JPH0549899A - ビーズ及びこれを製造するための液滴生成装置 - Google Patents

ビーズ及びこれを製造するための液滴生成装置

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JPH0549899A
JPH0549899A JP20054491A JP20054491A JPH0549899A JP H0549899 A JPH0549899 A JP H0549899A JP 20054491 A JP20054491 A JP 20054491A JP 20054491 A JP20054491 A JP 20054491A JP H0549899 A JPH0549899 A JP H0549899A
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suspension
liquid
plunger
droplets
droplet
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JP20054491A
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English (en)
Inventor
Yasuo Katogi
保男 加藤木
Konosuke Hiuga
孝之助 日向
Yoshihiro Yamazaki
芳裕 山崎
Shigemichi Takei
成通 武井
Kaoru Kurita
薫 栗田
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Japan Tobacco Inc
Freund Corp
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
Freund Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的大きな液滴を硬化させたビーズ及びこ
のビーズを製造するための液滴生成装置を提供可能とす
る。 【構成】 ビーズとなる硬化前の液滴は、100μm乃
至1mmの粒子を懸濁し且つチキソトロピー性を有した
懸濁液からなり、この懸濁液から液滴を作り出すための
液滴生成装置は、懸濁液としの原液18を蓄えた供給槽
16と、この供給槽16の底壁に設けた排出管部20
に、その吸込み口52が接続され、吐出口68に液滴生
成ノズル24が接続されたプランジャポンプ22と、原
液18を攪拌する攪拌ユニットとを備えてなり、プラン
ジャポンプ22は、シリンダ62と、このシリンダ62
内を回転しながら往復駆動されて、吸込み口52及び吐
出口68の開閉を交互に実施してポンプ作用をなすタイ
プのポンプであり、また、攪拌ユニットは、供給槽16
内の攪拌翼38に加えて、排出管部20内の吸込み口5
2の近傍の原液18をも直接に攪拌する攪拌箆50を有
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、香料、医薬又は農薬
等を含んだビーズや、これらを層状に封入してなるカプ
セル化したビーズ、並びに、この種のビーズを製造する
ための液滴製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のビーズは、封入されている香
料、医薬、農薬又は食品等を熱や空気から保護し、その
揮散や変質を防ぐために広く使用されている。このよう
なビーズの製造方法に関しては、従来から多くの提案が
なされており、その中の1つとして、食品としてのビー
ズを製造するにあたっては、先ず、互いに化学反応して
硬化する2物質の溶液を準備し、そして、一方の溶液か
らなる液滴を他方の溶液中に滴下することにより、液滴
の外表面を他方の溶液中で硬化し、これにより、ビーズ
が製造されることになる。
【0003】上述したビーズの製造装置は、例えば特開
昭60−203161号公報及び特開昭59−1128
