JPH054776U - ステツピングモータ - Google Patents
ステツピングモータInfo
- Publication number
- JPH054776U JPH054776U JP4867491U JP4867491U JPH054776U JP H054776 U JPH054776 U JP H054776U JP 4867491 U JP4867491 U JP 4867491U JP 4867491 U JP4867491 U JP 4867491U JP H054776 U JPH054776 U JP H054776U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stepping motor
- steel ball
- rotor
- electromagnet
- coil spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】ステッピングモータ1の固定子5に設けられた
電磁石9と、この電磁石9の起磁力により引きつけられ
る磁性体の鋼球7と、鋼球7と電磁石9との間に介在し
て伸縮するコイルばね8と、鋼球7がコイルばね8によ
り押し出された状態で収まる回転子に設けられた半球溝
10とを有する。 【効果】慣性が大きな回転子を接続したステッピングモ
ータの整定時間を短縮できるという効果を有する。ま
た、回転子のストッパとして鋼球を用いているので、半
球型溝にも容易に収まり、回転子をきずつけずに回転子
を静止させることができる。
電磁石9と、この電磁石9の起磁力により引きつけられ
る磁性体の鋼球7と、鋼球7と電磁石9との間に介在し
て伸縮するコイルばね8と、鋼球7がコイルばね8によ
り押し出された状態で収まる回転子に設けられた半球溝
10とを有する。 【効果】慣性が大きな回転子を接続したステッピングモ
ータの整定時間を短縮できるという効果を有する。ま
た、回転子のストッパとして鋼球を用いているので、半
球型溝にも容易に収まり、回転子をきずつけずに回転子
を静止させることができる。
Description
【0001】
本考案はステッピングモータに関し、特に慣性の大きい回転子における整定時
間短縮機構を改良したステッピングモータに関する。
【0002】
従来のステッピングモータは、図3に示すように、ステッピングモータ本体1
、回転子4と連結される出力軸2、出力軸2と回転子4の取付金具3、固定子5
、回転子のベアリング6、モータ用ベアリング11から構成されている。このよ
うなステッピングモータが慣性の大きな回転子4を有し、ステップ角が大きいス
テッピングモータにおいては、モータのディテントルクを大きくしある程度整定
時間短縮につとめてはいる。一方、モータ用ベアリング11の摩擦トルクを大き
めに設定して整定時間を短くしているものもある。又図5に示すように、機械的
ストッパとして、ストッパ本体12、ストッパ受止め溝13、ストッパ本体12
を作動させるための作動機構としてコイルばねを電磁石9で駆動させる動作機構
を有しているものなどがある。
【0003】
この従来のステッピングモータの整定時間短縮機構は摩擦トルクの制御はほと
んど不可能に近いので、製品のばらつきが大きいという欠点を有している。また
、機械的ストッパとしてストッパ本体を回転子が最適位置に来た時に受け溝に押
し込み止める機構は、タイミングがむずかしい。又ストッパ本体を受け溝から抜
き取り回転子を回転させるタイミングも早すぎるとストッパ本体を破損させ、遅
ずぎると整定時間を長くするので、多くの欠点があった。
【0004】
本考案のステッピングモータはステッピングモータの固定子に設けられた電磁
石と、この電磁石の起磁力により引きつけられる磁性体の鋼球と、前記鋼球と前
記電磁石との間に介在して伸縮するコイルばねと、前記鋼球が前記コイルばねに
より押し出された状態で収まる回転子に設けられた前記鋼球の遊嵌合用の半球溝
とを有する。
【0005】
次に本考案について図面を参照して説明する。図1は本考案の一実施例の断面
図、図2(a)は本実施例の回転子静止時の断面拡大図、図2(b)は回転子回
転時の断面拡大図である。図1の実施例では従来例の図4と比較するとわかるよ
うに鋼球(磁性体)7と半球型溝10とを備えている。
【0006】
次に本実施例の動作を説明する。回転子4が静止状態にある時は、ステッピン
グモータ1には電流は流れていなく、したがってそれと同期する電磁石9は、起
磁力を持たず、電磁石9に固定されたコイルばね8は、鋼球7とも固定されてい
る。ばね8は自然長になることにより図2(a)のように、鋼球7はコイルばね
8に押されているため回転子側に設けられた半球型溝10におさまり回転子4を
保持している。一方ステッピングモータ1にパルスが送られると同時に電磁石9
も起磁力を発生し、図2(b)のようにコイルばね8の力にうち勝って磁性体の
鋼球7を回転子4にもうけられた半球型溝10から引き出されて回転子4が回転
可能な状態となり回転を始める。
【0007】
以上説明したように本考案は、電磁石、コイルばね、鋼球を備えることにより
、慣性が大きな回転子を接続したステッピングモータの整定時間を短縮できると
いう効果を有する。また、回転子のストッパとして鋼球を用いているので、半球
型溝にも容易に収まり、回転子をきずつけずに回転子を静止させることができる
。
【図1】本考案の一実施例の構成図である。
【図2】本実施例の動作を説明する状態図である。
【図3】従来のステッピングモータの構成図である。
【図4】従来のステッピングモータの他の構成図であ
る。
る。
