JPH0549176U - チルト式ジブスタンド - Google Patents

チルト式ジブスタンド

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Publication number
JPH0549176U
JPH0549176U JP10605591U JP10605591U JPH0549176U JP H0549176 U JPH0549176 U JP H0549176U JP 10605591 U JP10605591 U JP 10605591U JP 10605591 U JP10605591 U JP 10605591U JP H0549176 U JPH0549176 U JP H0549176U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jib
welding wire
stand
welding
supply device
Prior art date
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Pending
Application number
JP10605591U
Other languages
English (en)
Inventor
和徳 田中
親司 長谷川
正博 大瀬木
博文 岩上
Original Assignee
新キャタピラー三菱株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 新キャタピラー三菱株式会社 filed Critical 新キャタピラー三菱株式会社
Priority to JP10605591U priority Critical patent/JPH0549176U/ja
Publication of JPH0549176U publication Critical patent/JPH0549176U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶接ワイヤー供給装置17を床上に設置するこ
とによる不具合を解消して、溶接作業の作業性及び安全
性を向上する。 【構成】 柱状スタンド1の頂部にジブ2の基部を垂直
軸3及び水平軸7まわりに回転自在に支持する。そし
て、ジブ2の先端に溶接ワイヤー供給装置17を設置し
て、ジブ2を水平姿勢とすれば、溶接作業の作業性を向
上できる。また、ジブ2を先下りの傾斜姿勢とすれば、
溶接ワイヤー装置17の点検、修理、溶接ワイヤーの補給
を容易、かつ、安全に行うことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は溶接ワイヤー供給装置を搭載するのに好適なチルト式ジブスタンドに 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、工場において溶接作業をする場合、溶接ワイヤー供給装置は通常床上に 設置されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
溶接ワイヤー供給装置を床上に設置すれば、その点検、修理、溶接ワイヤーの 補給等は容易であるが、溶接ワイヤー供給装置が作業スペースを占拠するので溶 接作業の作業性を阻害するとともに溶接ワイヤー供給装置に連結された配線、配 管が床上に引き廻されるため、作業者がこれら配線、配管につまずいたり、引っ 掛けたり、これらに基いて配線、配管が破損したりするので溶接作業の安全性を 阻害するという不具合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するために提案されたものであって、その要旨とする ところは、先端に機材が設置されたジブの基部を柱状スタンドの頂部に垂直軸及 び水平軸まわりにそれぞれ回転自在に支持するとともに上記ジブを先下りの傾斜 姿勢及び実質的水平姿勢に錠止する手段を設けたことを特徴とするチルト式ジブ スタンドにある。
【0005】
【作用】
本考案においては、上記構成を具えているため、ジブは垂直軸まわりに回転す るとともに水平軸まわりに回転して先下りの傾斜姿勢又は実質的水平姿勢に錠止 される。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例が図1に示されている。 1は柱状スタンド、2はジブで、その先端には溶接ワイヤー供給装置17が設置 され、その基部は柱状スタンド1の頂部に垂直軸3及び水平軸7まわりにそれぞ れ回転自在に支持されている。 スタンド1の頂部には垂直軸3が固定されており、この垂直軸3に2個の軸受 4を介してL字形ブラケット5の立上部5bが回転自在に取り付けられている。こ のブラケット5の上端には断面U字形受金具6が溶着され、この受金具6にジブ 2の基部が水平軸7を介して回転自在に支持されている。
【0007】 ブラケット5の脚部5aの先端にはロックレバー8がピン9まわりに回動自在に 取り付けられ、ロックレバー8の上端に取り付けられたフック12はジブ2の基端 に固着されたロックバー10の後端を握持している。また、脚部5aの中央部とロッ クバー10の先端との間にはエアシリンダ14がピン15、16を介して張架されている 。なお、22はジブ2の基端に固定されたカウンターウエイト、23は補強プレート である。
