらに、それらは生物分解性でなく、そして従って、身体自体により 排泄され得ないので、それらはある用途への使用のためには所望されない。
アメリカ特許第4,220,152号及び第4,220,153号は、多孔性材 料の壁を有する、薬物の調節された開放のための装置を開示し、ここで前記孔は 水不溶性であるヒドロゲルを含み、そしてそれを通して薬物が装置から通過する 。
アメリカ特許第4,298,002号は、生物学的に活性な組織を封入し、そし て体液において、それらの水不溶性及び構造的な結合性の保持を長期間にわたっ て維持するヒドロゲル膜を開示する。
D、Horakなと、(旧omaterials (1986)ニー:188) は、血管の静脈閉鎖のために使用され、そして従って、体液中で容易に分解せず 、且つ活性成分を供給するために使用されないヒドロゲルの球状粒子を開示する 。
J、He1lerなど、 (Biomaterials (1984) 4 :  262)は、水溶性モノマーにより共重合された水溶性不飽和ポリエステルの 生物浸蝕性ヒドロゲルを開示する。このヒドロゲルは、それが重合反応の間に形 成される場合、ヒドロゲル構造体に長鎖の高分子をからみ合わせることによって 大きな高分子を固定する。これは、活性剤が、その構造が、前記活性剤がヒドロ ゲルポリマー鎖が分解するまで開放されないように、ヒドロゲル複合体内に十分 にからみ合うようになることができる大きな高分子に限定されるので、好都合で はない。さらに、そのような調製方法の使用は、重合条件下で不活性化されるで あろう熱−及び/又は放射線−不安定活性物質のために不適切である。また、活 性剤は、重合反応に使用される遊離基開始剤と共に安定性であるものから単に選 択され得る。そのような必要条件は、使用され得る活性剤の数をひじょうに制限 する。さらに、この方法により形成されるビーズは、マクロ多孔性であるよりも むしろ固体である。
これらの理由のために、水性環境、たとえば身体において多くの種類の活性物質 の調節され、そして延長された供給を提供することができる供給組成物又はシス テムを供給することが絣望される。好ましくは、身体的機能自体の作用により身 体からより容易に除去され得る比較的小さな水溶性分子に完全に分解する組成物 又はシステムを有することがまた所望される。
発明の要約 本発明は、水性環境への種々の活性成分の供給のためのポリマー供給システムを 供給する。より詳しくは、それは、実質的に連続する綱状構造の孔及びその孔内 に維持される活性剤を含んで成る含浸剤を含む浸蝕性ポリマー粒子を含んで成る 供給システムに向けられる。本発明によれば、活性剤が、粒子が調製された後、 そのポリマー粒子の孔線状構造中に導入される。
本発明の粒子は、エステル結合により架橋上ツマ−により架橋された水溶性モノ マーから成るポリマーである。粒子内に吸収される活性物質は、液体環境におけ る拡散により多孔性構造体から開放され、この後、粒子は架橋のエステル結合の 加水分解により液体環境に分解される。エステル結合の分解は、腎臓において球 状体を通して血液から通過でき、そして尿に身体から排泄される比較的小さな不 活性水溶性分子へのポリマーの溶解又は浸蝕をもたらす。
本発明の供給システムは、水性環境への活性成分、たとえば薬物の供給において 有用である。この環境は、動物、たとえばヒトの身体であり得、又はそれは、動 物により使用される環境、たとえば水槽、魚の住む池、動物及び家禽類の水供給 、水耕システム、液体医薬、等であり得る。本発明の供給システムは、経口摂取 により、皮下注射により動物中に、液滴により眼に、噴霧により鼻腔中に、及び 同様にして導入され得る。
本発明によれば、ポリマー供給システムは、ボロゲンを含む不混和性相における 適切な水溶性七ツマ−の懸濁ラジカル重合により形成される。一般的に、七ツマ −及びボロゲンがまず一緒に混合され、そして次に、得られた混合物が不混和性 相において懸濁される。次に、不混和性相がモノマー混合物の液滴を形成するた めに撹拌され、そしてその七ツマー混合物の重合がその液滴から所望するビーズ を形成するために開始される。所望するビーズが、モノマー間の架橋を提供する ことによって形成される。ビーズの正確な寸法及び特徴は、加工バラメーター、 たとえば撹拌速度及びボロゲンの性質を変えることによって及び/又は重合のた めに選択されたモノマーを変えることによって調節される。ビーズが形成された 後すぐに、ボロゲンは、典型的には溶媒抽出又は蒸発法を用いて、ビーズ生成物 から抽出される。次に、所望される活性物質が、典型的には接触吸収によりビー ズ中に導入され、所望する最終生成物に創造され、次にこれは、追加の使用(こ の時点で再水和化される)のために脱水される。不安定活性剤の導入を可能にす る他に、そのような2段階調製法は、ボロゲン及び反応条件の広い選択に起因す るビーズの構造体以上の調節を可能にする。
