JPH05500666A - 抗ウィルス剤及び抗癌剤としての2′―デオキシ―4′―チオリボヌクレオシド - Google Patents

抗ウィルス剤及び抗癌剤としての2′―デオキシ―4′―チオリボヌクレオシド

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 抗ウィルス剤及び抗癌剤としての2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシド 本発明は2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシド及びその製造において有 用な中間体、並びに抗ウィルス剤及び抗癌剤としての2′−デオキシ−4′−チ オリボヌクレオシドの利用に関する。
ヌクレオシドは、プリン又はピリミジンのいづれかの誘導体である窒素含有複素 環式塩基に連結したフラノース環におけるペントース垢を含んで成る分子である 。4′−チオヌクレオシドはヌクレオシドであってそのフラノース環酸素が硫黄 に置き代わられているものである。2′−デオキシ−4′〜チオリポヌクレオシ ドは4′−チオヌクレオシドであってペントース糖が2′−デオキシ−D−リボ ースであるものである。
本明細書で用いる語「ヌクレオシド」、「4′−チオヌクレオシド」及び「2′ −デオキシ−4′−チオリボヌクレオシド」は、窒素含有複素環式塩基がプリン 及びピリミジン塩基に関連するが、環が改変されているもの、例えば3−デアザ プリン、7−デアザプリン、8−アザプリン、2−アザプリン、5−アザピリミ ジン、6−アザピリミジン及び3−デアザピリミジンを含む窒素含有複素環式塩 基である化合物、並びに該2′−デオキシーD−リボースの3位もしくは5位又 はその両方にてアシル保護基を有す化合物も含む。
2、 ISi迷技専■韮団 複数の4′−チオヌクレオシドが論文において報告されている。Re1stら、 J、Am、C1且」、Soc、、86゜5658 (1964)は、L及びD型 の4′−チオリボアデノシンを開示している。4′−チオリボアデノシンの生物 学的作用は、MiuraらのPurine and P rimidine M etabo上±sm−ユJ Man、−Yエヱ」rt B(P 1 enum  Pub I i s h ing C。
rp、、1986)頁667において開示されている。RichieらのCan 、J、Chem、、56,794 (1977〕は9−(3−デオキシ−4−チ オ−β−り一エリトローベントフラノシル)アデニン(4′−チオコルジセピン [4’ −th 1ocordycep 1n))の合成を開示している。Re 1stらの丈工旦工」−J■L(四工、33,189 (1968)は4−チオ ーD−キシロース及び4−チオーD−アラビノースのアデニンヌクレオシドの合 成を開示している。0totaniらのJ9Med、 Ch、em、−、17゜ 535 (1974)は、4′−千オー1−β−D−アラビノフラノシルシトシ ン及び2,2′−無水−4′−チオ−1−β−アラビノフラノシルシトシン塩酸 塩の製造及びその抗腫瘍活性を開示している。
特定の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシドの詳細、製造及び利用は論 文において見い出せなかった。FuらのJ、Or 、Chem、、41.383 1 (1976)は、アノマーメチル−2−デオキシ−4−チオーD−エリトロ ーペントフラノシドの製造のため方法を開示し、そしてこのフラノシドが2′− デオキシ−4′−チオヌクレオシドの合成のための先駆体として利用できること を述べている。
光所又旦整 一定の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシドは抗ウィルス及び抗癌作用 を有すことがこの変分った。従って本発明により、次式により表わされる新規の 2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシド; (式中:〜Bは、Bがアルファー又はベーターのいづれかでありうることを示し 、そしてBは、ピリミジン、5−アザピリミジン、6−アザピリミジン、3−デ アザピリミジンプリン、3−デアザプリン、7−デアザプリン、8−アザプリン 及び2−アザプリン塩基より成る群から選ばれる窒素含有複素環式塩基である) を提供する。「ピリジン塩基」なる語は、ウラシル(2,4−ジオキソピリミジ ン)、チミン(5−メチル−2,4−ジオキソピリミジン)、シトシン(4−ア ミノ−2−オキソピリミジン)及び5−メチルシトシン(4−アミノ−5−メチ ル−2−オキソピリミジン)、並びにそのC5複素環式炭素に結合したハロゲン を有す誘導体を含むがそれらに限定されない任意のピリミジン誘導体を意味する 。
「5−アザピリミジン塩基」なる語は、5−アザ−2,4−ジオキソピリミジン 及び4−アミノ−5−アザ−2−オキソピリミジンを含むがそれらに限定されな い任意の5−アザピリミジン誘導体を意味する。「6−アザピリミジン塩基」な る語は、6−アザ−2,4−ジオキソピリミジン、4−アミノ−6−アザ−2− オキソピリジン及びそのC5複素環弐炭素に結合したメチル基又はハロゲンを有 す誘導体を含むがそれらに限定されない任意の6−アザピリミジン誘導体を意味 する。「3−デアザピリミジン塩基」なる語は、3−デアザ−2,4−ジオキソ ピリミジン、4−゛アミノー3−デアザー2−オキソピリミジン及びそのC5複 素環式炭素に結合したメチル基又はハロゲンを有す誘導体を含むがそれらに限定 されない任意の3−デアザピリミジン誘導体を意味する。「プリン塩基Jなる語 は、アデニン(6−アミノプリン)、グアニン(2−アミノ−6−オキソプリン )、2.6−ジアミツブリン、1−6−ジヒドロ−6−オキソプリン及びそのC 2複素環弐炭素に結合したハロゲンを有す誘導体を含むがそれらに限定されない 任意のプリン誘導体を意味する。「3−デアザプリン塩基」なる語は、6−アミ ノ−3−デアザプリン、3−デアザ−6−オキソプリン及びそのC2複素環式炭 素に結合したアミノ基又はハロゲンを有す誘導体を含むがそれらに限定されない 任意の3−デアザプリン誘導体を意味する。
「7−デアザプリン塩基」なる語は、6−アミツーツーデアザブリン、7−ジア ザ−6−オキソブリン及びそのC2複素環式炭素に結合したアミノ基又はハロゲ ンを有す誘導体を含むがそれらに限定されない、任意の7−デアザプリン誘導体 を意味する。「8−アザプリン塩基」なる語は、6−アミノ−8−アザプリン、 8−アザ−6−オキソプリン及びそのC2複素環式炭素に結合したハロゲンを有 す誘導体を含むがそれらに限定されない任意の8−アザプリン誘導体を意味する 。
[2−アザプリン塩基」なる語は、6−アミノ−2−アザプリン及び6−アザ− 6−オキソプリンに含むがそれらに限定されない任意の2−アザプリン誘導体を 意味する。上記の化学式におけるR’及びR2は同−又は異なることができ、そ して水素又は通常のアシル保護基でありうる。
本発明は以下の通りに例示できる。ここで本発明に含まれる化合物は次式により 表される: (式中;〜BはBがアルファー又はベーターのいづれかであることを示し、そし てBは以下の窒素含有複素環式塩基より成る群から選ばれ: 〔ここでXI 、Xz、X3+ X4.XS、X&、X7.Xa=H,NH,又 はハロゲンである〕 〔ここでX9.L。、X+1. Xlz、XI:1.Xl4=H,CH:1又は ハロゲンである〕そしてR’及びR2は同−又は異なることができ、そして水素 又はアシル保護基でありうる)。
好ましくは、該窒素含有複素環式塩基は、以下のプリン及びピリミジン塩基より 成る群から選ばれる:(ここで、X、5.X、、=H,NH2又はハロゲンであ る)、(ここで、X+?、XIa=H,CH:l又はハロゲンである)。
本発明の他の観点に従って、ウィルス感染症、例えば単純ヘルペスウィルス1又 は2型により引き起こされる感染症に苦しむ、人間を含む宿主動物に、先に定義 した治療的に有効な量の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシドを投与せ しめる。
本発明の他の観点に従って、癌に苦しむ人間を含む宿主動物に、先に定義した治 療的に有効な量の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシドを投与せしめる 。「癌」なる語は、任意の新しい且つ異常な細胞増殖、特に非調節下且つ進行性 である組織の新しい増殖を意味する。本発明の化合物は例えば白血病、内皮腫瘍 、リンパ腫、漿膜腫瘍、ウィルム腫瘍、神経芽細胞腫、横絞筋肉腫、精巣の腫瘍 並びに胸及び肺の腫瘍に利用されうる。
本発明の更に他の観点に従い、一定の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオ シドの製造に有用な新規の中間体が提供された。
11m順n哩 2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシドの合成は、成上の1−〇−メチル ー2−デオキシー4−チオ−α、β−D−リボフラノース、 HO であって、その製造が本明細書に参考文献として組入れている、FuらのJ、O r 、Chem、、41.3831 (1976)に詳細されているものから出 発することによって実施されうる。成上の化合物をP−)ルオイルクロリドと反 応1’olO 次にこのメチル基をアセチル基によって置換せしめ、成立の化合物を得る。