1 ステッピングモータ本体
2 出力軸
3 取付金具
4 回転子
5 固定子
6 ベアリング
7 鋼球
8 コイルばね
9 電磁石
10 半球型溝
11 モータベアリング
12 ストッパ本体
13 受け溝
Claims (2)
- 【請求項1】 ステッピングモータの固定子に設けられ
た電磁石と、この電磁石の起磁力により引きつけられる
磁性体の鋼球と、前記鋼球と前記電磁石との間に介在し
て伸縮するコイルばねと、前記鋼球が前記コイルばねに
より押し出された状態で収まる回転子に設けられた前記
鋼球の遊嵌合用の半球溝とを有することを特徴とするス
テッピングモータ。 - 【請求項2】 前記電磁石の起磁力がステッピングモー
タ本体の回転開始時のパルス信号と同時に磁化され、前
記ステッピングモータ本体の静止時のパルス信号の停止
とともに消磁されることを特徴とする請求項1記載のス
テッピングモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4867491U JPH054776U (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | ステツピングモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4867491U JPH054776U (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | ステツピングモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054776U true JPH054776U (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=12809874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4867491U Pending JPH054776U (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | ステツピングモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054776U (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102195536B1 (ko) * | 2020-08-18 | 2020-12-28 | (주)디에스정보기술 | 원시영상의 분석과 mms 연동을 통한 도로기반시설물의 수치지도 갱신시스템 |
KR102195534B1 (ko) * | 2020-08-18 | 2020-12-28 | (주)디에스정보기술 | 도화이미지에서 왜곡을 인식하여 지정 이미지를 보정할 수 있는 공간영상도화시스템 |
KR102195537B1 (ko) * | 2020-08-18 | 2020-12-28 | (주)디에스정보기술 | 현지조사자료를 획득하여 지형의 변화를 신속하게 반영할 수 있는 수치지도 제작시스템 |
KR102195538B1 (ko) * | 2020-07-17 | 2020-12-28 | 주식회사 삼인공간정보 | 수집영상의 도화이미지 보정을 통한 정밀 공간영상도화 편집시스템 |
KR102195535B1 (ko) * | 2020-08-18 | 2020-12-28 | (주)디에스정보기술 | 모바일 매핑 시스템을 통해 획득한 차선 정보를 이용하여 자동으로 생성하는 수치지도제작시스템 |
KR102203969B1 (ko) * | 2020-09-25 | 2021-01-18 | 서광항업 주식회사 | Mms 연동을 통해 도로기반시설물의 변화지역을 갱신할 수 있는 정밀도로지도 구축시스템 |
KR102203967B1 (ko) * | 2020-09-25 | 2021-01-18 | 서광항업 주식회사 | 모바일맵핑시스템을 이용하여 도로의 면형 취득이 가능한 정밀도로지도 구축시스템 |
KR102203450B1 (ko) * | 2020-08-19 | 2021-01-18 | (주)태영정보시스템 | 드론을 통한 실시간 수집 정보를 통합 관리하는 영상처리시스템 |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP4867491U patent/JPH054776U/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102195538B1 (ko) * | 2020-07-17 | 2020-12-28 | 주식회사 삼인공간정보 | 수집영상의 도화이미지 보정을 통한 정밀 공간영상도화 편집시스템 |
KR102195536B1 (ko) * | 2020-08-18 | 2020-12-28 | (주)디에스정보기술 | 원시영상의 분석과 mms 연동을 통한 도로기반시설물의 수치지도 갱신시스템 |
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KR102195537B1 (ko) * | 2020-08-18 | 2020-12-28 | (주)디에스정보기술 | 현지조사자료를 획득하여 지형의 변화를 신속하게 반영할 수 있는 수치지도 제작시스템 |
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