JPH0563559A - 発振回路 - Google Patents
発振回路Info
- Publication number
- JPH0563559A JPH0563559A JP3287592A JP28759291A JPH0563559A JP H0563559 A JPH0563559 A JP H0563559A JP 3287592 A JP3287592 A JP 3287592A JP 28759291 A JP28759291 A JP 28759291A JP H0563559 A JPH0563559 A JP H0563559A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- temperature
- positive feedback
- transistor
- feedback amplifier
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electronic Switches (AREA)
- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
変化したとしてもこれにより生じる不都合を一切排除す
ることを目的とする。 【構成】 定電流回路Bの電流をLC回路Aに供給し、
LC回路Aの出力を正帰還増幅回路Dを用いて正帰還増
幅すると、LC回路Aが安定して持続的に発振する。L
C回路AのQ値が雰囲気温度により変化すると、この変
化に応じて、負の温度特性を有する温度補償回路Eによ
り正帰還増幅回路Dのループ利得が調節される。その結
果、全体としてのループ利得は雰囲気温度に対して安定
化する。温度補償回路Eは負の温度特性を有するのであ
るが、VDマルチプライヤ回路を用いているので、この
回路定数を変更するだけで、温度補償回路Eの有する温
度係数を簡単に変更することが可能となる。
Description
た誘導型近接スイッチ回路としての利用が可能な発振回
路に関する。
示すようなものがある。図示例の発振回路は、自動販売
機に装備された誘導型近接スイッチ回路の一部を構成す
るもので、自動販売機に挿入されるコインの有無を検出
するという機能を有する。
ーコイルに相当する)とを並列に接続した共振回路であ
って、これには定電流回路Bからの電流が供給されてい
る。LC回路Aの一端にはバイアス回路Cが接続されて
おり、この出力段には正帰還増幅回路Dが接続されてい
る。なお、出力端子Tはバイアス回路Cの出力側に設け
られている。
によってバイアスされ、更に正帰還増幅回路Dによって
正帰還増幅され、これで出力端子Tから安定した振動電
圧が得られるようになっている。そしてこの状態でLC
回路Aに金属体であるコインが近接すれば、この発振条
件が崩れ回路の発振が停止することになる。言い換える
と、出力端子Tに現れる電圧に振動成分があるか否かに
よりコインの挿入の有無が検出できるようになってい
る。
来例による場合には、以下に述べるような欠点が指摘さ
れている。即ち、LC回路Aにおけるコイルの材質によ
っては、雰囲気温度が上がると、その寄生直列抵抗値が
変化してLC回路Aの有するQ値が下がって、全体のル
ープ利得が低下する。この結果、全体としてのループ利
得が低下し、コインの有無を検出することの可能な距離
が変化する。
あり、その目的とするところは、雰囲気温度が変化して
も上記のような不都合が生じない発振回路を提供するこ
とにある。
は、LC並列発振回路の出力を正帰還増幅回路を用いて
正帰還増幅し、当該LC並列発振回路を発振せしめる回
路であって、雰囲気温度に応じて正帰還増幅回路のルー
プ利得を調節する温度補償回路を備えており、かつ当該
温度補償回路はVDマルチプライヤ回路を有することを
特徴としている。
明する。図1は本発明の実施例回路である。ここに例を
あげて説明する発振回路は、従来の技術で述べたものと
同じく、自動販売機に装備された誘導型近接スイッチ回
路の一部を構成するものである。
コンデンサ22とコイル23(センサーコイルに相当す
る)により構成されている。このLC回路Aには定電流
回路Bからの電流が後述するバイアス回路Cを通じて供
給されている。
抵抗1、2からなるカレントミラー回路と、このカレン
トミラー回路の入力側に接続された定電流源21から構
成されており、安定した電流をバイアス回路C等に出力
している。
13、14、15からなるマルチプライヤ回路であって
(これはVDマルチプライヤ回路であるが、詳しいこと
は後述する)、LC回路Aの発振電圧をレベルシフト
し、正帰還増幅回路Dのトランジスタ11のベース電位
として出力する。このバイアス回路Cの出力には出力端
子Tが設けられている。
スは、トランジスタ12のベースエミッタ間電圧の負の
温度特性と、絶対温度に比例した電流を発生する定電流
回路Bによって温度に対して安定となっている。
9、11、抵抗3、16からなる回路であって、LC回
路Aの発振電圧を電流に変換してこれを増幅するととも
に、バイアス回路Cの入力に戻して正帰還をかけ、LC
