JPH0549428U - 自動車のドアガラスの自動開閉装置 - Google Patents

自動車のドアガラスの自動開閉装置

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Publication number
JPH0549428U
JPH0549428U JP10299891U JP10299891U JPH0549428U JP H0549428 U JPH0549428 U JP H0549428U JP 10299891 U JP10299891 U JP 10299891U JP 10299891 U JP10299891 U JP 10299891U JP H0549428 U JPH0549428 U JP H0549428U
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JP
Japan
Prior art keywords
door glass
temperature sensor
closing device
opening
automobile
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Pending
Application number
JP10299891U
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English (en)
Inventor
勝治 石塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
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Publication of JPH0549428U publication Critical patent/JPH0549428U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、自動車のドアガラスを室温に応じ
て自動的に開閉し、極度な室温上昇を防止するドアガラ
スの自動開閉装置を提供することを目的としている。 【構成】 高温センサと低温センサと雨滴センサおよび
リレーとを設け、パワーウインドモータを駆動するよう
構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のドアガラスを開閉する開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ドアガラスを動力で開閉するパワウインド装置は知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、夏期等、ドアガラスを締め切り青空駐車した場合、自動車の室温は、 温室効果により上昇し高温(例えば40℃以上)となり、乗車した際に不快にな る。また、エンジン始動直後はエアコンの能力上から冷房効果が低く不快な時間 が続く。また、車内に子供を残して買物等のために長時間離れると、自動車の室 内温度が上昇し、子供が脱水症状等で死亡する事故が毎年発生している。そして 、以上のような不具合を解消する目的で、太陽電池を使用した換気装置が市販さ れている。しかし、該換気装置の換気性能は自動車の室内温度の上昇カーブを上 回るものではなく、不具合は解消されていない。
【0004】 また、本出願人による実開昭61−155584号公報が開示されているが、 降雨等にドアガラスを自動的に閉じる技術で、制御装置を使用しているので高価 である。
【0005】 本考案は、自動車の室温に応じてドアガラスを自動的に開閉し、極度な温度上 昇を防止する安価な自動車のドアガラス自動開閉装置を提供することを目的とし ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、自動車のドアガラスを開閉する開閉装置において、車室内の 温度により作動する高温センサおよび低温センサと、降雨を感知する雨滴センサ からの信号により作動するリレー部と、ドアガラスを開閉する駆動手段とを設け ている。
【0007】 上記の駆動手段は、パワーウインド装置のモータを使用し、温度センサはバイ メタル式が好ましい。
【0008】
【作用】
上記のように構成された自動車のドアガラスの自動開閉装置において、ドアガ ラスを締めた車室内の温度が、高温センサが作動する温度になってONすると、 ドアパワーウインドモータがドアガラスを開ける方向に回転してドアガラスが開 けられる。また、ドアガラスが開いた状態で車室内の温度が低下し、低温センサ が作動する温度になってONすると、パワーウインドモータが、ドアガラスを閉 じる方向に回転してドアガラスを閉じる。そして、降雨の場合には、雨滴センサ がONして、抵抗とリレーの作用でドアガラスが開く側、すなわち高温センサ側 の電気回路をOFFすると共に、ドアガラスを閉じる方向にパワーウインドモー タを回転させるのでドアガラスは閉じられる。また、降雨中は、上記のようにリ レーにより、高温センサ側の電気回路がOFFされているので車室内の温度が、 高温センサが作動する温度になってONしてもドアガラスが開かないので、雨水 浸入の恐れはない。
【0009】
【実施例】
以下、図面を参照して、本考案の実施例を説明する。
【0010】 図1において、バイメタル式高温センサ1とバイメタル式低温センサ2とは、 車室内のインストルメントパネルに固設されている。また、パワーウインドモー タ3および図示しないドアガラス開閉装置は各ドアの内部に設けられている。そ して、雨滴センサ4は、前面ガラス7下部の前部パネル上に固設されている。な お、符号6はドアガラスを示し、符号8は、エンジンルームに搭載されたバッテ リを示している。
【0011】 図2において、高温センサ1(例えば35℃でON)の端子1aは電気回路L 3によりバッテリ8に接続され、端子1bは電気回路L1(下降回路)により、 リレー5の端子5a、5bを介してパワーウインドモータ3の端子3a(パワー ウィンド下降回路)に接続されている。そして、リレー5のコイル側端子5cは 抵抗6を介して電気回路L6により雨滴センサ4の端子4bに接続され、この端 子4bはさらに電気回路L5によりモータ3の端子3b(パワーウィンド上昇回 路)に接続されている。なお、雨滴センサ4の端子4aは、バッテリ8に電気回 路により接続されている。
【0012】 また、低温センサ2(例えば30℃でON)の端子2aは、電気回路L4によ りバッテリ8に接続され、他端子2bは電気回路L2(上昇回路)によりモータ 3の端子3bに接続されている。
【0013】 以下、図3をも参照して作動について説明する。
【0014】 まず、雨滴がないかどうかを判断する(ステップS1)。NOの場合は雨滴セ ンサ4がONしてリレー5の作動でL1回路をOFFして高温センサ1を切り、 ドアガラスを上昇させる(ステップS6)。YESだった、すなわち雨滴がなけ れば、高温(例えば35℃以上)であるか否かを判断する(ステップS2)。N Oであれば、そのままの状態が継続し、YESだったら高温センサ1がONして いるので、電気回路L3、L1およびリレー5を介してモータ3を駆動してドア ガラス6を下降させる(ステップS3)。そして再び雨滴があるか否かを判断し (ステップS4)、YESの場合は、室内の温度が下降すれば、低温(例えば3 0℃以下)になっているか否かを判断する(ステップS5)。NOの場合は室温 低下を待ち、YESだったら低温センサ2がONしているので、電気回路L3、 L4およびL2を介してモータ3を駆動してドアガラス6を上昇させる(ステッ プS6)。なお、ステップS4において雨滴があればステップS6を行う。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、車室内の温度に応じてド アガラスを自動的に開閉して極度な温度上昇を防止すると共に、降雨時に自動的 に閉じて雨の浸入を防ぐことができる。従って、夏期等に乗車時の高温による不 快さが解消できる。また、子供を車内に残した場合の事故防止や、電子機器等に 対する熱影響も軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を概要を示す全体構成図。
【図2】図1の具体例を示す電気回路図。
【図3】図2の作動の説明図。
【符号の説明】
1・・・高温センサ 2・・・低温センサ 3・・・パワーウインドモータ 4・・・雨滴センサ 5・・・リレー 6・・・ドアガラス 7・・・前面ガラス 8・・・バッテリ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドアガラスを開閉する開閉装置
    において、車室内の温度により作動する高温センサおよ
    び低温センサと、降雨を感知する雨滴センサからの信号
    により作動するリレー部と、ドアガラスを開閉する駆動
    手段とを設けたことを特徴とする自動車のドアガラスの
    自動開閉装置。
JP10299891U 1991-12-13 1991-12-13 自動車のドアガラスの自動開閉装置 Pending JPH0549428U (ja)

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JP10299891U Pending JPH0549428U (ja) 1991-12-13 1991-12-13 自動車のドアガラスの自動開閉装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005336831A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Fujitsu Ten Ltd 窓管理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005336831A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Fujitsu Ten Ltd 窓管理装置
JP4515156B2 (ja) * 2004-05-26 2010-07-28 富士通テン株式会社 窓管理装置

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