31号公報等に開示されている。特開昭60−2031
61号公報の装置は、一方の溶液が供給されるトレーを
備えており、このトレーの底面には、多数のノズル突起
が形成されている。従って、この公知の装置によれば、
トレー内の溶液は、ノズル突起から液滴となって落下す
る。一方、特開昭59−112831号公報の装置は、
ポンプから溶液が供給されるノズルと、このノズルを上
下方向に振動させる加振装置とを備えており、ノズルか
ら排出する溶液は、ノズルの加振により、液滴となって
落下する。
【0004】上述したビーズの製造装置、即ち、液滴生
成装置に関し、液滴となるべき溶液の粘度が小さい場合
には、特開昭60−203161号公報に開示された装
置を使用して、液滴を自然落下により生成することもで
きるが、しかしながら、溶液の粘度が比較的大きい場合
には、特開昭59−112831号公報の装置のよう
に、溶液をポンプにより圧送して、ノズルから滴下させ
る必要がある。また、特開昭59−112831号公報
の装置の場合には、加振装置によるノズルの振動数を可
変して、液滴の径を調整できるから、特開昭59−11
2831号公報の装置に比べて応用範囲が広い。
【0005】
【発明が解決しようする課題】ところで、大きなビーズ
を製造するには、大きな液滴を生成する必要があり、そ
して、このためには、液滴を生成する溶液を、例えば1
00μm以上の粒子径を有する粒子を懸濁した濃い懸濁
液やチキソトロピー性を大きく有した液体としなければ
ならない。しかしながら、前述した公知の装置は、比較
的粘度が大きな溶液や、エマルジョン或いは微細な粒子
が安定して懸濁されている薄い懸濁液を取り扱うには好
適するものの、濃い懸濁液や大きなチキソトロピー性を
有した液体は、取り扱うことができない。即ち、濃い懸
濁液の場合にあっては、その懸濁粒子が懸濁液の貯槽内
で沈降堆積したり、また、懸濁液をポンプで圧送すると
しても、その配管内に懸濁粒子の沈降堆積層が形成され
てしまう虞がある。更に、ポンプの形式によっては、ポ
ンプ自身の内部流路や逆止弁が懸濁粒子の堆積によって
閉塞されてしまうことにもなる。
【0006】一方、チキソトロピー性の大きな液体の場
合にあっては放置しておくと、その流動性が失われるた
め、前述した公知の装置では、この種の液体の取扱いは
不能となる。また、特開昭59−112831号公報の
装置に於いて、例え濃い懸濁液やチキソトロピー性の大
きな液体をノズルから流出させることができたとして
も、加振装置によりノズル自体やノズル近傍の液体に振
動に与えるだけでは、ノズルからの液滴の切れ、即ち、
ノズルから生成される液滴の径が一定にならず、それ
故、均一な大きさのビーズや球形にカプセル化したビー
ズを製造することは非常に困難である。
【0007】従って、従来、濃い懸濁液や大きなチキソ
トロピー性を有した溶液から大きな液滴を生成すること
ができず、このため、これを硬化させてなるビーズもま
た知られてはいない。この発明は、上述した事情に基づ
いてなされたもので、その目的とするところは、濃い懸
濁液やチキソトロピー性の大きな液体から大きな液滴を
生成して得られるビーズ及びこれを製造するための液滴
生成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のビーズは、比
較的大きな粒子が懸濁され且つチキソトロピー性を有す
る懸濁液から液滴を生成し、そして、この液滴を硬化し
て得られている。また、この発明の液滴生成装置は、懸
濁液を蓄えた液槽と、この液槽の底壁から懸濁液を排出
させる排出口部と、この排出口部にその吸込み口が接続
され、この吸込み口から吸い込んだ懸濁液を吐出口から
吐出するプランジャポンプと、プランジャポンプの吐出
口に接続され、プランジャポンプから供給される懸濁液
を液滴にして排出する液滴生成ノズルと、懸濁液を攪拌
する攪拌手段とを備えている。
【0009】この発明の装置の場合、前記プランジャポ
ンプは、シリンダと、このシリンダ内に嵌合され、回転
しながら往復駆動されることで、吸込み口及び吐出口の
