JPH0548326U - ノイズ除去部品 - Google Patents
ノイズ除去部品Info
- Publication number
- JPH0548326U JPH0548326U JP9825491U JP9825491U JPH0548326U JP H0548326 U JPH0548326 U JP H0548326U JP 9825491 U JP9825491 U JP 9825491U JP 9825491 U JP9825491 U JP 9825491U JP H0548326 U JPH0548326 U JP H0548326U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- conductive
- capacitor
- terminal
- electric device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 既存の電気機器に貫通コンデンサ及び貫通孔
を有する磁性コアを容易に装着することができると共に
ノイズの周波数帯域に亘って有効なノイズ除去特性を有
するノイズ除去部品を得る。 【構成】 貫通コンデンサ2の第2の電極8を筒状フェ
ライトコア3の端面の導電被膜9に半田付けし、フェラ
イトコア3の周面の導電被膜9を導電性ケース1の透孔
11に半田付けする。貫通コンデンサ2の貫通孔5及び
フェライトコア3の貫通孔4にリード端子12を挿通し
一端を貫通コンデンサ2の第1の電極7に半田付けす
る。導電性ケース1は例えばモータの金属ケースに嵌着
して金属ケースに電気的に接続し、リード端子12をモ
ータの端子に圧接する。
を有する磁性コアを容易に装着することができると共に
ノイズの周波数帯域に亘って有効なノイズ除去特性を有
するノイズ除去部品を得る。 【構成】 貫通コンデンサ2の第2の電極8を筒状フェ
ライトコア3の端面の導電被膜9に半田付けし、フェラ
イトコア3の周面の導電被膜9を導電性ケース1の透孔
11に半田付けする。貫通コンデンサ2の貫通孔5及び
フェライトコア3の貫通孔4にリード端子12を挿通し
一端を貫通コンデンサ2の第1の電極7に半田付けす
る。導電性ケース1は例えばモータの金属ケースに嵌着
して金属ケースに電気的に接続し、リード端子12をモ
ータの端子に圧接する。
Description
【0001】
本考案は、電気機器内部から発生するノイズを除去するノイズ除去部品に関す る。
【0002】
従来、電気機器、例えば直流モータでは、図6に示すように金属製ケースaと これから突出する端子b間にコンデンサcを半田付けdし、更に、端子bに接続 したリード線eにフェライトビーズfを挿通して直流モータ内部から発生するノ イズを除去するようにしていた。
【0003】
上記のように、ケースaと端子b間に接続したコンデンサcは、リード線が長 くなってしまうため、高周波的にはコンデンサにインダクタンスが直列に接続さ れた状態になり、ノイズの周波数帯域によっては、コンデンサを接続する前に比 べてノイズレベルがかえって大きくなってしまうことがあり、また、直流モータ にコンデンサc及びフェライトビーズfを装着するのに手数を要するという不都 合を生じた。
【0004】 本考案は、このような不都合を解消して、ノイズ除去効果が高く且つ既存の電 気機器に容易に付設することができるノイズ除去部品を提供することをその目的 とするものである。
【0005】
請求項1記載の考案は、電気機器の金属ケースに電気的に接続可能な導電性支 持部材と、貫通孔を有する板状誘電体磁器の一主面に第1の電極を形成し、対向 する他主面に第2の電極を形成した貫通コンデンサと、貫通孔を有し且つ周面及 び端面に連続した導電被膜が形成された筒状磁性コアと、前記電気機器の端子に 弾力により圧接可能なリード端子とから成り、前記貫通コンデンサの第2の電極 は前記磁性コアの端面の導電被膜に導電性接着剤により固着され、前記磁性コア の周面の導電被膜は前記支持部材の透孔の縁部に導電性接着剤により固着され、 前記リード端子は、前記磁性コアの貫通孔及び貫通コンデンサの貫通孔に挿通さ れ、前記第1の電極に導電性接着剤により固着されて成る。請求項2記載の考案 は、請求項1記載のノイズ除去部品において、前記リード端子は、互いに接触す る一対の金属板片から成り、その各中間部は外側に向けて凸状に折曲形成され、 その一端部間に前記電気機器の端子を差し込んだとき、その一端部は該端子に弾 力により圧接するものである。請求項3記載の考案は、請求項1又は2記載のノ イズ除去部品において、前記支持部材は前記電気機器の導電性ケースに嵌着し且 つ電気的に接続可能な導電性ケースである。
【0006】
請求項1乃至3記載の考案において、貫通コンデンサ及び貫通孔を有する磁性 体は、リード端子を電気機器の端子に圧接し、導電性支持部材を電気機器に電気 的に接続することにより、既存の電気機器に容易に付設される。そして貫通コン デンサは電気機器の端子と導電性ケースとの間に直接接続されたのと同様にコン デンサと直列にインダクタンスが介入されず、ノイズ除去に有効である。
【0007】
以下本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0008】 図1乃至図4は、本考案の一実施例を示す。
