JPH0549404B2 - - Google Patents

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JPH0549404B2
JPH0549404B2 JP61249897A JP24989786A JPH0549404B2 JP H0549404 B2 JPH0549404 B2 JP H0549404B2 JP 61249897 A JP61249897 A JP 61249897A JP 24989786 A JP24989786 A JP 24989786A JP H0549404 B2 JPH0549404 B2 JP H0549404B2
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JP
Japan
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guide
rail
rails
fixed
axis
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JP61249897A
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JPS63102807A (ja
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Hitoshi Hashimoto
Hiroshi Yamamoto
Takeshi Ishibashi
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Publication of JPS63102807A publication Critical patent/JPS63102807A/ja
Publication of JPH0549404B2 publication Critical patent/JPH0549404B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 A 発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は、多軸ヘツド交換式工作機械、特に加
工ユニツトを装備した基台上に、該ユニツトを囲
繞する環状の第1案内レールと、この第1案内レ
ールと等径に形成されてその上方に同一軸線上に
並ぶ環状の第2案内レールとを配設すると共に、
その各案内レールに、複数の多軸ヘツドを走行可
能に支持し、基台には、第1案内レール上の各多
軸ヘツドを走行駆動し得る第1インデツクス機構
と、第2案内レール上の各多軸ヘツドを走行駆動
し得る第2インデツクス機構とを、各々対応する
多軸ヘツドに対し着脱可能に設け、各多軸ヘツド
はそれが第1案内レール上の所定部位に在る時に
加工ユニツトと協働してワークを加工できるよう
にした形式の多軸ヘツド交換式工作機械における
昇降体安定支持機構付きヘツド交換装置に関す
る。
(2) 従来の技術 上記構造の多軸ヘツド交換式工作機械は、例え
ば特開昭58−71013号公報や同59−81007号公報に
開示されるように従来公知である。
(3) 発明が解決しようとする課題 ところが上記従来公知のものでは、上下に並ぶ
第1、第2環状案内レールの一側方に、その両案
内レール間での多軸ヘツドの昇降交換を行うため
の昇降機構が該両案内レールから別個独立して配
設されている上、その昇降機構中には、多軸ヘツ
ドを載置・昇降させるヘツド交換用昇降支持台が
唯1個しか設けられていないため、次のような問
題がある。即ち、上、下案内レール間での多軸
ヘツドの昇降交換を行うに際しては、前記支持台
と上、下案内レールとの各間で多軸ヘツドの移替
えをいちいち行う必要があつて全体として作業能
率が悪く、またその移替えのための手段を昇降
機構中に特別に設ける必要があつて、それだけ構
造が複雑化し、更に上側の第2案内レールに
は、第1案内レールからの多軸ヘツド受入れのた
めに少なくとも多軸ヘツド1台分の空きスペース
を常に確保しておく必要があつて、それだけ第2
案内レールにおける多軸ヘツドの貯蔵容量が少な
くなるのである。
本発明は、斯かる事情に鑑み提案されたもの
で、第1及び第2案内レールの一部である第1及
び第2昇降レールをヘツド交換用昇降支持台に兼
用させるべく、案内レール一側方の案内柱に昇降
案内される昇降体を以て両昇降レールを同時に昇
降駆動できるようにして、従来装置の上記問題を
一挙に解決することを第1の目的としている。
ところで上記のようにしてヘツド交換用昇降支
持台としての昇降レールを昇降駆動する場合にお
いて、その駆動手段たる昇降体はその基部側が案
内柱に昇降可能に案内支持される関係上、その自
由端部たる先部側が特に昇降時にふらつき易く、
該昇降体を安定した昇降姿勢でスムーズに昇降動
作させることが容易でない。また各案内レール
は、これが1本レールであると、該レールに走行
案内される多軸ヘツドを、安定した走行姿勢でス