開閉を交互に実施して、吸い込み口からポンプ室に懸濁
液を吸い込み、この後、吸い込んだ懸濁液をポンプ室か
ら吐出口を介して液滴生成ノズルに向けて吐出するポン
ピングプランジャとから構成されており、また、前記攪
拌手段は、プランジャポンプの吸込み口近傍の懸濁液を
攪拌する攪拌要素を有するものとなっている。
【0010】
【作用】上述した液滴生成装置によれば、液槽内の懸濁
液は、排出口部を通じてプランジャポンプの吸込み口に
導かれ、そして、このプランジャポンプの働きにより、
排出口部にある懸濁液は、吸込み口からそのポンプ室に
吸い込まれ、この後、ポンプ室から吐出口を通じて、液
滴生成ノズルに向けて送出される。従って、この液滴生
成ノズルには、プランジャポンプから一定量の懸濁液が
間欠的に供給されて、そのノズル口から押し出され、こ
の押し出された懸濁液は、一定の大きさを有する液滴と
なって落下する。
【0011】ここで、プランジャポンプは、そのシリン
ダ内に回転しながら往復駆動するプランジャを有してお
り、このプランジャは、その回転により、吸込み口と吐
出口とを交互に開閉し、また、その往復駆動により、懸
濁液のポンピングを実施する。また、攪拌手段は、前述
した攪拌要素を有していることから、液槽から排出口部
を介して、少なくともプランジャポンプの吸込み口の近
傍に導かれている懸濁液は、攪拌要素により直接に攪拌
されて、その流動性を維持しているから、この懸濁液
は、プランジャポンプに円滑に導かれ、そして、液滴生
成ノズルに供給される。
【0012】液滴生成ノズルから排出された液滴は、こ
の後、硬化されて所望の大きさを有するビーズとなる。
液滴からビーズを得るにあたっては、液滴の全体を硬化
させたビーズであってもよいし、液滴の外表層のみを硬
化させたビーズ、或いは、ビーズの外表面に更に保護層
を形成してカプセル化したビーズとしてもよい。
【0013】
【実施例】図1を参照すると、ビーズの製造装置が示さ
れており、この製造装置は、大きく分けて、液滴の硬化
槽2と、この硬化槽2の上方に配置された液滴生成装置
4とからなり、これら硬化槽2及び液滴生成装置4は共
に、フレーム6に支持されている。
【0014】硬化槽2内には、カルシウム、マグネシウ
ム、アルミニウム等の金属塩類の水溶液、例えば、この
実施例の場合には、0.2乃至20重量%の塩化カルシ
ウム溶液からなる硬化液8が蓄えられており、この硬化
液8の液面は、油層10により覆われている。油層10
は、硬化液8よりも比重及び表面張力が小さく且つ硬化
液と混和しない油、例えば、食用オイルから形成されて
いる。
【0015】更に、硬化槽2の硬化液8中には、この硬
化液8の上部領域に多数の油膜分離バー12が設けられ
ており、これら油膜分離バー12は、図2を参照すれば
より明かなように、一対の取付板14間に水平にして架
け渡され、そして、互いに上下及び側方に所定の間隔を
存して位置付けられている。硬化槽2の底には、この硬
化槽2を貫くようにして輸送管14が接続されている。
この輸送管14内には、硬化液と同一組成の液体からな
る搬送液が図1中の矢印で示す方向に流されている。
【0016】前述した液滴生成装置4は、硬化槽2の上
方に位置した液槽、即ち、供給槽16を備えており、こ
の供給槽16内には、液滴の原液が蓄えられている。こ
の実施例の場合、原液18は、その粒子径が100μm
以上1mm以下の粒子を懸濁した懸濁液であって、ま
た、そのチキソトロピー性もまた大きな液体からなり、
しかも、前述した硬化液8と化学反応して硬化する液体
からなっている。例えば、この実施例の場合、原液18
は、アルギン酸ナトリウムの水溶液にカゼインやコーン
スターチを攪拌混合したペースト状の液体からなってい
る。なお、このような原液中に、製造されるビーズの用
途に応じて、例えば、香料、医薬、農薬又は食品等の粉
末或いは液体を混合しておくこともできる。
【0017】供給槽16の底壁からは、並列的に配置さ
れた複数の排出口部、即ち、排出管部20が下方に向け
て延びている。各排出管部20の上端は、供給槽16に
