JPH05500423A - 傾斜測定装置 - Google Patents

傾斜測定装置

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JPH05500423A
JPH05500423A JP3503069A JP50306991A JPH05500423A JP H05500423 A JPH05500423 A JP H05500423A JP 3503069 A JP3503069 A JP 3503069A JP 50306991 A JP50306991 A JP 50306991A JP H05500423 A JPH05500423 A JP H05500423A
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シェーフラー,ラインハルト
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ベルクヴェルクスフェルバント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 傾斜測定装置 本発明は、傾斜に敏感な建造物、設備、若しくは機械の傾斜を規定するための傾 斜測定装置であって、ベースを有しており、少なくとも1つの傾斜計測器を保持 する支持プレートが3つの支持脚を用いて互いにそれぞれ180°回動させられ た測定位置で測定軸X+及びX−若しくはY十及びY−の方向にベース上に支持 可能であり、ベースに案内装置を配属してあり、案内装置が支持プレートの支持 脚をベースの支持面上への載着に際して規定された再現可能な位置へ案内するよ うになりている形式のものに関する。
前記形式の公知の装置は、興なる構造の傾斜測定器、例えば振り子式傾斜測定器 、サーボ加速度計若しくは電解水準器を備えている。このようなすべての傾斜測 定器は温度に関連したゼロ点ドリフト及び目盛りファクタ変化のほかに老化に関 連した変化を有しており、このような変化は自然に偶然的なものであって、モデ ル化され得ない。このような誤差を補うために、高い精度要求に対して180° ずらした2つの位置でのいわゆる反転測定が行われ、傾斜が個別の測定値の差形 成に基づき検出される。このような反転測定は、冒頭に述べた形式の装置(We stfaelischen Berg−geverkschaftskasse のパンフレットに記載のElektro−nische 5etzlibell e ESL2a wit 2−achsiger Ein−passung参照 )においてベース上へ支持プレートを手動で慎重に載着しかつ置換することによ って行われる。このような反転測定によっては、傾斜測定器のゼロ点変化のみが 排除され、目盛りファクタの変化は排除されない。目盛りファクタ変化の誤差の 影響及び測定箇所から測定箇所の異なる重力gを小さく保つために、もっばら小 さな傾斜が測定される。その結果、ベースが組み立てに際して極めて十分に水平 にされねばならず、もっばら小さな傾斜が十分に正確に検出される別の欠点とし て、測定の手動操作は傾斜変化の連続的な検出を著しく困難にしかつ作業量を必 要とする。
検出された測定結果は測定具の入念さに著しく左右される。ベースは傾斜測定の ために露出されるので、測定が汚れめ堆積によフても損なわれる。
従って本発明の課題は、冒頭に述べた形式の装置を改善して、一様に高い測定精 度、及び大きな測定範囲で、かつゼロ点、目盛りファクタ、及び重力gの自動的 な補正を伴って自動的な測定値検出を可能にすることである。