ムーズに走行動作させることがこれまた容易でな
い。本発明は、これらの問題を簡単な構造で解決
することを第2の目的としている。
B 発明の構成 (1) 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、前記形式
の多軸ヘツド交換式工作機械において、両案内レ
ールの一側方に配設した案内柱に、昇降体の基部
を所定の上限位置と下限位置との間で昇降可能に
支持し、第2案内レールを、基台に第2支持板を
介して固定される上下一対の第2固定レールと、
昇降体の先部に固定されてその下限位置で第2固
定レールに並ぶ上下一対の第2昇降レールとに分
割する一方、第1案内レールを、基台に第1支持
板を介して固定される上下一対の第1固定レール
と、同昇降体の先部に固定されてその下限位置で
第1固定レールに、またその上限位置で第2固定
レールにそれぞれ並ぶ上下一対の第1昇降レール
とに少なくとも分割し、両第1昇降レール間を結
合する第1レールサポートには上下に延びる第1
サポートガイドを、また両第2昇降レール間を結
合する第2レールサポートには上下に延びる第2
サポートガイドをそれぞれ一体的に沿設し、第1
及び第2支持板には上下方向に延びる第1及び第
2ガイド部材を、昇降体の昇降時に少なくとも一
方のガイド部材が少なくとも一方のサポートガイ
ドに上下摺動自在に係合するよう、それぞれ固定
したことを特徴とする (2) 作用 多軸ヘツドの交換に当たつては、第1案内レー
ル上にある任意の多軸ヘツドを第1インデツクス
機構で第1昇降レールの位置にもたらし、次いで
第1及び第2昇降レールを昇降体と共に昇降させ
る。そしてその第1昇降レールが第2案内レール
に対応する位置に来たとき(このとき第2昇降レ
ールは、それに支承される多軸ヘツドと共に第2
案内レールよりも上方の退避位置に置かれる)に
は、第2インデツクス機構により新たに供給すべ
き多軸ヘツドを第1昇降レール上にもたらし、次
いで第1及び第2昇降レールを昇降体と共に下降
させることにより、新たな多軸ヘツドが第1案内
レールにもたらされ、それと同時に前記第2昇降
レール上の多軸ヘツドは第2案内レールに戻され
る。
また特に各案内レールを構成する固定レールや
昇降レールの各々を上下一対のレールの組よりそ
れぞれ構成したことにより、案内レールによる多
軸ヘツドの支持が安定し、その多軸ヘツドを常に
スムーズに走行させることができる。更に各昇降
レールを支持する昇降体は、その基部が案内柱に
支持されるばかりでなく、その自由端側の先部
が、相互に係合・摺接するサポートガイド及びガ
イド部材を介して基台側に支持されるから、該昇
降体の昇降姿勢も常に安定し、昇降レールによる
多軸ヘツドの昇降も安定よく行われる。
(3) 実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説
明すると、先ず第1図および第2図において、床
面に固定される基台1上には、その中央部の原位
置HPと、側端の加工位置MPとの間で進退自在
にして加工ユニツト2が配設される。すなわち基
台1上には、一対の平行な進退用ガイド部材3が
配設されており、加工ユニツト2はその進退用ガ
イド部材3で案内されて原位置HPと加工位置
MPとの間に進退移動する。また基台1上には、
移動用モータ4が固定的に支持されており、この
移動用モータ4が加工ユニツト2に連結される。
原位置HPにある加工ユニツト2を囲繞するよ
うにして上、下一対の環状の第1案内レール5,
5が配置され、第1案内レール5,5の上方位置
には上下の間隔を第1案内レール5,5と同一に
した上、下一対の環状の第2案内レール6,6が
配置される。しかも第1および第2案内レール
5,5;6,6の中心位置および半径は同一に設
定されている。
第3図および第4図を併せて参照して、第1案
内レール5は、可動レール7と、一対の第1固定
レール8,9と、第1昇降レール10とで環状に
構成される。可動レール7は、加工位置MPに対
応する部分に配置され、第1昇降レール10は第
1案内レール5の中心に関して可動レール7と反
対側に配置される。可動レール7および第1昇降
レール10間を結ぶようにして、第1固定レール
8,9は例えば115度の中心角を有する円弧状に
形成されており、基台1に固定される。すなわち
下方の第1固定レール8,9は、脚部材11を介
して基台1上にそれぞれ固定され、上、下一対の
第1固定レール8,8;9,9相互は、円弧状に
彎曲した側板12でそれぞれ一体化される。ま
た、上、下一対の可動レール7,7は加工ユニツ
ト2に一体化されており、加工ユニツト2と一体
的に移動する。さらに上、下一対の第1昇降レー
ル10,10は第1レールサポート13により一
体化される。
上方の第1固定レール8,9には、前記側板1
2と一体の水平な第1支持板14がそれぞれ一体
化されており、これらの第1支持板14から内方
にそれぞれ延設された複数の支持脚15により、
上下に延びる支柱16の下端が、第1および第2
案内レール5,5;6,6と同心にして固定、支
持される。
第5図を併せて参照して、第2案内レール6
