JPH0548825A - カラ−画像読取用イメ−ジセンサ - Google Patents

カラ−画像読取用イメ−ジセンサ

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JPH0548825A
JPH0548825A JP3229679A JP22967991A JPH0548825A JP H0548825 A JPH0548825 A JP H0548825A JP 3229679 A JP3229679 A JP 3229679A JP 22967991 A JP22967991 A JP 22967991A JP H0548825 A JPH0548825 A JP H0548825A
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JP
Japan
Prior art keywords
light
image sensor
photodiode
semiconductor layer
photo diode
Prior art date
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Pending
Application number
JP3229679A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Ito
久夫 伊藤
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の光電変換素子を積層したカラ−画像読
取用イメ−ジセンサにおいて、上部の光電変換素子を経
ずに下部の光電変換素子に直接光が入射することがない
ようにする。 【構成】 上部フォトダイオ−ドAと下部フォトダイオ
−ドBとは、光の入射方向に対して積層されており、し
かも、光の入射側に近い上部フォトダイオ−ドAの受光
面積が下部フォトダイオ−ドBより大きく形成されて、
下部フォトダイオ−ドBに上部フォトダイオ−ドAを経
ない光が直接入射することがないようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリやスキャ
ナ等に用いられるイメ−ジセンサに係り、特に、カラ−
画像読取用のイメ−ジセンサの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラ−ファクシミリやカラ−スキ
ャナ等に使用されるカラ−画像読取用のイメ−ジセンサ
としては、例えば、特開平1−309386号公報に示
されるように、2つのフォトダイオ−ドを受光方向に積
層することにより、それまでの平面的構成のカラ−イメ
−ジセンサにおける不十分な分解能を改善するようにし
たものが公知となっている。すなわち、以前のカラ−イ
メ−ジセンサは、同一平面上に複数の光素子を配置する
ものであり、しかも、白黒の場合と異なり、一画素毎
に、例えば、赤、緑、青と、それぞれ吸収する色の異な
る光素子を配置するものであるために、白黒の場合の一
画素一光素子の場合に比べ、一画素当たりの占有面積が
広がり、そのため、分解能の低下を余儀なくされてい
た。上記公報記載の技術は、このようなカラ−イメ−ジ
センサにおける平面的配置による分解能の低下という問
題を解決し、白黒イメ−ジセンサと略同等の分解能を有
するイメ−ジセンサを提供せんとするものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光の波長と
半導体の吸収率との関係は、一般に波長が長くなる程、
吸収率が低下することが知られているが、上記従来例の
ようにフォトダイオ−ドを積層した場合に、もし、上部
のフォトダイオ−ドの受光面を、下部のフォトダイオ−
ドの受光面より小さくした場合について考えると、短波
長の光に対する半導体の吸収率は比較的高いので、短波
長の光の殆どは、上部のフォトダイオ−ドで吸収される
こととなる。一方、長波長の光に対する半導体の吸収率
は低いので、殆どは上部のフォトダイオ−ドを透過して
下部のフォトダイオ−ドに至り、この下部のフォダイオ
−ドで長波長の光を取り出すことなるが、光の入射方向
からみて、この下部のフォトダイオ−ドの受光面の内、
上部のフォトダイオ−ドの受光面の周囲にはみ出た受光
面には、短波長の光が直接に入射することとなるため
