JPH0549180A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JPH0549180A
JPH0549180A JP4007009A JP700992A JPH0549180A JP H0549180 A JPH0549180 A JP H0549180A JP 4007009 A JP4007009 A JP 4007009A JP 700992 A JP700992 A JP 700992A JP H0549180 A JPH0549180 A JP H0549180A
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voltage
battery
electronic timepiece
pressure reducing
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Tatsuji Asakawa
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電池を使用した機器の電源を低圧化し、低消費
電力化するとともに、減圧回路を低消費電力化する。 【構成】分圧素子79、80によって発生した電圧を、
差動増幅器(トランジスタ82から89)に入力し、減
圧回路のトランジスタ78のゲートを差動増幅器の出力
によTTR駆動するとともに、差動増幅器が動作してい
ないときはトランジスタ90、91によりトランジスタ
78のゲート電位を決定し、電源電圧回路を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電池を内蔵する電子時計
に関し、電池の電圧を減圧して供給するための減圧回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】現在市販されている電子時計のほとんど
は水晶振動子の固有発振周波数を時刻の基準源としてい
て、信号はディパイダー、カウンター、デコーダー、ド
ライバーなどで構成されたCMOS集積回路によって時
報及びその他の情報となり、表示体に伝えられ表示され
る。そしてその動作のエネルギー源として銀電池が使用
されている。この銀電池は1.4から1.6Vの範囲で
使用され、電流容量100から150mAHのものが最
も多く使用されていて電池寿命は2年から3年である。
最近になりデザイン的な面から電池の薄型化が、使い易
さの点から電池の長寿命化が要求されるようになった。
その対策として太陽電池を内蔵して半永久化をはかった
り、リチウム電池などのような高密度電池の開発を進め
ている。リチウム電池は従来の銀電池に比較して数倍の
電気容量を持っているが、使用電圧が2.8Vと高いこ
とから使用量も銀電池の約倍になるという欠点を持って
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1、図2に銀電池を
用いた電子時計の回路ブロック図を示し、図3、図4に
リチウム電池を用いた電子時計の回路ブロック図を示し
て従来の方法について説明する。図1は銀電池を用いた
指針式時計のブロック図であり、発振回路1、分周回路
2、ドライバー回路3、ステップモーター4、輪列5、
針6と銀電池7で構成されている。銀電池7から発振回
路1、分周回路2、ドライバー回路3に1.4から1.
6Vの電圧が供給されて、発振回路1が固有振動数で発
振し、その信号が分周回路2で分周され、ドライバー回
路3でドライブされてステップモーター4が1秒に1回
動く。そしてステップモーター4の回転動作は輪列5を
通って針6に伝えられる。いま発振、分周で消費される
電流が3μA、ステップモーターで消費される電流が3
μAでトータル6μAであるとすると、100mAHの
電池を用いて電池寿命は約2年である。
【0004】図2は銀電池を用いた液晶表示式時計のブ
ロック図であり、発振回路8、分周回路9、分周回路1
0、カウンター回路11、デコーダー回路12、ドライ
バー回路13、表示体14、昇圧回路15、銀電池16
から構成されている。銀電池16から直接発振回路8と
分周回路9に1.4から1.6Vの電池電圧が供給さ
れ、さらに昇圧回路15によって昇圧された電圧2.8
