JPH0548426B2 - - Google Patents
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- JPH0548426B2 JPH0548426B2 JP59032743A JP3274384A JPH0548426B2 JP H0548426 B2 JPH0548426 B2 JP H0548426B2 JP 59032743 A JP59032743 A JP 59032743A JP 3274384 A JP3274384 A JP 3274384A JP H0548426 B2 JPH0548426 B2 JP H0548426B2
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- JP
- Japan
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- coil
- axis
- accelerometer
- magnet
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- Expired - Lifetime
Links
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P15/00—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
- G01P15/02—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
- G01P15/08—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
- G01P15/093—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values by photoelectric pick-up
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P15/00—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
- G01P15/02—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
- G01P15/08—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
- G01P15/13—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values by measuring the force required to restore a proofmass subjected to inertial forces to a null position
- G01P15/132—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values by measuring the force required to restore a proofmass subjected to inertial forces to a null position with electromagnetic counterbalancing means
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、円筒状の磁石を同軸上に包囲してい
る管状のコイルを備える加速度計に関する。
る管状のコイルを備える加速度計に関する。
加速度計は、通常加速度によつて生じる力によ
つて変位され得るように設けられている震動部を
有するものである。震動部の変位はピツクオフに
よつて感知され、復元力が震動部にかかりサーポ
方式によつてそれを基準位置へ復元させるように
なつている。そしてその復元力を測定することに
よつて、加速度が示されるのである。
つて変位され得るように設けられている震動部を
有するものである。震動部の変位はピツクオフに
よつて感知され、復元力が震動部にかかりサーポ
方式によつてそれを基準位置へ復元させるように
なつている。そしてその復元力を測定することに
よつて、加速度が示されるのである。
従来の加速度計の一形態においては、震動部
は、軸方向に分極される円筒状の永久磁石の長手
方向に沿つて変位し得るように取り付けられてい
る円筒状コイルによつて構成されている。この取
り付けは、1本のアームによつて達成されてお
り、このアームは、コイルから放射状に突出し、
かつコイルとアームの軸に対して直角を成す軸に
