JPH0549232U - 工具マガジン装置 - Google Patents
工具マガジン装置Info
- Publication number
- JPH0549232U JPH0549232U JP10576391U JP10576391U JPH0549232U JP H0549232 U JPH0549232 U JP H0549232U JP 10576391 U JP10576391 U JP 10576391U JP 10576391 U JP10576391 U JP 10576391U JP H0549232 U JPH0549232 U JP H0549232U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool
- management
- pot
- tools
- pots
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本考案は、多数の工具を貯蔵し、必要な工具を
工具交換位置に割出しする工具マガジン装置において、
工具情報データを管理するメモリのデータエリヤの削減
とデータエリヤの無駄な使用をなくすことを目的とす
る。 【構成】工具を収納する多数個のポット4をID管理す
るポットとID管理しないポットとに分けて配置し、前
記ID管理するポットに収納する工具6のみにIDチッ
プ7を取付け、前記IDチップ7のデータ読取り及び更
新書き込みする読取り書き込み装置8と、前記ID管理
用ポット数に相応するデータエリヤ11aを有するメモ
リ11とを備えたことを特徴とする。
工具交換位置に割出しする工具マガジン装置において、
工具情報データを管理するメモリのデータエリヤの削減
とデータエリヤの無駄な使用をなくすことを目的とす
る。 【構成】工具を収納する多数個のポット4をID管理す
るポットとID管理しないポットとに分けて配置し、前
記ID管理するポットに収納する工具6のみにIDチッ
プ7を取付け、前記IDチップ7のデータ読取り及び更
新書き込みする読取り書き込み装置8と、前記ID管理
用ポット数に相応するデータエリヤ11aを有するメモ
リ11とを備えたことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、多数の工具を貯蔵し、必要な工具を工具交換位置に割出しする工具 マガジン装置に関するものである。
【0002】
マシニングセンタにおいて、工具を多数個のポットに収納し、この工具を制御 装置の指令により所要の工具を工具交換位置割出しする工具マガジン装置は公知 である。この工具マガジン装置内に収容されている工具はツールIDが取付けら れているものが、ツールIDには工具の寿命、長さ等が記憶されており、マシニ ングセンタの制御装置は、このツールIDの内容に基づいて工具の管理を行って いる。
【0003】
従来、ツールIDによって工具を管理する場合は、読み取ったID情報を制御 装置内のメモリに一旦コピーし、このメモリ内のデータは加工経過によって順次 書き替えている。そして、現在使用している工具の使用が終わると、書き替えら れているメモリ内のデータをもう一度ツールID内に書き写している。このよう な過程において、メモリ内ではポットの数と相応した数のデータエリヤを持つこ とになるが、ID管理する工具の数は工具マガジンのポットの全部に収納される 工具ではなく、使用頻度が高く、シビアな加工精度が要求される比較的数の少な い工具である。
【0004】 従って、メモリのデータエリヤはID管理を必要としない工具を含めたポット の全個数相応した数が用意されているため、ID管理しない工具のデータエリヤ は使用されないので無駄になっている。
【0005】 本考案の目的は、使用頻度が高く、シビアな加工精度が要求されID管理を必 要とする工具のポットのみをメモリのデータエリヤで管理し、データエリヤの無 駄使いを解消したことである。
【0006】
上記の目的を達成するための本考案の要旨は、工具を収納する多数個のポット をID管理するポットとID管理しないポットとに分けて所要の工具のポットを 工具交換位置に割出しする工具マガジンと、情報の書き込みが可能なIDチップ を取付け前記ID管理するポットにのみ収納される工具と、前記ID管理用ポッ ト数に相応するデータエリヤを有するメモリとを備えたことを特徴とする。
【0007】
上記の構成により、多数個のポットに収納されている工具の内でID管理を必 要とする工具のみがメモリのデータエリヤで管理され、メモリのデータエリヤの 数の削減を可能とする。
【0008】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1において、1は工具マガ ジンであり、複数個所に配置されたスプロケット2に周回可能に掛け渡されて走 行移動するチェーン3に各種の工具を収納する多数個のポット4が所定の間隔で 取付けられ、所要のポット4が図略の工作機械の主軸との間で工具交換する工具 交換アーム5の位置に選択的に割出しされる。
【0009】 前記工具交換アーム5はアーム駆動装置12によって作動され、このアーム駆 動装置12は中央処理装置10によって制御される。また、工具マガジン1は、 は中央処理装置10よって制御されるマガジン駆動装置13によりスプロケット 2を駆動してチェーン3を周回作動し、マガジン位置検出装置14によって所要 の工具のポット4が工具交換アーム5の位置に割り出される。
【0010】 多数個(図例ではNo.1〜19)のポット4はID管理するポット(例えば No.1〜9)と、ID管理しないポット(例えばNo.10〜19)とに分け る。配置する。そして、ID管理するポット4に収納される工具6には図2で示 すように、その工具6の情報が書き込み可能なIDチップ7が取り付けられてい る。この情報は,例えば、工具の寿命、工具の長さ、使用頻度等の切削データ等 である。