図面の説明 第1図は、例2,3及び4のビーズのための浸蝕プロフィール(線状尺度)を示 す。
第2図は、例2,3.4及び5のビーズのための開放プロフィールを示す。
第3図は、種々の異なった負荷量を用いて、例5のビーズのための開放プロフィ ールを示す。
本発明及び好ましい態様の詳細な記載 本発明の供給ビークルは、網状構造の孔を集合的に形成するランダム空間又は穴 を付与する三次元架橋又は共重合により形成される構造的網状構造を有する粒子 である。ポリマー構遺体又はビーズは、活性成分がポリマー構造的網状構造中に 吸収される場合、網状構造の孔に活性成分を含んで成る含浸剤を保持する。活性 物質は、粒子が水性環境に暴露されるまで孔に保持され、又は閉じ込められ、水 性環境において、活性成分は、網状構造の孔からの分散により粒子から開放され る。続いて、三次元構造を形成するエステル結合が水性環境への暴露の間、加水 分解され、ポリマービーズ構造の分解又は溶解を引き起こされる。身体から排泄 され得る小さな不活性水溶性ポリマーサブユニットがもたらされる。
それらの最っとも便利な形において、本発明の粒子は一般的に、好ましい調製方 法として懸濁重合の使用により球状の形状である。微小球は大きさで広く異なる が、直径約5ミクロン〜約100ミクロン、好ましくは約10ミフロン〜約50 ミクロンの範囲内の微小球が最良の結果を提供するであろう。
球体内の孔の寸法はまた広く異なり、そして最適な寸法は、使用されるポリマー の化学的特徴及び含浸剤の特徴に依存する。従って、異なったシステムは、全体 の配合のために最っとも所望する性質を得るために孔体積分布の異なった最適範 囲を必要とする。しかしながら、一般的に、最良の結果が、約0.01〜約4、 Occ/g、好ましくは約0.1〜約2.0cc/g、より好ましくは約0.3 〜約1.0cc/gの範囲の合計孔体積;約1〜約500rrf/g、好ましく は約2〜約200イ/gの範囲の表面積;及び約0.001〜約3.0ミクロン 、好ましくは約0.003〜約1.0ミクロンの範囲の平均孔直径により得られ る。孔の大きさの測定及び表示のための従来の方法に従って、孔の直径は、B、 E、T、窒素複数点分析により表面積の測定及び水銀侵入方法による孔体積の測 定により計算される。その計算は、当業者により通常行なわれる。
微小球は便利には、液体−液体システムにおける懸濁重合れる場合)及び不活性 であるが、但し十分に混和性である液体を含む第1溶液が形成され、これは第2 溶液と不混和性である。次にその第1溶液が第2溶液に懸濁され、ここでそれは 一般的に、懸濁を促進するために添加剤、たとえば界面活性剤及び分散剤を含む 。第1及び第2の両溶液は好ましくは非水性である。重合が完結した後すぐに、 その得られたビーズは懸濁液から回収される。この点でのビーズは多孔性の固体 構造体であり、ポリマーが不活性混和性液体のまわりに形成され、それによって 、綱状構造の孔を形成する。従って、前記不活性液体は、ボロゲン又は孔形成剤 として作用し、そして形成されたビーズの孔を占有する。次にこのポロゲンが除 去され、そして所望する活性物質により置換される。
ボロゲンとして適切な材料は、次の基準を満たす物質であろう: 1、 それらは、モノマー混合物と十分に混和性であるか、又は第2溶液と非混 和性である少量の溶媒の添加により十分に混和性にされ得るかのいづれかであり ;2、 それらは第2溶液と不混和性であるか、又は多くともわずかに可溶性で あり; 3、 それらは七ツマ−に対して不活性であり、そして使用されるいづれかの重 合触媒と触媒して存在する場合、及び重合を誘発するために必要とされるいづれ かの条件(たとえば温度及び放射線)にゆだねられる場合、安定し;そして4、  それらは通常液体であるか、又は重合温度以下の溶融点を存する。固体は時々 、溶媒に溶解されることによって又は共融混合物を形成することによって液体形 に転換され得る。