枢着している。従来のピツクオフは、アームの変
位を感知し、かつフイードバツク回路を経て信号
をコイルへ供給し、アームを基準位置へ復元する
まで、コイルによつて生じた磁界と磁石の磁界と
が相互に使用するようになつている。コイルに供
給された電流の測定値が加速度計に使用する加速
度のコイルの軸に沿う成分を示している。
は、軸方向に分極される円筒状の永久磁石の長手
方向に沿つて変位し得るように取り付けられてい
る円筒状コイルによつて構成されている。この取
り付けは、1本のアームによつて達成されてお
り、このアームは、コイルから放射状に突出し、
かつコイルとアームの軸に対して直角を成す軸に
枢着している。従来のピツクオフは、アームの変
位を感知し、かつフイードバツク回路を経て信号
をコイルへ供給し、アームを基準位置へ復元する
まで、コイルによつて生じた磁界と磁石の磁界と
が相互に使用するようになつている。コイルに供
給された電流の測定値が加速度計に使用する加速
度のコイルの軸に沿う成分を示している。
このような加速度計は機能性は充分であるが、
コイルとその装置の形状は、容積が大きいという
欠点がある。コイルと永久磁石のこの形状では、
浮遊の磁界が生じかつ効率が比較的低いという欠
点もある。
コイルとその装置の形状は、容積が大きいという
欠点がある。コイルと永久磁石のこの形状では、
浮遊の磁界が生じかつ効率が比較的低いという欠
点もある。
本発明の目的は上述の欠点を概ね解消し得る加
速度計を提供することにある。
速度計を提供することにある。
本発明の1つの目的に従つて提供されている上
記の加速度計は、コイル及び磁石の共通の軸に対
して横向きに伸びている第2の軸に沿つて磁石が
分極されること、及び、共通の軸と第2の軸に直
交している第3の軸に関して角変位し得るように
コイルが設けられていて、第2の軸に沿う加速度
の成分が第3の軸に関するコイルの角変位を生じ
させ、それはコイルの付勢によつて基準位置へ復
元されるようになつていることを特徴とする。
記の加速度計は、コイル及び磁石の共通の軸に対
して横向きに伸びている第2の軸に沿つて磁石が
分極されること、及び、共通の軸と第2の軸に直
交している第3の軸に関して角変位し得るように
コイルが設けられていて、第2の軸に沿う加速度
の成分が第3の軸に関するコイルの角変位を生じ
させ、それはコイルの付勢によつて基準位置へ復
元されるようになつていることを特徴とする。
第3の軸41は、コイル51の上端を横切つて
延びており、コイルは、第3の軸と同軸上にある
シヤフトによつて支持されている。コイルと磁石
は、円形の形状を有している。磁性体のスリーブ
は、磁石を包囲しており、その結果環状の間隙を
限定し、その内部にコイルが突出している。スリ
ーブは、コイルの端部よりもさらに突出してお
り、スリーブには、第3の軸と平行な2つの対向
するスロツトが備えられ、コイルはこのスロツト
内に位置する軸受けによつて取り付けられてい
る。第3の軸は、コイルの一端を横切つて伸びて
おり、コイルの変位を感知するための光学ピツク
オフ部材は第3の軸から離隔してコイルの他端に
設けられている。コイルは形成体の上に巻かれて
おり、形成体の1部はコイルよりも突出し、その
部分がコイルの変位を感知するためのピツクオフ
の1部を成している。ピツクオフは光学ピツクオ
フ部材を用いることができる。コイルは、コイル
が取り付けられている軸受けとコイルの変位を感
知するためのピツクオフとともに単一体を成して
いる。
延びており、コイルは、第3の軸と同軸上にある
シヤフトによつて支持されている。コイルと磁石
は、円形の形状を有している。磁性体のスリーブ
は、磁石を包囲しており、その結果環状の間隙を
限定し、その内部にコイルが突出している。スリ
ーブは、コイルの端部よりもさらに突出してお
り、スリーブには、第3の軸と平行な2つの対向
するスロツトが備えられ、コイルはこのスロツト
内に位置する軸受けによつて取り付けられてい
る。第3の軸は、コイルの一端を横切つて伸びて
おり、コイルの変位を感知するための光学ピツク
オフ部材は第3の軸から離隔してコイルの他端に
設けられている。コイルは形成体の上に巻かれて
おり、形成体の1部はコイルよりも突出し、その
部分がコイルの変位を感知するためのピツクオフ
の1部を成している。ピツクオフは光学ピツクオ
フ部材を用いることができる。コイルは、コイル
が取り付けられている軸受けとコイルの変位を感
知するためのピツクオフとともに単一体を成して
いる。
以下本発明の好適実施例を添付の図面を参照し
て詳しく説明する。
て詳しく説明する。
加速度計は円形の金属製基盤1を有し、円筒状
の金属性蓋2がその底縁部3によつて基盤1へ溶
着されている。蓋2は、その上端4において閉鎖
