JPH0548423A - 近接スイツチ - Google Patents

近接スイツチ

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Publication number
JPH0548423A
JPH0548423A JP20835591A JP20835591A JPH0548423A JP H0548423 A JPH0548423 A JP H0548423A JP 20835591 A JP20835591 A JP 20835591A JP 20835591 A JP20835591 A JP 20835591A JP H0548423 A JPH0548423 A JP H0548423A
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit
resonance circuit
resonance
oscillation
proximity switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP20835591A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Tanigawa
清 谷川
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】被検出体が磁性体の場合と非磁性体の場合で、
検出距離に変化のない近接スイッチを提供する。 【構成】検出コイル1Aを含む第1の共振回路1と、こ
の共振回路の電圧を電流に変換する発振用トランジスタ
4と、この発振用トランジスタの出力電流を前記第1の
共振回路1に正帰還する電流ミラー回路6と、前記発振
用トランジスタ4のエミッタに直列に接続され前記第1
の共振回路1の共振周波数Foより高い共振周波数Fa
を有する第2の共振回路9とを備えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波発振形の近接ス
イッチに関し、特に発振回路として正帰還形のものを用
いた近接スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は正帰還形発振回路を用いた近接ス
イッチの従来例を示す。図4において、例えば電流ミラ
ー回路などからなる定電流回路2から所定の定電流がバ
イアス用ダイオード3のアノードに出力される。このバ
イアスダイオード3のアノードは発振用トランジスタ4
のベースに接続され、そのカソードは検出コイル1Aと
コンデンサ1Bとが並列に接続された共振回路1に接続
される。発振用トランジスタ4のエミッタは抵抗5を介
して負側電源端子15に接続され、コレクタはトランジ
スタ6Aのベースとコレクタに接続されている。トラン
ジスタ6Aはトランジスタ6Bとともに電流ミラー回路
6を形成し、発振用トランジスタ4のコレクタ電流にほ
ぼ等しい電流が共振回路1に正帰還される。発振トラン
ジスタ4のベースに、被検出体が接近したか否かを検出
するレベル弁別回路12の入力端子が接続され、このレ
ベル弁別回路12の出力端子は出力トランジスタ13の
ベースに接続され、この出力トランジスタ13のエミッ
タは負荷電源端子15に、コレクタは信号端子16に接
続される。
【0003】共振回路1は、その発振電圧が発振トラン
ジスタ4により電流に変換され、電流ミラー回路6を介
して正帰還されて発振を継続する。発振トランジスタ4
のベースには、バイアス用ダイオード3により直流バイ
アス電圧が印加され、この直流バイアス電圧を中心に発
振電圧が重畳される。
【0004】検出コイル1Aに被検出体が接近していな
いとき、検出コイル1Aのインピーダンスは高く、発振
トランジスタ4のベースに印加される発振電圧高い。レ
ベル弁別回路12はこの発振電圧が設定レベルより高い
ことを弁別し、このときは信号を出力せず出力トランジ
スタ13はオフとなっている。被検出体が接近すると検
出コイル1Aのインピーダンスは低下し、発振トランジ
スタ4のベースに印加される発振電圧は低下する。レベ
ル弁別回路12はこの電圧が設定レベルより低いことを
弁別して信号を出力し、出力トランジスタ13はオンす
る。出力トランジスタ13のオフあるいはオンの信号は
信号端子16から被検出体の接近を検出する検出信号と
して出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の近接スイッチに
おいては、被検出体が磁性体であるか非磁性体であるか
によって検出距離が変化する問題がある。
【0006】図5および図6は、被検出体が磁性体と非
磁性体の場合について、検出コイルと被検出体との距離
Lに対する共振回路の発振周波数Fおよびインピーダン
