JPH0549297A - 電源切替制御回路 - Google Patents
電源切替制御回路Info
- Publication number
- JPH0549297A JPH0549297A JP3205327A JP20532791A JPH0549297A JP H0549297 A JPH0549297 A JP H0549297A JP 3205327 A JP3205327 A JP 3205327A JP 20532791 A JP20532791 A JP 20532791A JP H0549297 A JPH0549297 A JP H0549297A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- switching
- time
- control circuit
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- Prior art date
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- Pending
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- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】交流負荷に対するインバータと商用電源とから
の給電経路の切替時におけるインバータトリップの危険
性を皆無となした給電経路切替用開閉手段の制御回路を
提供する。 【構成】交流電動機等の交流負荷に対するインバータと
商用交流電源とからの給電経路を切替える２組の電磁開
閉手段の制御回路であって、該両開閉手段の一方を閉
路，他方を開路となす互に逆の開閉動作を行わす前記給
電経路の切替操作時に、該切替操作に先立ち、１組の限
時手段により指定された所定時間にわたり前記両開閉手
段を共に開路状態となす指令信号を出力するものとす
る。
の給電経路の切替時におけるインバータトリップの危険
性を皆無となした給電経路切替用開閉手段の制御回路を
提供する。 【構成】交流電動機等の交流負荷に対するインバータと
商用交流電源とからの給電経路を切替える２組の電磁開
閉手段の制御回路であって、該両開閉手段の一方を閉
路，他方を開路となす互に逆の開閉動作を行わす前記給
電経路の切替操作時に、該切替操作に先立ち、１組の限
時手段により指定された所定時間にわたり前記両開閉手
段を共に開路状態となす指令信号を出力するものとす
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、交流電動機等の交流負
荷に対するインバータと商用交流電源とからの給電経路
を切替える電源切替制御回路に関する。
荷に対するインバータと商用交流電源とからの給電経路
を切替える電源切替制御回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の電源切替制御回路として
は、インバータと商用交流電源とからの給電経路を切替
える２組の電磁接触器の如き開閉手段に対し、何れか一
方を閉路し他方を開路する互に逆の動作指令を同時に与
えるもの、或いは前記の商用電源よりインバータへと給
電経路を切替える場合にのみ所定時間にわたる前記両開
閉手段共通の開路状態を指定するものが知られている。
は、インバータと商用交流電源とからの給電経路を切替
える２組の電磁接触器の如き開閉手段に対し、何れか一
方を閉路し他方を開路する互に逆の動作指令を同時に与
えるもの、或いは前記の商用電源よりインバータへと給
電経路を切替える場合にのみ所定時間にわたる前記両開
閉手段共通の開路状態を指定するものが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の如
き従来の電源切替制御回路においては、互に開閉逆動作
が指令される２組の電磁接触器の如き開閉手段に対する
開閉動作指令が同時に発せられる場合には、該開と閉両
動作指令間にインターロックがなされていても、前記両
開閉手段間の電路開閉速度に差がある場合或いは電路特
性によりその開路時にアークが発生する場合には、前記
の商用電源とインバータ出力側とが極く短時間とはいえ
電気的な接続状態となって該インバータがトリップする
危険性があった。
き従来の電源切替制御回路においては、互に開閉逆動作
が指令される２組の電磁接触器の如き開閉手段に対する