夫々開口されており、その下端は、プランジャポンプ2
2を介して液滴生成ノズル24に夫々接続されている。
各プランジャポンプ22は、図2に示されているように
電動モータ26に連結され、この電動モータ26によっ
て夫々駆動されるものとなっている。なお、各電動モー
タ26は、図示しないサポートに支持されている。
【0018】供給槽16には、複数、即ち、各排出管部
20に対応して攪拌ユニット28が夫々配置されてい
る。各攪拌ユニット28の構造は同一であるので、ここ
では、1個の攪拌ユニット28についてのみ説明する。
攪拌ユニット28は、上下方向に延びる攪拌軸30を備
えており、この攪拌軸30は、対応する排出管部20の
軸線に対し、同軸上に配置されている。攪拌軸30の上
端は、供給槽16の蓋部32を貫通して、軸受34に回
転自在に支持されており、その下端は、排出管部20に
於ける上端開口の近傍まで延びている。なお、軸受34
は、蓋部32上に取り付けられた軸受台36に収容され
ている。
【0019】攪拌軸30には、攪拌体として、一枚の攪
拌翼38が取り付けられている。この実施例の場合、攪
拌翼38は、図2から明かなように、供給槽16内の底
壁及び側壁に沿って回転するようなコ字形をなし、その
両端が攪拌軸30に固着されている。攪拌軸30の上端
は、軸受34を貫通して更に上方に突出しており、この
突出端には、プーリ40が取り付けられている。一方、
軸受台36の下面には、電動モータ42が取り付けられ
ており、この電動モータ42の出力軸は、軸受台36か
ら上方に突出されている。そして、出力軸の突出端に
は、前記プーリ40と組をなすプーリ44が取り付けら
れており、これらプーリ40、44間には、駆動ベルト
46が掛け回されている。なお、図2に於いて、駆動ベ
ルト46は単に1点鎖線で示されている。また、図2
中、供給槽16の蓋部32には、原液18の補給ポート
48が設けられており、この補給ポート48を通じて、
原液18を供給槽16内に供給することができる。
【0020】従って、上述した攪拌ユニット28によれ
ば、電動モータ42を駆動して、攪拌翼38を回転させ
ることができ、この攪拌翼38の回転により、供給槽1
6内の原液18を大きく攪拌して、その流動性を維持す
ることができ、また、懸濁粒子の沈降堆積を防止するこ
とができる。前述した攪拌ユニット28の攪拌軸30
は、図3から明かなように、その下端から延びる延長部
を有している。この延長部は、対応する排出管部20内
を通じて延びる攪拌要素としての攪拌箆50となってい
る。即ち、この実施例の場合、攪拌箆50は、攪拌軸3
0の延長部を平坦な板状に押し潰して形成されている。
従って、攪拌箆50は、その両側縁が排出管部20の内
周壁に対し、摺接するよにして、攪拌翼38とともに回
転することができる。なお、攪拌ユニット28の攪拌箆
50は、図3から明かなように、前述したプランジャポ
ンプ22の吸込み口52の近傍まで延びている。
【0021】攪拌ユニット28の攪拌翼38及び攪拌箆
50は、隣接する攪拌ユニット28の攪拌翼38及び攪
拌箆50に対して逆向きに回転される一方、1つの攪拌
ユニット28の攪拌翼38の回転位相は、その攪拌軸3
0の回転方向でみて、一方に隣接する攪拌ユニット28
の攪拌翼38に対しては180°だけ遅れ、他方に隣接
する攪拌ユニット28の攪拌翼38に対しては180°
進んだ状態にある。つまり、組み付け時、各攪拌ユニッ
ト28の攪拌翼38は、その攪拌軸30の並び方向に沿
い同じ向きにして一列となるように位置付けられ、この
状態から隣接する攪拌翼38に対して逆向きに回転され
るようになっている。このようにして各攪拌ユニット2
8の攪拌翼38が回転されると、供給槽16内にある原
液18の全体を効率良く攪拌することができる。なお、
各攪拌ユニット28の攪拌軸30を逆向きに回転させる
には、各攪拌軸30に個々の電動モータの駆動力を伝達
しても実現できるが、図示しないけれども、各攪拌軸3
0の上端にあるプーリ40に対し、一方向に走行する無
