JPH0549258A - スイツチング電源 - Google Patents
スイツチング電源Info
- Publication number
- JPH0549258A JPH0549258A JP3223507A JP22350791A JPH0549258A JP H0549258 A JPH0549258 A JP H0549258A JP 3223507 A JP3223507 A JP 3223507A JP 22350791 A JP22350791 A JP 22350791A JP H0549258 A JPH0549258 A JP H0549258A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- output
- converters
- resistor
- current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 2台以上複数台のコンバ−タを同時に並列運
転を行うスイッチング電源において、各コンバ−タに電
子的な出力電流の検出手段を使用することによって、小
形、高性能且つ低コストを達成するのを目的とする。 【構成】 パルス幅を検出して電圧に変換するパルス幅
電圧変換回路とその出力を入力とする差動増幅器等で構
成された出力電流均等分担回路を有するコンバ−タとそ
れらを2台以上組合わせたスイッチング電源。
転を行うスイッチング電源において、各コンバ−タに電
子的な出力電流の検出手段を使用することによって、小
形、高性能且つ低コストを達成するのを目的とする。 【構成】 パルス幅を検出して電圧に変換するパルス幅
電圧変換回路とその出力を入力とする差動増幅器等で構
成された出力電流均等分担回路を有するコンバ−タとそ
れらを2台以上組合わせたスイッチング電源。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスイッチ素子のオン時に
トランスに磁気エネルギ−を蓄積し、オフ時に整流回路
に電流が流れることで蓄えられたエネルギ−を放出する
ようなコンバ−タを2台以上並列に接続して同時に運転
するようなスイッチング電源を構成した場合に、各コン
バ−タが出力電流を均等に分担するように制御する回路
の出力電流の検出手段の改善に関するものである。
トランスに磁気エネルギ−を蓄積し、オフ時に整流回路
に電流が流れることで蓄えられたエネルギ−を放出する
ようなコンバ−タを2台以上並列に接続して同時に運転
するようなスイッチング電源を構成した場合に、各コン
バ−タが出力電流を均等に分担するように制御する回路
の出力電流の検出手段の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンバ−タでの出力電流
の検出手段としては、出力線の一線に変流器あるいは抵
抗器を挿入して出力電流の検出を行うのが一般的であり
長年にわたって行われてきた。
の検出手段としては、出力線の一線に変流器あるいは抵
抗器を挿入して出力電流の検出を行うのが一般的であり
長年にわたって行われてきた。
【0003】
【従来技術の問題点】変流器による場合には、比較的価
格の高い大型の部品が必要であり、抵抗器(2)による
場合には抵抗によるロスの発生によりコンバ−タの効率
が低下する欠点があった。
格の高い大型の部品が必要であり、抵抗器(2)による
場合には抵抗によるロスの発生によりコンバ−タの効率
が低下する欠点があった。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、上記のようなスイッチ
ング電源において今までの問題点を解決する低価格で小
型な、あるいは損失の少ない出力電流の検出手段を提供
しようとするものである。
ング電源において今までの問題点を解決する低価格で小
型な、あるいは損失の少ない出力電流の検出手段を提供
しようとするものである。
【0005】図1に本発明による回路の一実施例を示
す。図1は前述の様なコンバ−タを並列に接続して構成
したスイッチング電源で各コンバ−タが出力電流を均等
に分担するように制御する電流バランス回路を有するも
のである。A0で示す点線内は1コンバ−タ分の回路を
示し、B0で示す一点鎖線内は前述の電流バランス回路
を構成する。図でaとbはコンバ−タの入力端子、cと
dは出力端子、eは均等分担を制御する信号端子であ
る。A1で示す点線内の第2のコンバ−タもA0と同様な
回路構成を有するものとする。
す。図1は前述の様なコンバ−タを並列に接続して構成
したスイッチング電源で各コンバ−タが出力電流を均等
に分担するように制御する電流バランス回路を有するも
のである。A0で示す点線内は1コンバ−タ分の回路を
示し、B0で示す一点鎖線内は前述の電流バランス回路
を構成する。図でaとbはコンバ−タの入力端子、cと
dは出力端子、eは均等分担を制御する信号端子であ
る。A1で示す点線内の第2のコンバ−タもA0と同様な
回路構成を有するものとする。
【0006】図1において、直流電源1の両端にトラン
ス6の1次巻線5とオン・オフ動作を行うスイッチ素子
8を直列に接続し、トランス6の2次巻線7に接続され
た整流ダイオ−ド10と平滑キャパシタ11を介して電
気的負荷2に直流電圧を供給する。予め定められた基準
電圧源13を直列に接続された抵抗14と抵抗15を介
して差動増幅器18の出力に接続し、抵抗14と抵抗1
