JPH0549572B2 - - Google Patents

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JPH0549572B2
JPH0549572B2 JP57141042A JP14104282A JPH0549572B2 JP H0549572 B2 JPH0549572 B2 JP H0549572B2 JP 57141042 A JP57141042 A JP 57141042A JP 14104282 A JP14104282 A JP 14104282A JP H0549572 B2 JPH0549572 B2 JP H0549572B2
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JP
Japan
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sheet
cassette
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remaining
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JP57141042A
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English (en)
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JPS5931234A (ja
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Yoshihisa Ikuta
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP57141042A priority Critical patent/JPS5931234A/ja
Publication of JPS5931234A publication Critical patent/JPS5931234A/ja
Publication of JPH0549572B2 publication Critical patent/JPH0549572B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H7/00Controlling article feeding, separating, pile-advancing, or associated apparatus, to take account of incorrect feeding, absence of articles, or presence of faulty articles
    • B65H7/02Controlling article feeding, separating, pile-advancing, or associated apparatus, to take account of incorrect feeding, absence of articles, or presence of faulty articles by feelers or detectors
    • B65H7/04Controlling article feeding, separating, pile-advancing, or associated apparatus, to take account of incorrect feeding, absence of articles, or presence of faulty articles by feelers or detectors responsive to absence of articles, e.g. exhaustion of pile

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複写乃至印刷工程の遂行に際してシ
ート片を1枚づつ送給するための、複数枚のシー
ト片が装填される供給装置と、この供給装置に残
留するシート片の枚数を計数するための残留枚数
計数手段とを具備する形態の複写乃至印刷機に関
する。
原稿に対応した複写物を生成する静電複写機或
いはコンピユータ又はワードプロセツサ等の出力
手段として利用される静電印刷機の如き複写乃至
印刷機においては、通常、複写乃至印刷工程の遂
行に際してシート片を1枚づつ送給するための供
給装置が装備されている。かかる供給装置として
は、積層状態の複数枚のシート片が直接的に装填
される形式のもの、或いは所謂カセツト形式のも
のが実用に供されている。カセツト式の供給装置
はカセツト受部を有し、積層状態のシート片を収
容したカセツトが上記カセツト受部に装着され
る。供給装置のカセツト受部には、通常、夫々寸
法(又は色等)が異なつたシート片を収容した少
なくとも2個のカセツトのいずれかが選択的に装
着される。
上記形式の複写乃至印刷機において、複写乃至
印刷工程を種々の問題を発生せしめることなく高
能率で遂行するためには、供給装置に存在するシ
ート片の残留枚数を検出することが望まれること
が少なくない。特に、コンピユータ又はワードプ
ロセツサ等の出力手段として利用される印刷機の
場合には、かかる要望が強い。そこで、実開昭58
−104740号公報或いは特開昭54−8524号公報に開
示されている如く、供給装置に存在するシート片
の残留枚数を検出するための構成を、複写乃至印
刷機に装備することも提案されている。上記実開
昭56−104740号公報に開示されている複写機にお
いては、供給装置に装填されるシート片の装填枚
数に対応した所定計数値に手動で設定される残留
枚数計数手段を配設し、供給装置からシート片が
送給されるとこれを検出して上記残留枚数計数手
段の計数値を1づつ減算し、かくして残留枚数計
数手段の計数値によつて供給装置に存在するシー
ト片の残留枚数を表示するようにせしめている。
然るに、供給装置に存在するシート片の残留枚
数を検出するための構成を備えた従来の複写乃至
印刷機には、供給装置にはシート片が存在しない
故に複写乃至印刷工程を遂行することが不可能で
あるにもかかわらず、残留枚数計数手段の計数値
