JPH0547725B2 - - Google Patents

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JPH0547725B2
JPH0547725B2 JP14208288A JP14208288A JPH0547725B2 JP H0547725 B2 JPH0547725 B2 JP H0547725B2 JP 14208288 A JP14208288 A JP 14208288A JP 14208288 A JP14208288 A JP 14208288A JP H0547725 B2 JPH0547725 B2 JP H0547725B2
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JP
Japan
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square pipe
square
pipe
pipes
slit
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JP14208288A
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Masao Asari
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、家具等に用いられる角パイプの接
合構造、例えば組立て式のラツク、ワゴンテーブ
ル等のパイプフレームの製作に際して、角パイプ
どうしをL字状等に接合する構造に関する。
従来の技術と課題 従来、上記のような場合の角パイプの接合は、
多くの場合、互いに接合すべき角パイプの開口端
を45度の角度でもつて切断して斜状端面とした
後、その斜状開口端どうしを突合わせ状態にして
周縁を溶接したり、あるいは互いに異なる方向に
突出する突出部を有する連結具を用い、該突出部
を互いに接合すべき角パイプの開口端から角パイ
プに嵌入することにより行われている。
しかし、溶接によるときは、接合に時間がかか
ると共に、熟練した技術を必要とするために、実
際上、素人が溶接を行うことは不可能である。
また、連結具を用いた接合によるときは、素人
でも容易にパイプを接合することができるが、連
結具の製作がいささか面倒であると共に、接合、
組立て後にがたつきが生じやすいという欠点があ
る。
この発明は、このような問題点に鑑みてなされ
たもので、特殊な道具や工具を用いることなく、
簡単な操作で、素人でも容易に接合することがで
きると共に、組立て後はがたつきのない強固な接
合状態に実現して、ノツクダウン方式の家具に好
適に用いることのできる家具等に用いられる角パ
イプの接合構造を提供することを目的とするもの
である。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、この発明の接合構
造においては、両角パイプが、第2角パイプを第
1角パイプに嵌挿しうる幅に設定され、第1角パ
イプの端部に設けられた切欠部に第2角パイプの
端部を嵌挿し、第2角パイプの第1角パイプの切
欠端部との対応位置に設けられたスリツトに、第
1角パイプの切欠端部を嵌入することにより、両
パイプが接合されるようになされている。
而して、この発明は一対の角パイプを互いの端
部において所定角度をもつてL字状等に接合する
構造であつて、両角パイプは、第2角パイプを第
1角パイプに密接状態に嵌挿しうる幅に設定さ
れ、第1角パイプは、端部に一対の対向側面に沿
わせて第2角パイプを嵌挿しうる切欠部を有し、
第2角パイプは、その開口端を第1角パイプの内
側面に当接する態様で前記切欠部に嵌挿した状態
における第1角パイプの切欠端縁との対応位置
に、一側面とこれに隣接する両側面に跨り第1角
パイプの切欠端部を嵌挿しうるコ字状のスリツト
を有し、かつ該スリツトの側部の長さと切欠部の
長さとが、前記切欠端部をスリツトから第2角パ
イプ内に強制的に嵌入した状態において、第1角
パイプの開口端を第2角パイプの側面と面一する
長さに設定され、切欠端部をスリツトに嵌め込み
係止することにより、互いの開口端が他方の角パ
イプの一側面で塞がれた状態で、両パイプが接合
されてなることを特徴とする家具等に用いられる
角パイプの接合構造を要旨とするものである。
作 用 上記のように構成された角パイプの接合構造に
おいては、第1角パイプの切欠端部が第2角パイ
プのスリツトに嵌入し、かつ第2角パイプの開口
端が第1角パイプの内側面に当接することによ
り、両角パイプに作用する回転モーメントが封じ
られると共に、第1角パイプの一対の対向側面と
第2角パイプの外側面とが密接状態となることに
より、両パイプの長さ方向と直交する方向への相
対的な移動が阻止されて、接合後のがたつきが防
止される。
実施例 以下、この考案を図示実施例に基づいて説明す
る。
第1図〜第5図に示す実施例は、この発明の接
合構造を、組立て式のサイドテーブルAのフレー
ムFを構成する水平杆及び垂直杆としての角パイ
プの接合に適用したものである。
1はフレームの上下水平杆としての第1角パイ
プ、2はフレームの垂直杆としての第2角パイプ
で、両角パイプ1,2は、第2角パイプ2が第1
角パイプ1に嵌挿されうる幅、すなわち第1角パ
イプ1の一付の対向側面の間隔が、第2角パイプ
2の一側面の幅に対応する間隔に設定されてい
る。