されており、基盤1上に支持されている加速度計
の機構5を包囲している。加速度計の内部には、
機構5を保護するために不活性ガスが充填されて
いることが望ましい。
の金属性蓋2がその底縁部3によつて基盤1へ溶
着されている。蓋2は、その上端4において閉鎖
されており、基盤1上に支持されている加速度計
の機構5を包囲している。加速度計の内部には、
機構5を保護するために不活性ガスが充填されて
いることが望ましい。
平らで水平方向のテーブル10が、基盤1より
少し離隔して、2本の柱11,12上に支持され
ており、基盤と柱とテーブルは、単一ユニツトを
成している。テーブル10の平らな面は、孔54
を有しており、その孔54は、前記平面を通り抜
けてテーブル10の左手側に位置しており、孔5
4はまた、柱11と柱12の間のテーブル10の
下方の空間に開口している。テーブル10上に
は、コバルトサマリウム製の円筒上永久磁石20
が止着されており、この磁石は加速度計の垂直軸
21を中心にして位置している。磁石20は、第
1図の紙面に垂直な直径に沿つて分極され、第2
図中の軸23と同一直線上にある。
少し離隔して、2本の柱11,12上に支持され
ており、基盤と柱とテーブルは、単一ユニツトを
成している。テーブル10の平らな面は、孔54
を有しており、その孔54は、前記平面を通り抜
けてテーブル10の左手側に位置しており、孔5
4はまた、柱11と柱12の間のテーブル10の
下方の空間に開口している。テーブル10上に
は、コバルトサマリウム製の円筒上永久磁石20
が止着されており、この磁石は加速度計の垂直軸
21を中心にして位置している。磁石20は、第
1図の紙面に垂直な直径に沿つて分極され、第2
図中の軸23と同一直線上にある。
テーブル10は、軟鉄製の垂直固定スリーブを
も支持しており、その上端31は、水平方向の頂
部プレート32によつて閉鎖されている。スリー
ブ30の内部直径は、環状の間隙33がスリーブ
と磁石20の外部湾曲表面の間に形成されるよう
に決められている。2本の垂直方向のスロツト3
4,35が全く逆の位置に、スリーブ30の上方
端に形成されている。スロツト34,35は、
各々宝石軸受け36,37を受容しており、これ
らは交互に水平シヤフト40の対向する端部を支
持するようになつている。シヤフト40の軸41
は、加速度計の軸21と磁石20の分極の軸23
の両者に対して垂直を成している。第3の軸は、
第1図において41で示されており、かつそれは
シヤフト40と同軸でスリーブ30の中の2つの
スロツト34,35を通つて延びている。第3の
軸41は、明細書第5頁の第19行乃至第20行に記
載されているように、コイル51の上端部を横切
つている。
も支持しており、その上端31は、水平方向の頂
部プレート32によつて閉鎖されている。スリー
ブ30の内部直径は、環状の間隙33がスリーブ
と磁石20の外部湾曲表面の間に形成されるよう
に決められている。2本の垂直方向のスロツト3
4,35が全く逆の位置に、スリーブ30の上方
端に形成されている。スロツト34,35は、
各々宝石軸受け36,37を受容しており、これ
らは交互に水平シヤフト40の対向する端部を支
持するようになつている。シヤフト40の軸41
は、加速度計の軸21と磁石20の分極の軸23
の両者に対して垂直を成している。第3の軸は、
第1図において41で示されており、かつそれは
シヤフト40と同軸でスリーブ30の中の2つの
スロツト34,35を通つて延びている。第3の
軸41は、明細書第5頁の第19行乃至第20行に記
載されているように、コイル51の上端部を横切
つている。
シヤフト40は、磁石20とスリーブ30間の
環状の間隙33内に、その下に懸架されているト
ルカーコイル部材52を担持している。コイル部
材50は、コイル51を成す環状の電気的巻線を
有し、巻線は円形の断面を有する管状形成体52
上に巻かれている。コイル部材50は、2つの部
分から成つて、それらは円状断面の管状の形成体
52とコイル51である。コイル51は、成形体
52の周りにワイヤを巻きつけることによつて作
られている。コイル51は、磁石20よりもいく
らか短いが、形成体52はシヤフト40の左側端
部の方向においてシヤフト40とは反対側に伸び
ている脚部53を有している。脚部53は、左手
側の柱11に近接しているテーブル10の中の孔
54を介して下方に垂直に延びており、かつテー
ブル10の下に置かれている光学ピツクオフ部材
70の一部を形成している。脚部53の下端は、
右側の柱12内に設けられている光学センサー5
5の見通し線内に位置している。脚部53の垂直
方向からの移動によつて、センサー55は、信号
線56上に出力信号を発生させる。
環状の間隙33内に、その下に懸架されているト
