JPH0548460U - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH0548460U
JPH0548460U JP9617491U JP9617491U JPH0548460U JP H0548460 U JPH0548460 U JP H0548460U JP 9617491 U JP9617491 U JP 9617491U JP 9617491 U JP9617491 U JP 9617491U JP H0548460 U JPH0548460 U JP H0548460U
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Application number
JP9617491U
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Inventor
淳 福村
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケース内にロール巻き状の記録用紙を収納す
るための用紙収納部を設ける必要をなくし、装置全体を
大幅にコンパクト化する。 【構成】 全体として偏平状をなすケース1内に、デー
タを受信して記録用紙P上に印刷する受信装置と、原稿
M上から画情報を読み取って送信する送信装置とを配設
する。受信装置をプリント機構部2と送受信用の制御基
板5とにより構成し、送信装置を読取機構部3と送受信
用の制御基板5とにより構成する。ケース1の上面に
は、プリント機構部2と対応する記録用紙Pの挿入口1
1及び排出口12と、読取機構部3と対応する原稿Mの
挿入口16及び排出口17とを開口する。ケース1には
前記各口11,12,16,17を開閉可能な蓋体18
を取り付け、この蓋体18により不使用時にケース1の
上面を覆う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のファクシミリ装置においては、ケース内にロール巻き状の記録用紙を収 納するための用紙収納部が設けられ、この用紙収納部から記録用紙を引き出して 、受信装置のプリント機構部に供給し、その記録用紙上に受信データを印刷する ように構成されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、近年、この種のファクシミリ装置ではコンパクト化が要求され、ブ ックタイプで搬送可能なものも求められるようになってきたが、前記の従来装置 においては、ケース内にロール巻き状の記録用紙を収納するための用紙収納部が 設けられているため、大幅なコンパクト化が望めないという問題があった。
【0004】 この考案は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたもの であって、その目的とするところは、ケース内にロール巻き状の記録用紙を収納 するための用紙収納部を設ける必要がなく、装置全体を大幅にコンパクト化する ことができるファクシミリ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この考案のファクシミリ装置においては、全体 として偏平状をなすケース内に、データを受信して記録用紙上に印刷する受信装 置と、原稿上から画情報を読み取って送信する送信装置とを配設し、そのケース には、前記受信装置と対応する記録用紙の挿入口及び排出口と、前記送信装置と 対応する原稿の挿入口及び排出口とを開口し、更にケースには前記各口を開閉可 能な蓋体を取り付けたものである。
【0006】
【作 用】
上記のように構成されたファクシミリ装置において、受信データを印刷する場 合には、ケースの蓋体を開放させた状態で、受信装置の挿入口から同装置のプリ ント機構部に記録用紙を挿入すると、印刷が行われてその記録用紙が排出口から 排出される。送信する場合には、前記蓋体を開放させた状態で、原稿を送信装置 の挿入口から挿入すると、その原稿の画情報が読み取られて、原稿が排出口から 排出される。ケースの蓋体を閉じれば、ケースが偏平状をなしていることもあっ て、携行や保管に都合が良い。
【0007】
【実施例】
以下、この考案を具体化したファクシミリ装置の一実施例を、図面に基づいて 詳細に説明する。
【0008】 図1及び図2に示すように、ケース1は偏平薄型のブックタイプに形成され、 その内部前側には受信データを感熱カット記録紙等の記録用紙P上に印刷するプ リント機構部2が配設されると共に、内部後側には原稿M上から画情報を読み取 る読取機構部3が配設されている。又、ケース1の内部前端にはメイン制御基板 4が収納配置されると共に、内部後端には送受信用の制御基板5が収納配置され 、内部中央には電源6及び記録用紙Pや原稿Mを移送するためのモータ7等が配 設されている。そして、前記プリント機構部2と送受信用の制御基板5とにより 受信装置が構成され、読取機構部3と送受信用の制御基板5とにより送信装置が 構成されている。前記送受信用の制御基板5は、送信データ及び受信データを記 憶するためのメモリを有している。
【0009】 前記プリント機構部2には、プラテンローラ8及びサーマルヘッド9が設けら れ、そのサーマルヘッド9が板バネ10によりプラテンローラ8の下部外周面に 圧接されている。プリント機構部2に対応してケース1の上面には、記録用紙P を挿入するための用紙挿入口11及び印刷後の記録用紙Pを排出するための用紙 排出口12が形成され、用紙挿入口11とプラテンローラ8との間には用紙ガイ ド13が配設されている。
【0010】 前記読取機構部3には、送りローラ14及び密着式イメージスキャナ15が対 向して設けられている。読取機構部3に対応してケース1の上面には、原稿Mを 挿入するための原稿挿入口16及び読み取り後の原稿Mを排出するための原稿排 出口17が形成されている。