これは、ボロゲンとして使用するために広範囲の物質を包含する。これらの中で 、炭化水素、特に不活性非極性有機溶媒が好ましい。最っとも便利な例のいくつ かは、シクロアルカン及び芳香族炭化水素である。そのような溶媒の例は、5〜 12個の炭素原子の直鎖又は枝分れ鎖のアルカン;5〜8個の炭素原子のシクロ アルカン:ベンゼン;及びアルキル置換のベンゼン、たとえばトルエン及びキシ レンである。ポロゲンとして使用され得る他の化合物は、アセトン及びジメチル ホルムアミドである。次に、ポロゲンの除去は、溶媒抽出、蒸発又は類似する従 来の操作によりもたらされ得る。
上記重合方法を用いる場合、その段階は、不活性雰囲気、たとえば窒素下で行な われるべきである。
遊離基開始剤又は重合触媒が重合工程に使用され得る。そのような開始剤は、ア ルカノイル、アロイル、アルカロイル及びアラルカッイルジベルオキシド及びモ ノヒドロペルオキシド、アゾ化合物、ペルオキシエステル、ベルカーボネート及 び他の遊離基タイプ触媒から選択される。そのような触媒の例として、ベンゾイ ルペルオキシド、ラウリルペルオキシド、ジアセチルペルオキシド、メチルエチ ルケトンペルオキシド、ジイソプロピルベンゼンヒドロベルオキシド、t〜ブチ ルベルスルフェート、イソプロピルベルカーボネート、アゾ−ビス=(イソブチ ロニトリル)、α、α′−アゾジイソブチレート及び多くの他のものを挙げるこ とができる。重合触媒が使用される場合、それは、ポロゲンが酸化に対して敏感 である場合、そのボロゲンを酸化しないものであるべきである。
上記二段階工程を用いる追加の利点は、それが、活性成分含浸剤の導入の前、重 合された構造体から所望しない種の除去を可能にすることである。所望しない種 の例は、未反応モノマー、残留触媒及び界面活性剤及び/又は球体表面上に残る 分散剤を包含する。この技法の追加の利点は、それが最終ビーズの孔特徴を調節 する手段としてポロゲンの量及びタイプの選択を可能にすることである。ボロゲ ンがビーズ自体の構造に影響を及ぼす場合、含浸剤の限定により、それはもはや 結合されない。これは、含浸剤による孔の一部の充填(完全な充填よりもむしろ )、膨潤性及び非膨潤性ポロゲンの選択による孔の大きさ及び分布の追加の調節 を可能にする。
前記二段階工程におけるボロゲンの抽出及び含浸剤によるその置換(すなわち乾 燥ビーズの含浸剤による含浸)は、ボロゲンの化学的性質及び存在する他の種の 挙動と組合してのその挙動に依存して、種々の方法で行なわれ得る。ビーズはま ず、濾過、好ましくは真空濾過装置を用いて懸濁液から回収される。次にビーズ は適切な非水性溶媒により洗浄され、ボロゲン及びポリマーに結合されない有機 動程が除かれる。
洗浄が完結した後、溶媒自体は、乾燥により、好ましくは真空下で除去される。
ビーズが乾燥され、そしてポロゲン及びいづれか他の所望しない有機材料をフリ ーにされた後、それらは従来の技法に従って含浸剤により含浸される。最っとも 便利なそのような技法は、接触吸収である。活性成分が固体である場合、それは まず、溶媒に溶解され、そして得られた溶液がビーズにより吸収される。溶媒は 、従来の手段、たとえば蒸発又は追加の溶媒を用いての抽出により、最終生成物 に保持され又は除去され得る。特定の溶媒において制限さた溶解性を有するこれ らの固体成分のためには、最終ビーズにおける高い含有率が反復された吸収、続 く溶媒の除去により達成され得る。
重合方法及びその重合に包含される種々のパラメーター及び処理条件は、孔の特 徴及び従って、最終生成物の能力及び開放特徴を調節する手段として選択され、 そして調節され得る。たとえば、架橋手段、架橋剤の量及びタイプ及びボロゲン の量及びタイプの適切な選択がそのような調節を達成する手段である。ある重合 条件はまた、温度、使用される放射線の程度、撹拌の程度及び重合反応の速度に 影響を及ぼすいづれか他の要因を包含するそのような効果により変えられ得る。