前記課題を解決するために本発明の構成では、冒頭に述べた形式の装置から出発 して、支持プレートが回転テーブルとして構成されており、回転テーブルが回転 輪を中心として回転可能並びに回転軸に対して傾倒可能でかつ回転軸の方向に昇 降可能にベースに支承されており、回転テーブルにモータ状の回転装置及び昇降 装置が配属されており、ベースが互いに180°回動させられた別の2つの測定 位置で補正測定軸に十及びに−の方向に回転テーブルを支持するための別の支持 面を有しており、補正測定軸が測定軸X十及びX−若しくはY十及びY−と特に 45°の角度を成しており、補正測定軸に十及びに−の列に位置する支持面が共 通の1つの平面に位置する別のすべての支持面に対して所定の寸法だけ上げられ 若しくは下げられていて、かつ該共通の平面に対して平行に延びており、回転装 置、昇降装置及び傾斜測定器が興なる測定位置への回転テーブルの運動を制御す るため及び傾斜測定器によって測定された測定値を記録並びに評価するためにマ イクロプロセッサに接続されている。
本発明に基づく装置においては利点として、まず装置がそれも測定値検出に際し ても、規則的な間隔で必要な補正に際しても完全に自動的に作動する。このため に測定輪X十及びX−若しくはY十及びY−あるいは補正測定輪に十及びに−内 において必要な反転測定がマイクロプロセッサによって自動的に正しい順序で制 御されかつ評価される。この場合、モータ状の回転装置及び昇降装置を用いて運 動可能なテーブルがベース及び案内装置の正確に規定された支持面と関連して、 正確に再現可能な規定された測定位置を自動的に占める。ゼロ点及び目盛りファ クタの補正は、検出された測定値に基づきマイクロプロセッサの演算によりて行 われる。補正測定軸に十及びに−に配属された測定位置で、回転テーブルは支持 面の異なる高さに基づき、正確に規定された再現可能な傾倒運動を行い、この傾 倒運動が目盛りファクタの補正のための基準値として利用される。目盛りファク タの補正に際して重力gの測定箇所に関連した変化も考慮される。
本発明の有利な構成においては、傾斜測定器が互いに直交する2つの測定軸を有 している。これによって必要な測定の回数及びベースの支持面の数を少なく維持 することが可能である。
さらに、傾斜測定器に加えて回転テーブル上に北極規定のためのレートジャイロ 測定装置が配置されていてよい。回転テーブル上へのレートジャイロ測定装置の 配置によって、このような装置にとっても簡単にゼロ点補正及び目盛りファクタ の新たな規定が、規定された回転角度での簡単な反転測定によって行われる。
このような付加装置を用いて、装置がカーテシアン系の3つの空間軸を自動的に 高い精度で規定できる。
合目的には回転テーブルが円形プレートの形を有していて、外周に歯を備えてお り、歯が回転モータの小歯車に係合しており、回転モータが回転テーブルの平面 に対して平行に旋回可能なブラケットアームに支承されており、ブラケットアー ムが回転テーブルと一緒に昇降可能にベースに対して案内されており、これによ って回転モータの位置が回転テーブルの回転軸に関連して持ち上げられた位置で ロックされかつ下げられた位置で遊びを有しているようになっている。このよう な構成により、モータ及び回転テーブルを回転テーブルの持ち上げられた場合に 十分に正確な位置関係で保持することができ、回転モータの小歯車が申し分な( 回転テーブルの歯に係合する。回転テーブルの下げられた位置では回転テーブル は位置関係が解除され、その結果回転テーブルが案内装置及び支持面によってあ らかじめ与えられた位置へ運動でき、回転モータの小歯車に妨げられない。
案内装置が合目的には、回転テーブルの下側で下方に向かって突出する固定ビン を有しており、固定ビンがベースに設けられて個別の測定軸に配属された溝内に 係合して、回転テーブルをそれぞれの測定軸に配属された回転位置内で正確に固 定するようになっている。固定ビンは合目的には円錐状の先端を有していて、従 って回転テーブルをあらかじめ回転モータを用いてほぼ正確な回転位置にもとら すことによってひとりでに溝内に進入する。
回転テーブルの回転運動を制御するために、回転テーブルの下面に周囲に分配し て、回転位置を光学的に走査するための測定マークが配置されている。光学的な 測定装置によって、回転テーブルの回転モータが制御され、回転テーブルがその つと下降運動の前にほぼ正確な回転位置を占める。