スZを測定した一例を示す。図5において、共振回路の
発振周波数Fは、被検出体が無い場合の発振周波数Fo
に対し、磁性体の被検出体が近づいてもその発振周波数
はほぼ一定の発振周波数Foに維持されるが非磁性体の
被検出体が近づくとその発振周波数は上昇する。また、
共振回路のインピーダンスZは、図6に示すように被検
出体が無い場合のインピーダンスZo対し、磁性体の被
検出体が近づいたときはそのインピーダンスは急速に減
少するが、非磁性体の被検出体が近づいたときは比較的
緩やかに減少する。共振回路のインピーダンスZの大き
さは発振トランジスタのベースに印加される発振電圧の
大きさを定めるので、レベル弁別回路の判別レベルに対
応した共振回路のインピーダンスのレベルをZlとすれ
ば共振回路のインピーダンスZがこのZlより低下すれ
ば被検出体の接近を検出する検出信号が出力される。す
なわち、非磁性体の検出距離L1と磁性体の検出距離L
2とが異なり、非磁性体の場合の検出距離L1が磁性体
の場合の検出距離L2より短かくなる。
【0007】本発明の目的は被検出体が磁性体の場合と
非磁性体の場合で検出距離に変化のない近接スイッチを
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明は被検出体の接近を検出する検出コイルを
含む第1の共振回路と、この第1の共振回路の電圧を電
流に変換する発振用トランジスタと、この発振用トラン
ジスタの出力電流を前記第1の共振回路に正帰還する電
流ミラー回路と、前記発振用トランジスタと前記第1の
共振回路との間に接続されたバイアス用ダイオードと、
このバイアス用ダイオードに所定の定電流を出力する定
電流回路と、前記発振用トランジスタのエミッタに直列
に接続され、前記第1の共振回路の共振周波数より高い
共振周波数を有する第2の共振回路とを備えるようにす
る。この第2の共振回路はコイルとコンデンサと抵抗と
が並列に接続された回路からなり、さらにこれと直列に
コンデンサと抵抗とが並列に接続された限流回路を備え
るものとする。
【0009】
【作用】本発明の近接スイッチは被検出体の接近を検出
する検出コイルを含む第1の共振回路と、この第1の共
振回路の電圧を電流に変換する発振用トランジスタと、
この発振用トランジスタの出力電流を前記第1の共振回
路に正帰還する電流ミラー回路と、前記発振用トランジ
スタと前記第1の共振回路との間に接続されたバイアス
用ダイオードと、このバイアス用ダイオードに所定の定
電流を出力する定電流回路と、前記発振用トランジスタ
のエミッタに直列に接続され、前記第1の共振回路の共
振周波数より高い共振周波数を有する第2の共振回路と
を備えるようにしたことにより、被検出体が非磁性体の
場合、被検出体の接近により第1の共振回路の発振周波
数は上昇する(図5参照)。発振トランジスタのエミッ
タに直列に接続された第2の共振回路は第1の共振回路
の共振周波数より若干高い共振周波数を有しており、第
1の共振回路の発振周波数の上昇によりそのインピーダ
ンスが上昇する。このため発振トランジスタは増巾率が
低下し、第1の共振回路への正帰還の量が減少し第1の
共振回路はその発振電圧が低下する。従って検出距離が
長くなる。一方、被検出体が磁性体の場合は被検出体が
接近しても第1の共振回路の発振周波数はほぼ一定であ
り(図5参照)、従って検出距離には変かを生じない。
このように、被検出体が磁性体の場合の検出距離と非磁
性体の場合の検出距離とは合致する方向に変化し、第1
の共振回路の共振周波数に対し第2の共振回路の共振周
波数を好適に設定することにより被検出体が磁性体の場
合と非磁性体の場合で変化のない検出距離とすることが
できる。なお、この場合第2の共振回路の共振特性を、
コイルとコンデンサに並列に接続した抵抗によってなだ
らかな特性とすることにより、より調定が容易になる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の近接スイッチの一実施例を示
す回路図である。図1に示す本発明の近接スイッチが図
4に示す近接スイッチと異なるところは、発振用トラン
ジスタ4のエミッタに直列にその共振周波数が共振回路
(以下第1の共振回路と称す)1の共振周波数Foより
若干高い共振周波数Faを有する第2の共振回路9が接
続された点にある。この第2の共振回路9は、コイル9
Aとコンデンサ9Bと抵抗9Cとが並列に接続された回
路からなっている。この抵抗9Cは発振のゲインを低下
させてその共振特性をなだらかにするものである。
【0011】本発明の近接スイッチの動作を図3の特性
図を参照に説明する。図3は第1の共振回路1と第2の
共振回路9のそれぞれの共振特性を示し、第2の共振回