は零ではなく、複写乃至印刷工程の遂行が未だ可
能であることを示す正の整数である、という不都
合が発生することが少なくない。この点について
更に詳述すると、例えば所謂分離不良によつて2
枚又はそれ以上のシート片が相互に分離されるこ
となく積層状態で同時に供給装置から送給された
場合にも残留枚数計数手段の計数値は1つしか減
算されず、かかる事態が発生すると残留枚数計数
手段の計数値は供給装置に実際に残留しているシ
ート片の枚数よりも大きい数値になり、従つて供
給装置にシート片が存在しなくなつても残留枚数
計数手段の計数値は未だ零ではなくて正の整数で
ある。かような事態が発生すると、実際には複写
乃至印刷工程が遂行することができないのに、か
かる事態が使用者に表示されず、誤つて複写乃至
印刷工程を開始してしまうことになる。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであ
り、その主たる技術的解決課題は、例えば2枚又
はそれ以上のシート片が相互に分離されることな
く積層状態で同時に供給装置から送給されるとい
つた事態の発生に起因して、残留枚数計数手段の
計数値が供給装置に実際に残留しているシート片
の枚数よりも大きくなつてしまつても、供給装置
にシート片が存在しなくなると残留枚数計数手段
の計数値は必ず零に復帰せしめられるように、複
写乃至印刷機を改良することである。
上記技術的課題を達成するために、本発明にお
いては、供給装置にシート片が存在しなくなると
これを検出してシート片非存在信号を生成するシ
ート片非存在検出手段を配設すると共に、上記シ
ート片非存在信号が生成されると、残留枚数計数
手段の計数値をそれまでの計数値の如何にかかわ
らず零に復帰せしめる。
即ち、本発明によれば、複写乃至印刷工程の遂
行に際してシート片を1枚づつ送給するための、
複数枚のシート片が装填される供給装置と、該供
給装置に残留するシート片の枚数を計数するため
の残留枚数計数手段と、該残留枚数計数手段を制
御するための制御手段と、該供給装置にシート片
が存在しなくなるとこれを検出してシート片非存
在信号を生成するシート片非存在検出手段とを具
備し、該シート片非存在検出手段が該シート片非
存在信号を生成すると、該制御手段は該残留枚数
計数手段の計数値をそれまでの計数値の如何にか
かわらず零に復帰せしめる、ことを特徴とする複
写乃至印刷機が提供される。
本発明の複写乃至印刷機においては、例えば2
枚又はそれ以上のシート片が相互に分離されるこ
となく積層状態で同時に供給装置から送給される
といつた事態の発生に起因して、残留枚数計数手
段の計数値が供給装置に実際に残留しているシー
ト片の枚数よりも大きくなつてしまつても、供給
装置にシート片が存在しなくなり複写乃至印刷工
程を遂行することができなくなると、残留枚数計
数手段の計数値は必ず零に復帰せしめられ、従つ
て複写乃至印刷工程を遂行することができなくな
つたことを使用者が誤りなく認識することができ
る。
以下、本発明に従つて構成された複写乃至印刷
機の一具体例について、添付図面を参照して詳細
に説明する。
第1図は、複写乃至印刷機の片側下端部に配設
された全体を番号2で示す供給装置を図示してい
る。図示の供給装置2はカセツト形式であり、後
に言及する如く3個のカセツト4A,4B及び4
C(第3−A図乃至第3−C図)のいずれかが選
択的に装着されるカセツト受部6を有する(第1
図においては、カセツト受部6にカセツト4Aが
装着されている)。
カセツト受部6の構成について説明すると、複
写乃至印刷機ハウジングの片側壁8(第1図には
その下部のみを図示している)の下端部には、カ
セツト挿入のための開口10が形成され、そして
また片側壁8の下端には内側(第1図において左
側)に実質上水平に突出するように折曲げられた
折曲部12が形成されている。一方、複写乃至印
刷機ハウジングの底壁14の一端には、低直立壁
16が固定されている。開口10の下縁、折曲部
12の上面及び低直立壁16の上端面は実質上整
合せしめられており、後の説明から明らかになる
如く、折曲部12の上面及び低直立壁16の上端
面は、カセツト4A,4B,4Cの支持面を形成
する。ハウジング内には全体を番号18で示すカ
セツト受部材が固定されている。このカセツト受
部材18は、上記低直立壁16の上端面から内側
に且つ下方に延びる傾斜案内壁部18a、案内壁
部18aの内側端縁から案内壁部18aに対して
実質上垂直に上方に延び、次いで幾分外側方向
(第1図において右方)に傾斜して上方に延びる
制限壁部18b、及び制限壁部18bの上端縁か
ら内側に延びる付加壁部18cを有する。第1図
と共に第2図を参照して説明すると、上記カセツ
ト受部材18の案内壁部18aの上方には、第1
図において紙面に対して実質上垂直に延びる支持
軸20が軸支されており、この支持軸20にはそ
の軸線方向に間隔を置いて例えば2個の送給ロー
ラ22が装着されている。
上述した通りのカセツト受部6には、夫々寸法
(又は色等)が異なつたシート片を収容した少な
くとも2個のカセツトのいずれかが選択的に装着
される。図示の具体例においては、第3−A図乃
至第3−C図に図示する3個のカセツト4A,4
B,4Cのいずれか1個が上記カセツト受部6に
選択的に装着される。カセツト4Aは比較的大き
い寸法の複数枚のシート片24Aを積層状態で収
容し、カセツト4Bは中間寸法の複数枚のシート
片24Bを積層状態で収容し、カセツト4Cは比
較的小さい寸法の複数枚のシート片24Cを積層
状態で収容している。第1図及び第2図は、カセ
ツト受部6にカセツト4Aを装着した状態を示し
ている。
第1図乃至第3図を参照してカセツト4Aの構
成について説明すると、図示のカセツト4Aは、
上面が開放された直方体形状の容器26Aを含ん
でいる。容器26A内には底板28Aが配置され
ている。この底板28Aの後端縁には折曲片30
Aが形成され、一方容器26Aの底壁32Aには
開口34Aが形成されており、上記折曲片30A
を開口34Aに挿入することによつて、底板28
Aはその後端縁を中心として旋回自在に容器26
Aの底壁32Aに接続されている。底板28A自
体には所定位置に開口36Aが形成されている
(この開口36Aの作用については後に言及す
る)。底板28Aと容器26Aの底壁32Aとの