端状ベルトの往動側ベルト部を互い違いに掛け回すこと
でも実現できる。
【0022】この実施例に於けるプランジャポンプ22
の構造は、図4乃至図7に詳図されており、以下には、
これら図4乃至図7を参照しながら、プランジャポンプ
22について説明する。プランジャポンプ22は、一端
が開口したカップ形状のポンプハウジング54を備えて
おり、このポンプハウジング54には、上下方向に同軸
にして突出したコネクタ部56,58が一体にして形成
されている。これらコネクタ部56,58は、その内周
面に雌ねじが形成されたパイプ形状となっており、これ
らコネクタ部56,58には、前述した排出管部20の
下端部及び液滴生成ノズル24の上端部が夫々ねじ込ま
れている。
【0023】ポンプハウジング54の開口端には、中央
に開口を有したキャップ60が螺合して取り付けられて
いる。そして、ポンプハウジング54内には、両端が開
口したシリンダ62が嵌合されており、このシリンダ6
2は、その周方向の回転が阻止されている。シリンダ6
2とポンプハウジング54の端壁との間には、受圧プレ
ート64が配置されており、この受圧プレート64によ
って、シリンダ62の一端は閉塞されている。
【0024】シリンダ62の周壁に於いて、コネクタ部
56,58と対応する部位には、周溝66が形成されて
おり、この周溝66の底面には、コネクタ部56とシリ
ンダ62内とを連通させる前記吸込み口52が形成され
ている。また、周溝66の底面には、更に、コネクタ部
58とシリンダ62内とを連通させる吐出口68が形成
されている。ここで、これら吸込み口52及び吐出口6
8は、コネクタ部56,58の軸線上に位置付けられて
おり、これにより、吸込み口52と吐出口68とは、シ
リンダ62の直径方向に相互に離間して位置付けられて
いる。
【0025】シリンダ62内には、プランジャ70が摺
動自在にして嵌合されており、このプランジャ70の一
端と前記受圧プレート64との間で、ポンプ室72が規
定されている。一方、プランジャ70の他端は、シリン
ダ62の他端開口及び前記キャップ60の開口を通じ
て、ポンプハウジング54の外側に突出し、そして、斜
軸74に連結されている。即ち、斜軸74は、プランジ
ャ70の軸線に対して所定の角度を存して傾斜されてお
り、この斜軸74のポンプハウジング54に対向する側
の端面には、穴76が形成されている。プランジャ70
の他端は、この穴76内に侵入しており、この侵入端に
は、プランジャ78の径方向に突出したピン78が設け
られている。このピン78は、図5に示されているよう
に、斜軸74内に設けられた玉継手80を介して斜軸7
4に連結されている。
【0026】一方、斜軸74の他端は、前述した電動モ
ータ26に連結されており、これにより、斜軸74は、
所定の速度で一方向に回転可能となっている。斜軸74
が回転されると、その回転に伴い、玉継手80の中心点
はプランジャ70の軸線方向に往復的に変位し、この結
果、プランジャ70は、その軸線回りに回転しながら、
所定のストロークでもって往復駆動されることになる。
【0027】プランジャ70に於ける一端部の周面に
は、その一部を切欠かいた吸排溝82が形成されてい
る。この吸排溝82は、プランジャ70の一端から所定
の長さだけ延び、且つ、所定の幅寸法を有している。プ
ランジャ70に上述した吸排溝82が形成されている
と、このプランジャ70の回転を伴う往復駆動により、
前述した吸込み口52及び吐出口68の開閉が交互に実
施可能となり、そして、そのポンピング作用が発揮され
ることになる。即ち、プランジャ70が図4に示した回
転角位置及びストローク位置にあるとき、吸込み口52
は、吸排溝82を通じてポンプ室72に連通している
が、吐出口68はプランジャ70自体によって閉じられ
た状態にある。この状態で、プランジャ70が図4でみ
て右方向に移動されると、ポンプ室72の圧力は負圧と
なり、従って、排出管部20内の原液18がポンプ室7
2に導入されることになる。この後、プランジャ70が
図5に示されているように、そのストロークの一方の端