回路Aを安定して発振させるような基本構成となってい
る。
のエミッタ側には、ループ利得調整用の抵抗16が接続
されている一方、トランジスタ8、9からなるカレント
ミラー回路の出力側には、温度補償回路Eが接続されて
いる。
還増幅回路Dにおけるトランジスタ9のエミッタには、
トランジスタ10のコレクタが接続されている一方、エ
ミッタには抵抗17を介して接地されている。トランジ
スタ10のベース側には、電源側に抵抗4が接続されて
いる一方、接地側には、ダイオード結線されたトランジ
スタ18及びVDマルチプライヤ回路19が接続されて
いる。
幅回路Dのループ利得を調整するためのトランジスタ1
91を主とする回路であって、トランジスタ191のベ
ースエミッタ間には抵抗193が接続されている一方、
ベースコレクタ間には抵抗192が接続された構成とな
っている。
し、併せて発振回路の動作について説明する。
7に両端に印加される電圧に比例する。ここでトランジ
スタ10、18、191の各ベース・エミッタ間電圧を
VBEとすると、抵抗17の両端にはトランジスタ191
のコレク・エミッタ間電圧が印加される。抵抗192、
193の抵抗値をそれぞれR192、R193とすると、トラ
ンジスタ191のコレクタ・エミッタ間電圧はVBE×
(1+R192/R193)であり、負の温度特性を有するこ
とになる。即ち、トランジスタ10のエミッタ電流は負
の温度特性を有し、しかもVBE×(1+R192/R193)
に比例するので、雰囲気温度が低くなると、正帰還増幅
回路Dのループ利得が下がる。またその大きさは抵抗1
92、193によって決定される。
回路Eが働くので、正帰還増幅回路Dのループ利得は安
定となる。言い換えると、雰囲気温度の上昇に伴ってL
C回路Aの有するQ値が低下しても、温度補償回路Eに
よって相殺され、全体のループ利得は変化がなくなり、
結果として、雰囲気温度の変化によりコインの有無を検
出できる距離が変化することがなくなる。しかもVDマ
ルチプライヤ回路19における抵抗192、193の定
数を変えるだけで、温度補償回路Eの有する温度係数を
変更することができるので、設計段階の回路調整が非常
に容易となる。よって、誘導型近接スイッチ回路の性能
を高める上でメリットがある。
接スイッチ回路だけの適用に限定されることはない。ま
た温度補償回路についても負の温度特性を作り出すのに
VDマルチプライヤ回路を用いる構成であれば如何なる
回路構成でも良い。
る。温度補償回路Eの構成が異なる。温度補償回路Eに
ついて説明すると、正帰還増幅回路Dにおけるトランジ
スタ9のエミッタには、トランジスタ10のコレクタが
接続されている一方、エミッタには抵抗17を介して接
地されている。トランジスタ10のベース側には、電源
側に抵抗4が接続されている一方、接地側には、ダイオ
ード結線されたVDマルチプライヤ回路19が接続され
ている。
幅回路Dのループ利得を調整するためのトランジスタ1
91を主とする回路であって、トランジスタ191のベ
ースエミッタ間には抵抗193が接続されている一方、
ベースコレクタ間には抵抗192が接続された構成とな
っている。
し、併せて発振回路の動作について説明する。
7に両端に印加される電圧に比例する。ここで、トラン
ジスタ10,191の各ベース・エミッタ間電圧をVBE
とすると、抵抗17の両端には、トランジスタ191の
コレクタ・エミッタ間電圧からトランジスタ10のVBE
を差し引いた電圧が印加される。抵抗192、193の
抵抗値をそれぞれR192,R193とすると、トランジスタ
191のコレクタ・エミッタ間電圧はVBE×(1+R
192/R193)なので、抵抗17の両端に印加される電圧
はVBE×(R192/R193)であり、負の温度特性をも
つ。即ち、トランジスタ10のエミッタ電流は負の温度
特性を有し、しかもVBE×(R192/R193)に比例する
ので、雰囲気温度が低くなると、正帰還増幅回路Dのル
ープ利得が下がる。またその大きさは抵抗192、19
3によって決定される。
路のみで温度係数を決定する場合、素子数の削減及び温
度特性のばらつき軽減といった効果がある。
合には、雰囲気温度が変化しても全体としてのループ利
得が変化しないような構成となっているので、LC並列
共振回路のQ値が雰囲気温度が変化したとしても、これ
が変化することによって生じる不都合を一切排除するこ
とができる。しかもVDマルチプライヤ回路の回路定数
を変更するだけで、温度補償回路の有する温度係数を簡
単に変更することができるので、回路調整が非常に容易
になるというメリットがある。
例回路図である。
実施例回路図である。
対応する図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 LC並列発振回路の出力を正帰還増幅回
路を用いて正帰還増幅し、当該LC並列発振回路を発振
せしめる発振回路において、雰囲気温度に応じて正帰還
増幅回路のループ利得を調節する温度補償回路を備えて
おり、かつ当該温度補償回路はVDマルチプライヤ回路