間には、底板28Aの前部を上方へ、従つて底板
28Aをその後端縁を中心として第1図において
反時計方向へ弾性的に偏倚するばね部材38が介
在せしめられている。容器26Aの上面前端両側
部には分離爪片40Aが形成されている。そして
かような容器26A内に、比較的大きな所定寸法
の複数枚のシート片24A(かかるシート片24
Aは例えば普通紙でよい)が積層状態で収容され
る。第1図に図示する如く、積層状態のシート片
24Aはその前部を底板28A上に載置せしめて
容器26A内に収容され、従つて、上記ばね部材
38Aの作用によつて底板28Aと共に積層状態
のシート片24Aは上方に弾性的に偏倚され、最
上位のシート片24Aの前端両側部が上記分離爪
片40Aに押付けられる状態に弾性的に維持され
る。カセツト4B及び4Cは、収容するシート片
24B及び24Cに対応した大きさであつて寸法
が異なること(及び後述する表示手段が異なるこ
と)を除けば、カセツト4Aと実質上同一であ
る。
上述した通りのカセツト4A,4B,4Cは、
次の通りにしてカセツト受部6に装着される。最
初に、片側壁8に形成されている開口10を通し
てカセツト4A,4B,4Cの前部をカセツト受
部6に挿入する。この際には、第1図に2点鎖線
で図示する如く、カセツト4A,4B,4Cを前
方に向けて下方に傾斜せしめ、容器26A,26
B,26Cの底壁32Aをカセツト受部材18の
案内壁部18a上に位置せしめて案内壁部18a
に沿つて前方に移動せしめる。そして、容器26
A,26B,26Cの前壁42A,42B,42
Cがカセツト受部材18の制限壁部18bの上端
部に当接するまでカセツト4A,4B,4Cを前
方に移動せしめた後に、第1図に2点鎖線で示す
状態から第1図に実線で示す状態、即ち実質上水
平な状態にせしめる。かくすると、第1図から容
易に理解される如く、容器26A,26B,26
Cの前壁42A,42B,42Cがその下端部と
その上端部の2個所にてカセツト受部材18の制
限壁部18bに当接し、容器26A,26B,2
6Cの底壁32Aの一部が片側壁8の折曲部12
の上面及び低直立壁16の上端面によつて規定さ
れる支持面に支持され、そして更に、容器26
A,26B,26C内に収容されている積層状態
のシート片24A,24B,24Cのうちの最上
位のシート片24A,24B,24Cが送給ロー
ラ22に当接し、かくしてカセツト4A,4B,
4Cは所要の通りの作用位置、即ち第1図に実線
で示す位置に確実且つ安定に維持される。カセツ
ト4A,4B,4Cを離脱せしめるには、上記装
着方式とは逆に最初にカセツト4A,4B,4C
を第1図に実線で示す作用位置から第1図に2点
鎖線で示す位置にせしめ、次いでカセツト4A,
4B,4Cを後方へ引出せばよい。カセツト4
A,4B,4Cが第1図に実線で示す作用位置に
装着されると、供給装置2はシート片24A,2
4B,24Cを送給することができる状態にな
り、複写乃至印刷工程の遂行に応じて支持軸20
及びこれに装着された送給ローラ22が第1図に
おいて時計方向に適宜に回転せしめられる。送給
ローラ22が回転せしめられると、送給ローラ2
2と分離爪片40A,40B,40Cの協働によ
つて積層状態の複数枚のシート片24A,24
B,24Cのうちの最上位のシート片24A,2
4B,24Cが他のシート片24A,24B,2
4Cから分離されて容器26A,26B,26C
から前方へ送給され、カセツト受部材18の付加
壁部18cとその上方に配設された案内壁44と
の間に規定されたシート片搬送路を通して送られ
る。
図示の供給装置2においては、更に、3個のカ
セツト4A,4B及び4Cの各々には相互に異な
つた特有の表示手段が設けられ、そしてカセツト
受部6にはかかる表示手段を検出することによつ
て3個のカセツト4A,4B及び4Cのいずれが
装着されたかを検出するカセツト検出手段が設け
られている。更に詳述すると、カセツト4Aに
は、第3−A図に図示する如く、その容器26A
の前壁42Aの前面両側部に永久磁石46及び4
8が固定されている。カセツト4Bには、第3−
B図に図示する如く、その容器26Bの前壁42
Bの前面左側部、即ち前方から見て左方側部に永
久磁石50が固定されている。カセツト4Cに
は、第3−C図に図示する如く、その容器26C
の前壁42Cの前面右側部、即ち前方から見て右
方側部に永久磁石52が固定されている。一方、
第1図及び第2図に図示する如く、カセツト受部
6においては、上記カセツト受部材18の制限壁
部18bの上部に幅方向に間隔を置いて2個のリ
ードスイツチ54及び56が配設されており、か
かる2個のリードスイツチ54及び56がカセツ
ト検出手段58(第4図)を構成している。第1
図及び第2図から容易に理解される如く、カセツ
ト受部6にカセツト4Aが装着されると、永久磁
石46及び48が夫々リードスイツチ54及び5
6に対向して位置し、従つて2個のリードスイツ
チ54及び56の双方が閉成される。カセツト受
部6にカセツト4Bが装着されると、永久磁石5
0がリードスイツチ54に対向して位置し、従つ
てリードスイツチ54が閉成されるが、リードス
イツチ56は閉成されることなく常開状態に維持
される。カセツト受部6にカセツト4Cが装着さ
れると、永久磁石52がリードスイツチ56に対
向して位置し、従つてリードスイツチ56が閉成
されるが、リードスイツチ54は閉成されること
なく常開状態に維持される。
図示の具体例においては、更に、カセツト受部
6に全体を番号60で示すシート片非存在検出手
段が配設されている。第1図及び第2図を参照し
て説明すると、シート片非存在検出手段60は、
送給ローラ22が装着されている上記支持軸20
に隣接してこれと実質上平行に延びるように軸支
された細長い軸62を含んでいる。この軸62に
は舌状検出片64及び作動片66が固定されてい
る。作動片66の自由端部には永久磁石68が固
定されている。そして、カセツト受部6の所定位
置には、上記永久磁石68と協働するリードスイ
ツチ70が配設されている。かようなシート片非
存在検出手段60において上記軸62は舌状検出
片64及び作動片66の重量に起因して第1図に
おいて反時計方向に回転せんとする(必要なら
ば、軸62を第1図において反時計方向に弾性的
に偏倚するばね部材を設けることもできる)。従
つて、第2図を参照することによつて容易に理解