から3.2Vが分周回路10、カウンター回路11、デ
コーダー回路12、ドライバー回路13に供給される。
発振回路8の発振による固有振動数の信号が分周回路
9、10で分周され、カウンター回路11、デコーダー
回路12、ドライバー回路13を通って表示体14に送
られる。いま1.5V系の発振、分周で消費される電流
は3μA、3V系分周以後で消費される電流は1.5V
換算で0.5μAランプに2.5μAでトータル6μA
であるとすると100mAHの電池で電池寿命は約2年
である。
【0005】リチウム電池を用いた場合を図3、図4に
示す。図3は図1と同様に指針式時計のブロック図であ
り、発振回路17、分周回路18、ドライバー回路1
9、ステップモーター20、輪列21、針22とリチウ
ム電池62から構成されている。この場合リチュウム電
池62の2.8から3Vの電圧が発振回路17、分周回
路18、ドライバー回路19に供給されている。このた
めリチュウム電池の容量が銀電池の容量に比較してたと
えば3倍あったとしても図1と同じ回路を用いて、同じ
電流を消費しているならば電池寿命はたったの1.5倍
にしかならない。しかも、電圧を上げてICを動作させ
ると消費される電流はふえるのが普通であり、リチウム
電池の容量が銀電池の容量の数倍あったとしてもその効
果はなくなってしまう。このことは図4にブロック図を
示す液晶表示式時計は発振回路23、分周回路24、カ
ウンター回路25、デコーダー回路26、ドライバー回
路27、表示体28とリチウム電池29から構成されて
いる。この場合リチウム電池の2.8から3.0Vの電
圧が発振回路23、分周回路24、カウンター回路2
5、デコーダー回路26、ドライバー回路27に供給さ
れている。この場合図2の発振回路8、分周回路9に該
当する図4の発振回路23、分周回路24に2.8から
3.0Vの電圧がかかっていることからここでの消費電
力が倍以上になり、1.5Vで計算すると6μA以上の
電流が消費されることになり非常な無駄使いである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以上のような欠
点について改良したもので、本発明の目的は電子回路の
一部、または全部に電池電圧を減圧して供給し、電池の
寿命化をはかることにある、また本発明の他の目的は電
池の小型化、薄型化をはかることにある。
【0007】
【実施例】図5、図7に指針式時計のブロック図を示
し、図6、図8に液晶表示式時計のブロック図を示して
以下に本発明について説明する。図5に示されているよ
うにリチウム電池37の電圧2.8から3.0Vを減圧
回路36によって1.4から1.6Vに減圧して発振回
路30、分周回路31、ドライバー回路32に供給して
いる。減圧する時の効率が約100%であるとすると
2.8から3.0Vをそのまま供給した場合の約2倍の
長寿命になり、リチウム電池の容量が同じ容積で銀電池
の3倍あるとしたら、3倍の長寿命になり銀電池で3年
もつ時計ではリチウム電池だと9年もつことになる。
【0008】図6は液晶表示式時計の一実施例である。
図6に示されるようにリチウム電池45の電圧2.8か
ら3.0Vを減圧回路44によって1.4から1.6V
に減圧して発振回路38、分周回路39、カウンター回
路40、デコーダー回路41及びドライバー回路42の
全体に供給している。この場合ランプを考えに入れない
と図4に示される方式の約2倍の寿命になり、図2の銀
電池を用いた方式の約3倍以上の寿命になる。
【0009】図7は指針式時計の他の実施例である。リ
チウム電池54の電圧2.8から3.0Vを減圧回路5
3によって1.4から1.6Vに減圧し、発振回路46
と分周回路47に供給し、分周回路48、ドライバー回
路51には直接2.8から3.0Vを供給している。
【0010】図8は液晶表示式時計の他の実施例であ
る。リチウム電池64の電圧2.8から3.0Vを減圧
回路63によって減圧し、発振回路55と分周回路56
に供給し、分周回路57、カウンター回路58、デコー
ダー回路59、ドライバー回路60には直接2.8から
3.0Vを供給している。
【0011】この図7、図8実施例においては、分周回
路を2組に分けて、各々減圧された電圧と電池電圧で駆
