JPH0549574U - キャブのエアサスペンション装置 - Google Patents
キャブのエアサスペンション装置Info
- Publication number
- JPH0549574U JPH0549574U JP10973591U JP10973591U JPH0549574U JP H0549574 U JPH0549574 U JP H0549574U JP 10973591 U JP10973591 U JP 10973591U JP 10973591 U JP10973591 U JP 10973591U JP H0549574 U JPH0549574 U JP H0549574U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cab
- air
- air spring
- surge tank
- air suspension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャブを支持するエアスプリングの圧力の変
化を吸収するサージタンクを特別に設置する必要がな
い。従って、サージタンクを特別に取付ける必要がな
く、部品数が少なくなる上にその取付け作業が不要とな
る。 【構成】 キャブを支持するエアスプリング18がの圧
力の変化を吸収するサージタンク24としてフェンダー
34を支持する中空パイプの支持杆36を利用して、こ
の支持杆36の中空部をエアスプリング18からのサー
ジ吸収用空間とする。
化を吸収するサージタンクを特別に設置する必要がな
い。従って、サージタンクを特別に取付ける必要がな
く、部品数が少なくなる上にその取付け作業が不要とな
る。 【構成】 キャブを支持するエアスプリング18がの圧
力の変化を吸収するサージタンク24としてフェンダー
34を支持する中空パイプの支持杆36を利用して、こ
の支持杆36の中空部をエアスプリング18からのサー
ジ吸収用空間とする。
Description
【0001】
本考案は、キャブのシャシフレームとキャブのフローティングメンバとの間に 配置されたエアスプリングから成るキャブのエアサスペンション装置の改良に関 するものである。
【0002】
キャブのエアサスペンション装置は、シャシフレームとキャブのフローティン グメンバとの間に配置されたエアスプリングから成っているが、このエアサスペ ンション装置は、エアスプリングからの圧力を吸収するサージタンクを備えてい る。 従来技術のキャブのエアサスペンション装置では、サージタンクは、シャシフ レームに支持杆を介して適宜の手段で支持されている。
【0003】
このため、このサージタンクをシャシフレームに取付ける必要があるので、エ アサスペンション装置の部品が多く、組立てが複雑でキャブが高価となる欠点が あった。
【0004】 本考案の目的は、上記の欠点を回避し、サージタンクを特別に必要とすること なく、エアスプリングの圧力を吸収することができるキャブのエアサスペンショ ン装置を提供することにある。
【0005】
本考案は、上記の課題を解決するために、シャシフレームとキャブを支持する ためのフローティングメンバとの間に配置されたエアスプリングと、このエアス プリングに接続されてエアスプリングからの圧力を吸収するサージタンクとから 成るキャブのエアサスペンション装置において、サージタンクは、シャシフレー ムにフェンダーを支持する中空パイプの支持杆が兼ねていることを特徴とするキ ャブのエアサスペンション装置を提供することにある。
【0006】
このように、サージタンクをフェンダーを支持する中空パイプの支持杆が兼ね てこの支持杆の中空部をエアスプリングからのサージ吸収用空間とすると、サー ジタンクを特別に取付ける必要がなく、従って部品数が少なくなる上にその取付 け作業が不要となるので、装置を経済的に組み込むことができる。
【0007】
本考案の実施例を図面を参照して詳細にのべると、図1乃至図3は本考案に係 るキャブのエアサスペンション装置10を示し、このキャブのエアサスペンショ ン装置10は、図2及び図3に示すように、シャシフレーム12に取付けられた リアアーチ14と図示しないキャブを固定するためのフローティングメンバ16 との間に配置されて取付けられたエアスプリング18から成っている。図示の実 施例では、エアスプリング18は、リアアーチ14側ではこのリアアーチ14に 固定された後にのべるステー40に取付けられている。
【0008】 キャブは、このキャブをフローティングメンバ16にロックするためキャブに 取付けられたキャブロック20を有し、このキャブロック20は、フローティン グメンバ16に設けられたロックピン22に掛け止めしてロックされる。尚、図 2及び図3では省略されているが、図1に示すように、エアスプリング18は、 リアアーチ14の左右とフローティングメンバ16の左右の端との間に1対設け られている。
【0009】 図1に示すように、左右のエアスプリング18は、サージタンク24に接続さ れ、これらのサージタンク24は、レベリングバルブ26を介して主エアタンク 28に接続されている。主エアタンク28は、エアコンプレッサ30からチェッ クバルブ32を介して圧縮エアが供給される。これらのサージタンク24は、エ アスプリング18からの圧力の急激な変動を吸収する。また、レベリングバルブ 26は、シャシフレームの高さ(車高)を検出してエアスプリング18に吸排す るエアを調整する。
