JPH0548111Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0548111Y2 JPH0548111Y2 JP11768389U JP11768389U JPH0548111Y2 JP H0548111 Y2 JPH0548111 Y2 JP H0548111Y2 JP 11768389 U JP11768389 U JP 11768389U JP 11768389 U JP11768389 U JP 11768389U JP H0548111 Y2 JPH0548111 Y2 JP H0548111Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corrosion
- resistant pipe
- tip
- ring member
- cylindrical body
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 claims description 28
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 claims description 28
- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims description 14
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 11
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 10
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 10
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 4
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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Landscapes
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、金属継手の外周面を合成樹脂層で被
覆した防蝕管継手を射出成形した後、防蝕管継手
の成形不良を検査するための器具に関するもので
ある。
覆した防蝕管継手を射出成形した後、防蝕管継手
の成形不良を検査するための器具に関するもので
ある。
(従来の技術とその課題)
ガス等を供給する地中埋設配管では、鋼管の外
周面を合成樹脂層で被覆したライニング管が使用
されており、このライニング管の接続には金属継
手の外周面を合成樹脂層で被覆した防蝕管継手が
使用されている。
周面を合成樹脂層で被覆したライニング管が使用
されており、このライニング管の接続には金属継
手の外周面を合成樹脂層で被覆した防蝕管継手が
使用されている。
この防蝕管継手の製造方法は、従来から種々提
案されている。例えば、エルボの防蝕管継手を製
造する場合には、第4図に断面図で示した如く金
属継手20の内側に内型31,32をセツトする
と共に金属継手20の外側を半割構造の外型4で
覆う。そこで、外型4の成形面と金属継手20の
外周面、および内型31,32と外型4の成形面
の間に形成されたキヤビテイ内に溶融樹脂を射出
し、金属継手20の外周面を合成樹脂層22で一
体的に被覆すると共に、該合成樹脂層22から延
出した筒状体23を金属継手20の先端部に突設
していた。
案されている。例えば、エルボの防蝕管継手を製
造する場合には、第4図に断面図で示した如く金
属継手20の内側に内型31,32をセツトする
と共に金属継手20の外側を半割構造の外型4で
覆う。そこで、外型4の成形面と金属継手20の
外周面、および内型31,32と外型4の成形面
の間に形成されたキヤビテイ内に溶融樹脂を射出
し、金属継手20の外周面を合成樹脂層22で一
体的に被覆すると共に、該合成樹脂層22から延
出した筒状体23を金属継手20の先端部に突設
していた。
ところが、前記製造工程において、金属継手2
0と内型31,32および外型4との軸芯が完全
に一致していない状態で防蝕管継手が製造される
ことがあり、この場合にはテーパ状雌ねじ21と
成形された筒状体23との軸芯が一致しない。
0と内型31,32および外型4との軸芯が完全
に一致していない状態で防蝕管継手が製造される
ことがあり、この場合にはテーパ状雌ねじ21と