Tol○ 該2′−デオキシー4′−チオリボヌクレオシドは、化合物主を窒素含有複素環 式塩基とカップリングせしめ、その後このトルオイル保護基を除去することによ って製造される。
(Saneyoshiら、Chcm、Pharm、Bul 1.。
27.2518 (1979)を参照のこと)。同様の方法において、化合物主 を3−デアザプリン、7−デアザプリン、8−デアザプリン又は2−アザプリン と結合せしめる。触媒、ヘキサメチルジシラザン、トリメチルクロロシラン及び トリメチルシリルトリフルオロメタンスルホネートを用いて化合のこと)。同様 の方法において化合物^を5′−アザピリミジン、6−アザピリミジン及び3− デアザピリミジンと結合せしめる。このカップリング反応はほとんどの場合にお いてα及びβヌクレオシドを共に提供する。アノマーは常用の方法により選別さ れうる。
本発明のプリン化合物の製造の実例として、化合物ユを塩化錫(IV)の存在下 において2.6−ジクロロプリンと反応せしめて式4の化合物を得ることができ る。
化合物上を飽和エタノール性NH3と反応セしめて式上の化合物を得ることがで きる。
HO 化合物↓をアジ化ナトリウムと反応せしめて次式の化合物を得ることもでき、 oIO 化合物1の脱保護は成立の化合物を提供する。
HO 化合物工は成度の化合物へと還元されうる。
HO 化合物主は塩化錫(n)の存在下において2−フルオロアデニンと反応して、式 ユの化合物を提供することもできる。
oIO トルオイル保護基の除去は、式ユ」−の化合物を提供する。
化合物ユは塩化錫(IV)の存在下において6−クロロプリンと反応して式ユの 化合物も提供できうる。
oIO 飽和エタノール性N H’s との反応は、式ユの化合物を提供する。
化合物ユは成上土の化合物に還元されうる。
HO 本発明のピリミジン化合物の製造の実例として、成立の化合物をウラシルと結合 せしめて式ユの化合物を提(共せしめることができる。
トルオイル保護基の除去は成上旦の化合物を提供する。
成立の化合物をチミンと結合させて式土工の化合物を提(共せしめることもでき る。
トルオイル保護基の除去は式土主の化合物を提供する。
本発明の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシドの合成の実施において、 該トルオイル保iI基以外のその他のアシル保護基を利用することができる。更 に、常用のアシル保護基を常用の方法を利用して、該2′−デオキシー4′−チ オリボヌクレオシドの3′位もしくは5′位又はその両方に置換あるいは付加せ しめることができうる。
以下の実施例は上記の化合物の製造の実例を示す。これらの実施例において、M  e OHはメチルアルコール、EtOHはエチルアルコール、そしてMezS 〇−d6はジュウテリム化ジメチルスルホキシド(CD3)2Soである。
裏施糎土 1−〇−アセチルー2−デオキシー4−千オー3.5−ジーO−−)ルオイルー α、−D−リボフラノース(成立)。
シーブ乾燥ピリジン25OmL中の1−0−メチル−2−デオキシ−4−チオー α、β−D−リボフラノース(成上)(10g、60.97ミリモル)の溶液に P−トルオイルクロリド(23,57g、152.5ミリモル)を0〜5°Cに て滴下せしめた。冷却湯浴を取り除いた。10時間にわたる反応の後、この反応 はTLC(シクロヘキサン−エチルアセテート5 : 1)により示される通り 、実質的に完了した。この反応混合物を氷冷水混合物に注ぎ入れ、1時間撹拌し 、その後CHCl:l 500mLによって希釈し、全量を10100Oにした 。この水性層をCHC13(2X L OOmL)により抽出せしめた。混合有 機抽出物を希薄硫酸(20OmL) 、水性炭酸水素ナトリウム(2X 20  OmL)及び水により中性となる迄洗浄し、M g S O4により乾燥せしめ 、そしてエバボレートして乾燥せしめた。この残渣をCH3C13(20OmL )に溶解し、そして直径9cm、厚み4cmのシリカゲルの層に濾過せしめ、C HCl3 (2XIQOmL)で洗浄し、そしてこげ茶色の固体としての1−〇 −メチルー2−デオキシー4−千オー3.5−O−p−)ルオイルーα、β−D −リボフラノース(式2)(24g)を得るために乾燥する迄エバボレートせし めた。これを、無水酢酸(20OmL) 、氷酢酸(200mL)、p−トルエ ンスルホン酸−水和物(2,4g)及び濃硫酸(10mL)を含む酵解混合物に 溶かし、40°Cで1時間温め、次いで無水酢酸ナトリウムの添加によって分解 せしめた。得られる混合物を真空において30“C以下の温度で乾燥する迄エバ ボレートせしめた。この残渣を500mLの水と300mLのCH3に分けた。
混合CHCl:+層を真空において乾燥する迄エバボレートし、次いで数回メタ ノールを加え、そして微量の無水酢酸をなくすために真空において除去せしめた 。この残渣を、100gのシリカゲルを含むフラッシュカラムにより精製し、そ して6:1のシクロヘキサン−エチルアセテートにより溶出させ、そして適当な 画分を混合して白色固体が得られる迄エバボレートした。これを95%のエタノ ールにより結晶化せしめ、α、β混合物としての、10−アセチル−2−デオキ シ−4−千オー3,5−ジー0−P−トルオイル−α、β−D−リボフラノース 、収量18.26g(1−0−メチル−2−デオキシ−4−チオ−α。
β−D−リボフラノースから70%)が得られた。MS z/e 429 (M +1)” ; ’HNMR(CDCl2.300Mf(z)δ2.02 (s、 3.CH3Co)、2.04(s、3.CH3Co)、2.34 (s、6.  トルオイルのCH3)、2.36 (S、6.)ルオイルのCH3)、2゜52 −2.74 (m、4.H−2)、3.92−4.06(m、2.H−4)、4 .28−4.52 (m、4.CH,)。
5、 64−5.74 (m、2.H−3)、6. 12 (dd。
1、βのH−1,J=3及び6Hz) 、 6. 2 (d、1. αのH−1 ,J=5.5Hz)、 7.24−7.36 (m、 4.トルオイルのメタC H)、7.8−7.92 (m、4. トルオイルのオルソCH)。
元素分析。(C2,H240,S)、C,H,S。
災施五I エニ」l二元を土図二を二元を二35〜ジーqニート火オーイル−−D−リボフ ラノシル −2,6〜ジクロロプリン(式4 ) 。CH3CN (3OmL) 中の1−0−アセチル−2−デオキシ−4〜チオ−3,5−ジー0−p−)ルオ イルーα、β−D−リボフラノース(弐3)(411mg、0.96ミリモル) 及び2.6−ジクロロプリン(181,5mg、0.96ミリモル)の溶液に、 塩化錫(IV)(0,499g、1.92ミリモル)をO″Cにて加えた。この 混合物を1.5時間撹拌せしめた後、この反応はTLC(シクロヘキサン−エチ ルアセテ−1−3: 1)により示される通り、実質的に完了(また。この混合 物を少量に濃縮せしめ(約5mL)、炭酸水素ナトリウム(500n+g)及び 蒸留水(2mL)を加えた。二酸化炭素の大量発生が終了したら、この混合物を 減圧のもとてエバボレートせしめた。この残渣をCHCl5 (25mL)に溶 かし、そして水(2X15mL)で洗浄し、乾燥させ(MgSOn)そしてエバ レートせしめて乾燥させた。この残渣はTLCにおける1つの主要成分及び1の 微量成分を含んでいた。これを75gのシリカゲルを含むフラッシュカラムに、 シクロヘキサン−エチルアセテート5:1を用いて適用し、9− (2’−デオ キシ−4′−チオ−3’、5’−ジー〇−トルオイルーβ−D−リボフラノシル )−2,6−ジクロロプリン(382mg、71%)が得られた。これは、mp  70−71℃、シクロヘキサン−エチルアセテート3:1のTLC,Rt 0 .48;MS z/e 558 (M+1)” ;’HNMR(CDClz 、 300MHz )62.40 (s。
3、CH3)、2.42 (S、3.CH:I )、3.O(brd、2.H− 2’ L 4.38 (m、1.H−4’ )、4゜52 (m、2,2 x  H−5’)、5.86 (s、1.H−3’ )、6.42 (t、1.H−1 ’ 、J=3Hz)、7゜22 (d、2.)ルオイルのH,J=8Hz)、7 ゜28(d。
2、トルオイルのH,J=8Hz)、7.56 (d、2.)ルオイルのH,J =8Hz)、7.98 (d、2. トルオイルのH,J=8Hz)、8.26  (s、1.H−8);I3CNMR(CDCI3 、 300MHz )δ2 1.68,21.71(トルオイルのCH3)、42.28 (C2’ )、5 4゜66 (C−4’ )、62.Of (C−1’ )、64.82(C−5 ’ )、78.53 (C−3’ )、125.71,126.49,129. 26,129.36,129.42゜129.74 (トルオイル環炭素)、1 31.49 (C−5)。
144.25,144.74 Dルオイル環炭素)、145゜58 (C−8) 、151.71 (C−6)、152.57(C−4)、152.89 (C− 2)、165.37,166.07(1−ルオイル環炭素)であった。