ルカーコイル部材52を担持している。コイル部
材50は、コイル51を成す環状の電気的巻線を
有し、巻線は円形の断面を有する管状形成体52
上に巻かれている。コイル部材50は、2つの部
分から成つて、それらは円状断面の管状の形成体
52とコイル51である。コイル51は、成形体
52の周りにワイヤを巻きつけることによつて作
られている。コイル51は、磁石20よりもいく
らか短いが、形成体52はシヤフト40の左側端
部の方向においてシヤフト40とは反対側に伸び
ている脚部53を有している。脚部53は、左手
側の柱11に近接しているテーブル10の中の孔
54を介して下方に垂直に延びており、かつテー
ブル10の下に置かれている光学ピツクオフ部材
70の一部を形成している。脚部53の下端は、
右側の柱12内に設けられている光学センサー5
5の見通し線内に位置している。脚部53の垂直
方向からの移動によつて、センサー55は、信号
線56上に出力信号を発生させる。
光学ピツクオフ部材は、コイルの運動が脚部の
延び運動を生じさせ、かつ光学センサの出力を変
化させるように、コイルの形成体の脚部に延び具
合を監視する光学センサから成つている。
延び運動を生じさせ、かつ光学センサの出力を変
化させるように、コイルの形成体の脚部に延び具
合を監視する光学センサから成つている。
コイル51は、シヤフト40上に設けられてい
る2つの端子57,58によつて電気的に接続さ
れている。微細で可撓性を有する伝導性の帯状部
材59及び60が各々端子57及び58と電気的
に接続され、その各固定端子61及び62はスリ
ーブ30の頂部に設けられている。帯状部材59
及び60は、可撓性を有しているので、シヤフト
40が角度を成して移動しても妨げにはならない
ようになつている。帯状部材59および60は、
たるんでおり垂直面に垂れ下がつている。従つ
て、第2図のように上方からの見た平面図では、
直線的に見える。端子61及び62は、頂部プレ
ート32の上部表面に固着されている電子制御装
置100によつて接続されている。ピツクオフ部
材70から生じたライン56上の出力信号は、制
御装置100へ供給される。制御装置100の外
部への電気的接続は、電極101へ接続すること
によつてなされているが、この電極101は基盤
1の外側へ突出し、加速度計内において制御装置
100へ接続されている。
る2つの端子57,58によつて電気的に接続さ
れている。微細で可撓性を有する伝導性の帯状部
材59及び60が各々端子57及び58と電気的
に接続され、その各固定端子61及び62はスリ
ーブ30の頂部に設けられている。帯状部材59
及び60は、可撓性を有しているので、シヤフト
40が角度を成して移動しても妨げにはならない
ようになつている。帯状部材59および60は、
たるんでおり垂直面に垂れ下がつている。従つ
て、第2図のように上方からの見た平面図では、
直線的に見える。端子61及び62は、頂部プレ
ート32の上部表面に固着されている電子制御装
置100によつて接続されている。ピツクオフ部
材70から生じたライン56上の出力信号は、制
御装置100へ供給される。制御装置100の外
部への電気的接続は、電極101へ接続すること
によつてなされているが、この電極101は基盤
1の外側へ突出し、加速度計内において制御装置
100へ接続されている。
操作する際、コイル51及びその形成体52
は、加速度計の震動源となつているので、加速度
計が第1図の紙面に垂直で軸23に沿う分力を有
する加速度を受けたときは、コイル部材50上に
作用する力によつてコイル部材50は、シヤフト
40の軸41に対して偏向する。この偏向はピツ
クオフ部材70によつて直ちに感知され、それに
よつて制御装置100は、コイル部材が基準位置
に復元されるようなサーボフイードバツク方式に
よつて、コイル51に電流を供給する。特に、第
2図から明らかなように、磁石20より発生した
磁力線22は、水平面上に存在し、コイル51を
通り抜け、スリーブ30をもどり路としている。
磁力線は、1方では、コイル51の周辺の半分を
横切つており、他方においては、コイル51の他
の半分を横切つている。このため、2つの磁界の
相互作用によつて、コイル51の半分は、垂直方
向の上方の力を受け、それとは反対にコイルの他
の半分は同じ下方の力を受ける。この2つの力が
偶力となり、コイル51をその直径に関して、ま
た懸架軸41に関してねじれさせることとなる。
制御装置100よりコイル51に供給された電流
は、コイルを基準点にもどし得るような大きさで
あり、この電流を示す信号は加速度の測定値とし
て電極101に供給される。環状の間隙33の幅
によつてコイル51の変位が制限されることは望
ましいが、復元力はコイルを基準点に留まらせる