動しているが、駆動する電圧の選択は、この図7、図8
の変形として種々ある。図7の変形としての他の実施例
は発振回路、分周回路を減圧された電圧で駆動し、ドラ
イバー回路を電池電圧で駆動することである。また図8
の変形としての他の実施例は、発振回路、分周回路を減
圧された電圧で駆動し、カウンター回路、デコーダー回
路、ドライバー回路を電池電圧で駆動する、或は発振回
路、分周回路、カウンター回路を減圧された電圧で駆動
し、デコーダ回路、ドライバー回路を電池電圧で駆動す
る、若しくは発振回路、分周回路、カウンター回路、デ
コーダー回路を減圧された電圧で駆動し、ドライバー回
路を電池電圧で駆動する等である。
【0012】いずれの実施例も、電子時計回路の一部ま
たは全部に電池電圧を減圧して供給することにより、消
費電流を削減し電池の長寿命化をはかったものである。
【0013】この本発明の電子時計の減圧回路の実施例
を図9から図14に示し、更に本発明を説明する。
【0014】図9は、容量素子65、66とMOSトラ
ンジスタスイッチ67、68によって構成される。Ψが
ローの時、スイッチ67と68は交互にオン、オフす
る。スイッチ67がオンし、スイッチ68がオフする
と、リチウム電池69により容量65が充電される。次
にスイッチ67がオフし、68がオンすると容量65に
充電された電荷は一部容量66に充電され容量65の両
端の電圧2.8から3.0Vは容量65と容量66によ
り決定される電圧に減圧される。容量65、66の容量
を選ぶことにより、端子電圧(VDD−VSS )1.4か
ら1.6Vが取り出される。容量65と容量68を等し
く選べば、電源電圧の1/2に減圧できる。
【0015】図10は等容量値の容量素子70、71
と、MOSトランジスタスイッチ72、73、74、7
5によって構成される。Ψがローの時はスイッチ対7
2、73とスイッチ74、75は交互にオン、オフす
る。スイッチ対72、73がオンし、スイッチ対74、
75がオフすると容量70、71は直列接続されるとと
もに、リチウム電池76により充電され各容量の両端の
電圧は、リチウム電池の電圧2.8から3.0Vの半分
の電圧となる。次にスイッチ対72、73がオフし、ス
イッチ対74、75がオンすると、容量70、71は並
列接続され、端子電圧(VDD−VSS)1.4から1.5
Vが取り出される。
【0016】図11は容量77とMOSトランジスタ7
8及び81乃至91、分圧素子79、80によって構成
される。MOSトランジスタ82乃至89は差動増幅器
を構成し、分圧素子79、80とMOSトランジスタ8
1はリチウム電池92の分圧回路を構成し、MOSトラ
ンジスタ78、90、91は電流源を構成し全体として
減圧回路を構成する。Ψがローでφがハイの時は減圧回
路の各回路が作動する。分圧回路は、79、80の素子
値により電池電圧を分圧し、差動増幅器は電流源が容量
77にその分圧された電圧に等しくなるまで充電するよ
う制御する。この時79980の素子値を選ぶことによ
り、端子電圧(VDD−VSS)1.4から1.6Vが取り
出される。この分圧素子としては、各一対の抵抗(拡散
抵抗、イオン打ち込み抵抗、ポリシリコン抵抗等)、ダ
イオード、トランジスタ、容量(絶縁膜容量等)を用い
る。明らかに素子値は交互に等しくとることができる。
【0017】Ψがローの時は圧回路の各回路は作動せ
ず、78は電流を供給しないで容量に蓄えられた電圧は
1.4かあ1.6Vであり、接続される電子時計回路に
より徐々に放電する。
【0018】図12は容量素子93とMOSトランジス
タ94乃至110によって構成される。MOSトランジ
スタ101から108は差動増幅器を構成し、MOSト
ランジスタ95乃至100は基準電圧源を構成し、MO
Sトランジスタ94、109、110は電流源を構成
し、ぜんたいとして減圧回路を構成する。Ψがローでφ
がハイの時は減圧回路の各回路が作動する。基準電圧源
はMOSトランジスタ97、99のしきい値電圧差を基
準電圧として出力し、差動増幅器は容量93に、その基
準電圧に等しくなるまで充電するように制御する。
【0019】この時97、99のしきい値電圧を選ぶこ
とにより端子電圧(VDD−VSS)1.4から1.6Vが
取り出される。このしきい値電圧差は、 i)97、99の一方のチャンネルにイオンを打ち込み