される如く、カセツト受部6にカセツト4A,4
B及び4Cのいずれもが装着されていない(従つ
て供給装置2にシート片24A,24B及び24
Cが存在しない)時には、軸62は第1図及び第
2図に図示する角度位置から作動片66に固定さ
れた永久磁石68がリードスイツチ70に当接す
る角度位置まで第1図において反時計方向に回転
しており、従つてリードスイツチ70は閉成さ
れ、シート片非存在信号を生成する。他方、第1
図及び第2図に図示する如く、シート片24A,
24B,24Cを収容したカセツト4A,4B,
4Cがカセツト受部6に所要の通りに装着される
と、カセツト4A,4B,4Cの容器26A,2
6B,26C内に収容され底板28Aに作用する
ばね部材38Aによつて上方に弾性的に偏倚され
ているシート片24A,24B,24Cが舌状検
出片64の自由端部に当接して上方に持上げ、こ
れによつて軸62は第1図及び第2図に図示する
角度位置にせしめられる。軸62が第1図及び第
2図に図示する角度位置にある時には、第2図に
図示する如く、作動片66に固定された永久磁石
68はリードスイツチ70から所定距離以上離さ
れ、従つてリードスイツチ70は閉成されること
なく常開状態に維持される。而して、複写乃至印
刷工程の遂行に応じて上記支持軸20及びこれに
装着された送給ローラ22が第1図において時計
方向に繰返し回転され、これに応じてカセツト4
A,4B,4Cの容器26A,26B,26Cか
らシート片24A,24B,24Cが一枚づつ順
次に送給され、容器26A,26B,26C内の
シート片24A,24B,24Cの全てが消費さ
れ尽し、従つて供給装置2にシート片24A,2
4B,24Cが存在しなくなると、舌状検出片6
4はシート片24A,24B,24Cによる持上
げ作用から解除されて底板28Aに形成されてい
る上記開口36A内に没入する。かくすると、軸
62は第1図において反時計方向に回転し、作動
片66に固定されている永久磁石68がリードス
イツチ70に当接し、従つてリードスイツチ70
は閉成されてシート片非存在信号を生成する。
而して、本発明に従つて構成された複写乃至印
刷機の図示の具体例における上述した通りの構成
は、本発明が適用される複写乃至印刷機における
供給装置の一例を示すものにすぎず、本発明に従
つて構成された複写乃至印刷機における新規な特
徴を成すものではない。
本発明に従つて構成された複写乃至印刷機の図
示の具体例においては、上述した通りの供給装置
2に関連して、供給装置2におけるシート片24
A,24B又は24Cの残留枚数を検出するため
に、次の通りの構成要素が装備されている。
簡略ブロツク線図である第4図を参照して説明
すると、図示の具体例においては、供給装置2の
カセツト受部6に選択的に装着される3個のカセ
ツト4A,4B及び4Cに夫々対応する3個の残
留枚数計数手段72A,72B及び72Cを有す
る記憶手段74が装備されている。残留枚数計数
手段72A,72B及び72Cの各々は、電源が
遮断されても計数値を保持することができる電子
的計数手段、例えばそれ自体は公知の不揮発性ラ
ム(RAM)又は記憶バツクアツプ型計数記憶器
から構成されているのが好ましい。更に、上記記
憶手段74に関連して、マイクロプロセツサーか
ら構成されているのが好ましい制御手段76が装
備されている。この制御主だ76は、後に詳述す
る通りに記憶手段74に作用するのみならず、複
写乃至印刷工程を所要の通りに遂行せしめるため
に複写乃至印刷機の図示していない種々の構成要
素の作動を制御するためにも利用することができ
る。制御手段76には、2個のリードスイツチ5
4及び56から成る上述したカセツト検出手段5
8、及びリードスイツチ70を有する上述したシ
ート片非存在検出手段60からの信号が供給され
る。更に、制御手段76には、送給信号生成手段
78及び設定計数値選定手段80からも信号が送
給される。送給信号生成手段78は、カセツト受
部6に装着されたカセツト4A,4B又は4Cの
容器26A,26B又は26Cからシート片24
A,24B又は24Cが送給されるとシート片送
給信号を生成することができるものであれば任意
のものでよく、例えば、カセツト受部6に装着さ
れたカセツト4A,4B又は4Cの容器26A,
26B又は26Cから送給されるシート片24
A,24B又は24Cの搬送路中に配設され、シ
ート片24A,24B又は24Cが搬送路を通る
と閉成されて信号、即ちシート片送給信号を生成
する常開マイクロスイツチの如きシート片検出器
から構成することができる。また、カセツト受部
6に装着されたカセツト4A,4B又は4Cの容
器26A,26B又は26Cからのシート片24
A,24B又は24Cの送給は、複写乃至印刷工
程の遂行に対応しているので、シート片24A,
24B又は24Cを直接的に検出するのではなく
て、複写乃至印刷工程が遂行される毎に信号、即
ちシート片送給信号を生成する適宜の検出器か
ら、送給信号生成手段78を構成することもでき
る。一方、設定計数値選定手段80は、好ましく
は任意の計数値に手動操作によつて設定される計
数設定器から構成することができる。一般に、カ
セツト4A,4B又は4Cの容器26A,26B
又は26Cにシート片24A,24B又は24C
を装填する際には、例えば250枚又は500枚等の所
定枚数に束ねられた一束のシート片24A,24
B又は24Cが容器26A,26B又は26Cに
装填されるが、上記設定計数値選定手段80は、
後にも言及する通り、容器26A,26B又は2
6Cに装填される一束のシート片24A,24B
又は24Cの枚数、例えば250又は500に設定され
る。
次に、マイクロプロセツサーから構成された制
御手段76による制御方式のフローチヤートを示
している第5−A図乃至第5−C図、即ちフロー
チヤートのメインルーチンを示している第5−A
図、サブルーチン(シート片装填ルーチン)を
示している第5−B図及びサブルーチン(シー
ト片計数ルーチン)を示している第5−C図を参
照して、制御手段76による制御方式について説
明する。
メインルーチンのステツプn1においては、サ
ブルーチンが呼び出される。このサブルーチン
は、以下の説明から明らかになる如く、カセツ
ト受部6に装着されていたカセツト4A,4B又
は4Cの容器26A,26B又は26C内のシー