従って、たとえば、同一の重合条件下で、多孔度は、計算された又は理論的な架 橋密度を高めることによって、又は溶液中のボロゲン濃度を高めることによって 高められ得る。多孔度の上昇はビーズの表面積を高め、そして従ってビーズ内に 保持され得るボロゲンの重量%を高めるであろう。同一の重合条件下で粒子直径 を低くするためには、第2溶液における分散剤の撹拌又は濃縮が高められるべき である。
ポリマー形成における架橋は孔サイズの調節の主要手段である。さらに、架橋密 度は、粒子からの活性剤の開放を調節するであろう。本発明の架橋されたポリマ ービーズを生成するために重合され得るモノマーは、ポリエチレン系不飽和モノ マー、すなわち少なくとも2つの不飽和部位を有するモノマー、及び1又は複数 のポリエチレン系不飽和モノマーと組合してのモノエチレン系不飽和モノマーを 包含する。後者の場合、架橋の百分率は、モノエチレン系不飽和モノマー及びポ リエチレン系不飽和モノマーの相対量を均等にすることによって調節され得る。
本発明のポリマービーズは、1重量%以上の架橋密度、好ましくは約2%〜約2 0重量%の架橋密度及びより好ましくは約3%〜約10重量%の架橋密度を有す るであろう。%架橋率は、ポリエチレン系不飽和及びモノエチレン系不飽和モノ マーの両者を含むモノマーの合計重量により割り算されたポリエチレン系不飽和 モノマーの重量として当業者間に定義される。
本発明のポリマービーズに浸蝕性を付与するために、ポリマーの主鎖を形成する モノエチレン系不飽和モノマーは、水溶性又は水と混和性であるものから選択さ れるべきである。
これは、架橋反応により形成されるエステル結合が水性環境における加水分解に より分解された後、ポリマー鎖のより小さなサブユニットへの溶解を可能にする 。次に、得られた水溶性ポリマーサブユニットが身体から排泄される。
ポリマー供給システムのためのポリマービーズを調製するために適切な水溶性又 は混和性モノエチレン系不飽和モノマーは、架橋モノマーと共にエステル結合を 形成することができるべきである。そのような化合物は、アクリル酸及びメタク リル酸、それらの水溶性エステル及びアミド、たとえばアクリルアミド及びヒド ロキシエチルメタクリルアミド、水溶性ビニルラクタム、たとえばN−ビニルピ ロリドン、及び同様のものを包含する。
たった1つの不飽和基を有するかのように通常作用する水溶性ポリエチレン系不 飽和モノマーは、モノエチレン系不飽和モノマー含有物の一部として使用され得 る。
本発明のポリマービーズを調製するために適切なポリエチレン系不飽和架橋モノ マーは水に溶解しても又は不溶性であっても良いが、しかしそれらは立体架橋構 造体を形成するためにモノエチレン系不飽和モノマーと共にエステル結合を形成 することができるべきである。そのようなエステル結合は、水性環境に暴露され る場合、分解する。適切なポリエチレン系不飽和モノマーは、ジアリルフタレー ト;エチレングリコールジアクリレート;ビス(アクリル化ポリエチレングリコ ール);エチレングリコールジメタクリレート;トリメチロールプロパントリメ タクリレート;エチレングリコール、グリセロール、ペンタエリトリトール、ジ エチレングリコール、グリコールのモノチオ−及びジチオ−誘導体及びレソルシ ノールのポリビニル及びボリア゛リルエステル:ジビニルスルホン;アリルアク リレート;ジアリルマレエート;ジアリルフマレート、ジアリルスフシネ−1・ ;ジアリルカーボネート;ジアリルマロネート;ジアリルオキサレート;ジアリ ルアジペート;ジアリルセバケート;ジビニルセパケート;シフ ’Jルタルト レート;ジアリルシリケート;トリアリルトリカルバリレート;トリアリルアコ ニテート;トリアリルシトレート;トリアリルホスフェート;メチレンビス(ア クリルアミド);及び同様のものを包含する。
微小球が形成され、そして乾燥された後、それらは接触吸収法により含浸剤によ り含浸される。任意には、含浸剤は、適切な溶媒における溶液の形で使用され得 る。そのような溶媒の例は、水;液体ペトロラタム;エーテル;石油エーテル: アルコール、たとえばメタノール、エタノール及び高級アルコール;芳香族炭化 水素、たとえばベンゼン及びトルエン;アルカン、たとえばペンタン、ヘキサン 及びヘプタン;ケトン、たとえばアセトン及びメチルエチルケトン;塩素化され た炭化水素、たとえばクロロホルム、四塩化炭素、塩化メチレン及び二塩化エチ レン;アセテート、たとえば酢酸エチル;及び油、たとえばイソプロピルミリス テート、ジイソプロピルアジベート及び鉱油を包含する。溶液の吸収の後、溶媒 は蒸発され、又は所望により含浸剤と一緒に孔の内部に保持され得る。他の配合 材料、たとえばキャリヤー又はアジュバント、たとえば保存剤及び酸化防止剤が また存在することができ、そして含浸剤及び存在するいづれか他の材料と一緒に ビーズ中へ導入されるであろう。