は、第2固定レール17と第2昇降レール18と
で環状に構成されており、第2昇降レール18
は、第1昇降レール10と同一の中心角を有して
円弧状に形成され、第1昇降レール10に対応す
る位置に配置される。
上方の第2固定レール17は、支柱16におけ
る中心部から半径方向外方に張出した第2支持板
19に固設され、上、下一対の第2固定レール1
8,18相互は、前記第2支持板19と一体に形
成され周方向に間隔をあけた複数の連結板20を
介して一体化される。また上、下一対の第2昇降
レール18,18は第2レールサポート21を介
して一体化される。
第1案内レール5,5には、複数たとえば6種
類の多軸ヘツドA1,A2,A3,B1,B2,
B3が走行可能に支承され、第2案内レール6,
6には、複数たとえば6種類の多軸ヘツドC1,
C2,C3,D1,D2,D3が走行可能に支承
される。すなわち、各多軸ヘツドA1〜A3、B
1〜B3、C1〜C3、D1〜D3の上部には、
上方の第1案内レール5および上方の第2案内レ
ール6の各上面上を転動可能な一対の車輪22が
それぞれ軸支されるとともに、上方の第1および
第2案内レール5,6の内側面に沿つて転動する
一対の車輪23がそれぞれ軸支され、各多軸ヘツ
ドA1〜A3,B1〜B3,C1〜C3,D1〜
D3の下部には、下方の第1および第2案内レー
ル5,6の内側面および外側面に沿つて転動する
一対の車輪24がそれぞれ軸支される。
ここで各多軸ヘツドA1〜A3,B1〜B3,
C1〜C3,D1〜D3において、英字A,B,
C,Dおよび数字1,2,3を組合せて参照符号
を付したのは、対応するワークおよび工程を区別
して表示するのに便利なためであり、英字A,
B,C,Dは対応するワークの種類を示す。また
数字1,2,3は加工工程を示すものであり、た
とえば1はドリル加工用、2はタツプ加工用、3
はリーマ加工用を示している。
第1案内レール5,5に沿つて走行可能な多軸
ヘツドA1〜A3,B1〜B3は第1インデツク
ス機構25によつて角変位駆動され、多軸ヘツド
A1〜A3,B1〜B3の任意のものが可動レー
ル7,7あるいは昇降レール10,10に対応す
る位置に配置される。また第2案内レール6,6
に沿つて走行可能な多軸ヘツドC1〜C3,D1
〜D3は、第2インデツクス機構26によつて角
変位駆動され、多軸ヘツドC1〜C3,D1〜D
3の任意のものが昇降レール18,18に対応す
る位置に配置される。
第1インデツクス機構25は、支柱16の中間
部で回転自在に支承された回転板27と、周方向
に等間隔をあけた複数個所たとえば6個所で回転
板27から半径方向外方に延設されるインデツク
スアーム28と、回転板27を角変位駆動するた
めの駆動源29とを備える。また第2インデツク
ス機構26は、基本的に第1インデツクス機構2
5と同様に構成されており、回転板30と、イン
デツクスアーム31と、駆動源23とを備える。
各インデツクスアーム28,31の先端は、多
軸ヘツドA1〜A3,B1〜B3,C1〜C3,
D1〜D3の上部にそれぞれ固設した係止ブロツ
ク36に、係脱可能にしてそれぞれ係合する。
第6図、第7図および第8図において、各イン
デツクスアーム28,31の先端には、水平面内
で各多軸ヘツドA1〜A3,B1〜B3,C1〜
C3,D1〜D3側に開放した略U字状の案内部
37がそれぞれ形成される。この案内部37に
は、各多軸ヘツドA1〜A3,B1〜B3,C1
〜C3,D1〜D3に対する近接、離反を可能と
して略U字状の係合部材38が摺合される。この
係合部材38には、インデツクスアーム28,3
1に挿通される案内軸39が固設されており、案
内軸39を囲繞してインデツクスアーム28,3
1および係合部材38間に介装されるばね40に
より、係合部材38は各多軸ヘツドA1〜A3,
B1〜B3,C1〜C3,D1〜D3に近接する
方向に弾発付勢される。しかもインデツクスアー
ム28,31から突出した案内軸39の端部に
は、インデツクスアーム28,31に係合し得る
ストツパ41が固設されており、ばね40で付勢
された係合部材38がインデツクスアーム28,
31から離脱することが阻止される。
係合部材38の相互に対向する内側面には、各
多軸ヘツドA1〜A3,B1〜B3,C1〜C
3,D1〜D3から離反するにつれて相互に近接
するように傾斜した傾斜嵌合面42,43がそれ
ぞれ形成される。また係合部材38の中央上部お
よび中央下部には、各多軸ヘツドA1〜A3,B
1〜B3,C1〜C3,D1〜D3側に突出した
案内突部44,45が一体に設けられる。これら
の案内突部44,45の先端面には、上方から順
に、下方に向かうにつれて先端側に傾斜した第1
案内面46,47と、鉛直な第2案内面48,4
9と、上方に向かうにつれて先端側に傾斜した第
3案内面50,51とが形成される。
一方、各多軸ヘツドA1〜A3,B1〜B3,
C1〜C3,D1〜D3の上部には、インデツク
スアーム28,31側に突出する係止ブロツク3
6がそれぞれ固設される。この係止ブロツク36
には、前記傾斜嵌合面42,43に対応する外側
