JPH05500794A - ガラス容器の強度を増強する方法及び強度の増強したガラス容器 - Google Patents

ガラス容器の強度を増強する方法及び強度の増強したガラス容器

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JPH05500794A
JPH05500794A JP51020691A JP51020691A JPH05500794A JP H05500794 A JPH05500794 A JP H05500794A JP 51020691 A JP51020691 A JP 51020691A JP 51020691 A JP51020691 A JP 51020691A JP H05500794 A JPH05500794 A JP H05500794A
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カニンナム,ウエルズ・シー
クルーズ,ケネス・エル
デイビス,マイケル・ダブリユ
エルズワース,テイモシー・イー
ホツジ,マルコム・エイチ
クリンガー,ロリ・ジエイ
スメイ,ゲアリー・エル
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アドバンスド・グラス・トリートメント・システムズ
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    • C03C17/32Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with organic material with synthetic or natural resins

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ガラス容器の強度を増強する方法 本発明はガラス容器の分野に関する。更に詳細には、ガラス容器の強度増強の分 野に関する。本発明はボトルに関連して説明するが、本書での用語「ガラス容器 」とは、たとえばボトル、ジャー、タンブラ−、グラス等を含めて種々の物質の 貯蔵及び/又は収納に使用される、あらゆる型のガラス製品を包含するものと理 解されたい。
ガラス容器業界では、ボトルの表面上の傷(たとえばチップ、ニック、スクラッ チ及び同様な欠陥)はボトルの強度の著しい低下をもたらすことがよく知られて いる。このような欠陥は、ボトルの存在中のいかなる時にも、たとえば、ボトル がいろいろの製造の段階で相互に接触する製造工程、内容物をボトルに入れる充 填段階、ボトルの運搬、検査、包装、若しくは運送時、または消費者の使用の中 で生じ得る。これらの欠陥はボトルの破裂強さく即ち、耐内圧荷重性)とボトル の衝撃強さく即ち、耐外部衝撃荷重性)の両方とも低下する。
ボトルの表面の傷の箇所は応力集中部であって、破損はこのような応力集中部に 生じる傾向がある。ボトルの表面の水が強度低下とボトル破損の一因となること も知られている。化学的に吸収された水はシリカとヒドロキシル結合を形成し、 これが傷のある箇所でボトルを更に弱くする傾向がある。このようにして、ボト ルの強度はいつも減退している。
傷とボトルの強度の低下に関する問題は、炭酸入り液体とか他の加圧した内容物 、たとえばソーダ水、ビール、シャンペン等を含有するボトルについて特に深刻 である。このような内容物を有するボトルは相当な内容圧力下にあって、表面の 傷はボトルの破裂を起こし得る(偶発的に又は無傷か若しくは僅かな傷のボトル には影響しない小さな衝撃荷重の結果として)。ボトルの内容物の損失をもたら すと共に、このような破裂は近くの人にガラス破片による障害の恐れをもたらし 、更に片づけなくてはならない相当な混乱状態も生じる。
ガラス容器業界の中では、損傷予防用コーティングとして役に立つように製造工 程中に「ホットエンド(hot endN及び/又は「コールドエンド(col d end)Jコーティングをボトルに塗布して、ボトル傷の問題に対処する試 みがなされた。即ち、このようなコーティングの目的は、製造工程中のスクラッ チ、ニック及び同様な傷の発生を予防又は減少する保護層として役立ち、それに よりボトルの強度の低下を予防することである。
もう一つの対策は、ボトルが破壊する場合ガラス破片を保留するように作用する コーティングをボトルに塗布することであった。これらのコーティングには、ガ ラス容器の耐衝撃性を強化する前記目的に言及するものもあったが、これらのコ ーティングは、そのコーティングが塗布されるボトルの破裂強度を増水発明の第 1の実施態様では、ガラス容器にコーティングを塗布して、容器の破裂強度と衝 撃強さを増強する。コーティングは製造工程生新しいボトルに塗布することがで き、又はボトルのリサイクルの過程で使用済ボトルにコーティングを塗布するこ とができる。新しいボトルの製造中篇1の実施態様の方法の使用は、ボトル製造 業者に特に関係するものであるが、リサイクルボトルの処理方法の使用も、自主 的にしても義務的にしても、環境的関心の増大とリサイクル行為のために、かな り関係があり、重要である。
本発明の第1と第2の実施態様の両方でコーティングのために使用される材料は 、皮膜形成アクリレートモノマー、架橋性アクリレートモノマー、ガラスと反応 性であり、アク1ル−トと反応することができる追加の機能を有するシラン密着 増進II、硬化剤及び添加剤(たとえば、界面活性剤、硬化促進剤、流れ剤(f low agent))である。
第1の実施態様の方法の重要な面は、(1)強度増強コーティングの塗布に先立 ってボトルを加熱し、新し0ボトルで(よ550℃の焼きなましくgnneil iB)温度まで加熱し、リサイクルボトルでは少なくとも500℃まで加熱する こと、及び(2)ボトルが室温(RT)に戻った後、6時間以内に強度増強コー ティングを塗布することである。新しく製造されたボトルで(よ、ボトルが焼き なましレヤー(ここではボトルの温度(ヨ50から 200℃の間にあり得る) から出る直後、又は焼きなましレヤーを離れて後1時間以内に、コーティングを 塗布する場合、極めて良い結果を得られる。
新しいボトルの製造では、550℃の焼きなまし温度:こ加熱されレヤーで冷却 されたボトルに対するコールドエンドコーティングの前に、第1の実施態様の強 度増強コーティングを塗布する。または、充分に平滑なホットエンドコーティン グが使用され、それによりコールドエンドコーティングを除くことができる場合 コールドエンドコーティングの代りにコーティングを塗布することができる。あ るいは、製造方法がホットエンドコーティングを除く場合、第1の実施態様のコ ーティングをやはりコールドエンドコーティングに先立ち、又はそれに代って塗 布する。
リサイクルボトルに対するコーティングの塗布には、強度増強コーティングを塗 布する前に、ボトルを500〜520℃の範囲に、好ましくはrとも51G’C まで加熱せねばならなIl)。この温度はガラスの焼きなまし温度以下であり、 それにより焼きなまし温度まで達する場合に要する長時間の調節した冷却の必要 をな(する。
本発明の第2の実施態様では、新しいボトルの製造における慣用のコールドエン ドコーティングの後その上に、強度増強コーティングを塗布する。第2の実施態 様には、強度増強コーティングはコールドエンドコーティングの上に塗布して、 やはり有効な強度増強をもたらすことができるという発見と関係している。これ は予想外で驚くに値することで、新し0ボトルの製造では特に関係があるが、ボ トルのリサイクルにも有用である。