ベースに配属された光学的な測定装置が合目的には、2つの反射式ライトバリヤ 及び反射式ライトバリヤ上に配置されかつ2つの光スリットを備えた1つのブラ インドリングを有している。
回転テーブルの支持脚が球状に構成された下側の端面を有しているのに対して、 ベースの支持面がピンのラップ仕上げされた端面によって構成されている。球状 の支持脚及びピンのラップ仕上げされた端面は、−面では製作の際の高い精度を 可能にする。他面では球状の支持脚はラップ仕上げされた支持面にわずかにしか 圧着せず、かつすべての端面に対して、算出可能な一様な弾性変形を生ぜしめる 。昇降装置が有利には、昇降モータを用いて旋回可能なレバーを有しており、レ バーがベースに支承されていてかつ下側から、回転テーブルに結合された軸体に 作用しており、軸体が回転テーブルの回転軸の方向に移動可能にベース内に支承 されている。このような昇降装置は十分に正確にガイドされた昇降運動を可能に する。
軸体が中空に構成されていて、かつ昇降テーブルの上側に延びる導線のための配 線通路として使用されている。これにより、機能にとって重要な導線の十分に保 護された取り付けが行われる。
ベースに配属された制限スイッチによって昇降装置の昇降運動が上方及び下方で 簡単に制限される。
傾斜測定器によって生ぜしめられた信号をデジタル的に評価するために、傾斜測 定器に、アナログ・デジタル変換のための電圧・周波数コンバータ及び16ビツ ト・カウンターが配置されている。この場合、マイクロプロセッサ、電圧・周波 数コンバータ及び16ビツト・カウンターが装置の保護ケーシング内に配置され ている。これによって長い信号導線が避けられる。
マイクロプロセッサが、検出された測定値の送信及び制御信号の受信のために合 目的には直列のR3−232・インターフェースを有している。
傾斜測定器が有利には加速度計として構成されている。このような加速度計は大 きな範囲にわたって正確な測定値を生ぜしめ、かつ振動及び衝撃の影響を受けに くい。
本発明に基づ〈実施例を以下に図面に基づき詳細に説明する。
図面 第1図は、本発明に基づく装置の、回転テーブルの回転軸に沿つた垂直断面図、 第2図は、第1図に対する平面図、 第3図は、第1図の線C−Dに沿った断面図、すなわちベースの平面図、 第4図は、ベースの垂直断面図及び回転テーブルの側面図で、この場合回転モー タが135゜ずらして示してあり、 第5図は、第3図の線E−Fに沿った断面図、第6図は、第4図の線G−Hに沿 った断面図、第7図は、ベースの概略的平面図、 第8図は、装置のブロック回路図である。
図面にはベースが全体を符号1で示してる。ベースはベースプレート1aを有し ており、ベースプレートは場合によっては測定しようとする建造物に結合される 。ベースプレート1aの上面に支柱管1bを取り付けてあり、支柱管は上側に円 形のフランジプレートICを備えている。
支柱管1b内には中空に構成された軸体2が長手方向に移動可能に支承されてい る。軸体2の長手方向の移動運動を容易に可能にするために、軸体は原案内3を 介して支柱管1bの内壁に支えられている。軸体2は上端部の下側で支持プレー ト4に堅く結合されており、支持プレートの上面には支持球5が容易に回転可能 に支承されている。
軸体2は上端部に回転支承部6を備えており、回転支承部が回転テーブル7を回 転可能に支承するために役立っており、回転テーブルは円形プレートとして構成 されている。回転支承部6は垂直な回転軸を中心とした回転テーブル7の自由な 回転を可能にするだけではなく、垂直な回転軸に対してあらゆる方向での回転テ ーブル7の傾倒運動をも可能にする。