面52,53が先端側に向かうにつれて相互に近
接するように傾斜して形成される。また、係止ブ
ロツク36の先端には、第3案内面50,51に
対応して傾斜した第1当接面54と、第2案内面
48,49に対応して鉛直な第2当接面55と、
第1案内面46,47に対応して傾斜して第3当
接面56とが、上方から順に設けられる。
このようなインデツクスアーム28,31の先
端構造と、係止ブロツク36の構造とによれば、
外側面52,53を傾斜嵌合面42,43に当接
させるとともに第3当接面56を第1案内面47
に当接させて係止ブロツク36と係合部材38と
が係合している状態で、係止ブロツク36すなわ
ち各多軸ヘツドA1〜A3,B1〜B3,C1〜
C3,D1〜D3を上昇させると、第1当接面5
4が第3案内面50に当接して係合部材38がば
ね40のばね力に抗して押圧され、外側面52,
53と傾斜嵌合面42,43とが離反して係合状
態が解除される。また、インデツクスアーム2
8,31の下方から係止ブロツク36すなわち各
多軸ヘツドA1〜A3,B1〜B3,C1〜C
3,D1〜D3が上昇して来たときには、ばね4
0で弾発付勢されている係合部材38の第3案内
面51に第1当接面54が当接して係合部材38
が押込まれる。次いで、第3当接面56が第1案
内面47に対応する位置まで上昇したときに係合
部材38は第1案内面47を第3当接面56に当
接させるまで前進し、係止ブロツク36の両先側
面52,53に傾斜嵌合面42,43が当接し
て、インデツクスアーム28,31と多軸ヘツド
A1〜A3,B1〜B3,C1〜C3,D1〜D
3とが係合状態となる。これは、各多軸ヘツドA
1〜A3,B1〜B3,C1〜C3,D1〜D3
が上方から降下して来たときも同様である。
昇降レール10,10;18,18に対応する
部分で、第1および第2案内レール5,5;6,
6の側方には昇降機構60が配設される。
第9図において、昇降機構60は、上下に延び
る一対の案内柱61,61と、案内柱61,61
に沿つて昇降可能な上、下一対の昇降体62,6
2と、昇降体62,62を昇降駆動するための昇
降駆動手段63とを備える。
基台1の側方の床面上には、基板64が配設さ
れており、横断面四角形の筒状である案内柱6
1,61は相互間に間隔をあけて基板64上に立
設される。また案内柱61,61の下部間には連
結板65で相互に連結されており、この連結板6
5と基台1とは、I形鋼から成る一対の連結部材
66,66で相互に連結される。また案内柱6
1,61の上部間は連結板67で相互に連結され
る。さらに案内柱61,61の上部には、相互に
離反する側の側面にブラケツト68,68が固設
され、該ブラケツト68,68にはたとえばI形
鋼からなる連結部材69,69の一端が固設され
る。これらの連結部材69,69の他端は支柱1
6の上端に共通に固設される。
このようにして案内柱61,61は、その上部
および下部で基台1と実質的に一体化され、安定
的に支持されている。
案内柱61,61の基台1側の側面には、上下
に延びる昇降用ガイド部材70,70が固設され
ており、昇降体62,62はそれらのガイド部材
70,70に沿つて昇降する。すなわち両昇降体
62,62は、両案内柱61,61間にわたる鉛
直板71,71の下部に、基台1側に延出する水
平板72,72が直角に固設されて成り、鉛直板
71,71の両端には、ガイド部材70,70に
嵌合する嵌合脚部73,73がそれぞれ一対ずつ
設けられる。
両昇降体62,62は、接続部材74を介して
相互に連結されており、上方の昇降体62に、昇
降駆動手段63が連結される。この昇降駆動手段
63は、たとえば油圧シリンダであり、上下方向
に延びて一方の案内柱61に支持される。したが
つて昇降駆動手段63により両昇降体62,62
がガイド部材70,70に沿つて昇降駆動され
る。
両案内柱61,61の上端には、同期して回転
すべく軸75を共通とした一対のスプロケツトホ
イル76,76が軸支されており、これらのスプ
ロケツトホイル76,76に巻き掛けられたチエ
ン77,77の一端が上方の昇降体62にそれぞ
れ連結される。またチエン77,77の他端は、
上端から案内柱61,61内に挿入されており、
案内柱61,61内を昇降可能なバランスウエイ
ト78,78に連結される。
各スプロケツトホイル76,76は、案内柱6
1,61の上端に取付けられるカバー79,79
で覆われる。またガイド部材70,70の下端に
は、下方の昇降体62に当接して各昇降体62,
62の下限位置を定めるストツパ80がそれぞれ
取付けられ、ガイド部材70,70の上端には、
上方の昇降体62に当接して各昇降体62,62
の上限位置を定めるストツパ81がそれぞれ取付
けられる。
接続部材74で連結した状態で、両昇降体6
2,62における水平板72,72間の間隔は、
下方の第1案内レール5と下方の第2案内レール
6との間の間隔に対応しており、両昇降体62,
62の水平板72,72は、下方の第1及び第2
昇降レール10,18にそれぞれ連結される。し
たがつて昇降体62,62の昇降に応じて第1及