本発明のいずれの実施態様でも使用して新しく形成されたボトルの強度を増加す ることも、更に厚くて重いボトルの強度を有するもっと薄くて軽いボトルを製造 することもできることを意味する。
前記のように、第1と第2の実施態様の両方のコーティングに使用する材料は、 皮膜形成アクリレートモノマー、架橋性アクリレートモノマー、アクリレートと 反応することができる付加的機能を有するシラン密着増進剤、硬化剤及び添加剤 である。
本発明の使用に適する皮膜形成モノマーの頚には次の代表的な例が挙げられる。
即ち、エチレングリコールジメタクリレート、1.6ヘキサンジオールジ(メタ )アクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、エトキシ化ビスフェ ノールAジ(メタ)アクリレート、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、 イソボルニルアクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート及び 文献と市販供給業者から知られる多くの他の物である。
本発明の使用に適する架橋剤の類には次の代表例が挙げられる。即ち、トリメチ ロールプロパントリメタクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラアクリレ ート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートのトリアクリレート、 ペンタエリトリトールトリアクリレートである。
本発明の使用に適するシラン密着増進剤の類には次の代表例が挙げられる。即ち 、メタクリルオキシプロピルトリクロロシラン、メタクリルオキシプロピルメチ ルジェトキシシラン、メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、メルカプト プロピルトリメトキシシラン、メルカプトメチルメチルジェトキシシラン、アク リルオキシプロピルメチルジクロロシラン、アミノフェニルトリメトキシンラン 、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、4−アミノブチルトリエトキシシラ ンである。
本発明の使用に適する光開始剤の類には次の代表例が挙げられる。即ち、ベンジ ル、ベンゾフェノン、ショウノウキノン、ベンゾインn−ブチルエーテル、チオ キサントン、イソプロピルチオキサントン、2.2−ジメトキシ−2−フェニル −アセトフェノン、1−ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン、2−ベンジ ル−2−N−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル−1−ブタノン) である。
本発明の2つの実施態様について、コーティングはUV照射により硬化される。
熱活性化フリーラジカル開始剤も光開始剤と併用して又はそれ自体単独で硬化に 使用し得ることは同様に当業者には自明である。これらの化合物の例に挙げられ るのは、アゾビスイソブチロニトリル、バラメタンヒドロペルオキシド、ベンゾ イルヒドロペルオキシド、ピナンヒドロペルオキシド、アゾビスンアノ吉草酸及 びジクミルペルオキシドてh%。
図面の説明 図1は第1の実施態様のガラス容器製造系統の概略図を示す。
図2は第2の実施態様のガラス容器製造系統の概略図を示す。
好ましい実施態様の説明 図1はガラス容器製造系統の概略図を示す。図1に示す系統は、レヤーからの出 口とコールドエンド吹付装置の間の強度増強塗布装置の追加を除いて慣用のもの である。慣用の製造方法では、炉10から溶融ガラスをボトルを成形する成形機 12の型に送る。次いでボトルは一列でホットエンド塗布フード14に移動し、 そこで酸化スズ(又は酸化チタン)の薄い(典型的には厚さ数オングストローム )コーティングをボトル上に形成する。
それからボトルを複数ボトル列に並べて、押棒16によりコンベヤーベルト上に 移動させる。コンベヤーベルトはボトルの列を焼きなましレヤー18に運び、そ こでボトルを役550℃の焼きなまし温度まで加熱し、次いで50℃〜200℃ (典型的には約100〜120℃)のレヤー出口温度に冷却する。レヤーを出た 後、ボトルは慣用の製造ではコールドエンド塗布装置20を通過して、そこで薄 い(典型的には厚さ 0.5オングストローム)コールドエンドコーティングを 塗布される。コールドエンドコーティングは平滑なコーティングでありボトルが 相互に滑り又はずれ動いて、後の製造ステップで接触するボトルの間の衝撃破損 を最少にするようにする。次いでボトルを1列の形に戻し、それから検査系統2 2に送り、次いで包装用のパレタイザ−24に送る。
本発明の第1の実施態様では、強度増強コーティング装置26をレヤー18から の出口とコールドエンド吹付装置20の間の位置で慣用の製造系統に追加する。
強度増強塗布装置26で、強度増強コーティングをボトルに塗布して強度の著し い増強を得る。
装置26で供給されるコーティングは、皮膜形成アクリレートモノマー、架橋性 アクリレートモノマー、アクリレートと反応できる付加的機能を有するシラン密 着増進剤(皮膜とボトルの結合を増進するため)、UV硬化剤及び添加剤(たと えば、界面活性剤、硬化速度増加剤、流れ剤)の薄膜である。成分は−緒に混合 してニート組成物を形成して1回の塗布ステップでボトルに塗布することができ 、又は成分を適当な溶媒(たとえばメチルエチルケトン)を用いて希釈すること ができる。あるいは、2段法を使用し、シラン密着増進剤を最初にボトルの外面 に塗布し、次いで次のステップで成分の残りを別の混合物として塗布することが できる。コーティングを装置26でUV線暴露により、不粘着性になるまで硬化 する(通例約1〜5秒のUV暴露を要する)。適当なボトル処理装置を使用して ボトルを浸漬被覆又は吹付被覆することができ、好ましくは各ボトルの全体の外 面(底部を含む)を被覆するようにする。あるいは、コーティングをボトルのも っとも破損を受け易い部分のみに塗布することもできる。
第1の実施態様に関して以下に更に詳細に説明する実施例1〜10については、 次のニート混合物を製造して使用した。
混合物1 実施例1〜6.8.10及び11については、下記のニート混合物を製造してス ライド又はボトルを浸漬被覆により塗布し、続いて約10分の懸垂(h !n  g)時間をかけた。UV硬化後皮膜の厚さはボトルのいくつかの部分で0.75 μ〜10μの範囲であった。
71gL3−ブチレンジアクリレート(Strtomer 297)23gトリ メチロールプロパントリアクリレート(Sirloie+ 351) 1.5gメタクリルオキシプロパントリメトキシシラン(Petra+ch C hemiczl Co、 )5.0g2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニ ルプロパン−1−オン E、 Merek (Dxrocare 1173 ) 混合物2 実施例7については、下記のニート混合物を使用してスライドを浸漬被覆(塗布 )し、次いでこれを10分間懸垂した。皮膜のUv硬化後、最終の厚さは約1μ であった。