に、この下部のフォトダイオ−ドの出力には、本来所望
の長波長の光だけでなく短波長の光も含まれることとな
るために、いわゆる色分解能が低下してしまうという問
題が生ずる。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、光電変換素子を積層した構造を有するカラ−イメ−
ジセンサの色分解能を向上することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明に係るカラ−画像読取用イメ−ジセンサは、受
光面に対して垂直方向に複数の光電変換素子を積層して
なるカラ−画像読取用イメ−ジセンサにおいて、前記複
数の光電変換素子の受光面を光の入射側から光の進行方
向に順に沿って小さく形成してなるものである。
【0006】
【作用】したがって、光の入射側から光の進行方向に沿
って光電変換素子の受光面が除々に小さくなって、光の
入射側に近い光電変換素子を経ずにその下側の光電変換
素子に、光が直接入射することがないよう作用するため
に、不必要な光が入射して色分解能が低下することがな
く、確実な色分解がなされるものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係るカラ−画像読取用イメ−
ジセンサの一実施例について図1乃至図3を参照しなが
ら説明する。ここで、図1はカラ−画像読取用イメ−ジ
センサの一実施例における平面図、図2は図1のA−A
線拡大断面図、図3は図1のB−B線断面図である。こ
のカラ−画像読取用イメ−ジセンサは、基本的には、ガ
ラス等の絶縁基板1の上に形成された下部フォトダイオ
−ドBと、この下部フォトダイオ−ドBの上に積層され
た上部フォトダイオ−ドAとからなるものであるが、本
実施例においては、下部フォトダイオ−ドBと絶縁基板
1との間には、第1薄膜電界効果トランジスタ(以下、
「第1TFT」と略称する。)2が配されている。この
第1TFT2は、下部フォトダイオ−ドBに接続され
て、下部フォトダイオ−ドBからの画素信号を選択して
外部回路に出力する役割を果たすものであるが、必ずし
も下部フォトダイオ−ドBと絶縁基板1との間に配され
なければならないものでなく、また、スイッチング機能
を有するものであれば、特に、TFTに限られず、他の
素子でもよいものである。尚、上部フォトダイオ−ドA
にも同様の機能を果たす第2TFT3が接続されてお
り、上部及び下部フォトダイオ−ドA,Bが配された部
位の近傍に設けられている。
【0008】また、このカラ−画像読取用イメ−ジセン
サは、一次元配列のいわゆるラインタイプのイメ−ジセ
ンサであっても、また、二次元配列のイメ−ジセンサの
いずれであってもよいものである。絶縁基板1の上に
は、第1絶縁層4が配されており、この第1絶縁層4
は、例えば、窒化シリコン(SiNx)膜により形成さ
れているものである。そして、この第1絶縁層4上に第
1TFT2の一部を形成する第1半導体層5、n+ オ−
ミック層6及び第2電極7が順に積層されている。ここ
で、第1半導体層5は、例えば、水素化アモルファスシ
リコン(a−Si:H)から、第2電極7は、例えば、
クロム(Cr)から、それぞれなるものである。尚、T
FTそれ自体は公知・周知であり、本発明の要旨とは直
接関係しないので、ここでの説明は以上に止め、その詳
細な説明は省略する。
【0009】下部フォトダイオ−ドBは、上述の第1T
FT2の一部を構成する第2電極7を第1TFT2と共
通として、他に、第2半導体層8及び第1透明電極9か
ら構成されるものである。ここで、第2半導体層8は、
例えば、pin型の水素化アモルファスシリコン(a−
Si:H)からなるものである。また、第1透明電極9
は、例えば、酸化インジウム・スズ(ITO)からな
り、上部フォトダイオ−ドAと共通の電極となっている
もので、図1で言えば、紙面左右方向に延設されてお
り、離散的に配置された他の上部及び下部フォトダイオ
−ド(図示せず。)に、同様に接合されている。本実施
例における第1透明電極9は、下部フォトダイオ−ドB
に臨む面が、この下部フォトダイオ−ドB側へ突出形成
されて(図2参照)、この突出部分が第2半導体層8に
接合している。さらに、上述の第2半導体層8及び第1
透明電極9は、光の入射方向(図2において白抜き矢印
方向)に臨む面(図1において点線表示)の面積が上部