(チャンネルドーピング)、その打ち込み電荷量による
しきい値電圧変移量から構成する。
【0020】ii)97、99の一方のゲート材料をか
え、仕事関数差によるしきい値電圧移量から構成する。
【0021】Ψがローの時は減圧回路の各回路は作動せ
ず、94は電流を供給しないので容量に蓄えられた電圧
は1.4から1.6vであり、接続される電子時計回路
により徐々に放電する。
【0022】図13は容量素子112とMOSトランジ
スタ113乃至123によって構成される。MOSトラ
ンジスタ114乃至121は基準オフセット電圧付差動
増幅器を構成し、MOSトランジスタ113、122、
123は電流源を構成し、全体として減圧回路を構成す
る。ψがローでφがハイの時は減圧回路の各回路が作動
する。基準オフセット電圧付差動増幅器は、差動入力ト
ランジスタ対118、119のしきい値電圧差を基準オ
フセット電圧とし、その差動増幅器は電流源が容量11
2に、そのオフセット電圧に等しくなるまで充電するよ
うに制御する。この時118、119のしきい値電圧を
選ぶ事により端子電圧(VDD−VSS)1.4から1.6
Vが取り出される。このしきい値電圧差は、図12の実
施例の様にi),ii)の方法で構成される。
【0023】φがローの時は減圧回路の各回路は作動せ
ず、トランジスタ113は電流を供給しないので容量に
蓄えられた電圧は1.4から1.6vであり、接続され
る電子時計回路により徐々に放電する。
【0024】図14は容量素子125とMOSトランジ
スタ126乃至136、MOSトランジスタスイッチ1
37、分圧素子138、139によって構成される。M
OSトランジスタ127乃至134は基準オフセット電
圧付差動増幅器を構成し、MOSトランジスタ126、
135、136は電流源を構成し、MOSトランジスタ
スイッチ137と分圧素子138、139は分圧回路を
構成し、全体として減圧回路を構成する。ψがローでφ
がハイの時は減圧回路の各回路が作動する。基準オフセ
ット電圧付差動増幅器は、差動入力トランジスタ対13
1、132のしきい値電圧差を基準オフセット電圧と
し、電流源が容量125に充電した電圧を分圧回路の1
38、139の素子値により分圧し、その分圧した充電
電圧とオフセット電圧が等しくなるよう制御する。この
時131、132のしきい値電圧及び138、139の
素子値を選ぶことにより端子電圧(VDD−VSS)1.4
から1.6Vが取り出される。分圧素子としては図11
実施例の様な方法で構成され、しきい値電圧差は図12
実施例の様にi),ii)の方法で構成される。特に,
ii)の方法において、例えば多結晶シリコンによるゲ
ートの場合ではその多結晶シリコンに導入される不純物
量をかえる若しくは伝導タイプの異なった不純物を多結
晶シリコンに導入することで果たされる。
【0025】ψがローの時は、減圧回路の各回路は作動
せず126は電流を供給しないので容量に蓄えられた電
圧は1.4から1.6Vであり、接続される電子時計回
路により徐々に放電する。
【0026】いずれの減圧回路の実施例も減圧回路が容
量素子及び伝合時計回路と同一の半導体集積回路基板上
に形成される素子によって形成されることを要旨として
いる。特にCMOS集積回路上に電子時計回路と共に集
積化されることは重要である。
【0027】ところで減圧回路図9乃至図14の各実施
例における信号Ψ、ψ、φ、Ψのタイミングチャートを
図15に示す。バーψ、バーφ、バーΨはそれぞれψ、
φ、Ψの反転信号であり、+は論理和、・は論理積であ
る。電池が入り電圧が固定化すると、φとΨの信号が電
子時計回路からのタイミング信号によって作り出され
る。ψは電池が入ってからしばらくの間(数秒から数分
の間に設定できる)ハイであり、そのハイの間、電子時
計回路に電池電圧を供給する。ψがローになると減圧回
路により電池の減圧された電圧が電子時計回路に供給さ
れる。これは電池が入ってしばらくの間は発振回路の特
性が安定しないので、この間だけ電池電圧を供給しよう
とするものである。又、液晶表示式電子時計におけるラ
ンプ、その他一般にアラーム、ブザー、音声等の出力時
は大電流が消費され、そのため電池の内部抵抗により電