微小球はマクロ多孔性であり、すなわちそれらは相互連結する孔の網状構造を有 するので、活性成分は、それ及び微小球が相溶できるいづれかの溶媒と共に使用 され得る。ヒドロゲルの膨潤は、活性成分の吸収をもたらすために必要ではない 。これは、ヒドロゲル中に吸収されるべき活性成分のための程度のためにヒドロ キシ構造自体を膨潤する溶媒を必要とする“通常の”又は従来技術のヒドロゲル と対照をなす。さらに、本発明のビーズは、ヒドロゲル構造体を膨潤するであろ う量の含浸剤を単に取り込むことができる通常のヒドロゲルに比べて、網状構造 の孔中への含浸剤の吸収及びヒドロゲル構造体を膨潤するためにそれを取り込む 結果として、多量の含浸剤のビーズ内への含浸を可能にする。
活性物質と共に使用するために選択できる溶媒は、ヒドロゲルビーズから活性物 質の拡散速度をある程度調節できる。
たとえば、使用される溶媒が水である場合、ヒドロゲル構造体は、吸収の間、サ イズ的に比較的かなりの程度、膨潤するであろう。この膨潤のために、ビーズか らの吸収された活性成分の比較的遅い拡散速度が存在する。しかしながら、溶媒 が、たとえばアルコール、たとえばエタノールに対して低い極性である場合、ビ ーズのヒドロゲル構造体は、吸収の間、適切に膨潤せず、そして材料のより早い 開放が存在する。
含浸剤は、それが純粋な活性成分、活性成分の混合物又は活性成分の溶液であろ うと、一般的に含浸されたビーズの合計重量の約5〜約65%、より一般的には 約40%までを含んで成るであろう。従来技術のヒドロゲルは一般的に、約5% まで又はそれ以下の含浸剤を吸収することができる。活性成分が可能性ある薬物 である場合、それは一般的に希釈溶液の形で存在し、そして活性成分自体の重量 %は、含浸されたビーズの合計重量に基づいて0.01%はどであろう。
本発明に使用するための活性成分は、調節された態様で水性環境中に開放するこ とが所望され、そして本発明のヒドロゲルビーズ中に吸収され得るいづれかの活 性成分であり得る。
本発明の好ましい態様においては、活性成分は、医薬的に活性な化合物、たとえ ば動物、たとえばヒト身体における調節された開放のための薬物である。ビーズ の粒子サイズは、得られるサイズが注射器又はカテーテルにより又は算用スプレ ー又は眼用点滴器でビーズを投与するために便利であるように調節され得る。ビ ーズはまた、経口摂取により供給され得る。
本発明のビーズ又は粒子はひじょうに柔らか(、そしてビーズが極性溶媒、たと えば水を取り込む場合、感受の身体組織、たとえば眼又は鼻に対して非刺激性で ある。ビーズが乾燥し、又は水辺外の溶媒を取り込む場合、それらは比較的より 硬質であり、そして高められた機械安定性を有する。物理的特徴におけるこの変 化は、ビーズの種々の使用への適用性を可能にする。ビーズはまた非毒性で、非 抗原性で、そして生存生物の組織と卓越した適合性を示し、この特徴はまた、ビ ーズが動物又は身体に活性成分を投与するために利用される場合にも好都合であ り、そしてこれは本発明の好ましい態様である。
次の例は、本発明の例示として示される。それらは本発明の範囲を制限するもの ではな(、多くの変法が可能であることは、当業者が理解するであろう。
ビスアクリレート化されたポリエチレングリコールにより架橋されたアクリルア ミドのポリマービーズを、次のようにして調製した。