而して第1角パイプは、一側面の端部に、その
側面の内幅に対応する幅の切欠部3、すなわち、
第2角パイプ2を第1角パイプ1の一対の対向側
面に沿わせて密接状態に嵌挿しうる切欠部3が設
けられている。
一方、第2角パイプは、端部を第1角パイプ1
の切欠部3に嵌挿して開口端を第1角パイプ1の
一内側面に当接させた状態における第1角パイプ
1の切欠端部との対応位置に、一側面とこれに隣
接する両側面の中間部に跨り第1角パイプ1の切
欠端部を嵌挿しうるコ字状のスリツト6が設けら
れ、第1角パイプの切欠端部を該スリツト6から
第2角パイプ内に嵌入しうるようになされてい
る。
前記スリツト6の側部6aの長さl1と前記切
欠部3の長さl2とは、第1角パイプ1の切欠端
部1aをスリツト6から第2角パイプ内に嵌入し
た状態において、第2図に示すように第1角パイ
プ1の開口端を第2角パイプ2の側面と面一とす
る長さに設定されている。すなわち、スリツトの
側部6aの長さl1と切欠部3の長さl2との和
が、第1角パイプ1の一対の対向側面と重合する
第2角パイプ2の側面幅l3に等しいものとされ
ている。また、両角パイプ1,2の重合面の対応
位置にはボルト貫通孔4,4……が設けられてい
る。
7は、上記各パイプ1,2を接合することによ
り形成されるサイドフレームF,Fの上部水平杆
間に横架される天板、8は下部水平杆間に横架さ
れる底板で、各々の左右両側面の各パイプ1,2
の貫通孔4,4……との対応位置に雌ねじ部9,
9……が埋設されている。10は天板7及び底板
8をフレームに固定させると共に両各パイプを締
結させるためのボルトである。
11は水平杆の開口端に嵌め込まれた合成樹脂
製のキヤツプである。
上記の構成において、サイドテーブルAの組立
てに際して、この発明に係る接合構造による接合
操作は次のようにして行われる。
まず、第2角パイプ2の一端部をその開口端が
第1角パイプ1,1の各々の内側面に当接するよ
うにして切欠部3に嵌挿し、第2角パイプ2のス
リツト4,4……に、第1角パイプ1の切欠端部
1aを、第1角パイプ1の開口端が第2角パイプ
2の側面と面一となる位置まで嵌め込むことによ
り、両角パイプ1,2をL字状に接合する。そし
て、他端部においても同様の操作で両角パイプ
1,2をL字状に接合して、全体がコ字状のサイ
ドフレームFを組立てる。他方のサイドフレーム
Fも同様にして組立てた後、天板7及び底板8を
両サイドフレームの水平杆間にで挟みこむように
し、各パイプの貫通孔4,4……を貫通させたボ
ルト10,10……を天板7及び底板8の側面の
雌ねじ部9,9に螺合することにより、天板7及
び底板8がサイドフレーム間に固定されると共
に、両角パイプ1,2もボルトで締結されてサイ
ドテーブルの組立てが完了する。
なお、この実施例においては第1角パイプ1の
一端部にのみ切欠部3が設けられているが、同じ
側面の他端に同様の切欠部を設け、両端部におい
て第2角パイプと接合するようにして、フレーム
Fを口字状に形成することも可能である。
第6図ないし第7図はこの発明に係る接合構造
の他の実施例を示し、第1角パイプと第2角パイ
プとが鋭角にも接合されることを示している。
すなわち、この実施例のテーブルワゴンBのサ
イドフレームFを構成する第1角パイプ21とし
ての下部水平杆21aは、第7図に示すように、
前端部に斜状杆22aを一対の対向側面に沿わせ
て密接状態に嵌挿しうる切欠部23が設けられる
と共に、開口端面が斜状杆22aの傾斜角度に対
応する傾斜面に形成されている。また、切欠部2
3の長さは斜状杆22aとの接合状態において、
前記傾斜開口端と斜状杆22aの側面とが面一と
なるような長さに設定されている。
一方、第2角パイプ22としての斜状杆22a
は、開口端面が、下部水平杆21aの切欠部23
に嵌挿された状態において下部水平杆21a一内
側面に当接するように、長さ方向に対して斜面状
に切断されている。また、その当接状態における
下部水平杆21aとの対応位置に一側面から隣接
する中間部に跨るコ字状のスリツト24が設けら
れ、その両側部24a,24aは前記斜状端面と
平行状となされている。
而して、上記下部水平杆21aと斜状杆22a
との接合は、先の実施例と同様に、斜状杆22a
の端部を下部水平杆21aの切欠部23に嵌挿す
ると共に、下部水平杆21aの切欠端部30を斜
状杆22aのスリツトに嵌め込むことにより行わ
れる。また、互いの重合面の対応位置に設けられ
た貫通孔25,25を貫通したボルト26,26
を棚板27の側部に設けられた雌ねじ部29に螺
合させることにより、両角パイプが抜脱不能に締
結されている。
下部水平杆21aと垂直杆22bとの接合及び
左右の垂直杆22bと連結杆21bとの接合は先
の実施例と同様に行われるので説明は省略する。
第8図は、このワゴンテーブルAの垂直杆22
bと上部水平杆31とをT字状に接合する構造を
示すもので、上部水平杆28の上下両側面の端部
に切欠部が33,33が設けられ、この切欠部3
3に垂直杆22bが嵌挿されると共に、垂直杆2
2bの高さ方向の中間部における上部水平杆28
との対応位置に、一側面からその両側面に跨る上
下一対のコ字状のスリツト34,34が設けら
れ、このスリツト34,34に上部水平杆の切欠
端部28aを嵌め込むことにより、垂直杆22b
と上部水平杆28とが接合されている。また、互
いの重合面の対応位置に設けられた貫通孔25,
25……を貫通したボルトを棚板27の側部に設
けられた雌ねじ部に螺合することにより棚板の固