フォトダイオ−ドAに比べて小さく設定されている。ま
た、第2半導体層8の層厚(図2において紙面上下方
向)は、上部フォトダイオ−ドBの第3半導体層11の
層厚より厚く設定して、赤色を中心とした比較的長波長
の光を吸収し易くしてある。この下部フォトダイオ−ド
Bの周囲で、前述した第1絶縁層4と、第1透明電極9
との間には、第3絶縁層10が、例えば、ポリミドから
形成されている。
【0010】上部フォトダイオ−ドAは、下部フォトダ
イオ−ドB側から、第1透明電極9、第3半導体層1
1、第2透明電極12を順に積層してなるもので、第1
透明電極9は、上述したように下部フォトダイオ−ドB
と共通電極となっているものである。ここで、第3半導
体層11は、前述の第2半導体層8を構成する半導体材
より大きなバンドギャップを有する半導体材、例えば、
アモルファス水素化シリコンカ−ボン(a−SiC:
H)から構成され、第2半導体層8より層厚を薄くし
て、青色を中心とした比較的短波長の光を吸収するよう
にしてあるものである。また、第2透明電極12は、第
1透明電極9同様、例えば、酸化インジウム・スズ(I
TO)から形成されてなるものである。そして、この上
部フォトダイオ−ドAの周囲には、第4絶縁層13が、
例えば、ポリイミドから形成されている。
【0011】次に、このカラ−画像読取用イメ−ジセン
サの製造プロセスについて説明する。尚、絶縁基板1上
に、第1絶縁層4、第1半導体層5、n+ オ−ミック層
6及び第2電極7を着膜積層する製造プロセスは、TF
Tの製造プロセスとして公知・周知のプロセスであるの
で、ここでの説明は省略して、上部及び下部フォトダイ
オ−ドA,Bの製造プロセスを中心に説明する。先ず、
第2電極7を形成した後に、プラズマCVD法により水
素化アモルファスシリコン(a−Si:H)を着膜して
pin型の第2半導体層8を形成する。すなわち、第2
電極7側から、先ず、ホスフィン(PH3 )を1%ド−
プしたシラシン(SiH4 )ガス中でa−Si:Hを2
00オングストロ−ム程度着膜させてn層を形成する。
次に、SiH4 ガスのみを用いて、i型のa−Si:H
を1μm程度着膜し、続いて、ジボラン(B26 )を
1%ド−プしたSiH4 ガス中でa−Si:Hを200
オングストロ−ム程度着膜させてp層を形成することで
pin型半導体膜が形成される。そして、このpin型
半導体膜をドライエチングによりパタ−ニングすること
により、第2半導体層8が完成する。
【0012】次に、この第2半導体層8の形成前に着膜
した第2電極7となるべき金属膜を、所望の形状にパタ
−ニングし、続いて、既に着膜済のn+オ−ミック膜
(n+オ−ミック層6用)及び第1半導体膜(第1半導
体層5用)をそれぞれエッチングして、n+ オ−ミック
層6及び第1半導体層5を形成する。続いて、ポリイミ
ドをロ−ルコ−ト又はスピンコ−トで着膜し、さらに、
フォトリソ法により、コンタクト孔14を設けて、第3
絶縁層10を形成する。その後、酸化インジウム・スズ
(第1透明電極9用)をスパッタ法又は蒸着法により2
000オングストロ−ム程度着膜する。
【0013】次に、第3半導体層11用のアモルファス
水素化シリコンカ−ボン(a−SiC:H)をプラズマ
CVD法により1000乃至3000オングストロ−ム
程度着膜し、続いて、ITO(第2透明電極12用)を
スパッタ法により500オングストロ−ム程度着膜す
る。そして、この第2透明電極12形成用のITO膜を
所望の形状にパタ−ニングして第2透明電極12を形成
し、次に、先に着膜した第3半導体層11用のアモルフ
ァス水素化シリコンカ−ボン(a−SiC:H)膜をエ
ッチングにより所望の形状にして第3半導体層11を形
成するとともに、第2透明電極12をリエッチングする
ことにより、その形状を整える。この後、着膜済である
第1透明電極9形成用のITO膜を所望の形状にパタ−
ニングすることにより第1透明電極9が形成される。
【0014】そして、この後は、この種の光電変換素子
の製造プロセスとして、公知・周知のプロセスを経て、
本センサの製造が完了する。その製造プロセスは、本発
明に係るカラ−画像読取用イメ−ジセンサ特有のもので
はないので、作業の概略を記するのみに止めるものとす
る。すなわち、上述の第1透明電極9の形成後は、先
ず、第4絶縁層13となる例えばポリイミドを着膜及び