5(Ig IH,IH,5Hオクタフルオロペンチルアクリレート (PCRC hemical Co、)10g トリメチロールプロパントリアクリレート2 0g1.3−ブチレングリコールジアクリレートttg メタクリルオキシプロ パントリメトキシシラン6g 2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロ パン−1−オン(D 1173) 混合物3 実施例9はここに表記した混合物を使用し、浸漬被覆、10分間の懸垂及びUV 硬化の後、約1μの厚さのコーティングを製造して行った。
70g1,3−ブチレングリコールジアクリレート10gトリメチロールプロパ ントリアクリレート14g メタクリルオキシプロパントリメトキシシラン6g  2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン(D 117 3) 下記に論じる実施例の生焼つかでは、ボトルを本発明により処理し、次いで破裂 試験して、その結果を同様な未処理ボトルと比較した。他の実施例では、ガラス スライドを本発明により処理し、次いで引張試験機上で破壊して、その結果を同 様な未処理ガラススライドと比較した(このようなガラススライドの試験はガラ スの強度及び他の性賀の測定のための許容された試験方法である)。
ガラススライドを処理するため使用した標準的操作(標準操作j、)は次の通り であった。
1、顕微鏡スライド(1′X3’ X0125′)を、特に端部に大きな欠陥が ないように視覚的に選択した。
2、スライドには、ビッカース押込か、又はグリッドブラスト磨耗かのいずれか により故意に傷をつけた。
3、次いで傷をつけたスライドを実施例に示すように、一部は水老化(wate r xging)をしないで、他は水老化の後に熱処理した。
4、熱処理後、スライドを室温(約25℃)で強度増強コーティングを用いて浸 漬被覆し、スライドを約10分間懸垂して乾熾した。(基準又は対照スライドは 被覆しなかった。)5、次いでスライドをFusion Co、製水銀打の紫外 線照射に暴露してコーティングを不粘着性になるまで硬化させた。
6、次いでスライドをインストロン引張試験機で四点曲げ試験により破壊した。
破壊荷重を不活性強度と称する。
7、処理スライドの破壊応力を未処理スライド(ステップ6のようにして破壊し た)の破壊応力と比較して、強度増強データ及び比率を得た。
基準又は対照スライドは、ステップ4及び5に暴露しなかったことを除いて前記 のように処理した。
新しいガラスボトルを処理するために使用する標準的操作(標準操作2)は以下 のようにした。
(1)生産系統で新しく作成した容器(圧力用品、たとえばビールとかソーダ水 のボトル)を手袋をした担当者により形成作業の直後に系統から慎重に取り出し た。選んだボトルは全部同じ型で形成した。これらのボトルに確認のためしるし を付けて、レヤーに入る前にホットエンドコーティングを塗布するために、ホッ トエンド塗布(酸化錫)の上流で系統に戻した。
(2)ボトルを熱処理のためレヤーを通過させ(そこでボトルを550℃の焼き なまし温度以上に加熱する)、室温又はその付近まで制御冷却した。
(3)次いでこれらの同じボトルをレヤーの後で、コールドエンド塗布部の前に 系統から取り去った。次いで全部のボトルをガラスエ用ホイール(炭化珪素)を 用いて中央部側面にけがきをして長さ約1インチのスクラッチをつくった。ボト ルは全部ケースに慎重に包装し、それらを個別に保護した。これらのケースはオ フライン装置に輸送した。
(4)ボトルを強度増強コーティングを用いて浸漬被覆した。
被覆は50℃に保たれたステンレス屑容器中で、配合物中にボトルを個々に浸漬 して行っl;。ボトルは10分間静置させて液を切った。基準又は対照ボトルは 被覆しなかった。
(5)次いでボトルをUV暴露により硬化した。ボトルをターンテーブル台座上 で逆にして、コーティング表面が不粘着性になるまでFuiioo Co製の水 銀灯3個を用いて照射し、硬化を行った。
(6)強度値は容器をAm++1cxn Gla++ Re+earcb(AG R) Co、の圧力試験機で破裂させて測定した。水を容器が破裂ジーるよでポ ンプで入れて圧力を記録した。破裂荷重を不活性強度と称する。
(7)処理ボトルの破裂荷重を未処理ボトル(ステップ6のようにして破壊した )の破裂荷重と比較して強度増強データと比率を得た。
基準又は対照ボトルは、ステップ4及び5に暴露しないことを除いて、前記のよ うに処理した。
試験したスライドとボトルの両方に対して、破壊の起点は、傷をつけた箇所であ った。試験で得たデータについて、強度増強比(SE)は、被覆した母集団(ボ トル又はスライド)の破壊荷重値の平均と未処理母集団の破壊荷重値の平均の比 として定義する。
強度増強コーティングの塗布に先立つ熱処理は本発明の重要な特徴であって、レ ヤーからボトルが出る時、又は室温に達して後6時間以内における強度増強コー ティングの塗布も本発明の重要な特徴である。
ボトルは550℃の焼きなまし温度以上に加熱するのが好ましい。それは新しい ボトルの製造工程の一部として達成が容易であり、ボトルはレヤー中で焼きなま し温度以上まで熱されて制御冷却される。しかしながらリサイクルされる使用済 ボトルについてはボトルを焼きなまし温度まで加熱し、次いで所要の制御冷却を 行なうことは実際的であり得ない。リサイクルボトルでは、ボトルを約り00℃ 〜約520℃まで、好ましくは約510℃〜520℃の温度まで加熱すべきであ り、それはガラスの応力を除くには充分であるが、焼きなましの制御冷却を要す るほど高次の実施例1〜10により第1の実施態様並びにその特徴及び利点を説 明する。
実施例1 12本の新しく作成した市販圧力用品ボトルのグループを選んで前記の標準操作 2により処理し、故意に傷つけて、その上に強度増強混合物1のUV硬化コーテ ィングを有するようにした。
同じ型からほとんど同時に新しく作成したが強度増強コーティングを有しない1 2本のボトルのグループも基準の目的で選択した。ボトルの全部を少くとも 5 50℃の焼きなまし温度まで加熱してレヤー中で制御冷却に付した。試験用と基 準用の両方のボトルを(炭化珪素の)ガラスエ用ホイールを用いて中央部側面に 1インチのスクラッチを作ることによって故意に傷をつけた。
次いでそれぞれのボトルにポンプ送水してAGR圧力試験機上でボトルに荷重し て破裂させ、破裂圧力を記録した。この試験を被覆ボトルの4グループについて 実施した。グループ1では、レヤーから出た後、ボトルが室温(RT)に達した 直後に混合物1を用いてボトルを被覆(塗布)した。グループ2では、室温到達 後1時間、即ちRT+lHRでボトルを被覆した。グループ3では、室温到達後 6時間でボトルを被覆した。グループ4では16時間の水中浸漬後ボトルを被覆 した。被覆とUv硬化を除いて、これらのボトルと同様に処理したが被覆しない ボトルと比較した強度増強(S E)比は次の通りであった。
それぞれ12本の非被覆ボトルの個別のグループをグループ1〜4の被覆ボトル に対する対照又は基準グループとし5て使用I7た。被覆とUV硬化を除いて、 対照グループのそれぞれは、それを基準として使用する被覆ボトルと同じ処理を した。