軸体2の下端部に昇降装置8を配属してあり、この昇降装置8は2腕のレバー8 aを有しており、このレバーは水平な旋回軸8bを中心として旋回可能にベース 1に支承されていて、一方のレバーアームで以て昇降モータ8Cの調節部材に係 合しており、この昇降モータは同じくベース1に取り付けられている。レバー8 aの他方のレバーアームは調節可能な支持ポルト8dを介して軸体2の下端部に 作用しており、軸体2及び軸体に支承された回転テーブル7が図面に描かれた下 側の位置から垂直に上側の位置へ持ち上げられるようになっている。上側の位置 では支持プレート4の支持球5が回転テーブル7を下側から支えている。下側の 位置では回転テーブルは支持脚を介してベース1に支えられている。昇降装置8 の昇降運動は上方及び下方で、ベース1に配置された制限スイッチ9によって制 限される。
回転テーブル7はさらに外周に歯10を備えており、この歯は回転モータ12の 駆動小歯車に係合している。回転モータ12はブラケットアーム13に取り付け られており、ブラケットアームが垂直な旋回軸14を中心として旋回可能にかつ 垂直方向で昇降可能にベース1に支承されている。回転モータ12の駆動小歯車 11は上方に向いた端面に支持プレート15を備えており、この支持プレートが 上側から回転テーブル7に支えられており、これによって回転モータ12及びこ の回転モータを保持するブラケットアーム13が回転テーブルの昇降運動と一緒 に運動する。ブラケットアーム13は固定孔16を有しており、ベース1に結合 された固定ピン7がブラケットアームの固定孔に上側から係合するようになって いる。固定ピン7は下端部を円錐形に構成されており、ブラケットアーム13が 上昇に際して固定ピン17に対して整合される。このようにしてブラケットアー ム13及び回転モータ12が回転テーブル7の上昇に際して回転テーブル7の回 転軸線に関連して固定され、これによって駆動小歯車11が回転テーブルの歯1 0と申し分なくかみ合う。下側の位置では固定ピン17はブラケットアーム13 を解放しており、従って回転テーブル7が妨げられることなしに回転モータ12 によってベース1に対して整合される。
回転テーブル7は下面に直径方向で相対する2つの固定ピン18を備えており、 固定ピンはベース1のフランジプレート1cの上面に形成された半径方向に延び る溝19に係合してる。実施例では6つの溝19、すなわち3組の溝19が設け られており、各組は測定軸X±、Y±、に士に配属されている。固定ピン18は 下端部を円錐形に構成されており、これによって回転テーブル7が下降に際して 、あらかじめ規定された回転位置に導かれる。
回転テーブル7はさらに下側に支持脚20を備えており、この支持脚はベース1 上に配属された平らな支持面21に載せられる。支持脚20は下面を球状に構成 されており、これによって支持脚20と支持面21との間に正確に規定された再 現可能な点接触が得られる。平らな支持面21はピン22のラップ仕上げされた 端面によって形成されており、ピンはベース1内に埋め込まれている。ラップ仕 上げされた端面21と球状の支持脚20との関連によって0.0001mmより も小さい載着再現性が得られる。これは80mmのベース長さにとって0.25 秒の角度よりも小さい傾斜再現性に相当する。実施例では全体で22の支持面2 1が設けられている(第7図参照)。18の支持面21は6つの測定軸に配属さ れていて、それも1、測定軸X+に支持面X1+、X2+、X3+が、2、測定 軸X−に支持面Xi−,X2−.X3−が、3、測定軸Y+に支持面Y1+、Y 2+、Y3+が、4、測定軸Y−に支持面Yl−,Y2−.Y3−が、5、測定 軸に十に支持面に1+、に2+、に3+が、6、測定軸に−に支持面Kl−,に 2−、に3−が配属されている。