オクタン(139,57g)中、゛メチルビニルエーテル及び無水マレイン酸の ポリマー(GAFから入手できるGant−rez@AN −139; 0.  15 g)及びソルビタンオレエート(Emeryから入手できるEmsorb @;0.15g)(両者とも沈殿防止剤として利用される)の溶液を撹拌し、そ して通常の金属撹拌機を有する500m1の重合がまに添加した。アクリルアミ ド(14,99g)、ビスアクリレート化されたポリエチレングリコール(Sa rtomer Internationalから入手できるSartomer■ 252;1.55g)及びアゾビス(イソブチロニトリル)(AIBN;0.3 0g)の混合物を、ジメチルホルムアミド(DMF;50.37g)に溶解し、 そして前記重合がまに添加した。前記混合物を窒素下で50 Orpm及び30 °Cで30分間撹拌し、その後、撹拌機の速度を15分間11000rpに高め 、ビーズ粒子を形成した。次に、水槽の温度を60°Cに上げ、そして混合物を 1000rpn+で15.5時間撹拌し、重合をもたらした。この点で、すべて の溶媒を蒸発せしめた。重合がまの側面上の粒子フロックはわずかにピンク色で あった。そのフロックを引っかき、かま中に落とし、そしてアセトン(400m 1)を添加した。その混合物を、窒素雰囲気を伴わないで、60°Cで及び11 000rpで撹拌し、フロックを再懸濁し、そしてDMFを除去した。次にフロ ックを濾過し、そしてビーズを磁気撹拌によりビーカーにおけるアセトン(25 01111)に1時間、再懸濁し、DMFをさらに除去した。次に、ビーズを濾 過し、そしていづれかのかたまりを破壊するために時々の撹拌を伴って45°C で一晩、アスピレータ−真空下で乾燥せしめた。得られたビーズの表面積、平均 ビーズ直径(重量による)及び架橋率が第1表に与えられる。
開に旦 例1の方法に従って、ビーズを同一の配合物から形成した。
但し、Sartomer252の量を変え、得られるビーズの種々の量の架橋を 得た。さらに、例2,3及び4のビーズにおいては、1重量%の4−ビニルピリ ジンをコモノマーとして添加した。得られたビーズの表面積、平均ビーズ直径( 重量による)及び架橋率が下記第1表に与えられる。
班旦二且 例1の方法に従って、実質的に同一の配合物からビーズを形成した。但し、種々 の量のSartomer252を用い、撹拌速度を1100Orpから75Or pmに減じ、そして使用される撹拌機は反応がまの大きさ及び形状にほぼ適合す るプラスチックアンカー撹拌機であった。得られたビーズの表面積、平均ビーズ 直径(重量による)及び架橋率が下記第1表に与えられる。
第1表 1 1.55 9 31.9 23.4μ2 1.55 + 3 19.7 1 8.5μ3 3.10 + 6 36.4 64.7μ4 6.20 + 12  84.3 158.3μ5 4.65 9 30.5 27.2μ6 4.6 5 9 33.4 17.9μ7 2.32 5 5.8 7.8μ 8 9.30 18 3.4 7.3μ本発明のビーズの種線能力を研究するた めに、例2の乾燥されたビーズをイソプロパツール50m1に懸濁し、そしてこ の懸濁液を振盪し、そして音波処理した。次に、その1mlアリコートを、リン 酸緩衝液(pH7,4)35mlに添加した。
これらのアリコートを40°Cで及び100振動/分でインキュベートした。周 期的な間隔で、管を除去し、ビーズを150゜rpmで5分間の遠心分離により 分離し、そして5mlのアリコートを上清液から除いた。その体積を新鮮な緩衝 液により補充した。種線された(溶解された)ポリマーの量を、256nm(4 −・ビニルピリジンの吸光度)でのUV/Vis測定により決定した。その濃度 を、続く希釈のために調整した。
上記方法を、例3の乾燥されたビーズ及び例4の乾燥されたビーズによりくり返 した。
ビーズのための得られる種線プロフィールを、第1図に示す。
その結果は、より高い架橋密度が低められた可溶性画分及び遅い種線速度を有す る材料をもたらすことを示す。完全な種線のために必要な時間は約8日(3%の 架橋率)〜約40日(12%の架橋率)であった。その種線速度は時間に対して 比較的直線的であった。予測されない結果は、3%の架橋ビーズの比較的早い種 線性であり、そしてポリマーの大部分が1時間以内で失なわれた。これは、架橋 の量が低いので、たぶん水溶性モノマーの溶解性の結果である。加水分解による 種線は、約11時間で開始すると思われ、そしてその種線は、すべてのエステル 結合が分解するまで、かなり直線的であった(すべての点の線状最小自乗は、種 線率=0.969種々の架橋を有する本発明のビーズの開放速度を、次のように して評価した。