路9の共振特性はその共振周波数Faは第1の共振回路
1の共振周波数Foより若干高く、かつ抵抗9Cによっ
てなだらかなものとなっている。磁性体の被検出体が検
出コイル1Aに近づいても、第1の共振回路1の共振周
波数Foは、図5に示したように殆んど変化しないので
共振回路9のインピーダンスは例えばZoとなってい
る。非磁性体の被検出体が検出コイル1Aに近づいたと
きは第1の共振回路1の共振周波数は図5に示したよう
に上昇し、例えばFbになったとすると第2の共振回路
9のインピーダンスは例えばZbに増加する。第2の共
振回路9のインピーダンスの増加によって、そのエミッ
タに直列にこの第2の共振回路9が接続された発振トラ
ンジスタ4の増巾率は減下し第1の共振回路1の正帰還
の量が減少して発振電圧が低下する。従って検出距離が
長くなる。一方磁性体の被検出体が接近しても、前述の
ように第1の共振回路1の発振周波数はほぼ一定のFo
であり、検出距離に変化を生じない。従って、被検出体
が磁性体の場合の検出距離と非磁性体の場合の検出距離
とは合致する方向に変化する。第1の共振回路1の共振
周波数Foに対し第2の共振回路9の共振周波数Faを
好適に設定することにより被検出体が磁性体の場合と非
磁性体の場合でほぼ変化のない検出距離にすることがで
きる。なお、この場合図3に示すように第2の共振回路
の共振特性を、例えばコイル9Aと並列に接続した抵抗
9Cによりなだらかな特性とすると設定がより容易にな
る。
【0012】図2は本発明の近接スイッチの異なる実施
例を示す回路図である。図2に示す本発明の近接スイッ
チが図1に示す本発明の近接スイッチと異なるところ
は、共振回路9と直列に抵抗10Bとコンデンサ10A
とが並列に接続された限流回路10を接続した点にあ
る。この限流回路10の抵抗10Bによって発振トラン
ジスタ4のエミッタ電流の直流分を少なくでき回路電流
の低減が可能となる。その動作は、コンデンサ10Aが
交流分をバイパスするので第1図に示す近接スイッチと
同様である。
【0013】
【発明の効果】本発明の近接スイッチにおいては、発振
トランジスタのエミッタに直列に、検出コイルを含む第
1の共振回路の共振周波数より高い共振周波数の第2の
共振回路を接続することにより、被検出体が磁性体の場
合と非磁性体の場合で検出距離に変化のない近接スイッ
チが得られ、近接スイッチの実用性および適用範囲が著
しく拡大される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の近接スイッチの一実施例を示す回路図
【図2】本発明の近接スイッチの異なる実施例を示す回
路図
【図3】図1に示す本発明の近接スイッチの動作を示す
特性図
【図4】従来の近接スイッチの一例を示す回路図
【図5】検出コイルに磁性体あるいは非磁性体の被検出
体が近づいたときの共振回路の発振周波数の変化を示す
特性図
【図6】検出コイルに磁性体あるいは非磁性体の被検出
体が近づいたときの共振回路のインピーダンスの変化を
示す特性図
【符号の説明】
1 第1の共振回路 1A 検出コイル 1B コンデンサ 2 定電流回路 3 バイアス用ダイオード 4 発振用トランジスタ 6 電流ミラー回路 9 第2の共振回路 9A コイル 9B コンデンサ 9C 抵抗 10 限流回路 10A コンデンサ 10B 抵抗

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検出体の接近を検出する検出コイルを含
    む第1の共振回路と、この第1の共振回路の電圧を電流
    に変換する発振用トランジスタと、この発振用トランジ
    スタの出力電流を前記第1の共振回路に正帰還する電流
    ミラー回路と、前記発振用トランジスタと前記第1の共
    振回路との間に接続されたバイアス用ダイオードと、こ
    のバイアス用ダイオードに所定の定電流を出力する定電
    流回路と、前記発振用トランジスタのエミッタに直列に
    接続され、前記第1の共振回路の共振周波数より高い共
    振周波数を有する第2の共振回路とを備えることを特徴
    とする近接スイッチ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の近接スイッチにおいて、第
    2の共振回路はコイルとコンデンサと抵抗とが並列に接
    続された回路からなることを特徴とする近接スイッチ。
  3. 【請求項3】請求項1あるいは2記載の近接スイッチに
    おいて、第2の共振回路と直列にコンデンサと抵抗とが
    並列に接続された限流回路を備えることを特徴とする近
    接スイッチ。
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