JPH05500732A - 超常磁性液体コロイド - Google Patents
超常磁性液体コロイドInfo
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
超常磁性液体コロイド
背景
磁性コロイドは強磁性物質がコロイド的に懸濁している磁気特性をもつ液体であ
る。そのような強磁性流体(ferrofluid)又は磁性液体は、種々の市
販デバイス中で十分働くために高度の安定性(例えば重力及び磁気場に対し)を
示さねばならず、また外部磁場に対し応答性でなければならない。一般に高磁場
勾配中で安定な磁性コロイド又は強磁性流体は一般に直径200オングストロ一
ム未満の小さい強磁性粒子を必要とする。強磁性粒子は通常、アグロメレーンヨ
ンを防くために数層の界面活性剤の1つで被覆される。
典型的な強磁性流体組成物は例えば、アニオン界面活性剤例えば脂肪酸、アルコ
ール、アミン又はアミド、及び他の有機酸が分散性界面活性剤として使用される
米国特許第3.700.595号(1972);脂肪族モノカルボン酸が分散剤
として使用される米国特許第3,764.504号(1973);水性磁性液体
が(C1o−C目)脂肪族モノカルボン酸を酸分散剤として用いて製造される米
国特許第4.208.294号(1980)、及び界面活性剤として長鎖アルコ
ールのリン酸エステルを用いる安定な強磁性流体組成物か提供される米国特許第
4.430.239号(1984)中に記載されている。
磁性コロイド及び強磁性流体を製造する種々の方法が記載された。例えば米国特
許第3.917.538号(19? 5)には種々の分散剤例えば非イオン及び
アニオン界面活性剤を用いて不可逆的にフロックした磁性粒子を製造する方法が
記載され、強磁性流体は粉砕又はボールミル法を用いて製造され:米国特許第4
.019.994号(1977)には水性担体による石油スルホン酸塩界面活性
剤が記載され;米国特許第4.356.098号(1982)にはシリコーン油
担体及びシリコ−浦担体と相容性又はそれに可溶性のテール基として磁性粒子の
表面と化学結合を形成する分散量のアニオン界面活性剤からなる強磁性流体組成
物が記載され;米国特許第4.485.024号(1984)には有機溶媒並び
に界面活□性剤例えば脂肪カルボン酸の強磁性粒子水性懸濁液のpHの制御によ
り製造される強磁性流体が記載されている。
適当に安定化された強磁性組成物は典型的にはほとんど老化又は分離せず;磁場
中で液状のま\であり、磁場の除去後にヒステリノスを示さない。安定化された
強磁性流体は一般に3つの主要引力;ファンデルワールス力、粒子間磁力及び重
力、の克服により安定性を示す。
コンピュータ工学において、ディスク駆動中のディスクの静電荷蓄積がその回転
のために生し、接地することが必要である。さらに、ディスクキャビティーを汚
染のない運転のために気密にシールしなければならない。微粒分散炭素粒子を含
むHAN性強磁性流体がこの目的に対し有用であるが、しかし組成物の粘度の緩
徐な増加及び時間とともに炭素粒子中へ流体が吸収されるのを避けるために強磁
性流体組成物中に用いるカーボンブランクの量を制限する必要がある。典型的な
強磁性流体組成物に対するカーボンブランクの添加は、カーボンブランク約5%
以上の量を用いると擬像塑性である傾向がある組成物を与え、低濃度のカーボン
ブラック(例えば5%未満)はニュートン、非伝導性組成物を与える。安定な、
低粘度、高導電性強磁性流体組成物が、カーボンブランクとともに又はそれなく
、殊にコンピュータシールに用いるため、並びに安定な低粘度、高導電性強磁性
流体組成物が要求される他の装置に必要である。
発明の概要
本発明は低粘度、導電性の磁性流体組成物並びにそのような組成物の製造及び使
用の方法に関する。この組成物は磁性粒子、導電性界面活性剤、分散剤及び担体
流体を含む。組成物は磁性粒子を導電性界面活性剤で被覆し、分散剤を加え、被
覆した粒子を担体流体中に分散し、それにより重力及び磁気的に安定なコロイド
分散系を形成することにより製造される。この組成物は超常磁性(superp
ara−maghetic)であり、すなわち、それらは磁場を除くと磁性を保