【0009】 同図において、1は前記支持部材としての金属製ケースで、これは例えばモー タの金属ケースに嵌合することができる大きさを有し、端面には、モータ軸受嵌 合用突起1aと一対の部品取付用突起1b、1bが形成されている。2は貫通コ ンデンサ、3は貫通孔4を有する円筒状のフェライトコアである。この貫通コン デンサ2は貫通孔5を有する円板状誘電体磁器6の一方の主面に第1の電極7が 形成され、この電極7に対向する他方の主面に第2の電極8が形成されたもので 、この第2の電極8はフェライトコア2の端面に形成された導電被膜9に導電性 接着剤例えば半田101により固着され、フェライトコア2と同軸に一体となっ て複合部品を構成しており、フェライトコア2の周面に形成され、端面の導電被 膜9に連なる導電被膜9を前記突起1bの透孔11の縁部に導電性接着剤例えば 半田102付けすることにより金属製ケース1の突起1bに導電的に固着される 。12はリード端子で、これは図3及び図4で明らかなように、一枚の帯状金属 板を中央で折曲することにより互いに接触する一対の金属板片13、13から成 り、一端は図示しないリード線と接続する接続部14、他端はそれぞれ外方に直 角に折曲されて端子差し込み部15、中間部は外方に凸状に折曲されて弾性付与 部16に形成されており、例えば図3に示すように、接続部14がフェライトコ ア3の貫通孔4及び誘電体磁器6の貫通孔5を通って外部に突出し、第1の電極 7に半田付け17される。端子差し込み部15の直角に折曲された端部にフェラ イトコア3の端面に接続される。
【0010】 図1において、18はモータの金属ケースに金属ケース1を嵌合したときモー タの金属ケースに圧接してこれとの電気的接続を確実にする内方突出部である。 上記実施例のノイズ除去部品は、図5に示すようにモータ19の金属ケース2 0にその一端から嵌合して取り付ける。このときモータ19のケースから突出す る端子21は、リード端子12の端子差し込み部15に差し込まれ、リード端子 12に接続される。
【0011】 上記実施例では、電気機器の金属ケースに電気的に接続可能な支持部材として 金属製ケースを用いたが、平板状等の形状を有するものでもよい。
【0012】
請求項1乃至3記載の考案は、上述のように構成されているから、既存の電気 機器に貫通コンデンサ及び磁性コアを容易に接続することができ、またノイズの すべての周波数帯域に亘って有効なノイズ除去特性を有するという効果が得られ る。
【図1】 本考案の一実施例の斜視図
【図2】 上記実施例の断面図
【図3】 上記実施例の要部の断面図
【図4】 リード端子の側面図
【図5】 上記実施例をモータに適用した一部断面図
【図6】 ノイズ除去部品が接続された従来のモータの
斜視図
斜視図
1 金属ケース 2 貫通コンデンサ 3 フェライトコア 4 貫通孔 5 貫通孔 6 板状誘電体磁器 7 第1の電極 8 第2の電極 101、102 半田付け 12 リード端子 13 金属板片 15 端子差し込み部
Claims (3)
- 【請求項1】 電気機器の金属ケースに電気的に接続可
能な導電性支持部材と、貫通孔を有する板状誘電体磁器
の一主面に第1の電極を形成し、対向する他主面に第2
の電極を形成した貫通コンデンサと、貫通孔を有し且つ
周面及び端面に連続した導電被膜が形成された筒状磁性
コアと、前記電気機器の端子に弾力により圧接可能なリ
ード端子とから成り、前記貫通コンデンサの第2の電極
は前記磁性コアの端面の導電被膜に導電性接着剤により
固着され、前記磁性コアの周面の導電被膜は前記支持部
材の透孔の縁部に導電性接着剤により固着され、前記リ
ード端子は、前記磁性コアの貫通孔及び貫通コンデンサ
の貫通孔に挿通され、前記第1の電極に導電性接着剤に
より固着されて成るノイズ除去部品。 - 【請求項2】 前記リード端子は、互いに接触する一対
の金属板片から成り、その各中間部は外側に向けて凸状
に折曲形成され、その一端部間に前記電気機器の端子を
差し込んだとき、その一端部は該端子に弾力により圧接
するものである請求項1又は2記載のノイズ除去部品。 - 【請求項3】 前記支持部材は前記電気機器の導電性ケ
ースに嵌着し且つ電気的に接続可能な導電性ケースであ
る請求項1、及び2記載のノイズ除去部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9825491U JPH0548326U (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | ノイズ除去部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9825491U JPH0548326U (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | ノイズ除去部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0548326U true JPH0548326U (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=14214828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9825491U Withdrawn JPH0548326U (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | ノイズ除去部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0548326U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022030423A1 (ja) * | 2020-08-03 | 2022-02-10 | 株式会社デンソー | 複数モータ駆動システム |
-
1991
- 1991-11-28 JP JP9825491U patent/JPH0548326U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022030423A1 (ja) * | 2020-08-03 | 2022-02-10 | 株式会社デンソー | 複数モータ駆動システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960208 |