例2,3.4及び5からのビーズのサンプルを、無水エタノール7.5gに0. 5gのD&CRed #28 (PylaCertified、 Pylam  Products)を溶解することによってD&CRed #28染料約10重 量%により処理した。次に、この染料を、ペトリ皿における試験されるべきポリ マービーズのサンプル4.5g上に可能なだけ均等に注いだ。その材料を均質に なるまで撹拌し、そして次に、溶媒を蒸発せしめた。
蒸発の間の定期的な混合が、均等な乾燥のために必要とされた。追加の変化が認 められる場合(染色されたビーズの色度の軽減により示される)、その材料を、 40°Cで真空下で4時間乾燥せしめた。
約10On+gのサンプルを、改良されたUSP DissolutionAp paratusの6個の個々のバスケット中に置いた。それらのバスケットを、 蒸留水(溶解媒体)500ml中に下げながら、240rpmで回転した。バス ケットが蒸留水中に入った後すぐに、その回転数を15Orpmに下げた。その 溶解媒体は22°Cの一定温度で維持され、そして実験の間、維持された。
その溶解媒体を、予定された時間の間隔でアッセイした。その媒体の分析を、B eckman D U −655pectrophoton+eterを用いて 538na+で行なった。個々のサンプルは、2回実験された。その結果は、第 2図に示される。
■11 種々の重量%の材料により充填されたビーズについての開放プロフィールにおけ る変動量の試験を、次のようにして行なった。
例10の方法に従って、例5のビーズの3種のサンプルを、それぞれ約10%、 25%及び40%のD&CRed #2B染料により充填した。個々のサンプル からの染料の開放速度を、例10の方法に従って決定し、そしてその結果は第3 図に示される。その結果は、ポリマービーズからの染料の1背当たりの%開放度 は、ポリマーの%充填度に依存するように思えないことを示す。
経過時間(日数) FIG、、l。
時間(分) FIG、−乙 時間(分) FIG、j。
国際調査報告 +A+−−vlIam−a+Aa鮪噸−m++m1la、PCT/US9010 5564

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.水性環境への活性剤の調節された開放のための供給ビークルとして有用な物 質の組成物であって、網状構造の孔を有する多孔性水浸蝕性ポリマー粒子及び前 記網状構造の孔内に保持される活性剤を含んで成る含浸剤を含んで成る組成物。
  2. 2.前記水性環境が動物又はヒトの身体である請求の範囲第1項記載の組成物。
  3. 3.前記活性剤が医薬的に活性な物質である請求の範囲第1項記載の組成物。
  4. 4.前記粒子が約5〜約100ミクロンの直径を有し、そして表面積が約1m2 /g〜約500m2/gの範囲である請求の範囲第1項記載の組成物。
  5. 5.前記粒子が約1重量%以上の計算された架橋率を有する請求の範囲第1項記 載の組成物。
  6. 6.前記粒子が約3〜約10重量%の計算された架橋率を有する請求の範囲第1 項記載の組成物。
  7. 7.前記粒子が、アクリルアミド及びN−ビニルピロリドンから選択されたモノ マー及びメチレンビスアクリルアミド及びビスアクリレート化されたポリエチレ ングリコールから選択された架橋モノマーから共重合される請求の範囲第1項記 載の組成物。
  8. 8.水性環境ヘの活性剤の調節された開放のための供給システムであって、網状 構造の孔を有する多くの多孔性水浸蝕性ポリマー粒子及び前記網状構造の孔内に 保持される活性剤を含んで成る含浸剤を含んで成る供給システム。
  9. 9.前記水性環境が動物又はヒトの身体である請求の範囲第8項記載の供給シス テム。
  10. 10.前記活性剤が医薬的に活性な物質である請求の範囲第8項記載の供給シス テム。
  11. 11.前記粒子が約5〜約100ミクロンの直径を有し、そして表面積が約1m 2/g〜約500m2/gの範囲である請求の範囲第8項記載の供給システム。
  12. 12.前記粒子が約1重量%以上の計算された架橋率を有する請求の範囲第8項 記載の供給システム。
  13. 13.前記粒子が約3〜約10重量%の計算された架橋率を有する請求の範囲第 8項記載の供給システム。
  14. 14.前記粒子が、アクリルアミド及びN−ビニルピロリドンから選択されたモ ノマー及びメチレンビスアクリルアミド及びビスアクリレート化されたポリエチ レングリコールから選択された架橋モノマーから共重合される請求の範囲第8項 記載の供給システム。