次11」1 9−2−デオキシ−4−チオ−−D−リボフラノシル−2−クロロ−6−アミノ プリン(式i)。9−(2−デオキシ−4−チオ−3,5−ジー0−トルオイル −β−D−リボフラノシル)−2,6−ジクロロプリン(式4)(300mg、 0.54ミリモル)及び飽和エタノール性NH:l(50mL)の混合物をガラ スライニングステンレススチール製加圧容器の中で50°Cにて48時間加熱せ しめた。この反応混合物を乾燥する迄エバポレートせしめてシロップを得、これ を4=1のCHCl x M e OHに展開せしめた2つのシリカゲル厚肉プ レート(Anatech、CF、1000.czM)において精製せしめた。こ の生成物を熱いEtOHにより溶出させ、そしてエバポレートせしめた。この残 渣を45mLの沸騰EtOHから結晶化せしめ、純粋な9−(2−デオキシ−4 −チオーβ−D−リボフラノシル)−2−クロロ−6−アミノプリンが得られた 。収量122mg 75%;mp 204−205°C;TLC4: I CH Clz MeOH。
Rr 0.45 ;MS z/e 302 (M+1)” ;UVλ11.、p H1267(11,7)、pH7266(12゜7)、pH13265(12, 7); ’HNMR(MezSo d6. 300MHz )δ2.38−2. 48 (m、1゜H−2’ )、2.60−2.68 (m、1.H−2’ ) 、3゜36−3.56 (m、2.H−5’ )、3.62−3.70(m、L  H−4’ )、4.40−4.46 (m、1.H−3’ )、5.06 ( t、1.5’−OH,J=5Hz)。
5.52 (d、1. 3’ −OH,J=4Hz)、6. 12 (dd、1 .H−1’、J=4及び8Hz)、7.78 (br s。
2、NHz )、8. 50 (s、1.H8);13CNMR(Mez so  d6. 300MH2) 642.39 (C−2’)。
58.33 (C−1’ J=160.5Hz)、59.91 (C−4’ ) 、63.54 (C−5’ )、74.35 (C−3’)。
117.55 (C−5)、140.79 (C−8)、150゜02 (C− 4)、152.65 (C−2)、156.52(C−6)。元素分析(CIO H12CtNs Oz S)C,H。
N、S。
実11硼生 9−2−デオキシ−4−チオ−35−ジー0−トルオイル−−D−リボフラノシ ル)−26−ジアシドプリン(式6)、25mLのEtOH中の9−(2−デオ キシ−4−チオ−3,5−ジー0−トルオイル−β−D−リボフラノシル)−2 ,6−ジクロロプリン(式土)(200mg、0.36ミリモル)の溶液に、蒸 留水(lomL)中のアジ化ナトリウム(46,8mg、0.72ミリモル)の 溶液を加え、そしてこの混合物を還流せしめた。2時間でのTLCのアリコート は完全な反応を示した。この溶液をエバポレートせしめ、そしてこの残渣をCH CIi (25mL)に溶かし、そして水で洗浄しく20mL)、乾燥せしめ( MgSOa ) 、そしてエバポレートせしめて乾燥させた。この残渣をMeO Hから結晶化せしめて9−(2−デオキシ−4−チオ−3,5−ジー0−トルオ イル−β−D−リボフラノシル)−2,6−ジアシドプリン(199mg、97 %)を得た。融点88−90°C;TLC3:1シクロヘキサン−エチルアセテ ート:RtO,45;MS z/e 571 (M+1)” ; ’HNMR( CDClz 、300MHz )62.40 (s、3. トルオイルのCH: l )、2.42 (S、3.)ルオイルのcHz)。
2.98 (br d、2.H−2’ )、4.34−4.38(m、1.H− 4’ )、4.44−4.56 (m、2,2H−5’ )、5.84 (br  d、1.H−4’ )、6.36 (t、 t、 H−1’ 、 J=3Hz )、 7.20 (d、 2. トルオイルのH,J=8Hz)、7.28 ( d、2.)ルオイルのH,J=8Hz)、7.62 (d、2.)ルオイルのH ,J=BHz)、7.98 (d、2.’ )ルオイルのH,J=8Hz)。
8.52 (s、1.H8);I3CNMR(CDCl2 。
300MHz)δ21.67.21.70()ルオイルのCH3)。
42.12 (C−2’ )、54.40 (C−4’ )、61゜19 (C −1’ )、64.89 (C−5’ )、78.45(C−3’ )、121 .96 (C〜5)、125.90,126.57,129.24,129.3 2,129.53゜129.75 (トルオイル環炭素)、143.20(C− 8)。
144.18,144.57 (トルオイル環炭素)、153゜46 (C−4 )、153.70,155.90 (C−2,C−6)、165.47,166 .10 (1−ルオイルのカルボ9−2−デオキシ−4−チオ−35−ジー0− トルオイル−−D−リボフラノシルーニムエ且ニ乏1且ノブリン(式7) 。C Hz Clz (2mL)中の9−(2−デオキシ−4−チオ−3,5−0−) ルオイルーβ−D−リボフラノシル)−2,6−ジアシドプリン(成立)(17 5mg、0.31ミリモル)の溶液に、MeOH(20mL)及び塩化錫(II )(188,6mg、1ミリモル)を加え、そしてこの混合物を25℃で撹拌し た。1.5時間でのTLCアリコートは、完全なる反応を示した。この溶液を乾 燥する迄エバボレートせしめ、この残渣をCI(C13(50mL)に溶かし、 そして水(20mL)及び水性炭酸水素す) IJウム(20mL)で洗浄し、 乾燥せしめ(MgSO,)、乾燥する迄エバボレートせしめた。この残渣をCH CIll MeOH95: 5を用いて、35gのシリカゲルによって精製し、 9−(2−デオキシ−4−チオ−3,5−ジー〇−トルオイルーβ−D−リボフ ラノシル)−2,6−アミノプリン(146mg、92%)が得られた。mp  118−121°C1TLC93:I CHCl:l MeOH;Rr 0,4 8;MS z/e 519(M + 1 ) ” ; ’HNMR(Mez S o db、300MHz)δ2.34 (s、3.CH3)、2.36(S、3 .CHx)。
2.0−3.06 (m、2.H−2’ )、4.34−4.52 (m、3.  H−4’、2 x H−5’ )、5. 75 (br d、1.H3’)、 5.90(s、2.C2,NHz)=6.18 (dd、1.H−1’、J=3 及び7Hz) 、7. 26 (d、2.)ルオイルのH,J=8H2)、7. 32 (d。
2、トルオイルのH,J=8Hz)、7.70 (d、2. トルオイルのH, J=8Hz)、7.90 (d、2. トルオイルのH,J=8Hz)、8.0 8 (s、1.H−8);I3CNMR(M e z So−d、i、 、30 0MHz)δ21.08,21 10 (トルオイルのCH3)、40.17  ((、−2’ )、5:2゜69 (C−4’ )、58.53 (C−1’  )、64.90(C−5′)、77.94 (C−31,113,40(C−5 )、126.35,126.51・(トルオイル環炭素)。
129.07,129.19,129.26 ()ルオイル環炭素)、135. 66 (C−8)、143.71,143゜74(トルオイル環炭素)、151 ゜46 ((、−4)、156.08 (C−6)、160.12 (C−2) 、164.88.165.24 ()ルオイルのカルボニル炭素)。
実流■旦 9−(2−デオキシ−4−チオーβ−D−リボフラノシル)=2.6−ジアミツ プリン(式fl)。無水M e OH(25mL)中の9−(2−デオキシ−4 −チオ−3,5−ジー0−トルオイル−β−D−リボフラノシル)−2,6−ジ アミツプリン(式ヱ)(125mg、0.24ミリモル)の溶液を、調製直後の MeOH(5mL)中のメトキシドナトリウム(26mg、0.48ミリモル) の溶液と室温で撹拌せしめた。TLCアリコートは1時間にて完全な反応を示し た。この溶液をDOwe x 50W−X8(H”)イオン交換樹脂により中和 せしめ、この懸濁物を濾過し、そしてこの樹脂をMeOHにより洗浄した。この 濾液を混合し、そして乾燥する迄エバボレートせしめ、そしてメチルP−4ルエ ートを50″C10,01トルで除去した。無水EtOHからの残渣の結晶化は 純粋な9−(2−デオキシ−4−チオーβ−D−リボフラノシル)=2.6−ジ アミツプリンを提供した。63mg(93%);mp 186−188°C;T LC4: I CHCl:+ MeOH,Rt 0.30 ;MS z/e 2 83 (M+ 1)”;UV λ、、、pH1292(10,10)、pH72 80(10,61)、pH13280(10,41); ’HNMR(Mez  so a6 、 300MHz )62.30−2.40 (m、1.H−2’ i、2.54−2.68 (m、1.H−2’ )、3.34−3.40 (m 、1.H−5’ )、3゜52−3.60 (m、1.H−5’ )、3.68 −3.74(m、1.H−4’ )、4.48 (br t、1.H−3’)。
5.02 (t、1.5’−OH,J=6Hz)、5.62 (d。
1.3’ OH,J=4Hz)、5.78 (s、2.NHz )。
6.02 (dd、L H−1’、J=3.0及び8Hz)、6゜68 (s、 1.NHz)、8.10 (s、1.H8) ;I3CNMR(Mez so  db 、300MHz)δ42.56((、−2’ )、57.10 (C−1 ’ )、59.65 (C−4’ )、63.67 (C−5’ )、74.3 8 ((、−3’ )。
112.80 (C−5)、136.65 (C−8)、151゜18 (C− 4)、155.91 (C−2)、159.91(C−6)。元素分析(C1゜ Hl、N602S)C,H,N。