実施例1.は被覆ボトルについての著しい強度増強を示している。RTに達した 直後に被覆したボトルについて強度増強が極めて大であること、RT到達後6時 間でボトルを被覆した場合実質的に強度増強が得られる( 1.8(lと193 の比は本質的に同じと考えられる)こと、及び被覆前の延長した老化条件を示す グループ4のボトルについては強度増強が減退したことを示してこの実施例では 、それぞれ[0個のスライドのグループを幾つか選んで前記の標準操作1により 処理した。10個のスライドのグループを対照又は基準グループとして指定し、 これらのグループは熱処理したが強度増強コーティングを用いて被覆しなかった 。それぞれ[0個のスライドの5グループを600℃まで1時間加熱して熱処理 し、次いで相対温度55%の室内で32℃の室温に冷却した。熱処理した対照の スライドを全部、3kg荷重でビッカース押込により故意に傷つけた。次いでそ れぞれ10個のスライドのグループを混合物1を用いて被覆し、RT、RT+i HR,RT+6HR及びRT+熱湯浸漬30分間(老化の模擬のため)でUV硬 化した。すべてのグループ(被覆及び対照)について平方インチ当り1000ポ ンド(k+i)を単位とする破壊応力と強度増強のデータは次の通りであった。
実施例2の結果は、焼きなまし温度以上で加熱されるリサイクルガラスについて の実施例1の結果を確認する。
表1には室温に標準化した実施例1及び2のボトルとスライドの種々のグループ についてのSE比の結果を示す。これは、室温到達と強度増強コーティングの塗 布(水中浸漬と水中沸騰は老化操作である)の間の時間の経過の増加と共に強度 増強の程度が減退することを示す。
この実施例では、被覆しであるものと被覆していないものの、それぞれ10個の スライドのグループをいろいろの傷の大きさの影響について試験した。スライド は標準操作1により処理した(被覆しないスライドについては塗布ステップを省 く)。1回の試験に対して、それぞれ10個のスライドのグループを3kgのビ ッカース荷重により傷つけ、次いで600℃に1時間熱した。
次いで2つのグループを混合物1を用いて被覆し、他の2つのグループは被覆し ないで置いた。それからスライドをインストロン試験機上で破壊点まで加重した 。この試験は、傷を750gのビッカース荷重によりもたらしたことだけが相違 する、それぞれ10個のスライドの3グループについて繰返した。結果は次の通 りであった。
実施例3の結果は、小さい傷と大きい傷の両方とも著し111強度増強が達成さ れることと、よい重い傷に対して大きな強度増強が得られることを示す。
このことは、もつと激しい損傷を受けたボトル(即ち破壊限度に近いもの)の方 が、傷の余り重くないボトルよりも比較的に大きく強化されることを意味するの で特に重要である。このことの実際的効果は、強度増強の最も必要なボトルが、 所要の強化を受けるボトルであることである。ボトル製造業者にとつては、正規 の生産母集団中もっとも弱いボトルについて予測される設計限界を上げることが できることを意味する。なぜならば、そうでなければボトル母集団のもっとも弱 い部分と思われるものを本発明が強化しているためである。
実施例4 それぞれ10個のスライドの3グループについて実施例3の操作を繰返した。ス ライドはすべて3kgのビッカース荷重に付して全スライドに混合物を用いて被 覆した。この試験の変数は600℃1時間の熱処理後スライドを被覆する温度で あった。1つのグループはRTで被覆し、2番目のグループはRT到達前に 2 00℃で被覆し、3番目のグループはRT到達前40Q’Cで被覆した。結果は 次の通りであった。
これら不活性強度は本質的に同じと見なされる。この実施例の結果は、強度増強 コーティングの塗布がミ呑る温度は、被覆前にガラスが適切に熱処理されていれ ば、関係がないことを示す。
実施例5 10個のスライドの2グループについて、それぞれのグループを4H℃で被覆し 、実施例4の操作を繰返した。1つのグループはRTに冷却し、次いで被覆のた め400℃に加熱し、その他のグル・・−・プはRT到達前に400℃で被覆す ることが変えたことである。結果は次の通りであった。
これらの不活性強度は本質的に同じと見なされる。この実施例の結果も、ガラス が被覆前に適切に熱処理される場合、ガラスをRTに冷却する前でも後でも強度 増強被覆を有効に塗布することができることを示す。
実施例6 水中浸漬(老化を模擬するため)と熱処理を変えて、それぞれ10個のスライド の3グループについて実施例3の操作を繰返した。スライドを全部600’Fに 1時間加熱した。1つのグループはRTで被覆した。2番目のグループはRTに 冷却し、水中で24時間老化させ、次いでRTで被覆した。3番目のグループは RTに冷却し、24時間老化させ(水中浸漬なしで)、次いで400℃に加熱し て被覆した。結果は次の通りであった。
本実施例の結果は、 (1)強度増強被覆の有益な効果は、被覆の長時間の遅延(被覆を塗布する前の 延長老化を模擬する、グループ2のスライドの水中浸漬)により著しく低下又は 滅失されること、及び(2)被覆の有益な効果は、ガラスの被覆のため400℃ に加熱する場合、RT老化の24時間後でも得ることができることを示す。
実施例7 この実施例では、熱処理を変えたことを除いて、それぞれ10個のスライドの、 被覆したものも被覆しないものもある多くのグループについて標準操作1を行っ た。熱処理の変更は下記の「前処理」欄に示す。記事の「なし」とは被覆又は非 被覆のいずれのスライドにも熱処理のなかったことを意味する。100’C13 00℃等の記事は、スライドを指示した温度に加熱し、RTに冷却させ、次いで その温度に達した後、指示した時期(たとえば、RT + I M (即時); RT+IHr、RT+ID (1日)等)に強度増強被覆を用いて被覆したこと を意味する。後記の表のその他の上欄は、グループ番号(自明) 、T / B  Hr s 。
=スライドの被覆と試験機上に載せて冷却し破壊する間の時間;% H@B=破 壊点相対湿度、SE%=不活性強度の平均増加(破壊点)、即ち前記実施例のよ うな比ではな(被覆しないスライドに対する百分率増加として表した%の強度増 強;X=IO個のスライドの破壊点平均荷重; =1標準偏差;X−3=3標準 偏差、RE=相対誤差である。この実施例の被覆は混合物2とした。このデータ のグループ番号は種々の試験を行った日付を示す(即ち、グループ1の試験はす べて同じ日であった、等)。この実施例の結果は次の通りである。
この実施例の結果は、いろいろいな程度の強度増強がすべての被覆したスライド に対して得られるが、不活性強度の一貫して顕著な増加と一貫して顕著な強度増 強は、スライドを少くとも 500℃に加熱し、熱処理の完了の6時間以内に強 度増強コーティングを塗布する場合に実現したことを示す。最大の強度増強はス ライドを500〜575℃に加熱する場合得られた。これらの結果は、これらの 試験を行う少なくとも比較的低い相対湿度で、熱処理温度を500℃以上に上昇 するとき、熱処理後にコーティングを塗布して、なお著しい強度増強を得る範囲 の時間の「窓口」を1日以上に拡大することをも示す。これらの結果は使用済容 器のリサイクルに関して特に関係がある。
実施例8 この実施例では3kgビッカース荷重で傷をつけて600℃に1時間熱処理し、 次いでRTに冷却した10個のガラススライドのグループについて標準操作1を 行った。次いでスライドを16時間の水中浸漬か0.5時間の沸騰のどちらかで 水老化させ、それから再加熱をするか又はしないでスライドのグループを被覆し た。この実施例の結果は次の通りである。