ように作用するので、コイルはほとんど変位しな
い。
は、加速度計の震動源となつているので、加速度
計が第1図の紙面に垂直で軸23に沿う分力を有
する加速度を受けたときは、コイル部材50上に
作用する力によつてコイル部材50は、シヤフト
40の軸41に対して偏向する。この偏向はピツ
クオフ部材70によつて直ちに感知され、それに
よつて制御装置100は、コイル部材が基準位置
に復元されるようなサーボフイードバツク方式に
よつて、コイル51に電流を供給する。特に、第
2図から明らかなように、磁石20より発生した
磁力線22は、水平面上に存在し、コイル51を
通り抜け、スリーブ30をもどり路としている。
磁力線は、1方では、コイル51の周辺の半分を
横切つており、他方においては、コイル51の他
の半分を横切つている。このため、2つの磁界の
相互作用によつて、コイル51の半分は、垂直方
向の上方の力を受け、それとは反対にコイルの他
の半分は同じ下方の力を受ける。この2つの力が
偶力となり、コイル51をその直径に関して、ま
た懸架軸41に関してねじれさせることとなる。
制御装置100よりコイル51に供給された電流
は、コイルを基準点にもどし得るような大きさで
あり、この電流を示す信号は加速度の測定値とし
て電極101に供給される。環状の間隙33の幅
によつてコイル51の変位が制限されることは望
ましいが、復元力はコイルを基準点に留まらせる
ように作用するので、コイルはほとんど変位しな
い。
本発明による加速度計の構造と形状にはいくつ
かの利点がある。磁石20とそれを取り囲むスリ
ーブ30の形状は、浮遊の磁束がほとんど生じな
いように、かつ間隙33内の磁束の密度が高いよ
うになつている。このことによつて加速度計は高
感度で高能率の性質を有する。コイルを横切つて
延びているシヤフト40上にコイル51を設ける
ことによつて、コイルはより固定され、加速度計
はより強固となる。ピツクオフ部材70の位置
は、コイルの軸21に沿つているので、加速度計
の直径は、最小限に保たれ得る。このようにし
て、直径が小さく、しかも比較的大きなコイルを
有する加速度計が提供される。また加速度計の形
状は、組み立てが容易になつていて、コイル部材
50は軸受け36,37とともに、スロツト3
4,35内に容易に落ちるような単一ユニツトと
して形成されている。例えば、本実施例において
は、シヤフト40とピツクオフ部材70の間は大
分離隔しているが、加速度計の高さを増加させず
に(シヤフトの如何なる角変位に対して脚部53
の端部の直線方向の変位ができるように)ピツク
オフアセンブリ70をシヤフト40の上に位置さ
せることも可能である。また、ピツクオフ部材に
容量性や誘電性を持たせることも可能である。コ
イル51及び磁石20は、円形でなくてもよく、
例えば正方形又は矩形でもよい。
かの利点がある。磁石20とそれを取り囲むスリ
ーブ30の形状は、浮遊の磁束がほとんど生じな
いように、かつ間隙33内の磁束の密度が高いよ
うになつている。このことによつて加速度計は高
感度で高能率の性質を有する。コイルを横切つて
延びているシヤフト40上にコイル51を設ける
ことによつて、コイルはより固定され、加速度計
はより強固となる。ピツクオフ部材70の位置
は、コイルの軸21に沿つているので、加速度計
の直径は、最小限に保たれ得る。このようにし
て、直径が小さく、しかも比較的大きなコイルを
有する加速度計が提供される。また加速度計の形
状は、組み立てが容易になつていて、コイル部材
50は軸受け36,37とともに、スロツト3
4,35内に容易に落ちるような単一ユニツトと
して形成されている。例えば、本実施例において
は、シヤフト40とピツクオフ部材70の間は大
分離隔しているが、加速度計の高さを増加させず
に(シヤフトの如何なる角変位に対して脚部53
の端部の直線方向の変位ができるように)ピツク
オフアセンブリ70をシヤフト40の上に位置さ
せることも可能である。また、ピツクオフ部材に
容量性や誘電性を持たせることも可能である。コ
イル51及び磁石20は、円形でなくてもよく、
例えば正方形又は矩形でもよい。
第1図は、加速度計の側面断面図である。第2
図は、加速度計の切欠平面図である。 1……基盤、2……蓋、3……底縁部、4……
上端、5……機構、10……テーブル、11,1
2……柱、20……磁石、21……軸、23……
軸、30……スリーブ、31……上端、32……
プレート、33……間隙、34,35……スロツ
ト、36,37……軸受、40……シヤフト、4
1……軸、50……コイル部材、51……コイ
ル、52……形成体、53……脚部、54……
孔、55……センサー、56……信号線、57,
58……端子、59,60……帯抗部材、61,
62……端子、70……ピツクオフ部材、100