尖施撚L ユニU−デオキシー4−チオ−−D−リボフラノZ火りm:に二ヱ」工仁二」ニ 一旦二二乙旦」臼:l−iニオjニア1−しZ(式ユ)。
蒸留Hz O(10mL)中の9−(2−デオキシ−4−チオーβ−D−リボフ ラノシル:l−2,6−ジアミツプリン(式−β−)(30mg、 0. 11 ミリモル)の溶液に、3.2Mの(NH4)2SO4(0,1mL)中のアデノ シンデアミナーゼの懸濁物を加え、そしてこの反応混合物を室温に保持した。1 2日口のTLCアリコートが完全な反応を示した。この溶液を乾燥する迄エバボ レートせしめ、この残渣をEtOHから結晶化せしめ、9−(2−デオキシ−4 −チオーβ−D−リボフラノシル)−2−アミノ−1,6−ジヒドロ−6−オキ ソプリン(28mg、93%)が得られた。mp 257−260°C;TLC 3: I CHCl:l 、MeOH,Rr O,55;MS z/e 284  (M+1)” 、UV λ+smx pH1254(11,15)、pH72 54(12,51)、p)+13 267 (11,09); ’HNMR(M ezSO−d、、。
300MHz)62.30−2.40 (m、1.H−2’ )。
2.52−2.62 (m、1.H−2’ )、3.30−3゜40 (m、1 .H−5’ )、3.46−”3.58 (m、1゜H−5’ )、3.60− 3.66 (m、1.H−4’ )、4゜46 (br t、1.H−3’ ) 、5.04 (br t、、l。
5′−OH)、5.50 (d、1.3’−OH,J=4Hz)。
5.94 (dd、1.H−1’、J=4及び8Hz) 、6. 50 (s、 2.NHz)、8.08 (s、1.H8);”CNMR(M ez S Od b 、300MHz)δ42.57 (C−2’ )、57.32 (C−1, ’ )、59.63 (C−4’)。
63.58 (C−5’ )、74.34 (C−3’ )、116゜09 ( C−5)、136.53 (C−8)、150.63(C−4)、153.41  (C−2)、156.54 (C−6)。元素分析(C,、H,3N、O,S )C,H,N、S。
叉施班■ 9−2−デオキシ−4−千オー35−ジー0−)ルオイルー −D−リボフラノ シル)−2−フルオロ−6−アミノプリン(成上0 ) 、 CHz CN ( 25mL)中(7)1−0−7セチルー2−デオキシ−4−チ、t−3.5−ジ ー0−p−トルオイル−α、β−D−リボフラノース(式3)(214mg、0 .5ミリモル)と2−フルオロアデニン(76,5mg、0.5ミリモル)の溶 液に、塩化錫(IV) (260mg、1゜0ミリモル)を0°Cにて加えた。
この混合物を1時間撹拌した後、コノ反応はTLC(CHCB MeOH95:  5)により示される通りほとんど終了していた。この反応混合物を少量(約5 mL)に濃縮し、炭酸水素ナトリウム(300mg)及び蒸留水(2mL)を加 えた。二酸化炭素の大量発生が終了したら、この混合物を減圧のもとてエバボレ ートせしめた。
この残渣をCHCl:I (25mL)に溶がし、そして水(2×10mL)で 洗浄し、乾燥しくMgSO3)、そして乾燥する迄エバボレートせしめた。この 残渣はTLCにおいて1つの主要成分及び1つの微量成分を含んでいた。これを CH,C13M e OH98: 2により、シリカゲル60gを含むフラッシ ュカラムに適用せしめ、9−(2−デオキシ−4−チオ−3,5−ジー0−トル オイル−β−D−リボフラノシル)−2−フルオロ−6−アミノプリン(200 mg、76%)が得られた。TLCCHCl3−MeOH95: 5 RtO, 45;MS z/e 522 (M+1)” ; ’HNMR(CDCIs 、 300MHz ) δ2. 45 (s、3. )ルオイルのCH:+)、2. 52 (s、3.)ルオイルのCH,)。
2.98−3.0 (m、2.H−2’ )、4.34−4.40 (m、1. H−4’ )、4.45−4.58 (m、2.H−5’ )、5.82 (b r s、1.H−3’ )、6.34(dd、1.H−1’、J=3及び5Hz ) 、6. 42 (brs、2.NHK )、7.16 (d、2.)ルオイ ルのH2S、38 (s、1.H8);”CNMR(CDC13。
300MHz)δ21.66.21.70 (トルオイルのCH3)。
42.28 (C−2’ )、54.38 (C−4’ )、61゜08 (C −1’ )、64.97 (C−5’ )、78.57(C3’ )、118. 30 (C5,Jc−s、zイー3.9Hz)、126.09,126,63, 129,23,129゜59.129.76 ()ルオイル環炭素)、140. 41(C−8)、144.13,144.43 ()ルオイル環炭素)、151 .2 (C4,Jc−4,2−F=19.1Hz> 、157、 0 (C−6 ,Jc−b、z−y=20Hz) 、159 (C−2゜JC−2+ z−r= 211.3Hz)、165.46,166.11(トルオイルのカルボニル炭素 )。
実11」1 9−2−デオキシ−4−千オーーDIボフラノシルー2−フルオロ−6−アミノ プリン(成上上)o 9− (2−デオキシ−4−チオ−3,5−ジー0−トル オイル−β−D−リボフラノシル)−2−フルオロ−6−アミノプリン(式1立 )(175mg、0.33ミリモル)と飽和エタノール性NH3(50mL)の 混合物をガラスライニングステンレススチール製加圧容器の中に50°Cにて4 8時間加熱せしめた。
この反応混合物を乾燥する迄エバボレートせしめてシロップを得、これをシリカ ゲル肉厚プレート(Analt、echGF、1000μM)で、4:lのCH CI 3 M e OH中で展開せしめて精製した。この生成物を熱いEtOH により溶出させ、そしてエバボレー卜せしめた。この残渣を沸12EtOHから 結晶化させ、純粋な9−(2−デオキシ−4−千オーβ〜D−リボフラノシル) −2−フルオロ−6−アミノプリンが得られた。(77,5mg、81%);m p 248250 ”C; T L C4: I CHCI 3 M e OH 、R,tO,48;MS z/e 286 (M+1)”、UV λ1111、 pH1265(11,7)、pH7262(13,5LpH13262(13, 5); ’HNMR(Me2So−db 、300MHz )δ2.40−2. 48 (m、L H−2’ )、2.56−2.68 (m、1.H−2’ ) 、3.38−3.46 (m、1.H−5’ )、3.48−3.58(m、1 .H−5’ )、3.62−3.70 (m、I、H−4’ )、4.42 ( br t、I、H−3’、J=4H2)。
5.06 (t、i、5’ −OH,J=6Hz)、5. 52 (d。
1.3’ −OH,J=4Hz)、6.08 (dd、1.H−1’、J=4及 び8Hz)、7.70 (br s、2.NHz)。
8、 46 (s、1.H8);”CNMR(Me25o−d6. 300MI (z)δ42. 35 (C−2’ )、58. 23(C−2’ )、59.  82 (C−4’ )、63. 54 (C−5’ )、74.37 (C− 3’ )、116.9 (C−5゜Jc−s、2−F=4. 2Hz) 、14 0. 6 (C8,Jc−s、2−F=2.0Hz)、150. 3 (C−4 ,JC−1z−r=20. 3H2)、157.36 (C6,Jc−b、z− y=21.2Hz)。
158、 33 (C2,JC−2,2−F=203. 5Hz)、元素分析( C,、H,□FN502S)C,H,N、S。
実lLu 9−2−デオキシ−4−千オー35−ジー〇−トルオオキシー4−チオ−3,5 −ジー0−p−)ルオイルーα。
β−D−リボフラノース(式3)(428mg、1.0ミリモル)と6−クロロ プリン(154,5mg、1.0ミリモル)の溶液に、塩化錫(IV) (0, 521mg、2ミリモル)を0°Cにて加えた。この混合物を2時間撹拌した後 、この反応はTLC(CHC13MeOH98: 2)により示される通り実質 的に終了していた。この反応混合物を少量(約5mL)に濃縮せしめ、炭酸水素 ナトリウム(500mg)及び蒸留水(2mL)を加えた。二酸化炭素の大量発 生が終了したら、この混合物を減圧のもとてエバポレートせしめた。この残渣を CHCI:+ (30IL)に溶かし、水で洗浄しく2X20mL)、乾燥させ (MgSO,)、そして乾燥する迄エバポレートせしめた。この残渣はTLCに おいて1つの主要成分及び1つの微量成分を含んでいた。これを99:1のCH Cl3−MeOHにより、75gのシリカゲルを含むフラッシュカラムに適用せ しめ、純粋な9−(2−デオキシ−4−チオ−3゜5−ジー0−トルオイル−β −D−リボフラノシル)−6−クロロプリン(365,5mg、70%)が得ら れた。TLC97:3 CHCl:l MeOH,Re 0.60;MSz/e  523 (M+1)” ; ’HNMR(CDCIz 。
300MHz)62.92−3.02 (m、1.H−2’ )。
3.04−3.12 (m、1.H−2’ )、4.36−4゜54 (m、1 .H−4’ )、4.50−4.58 (m、2゜H−5’ )、5. 85  (br t、1. H−3’ 、J=3゜0)1z)、6.48 (dd、L  H−1’ 、J=2及び5. 0Hz)、7.20 (d、2. トルオイルの H,、J=8Hz)、7゜26 (d、2. トルオイルのH,J=8Hz)、 7.56 (d。