【0011】 さらに、工具マガジン1の前記ポット4の走行経路に、前記IDチップ7のデ ータ読取り及び更新書き込みする読取り書き込み装置8が設置されている。
【0012】 11はメモリであり、前記中央処理装置10と接続されている。このメモリ1 1には、データエリヤ11aと加工データ記憶領域11bとを有し、前記データ エリヤ11aは、前記ID管理するポット(例えばNo.1〜9)に相応する9 個の各データエリヤP1〜P9が用意されている。
【0013】 本考案は上記の通りの構造であるから、使用頻度が高く、シビアな加工精度が 要求されるID管理を必要とするIDチップ7を取り付けた工具6はID管理す るNo.1〜9のポット4に収納し、ID管理を必要としない工具はID管理し ないNo.10〜19のポット4に収納する。
【0014】 このNo.19のポット4に収納されているIDチップ7が取り付けられてい る工具6はIDシステムにより工具データの読み取りまたは更新書き込みが行わ れ、これをメモリ11の所定のデータエリヤP1〜P9に記憶して工具管理され る。また、No.10〜19のポット4に収納されているID管理を必要としな い工具は、その工具データが加工開始前に既に中央処理装置に記憶されていて、 NCデータに基づいて工具の割出しが行われる。
【0015】 図3のフローチャトで示すように、工具交換指令(ステップ20)によりポッ トNo.が入力(ステップ21)され、ポットNo.1〜9の判別(ステップ2 2)を行う。YESであればID管理の有無の判別(ステップ23)を行う。こ れは、ポットNo.1〜9であってもID管理されないものもある可能性がある ため、ポットNo.1〜9内の工具はそれぞれがID管理されるか否かを予めフ ラグによって指定されてるからである。そして、「YES」であればIDを読取 り、メモリ11に記憶(ステップ24)して加工(ステップ25)に移る。
【0016】 前記ステップ22のポットNo.1〜9の判別及びステップ23のID管理の 有無の判別で「NO」であれば、これはID管理をしない工具であり、加工(ス テップ25)に移る。
【0017】
以上のように本考案は、工具を収納する多数個のポットをID管理するポット とID管理しないポットとに分けて所要の工具のポットを工具交換位置に割出し する工具マガジンと、情報の書き込みが可能なIDチップを取付け前記ID管理 するポットにのみ収納される工具と、前記ID管理用ポット数に相応するデータ エリヤを有するメモリとを備えた構成であるから、工具情報データを管理するメ モリは必要な数だけのデータエリヤを用意すればよく、データエリヤの削減とデ ータエリヤの無駄な使用をなくすことができる。
【0018】 また、作業者は、どの工具がツールIDによって管理されているかが、すぐに 判断できるため、多数の工具が収容されるマガジンであっても工具の保守を容易 に行うことができる。
【図1】本考案装置の正面図
【図2】IDチップを取り付けた工具の側面図
【図3】本考案装置のフローチャート
1 工具マガジン 2 スプロケット 3 チェーン 4 ポット 5 工具交換アーム 6 工具 7 IDチップ 8 読取り書き込み装置 10 中央処理装置 11 メモリ 11a データエリヤ
Claims (1)
- 【請求項1】 工具を収納する多数個のポットをID管
理するポットとID管理しないポットとに分けて所要の
工具のポットを工具交換位置に割出しする工具マガジン
と、情報の書き込みが可能なIDチップを取付け前記I
D管理するポットにのみ収納される工具と、前記ID管
理用ポット数に相応するデータエリヤを有するメモリと
を備えたことを特徴とする工具マガジン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10576391U JPH0549232U (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 工具マガジン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10576391U JPH0549232U (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 工具マガジン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0549232U true JPH0549232U (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=14416240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10576391U Pending JPH0549232U (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 工具マガジン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0549232U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020104194A (ja) * | 2018-12-26 | 2020-07-09 | オークマ株式会社 | 工作機械の自動工具交換装置 |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP10576391U patent/JPH0549232U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020104194A (ja) * | 2018-12-26 | 2020-07-09 | オークマ株式会社 | 工作機械の自動工具交換装置 |
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