成形された筒状体23との軸芯が一致しない。
このように、テーパ状雌ねじ21と筒状体23
との軸芯がずれた防蝕管継手2にライニング管を
接続したとき、第5図に断面図で示した如く防蝕
管継手2の筒状体23の内周面とライニング管5
の外周面との間隔が不均一となり、間隔が狭くな
つた部分(図面の下側)にはブチルゴム、シリコ
ン樹脂等のシール材が充分に充填されないために
完全な水密性が得られないことがあつた。
との軸芯がずれた防蝕管継手2にライニング管を
接続したとき、第5図に断面図で示した如く防蝕
管継手2の筒状体23の内周面とライニング管5
の外周面との間隔が不均一となり、間隔が狭くな
つた部分(図面の下側)にはブチルゴム、シリコ
ン樹脂等のシール材が充分に充填されないために
完全な水密性が得られないことがあつた。
したがつて、このような防蝕管継手は品質検査
の段階で不良品として廃棄されることになるが、
この検査を効率的、かつ正確に行なえる装置が従
来から提供されていなかつた。
の段階で不良品として廃棄されることになるが、
この検査を効率的、かつ正確に行なえる装置が従
来から提供されていなかつた。
本考案は、かかる課題を解決したものであつ
て、防蝕管継手の成形不良を簡便、かつ確実に検
査できる器具を提供するものである。
て、防蝕管継手の成形不良を簡便、かつ確実に検
査できる器具を提供するものである。
(課題を解決するための手段)
本考案の検査具は、端部にテーパ状雌ねじを有
する金属継手の外周面を合成樹脂層で被覆し、該
合成樹脂層から延出した筒状体を金属継手の先端
部に突設した防蝕管継手の検査するものであつ
て、把持部の先端に前記筒状体の先端部の内径と
ほぼ等しい外径を有する鍔を設けると共に該鍔と
同芯状に軸棒を突設する。また前記軸棒にリング
部材を摺動自在に外挿すると共に該リンク部材の
外周面に前記雌ねじのテーパ面と嵌合する先窄ま
り状の円錐面を形成し、また前記鍔とリング部材
との間にコイルスプリングを介在させたことを特
徴とするものである。
する金属継手の外周面を合成樹脂層で被覆し、該
合成樹脂層から延出した筒状体を金属継手の先端
部に突設した防蝕管継手の検査するものであつ
て、把持部の先端に前記筒状体の先端部の内径と
ほぼ等しい外径を有する鍔を設けると共に該鍔と
同芯状に軸棒を突設する。また前記軸棒にリング
部材を摺動自在に外挿すると共に該リンク部材の
外周面に前記雌ねじのテーパ面と嵌合する先窄ま
り状の円錐面を形成し、また前記鍔とリング部材
との間にコイルスプリングを介在させたことを特
徴とするものである。
(作用)
防蝕管継手のテーパ状雌ねじの軸芯と筒状体の
軸芯とが完全に一致している場合には、リング部
材を雌ねじのテーパ面に嵌合させて把持部を押し
込んだときに、把持部の先端に設けた鍔が筒状体
内に挿入される。
軸芯とが完全に一致している場合には、リング部
材を雌ねじのテーパ面に嵌合させて把持部を押し
込んだときに、把持部の先端に設けた鍔が筒状体
内に挿入される。
一方、成形不良によつてテーパ状雌ねじの軸芯
と筒状体との軸芯が一致していない場合には、把
持部の先端に設けた鍔が筒状体の先端面に衝突す
るため筒状体内に挿入されない。
と筒状体との軸芯が一致していない場合には、把
持部の先端に設けた鍔が筒状体の先端面に衝突す
るため筒状体内に挿入されない。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を図面に詳細に説明す
る。
る。
第1図は本考案の検査具を示す正面図、第2図
は検査具の要部を示す正面図、第3図は本考案の
検査具を用いて防蝕管継手を検査する状態を示す
部分断面図である。
は検査具の要部を示す正面図、第3図は本考案の
検査具を用いて防蝕管継手を検査する状態を示す
部分断面図である。
図中符号1は本考案の検査具、11は検査具1
の把持部であり、把持部11の先端には検査を必
要とする防蝕管継手2の筒状体23の先端部の内
径とほぼ等しい外径を有する鍔12が設けられて
いる。また把持部11の先端部には鍔12と同芯
状に軸棒13が突出しており、該軸棒13にリン
グ部材14が摺動自在に外挿されている。
の把持部であり、把持部11の先端には検査を必
要とする防蝕管継手2の筒状体23の先端部の内
径とほぼ等しい外径を有する鍔12が設けられて
いる。また把持部11の先端部には鍔12と同芯
状に軸棒13が突出しており、該軸棒13にリン
グ部材14が摺動自在に外挿されている。
リング部材14の外周面には防蝕管継手2の雌
ねじ21のテーパ面と嵌合する先窄まり状の円錐
面が形成されている。またリング部材14と鍔1