2、トルオイルのH,J=8Hz)、7.98 (d、2.)ルオイルのH,J  =8tlz) 、8. 76 (s、L H−28−8)、8. 78 (s 、1. H−2or H−8) ;I3CNMR(CDCI3 、 300MH z )δ21.68,21.71 (トルオイルのCH,)、42.04 (( 、−2’ )、54゜58 ((、−4’ )、61.71 ((、−1’ ) 、64.87((、−3’ )、78.43 (C−5’ )、125.76゜ 126、 54. 129. 25. 129. 34. 129. 76゜1 29.44 (1−ルオイル環炭素)、132.43 (C−5)。
146.20,144.66 (1−ルオイル環炭素)、144゜83 (C8 ,’Jc−a、H−s=215H2,”Jc−s、H−+、−3、 6Hz)、 151. 04 (C6,”JCH−13,7Hz)。
151.36 (C4,3Jc−a、I(11=12.1Hz。
3Jc、、y−□−4,5Hz)、151. 84(C2,’Jc−z、o−z =209.6Hz)、165.43,166.09 (トルオイルのカルボニル 炭素)。
実110」− 一千オー3’、5’ −ジー0−)ルオイルーβ−D−リボフラノシル)−6− クロロプリン(成上又)(340mg、0゜65ミリモル)と飽和エタノール性 NH:I (50IL)をガラスライニングステンレススチール製加圧容器中で 50°Cにて3日間加熱せしめた。この反応混合物を乾燥する迄エバポレートせ しめてシロップを得、これを三層のシリカゲル肉厚プレート(Analtech 、CF、1000μM)上で、4:1のCHC1:+ M e OH中において 展開せしめて精製した。
この生成物を熱いEtOHにより溶出せしめ、そしてエバポレートせしめた。こ の残渣を沸騰EtOHから結晶化せしめて純粋な9−(2−デオキシ−4−チオ ーβ−D−リボフラノシル)−6−アミノプリン(148mg、85%)が得ら れた。mp 218−220”C;TLC4:I CHCl3−MeOH,R, 0,30;MS z/e 268 (M+1)’、UV λ、、、、、 pH1 260(14,7)、pH7261(15,2)、pH13261(15,3) ; ’HNMRCMez So d6 、 300MHz ) 62. 40− 2゜52 (m、1.H−2’ )、2. 60−2. 70 (m、1゜H− 2’ )、3. 36−3. 44 (m、1.H−5’ )、3゜50−3.  58 (m、1.H−5’ )、3. 64−3. 70(m、1.H−4’  )、4. 38−4. 46 (m、1.H−3’ )、5. 06 (t、 1. 5’ −OH,J=4.5Hz)。
5、 64 (d、1.3’ −OH,J−4,Hz)、6. 20 (dd、 1.H−1’、J=4及び7. 5Hz) 、7. 26 (S。
2、NH,)、8. 15 (s、1.H−2)、8.50 (s。
1、H−8);I3CNMR(Mez 5o−d6. 300門Hz)δ42. 42 (C−2’ )、58. 03 (C−1’ )、59゜85 ((、− 4’ )、63. 60 (C−5’ )、74. 47((、−3’ )、1 18. 59 (C−5)、140. 20 (C−8)、148. 96 ( C−4)、152. 14 (C−2)。
155.78 (C−6)。元素分析CC,,H,、N50ZS)C,H,N、 S。
ス淘超1 9− (2−デオキシ−4−ニチj二二り二」−リボフラノシル)−二1,6− シヒドロー6−オキソγ1,17 (成上土)。蒸留Hz O(10IL)中の 9−(2−デオキシ−4−千オーβ−D−リボフラノシル)−6−アミノプリン (弐13)(50+wg、0.18ミリモル)の溶液に、3.2Mの(NH,) 23○4(0,2IL)中のアデノシンデアミナーゼの懸濁物を加え、そしてこ の反応混合物を室温で保持した。18時間でのTLCアリコートが完全な反応を 示した。この溶液を乾燥する迄エバポレートせしめた。この残渣を熱いEtOH から結晶化せしめ、9−(2’−デオキシ−4′−チオーβ−D−リボフラノシ ル)−1,6−ジヒドロ−6−オキツプリン(40mg、80%)が得られた。
mp 198−200″C;TLC3: I CHCI:l MeOH,Rr  0.50 ;MSz/e 269 (M+1)” ;UV λrmax pH1 251(11,76)、pH7251(12,45)、pH13255(13, 68); ’HNMR(MezSOd6,300MHz)62.41〜2.50  (m、1.H−2’ )、2゜60−2.70 (m、1.H−2’ )、3 .46−3.44(m、1.H−5’ )、3.48−3.58 (m、1.H −5’ )、3.64−3.72 (m、]、、H−4’ )、4.44 (d d、l、H−3’、J=2及び7Hz) 、6. 18 (dd、1.H−1’ 、J=3及び8Hz)、8. 06 (s、1゜H−8)、8.66 (s、1 .H−2);”CNMR(Mezs〇−d6 、 300MHz)δ42.53  (C−2’ )、58.44 (C−1’ 、Jc、H=1.60.59Hz )、59.87 (C4,Jc、o−161,26Hz)、63.42 (C− 5)、74.40 ((、−3’)、123.78 (C−5)。
139、 58 (C8,JcIl、 、l1=215. 3Hz、JcIl、  Hl・=4.7)1z)、145.68 (C2,Jc、n =205.5H z)、167.81 (C−6)、156.50 (C−4)。
ス1■(Ll ■−2−デオキシ−4−チオ−35−ジー0−トルオイル−〇−リボフラノシル )ウラシル(式ユ」D6無水1゜2−ジクロロエタン(30mL)中の1−〇− アセチルー2−デオキシー4−チオ−3,5−ジー0−p−トルオイル−α。
β−D−リボフラノース(式3)(428mg、i、oミリモル)とウラシル( 2,4−ジオキソピリミジン)(112゜1mg、1.0ミリモル)の懸濁物に 、ヘキサメチルジシラザン(HMDS、161.5mg、1.0ミリモル)とト リメチルクooシラン(TMSCI、108.6mg、1.0ミリモル)を順次 加え、そしてこの混合物を室温で撹拌せしめた。
0.5時間後、得られる溶液を一78°Cに冷却し、そしてこれにトリメチルシ リルトリフルオロメタンスルホネート(266,7mg、1.2ミリモル)を加 え、同一の温度にて更に1時間撹拌せしめ、この時間経過した後、この反応は実 質的に終了していた。この反応混合物を室温に温め、そして少量(5mL)に濃 縮せしめ、塩化メチレンにより希釈せしめ(約5011IL)、次いで水(15 mL)、その後飽和炭酸水素ナトリウムそして最後に水で洗浄せしめた。この有 機層をM g S Oaで乾燥させ、そして乾燥する迄エバボレートせしめた。
固形物を得るため、この残渣をCHCl 3M e OH98: 2による50 gのシリカゲルによって精製し、これをEtOH−ジオキサンから結晶化させ、 純粋な1−(2−デオキシ−4〜チオ−3,5−ジー0−トルオイル−D−リボ フラノシル)ウラシル(192mg、40%)が得られた。mp 118−12 0°C; T L C98: 2 CHC1:l M e OH; RtO,3 5;MS z/e 481 (M+1)” ; ’HNMR(CDCIs 、3 00MHz ) δ2.40 (s、6. )ルオイルのCH3)、2,54  2.60 (m、1.H2’ )。
2.86−2,96 (m、1.H−2’ )、4.20−4゜26 (m、l 、H−4’ )、4.36−4.52 (m、2゜H−5’ )、5.68−5 .72 (m、2.H−3’ 、H−5)、6.44 (br d、1.H−6 ,J=6Hz)、7゜26 (d、2.)ルオイルのH,J=8Hz)、7.3 0 (d。
2、トルオイルのH,J=8Hz)、7.96 (d、2. トルオイルのH, J=8H2)、8.14 (d、2.)ルオイルのH,J=8Hz)、9.48  (s、1.H−3);13CNMRCMez 5o−db 、300MHz) 642.148 (C−2’ )、56.46 (C−4’ )、63.55  (C−1’ )。
64.96 (C−5’ )、78.21 (C−3’ )、101゜94 ( C−5)、126.03,126.55,129,23.129.27,129 .783,129.63 ()ルオイル環炭素)、141.74 (C−6)、 144.14,144.73 ()ルオイル環炭素)、150.71 (C−2 )。
163.05 (C−4)、165.36,166.07 ()ルオイルのカル ボニル炭素)。
実施炎土土 1−2−デオキシ−4−千オーD−リボフーノシル ウラシル(式16)、無水 MeOH(30mL)中の1−(2−デオキシ−4−チオ−3,5−ジー0−ト ルオイル−β−D−リボフラノシル)ウラシル(式15)(175mg、0.3 6ミリモル)の溶液を、MeOH(7,5mL)中のメトキシドナトリウム(3 9mg、0.72ミリモル)の調製直後の溶液と室温で撹拌せしめた。2.5時 間でのTLCアリコートが完全な反応を示した。この溶液をDowex 50W −X8 (H” )イオン交換樹脂により中和せしめ、この懸濁物を濾過し、そ してこの樹脂をMeOHにより洗浄した。この濾液を混合し、そして乾燥する迄 エバボレートし、そしてメチルp−)ルエートを50°C10,01)ルにて除 去した。無水EtOHからのこの残渣の結晶化は、純粋な1−(2−デオキシ− 4−チオーD−リボフラノシル)ウラシル(75mg。