ト片24A,24B又は24Cが消費し尽された
時に、カセツト4A,4B又は4Cをカセツト受
部6から離脱して容器26A,26B又は26C
に例えば250枚又は500枚である一束のシート片2
4A,24B又は24Cに新たに装填し、次いで
カセツト4A,4B又は4Cを再びカセツト受部
6に装着する際に、記憶手段74の残留枚数計数
手段72A,72B又は72Cの計数値を例えば
250又は500に初期設定するためのものである。
サブルーチンのステツプn1−1においては、
シート片非存在検出手段60がシート片非存在信
号を生成しているか否かが判断される。そして、
カセツト受部6に装着されているカセツト4A,
4B又は4Cの容器26A,26B又は26C内
のシート片24A,24B又は24Cが消費し尽
された(或いはカセツト受部6からカセツト4
A,4B又は4Cが離脱されてカセツト受部6に
カセツト4A,4B及び4Cのいずれも装着され
ていない)ことに起因して、シート片非存在検出
手段60がシート片非存在信号を生成している場
合には、メインルーチンに戻されてそのステツプ
n2に進む。メインルーチンのステツプn2におい
ては、複写乃至印刷工程の遂行が可能か否か、即
ち、例えば現像されたトナー像を定着するための
加熱定着装置が充分な温度に加熱されているか否
か及びシート片24A,24B又は24Cが搬送
路中でジヤムしていないか否かと共に、シート片
非存在検出手段60がシート片非存在信号を生成
していないか否か(従つて、カセツト受部6にシ
ート片24A,24B又は24Cを有するカセツ
ト4A,4B又は4Cが装着されているか否か)
が判断される。そして、シート片非存在検出手段
60がシート片非存在信号を生成している等によ
つて複写乃至印刷工程の遂行が不可能な場合に
は、メインルーチンのステツプn1に戻り、次い
でサブルーチンのステツプn1−1に戻る(ま
た、後に言及する如く、シート片非存在検出手段
60がシート片非存在信号を生成している間は、
操作者への警告のための表示灯が点灯され続け
る)。
而して、シート片24A,24B又は24Cが
消費され尽したカセツト4A,4B又は4Cの容
器26A,26B又は26Cに新たに一束のシー
ト片24A,24B又は24Cが装填され、かか
るカセツト4A,4B又は4Cが再びカセツト受
部6に装着されると、シート片非存在検出手段6
0はシート片非存在信号を生成しなくなり、かく
するとサブルーチンのステツプn1−1からス
テツプn1−2に進む(制御手段76は、サブル
ーチンのステツプn1−1において一旦シート
片非存在検出手段60がシート片非存在信号を生
成していると判断した場合には、カセツト4A,
4B又は4Cの再装着時点の如何にかかわらず、
カセツト4A,4B又は4Cの再装着後に必ずサ
ブルーチンのステツプn1−1を経由してサブ
ルーチンのステツプn1−2に進み、以下に説
明する通りの種々のステツプを経てメインルーチ
ンのステツプn2に戻るようにせしめられてい
る)。サブルーチンのステツプn1−2において
は、カセツト4A,4B又は4Cの容器26A,
26B又は26Cに新たに装填された一束のシー
ト片24A,24B又は24Cの枚数、例えば
250又は500に設定されている設定計数値選定手段
80の設定値が読み込まれる。そして、サブルー
チンのステツプn1−3に進み、このステツプ
n1−3においては、2個のリードスイツチ54
及び56から構成されたカセツト検出手段58の
出力、従つてカセツト4A,4B及び4Cのうち
のいずれがカセツト受部6に装着されたかが読み
込まれる。そして、カセツト受部6にカセツト4
Aが装着された場合には、ステツプn1−4を介
してステツプn1−5に進み、カセツト4Bが装
着された場合には、ステツプn1−4及びステツ
プn1−6を介してステツプn1−7に進み、カセ
ツト4Cが装着された場合には、ステツプn1−
4、ステツプn1−6及びステツプn1−8を介し
てステツプn1−9に進む。かくして、記憶手段
74の3個の残留枚数計数手段72A,72B及
び72Cのうちの、カセツト受部6に装着された
カセツト4A,4B又は4Cに対応する残留枚数
計数手段72A,72B又は72Cが選定され
る。そして、ステツプn1−5においては、カセ
ツト4Aに対応する残留枚数計数手段72Aの計
数値が零か否かが判断される。残留枚数計数手段
72Aの計数値が零の場合には、ステツプn1−
10に進み、このステツプn1−10において、残留
枚数計数手段72Aの計数値が上記ステツプn1
−2で読み込まれた設定計数値選定手段80の設
定値に設定される。しかる後に、メインルーチン
のステツプn2に戻る。残留枚数計数手段72A
の計数値が零でない場合には、ステツプn1−5
から直接的にメインルーチンのステツプn2に戻
る。同様に、ステツプn1−7においては、カセ
ツト4Bに対応する残留枚数計数手段72Bの計
数値が零か否かが判断される。残留枚数計数手段
72Bの計数値が零の場合には、ステツプn1−
11に進み、このステツプn1−11において、残留
枚数計数手段72Bの計数値が上記ステツプn1
−2で読み込まれた設定計数値選定手段80の設
定値に設定される。しかる後に、メインルーチン
のステツプn2に戻る。残留枚数計数手段72B
の計数値が零でない場合には、ステツプn1−7
から直接的にメインルーチンにステツプn2に戻
る。また、ステツプn1−9においては、カセツ
ト4Cに対応する残留枚数計数手段72Cの計数
値が零か否かが判断される。残留枚数計数手段7
2Cの計数値が零の場合には、ステツプn1−12
に進み、このステツプn1−12において、残留枚
数計数手段72Cが上記ステツプn1−2で読み
込まれた設定計数値選定手段80の設定値に設定
される。しかる後に、メインルーチンのステツプ
n2に戻る。残留枚数計数手段72Cの計数値が
零でない場合には、ステツプn1−9から直接的
にメインルーチンのステツプn2に戻る。
而して、後に言及する如く、カセツト受部6に
装着されているカセツト4A,4B又は4Cのシ
ート片24A,24B又は24Cが消費し尽され
た時には、カセツト4A,4B又は4Cに対応す
る残留枚数計数手段72A,72B又は72Cの
計数値は零になる。それ故に、シート片24A,
24B又は24Cが消費され尽したカセツト4
aA,4B又は4Cをカセツト受部6から離脱し