【0011】 前記ケース1の後側部には蓋体18が支軸19により回動可能に取着され、こ の蓋体18により前記各口11,12,16,17を有するケース1の上面を開 閉可能に覆うことができる。蓋体18の内面には液晶ディスプレイ20が設けら れ、ケース1上の操作部21から入力されるファックス番号等を、このディスプ レイ20上に表示することができる。又、前記蓋体18は、図1に示すように開 放位置に配置した状態で、原稿Mの挿入ガイドとして利用することもできる。
【0012】 次に、前記のように構成されたファクシミリ装置について動作を説明する。 さて、このファクシミリ装置において、受信データが入力されると、その受信 データが送受信用の制御基板5の受信データメモリに一時的に記憶される。そし て、この受信終了後に、メモリに記憶された受信データを印刷する場合には、図 1及び図2に示すように、蓋体18をケース1の上面開放位置に回動配置し、こ の状態で操作部21上の図示しない印刷スイッチ等を操作する。
【0013】 その後、ケース1上の用紙挿入口11から感熱カット記録紙等の記録用紙Pを 挿入すると、モータ7の起動によりプラテンローラ8が回転されて、記録用紙P に送りが付与されると共に、受信データがメモリから読み出されて、サーマルヘ ッド9により記録用紙P上に印刷される。そして、印刷後の記録用紙Pは、プラ テンローラ8の回転に伴って用紙排出口12からケース1外に排出される。
【0014】 このように、メモリから読み出される受信データのページ数分だけ、用紙挿入 口11から記録用紙Pを順に挿入することにより、受信データの印刷を連続的に 行うことができる。又、受信されたデータをメモリに蓄えることなく、リアルタ イムに出力する場合には、受信と同時に記録用紙Pをプリント機構部2に供給す ればよい。
【0015】 送信においては、蓋体18を開放位置に配置した状態で、操作部21より受信 側装置のファックス番号を入力するとともに、原稿Mを原稿挿入口16から読取 機構部3に挿入すれば、その原稿M上の画情報が送りローラ14上においてイメ ージスキャナ15により読み取られて、そのまま或いはメモリに蓄えられた後に 送信される。そして、画情報が読み取られた原稿Mは、原稿排出口17から排出 される。
【0016】 以上のように、この実施例のファクシミリ装置によれば、ケース1内にロール 巻き状の記録用紙を収納するための用紙収納部を設ける必要がなく、装置全体を 大幅にコンパクト化することができる。そして、蓋体18を閉じた状態では全体 が偏平状になり、必要に応じて容易に携帯できると共に、不使用時には狭いスペ ースに簡単に保管することができる。
【0017】 なお、この考案は前記実施例の構成に限定されるものではなく、例えば、ケー ス1内におけるプリント機構部2や読取機構部3等の配置位置を適宜に変更した り、蓋体18をプリント機構部2の両口11,12用と、読取機構部3の両口1 6,17用とに2分割したり、液晶ディスプレイ20をケース1上に設けたりす る等、この考案の趣旨から逸脱しない範囲で、各部の構成を任意に変更して具体 化することも可能である。
【0018】
【考案の効果】
この考案は、以上説明したように構成されているため、ケース内にロール巻き 状の記録用紙を収納するための用紙収納部を設ける必要がなく、装置全体を大幅 にコンパクト化することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を具体化したファクシミリ装置の一実
施例を示す断面図である。
【図2】そのファクシミリ装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース、2 受信装置を構成するプリント機構部、
3 送信装置を構成する読取機構部、5 受信装置及び
送信装置を構成する送受信用の制御基板、11用紙挿入
口、12 用紙排出口、16 原稿挿入口、17 原稿
排出口、18蓋体、P 記録用紙、M 原稿。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体として偏平状をなすケース内に、デ
    ータを受信して記録用紙上に印刷する受信装置と、原稿
    上から画情報を読み取って送信する送信装置とを配設
    し、そのケースには、前記受信装置と対応する記録用紙
    の挿入口及び排出口と、前記送信装置と対応する原稿の
    挿入口及び排出口とを開口し、更にケースには前記各口
    を開閉可能な蓋体を取り付けたファクシミリ装置。
JP9617491U 1991-11-22 1991-11-22 ファクシミリ装置 Pending JPH0548460U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9617491U JPH0548460U (ja) 1991-11-22 1991-11-22 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9617491U JPH0548460U (ja) 1991-11-22 1991-11-22 ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0548460U true JPH0548460U (ja) 1993-06-25

Family

ID=14157965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9617491U Pending JPH0548460U (ja) 1991-11-22 1991-11-22 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0548460U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012090182A (ja) * 2010-10-21 2012-05-10 Pfu Ltd 携帯型画像読取装置用ケース

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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