測定軸X±及びY士は互いに直角に延びている。補正測定軸に士は測定軸X士若 しくはY士に対して450の角度を成して延びている。測定軸X±及びY士に配 属された支持面は共通の平面内に位置している。同じ平面内に、補正測定軸に士 に配属された支持面に2+、に3+並びにに2−、に3−も位置している。支持 面に1+、すなわち補正測定軸に+の列にある支持面が前述の共通の平面に対し て所定の寸法だけ持ち上げられていて、かつこの共通の平面に対して平行に延び ており、この場合平行誤差は20秒の角度を越えないようにしたい。支持面K1 −1すなわち補正測定軸に−の列に位置する支持面は前述の共通の面に対して所 定の寸法だけ下げられていて、かつこの共通の面に対して同じく平行に延びてお り、この場合も平行誤差は20秒の角度を越えないようにしたい。支持面に1十 、に1−のこのような特別な配置に基づき、回転テーブル7が補正測定軸に十若 しくはに一内への整合に際して、正確に規定された再現可能な寸法だけ傾倒させ られるようになっており、正確に規定された再現可能な寸法が目盛りファクタの 補正のための基準値として用いられる。すでに述べた支持面のほかに、ベース1 はさらに別の4つの支持面S1+、S2+並びにSl−、S2−を有している。
これらの支持面は製作に際して補助面として支持面に1+、Kl−の補正及び最 終的な平行性調節のために用いられる。
回転モータ12の制御のために、回転テーブル7の下面の周囲に分配して測定マ ーク23を設けてあり、測定マークがフランジプレート1cの上面に設けられた 2つの反射式ライトバリア23aによって走査される。反射式ライトバリア23 aと回転テーブル7との間に、2つの光スリット24aを備えたブラインドリン グ24が配置されている。種々異なる回転位置に所属された測定マーク23のほ かに、回転テーブル7に2つのホモ・マーク23aを配置してあり、ホモ・マー クは測定列の終了の後にホモ・パルスを形成する。
回転テーブル7の上側に傾斜測定器25を配置しである。傾斜測定器25は有利 には加速度計として構成してあり、1つの測定軸内で若しくは互いに直交する2 つの測定軸内で作動する。さらに回転テーブル7には、北極規定のためめレート ジャイロ測定装置25aが取り付けられていてよい。さらに装置全体のケーシン グ(図示せず)内に、マイクロプロセッサ26、傾斜測定器25によって測定さ れた値をデジタル化するための電圧周波数コンバータ27.16ビツト・カウン ター28、及び種々の論理回路が配置されている。
信号伝達のために必要な電気的な導線が、中空に構成された軸体2を通って延び ている。
第8図に示されたブロック回路図は、制御回路の構造的な構成を示しており、制 御回路の制御センターは測定データのアウトプット及び制御命令のインプットの ための直列のR8232・インターフェースを備えたマイクロプロセッサ26で ある。マイクロプロセッサ26には、加速度計25が電圧周波数コンバータ27 及び16ビツトカウンター28を介在して接続されている。ブロック回路図から さらに明らかなように、マイクロプロセッサ26は昇降モータ8c及び回転モー タ12をも制御するようになっている。回転テーブル7の異なる回転位置の制御 及び監視は反射式ライトバリア23a及び測定マーク23を用いて行われる。
本発明に基づく装置は次のように作動する:ゼロ点誤差の検出及び傾斜計測器2 5の目盛りファクタの新たな規定のために、回転テーブル7が所定の時間間隔で 順次に異なる回転位置へ回転させられ、各回転位置で所定の時間にわたって傾斜 測定値を検出する。回転テーブル7の置換のために、回転テーブルが昇降装置8 を介して制限スイッチ9の応動するまで持ち上げられ、次いで回転モータ12を 用いて測定マーク23の光学的な走査に基づき新たな回転位置のほぼ正確な位置 へ回転させられる。回転テーブルは下降に際して溝19内への固定ピン18の進 入によって正確な回転位置を占める。ラップ仕上げされた支持面21上への支持 脚20の載着に際し、回転テーブル7が回転軸を中心とした傾倒によってそれぞ れあらかじめ決められた平面内に高い精度で整合させられる。それぞれの測定位 置で検出された傾斜値から、適当なアルゴリズムを用いて必要なゼロ点補正及び 目盛りファクタの補正が算出される。このような算出はマイクロプロセッサによ って所定の時間間隔で自動的に行われる。