パタ−ニングを行い第4絶縁層13を形成する。次に、
既に着膜済の第1絶縁層4形成用のシリコン窒化(Si
Nx)膜をパタ−ニングして第1絶縁層4を形成し、最
後に、例えば、アルミニウム(Al)を着膜し、パタ−
ニングすることにより、第2TFT3を構成する第3電
極15を形成して完了する。
【0015】次に、上記構成におけるカラ−画像読取用
イメ−ジセンサの概略動作について図4を参照しながら
説明をする。先ず、本実施例に係るカラ−画像読取用イ
メ−ジセンサの電気的等価回路は、図4に示されるよう
に、下部フォトダイオ−ドBについて考えると、本実施
例においては、第1透明電極9側からp,i,nの各層
が形成されているので、下部フォトダイオ−ドBは、第
1透明電極9側がアノ−ド、第2電極7側がカソ−ドと
なる。そして、下部フォトダイオ−ドBと上部フォトダ
イオ−ドAとの共通電極である第1透明電極9には、2
つのフォトダイオ−ドA,Bの同一の極が接続されるの
が原則であるので、上部フォトダイオ−ドAについて
も、アノ−ド側がこの第1透明電極9に接続され、カソ
−ドは第2TFT3のドレインに接続されて、第1透明
電極9にはバイアス電圧として、外部直流電源16の負
極側が接続されている。尚、下部フォトダイオ−ドBの
カソ−ドも同様に第1TFT2のドレインに接続されて
いる。
【0016】そして、上部フォトダイオ−ドAの第2透
明電極12側から光が入射すると、この光(図2におい
て白抜矢印)は、先ず、第2透明電極12を透過して、
第3半導体層11において、青色を中心とした短波長の
光が吸収され、その吸収エネルギ−に応じた光電荷が下
部フォトダイオ−ドBの空乏層容量(図示せず)に蓄積
される。入射光の内、青色を中心とした短波長の光の殆
どは第3半導体層11において吸収又は減衰するため
に、赤色を中心とした比較的長波長の光のエネルギ−
は、第3半導体層11においては吸収されずに、第3半
導体層11を透過して第1透明電極9を介して第2半導
体層8に至ることとなる。この時、第2半導体層8は光
の入射方向(図2において紙面上下方向)に望む面の面
積が第2透明電極12及び第3半導体層11に比べて小
さく設定されているので、第2透明電極12及び第3半
導体層11の周囲を通過した短波長の光が第1透明電極
9及び第2透明電極12に直接入射することはなく、そ
のため、従来に比し高い色分解能が確保できることとな
る。そして、下部フォトダイオ−ドBの空乏層容量(図
示せず)には、第2半導体層8に入射した長波長の光の
エネルギに応じた光電荷が蓄積される。
【0017】上部フォトダイオ−ドA及び下部フォトダ
イオ−ドBにそれぞれ蓄積された光電荷の読み出しは、
よく知られているように、それぞれ第1TFT2、第2
TFT3を導通状態とすることにより行われる。尚、図
4においては、各TFT2,3のゲ−ト、ソ−スの接続
は省略してあるが、ゲ−トは同一のゲ−ト信号線(図示
せず)に接続されて、第1TFT2と第2TFT3は同
時に駆動されるようにしておき、ソ−スは、それぞれ別
個の出力信号線(図示せず)に接続して、それぞれ別々
に画素信号を取り出した後に、図示しない外部の回路で
信号合成するか、又は、第1TFT2及び第2TFT3
のソ−スを接続して、1つの出力信号線に各出力を同時
に取り出して重畳させるようにするか、2通りの出力形
態が可能であり、いずれでもよい。
【0018】次に、第2の実施例について図5及び図6
を参照しつつ説明する。尚、第1の実施例に係るカラ−
画像読取用イメ−ジセンサと同一の構成要素について
は、同一の符号を付してその説明を省略し、以下、異な
る点を中心に説明する。この第2の実施例に係るカラ−
画像読取用イメ−ジセンサは、いわゆるR(赤),G
(緑),B(青)の三色分離ができるように第1の実施
例に対してさらにもう一つフォトダイオ−ドを追加した
ものである。すなわち、このカラ−画像読取用イメ−ジ
センサは、下部フォトダイオ−ドBと、中央フォトダイ
オ−ドDと、最上部フォトダイオ−ドCとから構成され
ており、中央フォトダイオ−ドDは、第1の実施例にお
ける上部フォトダイオ−ドA(図2参照)に相当するも
のである。したがって、最上部フォトダイオ−ドCを除
く中央フォトダイオ−ドDから下(図5において紙面下
方向)の部分は、第1の実施例における構造と基本的に
同一である。