定と垂直杆22bと上部水平杆28との締結がな
されている。
なお、この発明に係る接合構造の上記いずれの
実施例においては、第1角パイプが水平方向に用
いられ、第2角パイプが高さ方向に用いられてい
るが、これを逆にすることも可能である。また、
この接合構造は家具のフレーム等に限られず、例
えば、建築現場等で足場を角パイプで組立てる際
等にも適用しうる。
発明の効果 この発明は上述の次第で、一対の角パイプの一
方の端部に切欠部が設けられると共に、他方の角
パイプにコ字状のスリツトが設けられ、第1角パ
イプの切欠端部を第2角パイプのスリツト孔に嵌
め込み係止させることにより、両角パイプが接合
されるようになされたものであるから、角パイプ
の接合に際しては、特殊な道具や工具を用いるこ
となく簡単な嵌め込み操作により第1角パイプと
第2角パイプとの接合を行なえるので、素人にも
容易かつ迅速に接合することができ、ノツクダウ
ン方式の家具に好適に適用しうる。
しかも、接合状態においては、第1角パイプの
切欠端部が第2角パイプのスリツトに強制嵌合さ
れ、かつ第2角パイプの開口端が第1角パイプの
一内側面に当接し、第1角パイプの一対の対向側
面間に第2角パイプが挟着された状態となること
により、がたつき等を生じることのない良好な安
定状態を保つて使用に供することができる。
これに加えて、第1角パイプの切欠部の長さと
第2角パイプの端部のスリツトの側部の長さと
が、第1角パイプの端部をスリツトから第2角パ
イプ内に強制的に嵌入した状態において第1角パ
イプの開口端を第2角パイプの側面と面一とする
長さに設定されているから、その接合状態におい
て両角パイプの開口端が他方の角パイプの一側面
で塞がれることとなつて、接合端部の外観体裁を
良好なものとしうる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示すもので、第1図
〜第5図はこの発明に係る接合構造をサイドテー
ブルのフレームに用いた場合の実施例を示し、第
1図は接合前の分解状態の斜視図、第2図は接合
状態の要部の斜視図、第3図はサイドテーブルの
斜視図、第4図は要部の断面図、第5図は第4図
−線断面図、第6図〜第7図はこの発明に係
る接合構造をワゴンテーブルのサイドフレーム等
に用いた場合の実施例を示し、第6図はワゴンテ
ーブルの全体斜視図、第7図は要部の分解状態の
斜視図、第8図はワゴンテーブルの垂直杆と上部
水平杆との接合前の分解状態の斜視図である。 1,21……第1角パイプ、2,22……第2
角パイプ、3,23……切欠部、4,25……貫
通孔、6,24……スリツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一対の角パイプを互いの端部において所定角
    度をもつてL字状等に接合する構造であつて、両
    角パイプは、第2角パイプを第1角パイプに密接
    状態に嵌挿しうる幅に設定され、第1角パイプ
    は、端部に一対の対向側面に沿わせて第2角パイ
    プを嵌挿しうる切欠部を有し、第2角パイプは、
    その開口端を第1角パイプの内側面に当接する態
    様で前記切欠部に嵌挿した状態における第1角パ
    イプの切欠端縁との対応位置に、一側面とこれに
    隣接する両側面に跨り第1角パイプの切欠端部を
    嵌挿しうるコ字状のスリツトを有し、かつ該スリ
    ツトの側部の長さと切欠部の長さとが、前記切欠
    端部をスリツトから第2角パイプ内に強制的に嵌
    入した状態において、第1角パイプの開口端を第
    2角パイプの側面と面一とする長さに設定され、
    切欠端部をスリツトに嵌め込み係止することによ
    り、互いの開口端が他方の角パイプの一側面で塞
    がれた状態で、両パイプが接合されてなることを
    特徴とする家具等に用いられる角パイプの接合構
    造。 2 第1角パイプ及び第2角パイプの互いの重合
    面の対応位置に設けられた貫通孔にボルト、リベ
    ツト等の締結手段が貫通することにより、両角パ
    イプが締結されてなる特許請求の範囲第1項記載
    の家具等に用いられる角パイプの接合構造。
JP14208288A 1988-06-09 1988-06-09 家具等に用いられる角パイプの接合構造 Granted JPH01312210A (ja)

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JP14208288A JPH01312210A (ja) 1988-06-09 1988-06-09 家具等に用いられる角パイプの接合構造

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JPH01312210A JPH01312210A (ja) 1989-12-18
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JP4848307B2 (ja) * 2007-04-18 2011-12-28 エムケー精工株式会社 中空角材の組立固定構造

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JPH01312210A (ja) 1989-12-18

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