  15. 15.水性環境ヘの活性剤の調節された開放のための供給ビークルであって、保 持される物質を実質的に含まない網状構造の孔により特徴づけられる多くの水浸 蝕性ポリマー粒子を含んで成る供給ビークル。
  16. 16.前記粒子が約5〜約100ミクロンの直径を有し、そして表面積が約1m 2/g〜約500m2/gの範囲である請求の範囲第15項記載の供給ビークル 。
  17. 17.前記粒子が約1重量%以上の計算された架橋率を有する請求の範囲第15 項記載の供給ビークル。
  18. 18.前記粒子が約3〜約10重量%の計算された架橋率を有する請求の範囲第 15項記載の供給ビークル。
  19. 19.前記粒子が、アクリルアミド及びN−ビニルピロリドンから選択されたモ ノマー及びメチレンビスアクリルアミド及びビスアクリレート化されたポリエチ レングリコールから選択された架橋モノマーから共重合される請求の範囲第15 項記載の供給ビークル。
  20. 20.水性環境ヘの活性剤の調節された開放のための供給ビークルとして有用な 物質の組成物を調製するための方法であって、 エステル結合を形成することができる、少なくとも1種の水溶性又は水混和性モ ノマー及び1種の架橋モノマーを、第1溶液を形成するために不活性ポロゲンに 溶解し;前記第1溶液と不混和性の第2溶液に前記第1溶液を懸濁し; 前記第2溶液に懸濁された第1溶液の多くの液滴を形成するために前記第1及び 第2溶液を撹拌し;前記モノマーを共重合し、そして網状構造の孔を有する水浸 蝕性多孔性粒子及び前記網状構造の孔内に保持されるポロゲンを形成するために 多くの液滴におけるモノマーを活性化し; 第2溶液から水浸蝕性多孔性粒子を分離し;前記水浸蝕性多孔性粒子からポロゲ ン及びいづれかの不純物を除去し; 含浸剤の溶液に前記水浸蝕性多孔性粒子を置き;そして前記水浸蝕性多孔性粒子 の網状構造の孔中に前記含浸剤を吸収する段階を含んで成る方法。
  21. 21.前記粒子が、アクリルアミド及びN−ビニルピロリドンから選択されたモ ノマー及びメチレンビスアクリルアミド及びビスアクリレート化されたポリエチ レングリコールから選択された架橋モノマーから共重合される請求の範囲第20 項記載の方法。
  22. 22.前記モノマーが、そのモノマーに溶解性である開始剤により活性化される 請求の範囲第20項記載の方法。
  23. 23.前記第2溶液が非水溶液である請求の範囲第20項記載の方法。
  24. 24.前記水浸蝕性多孔性粒子が約5〜約100ミクロンの直径を有し、そして 表面積が約1m2/g〜約500m2/gの範囲である請求の範囲第20項記載 の方法。
  25. 25.前記水浸蝕性多孔性粒子が約1重量%以上の計算された架橋率を有する請 求の範囲第20項記載の方法。
  26. 26.前記水浸蝕性多孔性粒子が約3〜約10重量%の計算された架橋率を有す る請求の範囲第20項記載の方法。
  27. 27.水性環境に活性剤を制御可能的に開放するための方法であって、網状構造 の孔を有する多くの多孔性水浸蝕性ポリマー粒子及び前記網状構造の孔内に保持 される活性剤を含んで成る含浸剤を含んで成る組成物を前記環境に投与すること を含んで成る方法。
  28. 28.前記水性環境が動物又はヒトの身体である請求の範囲第27項記載の方法 。
  29. 29.前記活性剤が医薬的に活性な物質である請求の範囲第27項記載の方法。
  30. 30.前記粒子が約5〜約100ミクロンの直径を有し、そして表面積が約1m 2/8〜約500m2/gの範囲である請求の範囲第27項記載の方法。
  31. 31.前記粒子が約1重量%以上の計算された架橋率を有する請求の範囲第27 項記載の方法。
  32. 32.前記粒子が約3〜約10重量%の計算された架橋率を有する請求の範囲第 27項記載の方法。
  33. 33.前記粒子が、アクリルアミド及びN−ビニルピロリドンから選択されたモ ノマー及びメチレンビスアクリルアミド及びビスアクリレート化されたポリエチ レングリコールから選択された架橋モノマーから共重合される請求の範囲第27 項記載の方法。
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