持しない。この磁性流体はコンピュータディスク駆動用液体シールとして、及び
他の用途に有用である安定な低粘度高伝導性組成物を与える。
発明の詳細な説明
本発明のコロイド分散系は超常磁性であり、すなわち、それらは磁場勾配中で力
を経験するが、しかし永続的磁化にならない。超常磁性粒子は適用磁場が存在し
ないと速やかにその磁気特性を失ない、なおそれらはまた磁場に対する高い磁化
率を有する。従って、超常磁性粒子は、それらが磁場勾配に敏感であり、外部磁
場の除去後凝集に耐えるので取扱いが容易である。
この組成物は超常磁性粒子の安定なコロイド分散系である。用いた「コロイド分
散系」又は「コロイド」という語は粒子が磁場の存在下でも液体担体中に実質的
に均一に分散したま−であり、重力沈降に耐える担体流体中のサブミクロン大き
さの微粒磁性粒子の重力及び磁気的に安定な分散系を示す。
本発明の主題である組成物は、導電性界面活性剤で被覆され、コロイドの安定性
の維持に役立つ分散又は沈殿防止剤で担体流体中に分散された磁性粒子を含む。
この組成物中に有用である磁性粒子は、超常磁性結晶のクラスターを含む金属、
金属合金又は金属酸化物粒子である。周期表中、4a及びb、5a及びb、6a
及び7a(遷移金属)中に見られる金属及び金属の酸化物を磁性粒子の製造に使
用することができる。殊に有用である化合物にはマグネタイト(Fe、、 Oa
) 、ヘマタイト(Fez O:+ ) 、鉄、鉄合金、ニッケル、コバルト
、コバルトフェライト、サマリウムコバルト、バリウムフェライト、二酸化クロ
ム、アルミニウムーニッケルーコバルト合金及びガドリニウムからなる群から選
ばれるものが含まれる。
平均粒径は強磁性物質の選択により、一般に約20〜約500オングストローム
(A)である。非常に高い磁場勾配中の使用には約95〜105Aの粒径がこの
組成物中の使用に殊に好ましい。強磁性粒子は一般に組成物中に担体流体の約5
〜約80重量%の量で存在する。
導電性界面活性剤は磁性粒子をとり巻く伝導性ンエルとして吸着される。導電性
界面活性剤は約I X I O−”オーム701112未満、好ましくはxxt
o−’オーム/cm”未満の伝導率を有すべきである。2]電性界面活性剤とし
て有用な化合物にはアルキル又はアルコキシド有機金属化合物が含まれる。殊に
有用な界面活性剤↓よテトラエトキシチタン、トリエチルカルボキシヘキソルア
ンチモンスズ、トリエチルアミノヘキシルチタン、テトラエチルチタン、トリエ
チルカルボキシヘキシルチタン、トリエチルカルボキシへキシルハフニウム、テ
トラエチルアンチモン、テトラエチルアンチモンスズ、トリエチルカルボキンヘ
キシルジルコニウム、テトラエチルハフニウム、テトラエチルスズ、チタンテト
ライソプロポキソド、アンチモンチタンテトライソブロボキノド、ミツビンT1
パウダ〔ミツビン(Mitsubishi Corp )製〕、及びそれらの紺
合せからなる群から選ばれるものである。
分散又は沈殿防止剤は粒子を担体流体中に分散するため及びコロイドに安定性を
付加するために使用される。界面活性剤を分散又は沈殿防止剤として使用するこ
とができる。非イオン、カチオン又はアニオン界面活性剤を含め、安定なコロイ
ドを形成する任意の界面活性剤を使用できる。界面活性剤の量及び性質は使用さ
れる個々の液体担体、強磁性粒子の型及び大きさ、並びに所望分散系の型及び安
定性により変動する。分散剤と磁性粒子との比は変動できるが、しかし重量で約
O,S+t〜20:lの比が一般に使用される。
分散剤として殊に有用である物質には一般構造。
R’−R′−R−YH
(式中、
YHは吸着性ヘッド領域であり;
Rは有機スペーサーアーム領域であり;R′は電子に冨む有機官能であり;
R′は可溶化性テールであり;
YHは磁性粒子の表面に共有結合、化学吸着、吸着又はイオン相互作用により結
合する極性官能基である)
を有するイオン性有機物質である界面活性剤が含まれる。YHは例えば、カルボ
キシラード(COO−)、アミド(NHz)−スルフアート(50,−) 、ホ
スファ−) (POi −)−金属塩化物塩(M″CI−)(例えば実施例)、
及びチオール(SH)からなる群から選ばれる官能基であることができる。カル