2との間にはコイルスプリング15が介在してお
り、軸棒13の先端部に座金16を介してナツト
17が螺合している。
ねじ21のテーパ面と嵌合する先窄まり状の円錐
面が形成されている。またリング部材14と鍔1
2との間にはコイルスプリング15が介在してお
り、軸棒13の先端部に座金16を介してナツト
17が螺合している。
一方、前記軸棒13の外周面には、第2図に示
した如く、径方向の溝130aと軸方向の溝13
0bが交又したL字状溝130が設けられてお
り、該L字状溝130にリング部材14の内周面
に突設した突起が摺動自在に嵌合している。
した如く、径方向の溝130aと軸方向の溝13
0bが交又したL字状溝130が設けられてお
り、該L字状溝130にリング部材14の内周面
に突設した突起が摺動自在に嵌合している。
本考案の検査具が以上の構成からなるものであ
つて、次にこの検査具を用いて防蝕管継手を検査
する手順を説明する。
つて、次にこの検査具を用いて防蝕管継手を検査
する手順を説明する。
まず、第3図に示した如く防蝕管継手2の接続
部に本考案の検査具1を挿入し、雌ねじ21のテ
ーパ面にリング部材14を嵌合させる。そこで、
把持部11を軽く握つて奥方向に押し込みつつ把
持部11を上下・左右に揺り動かし、雌ねじ21
とリング部材14の嵌合具合を見ることによつて
雌ねじ21のつぶれを検査する。すなわち、第4
図に示した防蝕管継手の製造工程の際に、内型3
1,32によつて雌ねじ21がつぶれることがあ
るが、リング部材14と雌ねじ21とがスムーズ
に嵌合せずにガタツキがある場合には、雌ねじ2
1がつぶれていることになるので、次の検査を行
なうことなく不良品として廃棄する。
部に本考案の検査具1を挿入し、雌ねじ21のテ
ーパ面にリング部材14を嵌合させる。そこで、
把持部11を軽く握つて奥方向に押し込みつつ把
持部11を上下・左右に揺り動かし、雌ねじ21
とリング部材14の嵌合具合を見ることによつて
雌ねじ21のつぶれを検査する。すなわち、第4
図に示した防蝕管継手の製造工程の際に、内型3
1,32によつて雌ねじ21がつぶれることがあ
るが、リング部材14と雌ねじ21とがスムーズ
に嵌合せずにガタツキがある場合には、雌ねじ2
1がつぶれていることになるので、次の検査を行
なうことなく不良品として廃棄する。
一方、雌ねじ21のテーパ面にリング部材14
がガタツキなく嵌合した場合には、把持部11を
軽く握つて回転させ、リング部材14の内周面に
突設した突起を軸棒13の径方向の溝130aか
ら軸方向の溝130bに移動させる。
がガタツキなく嵌合した場合には、把持部11を
軽く握つて回転させ、リング部材14の内周面に
突設した突起を軸棒13の径方向の溝130aか
ら軸方向の溝130bに移動させる。
そこで、把持部11を図中に矢印で示した×方
向に押し込む。すると、把持部11の先端に設け
た鍔12がコイルスプリング15の押圧力に抗し
て移動し、雌ねじ21と筒状体23との軸芯が一
致していない場合には、鍔12が筒状体23の先
端面に衝突して不良品であることが判明するの
で、この防蝕管継手を廃棄する。
向に押し込む。すると、把持部11の先端に設け
た鍔12がコイルスプリング15の押圧力に抗し
て移動し、雌ねじ21と筒状体23との軸芯が一
致していない場合には、鍔12が筒状体23の先
端面に衝突して不良品であることが判明するの
で、この防蝕管継手を廃棄する。
そして、第3図に破線で示した如く、鍔12が
筒状体23の先端面に衝突することなく筒状体2
3内に挿入された場合には、雌ねじ21と筒状体
23との軸芯が完全に一致していることになるの
で、この防蝕管継手を合格品としてライニング管
の接続に使用する。
筒状体23の先端面に衝突することなく筒状体2
3内に挿入された場合には、雌ねじ21と筒状体
23との軸芯が完全に一致していることになるの
で、この防蝕管継手を合格品としてライニング管
の接続に使用する。
(考案の効果)
以上詳述した如く、本考案の検査具は把持部の
先端に鍔を設けると共に該鍔と同芯状に突設した
軸棒にリング部材を摺動自在に外挿し、前記鍔の
外径を防蝕管継手の筒状体の先端部の内径とほぼ
等しくすると共に、リング部材の外周面を雌ねじ
のテーパ面と嵌合する先窄まり状の円錐面とした
構成からなるので、該リンク部材を雌ねじに嵌合
させてから把持部を押し込むだけで熟練を要する
ことなく防蝕管継手の成形不良を簡単に検査でき
る。そして、この検査に合格した防蝕管継手は雌
ねじと筒状体との軸芯が完全に一致しているの
で、該防蝕管継手にライニング管を接続したと
