JPS6323678Y2 - - Google Patents

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JPS6323678Y2
JPS6323678Y2 JP6664780U JP6664780U JPS6323678Y2 JP S6323678 Y2 JPS6323678 Y2 JP S6323678Y2 JP 6664780 U JP6664780 U JP 6664780U JP 6664780 U JP6664780 U JP 6664780U JP S6323678 Y2 JPS6323678 Y2 JP S6323678Y2
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JP
Japan
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tube
elastic body
pipe
inner cover
covers
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JP6664780U
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JPS56166394U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えば油タンク等のタンク本体に溶
接された管のガス切断・溶接時に於けるタンク本
体内への溶滓などの異物侵入防止具に関する。
一般に油タンクを製作する場合、予めフランジ
を溶接した管をタンク本体の所定の位置に溶接
し、内外面に塗装をするのが通常の工程である
が、何らかの理由によつて油タンク完成後、管の
フランジまでの長さを縮めたり伸ばしたり、或は
そのフランジに接続されたバルブ等をフランジ共
取替えたりする場合がある。この場合前記管をガ
ス切断・溶接することになるが管内部に何の処理
もせずガス切断・溶接するとその作業時に発生す
る溶滓等の異物がそのままタンク本体内に侵入し
製品としての品質を著しく損うことになる。従
来、このために管内に石綿のような難燃物を詰め
込んだりして上記の作業を進めていたが密封性に
欠けタンク本体内に溶滓等の異物が侵入する虞れ
があり信頼性に欠ける点があつた。又作業完了後
石綿を取出した後も石綿の繊維屑が残存し清掃に
も時間を要する等の欠点があつた。
この考案は上記の点に鑑みてなされたもので確
実に溶滓の侵入を防止しかつ閉塞自在で取扱いの
容易な溶滓等の異物侵入防止具を得ることを目的
とする。
この考案の一実施例を図によつて説明する。第
1図〜第3図において1はタンク本体、2はフラ
ンジ3を有しタンク本体1に溶接された管、4は
管2の内径より僅かに小径の鉄製の外カバー、5
は外カバー4と一体に設けられた作業者が掴むた
めの把つ手、6は管2の内径より僅かに小径の鉄
製の内カバー、7は把つ手5の中心に設けたばか
穴、8はばか穴7を通り内カバー6と螺合する螺
子を先端に有しばか穴7の周囲と係合する顎部を
有する頭部付芯棒であり、締付部材を構成する。
9は内カバー6の螺合部の周囲に設けたばか穴、
10はばか穴9に滑嵌し外カバー4に螺合し固定
されたピンを構成するボルトで、カバー4と6と
が芯棒8を中心として互に差動しないようにす
る。11はカバー4,6の周辺部の間にガスゴム
管或はOリング等を用いて環状に構成された弾性
体、12は内カバー6の外れ防止用のナツトで、
回り止めピン13で芯棒8と一体になつている。
上記の如く構成された異物侵入防止具を、管2
を所定の位置においてガス切断・溶接する際に用
いる場合、先づ弾性体11の断面がほゞ真円にな
るように芯棒8の頭部8aをスパナ等で回動し緩
めておく、この状態で把つ手5を保持して管2内
のA−A線より外カバー4の位置がタンク本体1
側になるように管2内に挿入し芯棒8の頭部8a
を、内カバー6が外カバー4側に移動するように
回動する。しかして、弾性体11は第3図の実線
の如く押圧されて変形し管2の内壁に密着して管
2内を閉塞する。
この状態においてA−A線の位置をガス切断
し、例えば、l2寸法になるように管長を縮める場
合にはさらに縮める分だけフランジ側の管を切除
しのこりの部分を溶接する、溶接完了後は管2の
内部を清掃し再び芯棒8の頭部を回動して弾性体
11の締付を緩め弾性体11の断面形状を元の状
態に戻す、次に把つ手5を保持して防止具を管外
に引出し、その後管2の内外面の塗装をし作業が
完了することになる。
尚、上記説明では、ボルト10は外カバー4に
螺合固定した場合を示したが内カバー6に螺合固
定するものでもよい、又芯棒8は、カバー4,6
の中心に設けた場合を示したがカバー4,6の周
辺部の弾性体11の設けられている部分を除く残
部に設けてもよい、尚弾性体11への熱影響はA
−A線よりある程度離してセツトすれば特に問題
はなく安価な市販品を使用出来る。
以上説明した通りこの考案によれば、油タンク
に設けられた管内を容易にかつ自在に閉塞するこ
とによつて油タンク内への溶滓等の異物の侵入を
防止する異物侵入防止具を得ることが出来るの
で、溶滓等の異物の侵入を確実に防止することが
可能であり、従来の作業にみるような石綿繊維屑
の残存もなく管内清掃も簡単となり製品の信頼性
を向上させることが可能である等の効果がある。
また本考案では、内外のカバー間に中空の弾性体
11を配設したので、小さな加圧力で大きな変位
量が得られて密閉度を上げることができ、またピ
ンボルト10の存在により、差動及び回り止めの
防止が可能となり、取扱いが極めて容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す正面断面
図、第2図は一部を破断して示す第1図の左側面
図、第3図は弾性体の変形の状態を示す断面図で
ある。 図において2は管、4は外カバー、5は把つ
手、6は内カバー、8は芯棒、10はボルト、1
1は弾性体である。尚各図中同一符号は同一又は
相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 閉塞すべき管内に配置される内カバー、この内
    カバーに対向して前記管内に配置され前記内カバ
    ーと反対の面に把つ手を有する外カバー、前記カ
    バー間の周辺部に環状に設けられ前記カバー間に
    挾持され、前記管に押圧される中空の弾性体、前
    記カバーを介して前記弾性体を締付けこれを前記
    管に押圧する締付部材、及び上記カバーの一方に
    螺合し他方のばか穴に滑嵌されかつ円周上等間隔
    に複数個配設された差動並びに回り止め用ピンボ
    ルトを備えた管の異物侵入防止具。
JP6664780U 1980-05-14 1980-05-14 Expired JPS6323678Y2 (ja)

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JP6664780U JPS6323678Y2 (ja) 1980-05-14 1980-05-14

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JP6664780U JPS6323678Y2 (ja) 1980-05-14 1980-05-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56166394U JPS56166394U (ja) 1981-12-09
JPS6323678Y2 true JPS6323678Y2 (ja) 1988-06-29

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ID=29660711

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JP6664780U Expired JPS6323678Y2 (ja) 1980-05-14 1980-05-14

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59192683U (ja) * 1983-06-07 1984-12-21 ダイキン工業株式会社 圧縮機固定装置
US8307856B2 (en) * 2007-11-07 2012-11-13 Tdw Delaware Inc. Double block and bleed plug

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JPS56166394U (ja) 1981-12-09

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