ボキンラード基は末端炭素原子上をモノ−、ジー又はトリー置換される、例えば
、
R−CH,−COOHR−CH(COOH)、R−C(COOH)、。
(a) (b) (c)
であることができ、あるいは華−又は混合種例えば、分散される粒子上の表面電
荷と同し大きさ、及び(又は)反対符号であるときに最も有効である。
Rは脂肪族鎖(C4〜Ctoll−芳香族環又は環式脂肪族基である。鎖に沿う
極性官能基(例えば第一級ヒドロキシル)の付加は追加YH吸着部位として作用
することにより、又はYH基のイオン化を高めることによりYHと粒子との間に
より強い相互作用を生ずることができる。Rが脂肪族であれば、Rljiの長さ
がY H上の′N、荷の大きさの変更に有用である。Rは好ましくは約(CHz
)、〜約(CHz)z。の脂肪族鎖である。
R′は電子密度の変動を生ずる結合基であり、分子の極性R−YH部を非極性テ
ールから分離する。R′は一般に炭素−炭素二重結合(C=C)、エーテル結合
(−0−)、フェニル基、第二級アミン基(−NH−)及び硫黄原子(−S −
)からなる群から選ばれる結合基である。
R″は担体流体に類似する溶解パラメーターを有し、粒子/粒子磁場干渉が生し
ないようにif!性粒子粒子離するに足る鎖長0?シのである。R″は一般に、
しかし排他的でなく、1つ又はそれ以上の炭素−炭素二重結合を有することがで
き、Xが約4であり、yが約30である脂肪族鎖(08〜C,)である。
マグネタイトの安定なコロイド分散系を、前記モデルに付着する界面活性剤を用
いて形成できることが見いだされた0例えば過フッ素化液体中のコロイド分散系
は分散剤として式;
(式中、nは3〜50、好ましくは5〜25の整数であり、R(YH)は−0O
H1−OH1OON H−、−0N Hz 、−N I(tであり、00■(が
好ましい)
をもつフルオロカーボン界面活性剤を用いることにより形成することができる。
この組成物中に有用できる分散剤には例えばオレイン酸、合成界面活性剤、例え
ばGAFACRM410 Cギャフ(GAF Corp、 )製〕及びバラノッ
クス(Paranox) 100 (エクソン(Exxon Carp)製)が
含まれる。
分散剤とQi%5固体との相互割合は懸濁系中の粒子の少くとも単分子被覆を与
えるに足る濃度の界面活性剤成分がある限り広範に変動することができる。割合
における数字限定は広く、他の因子(例えば粒度、密度など)による。分散剤と
粒子との割合は、例えば重量で約O,S:1〜約20=1の分散剤対粒子の比で
ある粒子の安定な235系の形成に有用な範囲であることができる。組成物中に
存在する界面活性剤の量は一般に全組成物の約5〜約10重量%である。
この組成物は、有機金属界面活性剤及び分散剤で被覆された粒子をコロイド組成
物の連続相を形成する担体流体中に分散することにより形成される。最終用途に
有用である性質を与え、R″界面活性剤テールに類似する溶解パラメーターを示
す担体流体を本発明に使用できる。担体液体として有用である物質は、例えば水
、約4〜約40個の炭素原子をもつ炭化水素溶媒、フルオロエーテル類、エステ
ル又はジエステル油、及びα−オレフィンからなる群から選ばれる化合物である
。担体流体として使用できるフルオロエーテルの例には、すべてデュポン(Du
Pont)から入手できるフレオン(Freon) E −3、フレオンE−
5及びフレオンE−9、クリドックス(l(rytox)AA、AB、AC,A
D及びクリドックス143が含まれる。殊に好ましい担体流体にはトルエン、並
びに低蒸気圧油例えばα−オレフィン油、ジー2−エチルへキシルアジラード(
azylate)、ジオクチルアジラード、セバシン酸ジオクチル及びアジピン
酸ジオクチルが含まれる。
このコロイドは次の一般操作により製造することができる:金属磁性粒子を作り
、有機金属界面活性剤に、界面活性剤を粒子の表面に吸着又は結合させるに足る
条件下に接触させる。被覆された粒子を次いで分散剤に、粒子を分散剤で被覆す
るに足る条件下に接触させ、次いで担体流体に接触させ、かくはんして分散系を
形成する。
この組成物中に使用される磁性粒子は次の一般操作により製造できる二金属塩(