単軸の傾斜測定器25の代わりに互いに直交する2つの測定軸で作動する2軸の 傾斜測定器25を使用する場合には、反転測定がわずかしか必要でなく、その結 果必要な支持点の数が6だけ少な(なる。
実施例で用いられた加速度計の代わりに別の傾斜測定器、例えば振り子式傾斜測 定器若しくは電解水準器も使用される。
レートジャイロ測定器を用いて、必要な場合には測定軸の位置が北極方向に対し て規定される。このような測定装置にとって必要なゼロ点補正及び目盛りファク タの新たな規定は前述のように同じ形式でそれぞれ、正確に規定された回転角度 での反転測定によって行われる。
要 約 書 本発明は傾斜測定装置に関するものであり、傾斜測定装置の傾斜測定器(25) がモータ駆動可能な回転テーブル(7)に配置されており、回転テーブルが反転 測定を可能にし、かつ異なる測定位置でベース(1)の支持面(21)上の正確 に再現可能な位置に支持される。付加的に回転テーブル(7)は直径方向に相対 する2つの補正測定軸の方向で正確に規定された角度だけ傾倒可能である。回転 テーブル(7)の前記運動及び測定結果の評価がマイクロプロセッサを用いて行 われる。測定軸及び補正軸内での順次に行われる反転測定によって、自動的な測 定値検出が一様に高い測定精度、大きな測定範囲でかつゼロ点、目盛りファクタ 及び重力gの自動補正を伴って可能である。
国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.傾斜に敏感な建造物、設備、若しくは機械の傾斜を規定するための傾斜測定 装置であって、ベースを有しており、少なくとも1つの傾斜計測器を保持する支 持プレートが3つの支持脚を用いて互いにそれぞれ180°回動させられた測定 位置で測定軸X+及びX−若しくはY+及びY−の方向にベース上に支持可能で あり、ベースに案内装置を配属してあり、案内装置が支持プレートの支持脚をベ ースの支持面上への載着の際に、規定された再現可能な位置へ案内するようにな っている形式のものにおいて、支持プレートが回転テーブル(7)として構成さ れており、回転テーブルが回転軸を中心として回転可能並びに回転軸に対して傾 倒可能でかつ回転軸の方向に昇降可能にベースに支承されており、回転テーブル (7)にモータ状の回転装置(11,12)及び昇降装置(8)が配属されてお り、ベース(1)が互いに180°回動させられた別の2つの測定位置で補正測 定軸K+及びK−の方向に回転テーブルを支持するための別の支持面を有してお り、補正測定軸が測定軸X+及びX−若しくはY+及びY−と特に45°の角度 を成しており、補正測定軸K+及びK−の列に位置する支持面(21)が共通の 1つの平面に位置する別のすべての支持面(21)に対して所定の寸法だけ上げ られ若しくは下げられていて、かつ該共通の平面に対して平行に延びており、回 転装置(11,12)、昇降装置(8)及び傾斜測定器(25)が異なる測定位 置への回転テーブル(7)の運動を制御するため及び傾斜測定器(25)によっ て測定された測定値を記録並びに評価するためにマイクロプロセッサ(26)に 接続されていることを特徴とする傾斜測定装置。 2.傾斜測定器(25)が互いに直交する2つの測定軸を有している請求項1記 載の傾斜測定装置。 3.傾斜測定器(25)に対して付加的に回転テーブル(7)に、北極規定のた めのレートジャイロ測定装置(25a)が配置されている請求項1又は2記載の 傾斜測定装置。 4.傾斜測定器(25)が加速度計として構成されている請求項1又は2記載の 傾斜測定装置。 5.回転テーブル(7)が円形プレートとして構成されていて、外周に歯(10 )を備えており、該歯が回転モータ(12)の駆動小歯車(11)に係合してお り、回転モータが回転テーブル(7)の平面に対して平行に旋回可能なブラケッ トアーム(13)に支承されており、ブラケットアームが回転テーブル(7)と 一緒に罪昇降可能にベースに対して案内されており、これによって回転モータ( 12)の位置が回転テーブル(7)の回転軸に関連して持ち上げられた位置でロ ックされかつ下げられた位置で遊びを有しているようになっている請求項1記載 の傾斜測定装置。 