開閉動作指令が同時に発せられる場合には、該開と閉両
動作指令間にインターロックがなされていても、前記両
開閉手段間の電路開閉速度に差がある場合或いは電路特
性によりその開路時にアークが発生する場合には、前記
の商用電源とインバータ出力側とが極く短時間とはいえ
電気的な接続状態となって該インバータがトリップする
危険性があった。
【０００４】上記に鑑み本発明は、商用交流電源とイン
バータ出力側とからの給電経路切替えを，開路接続上も
また電気的にも，該両電源間の完全な絶縁状態で行い得
る簡易且つ安価な電源切替制御回路の提供を目的とする
ものである。
バータ出力側とからの給電経路切替えを，開路接続上も
また電気的にも，該両電源間の完全な絶縁状態で行い得
る簡易且つ安価な電源切替制御回路の提供を目的とする
ものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電源切替制御回路は、交流電動機等の交流
負荷に対するインバータと商用交流電源とからの給電経
路を切替える２組の電磁開閉手段の制御回路であって、
該両開閉手段の一方を閉路，他方を開路となす互に逆の
開閉動作を行わす前記給電経路の切替操作時に、該切替
操作に先立ち、１組の限時手段により指定された所定時
間にわたり前記両開閉手段を共に開路状態となす指令信
号を出力するものとする。
に、本発明の電源切替制御回路は、交流電動機等の交流
負荷に対するインバータと商用交流電源とからの給電経
路を切替える２組の電磁開閉手段の制御回路であって、
該両開閉手段の一方を閉路，他方を開路となす互に逆の
開閉動作を行わす前記給電経路の切替操作時に、該切替
操作に先立ち、１組の限時手段により指定された所定時
間にわたり前記両開閉手段を共に開路状態となす指令信
号を出力するものとする。
【０００６】
【作用】本発明の電源切替制御回路は、前記の如き給電
経路切替用の２組の電磁接触器等の開閉手段に対し、前
記給電経路を商用交流電源からインバータへ，或いはそ
の逆の方向へと変更する経路変更操作に先立ち所定時間
にわたり前記両開閉手段を共に開路状態となす制御を行
うものであり、前記両方向の給電経路切替操作それぞれ
に先行する前記共通開路状態の継続時間を指定する前記
所定時間を１組の時限継電器により設定して回路構成の
簡素化を図ると共に、前記継続時間を前記両開閉手段そ
れぞれの開路または閉路動作が物理的に完了し且つ該開
路動作時に発生するアークが完全に消滅し得るに足る時
間となして前記給電経路切替動作を前記両電源間の完全
な電気的絶縁状態下で行わすものである。
経路切替用の２組の電磁接触器等の開閉手段に対し、前
記給電経路を商用交流電源からインバータへ，或いはそ
の逆の方向へと変更する経路変更操作に先立ち所定時間
にわたり前記両開閉手段を共に開路状態となす制御を行
うものであり、前記両方向の給電経路切替操作それぞれ
に先行する前記共通開路状態の継続時間を指定する前記
所定時間を１組の時限継電器により設定して回路構成の
簡素化を図ると共に、前記継続時間を前記両開閉手段そ
れぞれの開路または閉路動作が物理的に完了し且つ該開
路動作時に発生するアークが完全に消滅し得るに足る時
間となして前記給電経路切替動作を前記両電源間の完全
な電気的絶縁状態下で行わすものである。
【０００７】
【実施例】以下本発明の実施例を、図１に示す主回路回
路図と、図２に示す電源切替制御回路における時限回路
の回路図と、図３に示す図２回路の動作タイムチャート
とに従って説明する。先ず図１において、１は三相交流
の商用電源、２は該商用電源より給電され新たな電源と
して可変の電圧と周波数とを有する三相交流を出力する
インバータ装置、３は三相の交流電動機、ＭＣ1 とＭＣ
2 とは電磁開閉手段としての三相の電磁接触器でありそ
れぞれ前記電動機３に対するインバータ給電経路と商用
電源給電経路との開閉を行うものである。
路図と、図２に示す電源切替制御回路における時限回路
の回路図と、図３に示す図２回路の動作タイムチャート
とに従って説明する。先ず図１において、１は三相交流
の商用電源、２は該商用電源より給電され新たな電源と
して可変の電圧と周波数とを有する三相交流を出力する
インバータ装置、３は三相の交流電動機、ＭＣ1 とＭＣ
2 とは電磁開閉手段としての三相の電磁接触器でありそ
れぞれ前記電動機３に対するインバータ給電経路と商用
電源給電経路との開閉を行うものである。
【０００８】次に４は電源切替制御回路であり、前記電