【0008】 ジブ2を(A) に示すように実質的水平姿勢に錠止し、その先端に設置された溶 接ワイヤー供給装置17から溶接ワイヤー24を逐次引き出しながら溶接作業が行わ れる。この状態ではジブ2は溶接作業空間の上部に位置し、このジブ2に溶接ワ イヤー供給装置17が設置されていて作業スペースを占拠しないので、この溶接ワ イヤー供給装置17が溶接作業の作業性を阻害することはない。また、この溶接ワ イヤー供給装置17に連結される配線や配管が床上に引き廻されることがないので 、作業者がこれら配線、配管につまずいたり、引っ掛けたりすることがないので 、作業の安全性が向上する。また、ジブ2は垂直軸3まわりに自由に回動するの で、溶接ワイヤー供給装置17は作業スペースの全域に容易に移動する。
【0009】 溶接ワイヤー供給装置17の点検、修理、溶接ワイヤーの補給時等にはストッパ ー11を外した後、把手18を持ってロックレバー8をピン9のまわりにB矢方向に 回動させる。すると、フック12からロックバー10が離脱すると同時にロックレバ ー8の下端がブラケット5に取り付けられた方向切換弁13のリミットスイッチ機 能を持つ切換レバーを叩く。かくして、方向切換弁13が切り換えられるので、エ アホース19から供給された圧縮空気が流量制御弁20を経てエアシリンダ14の下部 室内に供給され、エアシリンダ14が伸長する。すると、シブ2は水平軸7まわり にA矢方向に回動して(B) に示すように先下りの傾斜姿勢となるので、作業者は 踏台上に乗ることになく床上に立った状態で溶接ワイヤー供給装置17の点検、修 理、溶接ワイヤーの補給等の作業を容易、かつ、迅速に、しかも、安全に行うこ とができる。 なお、エアシリンダ14に代えて油圧シリンダその他の駆動手段を用いることが でき、また、溶接ワイヤー供給装置17に代えて、計器、ボンベ等任意の機材を搭 載することもできる。
【0010】
【考案の効果】
本考案においては、柱状スタンドを作業スペースの中央に立設し、ジブを水平 姿勢に錠止めすれば、機材は作業空間の上部に保持されこれを床上に設置する必 要がなくなるとともにジブを垂直軸まわりに回転させることによって機材を作業 空間の全域に亘って容易に移動できるので、作業性が向上する。また、ジブを水 平軸まわりに回動して先下りの傾斜姿勢とすれば、機材の点検、修理等の作業を 踏台上に乗ることなく床上に立ったまま容易、かつ、迅速に、しかも、安全に行 うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示し、(A) はジブを水平姿
勢とした状態を示す側面図、(B) はジブを先下りの傾斜
姿勢とした状態を示す部分的側面図である。
【符号の説明】
1 スタンド 2 ジブ 17 機材 3 垂直軸 7 水平軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岩上 博文 東京都港区北青山一丁目2番3号 新キャ タピラー三菱株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に機材が設置されたジブの基部を柱
    状スタンドの頂部に垂直軸及び水平軸まわりにそれぞれ
    回転自在に支持するとともに上記ジブを先下りの傾斜姿
    勢及び実質的水平姿勢に錠止する手段を設けたことを特
    徴とするチルト式ジブスタンド。
JP10605591U 1991-11-29 1991-11-29 チルト式ジブスタンド Pending JPH0549176U (ja)

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JP10605591U JPH0549176U (ja) 1991-11-29 1991-11-29 チルト式ジブスタンド

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JP10605591U JPH0549176U (ja) 1991-11-29 1991-11-29 チルト式ジブスタンド

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Publication Number Publication Date
JPH0549176U true JPH0549176U (ja) 1993-06-29

Family

ID=14423936

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JP10605591U Pending JPH0549176U (ja) 1991-11-29 1991-11-29 チルト式ジブスタンド

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5962573A (ja) * 1982-08-06 1984-04-10 バスフ アクチェン ゲゼルシャフト 置換4−フルオルピリダゾン−6

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5962573A (ja) * 1982-08-06 1984-04-10 バスフ アクチェン ゲゼルシャフト 置換4−フルオルピリダゾン−6

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19961217