85%)を提供せしめた。mp 190−192°C,TLC9: I CHC la−MeOH,Rt 0,30 ;MSz/e 245 (M+1)”、UV  A、、X pH1266(9,24)、pH7266(9,52)、pH13 265(8,72); ’HNMR(Mez So d6,300MHz)δ2 .O−2,28(m、L H−2’ )、2.44−2゜54 (m、1.H− 2’ )、3.30−3.38 (m、1゜H−5’ )、3.40−3.48  (m、1.H−5’ )、3゜50−3.58 (m、L H−4’ )、4 .32 (br dd、1.H−3’、J=2及びiz)、5.66 (d、1 ゜H−6,J=8H2)、6.14 (dd、1.H−1’、J=3及び7.  5H2) 、8. 26 (d、1. H−5,J=8Hz) ;”CNMR( Mez So d6. 300MHz)642.16(C−2)、60.01  (C−4’ )、60.95 (C−1’ )、63.57 (C−5’ )、 74.14 (C−3’ )。
101、 16 (C−5,JC,H=175.24Hz)、142゜92 ( C−6,Jc、H=181.88Hz)、150.69(C−2)、162.9 7 (C−4)。元素分析(C9HI2N、O□ S)C,H,N、S。
ス[ 2−ジクロロエタン(30mL)中の、1−0−アセチル−2−デオキシ−4− チオ−3,5−ジー0−p−)ルオイルーα、β−D−リボフラノース(成立) (428mg、1.0ミリモル)及びチミン(5−メチル−2,4−ジオキソピ リミジン)(126mg、1.0ミリモル)の懸濁物に、ヘキサメチルジシラザ ン(HMDS、161.5mg、1.0ミリモル)とトリメチルクooシラン( TMSCl、108.6mg、1゜0ミリモル)を順次加え、そして0.5時間 この混合物を室温で撹拌せしめた。得られる溶液を一78°Cに冷却し、そして これにトリメチルシリルトリフルオロメタンスルホネート(266,7mg、1 .2ミリモル)を加え、そして同し温度で更に1.5時間撹拌せしめ、この時間 の経過した後にこの反応は実質的に終了していた。この反応混合物を室温迄温め 、少量(5mL)に濃縮せしめ、塩化メチレン(約50mL)で希釈せしめ、次 いで水(15mL)、その後飽和炭酸水素ナトリウム、そして最後に水で洗浄し た。この有機層をM g S O4で乾燥させ、そして乾燥する迄エバボレート せしめた。固形物を得るため、この残渣をCHCI:I MeOH99: 1を 用い50gのシリカゲルによって精製し、これをEtOH−CHCIffから結 晶化せしめて純粋な1−(2−デオキシ−4−千オー3.5−ジーo−トルオイ ル−β−D−リボフラノシル)チミン(173mg、35%)を得た。mp 1 78−182°C;TLC98: 2 CHC]、3 MeOH。
Rf 0.55;MS z/e 495 (M+1)” ; ’HNMR(CD CI、300M)Iz )61.78 (s、3.C5、CH3)、2.42  (S、3. トルオイルのCH3)。
2.43 (s、3. トルオイルのCH3)、2.36 2゜44 (m、、 1.H−2’ )、3.98−4.04 (m、1゜H−4’ )、4.12  (d、2.H−5’ 、J=6H2)、5゜76 (br t、1.H−3’  )、6.66 (dd、1.H−1’、J=6及び9Hz)、7.26 (d、 4. トルオイルのH,J−8Hz)、 7.56 (s、1. H−6)、  7.94(d、2.l−ルオイルのH,J=8Hz)、7.96 (d、2゜ト ルオイルのH,J=8Hz)、8.58 (s、1.H−3);”CNMR(C DCl2.300Mt(z)612.41 (C−5、CHz)、21.69, 21.72(トルオイル(7)CH:+)。
39.98 (C−2’ )、53.13 (C−4’、J、、、=148、1 Hz)、 61.27 ((、−1’、 JC,H−163゜3Hz)、65. 14 (C−5’ )、77.13 (C−3’ )。
112.28 ((,5)、126.41,126.58 (トルオイル環炭素 )、129.25,129.35,129゜76.129.87 (トルオイル 環炭素)、135.46(C6,Jc、o=176、 46Hz)、144.  38. 144.47(1−ルオイル環炭素)、150.45 (C−2)。
162.90 (C−4)、165.61,166.1.7 (トルオイルのカ ルボニル炭素)。
実施開上旦 1−(2’−デオキシ−4′−チオ−β−ローリボフラノシル)チミン(式ユ」 D0無水MeOH(30mL)中の1−(2−デオキシ−4−チオ−3,5−ジ ー0−トルオイル−β−D−リボフラノシル)チミン(成上工)(150mg、 0゜30ミリモル)の溶液を、MeOH(7,5n+L)中のメトキシドナトリ ウム(32,5mg、0.60ミリモル)の調製直後の溶液と室温で撹拌せしめ た。3時間でのTLCアリコートが完全な反応を示した。この溶液をDowex  50W−X8 (H” )イオン交換樹脂により中和せしめ、この懸濁物を濾 過し、そしてこの樹脂をMeOHで洗浄した。この濾液を混合し、そして乾燥す る迄エバポレートせしめ、そしてメチルp−トルエートを50″c10.01ト ルで除去せしめた。
無水EtOHからのこの残渣の結晶化は純粋な1−(2’−デオキシ−4′−チ オ−β−ローリボフラノシル)チミン(61mg、78%)を提供した。mp  213 215°C;TLC9: I CHC1:+ MeOH,Rr 0.4 0 ;MS z/e 258 (M+1)” ;UV λ、sax p)!12 72 (10,3)、pt(7272(10゜2)、pH13271(10,3 ); ’HNMR(Mez 5o−δ6,300MHz)61.80 (C−5 ,CH3)、2.10〜2、 24 (m、2.H−2’ )、3. 24−3 . 32 (m。
1、H−4’ )、3. 50−3. 66 (m、2H,H−5’)。
4、 38 (br s、1.H−3’ )、5. 16 (br t。
1、 5’−0H)、5. 24 (d、1.3’−OH,J=4Hz)、6. 30 (dd、1.H−1’ 、J=6.5及び3 Hz) 。
7、 32 (s、1.H−6)、11. 32 (br s、]、。
H−3);”CNMR(Me25o−ds 、300M)Iz )δ12. 1 6 (C−5,CH3)、40. 97 (C−2’。
Jc、+=132. 33Hz)、59. 01 (C4’ 、Jc、1l=1 43. 4Hz)、59. 93 (C−1’ 、J、、、−167゜74)、 63. 51 ((、−5’)、73. 40 (C−3’ )。
109.82 (C−5)、136. 70 (C−6,Jc、H−179Hz )、150.59 (C−4)、163.37 (C−2)。元素分析(C+。
H,3N206S)C,H,N、S。
実ff17 細胞培養において増殖している哺乳類細胞において複製するウィルスに対する抗 ウィルス活性に関して、2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシドを試験し た。単純ヘルペスウィルス、1型及び2型に対するこれらの試験結果を表1に要 約する。ウィルス評点(VR)はウィルス誘発細胞変性効果(CP E)の阻害 の程度及び該試験化合物により生ずる細胞障害の程度に関する抗ウィルス活性の 標準重み付き測定(standard weiqhted measureme nt)であり、Ehrlichら、Ann、、N、Y、Acad、Sci、13 0.5−16 (1965)の方法の改良によって測定した。
このCPE−阻害アッセイは、96穴Mi織培養プレート中の三重測定24時間 VerO細胞単層において、H3Vに対する3 20 u g/mLから始まる 7種の0 、 5 log、。濃度の各化合物を試験するためにデザインされて いる。複製細胞培養物それぞれに、0.1m1.の試験化合物溶液(又は懸濁物 )及び0.ImLのH3V懸濁物(0,ImL当り32 CCID5゜ユニット を得るように培地に希釈)を分配せしめた。細胞コントロール、未処理ウィルス 感染化コントロール及び薬剤細胞障害性コントロールを各アッセイに含ませた。
このプレートを2%のCO2を含む多湿雰囲気下において37°Cにて、100 %のCPEが未処理ウィルスコントロール培養物において観察される迄インキュ ベートせしめた。薬剤細胞障害性及びCPEに関するこの細胞単層を顕微鏡によ り調べ、これをO−4のスケール(0−100%のCPE)に基づく等級に分け た。
VRは、記録した各試験ウェルのCPE等級と培養プレートにおける関連するウ ィルスコントロールとの数値の差の和に0.1倍して計算した。部分的細胞障害 性である薬剤濃度を含む試験ウェルの点とそれに関連するウィルスコントロール との数値の差を2で割った。
この方法により行った試験において、VRの大きな値は大いなる抗ウィルス活性 を示唆する。1.0のVR又はそれより高いVRを有す化合物は、生体外試験に おける確実的な高い度合いの再現性を有す、有効な抗ウィルス活性を有すものと 考えられる。0.5〜0.9のVRを有す化合物は可能な又は最低限の活性を有 すものと考えられる。0.5未満のVRを有す化合物は不活性であると考えられ る。MIC5゜(最小阻害濃度、50%)は、ウィルス誘発細胞変性効果の50 %阻害のために必要な試験化合物の濃度であり、これは片対数曲線フィッティン グに関する回帰分析プログラムを用いることにより計算される。MTC(最小毒 性濃度)はあらゆる細胞障害を引き起こす最小の薬剤濃度(μg/mL)である 。