5の接続点を誤差増幅器12の一方の入力として基準電
圧とし、誤差増幅器12の他方の入力は出力直流電圧と
する。
ス6の1次巻線5とオン・オフ動作を行うスイッチ素子
8を直列に接続し、トランス6の2次巻線7に接続され
た整流ダイオ−ド10と平滑キャパシタ11を介して電
気的負荷2に直流電圧を供給する。予め定められた基準
電圧源13を直列に接続された抵抗14と抵抗15を介
して差動増幅器18の出力に接続し、抵抗14と抵抗1
5の接続点を誤差増幅器12の一方の入力として基準電
圧とし、誤差増幅器12の他方の入力は出力直流電圧と
する。
【0007】誤差増幅器12の出力に接続された制御回
路9は誤差増幅器12の出力に応じて前記スイッチ素子
8のオン時間幅を変化させるとともにスイッチ素子8
(3)のオン時にトランス6に蓄えられた磁気エネルギ
−がスイッチ素子8のオフ時に放出され終わったことを
検出して、スイッチ素子8をオフからオンするような機
能を有するものとする。
路9は誤差増幅器12の出力に応じて前記スイッチ素子
8のオン時間幅を変化させるとともにスイッチ素子8
(3)のオン時にトランス6に蓄えられた磁気エネルギ
−がスイッチ素子8のオフ時に放出され終わったことを
検出して、スイッチ素子8をオフからオンするような機
能を有するものとする。
【0008】トランス6の2次巻線7に接続されたパル
ス幅電圧変換回路16の出力は抵抗17を介して第2の
コンバ−タの同一回路部分に接続され、抵抗17の両端
は差動増幅器18の入力に接続される。
ス幅電圧変換回路16の出力は抵抗17を介して第2の
コンバ−タの同一回路部分に接続され、抵抗17の両端
は差動増幅器18の入力に接続される。
【0009】
【動作の概要】上記のような構成のコンバ−タにおいて
は、オン時間幅Tonは出力電圧が一定となるように帰
還制御されるが、入出力電圧が一定であればその値は出
力電流に比例することが知られている。以下、この点に
ついて説明する。図1の一つのコンバ−タにおいて半導
体の電圧降下や配線の抵抗などを無視できるものとして
考えるとオン時間幅をTon、オフ時間幅をToffと
して次式が成り立つ。 (L1×IP×IP)/2=V0×I0×(Ton+Tof
f)
は、オン時間幅Tonは出力電圧が一定となるように帰
還制御されるが、入出力電圧が一定であればその値は出
力電流に比例することが知られている。以下、この点に
ついて説明する。図1の一つのコンバ−タにおいて半導
体の電圧降下や配線の抵抗などを無視できるものとして
考えるとオン時間幅をTon、オフ時間幅をToffと
して次式が成り立つ。 (L1×IP×IP)/2=V0×I0×(Ton+Tof
f)
【数1】 IP=(V1×Ton)/L1
【数2】 N=(V0×Toff)/V1×Ton
【数3】 ここで、L1:トランスの1次巻線のインダクタンス IP:1次電流のピ−ク値 V0:出力電圧 I0:出力電流 V1:入力電圧 N :トランスの巻数比 である。(数1)、(数2)および(数3)よりIPと
Toffを消去すると次式が得られる。 Ton=I0×2×L1×(V0+N×V1)/V1×V1
Toffを消去すると次式が得られる。 Ton=I0×2×L1×(V0+N×V1)/V1×V1
【数4】 (4)(数4)よりオン時間幅Tonは入力電圧V1と
出力電圧V0が一定であれば出力電流I0に比例する事が
わかる。
出力電圧V0が一定であれば出力電流I0に比例する事が
わかる。
【0010】従って、オン時間幅Tonを電圧に変換す
るような回路を用いれば入出力電圧が一定の時には出力
電流に応じた電圧を発生させることができる。
るような回路を用いれば入出力電圧が一定の時には出力
電流に応じた電圧を発生させることができる。
【0011】図1において、パルス幅電圧変換回路16
はこのようなパルス幅電圧変換機能を有する回路で、ト
ランス6の2次巻線7に発生するパルス電圧をf端子に
入力してオン時間幅Tonに応じた電圧すなわち出力電
流に応じた電圧をg端子に出力するものである。
はこのようなパルス幅電圧変換機能を有する回路で、ト
ランス6の2次巻線7に発生するパルス電圧をf端子に
入力してオン時間幅Tonに応じた電圧すなわち出力電
流に応じた電圧をg端子に出力するものである。
【0012】この結果、抵抗17の一端には分担電流に
応じた電圧が、他端にはその電圧を二つのコンバ−タ間
で平均した電圧が加えられるので、抵抗17の両端には
分担出力電流の差分に応じた電圧が発生することにな
る。差動増幅器18はこの差電圧を増幅し、差動増幅器
18の出力に接続された抵抗15を介して誤差増幅器1
2の基準電圧を変化させて、コンバ−タの出力電圧を分
担電流が均等になるような向きに変化させる。
応じた電圧が、他端にはその電圧を二つのコンバ−タ間
で平均した電圧が加えられるので、抵抗17の両端には
分担出力電流の差分に応じた電圧が発生することにな
る。差動増幅器18はこの差電圧を増幅し、差動増幅器
18の出力に接続された抵抗15を介して誤差増幅器1
2の基準電圧を変化させて、コンバ−タの出力電圧を分
担電流が均等になるような向きに変化させる。
【0013】
【他の実施例】図2は、前記のパルス幅電圧変換回路1
6の代わりに誤差増幅器12の出力を用いた構成とした
コンバ−タで図1と同じ記号をつけたものは同じものを
示すものとする。図2においてオン時間幅Tonが誤差
増幅器12の出力電圧値によって決められるような制御
回路9を用いるものとすれば誤差増幅器12の出力は分