この実施例の結果は、熱処理ガラスに対する老化(水中浸漬及び/又は沸騰によ り模擬された)の効果が、強度増強コーティングを用いる被覆の前に約400℃ に再加熱することにより幾らか相殺されることを示す。その結果は4[10℃ま で加熱することにより物理的に吸着された水が全部追い出される事実に帰しこの 実施例では、グリッドブラスト磨耗により傷をつけた、被覆したものと被覆しな いものとの10個のスライドの4グループについて標準操作1を行った。スライ ドの4グループを、熱処理せず、520℃に1時間加熱、520℃に8時間加熱 、及び600℃に1時間加熱の後RTで被覆した。被覆したスライドを同様に処 理した被覆しないスライドと比較した。混合物3をこの実施例のコーティングに 使用した。結果は次の通りである。
この実施例の結果は、520℃の熱処理と強度増強コーティングを用いる被覆に より一貫して顕著な強度増強が得られることを示す。熱処理を600℃に上昇す る場合、不活性強度がさらに増加することが注目される。しかしながら、さらに 強度増強は認められないため、その不活性強度のさらなる増加は、ガラス得るら しい。
実施例10 12本の新しく作成した市販用圧力容器ボトルのグループを選んで前記の標準操 作2により処理し、故意に傷をつけて、その上に強度増強混合物1のUV硬化コ ーティングを有するようにした。はとんど同時に同じ型から新しく作成したが強 度増強コーティングを有しない12本のボトルのグループも基準の目的で選んだ 。ボトル全部を少なくとも 550℃の焼きなまし温度まで加熱して、レヤー中 で制御した冷却に付した。基準ボトルも(炭化珪素)ガラスエ用ホイールを用い て中央部の側面にスクラッチを形成して故意に傷をつけた。次いでそれぞれのボ トルにポンプで水を入れAGR圧力試験機上でボトルに荷重し破裂させて、破裂 圧を記録した。この試験は被覆したボトル及び同様に処理した被覆しないボトル の数グループについて行った。
結果は次の通りである。
(1)破裂時の水のphio グループ1のボトルとは所定口の朝製造し、グループ2のボトルは同じヨの午後 製造し、グループ3のボトルは翌日製造した。
この実施例の結果は、不活性強度とSE比の著しい増加が、普通に変化する生産 条件の範囲にわたる表面の傷の範囲を有する新しく作成したボトルについて本発 明により得られることを示す。
実施例1〜lOのデータは幾つか目ざましく意外な結果を示す。
水はガラスの表面に物理的に吸収されることと、水は強度増強には否定的なもの であり、それはガラスに対する強度増強コーティングの結合に干渉するためであ ることが知られている。この物理的に吸収された水はガラスを約100℃に加熱 する場合蒸発を始めて、約400℃ではこの物理的吸収水の実質的に全部が追出 されることも知られている。従来は、強度増強コーティングの効能はガラスを4 00℃に加熱して、物理的吸収水を追出し、それにより強度増強コーティングの ガラスとの結合を促進することにより向上できるように考えられていた。それが 事実であるとすれば、データは400℃で目立った向上を示しているはずである が、本発明ではそれは事実でなかった。
東2の実施態様では、強度増強コーティングは、慣用のコールドエンドコーティ ング又は恐らくその修正した変型の塗布の下流で、その塗布の後に塗布する。図 2は第2の実施態様を説明するもので、強度増強装置26はコールドエンド吹付 装置20の下流に配置されている。装置26は、ボトルが複数ボトル列になって いる場所に示されている。しかしながら、強度増強装置はボトルの列が#、集中 して1列になる個所の下流に位置することもあり得、その理由はコールドエンド コーティングの潤滑作用がボトルの1列配置への推移に役立つためである。
第2の実施態様の実施例については、次の混合物を使用した。
混合剤4 56g1,3−ブチレングリコールジアクリレート23gトリメチロールプロパ ントリアクリレート1.5gメタクリルオキシプロパントリメトキシシラン20 g2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン 以下の実施例11及び12では、次のように新しいガラスボトルに対する標準操 作3を使用した。
業の直後、系統から慎重に取出した。選択してボトルはすべて同じ型で成形した 。1部のボトルはレヤーに入る前にホットエンドコーティングの塗布のため、ホ ットエンド塗布(酸化スズ)の上流で系統に戻した。1部のボトルは、ホットエ ンド塗布の下流であるがレヤーの前で系統に戻したので、それらはホットエンド コーティングを受けなかった。
(2)ボトルは熱処理のためレヤー(そこでボトルは550℃の焼きなまし温度 以上に加熱される)を通過させて、室温又はその付近に制御冷却した。
(3)レヤーを出た後、ボトルを系統から取出し、次いでガラスエ用ホイール( 炭化珪素)を用いて中央部の側面にけがきして長さ約1インチのスクラッチをつ くった。
(4)次いでハンドスプレーによりボトルにコールドエンドコーティングを塗布 した。実験には数種の異なるコールドエンドコーティングの塗布を必要とするた め、オレイン酸の場合を除いて、装置20ではなくハンドスプレーによりコール ドエンドコーティングを塗布した。オレイン酸は市販の蒸気フードにより塗布し た。ボトルは全部慎重にケースに収納し、その中で個別に保護した。これらのケ ースはオフラインのディッピング装置に運んだ。
(5)ボトルは強度増強コーティングを用いて浸漬被覆した。
コーティングは50℃に保ったステンレス鋼容器中の配合物にボトルを個々に浸 漬して行った。ボトルは10分間静置して液を切った。基準又は対照ボトルはコ ーティングしなかった。
(6)次いでUV照射に暴露してボトルを硬化させた。ボトルをターンテーブル 台座上で逆にして、FIl+ion Co、製の水銀灯3個を用いて照射して、 コーティング表面が不粘着性になるまで硬化した。
(7)強度値をJv++i+an GlaSs Re5earch (AGR)  Co、 の圧力試験機上で容器を破裂させて測定した。水を容器に破裂するま でポンプで入れて、破裂点の水圧を記録した。破裂荷重を不活性強度と称する。
(8)処理したボトルの破裂荷重を処理しないボトル(ステップ6のようにして 破壊した)の破裂荷重と比較して強度増強データと比を得た。
基準又は対照のボトルは、それらをステップ5及び6に暴露シナいことを除いて 前記のように処理した。
以下の実施例11及び12は第2の実施態様を説明する。
実施例11 この実施例ではそれぞれ12本のボトルのグループを標準操作3により処理し、 強度増強混合物4を用いて被覆(塗布)した。
ボトルのグループの1部にはホットエンド(HE)コーティングを施し、1部は ホットエンド被覆しなかった。ボトルの別のグループには次のコールドエンドコ ーティングを施した。
PIIOポリエチレン AP5オレイン酸 GL100O密臘 ステアリン酸塩 ^P5オレイン酸及びP110ポリエチレン(2つの連続のグループ) それぞれ12本のボトルの対照又は基準グループも前記のように処理して確定し たが、強度増強コーティングを省いた。基本対照グループはコールドエンドコー ティングを省いて作成した。
結果は次の通りであった。