TIは治療インデックスであり、この最小細胞障害薬剤濃度(MTC)を最小阻 害濃度、50%(MIC3゜)で割ることにより計算される。この結果を2つの 市販抗ウィルス剤、アシロヴイル(acylovir)及び9−β−D−アラビ ノフラノシルアデニン(Ara−A)と比較した。表1に要約する試験は、単純 ヘルペス1型に対する決定的な抗ウィルス活性が本発明の2種類の化合物、1− (2−デオキシ−4−チオーβ−D−リボフラノシル)チミン及び1−(2−デ オキシ−4−チオーα−D−リボフラノシル)チミンにより示されることを示し ている。
表−」− 化 合 物 り」」k入 ユ 肚らL 」江以−ユL1−(2−デオキシ−4− 千オーa HSV−11,4110,1>257.2 2.3−D−’にff7 う/シル) −ff7 HSV−20,3−>257.3 −1−(2−チオ* ’、t−4−チオ−fl HSV−11,30,82,63,2−D−IJf7 −y/シル) −チミ7 HSV−20,1−2,6−7’/’)T:Iつy  −HSV−16,70,5>225.2 >441HSV−24,83,6>2 25.2 63.2Ara−A HSV−11,815,284,85,6+l 5V−21,139,384,82,22′−デオキシ−4′−チオリポヌクレ オシドを、白血球L1210(rL、□1゜」)細胞及びヒト内皮腫瘍No、2 (rH,Ep、−2J )細胞に対する抗腫瘍活性について試験した。
表2は細胞障害試験の結果を載せた。L1210細胞に関してのIC3゜は、未 処理コントロールと比較して50%の細胞増殖の減少のために必要な濃度である 。この細胞を懸濁培養において増殖せしめ、そして存在する細胞の数を24及び 48時間にて測定した。表2において示す値は48時間の値である。
HlEp、−2細胞に関するIC3゜は、コントロールと比べてコロニー形成を 50%引き下げるのに必要な濃度である。
10mLの培地中の100個の細胞を薬用ボトルに移し、そして10日間のイン キュベーシヨンの後、この培地をデカントし、そしてこのコロニーを染色して数 えた。
細胞障害試験において、IC3゜値が低いほど抗腫瘍活性は高い。40μg/m L以下のICs。値は対象の化合物を示唆し、そして1以下のIC9゜値は非常 に有効である化合物を示唆する。下記の表2に示す通り、試験した全ての化合物 はH,EP、−2もしくはL1210細胞のいづれか、又はその両者に関して4 0μg/mL以下のIC3゜値を示した。1つの化合物、1−(2−デオキシ− 4−チオーβ−D−リボフラノシル)チミンは1μg/mLよりずっと低いIC 6゜を示した。
、表−」− 一定の好都合な態様を特定しなか本発明を詳細してきたが、本発明の範囲に逸脱 することない改良及び変更を行なうことができるであろう。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成4年3月16日

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.次式で表わされる化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中;〜BはBがアルファー又はベーターのいづれかでありうることを示し、 Bはピリミジン、5−アザピリミジン、6−アザピリミジン、3−デアザピリミ ジン、プリン、3−デアザプリン、7−デアザプリン、8−アザプリン及び2− アザプリン塩基より成る群から選ばれ、そしてR1及びR2は同一もしくは異な ることができ、そして水素又はアシル保護基でありうる)。
  2. 2.次式で表わせる化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中;〜BはBがアルファー又はベーターのいづれかでありうることを示し、 そしてBは以下の窒素含有複素環式塩基より成る群から選ばれ; ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数 式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、 化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学 式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、 表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,〔ここでX1,X2, X3,X4,X5,X6,X7,X8はH,NH2又はハロゲンである〕 ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数 式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、 化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学 式、表等があります▼及び▲数式、化学式、表等があります▼〔ここで、X9, X10,X11,X12,X13,X14はH,CH3又はハロゲンである〕そ してR1及びR2は同一もしくは異なることができ、そして水素又はアシル保護 基でありうる)。
  3. 3.次式で表わせる2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシド: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中;〜BはBがアルファー又はベーターのいづれかでありうることを示し、 Bはピリミジン及びプリン塩基より成る群から選ばれ、そしてR1及びR2は同 一もしくは異なるものであることができ、そして水素又はアシル保護基でありう る)。
  4. 4.次式により表わされる2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシド: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中;〜BはBがアルファー又はベーターのいづれかでありうることを示し、 そしてBは以下のプリン及びピリミジン塩基より成る群から選ばれ; ▲数式、化学式、表等があります▼及び▲数式、化学式、表等があります▼,〔 ここでX15,X16はH,NH2又はハロゲンである〕並びに ▲数式、化学式、表等があります▼及び▲数式、化学式、表等があります▼〔こ こでX17,X10はH,CH3又はハロゲンである〕そしてR1及びR2は同 一もしくは異なるものであることができ、そして水素又はアシル保護基でありう る)。
  5. 5.請求項1に記載の化合物であって、前記のR1及びR2のそれぞれが水素で ある化合物。
  6. 6.請求項2に記載の化合物であって、前記のR1及びR2のそれぞれが水素で ある化合物。
  7. 7.前記のR1及びR2が水素である、請求項3に記載の2′−デオキシ−4′ −チオリボヌクレオシド。
  8. 8.前記のR1及びR2が水素である、請求項4に記載の2′−デオキシ−4′ −チオリボヌクレオシド。
  9. 9.9−(2−デオキシ−4−チオ−β−D−リボフラノシル)−2−クロロ− 6−アミノプリンである、請求項8に記載の2′−デオキシ−4′−チオリボヌ クレオシド。
  10. 10.9−(2−デオキシ−4−チオ−β−D−リボフラノシル)−2,6−ジ アミノプリンである、請求項8に記載の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレ オシド。
  11. 11.9−(2−デオキシ−4−チオ−β−D−リボフラノシル)−2−アミノ −1,6−ジヒドロ−6−オキソプリンである、請求項8に記載の2′−デオキ シ−4′−チオリボヌクレオシド。
  12. 12.9−(2−デオキシ−4−チオ−β−D−リボフラノシル)−2−フルオ ロ−6−アミノプリンである、請求項8に記載の2′−デオキシ−4′−チオリ ボヌクレオシド。
  13. 13.9−(2−デオキシ−4−チオ−β−D−リボフラノシル)−6−アミノ プリンである、請求項8に記載の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシド 。
  14. 14.9−(2−デオキシ−4−チオ−β−D−リボフラノシル)−1,6−ジ ヒドロ−6−オキソプリンである、請求項8に記載の2′−デオキシ−4′−チ オリボヌクレオシド。
  15. 15.1−(2−デオキシ−4−チオ−β−D−リボフラノシル)ウラシルであ る、請求項8に記載の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシド。
  16. 16.1−(2−デオキシ−4−チオ−β−D−リボフラノシル)チミンである 、請求項8に記載の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシド。
  17. 17.1−(2−デオキシ−4−チオ−α−D−リボフラノシル)チミンである 、請求項3に記載の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシド。