き、当該接続部の水密性が確保される。
先端に鍔を設けると共に該鍔と同芯状に突設した
軸棒にリング部材を摺動自在に外挿し、前記鍔の
外径を防蝕管継手の筒状体の先端部の内径とほぼ
等しくすると共に、リング部材の外周面を雌ねじ
のテーパ面と嵌合する先窄まり状の円錐面とした
構成からなるので、該リンク部材を雌ねじに嵌合
させてから把持部を押し込むだけで熟練を要する
ことなく防蝕管継手の成形不良を簡単に検査でき
る。そして、この検査に合格した防蝕管継手は雌
ねじと筒状体との軸芯が完全に一致しているの
で、該防蝕管継手にライニング管を接続したと
き、当該接続部の水密性が確保される。
第1図は本考案の検査具を示す正面図、第2図
は検査具の要部を示す正面図、第3図は本考案の
検査具を用いて防蝕管継手を検査する状態を示す
部分断面図、第4図は防蝕管継手の製造工程を示
す断面図、第5図は成形不良の防蝕管継手にライ
ニング管を接続した状態を示す断面図である。 1……検査具、11……把持部、12……鍔、
13……軸棒、14……リング部材、15……コ
イルスプリング、16……座金、17……ナツ
ト、2……防蝕管継手、20……金属継手、21
……テーパ状雌ねじ、22……合成樹脂層、23
……筒状体、31,32……内型、4……外型、
5……ライニング管。
は検査具の要部を示す正面図、第3図は本考案の
検査具を用いて防蝕管継手を検査する状態を示す
部分断面図、第4図は防蝕管継手の製造工程を示
す断面図、第5図は成形不良の防蝕管継手にライ
ニング管を接続した状態を示す断面図である。 1……検査具、11……把持部、12……鍔、
13……軸棒、14……リング部材、15……コ
イルスプリング、16……座金、17……ナツ
ト、2……防蝕管継手、20……金属継手、21
……テーパ状雌ねじ、22……合成樹脂層、23
……筒状体、31,32……内型、4……外型、
5……ライニング管。
Claims (1)
- 端部にテーパ状雌ねじを有する金属継手の外周
面を合成樹脂層で被覆し、該合成樹脂層から延出
した筒状体を金属継手の先端部に突設した防蝕管
継手の検査具であつて、把持部11の先端に前記
筒状体の先端部の内径とほぼ等しい外径を有する
鍔12を設けると共に該鍔12と同芯状に軸棒1
3を突設し、該軸棒13にリング部材14を摺動
自在に外挿すると共に該リング部材14の外周面
に前記雌ねじのテーパ面と嵌合する先窄まり状の
円錐面を形成し、、また鍔12とリング部材14
との間にコイルスプリング15を介在させたこと
を特徴とする防蝕管継手の検査具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11768389U JPH0548111Y2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11768389U JPH0548111Y2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0357648U JPH0357648U (ja) | 1991-06-04 |
JPH0548111Y2 true JPH0548111Y2 (ja) | 1993-12-20 |
Family
ID=31665894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11768389U Expired - Lifetime JPH0548111Y2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0548111Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4628201B2 (ja) * | 2005-07-04 | 2011-02-09 | 游聰謀 | 電気回路制御保護器 |
JP4628203B2 (ja) * | 2005-07-05 | 2011-02-09 | 游聰謀 | 電気回路制御保護器 |
JP7019988B2 (ja) * | 2017-07-27 | 2022-02-16 | 株式会社オンダ製作所 | 樹脂製エルボ継手 |
-
1989
- 1989-10-06 JP JP11768389U patent/JPH0548111Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0357648U (ja) | 1991-06-04 |
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