例えばFeCIx)を水に接触させ、強塩基例えば水酸化アンモニウム(NH4
0H)を加え、金属を沈殿させてスラリーを形成することにより磁性粒子の水性
スラリーを形成する。混合物は約25〜約40℃の温度でかくはんされる。塩基
の添加が終った後、金属粒子を含むスラリーを室温に冷却させる。
超常磁性粒子を製造する他の方法は鉄塩化物、硝酸塩又は硫酸塩水溶液からの鉄
金属の沈殿に基づく。この方法において、水素化ホウ素ナトリウム粉末約10g
を塩化第一鉄(FeCI z )の95%(重り水?8m約1001に定かくは
ん下に加え、混合物を水素化ホウ素ナトリウムの添加巾約25〜90℃の温度に
保持する。試薬をすべて加えた後、粒子を外部磁場を加えることにより反応混合
物から取出す。粒子を蒸留水100m15部で洗浄し、次いでマグネタイトとし
て流体の製造に使用する。
超常磁性粒子を製造する方法の他の態様は市販マグネタイト〔ファイザー(Pf
izer)製]をボールミルを用いて水性又は炭化水素スラリーとして30日間
粉砕し、生した粒子を洗浄し、前記のように処理してマグネタイト流体を製造す
ることである。
導電性化合物を水性スラリーに加え、混合物をかくはんして金属粒子を化合物で
被覆させる。分散又は沈殿防止剤(例えばオレイン酸)を混合物に加え、混合物
をかくはん下に約70℃に約30分間加熱する。次いで担体流体(例えばトルエ
ン)を混合物に加え、安定なコロイドを形成する。
本発明の強磁性流体組成物は種々の飽和磁化値を有し、それは約10〜約800
ガウスであることができる。約100〜約500ガウスの値が殊に有用である。
組成物の粘度は一般に25℃で約1〜10,000センチポアズ(CI))であ
り、約25〜約5ooocpの25℃における粘度が好ましい。この組成物の伝
導率は一般にlXl0−’オーム/cm2未満である。
改良された導電性をもつ好ましい磁性液体組成物は、1)強磁性粒子、例えば鉄
(Fe)約15〜約40重量%、好ましくは約28重量%、
2)伝導経路を与えるために磁性粒子の表面に吸着又は共有的に結合した伝導性
有機金属コーティング、
3)分散剤として及び有機金属被覆した磁性粒子を安定化するための5〜10重
量%の濃度の有機界面活性剤、及び
4)低蒸気圧油担体流体、
ル中の強磁性流体組成物として有用である。この強磁性流体組成物は種々の商業
用途例えば磁性シールに、慣性ダンパー中の制御液として、ボイスコイルラウド
スピーカ中の熱伝達液として、ベアリング液として、ドメイン検出用強磁性潤滑
剤として、油試掘用及び他の用途に使用できる。この導電性強磁性流体組成物は
コンピュータディスク駆動用途に殊に有用である。例えばこの組成物はディスク
駆動機構中の軸の周りに置かれ、そこで気密シールされた液体シーリングリング
を形成し、それはまた電荷をディスク上の電荷蓄積を防ぐように軸から伝導する
。
本発明はさらに以下の実施例により例示される。
実施例1:マグネタイト製造
塩化第一鉄CVWA ・サイエンティフィック(VWA 5cientific
)製〕200g及び塩化第二鉄325gを水31中に溶解した。水酸化アンモニ
ウム(VWA・サイエンティフィック製)濃縮物2000gを常時かくはんしな
から50 Cc/分の速度で加え、その時間中溶液の温度を25〜40℃に保っ
た。水酸化アンモニウムの添加が終った後磁性粒子水性スラリーを室温に冷却さ
せた。
実施例2:伝導性物質及び界面活性剤添加伝導性有機金属化合物、カルボキシへ
キシルトリエチルアンチモンスズ、40gを、実施例1に記載のように製造した
水性スラリーに加えた。混合物を5分間かくはんして粒子の表面に対する伝導性
有機金属化合物の完全な吸着を保証した。
次いでオレイン酸(VWR・サイエンティフィック製)40gを混合物に加え、
混合物を30分間かくはんし、その間70℃の温度に加熱した。30分の反応時
間の終りにトルエン100…lを混合物に加え、生したトルエン基強磁性流体を
反応容器から抜出した。生成物は350ガウスの磁化及び3X10−5オ一ム/
cm”の伝導率を有した。
実施例3
磁性流体を実施例1及び2に記載のように製造したが、しかし次の化学組成:C
H3−(CHi)s−0−C−(CH2)4−C−0−(CHI)6−0−(C