グループ1 な し あ リ 430 196 2.19グループ2 な し  な し 465 132 3.52グループ3 ポリエチレン あ リ 192  134 1.43グループ4 ポリエチレン な し 272 140 1. 94グループ5 蜜蝋 あ リ 202 116 1.74グループ6 蜜蝋  な し 315 147 2.14グループ7 ステアリン酸塩 あ リ 12 5 +37 tl、91グループ8 ステアリン酸塩 な し 171 135  1.27グループ9 オレイン酸 あ リ 368 137 2.69グルー プ10 オレイン酸 な し 310 143 2.17オレイン酸/ グループ11 ボjノエチ、、 あ リ 183 147 1.24グループ、 2 kl、’!>酸と な し 184 152 1.21ポリエチレン これらの結果は、コールドエンドコーティングの上に塗布された強度増強コーテ ィングで被覆されたボトルについて重要な強度増強が得られ、 14以上のSE が有意であると見なされることを示す。コールドエンドコーティングは本発明で の使用に適性が低いか又は望ましくない場合があり得ることもその結果は示す。
ホットエンドコーティングがない場合一般により高いSE比を結果は示すが、グ ループ9及び11はホットエンドコーティングが存在した場合により高いSE比 を示した。そのことは、強度増強コーティングを塗布するのに適切な調節を欠い たためであり得、即ちコーティングが多く塗布されたことがあり得る。そのよう な場合、強度増強コーティングの厚さに対する精密な調節なしに良好な結果を得 ることができるという、本発明の利点が示される。
実施例12 この実施例では、それぞれ12本のボトルのグループを標準操作3により処理し て強度増強混合物4を用いて被覆した。ボトルのグループの1部にはホットエン ド(HE)コーティングを施し、1部にはホットエンド被覆しなかった、ボトル の異なるグループに次のコールドエンドコーティングを施した。
P110ポリエチレン ^P5オレイン酸 GL100O密臘 ステアリン酸塩 へP5オレイン酸及びP110ポリエチレン水吹付け それぞれ12本のボトルの対照又は基準グループは前記のように処理して同様に 確保したが、強度増強コーティングを省いた。
基本対照グループはコールドエンドコーティングを省いて作成した。結果は次の 通りであった。
グループ3&4 な し 2.09 2.51P110 ポリエチレン グループ5&60.08重量%(2部回転/3秒)(1)1.41 1.95グ ループ11 & 12 200″’F 1.55 2.24(11重量%=ポリ エチレンの重量%、回転/秒=被覆中のボトルの回転速九(2)温度は被覆時の ガラスの温度である。
これらの結果は、(1)コールドエンドコーティングに上に強度増強コーティン グを塗布することにより有意な強度増強を得ることができること、及び(2)あ るコールドエンドコーティングは適性が低いか又は望ましくないことがあり得る ことという、実施例11の結果を確認する。オレイン酸に対する結果は、ガラス の温度が高い方が薄いコールドエンドコーティングを生じるために、より良好な SE成績は薄いコールドエンドコーティングを用いて得られる(ホットエンドコ ーティングも存在する場合)ことをも示す。従って、薄いコールドエンドコーテ ィングを使用することが望ましく、それは所望の減摩性を得ることと矛盾がなく 、強度増強コーティングの有益な効果を妨害しない。
これらの結果は、コールドエンドコーティングに薄いコーティングを使用するこ とが望ましいことを一般に指摘している。水は有効な薄いコーティングであって 、その使用により大きな強度増強を生じることを結果が示している。
製造したボトルの母集団には、弱いボトルと強いボトルの鐘状曲線(bell  curve)型分布がある。本発明の重要で予想外の結果は、強度のもつとも大 きな向上がもつとも弱いボトルについて生じることである(たとえば、結果が両 方の実施態様に関係のある実施例3参照)。これは、分布の幅が狭くなって、平 均強度値の高い方に移動することを意味する。これは意外であって、ボトルの製 造に特別に有利である。
本発明者は特定の理論により束縛されることを欲しない、又は意図しないが、本 発明の意外な結果は、[1) シリカに化学的に結合しているヒドロキシル基( このようなヒドロキシル基は、先行技術ではコーティングの接着のための結合個 所として存在をめられたが、本発明では以前の慣例とはかけ離れて追い出すこと によりガラスに対するコーティングの強度増強性を増加し得る)を追い出すこと によるガラス表面を実際に変化させる熱処理及び/又は(2)ガラスを焼きなま し温度に、又はその近くまで昇温して全く又はほとんど全く応力除去処理するこ と、及び/又は(3)コーティング組成物が優れた強度増強能力を有することの 個別及び/又は総合の効果のために生じることであろう。
本発明の意外な結果を説明し得るもう1つの理論は、ガラス表面の傷の部位に水 が到達することを妨げる「ゲッター」としてコーティングが作用し得ることであ る。ガラスの理解及び破壊に水が関与していることは知られている。本発明者は 、それにより束縛を望んだり意図したりはしないが、本発明の理論では、コーテ ィングが飽和になるまで水を吸収しもはや水が吸収されないようになることによ り、コーティングは応力部位(即ち、傷)を不動態化(ps++iマale)  L、これにより傷の部位に達する水を防げ又は減じるようである。
コールドエンドコーティングが終ってから、その上に強度増強コーティングを塗 布する第2の実施態様に関しては、作用している機構は充分には理解されていな い。何通りかの説が存在するが、本発明者はこれらの説のどれにも束縛されるこ とを欲したり意図したりしない。1つの理論としては、強度増強コーティングが コールドエンドコーティングを通して滲透してガラスに結合して傷の部位を不動 態化し、たとえ水が傷の部位に到達しても崩壊を妨げることである。もう1つの 理論は、強度増強コーティングが「ゲッター」として作用し、それが飽和するま で水を吸収し得、それからもはや水は吸収されないことである。余りありそうに 考えられないが更にもう1つの理論は、強度増強コーティングはコールドエンド コーティングの上に位置して、応力散逸ラミネートと応力移動ラミネートとして 作用することによりある程度増強に寄与し得ることである。
最初の製造中本発明により被覆されるボトルは、もとのコーティングを除去する 特別のステップを必要でしないで本書の教示のようにリサイクルし再コーテイン グすることができることにも注目せねばならない。もとのコーティングは再コー テイングのための熱処理により消失する。
要 約 書 第1の実施態様において、ガラス容器を少なくとも 500℃で熱処理し、熱処 理後6時間以内に、強度増強コーティングを塗布する、ガラス容器の強度を増強 させる方法及び得られたガラス容器を提供するものである。第2の実施態様にお いて、強度ルビエンドコーティング上に塗布されるものである。