【0019】最上部フォトダイオ−ドCは、基本的に
は、下部及び中央フォトダイオ−ドB,Dと同一の構造
を有してなるもので、具体的には、酸化インジウム・ス
ズ(ITO)等からなる第3透明電極17と、pin型
のa−Si:Hからなる第4半導体層18と、ITO等
からなる第4透明電極19とが順次積層され、さらにこ
れら全体を被覆するように形成されたポリイミド等から
なる第5絶縁層20とからなるものである。そして、図
6に示されるように光の入射方向(図5において白抜き
矢印)に望む各フォトダイオ−ドC,D,Bの面積は、
最上部フォトダイオ−ドC側から下部フォトダイオ−ド
Bへ向かうに従い除々に小さく設定してある。
【0020】また、最上部フォトダイオ−ドCの第4半
導体層18はB(青)を、中央フォトダイオ−ドDの第
3半導体層11はG(緑)を、下部フォトダイオ−ドB
の第2半導体層8はR(赤)を、それぞれ中心とした光
を吸収するように調節してある。この吸収波長域の調節
技術は、既に公知・周知であるのでここでの詳細な説明
はしないが、概略のみ一例を挙げれば、例えば、半導体
層のバンドギャップを変えたり、又は、同一の半導体材
料で層厚を変えたりすることにより吸収波長の範囲を変
えることができる。
【0021】尚、本実施例における最上部フォトダイオ
−ドCの第3及び第4透明電極17,19は、中央フォ
トダイオ−ドD、下部フォトダイオ−ドBの電極7,9
及び12とは構造的に独立しているが、電気的には第3
透明電極17又は第4透明電極19のいずれかは、第1
透明電極9が接続される外部直流電源16(図4参照)
の負極側に接続されるようになっている。また、第3T
FT21は、最上部フォトダイオ−ドCに直列に接続さ
れ、第1及び第2TFT2,3同様に、最上部フォトダ
イオ−ドC画素信号を図示しない外部回路に出力するも
のである。その詳細については、第1及び第2TFT
2,3同様、本発明の要旨とは直接関係しないので、こ
こでの説明は省略する。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、光の入射方向に光電変
換素子を積層すると共に、各光電変換素子の受光面を光
の入射側から除々に小さくしたことにより、本来受光さ
れるべき波長の光以外の不必要な光が受光面に直接入射
することがなくなるので、色の分解が確実となり、分解
能が高いカラ−画像読取用イメ−ジセンサを提供するこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るカラ−画像読取用イメ−ジセン
サの一実施例における平面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 図1のB−B線断面図である。
【図4】 第1の実施例に係るカラ−画像読取用イメ−
ジセンサの等価回路である。
【図5】 他の実施例における平面図である。
【図6】 図5のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1…絶縁基板、7…第2電極、8…第2半導体層、9…
第1透明電極、10…第3絶縁層、11…第3半導体
層、12…第2透明電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光面に対して垂直方向に複数の光電変
    換素子を積層してなるカラ−画像読取用イメ−ジセンサ
    において、前記複数の光電変換素子の受光面を光の入射
    側から光の進行方向に沿って順に小さく形成したことを
    特徴とするカラ−画像読取用イメ−ジセンサ。
JP3229679A 1991-08-16 1991-08-16 カラ−画像読取用イメ−ジセンサ Pending JPH0548825A (ja)

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Cited By (2)

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KR100701582B1 (ko) * 2005-06-27 2007-03-29 연세대학교 산학협력단 Cmos 이미지센서용 적층형 포토다이오드 및 그 제조방법
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