磁接触器ＭＣ1 とＭＣ2 とに対する開閉指令信号Ｓ1 と
Ｓ2 とを図示時間関係にて出力するものである。該両信
号Ｓ 1 ，Ｓ2 のＯＮとＯＦＦ状態に対応し前記ＭＣ1 ，
ＭＣ2は共にＯＮ（閉路），ＯＦＦ（開路）状態になる
ものであり、図示の如く該ＭＣ1 とＭＣ2 とのＯＮ状態
間には該両者共にＯＦＦ状態となる継続時間Ｔの共通開
路状態が設定され該両接触器ＭＣ1 とＭＣ2 とが共にＯ
Ｎ（閉路）状態となって前記商用電源１とインバータ２
とが接続状態になることを防止している。
磁接触器ＭＣ1 とＭＣ2 とに対する開閉指令信号Ｓ1 と
Ｓ2 とを図示時間関係にて出力するものである。該両信
号Ｓ 1 ，Ｓ2 のＯＮとＯＦＦ状態に対応し前記ＭＣ1 ，
ＭＣ2は共にＯＮ（閉路），ＯＦＦ（開路）状態になる
ものであり、図示の如く該ＭＣ1 とＭＣ2 とのＯＮ状態
間には該両者共にＯＦＦ状態となる継続時間Ｔの共通開
路状態が設定され該両接触器ＭＣ1 とＭＣ2 とが共にＯ
Ｎ（閉路）状態となって前記商用電源１とインバータ２
とが接続状態になることを防止している。
【０００９】また図２は、前記信号Ｓ1 とＳ2 とに関し
図１に示す如き時間関係を得るための時限回路を示すも
のであり、４１は前記接触器ＭＣ1 とＭＣ2 それぞれに
対する共役状態の開閉指令信号Ｓ10とＳ20とを出力する
入力信号回路、４２は１ショットパルス回路であり前記
信号Ｓ10とＳ20とを入力とし該両信号の論理レベルがＬ
→Ｈ（またはＨ→Ｌ）の状態変化時に時間幅ΔＴ，レベ
ルＬの１個のパルスを出力するものであり、また４３は
その入力がＨレベルとなってから設定時間Ｔｄ後にレベ
ルＨの信号を出力するタイマ、ＡＮＤ1 〜ＡＮＤ4 は論
理積素子、ＮＯＴ1 ，ＮＯＴ2 は論理否定素子、Ｐ
Ｃ1 ，ＰＣ2 は諸論理演算結果として得られる前記信号
Ｓ1 とＳ2 とをそれぞれ出力する入出力電位絶縁形素子
としてのフォトカプラである。
図１に示す如き時間関係を得るための時限回路を示すも
のであり、４１は前記接触器ＭＣ1 とＭＣ2 それぞれに
対する共役状態の開閉指令信号Ｓ10とＳ20とを出力する
入力信号回路、４２は１ショットパルス回路であり前記
信号Ｓ10とＳ20とを入力とし該両信号の論理レベルがＬ
→Ｈ（またはＨ→Ｌ）の状態変化時に時間幅ΔＴ，レベ
ルＬの１個のパルスを出力するものであり、また４３は
その入力がＨレベルとなってから設定時間Ｔｄ後にレベ
ルＨの信号を出力するタイマ、ＡＮＤ1 〜ＡＮＤ4 は論
理積素子、ＮＯＴ1 ，ＮＯＴ2 は論理否定素子、Ｐ
Ｃ1 ，ＰＣ2 は諸論理演算結果として得られる前記信号
Ｓ1 とＳ2 とをそれぞれ出力する入出力電位絶縁形素子
としてのフォトカプラである。
【００１０】前記図２における諸演算は図３の動作タイ
ムチャートに示す如く行われ、前記信号Ｓ10とＳ20とは
最終的にそれぞれ信号Ｓ1 とＳ2 とに変換出力されて前
記両接触器ＭＣ1 とＭＣ2 との励磁コイルにそれぞれ与
えられ、該両接触器の主接点の開閉を介して前記信号Ｓ
1 とＳ2 との指定通りに前記の商用電源とインバータと
からの給電経路を切替えることになる。なおこの時、前
記の共通開路状態継続時間Ｔは前記のＴｄとΔＴとの和
として与えられる。
ムチャートに示す如く行われ、前記信号Ｓ10とＳ20とは
最終的にそれぞれ信号Ｓ1 とＳ2 とに変換出力されて前
記両接触器ＭＣ1 とＭＣ2 との励磁コイルにそれぞれ与
えられ、該両接触器の主接点の開閉を介して前記信号Ｓ
1 とＳ2 との指定通りに前記の商用電源とインバータと
からの給電経路を切替えることになる。なおこの時、前
記の共通開路状態継続時間Ｔは前記のＴｄとΔＴとの和
として与えられる。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、交流電動機等の交流負
荷に対するインバータと商用交流電源とからの給電経路
を切替える２組の電磁開閉手段の制御回路において、該
両開閉手段の一方を閉路，他方を開路となす互に逆の開
閉動作を行わす前記給電経路の切替操作時に、該切替操
作に先立ち、１組の限時手段により指定された所定時間
にわたり前記両開閉手段を共に開路状態となす指令信号
を出力する如く回路構成することにより、前記給電経路
の切替時に前記交流電動機等の負荷への給電中断に伴う
悪影響を殆ど与えることなくインバータトリップの危険
性を完全に除くことができ、更に制御回路構成，特に前