国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ガラス容器を少なくとも500℃の温度に加熱処理する工程;加熱処理後の ガラス容器に、アクリレートモノマー、架橋性アタリレートモノマー、アクリレ ートと反応し得る付加的機能を有するシラン密着増進剤及び硬化剤を含有するコ ーティングを塗布する工程;及び コーティングを硬化させる工程; を包含するガラス容器の強度を増強する方法。 2.ガラス容器にコーティングを塗布する工程が、ガラス容器の加熱処理後6時 間以内にコーティングを塗布することを包含する請求項1に記載の方法。 3.ガラス容器にコーティングを塗布する工程が、ガラス容器の加熱処理後1時 間以内にコーティングを塗布することを包含する請求項1に記載の方法。 4.ガラス容器にコーティングを塗布する工程が、実質的に加熱処理の完了時に コーティングを塗布することを包含する請求項1に記載の方法。 5.加熱処理の工程が、ガラス容器をレヤー中で少なくとも焼きなまし温度に加 熱することを包含し;及びコーティング塗布の工程が、ガラス容器がレヤーを出 た後6時間以内に、ガラス容器にコーティングを塗布することを包含する請求項 1に記載の方法。 6.ガラス容器がレヤーを出た後1時間以内に、ガラス容器にコーティングを塗 布する請求項5に記載の方法。 7.本質的にレヤーを出た直後にガラス容器にコーティングを塗布する請求項5 に記載の方法。 8.実質的にガラス容器が室温に達した時期にガラス容器にコーティングを塗布 する請求項5に記載の方法。 9.加熱処理の工程が、ガラス容器を少なくとも510℃の温度に加熱すること を包含し;及びコーティング塗布の工程が、ガラス容器を加熱後6時間以内にコ ーティングを塗布することを包含する請求項1に記載の方法。 10.ガラス容器を加熱後1時間以内に、ガラス容器にコーティングを塗布する 請求項9に記載の方法。 11.本質的に加熱処理の完了時にガラス容器にコーティングを塗布する請求項 9に記載の方法。 12.加熱処理の工程が、ガラス容器を少なくとも520℃の温度に加熱するこ とを包含し;コーティング塗布の工程が、ガラス容器を加熱後6時間以内にコー ティングを塗布することを包含する請求項1に記載の方法。 13.ガラス容器を加熱後1時間以内にガラス容器にコーティングを塗布する請 求項12に記載の方法。 14.本質的に加熱処理の完了時にガラス容器にコーティングを塗布する請求項 12に記載の方法。 15.コーティングか、 エチレングリコールジメタクリレート、1,6ヘキサンジオールジ(メタ)アク リレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、エトキシ化ビスフェノール Aジ(メタ)アクリレート、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、イソボ ルニルアクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレートからなる群 から選択される皮膜形成モノマーを含有する請求項1に記載の方法。 16.コーティングが、 トリメチロールプロパントリメタクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ アクリレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートのトリアクリ レート、ペンタエリスリトールトリアクリレートからなる群から選択される架橋 性アクリレートモノマーを含有する請求項1に記載の方法。 17.コーティングが、 メタクリルオキシプロピルトリクロロシラン、メタクリルオキシプロピルーメチ ルジエトキシシラン、メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、メルカプト プロピルトリメトキシシラン、メルカプトメチルメチルジエトキシ−シラン、ア クリルオキシプロピルメチルジクロロシラン、アミノフェニルトリメトキシシラ ン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、4−アミノブチル−トリエトキシ シランからなる群から選択されるシラン密着増進剤を含有する請求項1に記載の 方法。 18.コーティングが、 ベンジル、ベンゾフェノン、ショウノウキノン、ベンゾインn−ブチルエーテル 、チオキサントン、イソプロピルチオキサントン、2,2−ジメトキシ−2−フ ェニル−アセトフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2− ベンジル−2−N−ジメチルアミノ1−(4−モルホリノフェニル−1−ブタノ ン)からなる群から選択される硬化剤を含有する請求項1に記載の方法。 19.硬化の工程をUV照射によって実施する請求項1に記載の方法。 20.アクリレートモノマー、架橋性アクリレートモノマー、アクリレートと反 応し得る付加的機能を有するシラン密着増進剤及び硬化剤からなる強度増強コー ティングを有し、コーティングの塗布前に、少なくとも500℃の温度に加熱さ れた、強度の増強した該ガラス容器。 21.ガラス容器が、コーティング塗布の以前に、少なくとも焼きなまし温度に 加熱される請求項20に記載のガラス容器。 22.ガラス容器を焼きなまし温度に加熱し、ガラス容器をレヤー出口温度に冷 却後6時間以内にガラス容器にコーティングが塗布される請求項21に記載のガ ラス容器。 23.ガラス容器を少なくとも500℃に加熱後6時間以内に、ガラス容器にコ ーティングが塗布される請求項20に記載のガラス容器。 24.コーティングが、 エチレングリコールジメタクリレート、1,6ヘキサンジオールジ(メタ)アク リレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、エトキシ化ビスフェノール Aジ(メタ)アクリレート、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、イソボ ルニルアクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレートからなる群 から選択される皮膜形成モノマーを含有する請求項20に記載のガラス容器。 25.コーティングが、 トリメチロールプロパントリメタクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ アクリレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートのトリアクリ レート、ペンタエリスリトールトリアクリレートからなる群から選択される架橋 性アクリレートモノマーを含有する請求項20に記載のガラス容器。 26.コーティングが、 メタクリルオキシプロピルトリクロロシラン、メタクリルオキシプロピルーメチ ルジエトキシシラン、メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、メルカプト プロピルトリメトキシシラン、メルカプトメチルメチルジエトキシ−シラン、ア クリルオキシプロピルメチルジクロロシラン、アミノフェニル−トリメトキシシ ラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、4−アミノブチル−トリエトキ シシランからなる群から選択されるシラン密着増進剤を含有する請求項20に記 載のガラス容器。 27.コーティングが、 ベンジル、ベンゾフェノン、ショウノウキノン、ベンゾインn−ブチルエーテル 、チオキサントン、イソプロピルチオキサントン、2,2−ジメトキシ−2−フ ェニル−アセトフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2− ベンジル−2−N−ジメチルアミノ1−(4−モルホリノフェニル−1−ブタノ ン)からなる群から選択される硬化剤を含有する請求項20に記載のガラス容器 。 28.コーティングがUV照射によって硬化される請求項1に記載のガラス容器 。 29.