び第2昇降レール10,10;18,18も昇降
するが、昇降体62,62が下限位置にあるとき
には第1昇降レール10,10が第1案内レール
5,5に対応する位置(即ち第1固定レール8,
8;9,9に並ぶ位置)にあると共に第2昇降レ
ール18,18が第2案内レール6,6に対応す
る位置(即ち第2固定レール17,17に並ぶ位
置)にあり、また昇降体62,62が上限位置に
あるときには、第10図で示すように、第1昇降
レール10,10が第2案内レール6,6に対応
する位置(即ち第2固定レール17,17に並ぶ
位置)にあるように、昇降体62,62の上限お
よび下限位置すなわちストツパ80,81の取付
位置が設定される。
第11図および第12図において、第1及び第
2昇降レール10,10;18,18を連結する
第1及び第2レールサポート13,21には、係
止ブロツク36の幅よりも大なる間隔をあけて上
下に延びる各一対の第1及び第2サーポトガイド
82,82;83,83がそれぞれ固設される。
そして、その第1サポートガイド82,82に摺
動自在に係合し得る第1ガイド部材としての第1
ガイド棒84,84が第1案内レール5,5間で
上下に延びて前記第1支持板14に固定され、ま
た第1及び第2サポートガイド82,82;8
3,83に摺動自在に係合し得る第2ガイド部材
としての第2ガイド棒85,85が第2案内レー
ル6,6間で上下に延びて前記第2支持板19に
固定される。而して昇降体62は、その基部が案
内柱61に支持されるばかりでなく、その自由端
側の先部が、相互に係合・摺接する前記サポート
ガイド82,82;83,83及びガイド部材8
4,84;85,85を介して基台1側に支持さ
れるから、該昇降体62の昇降姿勢が常に安定
し、各昇降レール10,18による多軸ヘツドの
昇降も安定よく行われる。
前記各昇降レール10,18に対応する位置に
あるインデツクスアーム28,31間で、係止ブ
ロツク36の先端に嵌合して多軸ヘツドA1〜A
3,B1〜B3,C1〜C3,D1〜D3の昇降
を案内するヘツド案内部材86が上下に延びて支
持板19に固定され、さらにインデツクスアーム
31の上方で上下に延びるヘツド案内部材87が
連結部材69に固定される。これらのヘツド案内
部材86,87により係止ブロツク36すなわち
各多軸ヘツドA1〜A3,B1〜B3,C1〜C
3,D1〜D3の昇降動作が安定する。
再び第4図において、第1固定レール8,9に
一体的な第1支持板14には、可動レール7およ
び第1昇降レール10に対応する位置にある多軸
ヘツドA1〜A3,B1〜B3,C1〜C3,D
1〜D3の種類を検出するための検出器88,8
9が取付けられており、各多軸ヘツドA1〜A
3,B1〜B3,C1〜C3,D1〜D3には、
それらの検出器88,89に対向したときに種類
に応じた信号を発信するための発信器91がそれ
ぞれ取付けられる。
また第5図において、第2固定レール17と一
体的な第1支持板19には、第2昇降レール18
に対応する位置にある多軸ヘツドA1〜A3,B
1〜B3,C1〜C3,D1〜D3の発信器91
に対向して信号を受信するための検出器90がそ
れぞれ取付けられる。
第13図において、上述のように構成された多
軸ヘツド交換式工作機械Mは、間欠的に搬送され
てくる複数種類たとえば4種類のワークWA,
WB,WC,WDを両側から加工すべく、複数た
とえば5個所の加工ステーシヨンS1,S2,S
3,S4,S5に一対ずつ配設される。すなわち
加工ステーシヨンS1〜S5を順次通過するよう
にして、コンベア95が無端状に配置されてお
り、各加工ステーシヨンS1〜S5に対応する位
置でコンベア95の両側に前記工作機械Mがそれ
ぞれ配設される。
コンベア95上には複数のパレツト96が載せ
られており、各加工ステーシヨンS1〜S5に入
る前の固定位置に設定された投入ステーシヨンSi
で、複数種類のワークWA,WB,WC,WDの
1つがパレツト96に載せられる。また各加工ス
テーシヨンS1〜S5を経過した後の固定位置に
払出しステーシヨンSoが設定されており、各加
工ステーシヨンS1〜S5で加工された後のワー
クWA,WB,WC,WDが払出しステーシヨン
Soでパレツト96上から払出される。しかも払
出し後のパレツト96は投入ステーシヨンSiへと
循環する。
投入ステーシヨンSiには、ワークWA,WB,
WC,WDのいずれが投入されたかを検出するワ
ーク検出器97が配設されており、このワーク検
出器97で検出された信号は全体制御盤98に入
力される。一方、各工作機械Mには、シーケンサ
99およびCNC装置100がそれぞれ付設され
ておりり、投入ステーシヨンSiに投入されたワー
クの種類が全体制御盤98から各シーケンサ99
に伝送される。
各工作機械Mにおいて、検出器89,90によ
り発信器91からの信号を読み取ることにより、
各インデツクスアーム28,31のいずれに、多
軸ヘツドA1〜A3,B1〜B3,C1〜C3,
D1〜D3のいずれか係合されているかが検出さ
れており、そのデータがシーケンサ99に記憶さ
れている。CNC装置100からシーケンサ99