に達すると、プランジャ70が所定の回転角だけ回転す
ることで、吸込み口52は、プランジャ70によって閉
じられて、この時点で、プランジャポンプ22の吸引行
程が終了する。なお、このような吸引行程中、吐出口6
8は、プランジャ70によって閉じられた状態にある。
【0028】この後、プランジャ70が回転を伴いなが
ら左方向に移動し始めると、ポンプ室72内の原液の加
圧行程が開始される。この加圧行程に於いて、吸込み口
52及び吐出口68は、共にプランジャ70によって閉
じられた状態にある。プランジャ70が更に所定の回転
角だけ回転すると、ポンプ室72は、吸排溝82を介し
て吐出口68と連通する。従って、この時点からプラン
ジャポンプ22の吐出行程が開始され、これにより、プ
ランジャ70がそのストロークの他方の端に向かって移
動するに伴い、ポンプ室72内の原液18は、図6に示
されているように吸排溝82及び吐出口68を通じて、
液滴生成ノズル24に向かって押し出されることにな
る。このような吐出行程中、吸込み口52は、プランジ
ャ70によって閉じた状態に維持されている。
【0029】この後、プランジャ70の回転により、図
7に示されているように吸込み口52に加えて、吐出口
68もまたプランジャ70により閉じられることで、吐
出行程が終了し、これにより、プランジャポンプ22は
休止行程に至り、この後、前述した吸入行程から休止行
程が繰り返して実施される。前述した吐出行程の繰り返
しにより、液滴生成ノズル24内に原液18が満たされ
ると、液滴生成ノズル24のノズル口からは、プランジ
ャポンプ22の吐出量に応じた量の原液18が液滴Aと
なって、硬化槽2に落下される。
【0030】供給槽18から排出管部20を介してプラ
ンジャポンプ22に導かれる原液18に関し、この原液
18が供給槽18内にあるときには、攪拌翼38によっ
て直接に攪拌された状態にあり、また、原液18が排出
管部20内に導かれた場合にあっても、その原液18
は、攪拌箆50によって直接に攪拌された状態にある。
しかも、攪拌箆50の下端は、前述したようにプランジ
ャポンプ22の吸込み口52の近傍まで延びていること
から、供給槽18からプランジャポンプ22に供給され
る原液18は、プランジャポンプ22の吸込み口52に
至るまで、常時攪拌された状態にある。従って、原液1
8が濃い懸濁液で且つ大きなチキソトロピー性を有した
液体であっても、その粘度を効果的に抑えて、原液18
の流動性を維持させることができ、また、原液18中の
懸濁粒子が供給槽18及び排出管部20内に於いて、沈
降堆積するようなこともない。この結果、供給槽18内
の原液18は、円滑にしてプランジャポンプ22のポン
プ室72に導かれることになる。
【0031】一方、この実施例の場合、プランジャポン
プ22は、そのプランジャ70自体が吸込み口52及び
吐出口68を交互に開閉する弁体の機能をも有している
ことから、原液18の逆流を阻止するための逆止弁をプ
ランジャポンプ22に付加的に設ける必要はない。この
ような逆止弁が存在すると、この逆止弁の部位に於い
て、原液18中の懸濁粒子が堆積したり、原液18自体
が固化したりし易くなるが、このような不具合は、上述
したタイプのプランジャポンプ22を使用することで解
消することができる。
【0032】しかも、プランジャポンプ22のポンプ室
72に吸い込まれた原液18は、加圧されて液滴生成ノ
ズル24に供給されるので、このプランジャポンプ22
及び液滴生成ノズル24内で原液18中の懸濁粒子が堆
積したり、また、原液18が固化したりすることもな
い。前述の説明から明かなように、一実施例の液滴生成
装置4を使用すれば、粒子径が100μm以上で1mm
以下の粒子を懸濁した濃い懸濁液や、大きなチキソトロ
ピー性を有する液体、或いは、しばしばみられるよう
に、この両者の性質を有したような原液18であって
も、この原液18は、供給槽18から液滴生成ノズル2
4に円滑に導かれ、そして、この液滴生成ノズル24か
ら、一定の大きさの液滴Aを落下させることができ、原