……制御装置、101……電極。
図は、加速度計の切欠平面図である。 1……基盤、2……蓋、3……底縁部、4……
上端、5……機構、10……テーブル、11,1
2……柱、20……磁石、21……軸、23……
軸、30……スリーブ、31……上端、32……
プレート、33……間隙、34,35……スロツ
ト、36,37……軸受、40……シヤフト、4
1……軸、50……コイル部材、51……コイ
ル、52……形成体、53……脚部、54……
孔、55……センサー、56……信号線、57,
58……端子、59,60……帯抗部材、61,
62……端子、70……ピツクオフ部材、100
……制御装置、101……電極。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 円筒状の磁石を同軸に包囲する円筒状のコイ
ルを備える加速度計であつて、 コイル51と磁石20の共軸21に直角横向き
に伸びている第2の軸23に沿つて、磁石20が
分極され、 第2の軸23に沿う加速度の成分が前記第1の
軸および当該第2の軸と直交する第3の軸41に
関してコイル51の角変位を生じさせ、かつその
角変位は、コイルの付勢によつて基準位置に復元
されるように、コイル51が、共軸21と第2の
軸23と直交する第3の軸41に関して角変位し
得るように設けられていることを特徴とする加速
度計。 2 第3の軸41がコイル51の1端を横切つて
伸びていることを特徴とする特許請求の範囲第1
項に記載の加速度計。 3 第3の軸41と同軸に、かつコイル51の1
端を横切つて伸びているシヤフト40によつてコ
イル51が支持されていることを特徴とする特許
請求の範囲第2項に記載の加速度計。 4 コイル51及び磁石20が円形状になつてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第
3項のいずれかに記載の加速度計。 5 磁性体のスリーブ30が磁石20を包囲し、
環状の間〓を限定し、その内部にコイル51が突
出していることを特徴とする特許請求の範囲第1
項乃至第4項のいずれかに記載の加速度計。 6 スリーブ30がコイル51の端部よりもさら
に突出しており、かつスリーブ30は第3の軸4
1と平行な2本の対向するスロツト34,35を
備え、コイル51はスロツト34,35内に位置
する軸受け36,37によつて取り付けられてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載
の加速度計。 7 第3の軸41がコイル51の1端を横切つて
伸びており、加速度計は、この軸41から離隔し
ているコイルの他端に設けられているコイル51
の変位を感知するためのピツクオフ70を有する
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第6
項のいずれかに記載の加速度計。 8 コイル51は形成体52上に巻かれ、形成体
52の1部53はコイル51よりもさらに突出
し、その部分53がコイル51の変位を感知する
ためのピツクオフ70の1部を成していることを
特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第7項のい
ずれかに記載の加速度計。 9 ピツクオフ70は光学的ピツクオフであるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第7項または第8
項に記載の加速度計。 10 コイル51は、それによつてコイルが取り
付けられている軸受36,37と、コイルの変位
を感和するためのピツクオフ70の1部とともに
単一ユニツトとして構成されていることを特徴と
する特許請求の範囲第1項乃至第9項のいずれか
に記載の加速度計。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB8305252 | 1983-02-25 | ||
GB8305252 | 1983-02-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59163567A JPS59163567A (ja) | 1984-09-14 |
JPH0548426B2 true JPH0548426B2 (ja) | 1993-07-21 |
Family
ID=10538593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59032743A Granted JPS59163567A (ja) | 1983-02-25 | 1984-02-24 | 加速度計 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4555946A (ja) |