へは、多軸ヘツド読み出し指令および加工指令信
号が入力され、シーケンサ99に記憶されている
データとの比較により、所望の多軸ヘツドが加工
位置MPへと移動せしめられる。この際、第1案
内レール5,5上に所望の多軸ヘツドがある場合
には、第1インデツクス機構25のみの作動によ
り加工位置MPへと移動せしめられるが、所望の
多軸ヘツドが第2案内レール6,6上にあるとき
には、昇降機構60および第2インデツクス機構
26の働きにより所望の多軸ヘツドが第1案内レ
ール5,5に降され、さらに第1インデツクス機
構25によつて加工位置MPへと移動せしめられ
る。
また全体御御盤98からは、ワークの種類と、
投入ステーシヨンSiから該当ステーシヨンまでの
ステーシヨン数および工程数とが基準指令として
シーケンサ99に入力されるものであり、その準
備指令信号とシーケンサ99に記憶されているデ
ータとの比較により、準備すべき多軸ヘツドがサ
ーチされ、シーケンサ99からの指令で準備すべ
き多軸ヘツドが順番に第1案内レール5,5へと
移動せしめられる。
次にこの実施例の作用について第14図を参照
しながら説明する。或る工作機械Mにおいて、た
とえばワークWA,WB,WC,WDがこの順に
配送されて来るとともに、各ワークWA,WB,
WC,WDについてドリル加工、タツプ加工およ
びリーマ加工の3工程の加工を順に施す場合に、
第14図aで示すように、第1案内レール5,5
上には多軸ヘツドA1〜A3,B1〜B3が順番
に配置され、第2案内レール6,6上には多軸ヘ
ツドC1〜C3,D1〜D3が順番に配置されて
いる場合を想定する。
この場合、多軸ヘツドA1を加工位置MPにも
たらしてワークWAのドリル加工を行なつた後、
多軸ヘツドA2,A3を加工位置MPに順次もた
らして、タツプ加工およびリーマ加工を順次行な
う。
その後、ワークWBが搬送されて来るのに伴つ
て、多軸ヘツドB1を第14図bで示すように加
工位置MPにもたらしてドリル加工を行なう。こ
のとき、次に搬送されて来るワークWCは対応す
る多軸ヘツドC1,C2,C3が第2案内レール
6,6上にあることから、多軸ヘツドB1による
加工中に、第2案内レール6,6から多軸ヘツド
C1を第1案内レール5,5へと移動させる。
すなわち、昇降レール10,10;18,18
に対応する位置にある多軸ヘツドA1,D3を、
第14図cで示すように、昇降機構60により上
限位置まで上昇させる。これにより、多軸ヘツド
A1が第2案内レール6,6に対応する位置まで
上昇し、多軸ヘツドD3は第2案内レール6,6
から上方に退避する。この際、退避した多軸ヘツ
ドD3のデータは、シーケンサ99から抹消さ
れ、検出器90で多軸ヘツドA1の発信器91か
らのデータを読み取ることにより、第2インデツ
クス機構26におけるインデツクスアーム31と
多軸ヘツドA1との関係がシーケンサ99に新た
に記憶される。
次いで、第14図dで示すように、第2インデ
ツクス機構26により、多軸ヘツドC1〜C3,
D1,D2,A1が第2案内レール6,6に沿つ
て時計まわりに60度だけ角変位駆動される。この
ため、多軸ヘツドC1が昇降レール18,18に
対応する位置に来る。
そこで、第14図eで示すように、昇降機構6
0を降下せしめ、多軸ヘツドD3を第2案内レー
ル6,6に対応する位置まで降下させるととも
に、多軸ヘツドC1を第1案内レール5,5に対
応する位置まで降下させる。この際、多軸ヘツド
D3と第2インデツクス機構26のインデツクス
アーム31との関係が改めてシーケンサ99に記
憶されるとともに、シーケンサ99内で、第2イ
ンデツクス機構26に対応していた多軸ヘツドC
1のデータが第1インデツクス機構25のインデ
ツクスアーム28に関連付けて記憶される。
かかる動作は、多軸ヘツドB2,B3による加
工動作時にも同様にして行なわれ、多軸ヘツドB
2による加工時には多軸ヘツドC2が第2案内レ
ール6,6から第1案内レール5,5へと降下せ
しめられ、多軸ヘツドB3による加工時には多軸
ヘツドC3が第2案内レール6,6から第1案内
レール5,5へと降下せしめられる。しかも多軸
ヘツドC2,C3と交換に、多軸ヘツドA2,A
3が第1案内レール5,5から第2案内レール
6,6へと移動させられる。
したがつて、ワークWBの加工後にワークWC
が搬送されて来たときには多軸ヘツドC1,C
2,C3を加工位置PMに順次もたらして、各多
軸ヘツドC1,C2,C3による加工を順番に行
なうことができる。
このような多軸ヘツドC1,C2,C3による
加工時には、次に搬送されて来るワークWDに備
えて、多軸ヘツドD1,D2,D3が第2案内レ
ール6,6から第1案内レール5,5へと降下さ
せられる。
たとえば、多軸ヘツドC2による加工時には、
第14図fで示すように、多軸ヘツドD2が第1
案内レール5,5に降下せしめられる。この際、
第2案内レール6,6において、多軸ヘツドD3
は多軸ヘツドD2の上方位置にある。
そこで、多軸ヘツドC2による加工終了後、多
軸ヘツドC3を加工位置MPにもたらすべく第1