H2)4.−COOHをもつ合成界面活性剤、アジピン酸オメガカルボキシ−6
−モツブチルエーテルジヘキソル[IMI DHA 04−C,インテグレーテ
・ノド・マグネティックス(Integrated Magnetics、 I
nc、、 Lawrence、 MA、 )製〕をオレイン酸の代りに用いた。
生じた流体は350ガウスの磁化及び3X10−’オーム/CII+2の伝導率
を有した。
実施例4
磁性流体を実施例1及び2に記載のように製造したが、しかし、ジー2−エチル
へキンルアジラートをトルエンの代りに担体流体として用いた。生じた磁性流体
コロイドは25℃で100cpの粘度、300ガウスの磁化及び25℃で3X1
0−61−ルの蒸気圧を有した。
実施例5
磁性流体を実施例1及び2におけるように製造したが、しかし、担体流体として
トルエンをオレフィン油〔モービル(Mobil) −1、モービル・オイlし
くMobilOil Co、 )製〕により置換した。生じた磁性流体コロイド
は200cpの粘度、25℃で3×10−Sトルのf気圧及び3X10−’オー
ム/cm2の伝導率を有した。
実施例6
磁性流体を実施例1及び2に記載のように製造したが、しかしミツビシT−1パ
ウダ〔ミツビシ(Mitsubishi Carp、)製〕をカルボキシヘキシ
ルトリエチルアンチモンスズの代りに用いた。生じた磁性流体コロイドは350
ガウスの磁化及び2.5X10−’オーム/CI++2の伝導率を有した。
等個物
当業者は記載された本発明の特定態様の多くの等個物をわずかな普通の実験によ
り認め、又は確認することができよう。そのような等個物は請求の範囲により包
含されるものである。
手続補正書(方式)
%式%
3、補正をする者
事件との関係 出 願 人
名 称 オムニ クエスト コーポレイション国際調査報告
国際調査報告
US 9003177
SA 38075
Claims (31)
- 1.a.磁性粒子; b.前記粒子を被覆する導電性有機金属化合物;c.分散剤;及び d.担体流体、 を含む磁性流体コロイド。
- 2.磁性粒子がマグネタイト、ヘマタイト、二酸化クロム、バリウムフェライト 、アルミニウム−ニッケル−コバルト合金、サマリウムコバルト、コバルトフェ ライト、鉄、鉄合金、ニッケル、コバルト及びガドリニウムからなる群から選ば れる超常磁性物質からなる、請求項1に記載の磁性流体コロイド。
- 3.磁性粒子が約20〜約500オングストロームの大きさである、請求項2に 記載の磁性流体コロイド。
- 4.磁性粒子が約95〜約105オングスロームの大きさであるマグネタイト粒 子である、請求項3に記載の磁性流体コロイド。
- 5.導電性化合物が約1×10−6〜約1×10−10オーム/cm2の伝導率 をもつ、請求項1に記載の磁性流体組成物。
- 6.粒子を被覆する導電性有機金属化合物がテトラエトキシチタン、テトラエチ ルチタン、トリエチルカルボキシヘキシルアンチモンスズ、トリエチルアミノヘ キシルチタン、トリエチルカルボキシヘキシルハフニウム、トリエチルカルボキ シヘキシルチタン、トリエチルカルボキシヘキシルジルコニウム、テトラエチル ハフニウム、テトラエチルスズ、テトラエチルアンチモン、テトラエチルアンチ モンスズ、ミツビシT1パウダ、チタンテトライソプロポキシド、アンチモンチ タンテトライソプロポキシド、及びそれらの組合せからなる群から選ばれる、請 求項5に記載の磁性流体コロイド。
- 7.有機金属化合物が約1〜10重量%アンチモン及び約50〜90重量%スズ を含むテトラエチルアンチモンスズである、請求項6に記載の磁性流体コロイド 。
- 8.有機金属化合物がトリエチルカルボキシヘキシルアンチモンスズである、請 求項6に記載の磁性流体コロイド。
- 9.分散剤がオレイン酸、GAFAC RM−410、アジピン酸オメガカルボ キシ−6−モノブチルエーテルジヘキシル及びパラノックス100からなる群か ら選ばれる、請求項1に記載の磁性流体コロイド。
- 10.分散剤がアジピン酸オメガカルボキシ−6−モノブチルエーテルジヘキシ ルである、請求項10に記載の磁性流体コロイド。