ガラス容器を焼きなましレヤーに配送する工程;ガラス容器をレヤー中少 なくともガラスの焼きなまし温度の温度に加熱処理する工程; レヤーから出た後のガラス容器にコールドエンドコーティングを塗布する工程; ガラス容器に、コールドエンドコーティング上、アクリレートモノマー、架橋性 アクリレートモノマー、アクリレートと反応し得る付加的機能を有するシラン密 着増進剤及び硬化剤を含む強度増強コーティングを塗布する工程;及び強度増強 コーティングを硬化する工程を包含するガラス容器の強度を増強する方法。 30.ガラス容器に強度増強コーティングを塗布する工程が、ガラス容器を加熱 処理後6時間以内に強度増強コーティングを塗布することを包含する請求項29 に記載の方法。 31.ガラス容器に強度増強コーティングを塗布する工程が、ガラス容器を加熱 後1時間以内に強度増強コーティングを塗布することを包含する請求項29に記 載の方法。 32.ガラス容器に強度増強コーティングを塗布する工程が、本質的に加熱処理 の完了時に強度増強コーティングを塗布することを包含する請求項29に記載の 方法。 33.加熱処理の工程が、ガラス容器を約550℃の温度に加熱することを包含 し;また 強度増強コーティング塗布の工程が、ガラス容器を加熱後6時間以内に強度増強 コーティングを塗布することを包含する請求項29に記載の方法。 34.強度増強コーティングを、ガラス容器を加熱後1時間以内にガラス容器に 塗布する請求項33に記載の方法。 35.強度増強コーティングを、本質的に加熱処理の完了時にガラス容器に塗布 する請求項33に記載の方法。 36.コーティングが、 エチレングリコールジメタクリレート、1,6へキサンジオールジ(メタ)アク リレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、エトキシ化ビスフェノール Aジ(メタ)アクリレート、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、イソボ ルニルアクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレートからなる群 から選択される皮膜形成モノマーを含有する請求項29に記載のガラス容器。 37.コーティングが、 トリメチロールプロパントリメタクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ アクリレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートのトリアクリ レート、ペンタエリスリトールトリアクリレートからなる群から選択される架橋 性アクリレートモノマーを含有する請求項29に記載のガラス容器。 38.コーティングが、 メタクリルオキシプロピルトリクロロシラン、メタクリルオキシプロピルーメチ ルジエトキシシラン、メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、メルカプト プロピルトリメトキシシラン、メルカプトメチルメチルジエトキシ−シラン、ア クリルオキシプロピルメチルジクロロシラン、アミノフェニルトリメトキシシラ ン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、4−アミノブチル−トリエトキシ シランからなる群から選択されるシラン密着増進剤を含有する請求項29に記載 のガラス容器。 39.強度増強コーティングが、 ベンジル、ベンゾフェノン、ショウノウキノン、ベンゾインn−ブチルエーテル 、チオキサントン、イソプロピルチオキサントン、2,2−ジメトキシ−2−フ ェニル−アセトフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2− ベンジル−2−N−ジメチルアミノ1−(4−モルホリノフェニル−1−ブタノ ン)からなる群から選択される硬化剤を含有する請求項29に記載のガラス容器 。 40.硬化剤がUV硬化性物質であり、硬化がUVの照射によって行なわれる請 求項29に記載の方法。 41.ガラス容器が、アクリレートモノマー、架橋性アクリレートモノマー、ア クリレートと反応し得る付加的機能を有するシラン密着増進剤及び硬化剤からな る強度増強コーティングを有し; 強度増強コーティングが、ガラスを製造する際コールドエンドコーティング上に 塗布され、容器が、強度増強コーティングの塗布以前に、焼きなましレヤー中で 少なくともガラスの焼きなまし温度の温度に加熱された、強度の増強したガラス 容器。 42.ガラス容器をアニール温度に加熱し、ガラス容器をレヤー出口温度に冷却 後6時間以内に、ガラス容器に強度増強コーティングが塗布される請求項41に 記載のガラス容器。 43.ガラス容器を少なくとも焼きなまし温度に加熱後6時間以内に、ガラス容 器にコーティングを塗布する請求項41に記載のガラス容器。 44.強度増強コーティングが、 エチレングリコールジメタクリレート、1,6ヘキサンジオールジ(メタ)アク リレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、エトキシ化ビスフェノール Aジ(メタ)アクリート、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、イソボル ニルアクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレートからなる群か ら選択される皮膜形成モノマーを含有する請求項41に記載のガラス容器。 45.強度増強コーティングが、 トリメチロールプロパントリメタクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ アクリレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートのトリアクリ レート、ペンタエリスリトールトリアクリレートからなる群から選択される架橋 性アクリレートモノマーを含有する請求項41に記載のガラス容器。 46.強度増強コーティングが、 メタクリルオキシプロピルトリクロロシラン、メタクリルオキシプロピルーメチ ルジエトキシシラン、メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、メルカプト プロピルトリメトキシシラン、メルカプトメチルメチルジエトキシ−シラン、ア クリルオキシプロピルメチルジクロロシラン、アミノフェニル−トリメトキシシ ラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、4−アミノブチル−トリエトキ シシランからなる群から選択されるシラン密着増進剤を含有する請求項41に記 載のガラス容器。 47.強度増強コーティングが、 ベンジル、ベンゾフェノン、ショウノウキノン、ベンゾインn−ブチルエーテル 、チオキサントン、イソプロピルチオキサントン、2,2−ジメトキシ−2−フ ェニル−アセトフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2− ベンジル−2−N−ジメチルアミノ1−(4−モルホリノフェニル−1−ブタノ ン)からなる群から選択される硬化剤を含有する請求項41に記載のガラス容器 。 49.硬化剤がUV硬化性物質であり、硬化がUV照射によって    行なわ れる請求項41に記載のガラス容器。
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