インデツクス機構25を作動させるときには、第
14図gで示すように、第2インデツクス機構2
6をも作動させて、多軸ヘツドD3を60度だけ角
変位させておく。
多軸ヘツドC3を加工位置MPに前進させてワ
ークWCを加工を行なうときに、昇降機構60を
昇降作動させ、第14図hで示すように、多軸ヘ
ツドB3を第2案内レール6,6まで上昇せしめ
るとともに、多軸ヘツドA1を第2案内レール
6,6から上方に退避させる。
その後、第14図iで示すように、第2インデ
ツクス機構26を第14図gで示したときとは逆
方向に60度だけ作動させ、多軸ヘツドD3を昇降
レール10,10に載せる。
かかる状態で昇降機構60を降下作動させるこ
とにより、第14図jで示すように、多軸ヘツド
D3を第1案内レール5,5に降下させることが
できる。
このようにして、各多軸ヘツドA1〜A3,B
1〜B3,C1〜C3,D1〜D3を加工位置
MPに任意にもたらして加工することができ、し
かも次の加工に備えて多軸ヘツドを準備配置する
ことができるので、加工能率が向上する。また、
第1および第2案内レール5,5;6,6には同
数の多軸ヘツドを貯蔵することができるので、従
来のものよりも多数の多軸ヘツドを貯蔵すること
ができる。
昇降機構60では案内柱61,61を連結部材
66,66;69,69で基台1に実質的に一体
化したので、案内柱61,61の鉛直状態を安定
的に支持することが可能となる。また、昇降機構
60の昇降作動時に、昇降レール10,10を連
結するレールサポート13および昇降レール1
8,18を連結するレールサポート21は、ガイ
ド棒84,84;85,85で案内され、多軸ヘ
ツドA1〜A3,B1〜B3,C1〜C3,D1
〜D3の係止ブロツク36はヘツド案内部材8
6,87で案内されるので、多軸ヘツドA1〜A
3,B1〜B3,C1〜C3,D1〜D3が安定
的に昇降する。さらに、上、下一対の昇降体6
2,62が接続部材74で連結され、上方の昇降
体62に連結した一対のチエン77,77を案内
柱61,61の上端に軸支したスプロケツトホイ
ル76,76に巻掛けるとともに、それらのチエ
ン77,77にバランスウエイト78,78を連
結したので、昇降体62,62がその水平姿勢を
保ちつつ安定して昇降作動することができ、しか
も単一の昇降駆動手段63で駆動することが可能
となる。
第1および第2インデツクス機構25,26で
は、各インデツクスアーム28,31の先端に略
U字状の係合部材38を先端から突出する方向に
弾発付勢して配置し、係合部材38の中央上部お
よび下部に案内突部44,5を設けるとともに、
係止ブロツク36の先端を案内突部44,45に
対応して形成したので、各多軸ヘツドA1〜A
3,B1〜B3,C1〜C3,D1〜D3の昇降
に応じて、係止ブロツク36とインデツクスアー
ム28,31の係脱が容易に行なわれ、しかも係
合状態を強固に維持することが可能である。
C 発明の効果 以上のように本発明によれば、第1及び第2案
内レールの一部を構成する第1及び第2昇降レー
ルを昇降体と共に単に昇降駆動するだけで、その
両昇降レール上の多軸ヘツドを2個同時に昇降さ
せて、特にその一方の多軸ヘツドを一方の案内レ
ールから他方の案内レールへ直接移動させること
ができるから、此の種工作機械において従来必要
とされていた昇降機構と第1、第2案内レールと
の各間での多軸ヘツドの特別な移替え作業が一切
不要となり、その両案内レール間での多軸ヘツド
の交換を極めて迅速に行わせることができる。し
かも第1及び第2案内レールの一部である第1及
び第2昇降レールを、その両案内レール間で昇降
するヘツド交換用昇降支持台にそのまま兼用で
き、昇降機構と各案内レール間での多軸ヘツド移
替えのための機構が極めて単純化されるから、そ
れだけ装置の構造が簡素化されコストダウンに寄
与することができる。また特に第1昇降レールを
第2案内レールに移動させるべく上昇させた時に
は、その第1昇降レールの真上に位置する第2昇
降レールに貯蔵されている多軸ヘツドを該第2昇
降レールと共に上方に自動的に退避させることが
できるから、第2案内レールには第1案内レール
からの多軸ヘツド受入れのための空きスペースを
常に確保しておく必要はなく、第1及び第2案内
レールに常に同数宛の多軸ヘツドを貯蔵しておく
ことができるから、それだけ多軸ヘツドの貯蔵容
量を増加させることができる。
更に各案内レールを構成する固定レールや昇降
レールの各々を上下一対のレールの組よりそれぞ
れ構成したことにより、案内レールによる多軸ヘ
ツドの支持を安定させることができて、該案内レ
ール上における多軸ヘツドの走行を常にスムーズ
に行わせることができる。また各昇降レールを支
持する昇降体は、その基部が案内柱に支持される
ばかりでなく、その自由端側の先部が、相互に係
合・摺接するサポートガイド及びガイド部材を介
して基台側にも支持されるので、該昇降体の昇降
姿勢を常に安定させることができて、昇降レール
による多軸ヘツドの昇降を安定よく的確に行わせ
ることができ、しかも上記サポートガイドを、上
下一対の昇降レール間を結合するレールサポート