JP (1) | JPS59163567A (ja) |
DE (1) | DE3404309A1 (ja) |
FR (1) | FR2541776B1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6291908B1 (en) | 1999-10-06 | 2001-09-18 | Trw Inc. | Micro-miniature switch apparatus |
US6365442B1 (en) | 2000-10-04 | 2002-04-02 | Trw Inc. | Efficient method of making micro-miniature switch device |
CA2632105C (en) * | 2005-12-30 | 2015-10-20 | Input/Output, Inc. | Geophone with mass position sensing |
US7406868B2 (en) * | 2006-03-20 | 2008-08-05 | Innalabs Technologies, Inc. | Compensating accelerometer with optical angle sensing |
US10067154B2 (en) * | 2015-07-24 | 2018-09-04 | Honeywell International Inc. | Accelerometer with inductive pick-off |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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GB1362121A (en) * | 1972-06-07 | 1974-07-30 | Ferranti Ltd | Accelerometers |
US3897690A (en) * | 1973-01-15 | 1975-08-05 | Systron Donner Corp | Miniature inertial grade high shock and vibration capability accelerometer and method with axis alignment and stability features |
US4088027A (en) * | 1976-09-29 | 1978-05-09 | Hernandez E Norman | Force balance servo accelerometer |
US4128010A (en) * | 1977-09-21 | 1978-12-05 | Honeywell Inc. | Temperature compensated permanent magnet/moving coil accelerometer |
GB2050610B (en) * | 1979-06-01 | 1983-12-14 | Ferranti Ltd | Accelerometer |
US4495815A (en) * | 1982-11-23 | 1985-01-29 | Columbia Research Laboratories, Inc. | Mass and coil arrangement for use in an accelerometer |
-
1984
- 1984-02-08 DE DE19843404309 patent/DE3404309A1/de active Granted
- 1984-02-15 US US06/580,302 patent/US4555946A/en not_active Expired - Lifetime
- 1984-02-23 FR FR8402920A patent/FR2541776B1/fr not_active Expired
- 1984-02-24 JP JP59032743A patent/JPS59163567A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2541776A1 (fr) | 1984-08-31 |
FR2541776B1 (fr) | 1988-12-09 |
DE3404309A1 (de) | 1984-08-30 |
US4555946A (en) | 1985-12-03 |
JPS59163567A (ja) | 1984-09-14 |
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