てその容器26A,26B又は26Cに新たに一
束のシート片24A,24B又は24Cを装填
し、次いでカセツト受部6にカセツト4A,4B
又は4Cを装着した場合には、上述した通りのサ
ブルーチンによつてカセツト4A,4B又は4
Cに対応した残留枚数計数手段72A,72B又
は72Cは、新たに装填された一束のシート片2
4A,24B又は24Cの枚数に対応した計数値
に設定される。しかしながら、例えば、カセツト
受部6に装着されているカセツト4Aはシート片
24Aを有しているが、複写乃至印刷寸法の変更
に起因してカセツト受部6かカセツト4Aを離脱
し、これに代えてシート片24B又は24Cを有
するカセツト4B又は4Cがカセツト受部6に装
着する場合等においては、残留枚数計数手段72
A,72B及び72Cの計数値は零ではない故
に、残留枚数計数手段72A,72B及び72C
は、設定計数値選定手段80の設定値に設定され
ることなく、零でない保有計数値を保有し続け
る。
メインルーチンのステツプn2に戻ると、上述
した如く複写乃至印刷工程の遂行が可能か否かが
判断され、複写乃至印刷工程の遂行が可能であれ
ば、ステツプn3に進み、複写乃至印刷工程の開
始を待つ。ステツプn3において、複写乃至印刷
工程が開始され、これを示す信号が適宜の信号源
(図示していない)から制御手段76に供給され
ると、ステツプn4に進み、供給装置2から更に
詳しくはカセツト受部6に装着されたカセツト4
A,4B又は4Cからシート片24A,24B又
は24Cが送給される。そして、ステツプn5に
進み、このステツプn5においては、送給信号生
成手段78がシート片送給信号を生成したか否か
が判断される。送給信号生成手段78がシート片
送給信号を生成すると、ステツプn6に進み、こ
のステツプn6においてサブルーチンが呼び出
される。このサブルーチンは、以下の説明から
明らかになる如く、カセツト受部6に装着された
カセツト4A,4B又は4Cからシート片24
A,24B又は24Cが送給される毎に、対応す
る残留枚数計数手段72A,72B又は72Cの
計数値を1づつ減算するためのものである。
サブルーチンのステツプn2−1においては、
2個のリードスイツチ54及び56から構成され
たカセツト検出手段58の出力、従つてカセツト
4A,4B及び4Cのうちのいずれがカセツト受
部6に装着されているかが読み込まれる。そし
て、カセツト受部6にカセツト4Aが装着されて
いる場合には、ステツプn2−2を介してステツ
プn2−3に進み、カセツト4Bが装着されてい
る場合には、ステツプn2−2及びステツプn2−
4を介してステツプn2−5に進み、カセツト4
Cが装着されている場合には、ステツプn2−2、
ステツプn2−4及びステツプn2−6を介してス
テツプn2−7に進む。そして、ステツプn2−3
においては、シート片非存在検出手段60がシー
ト片非存在信号を生成しているか否か、従つてカ
セツト受部6に装着されているカセツト4Aにシ
ート片が存在しなくなつたか否かが判断され、シ
ート片非存在信号が生成されておらず、従つてカ
セツト4Aにシート片24Aが存在している場合
にはステツプn2−8に進む。このステツプn2−
8においては、残留枚数計数手段72Aの計数値
が1だけ減算される。しかる後に、ステツプn2
−9に進み、このステツプn2−9においては残
留枚数計数手段72Aの計数値が零であるか否か
が判断され、残留枚数計数手段72Aの計数値が
零でない限り、メインルーチンのステツプn7に
進む。メインルーチンのステツプn7においては
複写乃至印刷工程遂行中か否かが判断され、複写
乃至印刷工程が終了したならば、上述したステツ
プn1に戻る。同様に、ステツプn2−5において
も、シート片非存在検出手段60がシート片非存
在信号を生成しているか否か、従つてカセツト受
部6に装着されているカセツト4Bにシート片が
存在しなくなつたか否かが判断され、シート片非
存在信号が生成されておらず、従つてカセツト4
Bにシート片24Bが存在している場合にはステ
ツプn2−10に進む。このステツプn2−10におい
ては、残留枚数計数手段72Bの計数値が1だけ
減算される。しかる後に、ステツプn2−11に進
み、このステツプn2−11においては残留枚数計
数手段72Bの計数値が零であるか否かが判断さ
れ、残留枚数計数手段72Bの計数値が零でない
限り、メインルーチンのステツプn7に進む。ま
たステツプn2−7においても、シート片非存在
検出手段60がシート片非存在信号を生成してい
るか否か、従つてカセツト受部6に装着されてい
るカセツト4Cにシート片が存在しなくなつたか
否かが判断され、シート片非存在信号が生成され
ておらず、従つてカセツト4Cにシート片24C
が存在している場合にはステツプn2−12に進む。
このステツプn2−12においては、残留枚数計数
手段72Cの計数値が1だけ減算される。しかる
後に、ステツプn2−13に進み、このステツプn2
−13においては残留枚数計数手段72Cの計数値
が零であるか否かが判断され、残留枚数計数手段
72Cの計数値が零でない限り、メインルーチン
のステツプn7に進む。
上記の通りであるので、カセツト受部6に装着
されたカセツト4A,4B又は4Cからシート片
24A,24B又は24Cが送給される毎に、対
応する残留枚数計数手段72A,72B又は72
Cの計数値が1づつ減算され、従つて残留枚数計
数手段72A,72B又は72Cの計数値は、対
応するカセツト4A,4B又は4Cに残留するシ
ート片24A,24B又は24Cの残留枚数を示
すことが明らかであろう。
而して、例えばカセツト4A,4B又は4Cか
らのシート片24A,24B又は24Cの送給の
際のシート片分離不良に起因して2枚又はそれ以
上のシート片24A,24B又は24Cが同時に
送給された場合には、2枚又はそれ以上のシート
片24A,24B又は24Cがカセツト4A,4
B又は4Cから同時に送給されたにもかかわら
ず、対応する残留枚数計数手段72A,72B又
は72Cは1しか減算されず、従つて、カセツト
4A,4B又は4Cにはシート片24A,24B
又は24Cが存在しなくなつたにもかかわらず、
対応する残留枚数計数手段72A,72B又は7
2Cの計数値は1又はそれ以上であることが生じ
得る。かような事実に鑑み、マイクロプロセツサ
ーから構成された制御手段76は、カセツト4