池電圧及び減圧回路により減圧された電圧が低下し発振
回路等電子時計回路の動作が不安定になる。ψはその
時、減圧された電圧の代わりに電池電圧を供給するため
の信号として使用する。
【0028】図16は、電子時計回路に供給する電圧
を、電池電圧、減圧された電圧から選択的に使用するた
めの信号ψを発生する回路である。そのタイミングチャ
ート図17を参照して、図16回路を説明する。電池が
入らない前容量142の電位A’はVDDにある。電池が
入るとMOSトランジスタ141がオンしA’はVCCの
電位になる。その反転電位Aによりセット・リセット回
路がセットされ、ψはVDDとなる。しばらくの間の後電
子時計回路からのタイミング信号Cにより、リセットさ
れてVCCとなるまでその電位VDDを保持する。又、ラン
プ、アラーム、ブザー、音声等のスイッチBが入るとψ
はそのBがVCC の間VDDとなる。電子時計回路からこ
の図16回路への損GPUは、電子時計回路が減圧され
た電圧系で駆動されるものであれば適当なインターフェ
ース回路を通じて論理レベルの変換を行なう。このイン
ターフェース回路は、減圧された電圧系で駆動される電
子時計回路と、電池電圧系で駆動される。電子時計回路
との間の信号伝達の論理レベルの変換にも使用される。
このインターフェース回路を図18に示す。減圧された
電圧8VDD−VSS)系の信号α、バーαは、MOSトラ
ンジスタ147乃至152から構成されるこのインター
フェース回路により電池電圧系8VDD−VCC)の論理レ
ベルに変化され、それぞれβ、バーβとなる。
【0029】さて減圧回路としては図9から図14に示
された実施例の他に、容量や抵抗ダイオード、トランジ
スタを組み合わせた各種回路、トランスを用いた方法な
どがあげられる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明の方法によると、リ
チウム電池のような出力電圧の高い、高密度の電池を有
効に使用できる。それによって電池の長寿命化が達成さ
れ、現在の銀電池に比較して3倍になる。現在2から3
年の電池寿命が6から9年となり、うで時計の平均寿命
と同程度となる。またデザイン的な面を重視すれば電池
の薄型化及び小型化が可能である。本発明の例としてリ
チウム電池の電池電圧を減圧して使用した場合について
説明したが、いかなる電池についても同様に有効であ
る。さらにこの電池電圧を減圧して使用する概念は、電
子時計の他、電卓に代表される電池を駆動現とする一般
的電子機器に応用されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の方法における電子時計のブロック図であ
る。
【図2】従来の方法における電子時計のブロック図であ
る。
【図3】従来の方法における電子時計のブロック図であ
る。
【図4】従来の方法における電子時計のブロック図であ
る。
【図5】本発明による電子時計のブロック図である。
【図6】本発明による電子時計のブロック図である。
【図7】本発明による電子時計のブロック図である。
【図8】本発明による電子時計のブロック図である。
【図9】本発明による電子時計の減圧回路の実施例を示
す図。
【図10】本発明による電子時計の減圧回路の実施例を
示す図。
【図11】本発明による電子時計の減圧回路の実施例を
示す図。
【図12】本発明による電子時計の減圧回路の実施例を
示す図。
【図13】本発明による電子時計の減圧回路の実施例を
示す図。
【図14】本発明による電子時計の減圧回路の実施例を
示す図。
【図15】減圧回路の各実施例における信号のタイミン
グチャート。
【図16】減圧回路の各実施例における信号ψの発生回
路である。
【図17】図16の回路タイミングチャート。
【図18】減圧された電圧系から電池電圧系への信号伝
達のインターフェース回路である。
【符号の説明】
1、8、17、23、30、38、46、55 発振回
路 2、9、10、18、24、31、39、47、48、
56、57 分周回路 3、13、19、27、32、42、49、60 ドラ
イバー 4、20、33、50 ステップモーター 5、21、34、51 輪列 6、22、35、52 針 7、16 銀電池 29、37、45、54、62、64、69、76、9