担電流に応じた電圧になるので、この電圧を前記のパル
ス幅電圧変換回路16の出力の代わりに用いることがで
きる。
6の代わりに誤差増幅器12の出力を用いた構成とした
コンバ−タで図1と同じ記号をつけたものは同じものを
示すものとする。図2においてオン時間幅Tonが誤差
増幅器12の出力電圧値によって決められるような制御
回路9を用いるものとすれば誤差増幅器12の出力は分
担電流に応じた電圧になるので、この電圧を前記のパル
ス幅電圧変換回路16の出力の代わりに用いることがで
きる。
【0014】
【発明の効果】(5)以上のように本発明によれば、2
台以上複数台のコンバ−タを同時に並列運転を行うスイ
ッチング電源において、小形、高性能、且つ低コストの
出力電流の検出手段を提供することができる。
台以上複数台のコンバ−タを同時に並列運転を行うスイ
ッチング電源において、小形、高性能、且つ低コストの
出力電流の検出手段を提供することができる。
図1は本発明の一実施例を示す回路接続図 図2は本発明による他の実施例を示す回路接続図
1・・・・直流電源 2・・・・電気的負荷 5・・・・トランスの1次巻線 6・・・・トランス 7・・・・トランス2次巻線 8・・・・スイッチ素子 9・・・・制御回路 10・・・整流ダイオ−ド 11・・・キャパシタ 12・・・誤差増幅器 13・・・基準電圧源 14、15、17・・・抵抗 16・・・パルス幅電圧変換回路 18・・・差動増幅器
Claims (1)
- 【請求項1】 直流電源あるいは交流を整流した脈流電
源に直列に接続されたトランス1次巻線とスイッチ素
子、前記トランスの2次巻線に接続された整流回路とで
構成され、スイッチ素子のオン時にトランスに磁気エネ
ルギ−を蓄積し、オフ時に整流回路に電流が流れること
で蓄えられたエネルギ−放出するようなコンバ−タを2
台以上並列に接続して負荷に安定した電圧を供給すると
ともに、各コンバ−タ間で出力電流の均等分担をなすよ
うにしたスイッチング電源において、各コンバ−タが分
担する出力電流を均等にするための手段として各コンバ
−タのスイッチ素子のオン時間を比較するようにしたス
イッチング電源。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3223507A JPH0549258A (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | スイツチング電源 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3223507A JPH0549258A (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | スイツチング電源 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0549258A true JPH0549258A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16799232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3223507A Pending JPH0549258A (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | スイツチング電源 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0549258A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07184321A (ja) * | 1993-12-24 | 1995-07-21 | Nec Corp | 並列運転方式 |
US5533301A (en) * | 1986-06-20 | 1996-07-09 | The Family Trust U/T/A | Apparatus for providing a decorative cover for a flower pot using a collar |
GB2526770A (en) * | 2014-03-26 | 2015-12-09 | Jetchill Ltd | Dry Ice Dispensing Apparatus |
-
1991
- 1991-08-08 JP JP3223507A patent/JPH0549258A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5533301A (en) * | 1986-06-20 | 1996-07-09 | The Family Trust U/T/A | Apparatus for providing a decorative cover for a flower pot using a collar |
JPH07184321A (ja) * | 1993-12-24 | 1995-07-21 | Nec Corp | 並列運転方式 |
GB2526770A (en) * | 2014-03-26 | 2015-12-09 | Jetchill Ltd | Dry Ice Dispensing Apparatus |
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