【0010】 本考案のエアサスペンション装置10は、シャシフレーム12に固定されたリ アアーチ14にフェンダー34を支持する中空パイプの支持杆36がサージタン ク24を兼ねるようにし、この支持杆36の中空部を配管38を介してエアスプ リング18に接続している。支持杆36は、その上端に取付け片36aを有し、 この取付け片36aは、リアアーチ14に固定されたステー40にねじ止めして 固定されている。また、フェンダー34は、この支持杆36の水平下端に取付け られた2つのブラケット42にねじ止めして固定されている。尚、左右のサージ タンク24を兼ねる中空の支持杆36は、他の配管38’を経て図1に示すよう にレベリングバルブ26に接続されている。
【0011】 このエアサスペンション装置10は、レベリングバルブ26が検出する車高の 変動に応じてエアスプリング18に供給するエアを調節してキャブが常に一定の 車高を維持するように動作する。また、走行中にエアスプリング18が急激に伸 縮すると、その伸縮によるエアスプリング18の急激な圧力差は、サージタンク 24である中空の支持杆36内の圧力で吸収されてエアスプリング18の圧力変 化を緩和し、スプリングを柔らかくする機能を有する。
【0012】
本考案によれば、上記のように、エアスプリングの圧力の変化を吸収するサー ジタンクとしてフェンダーを支持する中空パイプの支持杆を利用して、この支持 杆の中空部をエアスプリングからのサージ吸収用空間としたので、サージタンク を特別に取付ける必要がなく、従って部品数が少なくなる上にその取付け作業が 不要となるので、装置を経済的に組み込むことができる実益がある。
【図1】本考案に係るキャブのエアサスペンション装置
の概略系統図である。
の概略系統図である。
【図2】本考案に係るキャブのエアサスペンション装置
の正面図である。
の正面図である。
【図3】本考案に係るキャブのエアサスペンション装置
の要部の正面図である。
の要部の正面図である。
10 キャブのエアサスペンション装置 12 シャシフレーム 14 リアアーチ 16 フローティングメンバ 18 エアスプリング 20 キャブロック 22 ロックピン 24 サージタンク 26 レベリングバルブ 28 主タンク
Claims (1)
- 【請求項1】 シャシフレームとキャブを支持するため
のフローティングメンバとの間に配置されたエアスプリ
ングと前記エアスプリングに接続されて前記エアスプリ
ングからの圧力を吸収するサージタンクとから成るキャ
ブのエアサスペンション装置において、前記サージタン
クは、前記シャシフレームにフェンダーを支持する中空
パイプの支持杆が兼ねていることを特徴とするキャブの
エアサスペンション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10973591U JPH0549574U (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | キャブのエアサスペンション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10973591U JPH0549574U (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | キャブのエアサスペンション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0549574U true JPH0549574U (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=14517921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10973591U Pending JPH0549574U (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | キャブのエアサスペンション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0549574U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06224584A (ja) * | 1993-01-22 | 1994-08-12 | Kansai Paint Co Ltd | 電波反射防止体及び電波反射防止方法 |
JPH0858619A (ja) * | 1994-08-26 | 1996-03-05 | Hino Motors Ltd | ティルトキャブの支持装置 |
JP2018135062A (ja) * | 2017-02-23 | 2018-08-30 | いすゞ自動車株式会社 | 車両用マッドガードのブラケットおよびその固定方法 |
-
1991
- 1991-12-13 JP JP10973591U patent/JPH0549574U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06224584A (ja) * | 1993-01-22 | 1994-08-12 | Kansai Paint Co Ltd | 電波反射防止体及び電波反射防止方法 |
JPH0858619A (ja) * | 1994-08-26 | 1996-03-05 | Hino Motors Ltd | ティルトキャブの支持装置 |
JP2018135062A (ja) * | 2017-02-23 | 2018-08-30 | いすゞ自動車株式会社 | 車両用マッドガードのブラケットおよびその固定方法 |
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