A,4B又は4Cにシート片24A,24B又は
24Cが存在しなくなつた場合には、サブルーチ
ンにおいて、残留枚数計数手段72A,72B
又は72Cの計数値が必ず零に復帰せしめる。即
ち、上述したステツプn2−3(n2−5,n2−7)
において、シート片非存在信号が生成されてお
り、従つてカセツト4A,4B,4Cにシート片
24A,24B,24Cが存在していない場合に
は、ステツプn2−14(n2−15,n2−16)に進み、
かかるステツプn2−14(n2−15,n2−16)におい
て、残留枚数計数手段72A,72B,72Cの
計数値を、それまでの計数値の如何にかかわらず
零にせしめ、しかる後にメインルーチンのステツ
プn7に進む。
他方、カセツト4A,4B又は4Cの容器26
A,26B又は26Cに装填される一束のシート
片24A,24B又は24Cは250枚又は500枚等
の所定枚数に設定されているが、場合によつては
設定された所定枚数よりも1枚又はそれ以上多く
のシート片24A,24B又は24Cが一束に束
ねられていることもあり、かような場合には、カ
セツト4A,4B又は4Cにシート片24A,2
4B又は24Cが1枚又はそれ以上のシート片2
4A,24B又は24Cが存在しているにもかか
わらず、残留枚数計数手段72A,72B又は7
2Cの計数値が零に復帰していしまうことが生じ
得る。かような場合、制御手段76はサブルーチ
ンにおいて次の通りの処置を遂行する。即ち、
カセツト4A,4B又は4Cから1枚のシート片
24A,24B又は24Cが送給された後にステ
ツプn2−3(n2−5,n2−7)においてカセツト
4A,4B又は4Cにシート片24A,24B,
24Cが未だ存在していることが確認されたにも
かかわらず、ステツプn2−8(n2−10,n2−12)
において残留枚数計数手段72A,72B,72
Cを1だけ減算した後にステツプn2−9(n2−
11,n2−13)において残留枚数計数手段72A,
72B,72Cの計数値を判断した結果、残留枚
数計数手段72A,72B,72Cの計数値が零
である場合には、直接的にメインルーチンのステ
ツプn7に進むことなく、ステツプn2−17(n2−
18,n2−19)に進む。そして、このステツプn2
−17(n2−18,n2−19)において残留枚数計数手
段72A,72B,72Cの計数値を強制的に零
から1にせしめ、しかる後にメインルーチンのス
テツプn7に進む。
再び第4図を参照して説明すると、本発明に従
つて構成された複写乃至印刷機の図示の具体例に
おいては、残留枚数計数手段72A,72B及び
72Cに関連せしめられた、計数表示手段82及
び操作者への警告のための表示灯84が装備され
ている。
複写乃至印刷機においては、一般に、複写乃至
印刷工程を所望複数回繰返して連続的に遂行せし
めるための連続作動計数手段86が設けられてい
るが、図示の計数表示手段82は、かかる連続作
動計数手段86のための計数表示手段として利用
されると共に、残留枚数計数手段72A,72B
及び72Cのための計数表示手段としても利用さ
れている。更に詳述すると、図示の具体例におい
ては、所望複写回数に設定され且つ複写乃至印刷
工程の遂行に応じて1づつ減算される形式の計数
器か構成することができる連続作動計数手段86
がスイツチ手段88を介して計数表示手段82に
接続されていると共に、残留枚数計数手段72
A,72B及び72Cを有する記憶手段74もス
イツチ手段88を介して計数表示手段82に接続
されている。スイツチ手段88には、通常は連続
作動計数手段86を計数表示手段82に接続する
実線で示す状態にある。従つて、通常は、連続作
動計数手段86の計数値が計数表示手段82によ
つて表示される。他方、スイツチ手段88に付随
して設けられた変換キー90を手動操作(例えば
押圧)すると、スイツチ手段88は記憶手段74
を計数表示手段82に接続する2点鎖線で示す状
態に切換えられる。かくすると、記憶手段74の
3個の残留枚数計数手段72A,72B及び72
Cのうちの、カセツト受部6に装着されているカ
セツト4A,4B又は4Cに対応した残留枚数計
数手段72A,72B又は72Cの計数値が計数
表示手段82に送られ、従つてカセツト受部6に
装着されているカセツト4A,4B又は4Cに対
応した残留枚数計数手段72A,72B又は72
Cの計数値が計数表示手段82によつて表示され
る。
一方、図示の具体例における上記表示灯84
は、シート片非存在検出手段60に関連した表示
灯として利用されると共に、記憶手段74の残留
枚数計数手段72A,72B及び72Cに関連し
た表示灯としても利用されている。更に詳述する
と、カセツト受部6に装着されているカセツト4
A,4B又は4Cにおけるシート片24A,24
B又は24Cが消費され尽したこと、或いはカセ
ツト受部6にカセツト4A,4B及び4Cのいず
れもが装着されていないことに起因して、シート
片非存在検出手段60がシート片非存在信号を生
成すると、点灯回路92が付勢され、表示灯84
が点灯され続ける。他方、記憶手段74の3個の
残留枚数計数手段72A,72B及び72Cのう
ちの、カセツト受部6に装着されているカセツト
4A,4B又は4Cに対応した残留枚数計数手段
72A,72B又は72Cの計数値と、上述した
連続作動計数手段86の計数値とが入力される比
較手段94が設けられており、かかる比較手段9
4は、上記両計数値を比較して前者よりも後者の
方が大きい場合にはシート片不足信号を生成す
る。比較手段94がシート片不足信号を生成する
と点滅回路96が付勢され、表示灯84が繰返し
点滅される。表示灯84が繰返し点滅されると、
作業者は、連続作動計数手段86によつて設定さ
れた所望回数の複写乃至印刷工程が終了する前に
カセツト受部6に装着されたカセツト4A,4B
又は4Cにおけるシート片24A,24B又は2
4Cが消費され尽してしまうことを認識すること
ができ、カセツト受部6に装着されたカセツト4
A,4B又は4Cにおけるシート片24A,24
B又は24Cが実際に消費され尽し、従つて表示
灯84が点灯され続けるようになつた時点で、遅
滞なくカセツト4A,4B又は4Cへの新たな一
束のシート片24A,24B又は24Cの装填操
作を遂行することができる。
記憶手段74の3個の残留枚数計数手段72
A,72B及び72Cのうちの、カセツト受部6