  18. 18.9−(2−デオキシ−4−チオ−3,5−ジ−O−トルオイル−β−D− リボフラノシル)−2,6−ジクロロプリンである、請求項9に記載の9−(2 −デオキシ−4−チオ−β−D−リボフラノシル)−2−クロロ−6−アミノプ リンの製造のために有用なる中間体。
  19. 19.9−(2−デオキシ−4−チオ−3,5−ジ−O−トルオイル−β−D− リボフラノシル)−2,6−ジアミノプリンである、請求項10に記載の9−( 2−デオキシ−4−チオ−β−D−リボフラノシル)−2,6−ジアミノプリン の製造のために有用なる中間体。
  20. 20.9−(2−デオキシ−4−チオ−3,5−ジ−O−トルオイル−β−D− リボフラノシル)−2−フルオロ−6−アミノプリンである、請求項12に記載 の9−(2′−デオキシ−4−チオ−β−D−リボフラノシル)−2−フルオロ −6−アミノプリンの製造のために有用なる中間体。
  21. 21.9−(2−デオキシ−4−チオ−3,5−ジ−O−トルオイル−β−D− リボフラノシル)−6−クロロプリンである、請求項13に記載の9−(2−デ オキシ−4−チオ−β−D−リボフラノシル)−6−アミノプリンの製造のため に有用なる中間体。
  22. 22.1−(2−デオキシ−4−チオ−3,5−ジ−O−トルオイル−β−D− リボフラノシル)ウラシルである、請求項15に記載の1−(2−デオキシ−4 −チオ−β−D−リボフラノシル)ウラシルの製造のために有用なる中間体。
  23. 23.1−(2−デオキシ−4−チオ−3,5−ジ−O−トルオイル−β−D− リボフラノシル)チミンである、請求項16に記載の1−(2−デオキシ−4− チオ−β−D−リボフラノシル)チミンの製造のために有用なる中間体。
  24. 24.ウィルス感染症を有する宿主動物の治療のための方法であって、該宿主動 物に治療的に有効な量の次式で表わされる化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中;〜BはBがアルファー又はベーターのいづれかでありうることを示し、 Bはピリミジン、5−アザピリミジン、6−アザピリミジン、3−デアザピリミ ジン、プリン、3−デアザプリン、7−デアザプリン、8−アザプリン及び2− アザプリン塩基より成る群から選ばれ、そしてR1及びR2は同一もしくは異な ることができ、そして水素又はアシル保護基でありうる)を投与せしめることを 含んで成る方法。
  25. 25.ウィルス感染症を有す宿主動物の治療のための方法であって、該宿主動物 に治療的に有効な量の次式で表わされる2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレ オシド▲数式、化学式、表等があります▼ (式中;〜BはBがアルファー又はベーターのいづれかでありうることを示し、 Bはピリミジン及びプリン塩基より成る群から選ばれ、そしてR1及びR2は同 一もしくは異なるものであることができ、そして水素又はアシル保護基でありう る)を投与せしめることを含んで成る方法。
  26. 26.前記のR1及びR2が水素である、請求項24に記載の方法。
  27. 27.前記のR1及びR2が水素である、請求項25に記載の方法。
  28. 28.前記の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシドが1−(2−デオキ シ−4−チオ−β−D−リボフラノシル)チミンである請求項27に記載の方法 。
  29. 29.前記の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシドが1−(2−デオキ シ−4−チオ−α−D−リボフラノシル)チミンである請求項27に記載の方法 。
  30. 30.前記のウィルス感染症が単純ヘルペスウィルス感染症である、請求項27 に記載の方法。
  31. 31.前記の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシドが1−(2−デオキ シ−4−チオ−β−D−リボフラノシル)チミンである、請求項30に記載の方 法。
  32. 32.前記の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシドが1−(2−デオキ シ−4−チオ−α−D−リボフラノシル)チミンである、請求項30に記載の方 法。
  33. 33.癌に苦しむ動物の治療のための方法であって、該動物に抗腫瘍的に有効な 量の次式で表わされる化合物▲数式、化学式、表等があります▼ (式中;〜BはBがアルファー又はベーターのいづれかでありうることを示し、 Bはピリミジン、5−アザピリミジン、6−アザピリミジン、3−デアザピリミ ジン、プリン、3−デアザプリン、7−デアザプリン、8−アザプリン及び2− アザプリン塩基より成る群から選ばれ、そしてR1及びR2は同一もしくは異な ることができ、そして水素又はアシル保護基でありうる)を投与せしめることを 含んで成る方法。
  34. 34.癌に苦しむ動物の治療のための方法であって、該動物に抗腫瘍的に有効な 量の次式で表わされる2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシド ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中;〜BはBがアルファー又はベーターのいづれかでありうることを示し、 Bはピリミジン及びプリン塩基より成る群から選ばれ、そしてR1及びR2は同 一もしくは異なるものであることができ、そして水素又はアシル保護基でありう る)を投与せしめることを含んで成る方法。
  35. 35.前記のR1及びR2が水素である、請求項33に記載の方法。
  36. 36.前記のR1及びR2が水素である、請求項34に記載の方法。
  37. 37.前記の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシドが1−(2−デオキ シ−4−チオ−β−D−リボフラノシル)チミンである、請求項36に記載の方 法。
  38. 38.前記の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシドが1−(2−デオキ シ−4−チオ−α−D−リボフラノシル)チミンである、請求項36に記載の方 法。
  39. 39.前記の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシドが9−(2−デオキ シ−4−チオ−β−D−リボフラノシル)−6−アミノプリンである、請求項3 6に記載の方法。
  40. 40.前記の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシドが9−(2−デオキ シ−4−チオ−β−D−リボフラノシル)−2−クロロ−6−アミノプリンであ る、請求項36に記載の方法。
  41. 41.前記の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシドが9−(2−デオキ シ−4−チオ−β−D−リボフラノシル)−2−フルオロ−6−アミノプリンで ある、請求項36に記載の方法。
  42. 42.前記の癌がL1210白血病である、請求項36に記載の方法。
  43. 43.前記の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシドが1−(2−デオキ シ−4−チオ−β−D−リボフラノシル)チミンである請求項42に記載の方法 。
  44. 44.前記の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシドが1−(2−デオキ シ−4−チオ−α−D−リボフラノシル)チミンである請求項42に記載の方法 。
  45. 45.前記の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシドが9−(2−デオキ シ−4−チオ−β−D−リボフラノシル)−2−フルオロ−6−アミノプリンで ある、請求項42に記載の方法。
  46. 46.前記の癌がヒト内皮腫瘍No.2である、請求項36に記載の方法。
  47. 47.前記の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシドが1−(2−デオキ シ−4−チオ−β−D−リボフラノシル)チミンである、請求項46に記載の方 法。
  48. 48.前記の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシドが1−(2−デオキ シ−4−チオ−α−D−リボフラノシル)チミンである、請求項46に記載の方 法。
  49. 49.前記の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシドが9−(2−デオキ シ−4−チオ−β−D−リボヌクレオシド)−6−アミノプリンである、請求項 46に記載の方法。
  50. 50.前記の2′−デオキシ−4′−チオリボヌクレオシドが9−(2−デオキ シ−4−チオ−β−D−リボフラノシル)−2−クロロ−6−アミノプリンであ る、請求項46に記載の方法。
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