記両開閉手段間インターロック回路構成の簡素化により
制御回路の小形低廉化を図ることができる。
荷に対するインバータと商用交流電源とからの給電経路
を切替える２組の電磁開閉手段の制御回路において、該
両開閉手段の一方を閉路，他方を開路となす互に逆の開
閉動作を行わす前記給電経路の切替操作時に、該切替操
作に先立ち、１組の限時手段により指定された所定時間
にわたり前記両開閉手段を共に開路状態となす指令信号
を出力する如く回路構成することにより、前記給電経路
の切替時に前記交流電動機等の負荷への給電中断に伴う
悪影響を殆ど与えることなくインバータトリップの危険
性を完全に除くことができ、更に制御回路構成，特に前
記両開閉手段間インターロック回路構成の簡素化により
制御回路の小形低廉化を図ることができる。
【図１】本発明の実施例を示す主回路回路図
【図２】図１における電源切替制御回路中の時限回路回
路図
路図
【図３】図２に示す回路の動作タイムチャート
１ 三相交流商用電源 ２ インバータ装置 ３ 交流電動機 ４ 電源切替制御回路 ４１ 入力信号回路 ４２ １ショットパルス回路 ４３ タイマ ＭＣ1 電磁接触器（インバータ側） ＭＣ2 電磁接触器（商用電源側） ＡＮＤ(1〜4) 論理積素子 ＮＯＴ(1,2) 論理否定素子 ＰＣ(1,2) フォトカプラ
Claims (1)
- 【請求項１】交流電動機等の交流負荷に対するインバー
タと商用交流電源とからの給電経路を切替える２組の電
磁開閉手段の制御回路であって、該両開閉手段の一方を
閉路，他方を開路となす互に逆の開閉動作を行わす前記
給電経路の切替操作時に、該切替操作に先立ち、１組の
限時手段により指定された所定時間にわたり前記両開閉
手段を共に開路状態となす指令信号を出力することを特
徴とする電源切替制御回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3205327A JPH0549297A (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | 電源切替制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3205327A JPH0549297A (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | 電源切替制御回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0549297A true JPH0549297A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16505096
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3205327A Pending JPH0549297A (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | 電源切替制御回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0549297A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006030118A (ja) * | 2004-07-21 | 2006-02-02 | Hitachi High-Tech Electronics Engineering Co Ltd | 異物検査装置及び異物検査方法 |
-
1991
- 1991-08-16 JP JP3205327A patent/JPH0549297A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006030118A (ja) * | 2004-07-21 | 2006-02-02 | Hitachi High-Tech Electronics Engineering Co Ltd | 異物検査装置及び異物検査方法 |
| JP4493428B2 (ja) * | 2004-07-21 | 2010-06-30 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 異物検査装置及び異物検査方法 |
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