6.案内装置が回転テーブルの下側で下方に向かって突出する固定ピン(18) を有しており、固定ピンがベース(1)に設けられて個別の測定軸に配属された 溝(19)内に係合して、回転テーブル(7)をそれぞれの測定軸に配属された 回転位置内で正確に固定するようになっている請求項1記載の傾斜測定装置。 7.回転テーブル(7)の下面に周囲に分配して、回転位置を光学的に走査する ための測定マーク(22)が配置されている請求項6記載の傾斜測定装置。 8.光学的な測定装置がベース(1)に配属された2つの反射式ライトバリヤ( 23)及び反射式ライトバリヤ上に配置されかつ2つの光スリット(24a)を 備えた1つのブラインドリング(24)を有している請求項6又は7記載の傾斜 測定装置。 9.回転テーブル(7)の支持脚(20)が球状に構成された下側の端面を有し ており、ベースの支持面(21)がピン(22)のラップ仕上げされた端面によ って構成されている請求項1記載の傾斜測定装置。 10.昇降装置(8)が昇降モータ(8c)を用いて旋回可能なレバー(8a) を有しており、レバーがベース(1)に支承されていてかつ下側から、回転テー ブル(7)に結合された軸体(2)に作用しており、軸体が回転テーブル(7) の回転軸の方向に移動可能にベース(1)内に支承されている請求項1記載の傾 斜測定装置。 11.軸体(2)が中空に構成されていて、かつ昇降テーブル(7)の上側に延 びる導線のための配線通路として使用されている請求項10記載の傾斜測定装置 。 12.ベース(1)に制限スイッチ(9)を配置してあり、制限スイッチが昇降 装置(8)の昇降運動を上方及び下方で制限している請求項11記載の傾斜測定 装置。 13.傾斜計測器(25)に、アナログ・デジタル変換のための電圧・周波数コ ンバータ(27)及び16ビット・カウンター(28)が配置されている請求項 1記載の傾斜測定装置。 14.マイクロプロセッサ(26)、電圧・周波数コンバータ(27)及び16 ビット・カウンター(28)が装置の保護ケーシング内に配置されている請求項 1又は13記載の傾斜測定装置。 15.マイクロプロセッサ(26)が検出された測定値の送信及び制御信号の受 信のために直列のRS−232.インターフェースを有している請求項14記載 の傾斜測定装置。 16.傾斜測定装置、特に請求項1から15に記載の装置の目盛りファクタを補 正するための方法において、まず測定軸X+及びX−若しくはY+及びY−内で の反転測定によってゼロ点誤差を規定して、次いで測定装置の固定的に調節可能 な既知のポジチブな傾斜を持った補正測定軸K+内、及び測定装置の固定的に調 節可能な既知のネガテブな傾斜を持った補正測定軸K−内での反転測定によって 、日盛りファクタ(sk)を既知のゼロ点誤差、既知の傾斜及び測定された値に 基づき新たに規定することを特徴とする傾斜測定装置の目盛りファクタを補正す るための方法。 17.補正軸線K+が測定軸X+及びX−若しくはY+及びY−に対して特に4 5°の角度で延びており、目盛りファクタ(sk)を新たに規定する前に、測定 軸系X+若しくはY+内で測定されたゼロ点偏差を補正測定軸系K+内に転換す る請求項16記載の方法。
JP3503069A 1990-01-29 1991-01-18 傾斜測定装置 Pending JPH05500423A (ja)

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US (1) US5210954A (ja)
EP (1) EP0472674B1 (ja)
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