- 11.担体流体が水、C4〜C40炭化水素、フルオロエーテル類、エステル又 はジエステル油、及びa−オレフィンからなる群から選ばれる、請求項1に記載 の磁性流体コロイド。
- 12.担体流体がジ−2−エチルヘキシルアジラート、ジオクチルアジラート、 セバシン酸ジオクチル、及びアジピン酸ジオクチルからなる群から選ばれるジエ ステル油である、請求項11に記載の磁性流体コロイド。
- 13.担体流体がトルエンである、請求項11に記載の磁性流体コロイド。
- 14.約10〜約800ガウスの飽和磁化をもつ、請求項1に記載の磁性流体コ ロイド。
- 15.25℃で約1〜約10,000センチポアズの粘度をもつ、請求項1に記 載の磁性流体コロイド。
- 16.約1×10−7オーム/cm2の伝導率をもつ、請求項1に記載の磁性流 体コロイド。
- 17.a.磁性粒子、約3〜約7重量%;b.前記磁性粒子を被覆する導電性有 機金属化合物、約5〜約10重量%;c.磁性粒子に対し約0.5:1〜約20 :1の割合で存在する分散剤;及びd.担体流体、 を含む磁性液体組成物。
- 18.磁性粒子が約20〜約500Aの大きさである、請求項17に記載の磁性 液体組成物。
- 19.磁性粒子がマグネタイト、ヘマタイト、二酸化クロム、バリウムフェライ ト、アルミニウム−ニッケル−コバルト合金、サマリウムコバルト、コバルトフ ェライト、鉄、鉄合金、ニッケル、コバルト及びガドリニウムからなる群から選 ばれる物質からなる、請求項18に記載の磁性液体組成物。
- 20.磁性粒子がマグネタイト粒子である、請求項19に記載の磁性液体組成物 。
- 21.導電性有機金属化合物がテトラエトキシチタン、テトラエチルチタン、ト リエチルカルボキシヘキシルアンチモンスズ、トリエチルアミノヘキシルチタン 、トリエチルカルボキシヘキシルハフニウム、トリエチルカルボキシヘキシルチ タン、トリエチルカルボキシヘキシルジルコニウム、テトラエチルハフニウム、 テトラエチルスズ、テトラエチルアンチモン、テトラエチルアンチモンスズ、ミ ツビシT1パウダ、チタンテトライソプロポキシド、アンチモンチタンテトライ ソプロポキシド、及びそれらの組合せからなる群から選ばれる、請求項17に記 載の磁性液体組成物。
- 22.有機金属化合物がトリエチルカルボキシヘキシルアンチモンスズである、 請求項21に記載の磁性液体組成物。
- 23.分散剤がオレイン酸又はGAFAC RM410である、請求項17に記 載の磁性液体組成物。
- 24.担体流体が水、C4〜C40炭化水素、フルオロエーテル類、エステル又 はジエステル油、及びa−オレフィンからなる群から選ばれる、請求項17に記 載の磁性液体組成物。
- 25.担体流体がジ−2−エチルヘキシルアジラート、ジオクチルアジラート、 セバシン酸ジオクチル及びアジピン酸ジオクチルからなる群から選ばれるジエス テル油である、請求項24に記載の磁性液体組成物。
- 26.a.粒子が約95〜約105Aの大きさであるマグネタイト粒子、約3〜 約7重量%、 b.前記粒子を被覆するトリエチルカルボキシヘキシルアンチモンスズを含む導 電性有機金属化合物; c.オレイン酸、約5〜約10重量%;及びd.ジ−2−エチルヘキシルアジラ ートを含む担体流体、を含む磁性流体組成物。
- 27.a.サブミクロン大きさの磁性粒子を、粒子の界面活性剤による被覆に適 する条件下に導電性有機金属界面活性剤に接触させる段階;b.段階(a)の被 覆された粒子を、粒子の分散剤による被覆に適する条件下に分散剤に接触させる 段階;及び c.段階(b)の被覆された粒子を、担体流体中の粒子のコロイド分散系の形成 に適する条件下に担体流体に接触させる段階、を含む磁性流体コロイド組成物を 製造する方法。
- 28.磁性粒子が約95〜約105Aの大きさのマグネタイト粒子である、請求 項27に記載の方法。
- 29.有機金属界面活性剤がトリエチルカルボキシヘキシルアンチモンスズであ る、請求項27に記載の方法。
- 30.分散剤がオレイン酸である、請求項27に記載の方法。
- 31.担体流体がジ−2−エチルヘキシルアジラートである、請求項27に記載 の方法。
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