を有していることを特徴とする発振回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3287592A JPH0563559A (ja) | 1991-06-26 | 1991-11-01 | 発振回路 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18308191 | 1991-06-26 | ||
JP3-183081 | 1991-06-26 | ||
JP3287592A JPH0563559A (ja) | 1991-06-26 | 1991-11-01 | 発振回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0563559A true JPH0563559A (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=26501645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3287592A Pending JPH0563559A (ja) | 1991-06-26 | 1991-11-01 | 発振回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0563559A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0813306A1 (de) * | 1996-06-13 | 1997-12-17 | Optosys SA | Temperaturstabilisierter Oszillator und Verwendung desselben in einem Näherungsschalter |
WO2002103905A1 (fr) * | 2001-06-18 | 2002-12-27 | Yamatake Corporation | Capteur de proximite du type a oscillations haute frequence |
WO2008000100A1 (de) * | 2006-06-27 | 2008-01-03 | Baumer Electric Ag | Temperaturstabilisierter schwingkreis für induktive sensoren |
US8432157B2 (en) | 2010-09-30 | 2013-04-30 | Rockwell Automation Technologies, Inc. | Inductive proximity sensor with active circuit to cancel stray fields |
-
1991
- 1991-11-01 JP JP3287592A patent/JPH0563559A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0813306A1 (de) * | 1996-06-13 | 1997-12-17 | Optosys SA | Temperaturstabilisierter Oszillator und Verwendung desselben in einem Näherungsschalter |
CH690950A5 (de) * | 1996-06-13 | 2001-02-28 | Optosys Ag | Temperaturstabilisierter Oszillator und Verwendung desselben in einem Näherungsschalter. |
WO2002103905A1 (fr) * | 2001-06-18 | 2002-12-27 | Yamatake Corporation | Capteur de proximite du type a oscillations haute frequence |
US7030626B2 (en) | 2001-06-18 | 2006-04-18 | Yamatake Corporation | High-frequency oscillation type proximity sensor |
WO2008000100A1 (de) * | 2006-06-27 | 2008-01-03 | Baumer Electric Ag | Temperaturstabilisierter schwingkreis für induktive sensoren |
US8432157B2 (en) | 2010-09-30 | 2013-04-30 | Rockwell Automation Technologies, Inc. | Inductive proximity sensor with active circuit to cancel stray fields |
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