に装着されているカセツト4A,4B又は4Cに
対応した残留枚数計数手段72A,72B又は7
2Cの計数値は、複写乃至印刷機がコンピユータ
又はワードプロセツサ等の出力手段として使用さ
れている場合には、複写乃至印刷機における供給
装置2における所謂現状(ステータス)情報とし
て、コンピユータ又はワードプロセツサ等の入力
部に送給することもできる。
以上、添付図面を参照して本発明に従つて構成
された複写乃至印刷機の一具体例について詳述し
たが、本発明はかかる具体例に限定されるもので
はなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の
変形乃至修正が可能であることは多言を要しな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従つて構成された複写乃至
印刷機の一具体例における供給装置を示す部分断
面図。第2図は、第1図の供給装置を、一部を切
欠いて示す部分斜面図。第3−A図、第3−B図
及び第3−C図は、夫々、カセツト受部に装着さ
れるカセツトを示す斜面図。第4図は、供給装置
におけるシート片の残留枚数の検出及びこれに基
づく表示のための種々の構成要素を示す簡略ブロ
ツク線図。第5−A図、第5−B図及び第5−C
図は、夫々、第4図に示す制御手段による制御方
式を示すフローチヤート。 2……供給装置、4A,4B及び4C……カセ
ツト、6……カセツト受部、24A,24B及び
24C……シート片、46,48,50及び52
……永久磁石(表示手段)、58……カセツト検
出手段、60……シート片非存在検出手段、72
A,72B及び72C……残留枚数計数手段、7
6……制御手段、78……送給信号生成手段、8
0……設定計数値選定手段、82……計数表示手
段、84……表示灯、86……連続作動計数手
段、88……スイツチ手段、94……比較手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複写乃至印刷工程の遂行に際してシート片を
    1枚づつ送給するための、複数枚のシート片が装
    填される供給装置と、該供給装置に残留するシー
    ト片の枚数を計数するための残留枚数計数手段
    と、該残留枚数計数手段を制御するための制御手
    段と、該供給装置にシート片が存在しなくなると
    これを検出してシート片非存在信号を生成するシ
    ート片非存在検出手段とを具備し、該シート片非
    存在検出手段が該シート片非存在信号を生成する
    と、該制御手段は該残留枚数計数手段の計数値を
    それまでの計数値の如何にかかわらず零に復帰せ
    しめる、ことを特徴とする複写乃至印刷機。 2 該シート片非存在信号が生成されていないに
    もかかわらず該残留枚数計数手段の計数値が零に
    復帰した場合には、該制御手段は該残留枚数計数
    手段の計数値を1にせしめる、特許請求の範囲第
    1項記載の複写乃至印刷機。 3 手動操作される設定計数値選定手段と、該供
    給装置からシート片が送給されるとシート片送給
    信号を生成する送給信号生成手段とを具備し、該
    制御手段は該残留枚数計数手段を該設定計数値選
    定手段によつて選定された選定計数値に設定し、
    該シート片送給信号の生成に応じて該残留枚数計
    数手段の計数値を1づつ減算する、特許請求の範
    囲第1項又は2項記載の複写乃至印刷機。 4 該残留枚数計数手段の計数値が零に復帰した
    後においてのみ、該制御手段は該残留枚数計数手
    段を該選定計数値に設定することができる、特許
    請求の範囲第3項記載の複写乃至印刷機。 5 該シート片非存在検出手段が該シート片非存
    在信号を生成している時にのみ、該制御手段は該
    残留枚数計数手段を該選定計数値に設定すること
    ができる、特許請求の範囲第3項又は第4項記載
    の複写乃至印刷機。 6 該供給装置はカセツト受部を有し、夫々異な
    つたシート片を収容した少なくとも2個のカセツ
    トのいずれかを選択的に該カセツト受部に装填す
    ることによつて該供給装置にシート片が装填さ
    れ、該少なくとも2個のカセツトの各々には夫々
    特有の表示手段が配設されており、該カセツト受
    部には該表示手段と協働していずれのカセツトが
    装着されたかを検出するカセツト検出手段が配設
    されており、該残留枚数計数手段は該少なくとも
    2個のカセツトの各々に対応して該少なくとも2
    個のカセツトの数と同数だけ設けられており、該
    制御手段は該カセツト受部に装填されたカセツト
    に対応した残留枚数計数手段に作用する、特許請
    求の範囲第1項から第5項までのいずれかに記載
    の複写乃至印刷機。 7 複写乃至印刷工程を所望回数繰返して連続的
    に遂行せしめるための、所望計数値に設定され得
    る連続作動計数手段と、計数表示手段と、該残留
    枚数計数手段と該連続作動計数手段とのいずれか
    を該計数表示手段に選択的に接続せしめるための
    スイツチ手段とを具備する、特許請求の範囲第1
    項から第6項までのいずれかに記載の複写乃至印
    刷機。 8 複写乃至印刷工程を所望回数繰返して連続的
    に遂行せしめるための、所望計数値に設定され得
    る連続作動計数手段と、該残留枚数計数手段にお
    ける計数値と該連続作動計数手段における計数値
    とを比較し、前者よりも後者の方が大きい場合に
    はシート片不足信号を生成する比較手段と、該シ
    ート片不足信号の生成に応じて作動せしめられる
    表示灯とを具備する、特許請求の範囲第1項から
    第7項までのいずれかに記載の複写乃至印刷機。 9 該表示灯は該シート片非存在信号の生成に応
    じても作動せしめられ、該シート片非存在信号が
    生成された場合には該表示灯は継続して点灯さ
    れ、該シート片不足信号が生成された場合には該
    表示灯は繰返し点滅される、特許請求の範囲第8
    項記載の複写乃至印刷機。
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