に対する補強手段として、また上記ガイド部材
を、固定レールを支持する支持板に対する補強手
段として、それぞれ兼用することができるから、
それだけ構造の簡素化を図りコストダウンに寄与
することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は多軸ヘツドの交換式工作機械の全体斜視図、第
2図は第1図の多軸ヘツドを取外して簡略化した
分解斜視図、第3図は第1図の矢視方向から見
て簡略化した部分切欠き側面図、第4図は第3図
の−線断面図、第5図は第3図の矢視図、
第6図は第4図の−線拡大断面図、第7図は
第6図の矢視図、第8図は係止ブロツクを取外
して見た第7図の矢視図、第9図は第3図の
矢視図、第10図は昇降機構上昇時の第3図に
対応した側面図、第11図は第3図のXI−XI線視
図、第12図は第3図のXII−XII線断面図、第13
図は多軸ヘツド交換式工作機械の配置例を示す簡
略図、第14図は多軸ヘツドの交換動作を順次説
明するための説明図である。 1…基台、2…加工ユニツト、5…第1案内レ
ール、6…第2案内レール、7…可動レール、
8,9…第1固定レール、10…第1昇降レー
ル、13…第1サポートレール、14…第1支持
板、17…第2固定レール、18…第2昇降レー
ル、19…第2支持板、21…第2サポートレー
ル、25…第1インデツクス機構、26…第2イ
ンデツクス機構、61…案内柱、62…昇降体、
63…昇降駆動手段、82,83…第1、第2サ
ポートガイド、84,85…第1、第2ガイド部
材としての第1、第2ガイド棒、A1〜A3,B
1〜B3,C1〜C3,D1〜D3…多軸ヘツ
ド、HP…原位置、PM…加工位置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加工ユニツト2を装備した基台1上に、該ユ
    ニツト2を囲繞する環状の第1案内レール5と、
    この第1案内レール5と等径に形成されてその上
    方に同一軸線上に並ぶ環状の第2案内レール6と
    を配設すると共に、その各案内レール5,6に、
    複数の多軸ヘツドA1〜A3;B1〜B3;C1
    〜C3;D1〜D3を走行可能に支持し、基台1
    には、第1案内レール5上の各多軸ヘツドを走行
    駆動し得る第1インデツクス機構25と、第2案
    内レール6上の各多軸ヘツドを走行駆動し得る第
    2インデツクス機構26とを、各々対応する多軸
    ヘツドに対し着脱可能に設け、各多軸ヘツドはそ
    れが第1案内レール5上の所定部位に在る時に加
    工ユニツト2と協働してワークを加工できるよう
    にした多軸ヘツド交換式工作機械において、 両案内レール5,6の一側方に配設した案内柱
    61に、昇降体62の基部を所定の上限位置と下
    限位置との間で昇降可能に支持し、第2案内レー
    ル6を、基台1に第2支持板19を介して固定さ
    れる上下一対の第2固定レール17と、昇降体6
    2の先部に固定されてその下限位置で第2固定レ
    ール17に並ぶ上下一対の第2昇降レール18と
    に分割する一方、第1案内レール5を、基台1に
    第1支持板14を介して固定される上下一対の第
    1固定レール8,9と、同昇降体62の先部に固
    定されてその下限位置で第1固定レール8,9
    に、またその上限位置で第2固定レール17にそ
    れぞれ並ぶ上下一対の第1昇降レール10とに少
    なくとも分割し、両第1昇降レール10間を結合
    する第1レールサポート13には上下に延びる第
    1サポートガイド82を、また両第2昇降レール
    18間を結合する第2レールサポート21には上
    下に延びる第2サポートガイド83をそれぞれ一
    体的に沿設し、第1及び第2支持板14,19に
    は上下方向に延びる第1及び第2ガイド部材8
    4,85を、昇降体62の昇降時に少なくとも一
    方のガイド部材が少なくとも一方のサポートガイ
    ドに上下摺動自在に係合するよう、それぞれ固定
    したことを特徴とする、多軸ヘツド交換式工作機
    械における昇降体安定支持機構付きヘツド交換装
    置。
JP24989786A 1986-10-21 1986-10-21 多軸ヘッド交換式工作機械における昇降体安定支持機構付きヘッド交換装置 Granted JPS63102807A (ja)

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FR2733448B1 (fr) * 1995-04-28 1997-05-30 Renault Automation Mecanisme d'accrochage de cassettes d'outillage pour unite d'usinage a commande numerique

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