2、111、124、140 リチウム電池 11、25、40、58 カウンター回路 12、26、41、59 デコーダー回路 14、28、43、61 表示体 15 昇圧回路 36、44、53、63 減圧回路 65、66、70、77、93、112、125、14
2 容量 67、68、72、73、74、75、137 MOS
トランジスタスイッチ 78、81から91、94から110、113から12
3、126から136、141、147から152 M
OSトランジスタ 79、80、138、139 分圧素子 143、146 インバータ回路 144、145 ナンド回路 VDD−VSS 減圧された電圧 VDD−VCC 電池電圧
【手続補正書】
【提出日】平成4年2月17日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 電源回路
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電池を内蔵する電子時計
に関し、電池の電圧を減圧して供給するための電源回路
に関する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】この本発明の電子時計の電源回路の実施例
を図9から図14に示し、更に本発明を説明する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】Ψがローの時は圧回路の各回路は作動せ
ず、78は電流を供給しないで容量に蓄えられた電圧は
1.4から1.6Vであり、接続される電子時計回路に
より徐々に放電する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】図12は容量素子93とMOSトランジス
タ94乃至110によって構成される。MOSトランジ
スタ101から108は差動増幅器を構成し、MOSト
ランジスタ95乃至100は基準電圧源を構成し、MO
Sトランジスタ94、109、110は電流源を構成
し、全体として減圧回路を構成する。Ψがローでφがハ
イの時は減圧回路の各回路が作動する。基準電圧源はM
OSトランジスタ97、99のしきい値電圧差を基準電
圧として出力し、差動増幅器は容量93に、その基準電
圧に等しくなるまで充電するように制御する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】ii)97、99の一方のゲート材料をか
え、仕事関数差によるしきい値電圧変移量から構成す
る。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】ところで減圧回路図9乃至図14の各実施
例における信号φ、φ、Ψのタイミングチャートを図1
5に示す。バーφ、バーφ、バーΨはそれぞれφ、φ、
Ψの反転信号であり、+は論理和、・は論理積である。
電池が入り電圧が固定化すると、φとΨの信号が電子時
計回路からのタイミング信号によって作り出される。φ
は電池が入ってからしばらくの間(数秒から数分の間に
設定できる)ハイであり、そのハイの間、電子時計回路
に電池電圧を供給する。φがローになると減圧回路によ
り電池の減圧された電圧が電子時計回路に供給される。
これは電池が入ってしばらくの間は発振回路の特性が安
定しないので、この間だけ電池電圧を供給しようとする
ものである。又、液晶表示式電子時計におけるランプ、
その他一般にアラーム、ブザー、音声等の出力時は大電
流が消費され、そのため電池の内部抵抗により電池電圧
及び減圧回路により減圧された電圧が低下し発振回路等
電子時計回路の動作が不安定になる。φはその時、減圧
された電圧の代わりに電池電圧を供給するための信号と
して使用する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動源として電池を内蔵し、該電池の電圧
    を減圧して電子時計回路の一部または全部に供給する減
    圧回路を備え、該減圧回路が容量素子及び電子時計回路
    と同一の半導体集積回路基板上に形成される素子によっ
    て構成されることを特徴とする減圧回路。
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