液18から所望の大きさの液滴Aを確実且つ安定して連
続的に作り出すことができる。
【0033】なお、液滴Aの大きさは、プランジャポン
プ22の1ストローク当たりの吐出量、即ち、そのプラ
ンジャ70のストロークを可変することで簡単に調整す
ることができる。また、一実施例の液滴生成装置4にあ
っては、上述した原液18を取り扱うことから、排出管
部20及び液低生成ノズル24の長さは、可能な限り短
い方が好ましいものとなる。
【0034】液滴生成ノズル24から落下した液滴A
は、先ず、硬化槽2中の油層10に受け止められ、この
油層10中にて球形に成形される。即ち、油層10は、
前述したように原液18よりも表面張力が小さく且つ比
重の小さな食用オイルからなっているので、原液18か
らなる液滴Aであっても、この液滴Aは、油層10中を
落下する過程で、表面張力の差に基づいて完全な球形と
なる。ここで、油層10中に於いて、液滴Aを安定して
球形とするためには、油層10中での液滴Aの滞留時間
が重要となるが、これは、油層10の厚みや油層10と
硬化液8との間の界面張力を調整することで対処可能で
ある。
【0035】この後、油層10から硬化液8中に球形と
なった液滴Aが侵入すると、この液滴Aは、前述した油
膜分離バー12との衝突を繰り返しながら落下すること
になる。ここで、油膜分離バー12に対して液滴Aが衝
突すると、この液滴Aの外面に付着していた食用オイル
の油膜がこすられて分離され、これにより、液滴Aの油
膜を除去することができる。なお、液滴Aから分離除去
された食用オイルは、油層10まで上昇して、この油層
10の食用オイルと同化する。
【0036】油膜が除去された液滴Aは、この後、硬化
液8と化学反応し、その球形を保持したまま、その硬化
が開始されて球形ゲルとなる。このようにして得られた
球形ゲルは、硬化槽2の底部まで降下すると、輸送管1
4内を流れる搬送液とともに、次工程に向けて輸送さ
れ、この輸送過程で完全に硬化した後乾燥されて、最終
的に所望の大きさを有した球形のビーズB(図1参照)
となる。
【0037】この発明は、上述した一実施例に制約され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、液
滴Aを生成すべき原液としては、上述した組成以外に各
種の組成のものが考えられ、また、原液は、100μm
未満の粒子が共存した懸濁液であってもよいし、更には
懸濁媒体もまた任意な液を使用できるが、通常は水、水
溶液或いは水系エマルジョンである。懸濁媒体が水溶液
や水系エマルジョンである場合、その溶質や乳化物は、
任意のものを使用できる。
【0038】また、原液としては、そのチキソトロピー
性の程度が軽度のものから極めて甚だしいもの、即ち、
攪拌すればその粘度が数十CPとなるが放置されると殆
どその流動性を失う程度のものまで適用可能となる。ま
た、一実施例では、液滴Aを硬化させた球形ゲルを単に
乾燥して、ビーズを製造するものとしたが、液滴Aの表
面近くの原液18のみを硬化液8で硬化させることで、
原液18を内包した球形ゲルビーズとしたり、或いは、
球形ゲルの表面にアルギン酸ナトリウムからなる膜を形
成し、この膜を硬化液で硬化させることで、カプセル化
したビーズを製造することもできる。カプセル化するこ
とができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の液滴生
成装置によれば、懸濁液は、少なくともプランジャポン
プの吸込み口近傍に於いて、攪拌要素により直接に攪拌
されているから、例え、その懸濁粒子が大きく且つその
チキソトロピー性の大きな懸濁液であっても、この懸濁
液をプランジャポンプに円滑に導くことができる。ま
た、プランジャポンプは、その吸込み口及び吐出口がプ
ランジャ自体によって交互に開閉されるタイプのもので
あるから、プランジャポンプ内に懸濁液の逆流を阻止す
る逆止弁を設ける必要もなく、よって、プランジャポン
プ内に於いて、懸濁粒子が沈降堆積したり、懸濁液自体
が固化するようなこともなく、液滴生成ノズルに向けて
懸濁液を円滑に供給でき、液滴生成ノズルから液滴を安
定して且つ確実に作り出すことができる。また、液滴の
大きさは、プランジャポンプの1ストロークあたりの吐
出量によって決定されるから、液滴の大きさもまた均一
にできるばかりでなく、その大きさも簡単に調整でき
る。そして、この発明の液滴生成装置を使用して作り出
した液滴を固化させれば、所望の大きさを有したこの発
明のビーズを上記懸濁液から製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例のビーズ製造装置を一部破断して示し
た正面図である。
【図2】図1の製造装置の一部を示した断面図である。
【図3】図1の製造装置の液滴生成装置を拡大して示し
た断面図である。
【図4】図3の液滴生成装置のプランジャポンプの断面
図である。
【図5】図4のプランジャポンプの作動を示した断面図
である。
【図6】図4のプランジャポンプの作動を示した断面図
である。
【図7】図4のプランジャポンプの作動を示した断面図
である。
【符号の説明】
16 供給槽(液槽) 18 原液(懸濁液) 20 排出管部 22 プランジャポンプ 24 液滴生成ノズル 30 攪拌軸 38 攪拌翼 50 攪拌箆 52 吸込み口 54 ポンプハウジング 62 シリンダ 68 吐出口 70 プランジャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 芳裕 群馬県高崎市宮原町1−1 日本たばこ産 業株式会社高崎工場内 (72)発明者 武井 成通 埼玉県坂戸市千代田5−1−23 フロイン ト産業株式会社技術開発研究所内 (72)発明者 栗田 薫 埼玉県坂戸市千代田5−1−23 フロイン ト産業株式会社技術開発研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比較的大きな粒子が懸濁され且つチキソ
    トロピー性を有する懸濁液から液滴を形成し、この液滴
    を硬化してなるビーズ。
  2. 【請求項2】 少なくともビーズの外表層が液滴の化学
    反応により硬化した層からなることを特徴とする請求項
    1に記載のビーズ。
  3. 【請求項3】 懸濁液を蓄えた液槽と、この液槽の底壁
    から懸濁液を排出させる排出口部と、この排出口部にそ
    の吸込み口が接続され、この吸込み口から吸い込んだ懸
    濁液を吐出口から吐出するプランジャポンプと、プラン
    ジャポンプの吐出口に接続され、プランジャポンプから
    供給される懸濁液を液滴にして排出する液滴生成ノズル
    と、懸濁液を攪拌する攪拌手段とを備えてなり、 前記プランジャポンプは、シリンダと、このシリンダ内
    に嵌合され、回転しながら往復駆動されることで、吸込
    み口及び吐出口の開閉を交互に実施して、吸い込み口か
    らポンプ室に懸濁液を吸い込み、この後、吸い込んだ懸
    濁液をポンプ室から吐出口を介して液滴生成ノズルに向
    けて吐出するプランジャとからなり、 前記攪拌手段は、プランジャポンプの吸込み口近傍の懸
    濁液を攪拌する攪拌要素を有していることを特徴とする
    液滴生成装置。
  4. 【請求項4】 攪拌手段は、液槽中の懸濁液全体を攪拌
    する攪拌体を備えていることを特徴とする請求項3に記
    載の液滴生成装置。
  5. 【請求項5】 液槽内には、比較的大きな粒子を懸濁し
    て得た懸濁液が蓄えられていることを特徴とする請求項
    3又は4に記載の液滴生成装置。
  6. 【請求項6】 液槽内には、チキソトロピー性を有した
    懸濁液が蓄えられていることを特徴とする請求項5に記
    載の液滴生成装置。
  7. 【請求項7】 請求項3又は4に記載の装置を使用して
    液滴を製造し、この液滴を硬化してなるビーズ。
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